JP4526041B2 - 遊技情報収集装置 - Google Patents
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Description
ところが現状では、遊技場に設置されている多くの遊技機は上記バックアップ機能を有していないため、これら遊技機から情報収集する外部装置は、バックアップ機能を有する遊技機を収集対象として設計されていない。
即ち、遊技機が前述した遊技機情報の信号(外部出力信号)を出力しているときに電源遮断が発生すると、この電源遮断により当該外部出力信号の送信が中断された後、電源復帰時にバックアップ機能によって当該外部出力信号の送信が途中から再開される。
このため、当該外部出力信号を受信する側の外部装置では、電源遮断により分断された状態の信号が電源遮断前後に入力されることになり、電源遮断前に送信された信号の先頭部と、電源復帰後に送信された信号の残部(分断信号)について、別個の信号が入力されたと誤判断してしまい、情報収集に誤りが生じる恐れがある。
例えば、1回の大当たりが発生したことを示す外部出力信号が、上述したように分断された場合、外部装置では大当たりが2回発生したと誤ってカウントしてしまう不具合(ダブルカウント)が発生する問題があった。
なお、バックアップ機能のない遊技機の場合には、電源復帰時に全ての状態が初期化されて稼働を再開するため、電源遮断により送信されなかった外部出力信号の残部が電源復帰後に送信されることはなく、上述した問題は生じなかった。
しかし、今後バックアップ機能のある遊技機が普及してゆくと、上述した不具合が多くの遊技場において問題となる。
遊技機から複数の外部出力信号を収集して、収集結果に基づいて遊技機情報を集計する集計手段と、
前記集計手段が収集した前記外部出力信号が、前記遊技機の電源遮断前から出力されていて電源遮断により分断された分断信号であることを判断する分断信号判断手段と、
当該遊技情報収集装置に供給されている電源状態の監視を行う電源状態監視手段と、
を備え、
前記分断信号判断手段は、前記電源状態監視手段に基づいて前記判断を行うように構成され、
前記集計手段は、前記分断信号判断手段が分断信号であると判断した場合に当該分断信号を電源遮断前に出力されていた信号と独立した信号として認めないで一体の信号として集計することを特徴とする。
分断信号であると判断した場合に当該分断信号を独立した信号として認めないで集計するため、電源遮断により分断された外部出力信号を正規の信号として捉えて誤った情報の集計を行うことが防止される。
この結果、電源遮断により外部出力信号が分断された場合でも遊技機からの情報の正確な把握が可能となる。
また、本装置に供給されている電源状態の監視に基づいて分断信号の判断を行う場合には、自身(遊技情報収集装置)も含めた電源遮断なのか、情報収集対象である遊技機のみが電源遮断しているのかが判定可能となり、遊技機のみの電源遮断(メンテナンスのための電源遮断、或いは不正な電源操作や故障による電源遮断)を検知して例えば遊技場の管理者等に報知することが可能となる。
A.全体構成
図1は遊技情報収集装置とパチンコ機よりなるシステム全体の構成例を示す図である。
このうち図1(a)は、パチンコ機1(遊技機)及びこれに対応する情報開示装置としての呼出ランプ2よりなるシステム構成例であり、この場合には、呼出ランプ2が単独で遊技情報収集装置を構成する。即ち、この場合の呼出ランプ2は、遊技機1の故障等が発生したことを遊技場の係員に報知する呼出ランプ本来の機能の他に、対応する遊技機1の例えば大当たり回数やいわゆる特図の変動回数などの情報(例えば遊技者が台を選択する際に有益な情報)を図示省略した表示部に表示する情報開示機能を有する。このために呼出ランプ2は、対応するパチンコ機1から出力される外部出力情報を読み取って情報収集する機能を有し、このような機能を実現するための必要な手段(マイクロコンピュータなど)を備える。
また、パチンコ機1の機種は、パチンコ球を遊技領域に打ち込んで遊技を行うものであれば、いわゆる「第2種」或いは「第3種」に属するものであってもよく、任意の構成をとり得るが、一例として本実施の形態では変動表示ゲームのための表示装置を備えた「第1種」に属するタイプのものを用いている。
また、本実施の形態では、遊技者がプリペイドカードを挿入することで球貸しが可能となるカードユニット202(図3に示す)が、遊技機本体の側部に一体的に配設されるカードリーディング機(いわゆるCR機)と称される種類のパチンコ機を例示しているが、これに限定されないこともいうまでもない。
但し、本実施の形態のパチンコ機1は、遊技領域に設けられた各入賞口毎に入賞検出を行う構成のもので、いわゆるバックアップ機能を備えたものである。
また管理装置3は、例えば入力用キーボードや出力用ディスプレイ及びプリンタ等を含むコンピュータシステムよりなり、各パチンコ機1や各パチンコ機1が設置された島設備の遠隔操作や、各パチンコ機1や島設備の状態出力又は情報分析等が可能な装置(いわゆるホールコンピュータ)である。特に各パチンコ機1から出力される外部出力情報(後述する図3の盤用外部接続端子盤138や枠用外部接続端子盤139から出力される情報)は、収集アダプタ4を経て管理装置3に送られ、この管理装置3において管理者の操作に応じて各種形式でディスプレイに表示したり、プリンタに出力することが可能である。また管理装置3では、入力された各種情報に基づいて営業上の必要なデータを演算処理し、処理したデータを必要に応じてディスプレイに表示したり印刷したりすることも可能である。
次に図2は、遊技情報収集装置の構成を示す機能ブロック図である。遊技情報収集装置10は、集計手段12、記憶手段13、出力手段14、電源監視手段15、及び分断信号判断手段16を有する。
集計手段12は、遊技機の外部出力信号(例えば、大当たり信号)を受信して遊技機の外部出力情報(例えば、大当たり情報)を収集し、それを集計して集計結果(例えば、大当たり回数)を生成する要素であり、具体的にはパチンコ機1との間で通信を行うための信号入力回路、或いはマイコンの処理機能などによって構成される。
記憶手段13は、集計手段12が受信した情報や、集計手段12が生成した集計結果を例えば遊技機毎及び項目別に記憶する要素であり、例えば上記マイコンの内部又は外部に設けられたメモリや、ハードディスクユニット等によって実現される。
出力手段14は、記憶手段13に記憶された情報を出力する要素であり、例えば表示用ディスプレイやプリンタ、或いは情報をさらに他の装置に送信するための信号出力回路などである。
分断信号判断手段16は、集計手段12が受信した信号が、電源遮断によって先頭部に対して分断された分断信号であるか否かを判断する要素であり、例えばマイコンの処理機能によって実現される。この分断信号判断手段16の判断結果は、集計手段12において使用される。また、この分断信号判断手段16の判断処理内容については後述する。
なお、前述の図1(b)に示すシステム構成例の場合、遊技情報収集装置10を構成する上述した各手段は、管理装置3の構成要素として設けられていてもよいし、収集アダプタ4の構成要素として設けられていてもよい。例えば、収集アダプタ4が単なる信号の中継器である場合には、収集アダプタ4は集計手段12の一部を構成する要素にすぎず、残りは全て管理装置3内の要素である。しかし、例えば集計手段12や分断信号判断手段16などに相当する要素が収集アダプタ4内に設けられ、例えば記憶手段13や出力手段14が管理装置3内の要素として設けられていてもよい。また、例えば記憶手段13や出力手段14が、収集アダプタ4と管理装置3の両方に設けられる態様もあり得る。例えば、大当たり回数などを表示する表示器(出力手段14)が収集アダプタ4に設けられ、一方では、各遊技機の大当たり回数などの情報を表示可能なディスプレイ(出力手段14)が管理装置3の構成要素として設けられていてもよい。
次に、パチンコ機1の電源供給系統について、図面を参照して説明する。図3はパチンコ機1の電源供給系統及び制御系統を示す図である。
パチンコ機1には、外部からAC24Vが供給されるようになっており、外部電源であるAC24Vは電源基板102に分配される。
電源基板102は、電源ユニットを構成する基板であり、AC24Vを直流に変換して各種のDC電圧を生成して各制御装置に供給する電源回路102aと、この場合遊技制御装置を構成する主基板105と排出制御装置を構成する払出制御基板104のRAMにバックアップ電源(DC5VBB)を供給するバックアップ回路102bと、電源遮断時(停電時含む)に停電検出信号とリセット信号を出力する停電検出回路102cと、過電流防止用のヒューズ102dと、電源投入操作用の電源スイッチ102eとを備える。
また、バックアップ回路102bは、バックアップすべき電源端子(この場合、主基板105のマイコンチップ105a内のRAMと、払出制御基板104のマイコンチップ104a内のRAMの電源端子)に接続されたバックアップ電源としてのコンデンサ(図示省略)と、このコンデンサに電源回路102aで生成されたDC5Vを不可逆的に供給するダイオード(図示省略)とよりなり、電源遮断時に所定のバックアップ保証期間以上DC5V相当の電源供給を行うもので、この場合このバックアップ電源(DC5VBB)は、遊技制御装置を構成する主基板105のRAMと、排出制御装置を構成する払出制御基板104のRAMに供給されている。
この停電検出回路102c内には、リセット出力部が設けられ、このリセット出力部からは、各制御装置(主基板105,払出制御基板104,発射制御基板103,音声制御基板106,ランプ制御基板107,表示制御基板108)のCPU等(発射制御基板103の場合には、ロジック回路)をリセットすべき時期(例えば、DC32Vが停電検出電圧まで低下した時点から所定時間経過後)に、これら各制御装置のCPU等に対してリセット信号が出力されるようになっている。
なお、リセット信号とは、一般にCPU等を初期状態に戻すための信号であるが、CPU等では、このリセット信号が入力されると、このリセット信号が入力中は実質的に動作を停止する。そして、このリセット信号が解除されると各CPU等は再起動する。
この停電処理は、全出力をオフするとともに、停電フラグをセットしたりRAMへのアクセスを禁止するなどの処理を実行した後、最終的にリセット待ちで待機するものである。
このような構成であれば、停電等の際に各CPUが正常に動作できる電圧時(完全に電源ダウンする前に)に各CPUの機能を停止させて、停電等により各CPUが不安定になって主基板105や払出制御基板104の各RAMに不定な値が書き込まれることなどが信頼性高く防止でき、各RAMに記憶されている内容(例えば未排出の賞球データや後述の遊技状態を再開するための情報等)を確実に保持できるなどの利点が得られる。
またこの場合、主基板105(遊技制御装置)のCPUと、払出制御基板104(排出制御装置)のCPUは、上記停電処理において、全レジスタやスタックポインタ等のデータ(停電等による中断アドレスのデータ含む)を前述したようにバックアップされたRAMの所定エリアにセーブ(登録)する処理を、RAMへのアクセスを禁止する処理の前に実行する。これにより、主基板105と払出制御基板104において、電源遮断時点(この場合正確には、前記停電検出信号が出力された停電検出時点)の遊技状態或いは制御状態の情報などを電源遮断中も記憶保持することができ、電源再投入後には、主基板105と払出制御基板104による制御処理を、前記停電検出信号が出力された停電発生時点の状態からそのまま継続的に再開することが可能となる。
次に、パチンコ機1の制御系統(各制御基板等の構成や機能)について、図3を参照して説明する。
図3において、主基板105は、遊技の総括的制御(遊技進行の制御やそのための各被制御機器の直接的又は間接的な制御含む)を行う遊技制御装置を構成するもので、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用演算処理装置105a(遊技用マイコン:いわゆるアミューズチップ用のICとして製造)を含んで構成され、この遊技用演算処理装置105aは、CPU、ROM、RAM、及び各種信号の入出力を行う入出力インターフェース(図示省略)を備えている。
またこの場合、主基板105には、試射試験信号端子105b(この場合正確には、端子群)が設けられ、ここから試験時に必要な各種信号が容易に取り出せるようになっている。なお、この試射試験信号端子105bは、本発明の外部出力信号を出力するための外部情報出力手段となる場合がある。
特図始動センサ131はいわゆる特図の始動入賞口(図示略)に入賞した入賞球を検出するセンサであり、普図始動ゲートセンサ132a,132bは、普図始動ゲート(図示略)に入賞(通過)した入賞球をそれぞれ検出するセンサであり、継続センサ133は大当たり時に開放される変動入賞装置(図示略)の大入賞口内における継続入賞流路(いわゆる特別入賞口を通過する流路)に流入した入賞球を検出するセンサであり、カウントセンサ134は、前記変動入賞装置の大入賞口内における一般入賞流路(特別入賞口を通過しない流路)に流入した入賞球を検出するセンサである。
また、遊技用演算処理装置105aの入出力インターフェースには、賞球排出および貸球排出のための遊技球が有るかどうかを検出する半端球検出スイッチ141、遊技機前面下部に設けられた下皿(図示省略)の満杯状態(球の過剰貯留)を検出するオーバーフロースイッチ142、遊技機前面のガラスを支持するガラス枠(金枠)が開けられたことを検出するガラス枠開放スイッチ143からの検出信号も入力されている。また、後述する排出ユニットの賞球検出センサ161、162からの検出信号も入力されている。
また、この入出力インターフェースからは、払出制御基板104(排出制御装置)に対して、賞球データ等の信号が賞球パラレル通信によって出力される。
なお、この遊技制御装置(主基板105)の遊技用演算処理装置105aは、電源遮断時に中断した信号(少なくとも盤用外部接続端子盤138から出力する信号含む)の送信処理を、電源再投入時に電源遮断時の状態からそのまま再開する機能(即ち、バックアップ機能)を有している。
この場合の払出制御基板104は、ワンチップマイコンからなる払出用演算処理装置104aを含んで構成され、この払出用演算処理装置104aは、CPU、ROM、RAM、及び入出力用インターフェースとを含む。
また、払出用演算処理装置104aは、その入出力用インターフェースを介してカードユニット接続基板201との間でカードユニット通信を行うことによって、カードユニット接続基板201を介してカードユニット202や操作パネル基板203との間で信号(カードユニット制御信号や操作パネル信号)の授受を行い、貸球排出に必要な制御を行う。なお、操作パネル基板203は、遊技機前面下方の前面操作パネル(図示省略)に設けられた貸球排出のための操作部材や表示部材(図示省略)用の接続回路等が設けられた基板である。
また、払出用演算処理装置104aの入出力用インターフェースには、後述する排出ユニットの貸球検出センサ175、176や賞球検出センサ161、162からの信号が入力されている。
また、払出用演算処理装置104aの入出力用インターフェースからは、後述する排出ユニットの球排出モーター181、ストッパーソレノイド182、および流路切換ソレノイド183に制御信号が出力されるとともに、枠用外部接続端子盤139に枠用外部情報が出力されている。ここで、枠用外部接続端子盤139は、本発明の外部出力信号である枠用外部信号(例えば賞球検出信号など)を出力するための外部情報出力手段に相当する。
排出ユニットは、払出制御基板104によって制御されて、遊技機裏側上部に配置された貯留タンク(図示省略)から誘導された遊技球の排出(賞球としての賞球排出又は貸球としての貸球排出)を実行する球排出機構(この場合、2条タイプのもの)である。この排出ユニット上部には、スプロケット(図示省略)が設けられ、このスプロケットの外周の谷部に遊技球が1個宛はまり込んで、必ずこのスプロケットの回転を伴いながら遊技球が流下して排出されるようになっている。そして、このスプロケットを回転駆動するパルスモータからなる球排出モーター181(図3に示す)と、重力によるスプロケットの不用意な回転(即ち、球の不用意な排出)を防止すべくスプロケットに係止する方向に付勢されたストッパー(図示省略)と、このストッパーの係止を解除するストッパーソレノイド182(図6に示す)とを有している。
この排出ユニットでは、排出制御装置の制御によりストッパーソレノイド182が作動すると(励磁されると)、前記ストッパーの係止状態が解除され、この係止解除状態において、排出制御装置の制御により球排出モータ181が作動して前記スプロケットが排出方向に所定量だけ回転することによって、それに対応した数量の遊技球が下流側に重力により送り出される。そして、こうして送り出された遊技球は、排出制御装置の制御に基づく前記流路切換ソレノイド183の動作によって、賞球流路又は貸球流路の一方から排出され、所定量の賞球排出又は貸球排出が実現される。
また、貸球検出センサ175,176は、前述した各貸球流路を通過する遊技球(即ち、貸球)をそれぞれ検出するセンサであり、賞球検出センサ161,162は、前述の各賞球流路を通過する遊技球(即ち、賞球)をそれぞれ検出するセンサである。
また、ランプ制御基板107は、装飾制御装置を構成するもので、CPU107aを含むマイコンによりなり、遊技制御装置(主基板105)からランプパラレル通信によって送信された装飾データを含む制御信号に基づき、遊技盤1に配置されたサイドランプ32、33や特図始動記憶表示器23及び普図始動記憶表示器25等の電飾部材や表示部の発光を制御するとともに、この電飾部材や表示部に電源を供給している。
なお、この表示制御基板108には、図3に示すように、試射試験信号端子108b(この場合正確には、端子群)が設けられ、ここから試験時に必要な各種信号が容易に取り出せるようになっている。なお、この試射試験信号端子108bは、本発明の外部出力信号を出力するための外部情報出力手段となる場合がある。
また、枠用外部接続端子盤139は、払出制御基板104やタンク球切れスイッチ139aに接続された枠側の外部情報端子が設けられた基板であり、ここから外部の装置に、枠用外部信号(例えば、賞球や貸球の検出信号や、タンク球切れ信号)が出力されている。なお、タンク球切れスイッチ139aは、前述した貯留タンクの遊技球の量が不足している(又はゼロである)ことを検出して、遊技球の補給を島設備側に要求するタンク球切れ信号を出力するセンサである。
次に、パチンコ機1で行われる遊技の概要や遊技の流れについて説明する。図4は、遊技全体の流れを示す図である。
まず、遊技開始当初の時点(或いは遊技開始前の時点)では、図4に示すように客待ち状態となっており、客待ち画面の表示を指令する表示制御情報が遊技制御装置105から送信され、表示装置120の画面には客待ち画面(動画又は静止画)が表示される。
そして、遊技領域中に打込まれた遊技球が、特図の始動口(チャッカー)である始動入賞口に入賞すると(即ち、始動入賞があると)、特図の変動表示を指令する表示制御情報が遊技制御装置105から送信され、表示装置120の表示画面の複数の変動表示領域において多数の特図(数字、文字、記号、模様等よりなるもの)が変動(例えば、スクロール)する表示(いわゆる変動表示)が行われて、変動表示ゲームが行われる。
そして、この変動表示ゲーム結果(停止した特図の組合せ)が特定表示態様(例えば、「7、7、7」などのゾロ目)であれば、大当りと呼ばれる特典が遊技者に付与される。なお制御上は、例えば始動入賞があったことを条件として、大当り乱数の値が抽出記憶されて、この抽出記憶された乱数値と予め設定された判定値とが判定時に比較判定され、この比較判定結果に基づいて、予め大当りとするか否かが決定され、この決定に応じて上記変動表示が開始される。
また、いわゆる変動時間短縮の制御(特図の時短制御)が行われている場合には、特図の変動の開始から終了までの時間が通常よりも短縮され、その分だけ単位時間当たりの変動表示ゲームの頻度が実質的に増加して有利となる。また、いわゆる確率変動の制御によって大当りの確率が高確率に設定されていると、通常よりも大当りとなる確率が増加する。
また、上記特図の変動表示ゲーム中又は大当り中に、始動入賞口にさらに遊技球が入賞したときには、特図始動記憶表示器23が点灯してこの場合4個まで記憶され、変動表示ゲーム又は大当りが終了した後に、その記憶(即ち、始動記憶)に基づいて上記特図の変動表示ゲームが繰り返されたり、客待ち状態に戻ったりする。
即ち、図4に示すように、変動表示ゲームが大当たりで終了すれば大当たり状態に移行し、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、変動表示ゲームがはずれで終了し始動記憶がなければ客待ち状態に戻り、大当たりが終了して始動記憶があれば再度変動表示ゲームが実行され、大当たりが終了して始動記憶がなければ客待ち状態に戻る流れとなっている。
この普図当りになると、始動入賞口の一対の開閉部材が逆ハの字に開いた開放状態に、例えば0.5秒程度保持される遊技が行われる。これにより、始動入賞口に遊技球が入賞し易くなり、その分、特図の変動表示ゲームの実施回数が増えて大当りになる可能性が増す。
また、上記普図の変動表示ゲーム中に、普図始動ゲートにさらに遊技球が入賞したときには、普図始動記憶表示器25が点灯してこの場合4個まで記憶され、普図の変動表示ゲームの終了後に、その記憶に基づいて上記普図の変動表示ゲームが繰り返される。
なお、上述した普図の始動記憶や前述の特図の始動記憶のデータ(例えば、入賞フェッチで取得された大当たり乱数或いは普図当り乱数の抽出値)は、遊技制御装置105において、少なくとも普図又は特図の変動表示ゲームが実行されるまで、相互の順番を維持しつつ記憶しておく必要がある(即ち、次に使用するデータを特定できるように記憶しておく必要がある)。そして、そのための上記データ(通常、1〜2バイトのデータ)のメモリ内への格納方式としては、例えば、消化される順番毎に決められた特定のメモリエリア(例えば、変動表示中のデータを格納する第1エリアと、次の変動表示で使用するデータを格納する第2エリアと、さらに次の変動表示で使用するデータを格納する第3エリアと、といった様に予め決定された第1〜第5のエリア)に、順次シフトして格納する方式がある。この場合、始動入賞(普図始動ゲート等への入賞)があって新たなデータが発生したときには、第2〜第5エリアのうちで空いている最も若い番号のエリアにそのデータを格納し、変動表示を実行する際には、第2エリアから第1エリアへ、或いは第3エリアから第2エリアへ、というようにデータをシフトすれば、常にデータ間の順位を維持して記憶保持できる。ところがこの方式では、変動表示を実行する度に、1〜2バイトのデータを複数いっせいにシフトさせる処理が必要であり、特に始動記憶数が現状の4個よりも増えて上記データが増加した場合には、制御系の負担が増大して無視できなくなる。
そこで、この問題を解決する構成として、いわゆるリングバッファを用いたデータの格納方式を採用するのが望ましい。この方式は、始動記憶数に対応する個数のデータの格納エリア(例えば、始動記憶数が4個であれば、変動表示中のデータも含めて5個のエリア)と、どの格納エリアから次回の読み出しを行うか(読み出しアドレス)を決定するための読み出しポインタ(RP)と、どの格納エリアに次回の書き込みを行うか(書き込みアドレス)を決定するための書き込みポインタ(WP)とを設けておき、データの読み出し(即ち、始動記憶の消化)又はデータの書き込み(即ち、発生した始動記憶の登録)が実行される度に、RP又はWPのデータを格納エリアの一つ分だけ書き換えて、読み出しアドレス又は書き込みアドレスを順次循環的にシフトさせる(例えば、第1エリアから第2エリア、第3エリアから第4エリアへと順次シフトさせ、最後の第5エリアからは再び第1エリアに戻るようにシフトさせる)ものである。このような構成であれば、始動記憶数(格納エリアの数)が増加しても、シフトさせる必要のあるデータはRPとWPの二つだけであるため、ソフト的な変更だけで前述の制御系の負担増の問題が容易に解消される。
次に、前述したパチンコ機1の電源投入時(電源復帰時含む)の動作について説明する。
通常電源投入時(この場合、停電等による電源遮断時から前記バックアップ保証期間を経過した後の電源復帰時や、前記バックアップ保証期間内でもバックアップ電源が故障していた場合の電源復帰時なども含まれる)には、遊技制御装置の遊技用演算処理装置105aのRAMには、前述の停電フラグが正常に記憶保持されていない(前述の停電処理が実行されていないか、或いは実行されても前記バックアップ保証期間を経過等したために停電フラグが正常に記憶保持されていない)。このため、遊技用演算処理装置105aでは、起動後に通常の電源投入であると判定して、RAMの全領域を初期化する等の処理を行った後、通常処理に移行する。このため、電源遮断によって送信動作が中断した外部出力情報の信号があったとしても、その信号の残部(分断信号)が送信されることはない。
次に、前述した遊技情報収集装置10を構成する処理手段(例えば、マイコン)の特徴的な処理内容について、図5乃至図8により説明する。
(a)大当たりカウント許可処理
遊技情報収集装置10は、例えば入力信号の受信割込により図5(a)の処理(大当たりカウント許可処理)を実行する。まずステップS1で、パチンコ機1の盤用外部接続端子盤138からスタート信号が入力されたか否か判定する。そして、ステップS1でスタート信号の入力が読み取られた場合には、ステップS2で大当たりカウント許可設定(大当たりカウント許可フラグをオンとする処理)を実行し、それ以外の場合にはリターンする(この大当たりカウント許可処理を終了する)。
なお、ここでのスタート信号は、パチンコ機1の遊技制御装置105から盤用外部接続端子盤138を経由して出力される図柄変動情報の信号(管理装置3等において特図の変動が開始されたこと又は特図の変動が終了したことを検知したり、特図の変動表示回数を集計するための信号)であり、特図の変動表示開始時又は変動表示終了時に一時的にアクティブとなる信号である。いわゆる図柄確定信号(特図の変動表示終了時に一時的にアクティブとなる信号)は、ここでいうスタート信号の一態様である。またなお、このスタート信号(図柄確定信号含む)は、図7(a)に示すように、大当たり状態を示す信号である大当たり信号と対をなして出力される信号である(即ち、大当たりとなって大当たり信号が出力される際には、必ずこの信号が過去に出力されている関係にある)。また、この信号は、特図の変動表示ゲームが実行される毎に、出力される信号である。
上記大当たりカウント許可処理(ステップS1,S2)によれば、図8(a)のタイミングチャートに示すように、例えばスタート信号の立ち上がりエッジでステップS2が実行されて大当たりカウント許可フラグがオンとなる。
また、遊技情報収集装置10は、例えば入力信号の受信割込により図5(b)の処理(大当たりカウント処理)を実行する。まずステップS11で、パチンコ機1の盤用外部接続端子盤138から大当たり信号が入力されたか否か判定する。そして、大当たり信号の入力が読み取られた場合には、ステップS12に進み、そうでない場合にはリターンする(この大当たりカウント処理を終了する)。
次にステップS12では、大当たりカウント許可フラグがオンになっているか否か判定し、オンになっていればステップS13に進み、そうでない場合には、ステップS11で読み取られた大当たり信号が分断信号であると判定して、ステップS15に進む。
そしてステップS13では、大当たりカウントを更新する(対応するパチンコ機1の大当たり回数のデータを1回分増加させる)。
次いでステップS14では、大当たりカウント許可をクリアする処理(即ち、大当たりカウント許可フラグをオフにする処理)を実行した後、リターンする。
一方、ステップS15では、分断信号設定(分断信号フラグをオンとする処理)を実行して、リターンする。
なお、大当たり信号は、図7(a)に示すように、大当たりとなったパチンコ機1の遊技制御装置105から出力される大当たり情報の信号(管理装置3等においてパチンコ機1の大当たり回数を集計するための信号、或いは管理装置3等においてパチンコ機1が大当たり状態であることを検知するための信号)であり、大当たり状態中にアクティブとなる信号である。
また、ステップS11,S12では、受信された大当たり信号が分断信号であるか否かの判定を実質的に行っており、この結果処理の進行がステップS15に進むのは、受信された大当たり信号が分断信号であると判定された場合に相当する。そこで、ステップS15に処理が進んだ回数(或いは、分断信号フラグがオンとされた回数)を本発明の判断情報としてカウントするようにしてもよい。
このため、大当たり中に発生した電源遮断が大当たり中に終了して前述の正常電源復帰時であるときに、前述のバックアップ機能によって大当たり信号の残部(分断信号)が出力され、電源遮断により非アクティブとなっていた大当たり信号がアクティブに変化しても、図7(b)に示す如く大当たり回数の誤ったカウントアップ(ダブルカウント)は行われない。これは、大当たり中に複数回電源遮断があって、分断信号が複数出力された場合でも同様である。大当たりカウント許可フラグがオフになったままだからである。
なお、大当たり回数のカウントアップによってオフとされた大当たりカウント許可フラグは、図8(a)に示すように、その後にスタート信号が受信されたときに再度オンとされ、その後に大当たりが発生したときには、それによる大当たり信号の例えば立ち上がりエッジで大当たり回数が確実にカウントアップされる。
また、遊技情報収集装置10は、例えば入力信号の受信割込により図6の処理(信号復元処理)を実行する。まずステップS21で、前述のステップS15で設定される分断信号フラグがオンになっているか否か判定し、オンになっている場合にはステップS22に進み、オフの場合にはリターンする。
そしてステップS22では、必要な復元処理を行う。この場合の復元処理とは、仮に分断された大当たり信号が別個の信号であると判定されることによって、誤って別個のデータとして集計される情報があるときに、実際には一体の大当たり信号であるとして、この情報の集計の連続性を維持するための処理である。例えば、一般的なパチンコ機の管理装置では、大当たり中に払い出された賞球数のデータを集計したり、大当たり期間を計時して特賞時間データとして記憶保持しているが、このようなデータの集計(計数や計時)は、大当たり信号がアクティブとなった時点から非アクティブとなるまでの間に行われ、新たに大当たり信号がアクティブとなる際には、カウンタ等がリセットされて別個のデータとしてゼロから集計が開始されるのが通常である。このため、電源遮断により大当たり信号が分断された場合、電源復帰後に送信される分断信号が新たな別個の大当たり信号と判定された場合には、上記大当たり中の賞球数などの集計が誤ってゼロから開始されてしまう。そこで、電源遮断による大当たり信号の分断があったと判定された場合(即ち、分断信号フラグがオンになっている場合)には、上記大当たり中の賞球数などの集計用のカウンタ(或いはタイマ)をリセットしないで、電源遮断による信号の分断以前に対して連続性を維持するようにするのがこの復元処理である。
なお、ステップS22を経ると、ステップS23で分断信号フラグをオフとした後、リターンする。
なお、以上説明した図5乃至図6の処理のうち、ステップS1〜S2、及びS11〜S12等は、分断信号であるか否かを判定するための処理であり、本発明の分断信号判断手段を実現している。また、ステップS13やS21〜S22等は、外部出力情報(この場合、大当たり情報や賞球情報など)を集計したり復元したりするための処理であり、本発明の集計手段を実現している。
次に、分断信号であることを判定するための他の処理例について説明する。
上述した図5乃至図6の処理例は、スタート信号という過去に収集した別個の情報(大当たり信号と必ず対をなして出力されるもの)に基づいて、大当たり信号が分断されたものであるか否かを判定するものであるが、分断信号の判定を行うための情報として、遊技情報収集装置10自身に供給される電源の状態を使用してもよい。遊技場で停電があった場合には、パチンコ機1(遊技機)のみならず遊技情報収集装置10への電源供給も必ず絶たれるのが通常であるため、遊技情報収集装置10自身に供給される電源の状態を監視していれば、電源遮断による分断信号であることが一定の信頼性で判断できるからである。
例えば、遊技情報収集装置10への電源供給が遮断された場合(少なくとも前記バックアップ保証期間内の一時的な電源遮断があった場合)に、この電源遮断の前後で同じ信号が検出されている場合には、電源遮断後に検出されたその信号を分断信号と判定して、電源遮断前のその信号と一体のものとして扱うようにすればよい。
この場合具体的には、大当たり信号を受信している途中で、遊技情報収集装置10への電源供給が遮断された場合には、例えばそのことを示す特定のフラグ(以下、電源遮断フラグという)をオンとしておき、その後、電源遮断フラグがオンしているときに大当たり信号が再びアクティブとなった場合には、この大当たり信号を新たな大当たり信号とは扱わないで、電源遮断前の大当たり信号と一体のものとして扱い、その後上記電源遮断フラグをオフにする処理内容とすればよい。このようにすれば、大当たり信号以外の別個の信号(上記例ではスタート信号)を監視しなくても、分断信号の判定が可能である。但し、遊技機側の電源だけが遮断された場合には、この方法だけでは、分断信号であることの判定が不可能であるので、他の構成(例えば、図5乃至図6に示した処理)と組み合わせることが好ましい。
なお、このような判定方法を実現するための機能のうち、遊技情報収集装置10への電源供給を監視する機能が、前述の図2における電源監視手段15に相当する。
次に、遊技情報収集装置10による情報の出力例について説明する。
遊技情報収集装置10は、収集した各遊技機の外部出力情報や、この外部出力情報から演算したデータを、例えば図9(a)又は(b)に示すように、ディスプレイに表示したり、印刷したりすることが可能である。
図9に示した例は、例えば77番台の各種データ(スタート回数、大当たり回数、確率変動回数、平均大当たり出玉、停電回数、停電時間等)を出力したもので、このうち図9(a)は、大当たり信号の分断を判定し情報を適正化する処理(前述の図5,図6の処理)を行ったもの、図9(b)は、そのような処理を行っていないものである。また、図9(a)における「*」は、前述の図5,図6の処理によって、データが適正化されていることを示す。
そして、情報を適正化する上述の処理を行っていない場合には、図9(b)のような出力結果となり、大当たり回数が8回(実際よりも1回多い)となり、平均大当たり出玉が1960個(実際よりも少ない)となって、電源遮断によって誤ったデータとなっている。
また、図9における「停電回数」は、本発明の電源遮断回数に相当するもので、具体的には例えば遊技情報収集装置10自身への電源が遮断された回数であるが、このデータの代わりに、或いはこのデータに加えて、分断信号であると判定された回数(いいかえると、遊技機の電源が遮断されたと推定される回数であり、前述の判断情報に相当)を出力するようにしてもよい。
また、図9における「停電時間」は、本発明の電源遮断時間に相当するもので、具体的には例えば遊技情報収集装置10自身への電源が遮断された時間(又はその累積値)であるが、このデータの代わりに、或いはこのデータに加えて、信号が分断されていた時間(例えば、信号が分断されてから分断信号と判定された残信号の立ち上がりエッジまでの時間のカウント値)、或いはその累積値を出力するようにしてもよい。
(1)分断信号であると判断した信号のみに基づいて遊技機の外部出力情報の集計を行わないため、電源遮断により分断された外部出力情報の信号を正規の信号として捉えて誤った情報の集計を行うことが防止される。この結果、電源遮断により外部出力情報の信号が分断された場合でも遊技機からの情報の正確な把握が可能となる。
この場合具体的には、分断信号と判断した大当たり信号を大当たりカウントにおいて無効化しているため(図5(b)参照)、大当たり信号が電源遮断により分断された場合でも、大当たり回数を誤って実際より多くカウントしてしまう不具合が回避される(図7(b)参照)。このため、大当たり中に電源遮断があっても、大当たり回数が正確に把握できる。
この場合具体的には、大当たり信号が分断信号であると判断した回数をカウントしておけば、このカウント値が、例えば実際の停電回数などから考えて異常に多い場合には、明らかに多いと思われる分だけ大当たり回数を増加方向に補正することによって、より正確な大当たり情報を得るといったことが可能となる。また、大当たり信号が分断信号であると判断した回数の出力値(前述した判断情報の出力値)から遊技機の大当たり中の電源遮断の回数が推定できるため、例えばこの値が実際の停電回数などから考えて異常に多い場合には、遊技機の不正な電源操作或いは遊技機の電源回路等の故障発生が推定できる。
具体的には、大当たり信号が電源遮断により分断された場合でも、大当たり中の賞球数のカウンタなどを大当たりの途中で誤ってリセットしてしまうといった不具合が回避される(図8(b)参照)。このため、大当たり中に電源遮断があっても、大当たり中の賞球数のデータ(大当たり出玉)、大当たり中のベース(100個発射に対する賞球数)、大当たり継続時間等が正確に把握できる。なお、このことは、大当たり信号の分断が大当たり中に複数回発生しても同様である。
(4)また、過去に収集した外部出力情報の信号(この場合は、スタート信号)に基づいて、分断信号であるか否かの判断を行う構成であるため、電源状態を監視しなくても、遊技機の出力履歴を参酌して適切な判断が可能である。
(6)また本実施の形態では、分断信号を判断する情報として、変動表示ゲームが実行される毎に遊技機から出力される信号(この場合、スタート信号)を採用している。このため、変動表示ゲームが実行される毎に分断信号の判定を行うことが可能であり、変動表示ゲームを行う遊技機に対して必要十分な監視間隔で分断信号の判定を行うことが可能となる。
なお、電源状態の監視に基づく分断信号の判断と、過去に収集された情報による判断とを組み合わせた場合には、特に信頼性の高い分断信号の判定が可能となり、集計した情報の信頼性がより高まる。またこの場合、自身(遊技情報収集装置)も含めた電源遮断なのか、情報収集対象である遊技機のみが電源遮断しているのかが判定可能となり、遊技機のみの電源遮断(メンテナンスのための電源遮断、或いは不正な電源操作や故障による電源遮断)を検知して例えば遊技場の管理者等に報知することが可能となる。例えば、前述の図5に示す処理によってスタート信号に基づく分断信号の判定がなされた(分断信号フラグが設定された)のに、自身の電源状態の監視に基づく分断信号の判定がなされない場合には、遊技機のみが電源遮断している(遊技機の不正な電源操作等が発生している)と検知することができる。
(8)また、信号が分断されていた電源遮断時間又は電源遮断回数の集計が行われるため、このような従来にない遊技機情報(即ち、電源遮断時間又は電源遮断回数)の提供が可能となり、遊技機の状態分析や異常検出などが正確かつ容易に行えるようになる。
例えば、上記実施の形態では、電源遮断による信号の分断を監視する対象の外部出力情報として、第1種のパチンコ機の大当たり情報を例にあげて説明しているが、これに限定されないことはいうまでもない。例えば、他の情報(確率変動状態情報、時短制御情報など)の信号に対して本発明を同様に適用することができる。
また、信号の分断を判定するための他の外部出力信号も、前述したスタート信号に限定されないこともいうまでもない。例えば、確率変動状態であることを示す確率変動信号が監視対象である場合に、この確率変動信号と対をなして出力される大当たり信号に基づいて、この確率変動信号の分断状態を判定することができる。
また、本発明の遊技情報収集装置は、遊技機から情報を取得する装置であれば、管理装置や情報開示装置以外の装置(例えば、試射試験用の試験装置など)であってもよい。
また、本発明に係わる遊技機は、遊技盤の構成、機種はどのようなものでもよい。また、パチンコ機に限られず、他の遊技機(例えば、パチスロ機やアレンジボール機等)にも適用することができる。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
2 呼出ランプ(遊技情報収集装置)
3 収集アダプタ(遊技情報収集装置)
4 管理装置(遊技情報収集装置)
Claims (1)
- 遊技機から出力される外部出力信号を収集し集計する遊技情報収集装置であって、
遊技機から複数の外部出力信号を収集して、収集結果に基づいて遊技機情報を集計する集計手段と、
前記集計手段が収集した前記外部出力信号が、前記遊技機の電源遮断前から出力されていて電源遮断により分断された分断信号であることを判断する分断信号判断手段と、
当該遊技情報収集装置に供給されている電源状態の監視を行う電源状態監視手段と、
を備え、
前記分断信号判断手段は、前記電源状態監視手段に基づいて前記判断を行うように構成され、
前記集計手段は、前記分断信号判断手段が分断信号であると判断した場合に当該分断信号を電源遮断前に出力されていた信号と独立した信号として認めないで一体の信号として集計することを特徴とする遊技情報収集装置。
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