JP4526372B2 - 空気清浄機 - Google Patents
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Description
また、空気清浄機の性能を向上させるために、さらに、ファンやフィルタを大きくすることが考えられるが、この場合も同様に、空気清浄機の設置面積が大きくなってしまうといった問題がある。
また、この発明は、効率的に空気を浄化することのできる空気清浄機を提供することを他の目的とする。
上記ケース(2)には、上段の構成ユニットのための排気口(6)および下段の構成ユニットのための排気口(7)がそれぞれ左右に分散して配置され、
上記ケース(2)の左右両側に、それぞれ、空気の汚れ具合を検知するための汚れ検知センサ(10,11)が配置され、当該汚れ検知センサの検知信号に応答して、上下段の構成ユニット(25,26)が選択的に駆動されることを特徴とする空気清浄機である。
この構成によれば、構成ユニットが上下2段に配置されているので、空気清浄機の奥行きが大きくなるのを防ぐことができ、設置面積を小さく保つことができる。よって、置き場所の自由度が高いポータブル型の空気清浄機となる。また、構成ユニットを2つ備えているので、空気をより多く吸い込んで浄化することができ、空気清浄機の性能を向上できる。また、2つの構成ユニットは単一のケースに収容されているので、部品点数を少なくして、コストを削減することができる。
図1は、この発明の一実施形態にかかる空気清浄機1の構成を示す正面図である。また、図2は、図1に示す空気清浄機1を切断線A−Aで切断した状態を示す図である。
空気清浄機1は、たとえば、室内に設置されて、機外の空気を取り込み、その空気を清浄する処理を施して機外に排出することにより、室内の空気清浄を行うためのものである。空気清浄機1の外形は、左右方向の長さに比べて前後方向の長さが短い薄型のハウジング2により区画されている。ハウジング2の前面には、ハウジング2の前面のほぼ上半分を覆う略矩形の上前面板3と、ハウジング2の前面のほぼ下半分を覆う略矩形の下前面板4とが取付けられている。また、ハウジング2の前面であって上前面板3と下前面板4との間には操作表示部としての操作パネル5が取り付けられている。また、正面側からみてハウジング2の上部の右側の側面には、上排気口6が形成されており、正面側からみてハウジング2の下部の左側の側面には、下排気口7が形成されている。
第一汚れ検知センサ10は、空気中の汚れ成分を検知するためのセンサであり、正面側からみて上前面板3の上部内側の右側に備えられている。
第二汚れ検知センサ11は、空気中の汚れ成分を検知するためのセンサであり、正面側からみて下前面板4の下部内側の左側に備えられている。
下排気口7は、後述するように、下吸気口9から吸い込まれた空気を浄化した後、その空気を排気するためのものであり、下吸気口9から吸い込まれた空気は、図1において破線で示す渦巻状の下ファンケーシング50内を移動して、下排気口7から排気される。
上区画室12は、その前方側が上前面板3により区画されている。また、上区画室12には、上前面板3の所定寸法後方に、細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15が備えられている。
脱臭フィルタ15は、細塵フィルタ14とほぼ同程度の大きさであり、臭気を吸着することができる活性炭や、ガス成分を捕獲することのできるフィルタで構成されている。そして、脱臭フィルタ15は、細塵フィルタ14とハウジング2の厚さ方向に重なるように配置されている。
ファン18は、いわゆるシロッコファンであって、ファン18が回転されると、前方中央側から空気が吸い込まれて、その空気がファン18の径方向に放出されるようになっている。したがって、ファン18が回転されると、図2において矢印Bで示すように、機外の空気が上吸気口8から吸い込まれて細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15を通過し、ファン18の径方向に流れる。また、上ファンケーシング40は上排気口6へと続いており、ファン18の径方向に流れた空気は、図1において矢印Cで示すように、上排気口6から機外に排気される。
下区画室13は、その前方側が下前面板4により区画されている。また、下区画室13には、下前面板4の所定寸法後方に、粗ゴミフィルタ19および花粉専用フィルタ20が備えられている。
また、下区画室13には、下ファンケーシング50の一部を構成する係止体21が備えられており、この係止体21に下モータ22が取り付けられている。また、下モータ22の回転軸22aには、ファン23が取り付けられている。
図3は、空気清浄機1の要部の電気的構成を示すブロック図である。
空気清浄機1には、空気清浄機1の各部を制御する制御部24が備えられている。制御部24は、マイクロコンピュータ、ROMおよびRAM等を備えている。また、制御部24は、操作パネル5、第一汚れ検知センサ10および第二汚れ検知センサ11からの信号が入力されるようにされており、これらの信号に応じて、操作パネル5の表示態様、上モータ17および下モータ22の駆動を制御する。
第一汚れ検知センサ10が空気中の汚れ成分を検知すると、上モータ17が駆動されてファン18が回転される。そして、上吸気口8を介して機外の空気が上区画室12に吸い込まれる。このとき、空気は細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15を通過して浄化される。そして、浄化された空気は、上排気口6から排気される。
このように、上構成ユニット25および下構成ユニット26が上下2段に配置されているので、空気清浄機1の奥行きが大きくなるのを防ぐことができ、設置面積を小さく保つことができる。よって、置き場所の自由度が高いポータブル型の装置となる。また、構成ユニットを2つ備えているので、空気をより多く吸い込んで浄化することができ、空気清浄機1の性能を向上できる。
また、上吸気口8および上排気口6が上方に配置され、下吸気口9および下排気口7が下方に配置されているので、空気を上下に分散して吸い込むことができる。そして、浄化後の空気を上下に分散して排気することができる。
また、正面側からみて右側にある第一汚れ検知センサ10が汚れ成分を検知した場合には、ハウジング2上部の右側側面にある上排気口6から浄化後の空気が排気され、正面側からみて左側にある第二汚れ検知センサ11が汚れ成分を検知した場合には、ハウジング2下部の左側側面にある下排気口7から浄化された空気が排気されるため、汚れている側に浄化後の空気が排気されることになるので、効率的に空気を浄化することができる。
たとえば、第一汚れ検知センサ10による汚れ検知レベルが、第二汚れ検知センサ11による汚れ検知レベルよりも大きいときは、上モータ17の回転数の方を下モータ22の回転数よりも大きくして、上構成ユニット25による空気浄化を下構成ユニット26による空気浄化よりも強くしてもよい。
たとえば、第一汚れ検知センサ10が汚れを検知したことに応じて、上モータ17および下モータ22を駆動し、その際に、上モータ17の回転数に比べて下モータ22の回転数を少なくするものであってもよい。また、第二汚れ検知センサ11が汚れを検知したことに応じて、上モータ17および下モータ22を駆動し、その際に、下モータ22の回転数に比べて上モータ17の回転数を少なくするものであってもよい。
図4は、上下の構成ユニット25、26を有する空気清浄機27の他の形態を示す正面図である。なお、上述の構成と同様のものについては、同一の参照符号を付することにより説明を省略する
ガスセンサ28は、空気中のガス成分を検知するためのセンサである。
塵埃センサ29は、空気中を浮遊する塵埃を検知するためのセンサである。
また、塵埃センサ29が空気中の塵埃を検知すると、下モータ22が駆動されてファン23が回転され、下吸気口9を介して機外の空気が下区画室13に吸い込まれる。このとき、空気は粗ゴミフィルタ19および花粉専用フィルタ20を通過して浄化される。そして、浄化された空気は、下排気口7から排気される。
また、ガスセンサ28または塵埃センサ29の検知に応じて、上モータ17および下モータ22の両方を駆動し、上下のモータでその回転数の割合が制御されるものであってもよい。
図5は、上下の構成ユニット25、26を有する空気清浄機30のさらに他の形態を示す正面図である。なお、上述の構成と同様のものについては、同一の参照符号を付することにより説明を省略する。
そして、塵埃センサ31により小さな粒子の塵埃が検知されたときは、上モータ17が駆動されてファン18が回転され、上吸気口8を介して機外の空気が上区画室12に吸い込まれる。このとき、空気は細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15を通過して浄化される。そして、浄化された空気は、上排気口6から排気される。
このように、塵埃センサ31により検知された粒子サイズが大きいときは、下排気口7から空気が排気され、かつ、検知された粒子サイズが小さいときは、上排気口6から空気が排気されるので、効率的に空気が浄化される。すなわち、粒子サイズの大きい塵埃は、床に積もっていたものが舞い上がることが多く、粒子サイズの小さい塵埃は空気中を浮遊することが多いため、検知された粒子サイズが大きいときに、大きな粒子の塵埃が多く存在する下側の空気を下吸気口9より吸い込み、浄化後の空気が下側から排気すれば、塵埃がより多く存在する領域に空気を排気することになる。また、検知された粒子サイズが小さいときに、小さな粒子の塵埃が多く存在する上側の空気を上吸気口8により吸い込み、浄化後の空気が上側から排気すれば、塵埃がより多く存在する領域に空気を排気することになる。つまり、浄化すべき領域に浄化後の空気が排気されるので、効率的に空気が浄化される。
また、塵埃センサ31が大きな粒子の塵埃を検知したか、または、小さな粒子の塵埃を検知したかに応じて、上モータ17および下モータ22の両方を駆動し、上下のモータでその回転数の割合が制御されるものであってもよい。
この実施形態では、第一汚れ検知センサ10および第二汚れ検知センサ11に換えて、上前面板3の上部の左側に人体等の移動を検知する移動物検知センサ33が備えられている。
そして、移動物検知センサ33が物の移動頻度が少ないことを検知したときには、上モータ17が駆動されてファン18が回転され、上吸気口8を介して機外の空気が上区画室12に吸い込まれる。このとき、空気は細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15を通過して浄化される。そして、浄化された空気は、上排気口6から排気される。
また、移動物検知センサ33が物の移動頻度が最も多いことを検知したときには、上モータ17および下モータ22が駆動されて、上吸気口8および下吸気口9から空気が吸い込まれ、浄化後の空気が上排気口6および下排気口7から排気される。
図7は、上下の構成ユニット25、26を有する空気清浄機34のさらに他の形態を示す正面図である。なお、上述の構成と同様のものについては、同一の参照符号を付することにより説明を省略する。
温度・湿度センサ35は、空気中の温度および相対湿度を検知するためのセンサである。
そして、温度・湿度センサ35が空気中の相対湿度が低いことを検知したときには、上モータ17が駆動されてファン18が回転され、上吸気口8を介して機外の空気が上区画室12に吸い込まれる。このとき、空気は細塵フィルタ14および脱臭フィルタ15を通過して浄化される。そして、浄化された空気は、上排気口6から排気される。
このように、相対湿度に応じて上モータ17および下モータ22が選択的に駆動されるので、効率的に空気を浄化することができる。すなわち、相対湿度が低いときには、空気が乾燥しているため浮遊している塵埃が多い。よって、上モータ17を駆動することで、塵埃が多く存在する領域の空気を吸い込み、その領域に浄化後の空気を排気することができる。また、相対湿度が高いときには、浮遊している塵埃が少なく、床から舞い上がる塵埃が多いため、下モータ22を駆動することで、塵埃が多く存在する領域の空気を吸い込み、その領域に浄化後の空気を排気することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
また、上吸気口8と下吸気口9とが連続する構成であってもよい。
また、空気清浄機1内で使用されるフィルタは、上下で別々に構成されるものに限らず、上下で共通の構成であってもよい。
2 ハウジング
6 上排気口
7 下排気口
8 上吸気口
9 下吸気口
10 第一汚れ検知センサ
11 第二汚れ検知センサ
14 細塵フィルタ
15 脱臭フィルタ
17 上モータ
18 ファン
19 粗ゴミフィルタ
20 花粉専用フィルタ
22 下モータ
23 ファン
25 上構成ユニット
26 下構成ユニット
27 空気清浄機
28 ガスセンサ
29 塵埃センサ
30 空気清浄機
31 塵埃センサ
32 空気清浄機
33 移動物検知センサ
34 空気清浄機
35 温度・湿度センサ
Claims (2)
- モータによりファンを回転させて空気を吸い込み、吸い込んだ空気をフィルタを通すことにより浄化して、排気口から排気する空気清浄機において、
上記モータ、ファンおよびフィルタを含む構成ユニットが2つ備えられ、それらが単一のケース内に上下2段に配置されており、
上記ケースには、上段の構成ユニットのための排気口および下段の構成ユニットのための排気口がそれぞれ左右に分散して配置され、
上記ケースの左右両側に、それぞれ、空気の汚れ具合を検知するための汚れ検知センサが配置され、当該汚れ検知センサの検知信号に応答して、上下段の構成ユニットが選択的に駆動されることを特徴とする空気清浄機。 - 汚れの検知信号を出力する汚れ検知センサが配置された側の排気口から浄化された空気が排気されるように、上下段の構成ユニットが選択的に駆動されることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機
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