JP4528566B2 - ポリオレフィン系ストレッチフィルム - Google Patents
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Description
にハンドラップ包装に適した伸びと粘着性を有する点でハンドラップ包装用として優れている。しかしながら、ラップ包装時に必要な程度の粘着力が得られる程度に前記の粘着付与剤を添加すると、粘着付与剤が時間の経過とともにフィルムの表面に移行し、ハンドラップ包装で該フィルムを繰り出すときの抵抗力が大きくなり作業性が低下すると共に、フィルムの透明性が低下して、商品の意匠性が低下するという問題があった。
量部、更に好ましくは1.5〜4質量部である。防曇剤としては例えばPL規格(食品添加剤リスト)に準ずる界面活性剤として、グリセリン脂肪酸(C8〜22)エステル、ソルビタン脂肪酸(C8〜22)エステル、プロピレングリコール脂肪酸(C8〜22)エステル、ショ糖脂肪酸(C8〜22)エステル、クエン酸モノ(ジまたはトリ)ステアリン酸エステル、ペンタエリストール脂肪酸(C8〜22)エステル、ポリグリセリン脂肪酸(C8〜22)エステル、ポリオキシエチレン(20)グリセリン脂肪酸(C8〜22)エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸(C8〜22)エステル、ポリプロピレングリコール脂肪酸(C8〜22)エステル、ポリオキシエチレン(9.5)ドデシルエーテル、ポリオキシエチレン(4〜14.30〜50)アルキル(C4、9、12)フェニルエーテル、N、N−ビス(2)−ヒドロキシエチル脂肪酸(C12〜18)とジエタノールアミンによる縮合生成物、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロック共重合体、ポリエチレングリコール(分子量200〜9500)、ポリプロピレングリコールなどの1種以上を添加することができる。
(評価方法)
1)密度
JIS K6760に準拠して測定した。
2)メルトフローレート(MFR)
JIS K6760に準拠して測定した。190℃、荷重2.16kgの値である。
3)透明性(Haze%)
ASTM−D1003に準拠して測定した。
4)ハンドラップ性
幅300mmのフィルムをハンドラッパー(ARC(株)POLYWRAPPER40)に通紙した後、フィルム端部を両手で掴みフィルムを繰り出す。繰り出したフィルムで作業台上の食品を載せたトレー全体を覆い、フィルムを熱線でカットする。覆ったフィルムを横方向に伸ばし、トレー底部でフィルム同士を重ね合わせる。表3に示す判断基準に基づいて、伸び、破れ、粘着性及び包装仕上がり時のしわについて評価した。
4)繰り出し抵抗力
外径85mmの紙管に巻かれた、幅300mm・長さ500mのフィルムを繰り出す時の抵抗力を引っ張り試験機にて速度500mm/分で測定し、表1及び表2に測定値を示した。また、表3に示す判断基準に基づいて評価した結果も合わせて示した。
5)経時変化
フィルムを30℃の環境下で1ヶ月間保管し、繰り出し抵抗力と透明性を表3に示す判断基準に基づいて評価した。
直鎖状低密度ポリエチレン(A)として密度が913kg/m3で、α−オレフィンの炭素数が6からなるエチレン・α−オレフィン共重合体(MFR=2.0(190℃、2.16kg))50質量%、直鎖状低密度ポリエチレン(B)として密度が900kg/m3であり、α−オレフィンの炭素数が4からなるエチレン・α−オレフィン共重合体(MFR=2.0(190℃、2.16kg))25質量%及び密度が924kg/m3の高圧法ポリエチレン(C)(MFR=2.0(190℃、2.16kg))25質量%に水添石油樹脂(軟化点125℃)(D)を2質量部と酢酸ビニル含有量が15モル%であるエチレン−酢酸ビニル共重合体(E)3質量部と防曇剤としてジグリセリンモノオレートを2質量部添加した組成物をTダイ法による成形にて厚み12μmのストレッチフィルムを作製した。
実施例1と同じ原料樹脂を使用し、その比率を表1のように変更してストレッチフィルムを作製した。
(実施例6)
実施例1のエチレン−酢酸ビニル共重合体の酢酸ビニル含有量を10モル%に変更した以外は実施例1と同様にフィルムを作製した。
実施例1〜6のフィルムの評価結果を表1に纏めて示した。いずれのフィルムも透明性、ハンドラップ性で問題なく、繰り出し抵抗力の経時変化も、許容出来る範囲のものであった。
実施例1と同じ原料樹脂を使用し、その比率を表2のように変更してストレッチフィルムを作製した。
(比較例6)
実施例6と同じ樹脂を使用し、その比率を表2のように変更してストレッチフィルムを作製した。
比較例1〜6のフィルムの評価結果を表2に纏めて示した。比較例1〜3及び6は、経時後の繰り出し抵抗力が大きく、繰り出しができないかもしくは繰り出しずらいものであった。比較例4及び5は、ハンドラップ性そのものが劣るものであった。
Claims (6)
- 密度が910kg/m3を超える直鎖状低密度ポリエチレン(A)、密度が910kg/m3以下の直鎖状低密度ポリエチレン(B)及び高圧法ポリエチレン(C)を含有してなり、(A)、(B)及び(C)の合計100に対して、(A)90〜20質量%、(B)5〜40質量%及び(C)5〜40質量%に対して(D)成分として0.5〜10質量部の石油樹脂、テルペン、テルペン誘導体、ロジン、ロジン誘導体の内、少なくとも1種と、(E)成分として1〜15質量部のエチレン−酢酸ビニル共重合体を添加したストレッチフィルム。
- (A)成分が、炭素数6〜8のα−オレフィンとエチレンの共重合体である請求項1に記載のストレッチフィルム。
- (B)成分が、炭素数3〜12のα−オレフィンとエチレンの共重合体である請求項1又は請求項2に記載のストレッチフィルム。
- (D)成分が部分的または完全に水素添加された樹脂である請求項1〜3のいずれか1項に記載のストレッチフィルム。
- (E)成分中の酢酸ビニルが、5〜20モル%である請求項1〜4のいずれか1項に記載のストレッチフィルム。
- Tダイ法で製造した請求項1〜5のいずれか1項に記載したストレッチフィルム。
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