JP4529396B2 - 印刷装置、テストパターン、及び印刷方法 - Google Patents
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Description
このような印刷装置によれば、第1ドット列群に対する第2ドット列群の前記補正方向の相対位置の相違を、これらドット列群のドット列同士のズレ量として認識可能となり、これによって、前記「最も揃った補正用パターン」を容易に特定することができる。
このような印刷装置によれば、大きな所定差分で粗調整用のテストパターンを作成して大まかに補正量を決定する。そして、その補正量に基づきつつ、小さな所定差分で微調整用のテストパターンを作成して補正量を更に精細に絞り込む。従って、短時間で高精度の補正量を求めることができる。
このような印刷装置によれば、複数の補正用パターンは、補正方向に沿って配置されている。従って、補正方向に沿って一瞥するだけで、前記最も揃った補正用パターンを容易に特定することができる。また、第1ドット列群と第2ドット列群とは、互いに前記補正方向と直交する方向に隣接して配置されているので、両ドット列群の揃い具合を容易に認識可能となる。
このような印刷装置によれば、前記複数の補正用パターンを、前記補正量の順に配置するので、補正方向に沿って一瞥するだけで、前記「最も揃った補正用パターン」を容易に特定することができる。
このような印刷装置によれば、前記補正方向と直交する方向に関して重ねられた前記一部を見れば、前記「最も揃った補正用パターン」を容易に特定することができる。
このような印刷装置によれば、濃度測定器によって、前記一部の濃度を補正用パターン毎に測定し、この測定結果に基づいて補正用パターンを選択する。従って、前記複数の補正用パターンの中から、前記「最も揃った補正用パターン」を正確に特定することができる。
このような印刷装置によれば、テストパターンは、Y=2×P1/S−1で特定される数だけの補正用パターンを備えている。従って、前記「最も揃った補正用パターン」の補正量が、前記テストパターンに係る補正量の中央値となっている場合には、「最も揃った補正用パターン」は、前述の一つのみが形成されることになる。従って、真の補正量を示している補正用パターンを容易に選択可能となる。なお、この「最も揃った補正用パターン」が一つだけ形成される理由は、前述したように、この「最も揃った補正用パターン」は、前記所定ピッチP1を所定差分Sで除算した数毎に顕れるからである。
このような印刷装置によれば、前記所定ピッチが大きいテストパターンほどドット列を太く形成する。従って、前記所定ピッチが大きい場合にテストパターンが薄くなって見え難くなることが、有効に防止される。
このような印刷装置によれば、双方向印刷における往路と復路とで形成されるドット列のズレ量を補正可能である。従って、当該双方向印刷によって印刷される画像の画質を向上することができる。
このような印刷装置によれば、既述のほぼ全ての効果を奏するため、本発明の目的が最も有効に達成される。
まず、印刷装置としてのプリンタの概要について、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、インクジェットプリンタ22(以下、プリンタとも呼ぶ)を備えた印刷システムの概略構成図である。図2は、制御回路40を中心とした印刷装置の一例としてのプリンタ22の構成を示すブロック図である。
なお、印刷用紙Pをプリンタ22へ供給するための給紙動作、印刷用紙Pをカラーインクジェットプリンタ22から排出させるための排紙動作も上記紙送りローラ23を用いて行われる。
次に、図3を参照しつつ反射型光学センサの構成例について説明する。図3は、反射型光学センサ29の一例を説明するための模式図である。
また、上記においては、受光した反射光の強さを得るために、反射光を電気信号に変換した後に電気信号の大きさを測定することとしたが、これに限定されるものではなく、受光した反射光の強さに応じた受光センサの出力値を測定することができればよい。
次に、吐出ヘッドの構成について、図4、図5、及び図6を参照しつつ説明する。図4は、吐出ヘッド60の内部の概略構成を示す説明図である。図5は、ピエゾ素子PEとノズルNzとの構造を詳細に示した説明図である。図6は、吐出ヘッド60におけるノズルNzの配列を示す説明図である。
また、前述した反射型光学センサ29は、吐出ヘッド60と共に、キャリッジ31に取り付けられており、本実施の形態においては、図に示すように、反射型光学センサ29の副走査方向の位置は、前述したノズル#1の副走査方向の位置と一致している。
また、前述した主走査送り機構によるキャリッジ31の移動方向、すなわち、主走査方向は、ノズル列の方向に直交している。
次に、吐出ヘッド60の駆動について、図7を参照しつつ説明する。図7は、ヘッド駆動回路52(図2)内に設けられた駆動信号発生部の構成を示すブロック図である。
図7において、駆動信号発生部は、複数のマスク回路204と、原駆動信号発生部206と、駆動信号補正部230とを備えている。
上述したプリンタ22は、主走査の往路における主走査方向のドット形成位置と、復路における主走査方向のドット形成位置とのズレを補正する目的で、ノズルからインクを吐出して印刷用紙にテストパターンTPを印刷する。なお、この場合には、前記請求項に係る「補正方向」は、主走査方向となる。
このようなテストパターンTPを用いて前記補正量を決定する手順を、図9に示すフローチャート、および図10に示す参考例のテストパターンの概念図を参照しつつ説明する。
但し、図10に示した参考例のテストパターンTPには、次のような不都合がある。
図示のように、粗調整用テストパターンTPrと、微調整用テストパターンTPdとは、共に同仕様の補正用パターンCPを用いている。すなわち、粗調整用テストパターンTPrおよび微調整用テストパターンTPdの両者共に、前記補正用パターンCPのドット列Rの形成ピッチたる前記所定ピッチP1として、同じ値の1/180inchを用いている。
そこで、このようなことを防ぐべく、本発明に係るテストパターンTPにあっては、前記補正量の所定差分が小さい微調整用のテストパターンTPrの前記所定ピッチP1よりも、前記補正の所定差分が大きい粗調整用のテストパターンTPdの前記所定ピッチP1を大きくしている。そして、こうすることによって前記周期を示す除算値が大きくなる結果、前記「最も揃った補正用パターンCP」の数を減らすことが可能となる。
図11に示すように、微調整用テストパターンTPdについては、前述の参考例のテストパターンTPdと同じであるが、粗調整用テストパターンTPrについては、その補正用パターンCPのドット列Rの形成ピッチたる前記所定ピッチP1を、1/90inchにしており、つまり前述の参考例の所定ピッチP1の半分にしている。そして、このようにすることによって、図10に示す参考例の粗調整用テストパターンTPrにて補正用パターンCP(#4)および補正用パターンCP(#−4)で顕れていた「最も揃った補正用パターンCP」が、図11に示すように無くなっており、「最も揃った補正用パターンCP」は、真の補正量を示す補正用パターンCP(#0)の一つになっている。従って、反射型光学センサ29によって、新の補正量を示す「最も揃った補正用パターンCP」を容易に特定することができる。
Y=P1/S×2−1 ・・・ (1)
そして、この数Yだけ補正用パターンCPを備えれば、前記「最も揃った補正用パターンCP」の補正値が、前記数Yだけある補正量の中央値になっている場合には、当該中央値の補正用パターンCP以外に「最も揃った補正用パターンCP」が形成されることはない。従って、真の補正量を示す補正用パターンCPを容易に特定可能となる。
この理由は、前記所定ピッチP1が大きくなると、ドット列R同士の間にある空白部分が広く前記ドット列Rが薄くなって、前記重なり部分Lapの濃度を反射型光学センサ29が検出し難くなるためである。
以上、一実施形態に基づき本発明に係る印刷装置等を説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
次に、本発明に係る実施形態の一例である印刷システムの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
24 キャリッジモータ 26 プラテン
29 反射型光学センサ 29a 発光部
29b 受光部 31 キャリッジ
32 操作パネル 34 摺動軸
36 駆動ベルト 38 プーリ
39 位置検出センサ 40 制御回路
41 CPU 43 PROM
44 RAM 45 キャラクタジェネレータ(CG)
50 I/F専用回路 52 ヘッド駆動回路
53 反射型光学センサ制御回路 54 モータ駆動回路
56 コネクタ 60 吐出ヘッド
60a〜60g 各色別吐出ヘッド 67 導入管
68 インク通路 71 カートリッジ
71a ブラック色(K)インク用のカートリッジ
71b ライトブラック色(LK)インク用のカートリッジ
71c シアン色(C)インク用のカートリッジ
71d ライトシアン色(LC)インク用のカートリッジ
71e マゼンタ色(M)インク用のカートリッジ
71f ライトマゼンダ色(LM)インク用のカートリッジ
71g イエロー色(Y)インク用のカートリッジ
90 コンピュータ 204 マスク回路
206 原駆動信号発生部 230 駆動信号補正部
1000 印刷システム 1102 コンピュータ
1104 表示装置 1106 プリンタ
1108 入力装置 1108A キーボード
1108B マウス 1110 読取装置
1110A フレキシブルディスクドライブ装置
1110B CD−ROMドライブ装置
1202 内部メモリ
1204 ハードディスクドライブユニット
Ip インク滴
Nz ノズル
P 印刷用紙
PE ピエゾ素子
PS 印刷信号
Claims (11)
- 副走査方向に沿ったノズル列からインクを吐出する吐出ヘッドと、
前記副走査方向へ印刷用紙を搬送するための機構と、
前記印刷用紙からの反射光を受光するセンサと、
を備え、
主走査方向に往復移動する前記ノズル列からインクを吐出する吐出動作と、前記印刷用紙を搬送する搬送動作とを交互に繰り返して印刷し、
前記往復移動のうちの往路におけるドットの形成位置と、前記往復移動のうちの復路におけるドットの形成位置との前記主走査方向のズレを補正するためのテストパターンであって、補正量を所定差分ずつ異ならせて形成した複数の補正用パターンのうち、いずれかの補正用パターンの選択に基づいて、前記印刷用紙に対するドットの形成位置の補正量を決定するためのテストパターンを印刷する印刷装置であって、
前記複数の補正用パターンのうちの各補正用パターンは、前記往路において前記主走査方向に所定ピッチで形成された複数のドット列を有する第1ドット列群と、前記復路において前記主走査方向に前記所定ピッチで形成された複数のドット列を有する第2ドット列群とを備え、前記第1ドット列群に対する前記第2ドット列群の前記主走査方向の相対位置は、前記補正量に応じて変化し、
前記テストパターンは、前記所定ピッチが第1のピッチであり、前記所定差分が第1の差分である粗調整用のテストパターンと、前記所定ピッチが第1のピッチよりも小さな第2のピッチであり、前記所定差分が第1の差分よりも小さな第2の差分である微調整用のテストパターンとを含み、
前記粗調整用のテストパターンは、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが前記吐出ヘッドを用いて印刷され、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンのうちの各補正用パターンの濃度が前記センサを用いて測定され、
前記微調整用のテストパターンは、前記粗調整用のテストパターンの測定結果に基づいて決定された前記補正量に基づいて、前記微調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが前記吐出ヘッドを用いて印刷され、
前記第1のピッチは、前記第1の差分の整数倍であって、前記所定差分が前記第1の差分である前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンのうち、前記補正量を決定するための最も揃った補正用パターンが1個だけ顕れるピッチであり、
前記第2のピッチは、
前記第2の差分の整数倍であって、前記所定差分が前記第2の差分である前記微調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンのうち、前記補正量を決定するための最も揃った補正用パターンが1個だけ顕れるピッチであり、
前記所定差分が前記第1の差分である前記粗調整用のテストパターンにおける前記所定ピッチを前記第2のピッチにすると、複数の補正用パターンのうち、前記補正量を決定するための最も揃った補正用パターンが複数個であって全部ではない数だけ顕れるピッチである
印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置において、
前記ドット列は、前記副走査方向に沿って形成された複数のドットを有することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の印刷装置において、
前記複数の補正用パターンを、前記主走査方向に沿って配置し、
前記各補正用パターンにおける第1ドット列群および第2ドット列群を、互いに前記副走査方向に隣接して配置することを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷装置において、
前記複数の補正用パターンのうち、濃度が最も薄い補正用パターンが選択されることを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の印刷装置において、
前記テストパターンは、前記所定ピッチをP1、前記所定差分をS、前記複数の補正用パターンの数をYとすると、
P1はSの整数倍であり、
Y=2×P1/S−1であることを特徴とする印刷装置。 - 前記粗調整用のテストパターンにおける前記複数の補正用パターンの数と、前記微調整用のテストパターンにおける前記複数の補正用パターンの数とが等しい、請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記第2のピッチは、前記第1の差分よりも大きい、請求項1乃至6のいずれかに記載の印刷装置。
- 前記第2の差分は、1/1440inchである、請求項1乃至7のいずれかに記載の印刷装置。
- 請求項1乃至8のいずれかに記載の印刷装置において、
前記粗調整用のテストパターンにおける前記各補正用パターンのドット列は、前記微調整用のテストパターンにおける前記各補正用パターンのドット列よりも、前記主走査方向において太いことを特徴とする印刷装置。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載の印刷装置により印刷されたテストパターンであって、
前記粗調整用のテストパターンと、
前記微調整用のテストパターンと、
を含み、
前記粗調整用のテストパターンは、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが前記吐出ヘッドを用いて印刷され、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンのうちの各補正用パターンの濃度が前記センサを用いて測定され、
前記微調整用のテストパターンは、前記粗調整用のテストパターンの測定結果に基づいて決定された前記補正量に基づいて、前記微調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが前記吐出ヘッドを用いて印刷される、テストパターン。 - 請求項1乃至9のいずれかに記載の印刷装置を用いる印刷方法であって、
前記吐出ヘッドがインクを吐出して、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが印刷され、
前記センサが前記印刷用紙からの前記反射光を受光して、前記粗調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンのうちの各補正用パターンの濃度が測定され、
前記粗調整用のテストパターンの測定結果に基づいて決定された補正量に基づいて、前記吐出ヘッドがインクを吐出して、前記微調整用のテストパターンにおける複数の補正用パターンが印刷される、印刷方法。
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