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JP4530700B2 - 段ボール板製包装箱 - Google Patents
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本発明は、段ボール板製の包装箱に関するものである。
従来の段ボール板からなる包装箱にあっては、特許文献1に開示されているような折り畳み式段ボール箱が知られている。
この特許文献1に開示されている折り畳み式段ボール箱の底板は、一端側において折り目を介して三角形の糊付け部が設けられた長手側の2枚の底片部と、幅側の2枚の底片部とからなり、前記長手側の2枚の底片部の内、一方の底片部の糊付け部を幅側の2枚の底片部の内、一方の底片部の一端側裏面に糊付けし、また前記長手側の他方の底片部の糊付け部を幅側の他方の底片部の一端側裏面に糊付けし、前記幅側の一方の底片部の他端側を長手側の他方の底片部の他端側裏面に重なるとともに前記幅側の他方の底片部の他端側を長手側の一方の底片部の他端側裏面に重なるように組み立てられる。
実公平5−18260号公報
上記特許文献1に開示されている折り畳み式段ボール箱にあっては、底板を組み立てるために長手側の一方の底片部の糊付け部を幅側の一方の底片部の一端側裏面に糊付けし、また前記長手側の他方の底片部の糊付け部を幅側の他方の底片部の一端側裏面に糊付けしなければならず、つまり底板を組み立てる前に糊付け作業が必要となり、折り畳み式段ボール箱を作る工程での作業性に問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、底板を組み立てるために従来必要であった底板形成用フラップの糊付け作業を不要とし、組み立てが簡単な段ボール板製の包装箱を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の段ボール板製包装箱は、2組の対向側板と、この2組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップと、同じく2組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップとから構成されてなり、前記底板形成用フラップは一側部では斜めの切除部が形成され、また他側部では対向側板との連設部における隅部から斜めの罫線が形成され、この罫線の外側部分を罫線に沿って折り曲げ自在とし、1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを閉じるように折り曲げ、次に他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを閉じるように折り曲げてこの底板形成用フラップを1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップに重ねた状態とし、かかる状態で他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを包装箱の内部に押し込むことによりその力で底板形成用フラップも押し込まれ、他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの他側部の罫線の外側部分は1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの切除部が形成された一側部に当たりながら折れ曲って1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの一側部内側に入って係合し、他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの一側部は1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの他側部外面に当接した状態となって4枚の底板形成用フラップが互いに噛み合わさった底板が形成されるように構成したことを特徴とする。
以上のように、本発明の段ボール板製包装箱は、底板の組み立てのために接着剤などによる固定接合部が不要となり、他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを包装箱の内部に押し込むという極めて簡単な作業で底板の組み立てが行なえるものである。また、罫線の外側部分の段を潰してあることにより、底板の組み立ての際、罫線の外側部分が折れ曲り易くなり、作業性をより向上させることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図1〜図5を用いて具体的に説明する。
図において、本発明の一実施の形態の段ボール板製包装箱は、1組の長辺側の対向側板1,1と、1組の短辺側の対向側板2,2と、これら2組の対向側板1,1および2,2の下端に連設された底板形成用フラップ3,3および4,4と、同じく2組の対向側板1,1および2,2の上端に連設された上蓋形成用フラップ5,5および6,6とから構成され、長辺側の一方の側板1の端部に連設した糊代片7を短辺側の一方の側板2の端部の内側に接合させて2組の対向側板1,1および2,2により角筒状としている。
前記底板形成用フラップ3,3および4,4は一側部では斜めの切除部3a,3aおよび4a,4aが形成され、また他側部では対向側板1,1および2,2との連設部における隅部から斜めの罫線3b,3bおよび4b,4bが形成され、この罫線3b,3bおよび4b,4bの外側部分3c,3cおよび4c,4c、つまり角部分を罫線3b,3bおよび4b,4bに沿って折り曲げ自在としている。そして、底板形成用フラップ3,3および4,4を組み立てることにより底板を形成するときは、前記長辺側の一方の側板1の端部に連設した糊代片7を短辺側の一方の側板2の端部の内側に接合させて角筒状とした包装箱を上下逆にした状態で長辺側の対向側板1,1の下端に連設された底板形成用フラップ3,3を閉じるように折り曲げ、次に短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用フラップ4,4を閉じるように折り曲げてこの底板形成用フラップ4,4を底板形成用フラップ3,3に重ねた状態とし、かかる状態で底板形成用フラップ4,4を包装箱の内部に押し込むことによりその力で底板形成用フラップ3,3も押し込まれ、底板形成用フラップ4,4の他側部の罫線4b,4bの外側部分4c,4cは底板形成用フラップ3,3の切除部3a,3aが形成された一側部に当たりながら折れ曲って底板形成用フラップ3,3の一側部内側に入って係合し、底板形成用フラップ4,4の一側部は底板形成用フラップ3,3の他側部外面に当接した状態となる。この状態では4枚の底板形成用フラップ3,3および4,4は包装箱の内方に折れ曲った状態にあるため、包装箱の上下を元に戻し、上から底板形成用フラップ3,3および4,4を押してフラットな状態とすることにより4枚の底板形成用フラップ3,3および4,4が互いに噛み合わさった底板が形成される。
また、前記上蓋形成用フラップ5,5および6,6は2組の対向側板1,1および2,2との連設部から先端までの寸法が比較的短く、閉じた状態において包装箱の中央で開口部が存在する上蓋が形成されるようになっており、前述のようにして底板が組み立てられた包装箱の内部に野菜などの被収納物が収納された後、長辺側の上蓋形成用フラップ5,5を閉じるように折り曲げ、次に短辺側の上蓋形成用フラップ6,6を閉じるように折り曲げて、この上蓋形成用フラップ6,6の角部を上蓋形成用フラップ5,5に形成された切り込み孔5a,5aに差し込むことにより中央で開口部が存在する上蓋が形成される。
8は短辺側の対向側板2,2の中央部に形成された取手孔で、通気孔の役目もする。
以上のように本実施の形態の包装箱は、底板および上蓋ともに接着剤などによる固定接合部が不要となり、極めて簡単に組み立てが行なえるものである。そして、本実施の形態の包装箱は上蓋の中央で開口部が存在することにより、通気性を必要とする野菜などの包装箱として好適に使用できるものである。
なお、上記した底板の組み立て作業は長辺側の対向側板1,1の下端に連設された底板形成用フラップ3,3を閉じるように先に折り曲げ、次に短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用フラップ4,4を閉じるように折り曲げてこの底板形成用フラップ4,4を底板形成用フラップ3,3に重ねた状態とし、かかる状態で底板形成用フラップ4,4を包装箱の内部に押し込んでいるが、短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用フラップ4,4を閉じるように先に折り曲げ、続いて長辺側の対向側板1,1の下端に連設された底板形成用フラップ3,3を閉じるように折り曲げて底板形成用フラップ3,3を包装箱の内部に押し込むようにしても底板の組み立てが行なえるものである。さらに、この底板の組み立ての際、前記罫線3b,3bおよび4b,4bの外側部分3c,3cおよび4c,4cが折れ曲り易くするために、罫線3b,3bおよび4b,4bの外側部分3c,3cおよび4c,4cの段(波板)を潰しておくと作業性を向上させることができる。
本発明の一実施の形態における包装箱の展開図である。 (A)〜(C)は同包装箱の底板の組み立て順序を示す斜視図である。 同包装箱の底板の組み立て完成状態を示す斜視図である。 同底板が組み立てられた包装箱の上蓋が開かれた状態を示す斜視図である。 同包装箱の上蓋の組み立て完成状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 長辺側の側板
2 短辺側の側板
3,4 底板形成用フラップ
3a,4a 切除部
3b,4b 罫線
3c,4c 外側部分
5,6 上蓋形成用フラップ
5a 切り込み孔
7 糊代片

Claims (1)

  1. 2組の対向側板と、この2組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップと、同じく2組の対向側板の上端に連設された上蓋形成用フラップとから構成されてなり、前記底板形成用フラップは一側部では斜めの切除部が形成され、また他側部では対向側板との連設部における隅部から斜めの罫線が形成され、この罫線の外側部分を罫線に沿って折り曲げ自在とし、1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを閉じるように折り曲げ、次に他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを閉じるように折り曲げてこの底板形成用フラップを1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップに重ねた状態とし、かかる状態で他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップを包装箱の内部に押し込むことによりその力で1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップも押し込まれ、他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの他側部の罫線の外側部分は1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの切除部が形成された一側部に当たりながら折れ曲って1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの一側部内側に入って係合し、他の組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの一側部は1組の対向側板の下端に連設された底板形成用フラップの他側部外面に当接した状態となって4枚の底板形成用フラップが互いに噛み合わさった底板が形成されるように構成したことを特徴とする段ボール板製包装箱。
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