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JP4530795B2 - 告知情報番組制作装置、方法、プログラム、及び告知情報番組放送システム - Google Patents
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JP4530795B2 - 告知情報番組制作装置、方法、プログラム、及び告知情報番組放送システム - Google Patents

告知情報番組制作装置、方法、プログラム、及び告知情報番組放送システム Download PDF

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Description

本発明は、告知情報によって構成される告知情報番組を制作する技術に関する。
従来から、テレビ放送やラジオ放送においては、1つの番組の途中や終了時に告知情報が放送されている。例えば、テレビ放送においては、通常のテレビ番組の映像に、告知情報を示す文字が重ねられた映像が放送される(いわゆる、文字スーパー)。告知情報としては、催し物開催・セール情報や、キャンペーン情報や、問い合わせ先・応募先・申し込み先などの電話番号・URL・所在地や、料理のレシピや、プロ野球の試合結果や、ドラマの結末や、ニュースのヘッドラインなどが挙げられる。
しかしながら、上記の告知情報は、テレビ放送やラジオ放送においては通常は一定時間しか放送されないため、視聴者は、メモを取り損なったり、聞き損なったりする場合があった。したがって、視聴者は、告知情報を有効に利用できない場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、告知情報によって構成される告知情報番組を制作する告知情報番組制作装置を提供することにある。
本発明の1つの観点では、告知情報番組制作装置は、複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集手段と、収集した告知情報に含まれる文字列を、テレビ番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成手段と、前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作手段と、を備える。
上記の告知情報番組制作装置は、テレビ放送などによって放送された告知情報を自動的に収集し、収集した告知情報によって構成される告知情報番組を自動的に制作する。告知情報は、テレビ放送などに一定時間放送される情報である。例えば、告知情報としては、催し物開催・セール情報や、キャンペーン情報や、問い合わせ先・応募先・申し込み先などの電話番号・URL・所在地や、料理のレシピや、プロ野球の試合結果や、ドラマの結末や、ニュースのヘッドラインなどが挙げられる。告知情報番組は、このような告知情報を放送する番組であり、通常のテレビ放送において放送される番組とは独立した番組である。このような告知情報番組を視聴者に配信することにより、視聴者がテレビ放送中に告知情報を見逃したり、メモを取り損なったり、聞き損なったりしても、視聴者は告知情報番組を視聴することによって確実に告知情報を取得することができる。これにより、視聴者は、告知情報を有効に利用することが可能となる。また、告知情報番組制作装置は、告知情報の収集と告知情報番組の制作とを自動的に行うので、告知情報番組に要する制作コストを低減することができる。
上記の告知情報番組制作装置の一態様では、前記テレビ放送用の情報は画像データを含み、前記収集手段は、前記画像データの色度成分に基づいて第1マスク画像を作成する第1マスク画像生成手段と、前記画像データの動き成分に基づいて第2マスク画像を作成する第2マスク画像生成手段と、前記第1マスク画像及び前記第2マスク画像 を用いて、前記画像データをマスキングするマスキング処理手段と、前記マスキング後の画像データを2値化する2値化処理手段と、前記2値化後の画像データ内において、前記告知情報が収容されるブロックの境界及びサイズを推定する推定手段と、前記推定されたブロック内のデータに対してパターンマッチングし、前記ブロック内のデータを文字列にするパターンマッチング手段と、前記文字列を識別して、前記番組ごとに当該文字列を集積する文字列識別手段と、を備えている。この態様では、収集手段は、例えば、告知情報がデジタル画像データ内において字幕として重ねられているか、又は取りきり文字画面で挿入されている場合に、上記の処理を行う。これにより、告知情報番組制作装置は、画像データから告知情報を示す文字列を精度よく収集することができる。
上記の告知情報番組制作装置の他の一態様では、前記テレビ放送用の情報はデジタルテレビ放送用の情報であり、前記収集手段は、前記デジタルテレビ放送用の情報中のクローズドキャプションとして伝送される字幕信号から前記告知情報を収集する。また、更に他の一態様では、前記テレビ放送用の情報はデジタルデータ放送用の情報を含み、前記収集手段は、前記デジタルデータ放送用の情報に含まれるBML文書から前記告知情報を収集する。
本発明の他の観点では、告知情報番組制作装置によって実行される告知情報番組制作方法は、複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集工程と、収集した告知情報に含まれる文字列を、番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成工程と、前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作工程と、を備える。
本発明のさらに他の観点では、コンピュータを備える告知情報番組制作装置により実行される告知情報番組制作プログラムは、複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集手段、収集した告知情報に含まれる文字列を、テレビ番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成手段、前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作手段、として前記コンピュータを機能させる。
本発明のさらに他の観点では、放送システムは、複数の番組に対応するテレビ放送用の情報に基づいて、予め決められた時間スケジュールに従って、各テレビ番組を放送するテレビ番組放送装置と、上記の告知情報番組制作装置と、前記告知情報番組制作装置が制作した告知情報番組を放送する告知情報番組放送装置と、を備える。
上記の放送システムの一態様では、前記告知情報番組放送装置は、前記テレビ番組放送装置により1つのテレビ番組の放送が終了するたびに、当該テレビ番組に対応する告知情報ページを追加した告知情報番組を放送する。
上記の放送システムの他の一態様では、前記告知情報番組は、先頭位置に表紙ページを含み、前記告知情報番組放送装置は、最初のテレビ番組の放送が終了するまでの間は、前記表紙ページのみを含む告知情報番組を放送する。
上記の放送システムの他の一態様では、前記告知情報番組放送装置は、前記テレビ放送装置により既に放送が終了したテレビ番組に対応する告知情報ページを含む告知情報番組を放送する。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
[告知情報番組放送システム]
まず、本実施形態に係る告知情報番組放送システムについて、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る告知情報番組放送システムの概略構成を示す図である。
告知情報番組放送システムは、主に、放送局1と、携帯電話向けサーバ2と、視聴者3とから構成される。
放送局1は、映像情報や音声情報を視聴者3に配信し、テレビ放送やラジオ放送を行う。本実施形態に係る告知情報番組放送システムにおいては、放送局1は、告知情報によって構成される告知情報番組を配信する。告知情報としては、例えば、催し物開催・セール情報や、キャンペーン情報や、問い合わせ先・応募先・申し込み先などの電話番号・URL・所在地や、料理のレシピや、プロ野球の試合結果や、ドラマの結末や、ニュースのヘッドラインなどが挙げられる。このような告知情報は、テレビ番組やラジオ番組では、一定時間のみ放送されるものである。告知情報番組は、上記の告知情報を放送する番組であり、通常のテレビ放送やラジオ放送において放送される番組とは独立しており、文字から構成される画像などによって放送される。
詳しくは、放送局1は、映像情報内や音声情報内に含まれる告知情報を自動的に収集し、収集した告知情報から構成される告知情報番組を自動的に制作する。また、放送局1は、告知情報が放送されたテレビ又はラジオの番組ごとに、告知情報が異なるページに表示されるように告知情報番組を制作する。また、告知情報番組は、複数存在するページを視聴者3が手動で進めたり、戻したりできるように、即ち視聴者3がページを手動進行できるように制作される。
放送局1は、放送波S1として視聴者3に告知情報番組を送信すると共に、所定の有線又は無線の送信波S2として携帯電話向けサーバ2に告知情報番組を送信する。これらの場合、放送局1は、告知情報番組を構成する全てのページを一括で送信する。言い換えると、放送局1は、告知情報番組を構成するページを別々に送信しない。なお、上記の告知情報番組の制作などに係る処理は、放送局1内の告知情報番組制作装置が行う。告知情報番組制作装置が行う処理については、詳細は後述する。
携帯電話向けサーバ2は、放送局1より送信波S2として告知情報番組を受信する。そして、携帯電話向けサーバ2は、受信した告知情報番組を通信波S3として視聴者3に送信する。詳しくは、携帯電話向けサーバ2は、視聴者3が所有する携帯電話6に通信波S3を送信する。
視聴者3は、テレビ用のリモコン5と、携帯電話6と、デジタルテレビ7a、又は文字放送受信可能なアナログテレビ7b、若しくは文字放送受信不可能なアナログテレビ7cの少なくともいずれかのテレビと、を有している。なお、図1においては、説明の便宜上、リモコン5を1つしか示していないが、視聴者3が所有するテレビの数だけ、そのテレビに対応するリモコン5が存在するものとする。
視聴者3がデジタルテレビ7aを有している場合には、視聴者3は、図示しないアンテナより放送波S1を受信することによって、デジタルデータ放送の告知情報番組を取得する。この場合、告知情報番組は、地上デジタル放送番組であり、BML(Broadcast Markup Language)の形態で取得され、デジタルテレビ7aに表示される。
視聴者3がアナログテレビ7bを有している場合には、視聴者3は、図示しないアンテナより放送波S1を受信することによって、アナログデータの告知情報番組を取得する。この場合、告知情報番組は、いわゆる文字放送番組として取得され、アナログテレビ7bに表示される。
このように視聴者3がデジタルテレビ7a又はアナログテレビ7bを有している場合には、図1中の矢印S5a、S5bで示すように、視聴者3は、リモコン5によって通常のテレビ放送と告知情報番組を切り替えることができる。また、携帯電話6がテレビの切り替え機能を有するものである場合は、矢印S6a、S6bで示すように、携帯電話6によって通常のテレビ放送と告知情報番組とを切り替えることができる。更に、視聴者3は、リモコン5又は携帯電話6によって、告知情報番組のページを進めたり、戻したりすることもできる。
一方、視聴者3がアナログテレビ7cのみを有している場合には、視聴者3は、携帯電話6により通信波S3を受信することによって告知情報番組を取得し、取得した告知情報番組を携帯電話6のモニタ6aで見ることができる。即ちこの場合は、アナログテレビ7cは文字放送の受信が不可能であるため、視聴者3は、携帯電話6のモニタ6aで告知情報番組を見ることになる。また、視聴者3は、矢印S5c、S6cで示すように、リモコン5又は携帯電話6を用いて通常のテレビ番組のチャンネルの切り替えることができると共に、携帯電話6を用いて告知情報番組のページを進めたり、戻したりすることができる。
なお、矢印S6a、S6bを破線で示しているのは、視聴者3がデジタルテレビ7a又はアナログテレビ7bを有している場合には、視聴者3は、これらのテレビで告知情報番組を見ることができるが、補助的に携帯電話6のモニタ6aで告知情報番組を見ることもできることを意味している。
以上のように、告知情報番組を視聴者3に配信することにより、視聴者3がテレビ放送中又はラジオ放送中に告知情報を見逃したり、メモを取り損なったり、聞き損なったりしても、視聴者3はその後に告知情報番組を見ることによって確実に告知情報を取得することができる。これにより、視聴者3は、告知情報を有効に利用することが可能となる。
[告知情報番組の具体例]
次に、告知情報番組の具体例について図2を用いて説明する。図2は、テレビ番組内で放送された告知情報から制作された告知情報番組の例を示している。
図2(a)は、これから放送されるテレビ番組の案内情報から構成される番組、いわゆる電子番組ガイド(EPG(Electric Program Guide))の例を示す画像である。この番組は、告知情報番組とは別の番組である。上記の案内情報としては、これから放送されるテレビ番組に対応する、番組名と放送時間とが含まれている。また、案内情報は、番組が放送される順に並べられており、放送が終了した番組から順に消されていく。
図2(b)〜(d)は、本実施形態に係る告知情報番組の例を示す画像である。図2(b)は、告知情報番組の表紙を示す画像である。この表紙は、視聴者が通常のテレビ番組から告知情報番組へ切り替えた際に最初に表示される。これにより、視聴者は、選択している番組が告知情報番組であることを即座に認識できる。
図2(c)及び(d)は、告知情報番組を構成する告知情報の具体的な例を示す画像である。告知情報は、その告知情報が放送された元のテレビ番組ごとに、異なるページに表示される。よって、告知情報番組のページを進めると、異なるテレビ番組内で放送された告知情報が次々と表示される。図2(c)は、ニュース番組Dにおいて放送された告知情報を示す画像である。この場合、ニュース番組D内で告知情報として放送された、ニュースヘッドラインが表示される。また、図2(d)は、料理番組Eにおいて放送された告知情報を示す画像である。この場合、料理番組E内で告知情報として放送された、お勧め料理店の名称・電話番号・所在地が表示される。
[告知情報番組の放送順序]
次に、告知情報番組の放送順序について図3を用いて説明する。図3は、通常のテレビ番組と、上記した電子番組ガイド(以下、単に「EPG」と呼ぶ)と、告知情報番組とが放送される順序を示したタイムチャートを示している。
時刻14:00から時刻15:00までに放送される番組10としては、テレビ番組10aと、EPG10bと、告知情報番組10cとが放送される。即ち、テレビ放送としてテレビ番組10aが放送され、デジタルデータ放送あるいはアナログ文字放送としてEPG10bと告知情報番組10cとが放送される。具体的には、テレビ番組10aとしては、トーク番組Aが放送される。EPG10bとしては、これから放送されるテレビ番組における、番組名及びその番組の放送時間が並べられた画像が放送される。また、EPG10bは、これから放送される順に番組名及び放送時間が並べられている。具体的には、EPG10bとしては、現在放送しているトーク番組A、トーク番組Aの後に放送される放送される情報番組B、情報番組Bの後に放送されるドラマC、ドラマCの後に放送されるニュース番組D、ニュース番組Dの後に放送される料理番組E、の順で番組名及び放送時間が並べられた画像が表示される。一方、告知情報番組10cとしては、ここでは、時刻14:00以前にはテレビ番組が放送されていないことを仮定しているので、告知情報は存在しないため、表紙のページのみが放送される。
時刻15:00から時刻17:00までに放送される番組11としては、テレビ番組11aと、EPG11bと、告知情報番組11cとが放送される。テレビ番組11aとしては、情報番組Bが放送される。EPG11bとしては、前述したEPG10bから放送が終了したトーク番組Aの番組名及び放送時間を除いた各番組の番組名及び放送時間が並べられた画像が放送される。
一方、告知情報番組11cとしては、トーク番組A内で放送された告知情報を追加した画像が放送される。告知情報は、1つのテレビ番組の放送が終了した時点で、そのテレビ番組内で放送された告知情報が告知情報番組内で放送される。したがって、トーク番組A内で放送された告知情報は、トーク番組Aの放送が終了した時点で、告知情報番組11c内で放送される。この場合、トーク番組A内で放送された告知情報は、表紙のページの次のページに表示される。
時刻17:00から時刻18:00までに放送される番組12としては、テレビ番組12aと、EPG12bと、告知情報番組12cとが放送される。テレビ番組12aとしては、ドラマCが放送される。EPG12bとしては、前述したEPG11bから放送が終了した情報番組Bの番組名及び放送時間を除いた各番組の番組名及び放送時間が並べられた画像が放送される。
一方、告知情報番組12cとしては、情報番組B内で放送された告知情報を追加した画像が放送される。情報番組B内で放送された告知情報は、情報番組Bの放送が終了した時点で、告知情報番組12c内で放送される。この場合、情報番組B内で放送された告知情報は、表紙のページの次のページに表示される。即ち、情報番組B内で放送された告知情報は、トーク番組Aの前のページに挿入される。
時刻18:00から時刻19:00までに放送される番組13としては、テレビ番組13aと、EPG13bと、告知情報番組13cとが放送される。テレビ番組13aとしては、ニュース番組Dが放送される。EPG13bとしては、前述したEPG12bから放送が終了したドラマCの番組名及び放送時間を除いた各番組の番組名及び放送時間が並べられた画像が放送される。
一方、告知情報番組13cとしては、ドラマC内で告知情報が放送されなかったため、新たな告知情報は追加されない。即ち、告知情報番組13cは、告知情報番組12cと同一の画像が放送される。
時刻19:00から時刻20:00までに放送される番組14としては、テレビ番組14aと、EPG14bと、告知情報番組14cとが放送される。テレビ番組14aとしては、料理番組Eが放送される。EPG14bとしては、前述したEPG13bから放送が終了したニュース番組Dの番組名及び放送時間を除いた各番組の番組名及び放送時間が並べられた画像が放送される。
一方、告知情報番組14cとしては、ニュース番組D内で放送された告知情報を追加した画像が放送される。ニュース番組D内で放送された告知情報は、ニュース番組Dの放送が終了した時点で、告知情報番組14c内で放送される。この場合、ニュース番組D内で放送された告知情報は、表紙のページの次のページに表示される。なお、トーク番組Aの告知情報と情報番組Bの告知情報とが表示されるページの位置関係は変わらない。つまり、トーク番組Aの告知情報は、情報番組Bの告知情報の後ろのページに位置する。
ここで、告知情報の放送順序の基本概念について、図4を用いて説明する。ここでは、所定の期間内に番組J1→J2→J3→J4の順にテレビ番組が放送され、それぞれの番組内で告知情報が放送されたものとする。図4(a)は、番組J3までの放送が終了したときに放送される告知情報番組の内容を示している。告知情報は、表紙の次のページに番組J3内で放送された告知情報のページが位置し、この次のページに番組J2内で放送された告知情報のページが位置し、更にこの次のページに番組J1内で放送された告知情報のページが位置する。即ち、告知情報は、放送された時間が新しいものから古いものへと順に並べられおり、新しいものから古いものへと順に表示される。
図4(b)は、番組J4までの放送が終了したときに放送される告知情報番組の内容を示している。この場合、番組J4内で放送された告知情報のページは、図4(a)中の矢印18で示す位置に挿入されている。つまり、表紙のページの次のページに、番組J4内で放送された告知情報のページが挿入される。この場合、番組J1、J2、J3の順番は変わらない、即ち、表示される順番は変わらない。よって、告知情報は、新しいものから古いものへと順に表示される。以上により、視聴者は、最新に放送された番組内の告知情報を即座に見ることができる。例えば、視聴者がテレビ番組を見ている際に告知情報の内容をメモしきれなかった場合に、テレビ番組から告知情報番組に切り替えると、最初にそのテレビ番組に係る告知情報が表示されるため、視聴者は即座に告知情報を取得することができる。
なお、告知情報番組に追加されてから所定時間又は所定日数が経過している告知情報は、自動的に消去してもよい。新しい告知情報が次々と追加されていくため、古い告知情報を残しておくと、告知情報番組のデータ量が大きくなってしまうからである。
また、上記の例では、1つの番組から収集された告知情報が1ページに表示されるものを示したが、1つの番組から収集された告知情報が複数のページに亘ってもよい。この場合は、1つの番組から収集された告知情報が、連続する複数のページに表示される。
[告知情報番組制作方法]
以下で、本実施形態に係る告知情報番組制作装置内で行われる、告知情報番組の制作方法について図5〜図7を用いて説明する。ここでは、一例として、テレビ番組内で放送された告知情報に対する告知情報番組の制作方法について説明する。
(告知情報番組制作装置の構成)
図5は、本実施形態に係る告知情報番組制作装置50の概略構成を示すブロック図である。告知情報番組制作装置50は、テレビ番組内で放送された画像データから告知情報を示す文字を自動的に収集し、収集した告知情報によって構成される告知情報番組を制作する。更に、告知情報番組制作装置50は、制作した告知情報番組を視聴者や携帯電話向けサーバなどに放送する。このように、告知情報番組制作装置50は、本発明による告知情報自動制作装置の収集手段、制作手段、および放送手段として機能する。
なお、ここでは、告知情報番組制作装置50がデジタル画像データに対して処理を行うものについて説明する。この場合、告知情報は、デジタル画像データ内において字幕として重ねられているか、又は取りきり文字画面で挿入されている。更に、告知情報番組制作装置50は、コンピュータ(PC)などによって構成され、CPUやROMやRAMなどを備えている。即ち、コンピュータが予め用意された告知情報制作プログラムなどを実行することにより、図5に示す各手段が実現される。
告知情報番組制作装置50は、主に、画像データ取得部21と、デジタル・プログレッシブ変換部22と、第1マスクパターン生成部23と、第2マスクパターン生成部24と、マスキング処理部25と、レベル変動部分抑圧処理部26と、2値化処理部27と、静止画キャプチャ部28と、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29と、パターンマッチング部30と、文字列識別部31と、フレームメモリ35とを備える。なお、図5に示す告知情報番組制作装置50は、主に、取得した画像データから告知情報を示す文字を収集する処理を行う処理部について示している。
画像データ取得部21は、外部から、テレビ番組内で放送された画像データd1を取得する。そして、画像データ取得部21は、画像データd1をデジタル・プログレッシブ変換部22に供給する。
デジタル・プログレッシブ変換部22は、取得した画像データd1をデジタル・プログレッシブ信号、即ち、ノン・インターレース信号に変換する。このような信号変換を行うのは、後述するパターンマッチング部30によって行われるパターンマッチングの精度を上げるためである。デジタル・プログレッシブ変換部22は、デジタル・プログレッシブ信号に変換された画像データd2、d3、d4を、それぞれ第1マスクパターン生成部23、第2マスクパターン生成部24、及びマスキング処理部25に供給する。
第1マスクパターン生成部23は、取得した画像データd2の色度(色差)成分Cr及びCbを検出し、第1マスクパターンm1を生成する。いま、画像データd2〜d4は輝度成分Yと、色度成分Cr及びCbを有し、輝度成分Yは8ビット(0〜255の画素値を有する)、色度成分Cr及びCbはそれぞれ7ビット(0〜127の画素値を有する)とする。即ち、画像データd2においては、例えばある画素の色度成分Cr及びCbがともに値「0」であるときにはその画素は色度成分を有さず(即ち、色彩が無い)、Cr又はCbの少なくとも一方が値「0」でない場合にはその画素は色度成分を有する(即ち、色彩がある)であるとする。
第1マスクパターン生成部23は、画像データd2において、色度成分Cr及びCbの少なくとも一方が「0」でない画素のY(輝度成分)、Cr、Cbをローレベルの所定値に置き換えると共に、色度成分Cr及びCbの両方が「0」である画素のY、Cr、Cbの全てをハイレベルの所定値に置き換える。このような処理を1枚の画像データd2の全ての画素に対して行うことにより、第1マスクパターンm1が生成される。具体的には、第1マスクパターンm1は、画像データd2内において色彩がない部分の画素値がハイレベルの値となり、色彩がある部分の画素値がローレベルの値となっているマスクパターンである。なお、一般的に、告知情報を示す文字は通常は白色のみで構成されている(即ち、色彩がない)。また、第1マスクパターンm1を用いてある画像データをマスク処理するときには、当該画像データをローレベルの値の部分でマスキングものとする。即ち、第1マスクパターンm1によりマスキング処理された画像データは、彩色がある部分が除去され、彩色が無い部分(つまり、白色の文字部分)のみが残ることになる。第1マスクパターン生成部23は、生成した第1マスクパターンm1をマスキング処理部25に供給する。
第2マスクパターン生成部24は、フレームメモリ35に記憶された画像データd5(例えば、画像データd2の1フレーム前/後の画像データ)と、デジタル・プログレッシブ変換部22から取得した画像データd3とに基づいて、動き成分を検出して第2マスクパターンm2を生成する。具体的には、第2マスクパターン生成部24は、画像データd3と画像データd5において同じ位置にある画素の画素値を比較し、Y、Cb、Crのいずれかの画素値が変化したならば、その画素のY、Cb、Crの全てをローレベルの所定値に置き換える。一方、Y、Cb、Crの画素値が変化していなければ、第2マスクパターン生成部24は、その画素のY、Cb、Cr全てをハイレベルの所定値に置き換える。このような処理を1枚の画像データd3の全ての画素に対して行うことにより、第2マスクパターンm2が生成される。具体的には、第2マスクパターンm2は、画像データd3内において静止している部分の画素値がハイレベルの値となり、動きがあった部分の画素値がローレベルの値となっている。また、告知情報を示す文字は通常は静止している。第2マスクパターンm2を用いてある画像データをマスク処理するときには、当該画像データをローレベルの値の部分でマスキングする。即ち、第2マスクパターンによりマスキング処理された画像データは、動きのある部分が除去され、動きが無い部分(つまり、文字部分)のみが残ることになる。第2マスクパターン生成部24は、生成した第2マスクパターンm2をマスキング処理部25に供給する。なお、第2マスクパターン生成部24は、現在取得した画像データd3を画像データd31としてフレームメモリ35に供給する。
マスキング処理部25は、取得した画像データd4を、第1マスクパターンm1と第2マスクパターンm2を用いてマスキングする。具体的には、マスキング処理部25は、色度成分に基づいて生成された第1マスクパターンm1と、動き成分に基づいて生成された第2マスクパターンm2とを用いて、画像データd4をマスキングして画像データd6を生成する。このマスキングは、ローレベルの値となっている部分を用いて行われる。言い換えると、ローレベルの値となっている部分が除去される。第1マスクパターンm1では色彩がある部分がローレベルの値となっており、第2マスクパターンm2では動きがあった部分がローレベルの値となっているため、マスキング処理部25は、画像データd4において色彩がある部分及び動きがあった部分を除去することができる。告知情報を示す文字は色彩もなく静止しているため、マスキング処理後の画像データd6は、告知情報を示す文字のみが抽出された画像となる。マスキング処理部25は、画像データd6をレベル変動部分抑圧処理部26に供給する。
レベル変動部分抑圧処理部26は、フレーム間において画素値の積分を行うことによって、画像データd6において画素値のレベルが変動した部分を抑圧する処理を行う。即ち、レベル変動部分抑圧処理部26は、画像データd6中の静止した部分を精度よく抽出する処理を行う。これにより、画像データd6中の告知情報を示す文字を、確実に抽出することが可能となる。レベル変動部分抑圧処理部26は、処理後の画像データd7を2値化処理部27に供給する。
2値化処理部27は、取得した画像データd7を適切なレベル値でスライスし、画像データd7を2値化する。告知情報を示す文字は通常は白色であるため輝度成分Yが大きい値を有しているので、このように2値化することにより、告知情報を示す文字が更に強調される。2値化処理部27は、2値化処理した画像データd8を静止画キャプチャ部28に供給する。
静止画キャプチャ部28は、供給された画像データd8が所定時間以上継続して表示された静止画であったならば、その画像をキャプチャ(蓄積)する。具体的には、静止画キャプチャ部28は、フレームメモリ35から供給される画像データd9を参照して、2値化処理部27から供給された画像データd8が、例えば3秒以上継続して放送されたものであるか否かを判定する。そして、静止画キャプチャ部28は、当該画像データd8が3秒以上継続して放送されたものであった場合、当該画像データd8をキャプチャする。告知情報は通常は3秒以上継続して放送されるので、静止画キャプチャ部28がこのような処理を行うことによって、告知情報を含まない画像データd8を後の処理対象から除去することができる。特に、静止画キャプチャ部28は、一瞬光って画面全体が白くなった画像などを、効果的に除去することができる。静止画キャプチャ部28は、キャプチャした画像を画像データd10としてブロック境界・ブロックサイズ推定部29に供給する。
ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、取得した画像データd10内に複数存在するブロックの境界及びサイズを推定する処理を行う。上記のブロックは仮想的なものであり、1つのブロック内には、告知情報を示す1つの文字が収められており、複数のブロック内に収められた文字が告知情報を示す文字列となる。詳しくは、1つのブロックは、告知情報を示す1つの文字の周囲を囲む長方形を示している。したがって、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、文字を囲む複数のブロックを決定して、このようなブロックの境界とサイズを推定することによって、画像データd10内から大まかに文字を抽出する。なお、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29による処理の段階では、文字の塊が認識されるだけであり、ブロック内に収められた文字の内容は認識されない。
具体的には、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、画面を横方向に横切る第1サンプリングラインを用い、第1サンプリングラインを画面の上から下に向かって移動させながら黒色でない画素の座標を調べると共に、画面を縦方向に横切る第2サンプリングラインを用い、第2サンプリングラインを画面の左から右に向かって移動させながら黒色でない画素の座標を調べる。そして、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、求められた座標値を分析して、白色の画素を含むブロックの存在と、ブロックの高さ及び幅と、ブロックの間隔の規則性とを調べる。これにより、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、画像データd10内に告知情報を示す文字が並んでいることを論理判断することができる。ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、推定されたブロック境界・ブロックサイズに対応するデータをデータd11としてパターンマッチング部30に供給する。
パターンマッチング部30は、供給されたデータd12に基づいて、ブロック内に収められた文字を抽出して、抽出された文字に対してパターンマッチングを行う。具体的には、パターンマッチング部30は、ブロック内に収められた文字に対して字母を用いてパターンマッチングする。そして、パターンマッチング部30は、パターンマッチングした複数の文字を文字列化し、文字列化したデータd12を文字列識別部31に供給する。
文字列識別部31は、取得したデータd12に対応する文字列を文章解析により自動識別し、番組ごとのファイルに集積(保存)する。具体的には、文字列識別部31は、告知情報を示す文字列を自動識別するごとに、1画面分のテキストファイルを作成し、このファイル内に文字列を保存する。
告知情報番組制作装置50は、以上のように番組ごとのファイルに集積された文字列を、告知情報番組内で告知情報として放送する。具体的には、告知情報番組制作装置50は、異なるファイルに集積された告知情報が異なるページに表示されるように放送を行う。この場合、告知情報番組制作装置50は、最新のテレビ番組から収集された告知情報が先頭のページに表示されるように放送を行う。また、告知情報番組制作装置50は、テレビ放送された時間が新しい番組から順に、告知情報が放送されるようにする。
以上のように制作された告知情報番組が視聴者に配信されることにより、視聴者がテレビ放送中又はラジオ放送中に告知情報を見逃したり、メモを取り損なったり、聞き損なったりしても、視聴者は告知情報番組を見ることによって告知情報を確実に取得することができる。これにより、視聴者は、告知情報を有効に利用することが可能となる。
また、告知情報番組制作装置50が告知情報の収集と告知情報番組の制作とを自動的に行うので、告知情報番組の制作に要するコストを低減することができる。
なお、上記した画像データ取得部21と、デジタル・プログレッシブ変換部22と、第1マスクパターン生成部23と、第2マスクパターン生成部24と、マスキング処理部25と、レベル変動部分抑圧処理部26と、2値化処理部27とによって行われる処理は、テレビ放送における画像表示と同じタイミングで、即ちリアルタイミングで、画像データの処理を行う。言い換えると、これらの処理部は、テレビ放送された動画像全てに対して処理を行う。
また、静止画キャプチャ部28と、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29と、パターンマッチング部30と、文字列識別部31とによって行われる処理は、テレビ放送における画像表示と独立したタイミングで画像データの処理を行う。言い換えると、これらの処理部は、テレビ放送された動画像全てに対して処理を行わず、静止画キャプチャ部28によってキャプチャされた静止画に対してのみ処理を行う。
(告知情報収集処理)
以下では、上記した告知情報番組制作装置50が行う告知情報収集処理について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、告知情報収集処理を示すフローチャートである。ここでは、このフローチャートに対する説明を補足するために、具体的な画像を示す図7を参照しながら説明を行う。図7は、告知情報収集処理の途中における画像を示す図である。なお、図6に示すフローチャートは、主に、告知情報番組制作装置50が、取得した画像データから告知情報を示す文字を収集するまでの処理を示したものである。
まず、ステップS11では、画像データ取得部21が、外部から、テレビ番組内で放送された画像データを取得する。例えば、図7(a)で示すような画像を、画像データ取得部21が取得する。この画像は、街角の風景を撮影した画像であり、画面の下部分(灰色の帯状の領域)に「朝の街角」の文字が重ねられて表示されている。ステップS11の処理が終了すると、処理はステップS12に進む。
ステップS12では、デジタル・プログレッシブ変換部22が、画像データをデジタル・プログレッシブ信号に変換する。そして、処理はステップS13に進む。
ステップS13では、第1マスクパターン生成部23が、画像データの色度成分Cr及びCbを検出して第1マスクパターンm1を生成すると共に、第2マスクパターン生成部24が、画像データの動き成分を検出して第2マスクパターンm2を生成する。第1マスクパターンm1としては、例えば図7(b)に示すような画像が得られる。第1マスクパターンm1は、画像データ内において色彩がない部分の画素値がハイレベルの値となり、色彩がある部分の画素値がローレベルの値となっている。告知情報を示す文字は通常は白色のみで構成されている(即ち、色彩がない)ため、第1マスクパターンm1においては、告知情報を示す文字はハイレベルの画素値になっている。また、告知情報を示す文字は通常は白色である(即ち、色彩がない)ため、第1マスクパターンm1においては、告知情報を示す文字はハイレベルの画素値を有する画像となっている。
図7(c)に示す画像は図7(a)に示す画像から1フレーム分進んだ画像であり、第2マスクパターン生成部24は、このような連続する画像の画素値を比較して動き検出を行う。第2マスクパターンm2としては、例えば図7(d)に示すような画像が得られる。第2マスクパターンm2は、画像データ内において静止している部分の画素値がハイレベルの値となり、動きがあった部分の画素値がローレベルの値となっている。また、告知情報を示す文字は通常は静止しているため、第2マスクパターンm2においては、告知情報を示す文字はハイレベルの画素値になっている。ステップS13の処理が終了すると、処理はステップS14に進む。
ステップS14では、マスキング処理部25が、第1マスクパターンm1と第2マスクパターンm2を用いて画像データに対してマスキング処理を行う。図7(e)は、図7(b)に示した第1マスクパターンm1と、図7(d)に示した第2マスクパターンm2とを用いて、図7(a)に示す元の画像をマスキングした画像である。マスキング処理部25は、ローレベルの値となっている部分を用いて画像データをマスクキングし、ローレベルな値となっている部分を除去する処理を行う。したがって、第1マスクパターンm1では色彩がある部分の画素値がローレベルな値となっており、第2マスクパターンm2では動きがあった部分の画素値がローレベルな値となっているため、マスキング後の画像データは、色彩がある部分及び動きがあった部分が除去される。例えば、図7(e)に示すように、マスキング後の画像は、色彩のある部分及び動きがあった部分が黒くなっており(即ち、除去されている)、色彩がない部分及び動きがなかった部分が白くなっていることがわかる。また、告知情報を示す文字は白色であるため、背景画像に対して浮き出ていることがわかる。以上の処理が終了すると、処理はステップS15に進む。
ステップS15では、レベル変動部分抑圧処理部26が、フレーム間において画素値の積分を行うことによって、画像データにおいて画素値のレベルが変動した部分を抑圧する処理を行う。そして、処理はステップS16に進む。
ステップS16では、2値化処理部27が、画像データを適切なレベル値でスライスして、2値化の画像データを生成する。図7(f)は、2値化された画像データの例である。告知情報を示す文字は通常は白色であるため輝度成分Yが大きい値を有しているので、2値化された画像においては、告知情報を示す文字のみが浮き出た画像となっている。以上の処理が終了すると、処理はステップS17に進む。
ステップS17では、静止画キャプチャ部28が、フレームメモリ35を参照して、画像データが所定時間(例えば3秒)以上継続して表示された画像であるか否かを判定する。通常、告知情報は継続して表示されるので、上記のような判定を行うことにより、処理している画像に告知情報が含まれているか否かを判別することができる。これにより、静止画キャプチャ部28は、告知情報を含まない画像データを後の処理対象から除去することができる。特に、静止画キャプチャ部28は、一瞬光って画面全体が白くなった画像などを、効果的に除去することができる。画像データが所定時間以上継続して表示された画像である場合(ステップS17;Yes)は、この画像には告知情報が含まれているので、処理はステップS18に進む。一方、画像データが所定時間以上継続して表示されていない画像である場合(ステップS17;No)は、この画像には告知情報が含まれていないため、処理は当該フローを抜ける。
ステップS18では、静止画キャプチャ部28が、所定時間以上継続して表示された判定された画像データをキャプチャする。そして、処理はステップS19に進む。
ステップS19では、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29が、画像データ内に複数存在するブロックの境界及びサイズを推定する処理を行う。ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、告知情報を示す文字を囲む複数のブロックを決定し、このようなブロックの境界とサイズを推定することによって、画像データから大まかに文字を抽出する。詳しくは、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29は、告知情報を含むブロックの存在と、ブロックの高さ及び幅と、ブロックの間隔の規則性とを調べて、画像データ内に告知情報を示す文字が並んでいることを論理判断する。図7(g)は、ブロック境界・ブロックサイズ推定部29によって決定された、告知情報を示す文字が収められたブロックを示している。1つのブロックは、告知情報を示す1つの文字の周囲を囲む長方形を示している。この1つのブロック内には、告知情報を示す1つの文字が収められており、複数のブロック内に収められた文字を合わせると告知情報を示す文字列となる。以上の処理が終了すると、処理はステップS20に進む。
ステップS20では、パターンマッチング部30が、上記のブロック内に収められた文字を抽出して、抽出された文字に対して字母を用いてパターンマッチングを行う。また、パターンマッチング部30は、パターンマッチングした複数の文字を文字列化する。そして、処理はステップS21に進む。
ステップS21では、文字列識別部31が、上記の文字列を文章解析により自動識別し、番組ごとのファイルに集積する。そして、処理は当該フローを抜ける。
このように収集された告知情報が視聴者に配信されることにより、視聴者がテレビ放送中又はラジオ放送中に告知情報を見逃したり、メモを取り損なったり、聞き損なったりしても、視聴者は告知情報番組を見ることによって告知情報を確実に取得することができる。これにより、視聴者は、告知情報を有効に利用することが可能となる。
なお、上記では、告知情報番組制作装置50が、告知情報を示す文字が重ねられた画像データから告知情報を収集する処理を行うものを示したが、告知情報の収集方法はこれに限定はされない。他の例では、告知情報番組制作装置50は、デジタルテレビ放送においてクローズドキャプションとして伝送される字幕信号から告知情報を収集してもよい。更に他の例では、告知情報番組制作装置50は、デジタルデータ放送においてDSM−CC(Digital Storage Media Command and Control)カルーセルで伝送されるBML文書から告知情報を収集してもよい。
なお、上記では、告知情報番組制作装置50が、テレビ放送におけるデジタル画像データに対して処理を行うものについて示したが、これに限定はされない。他の例では、告知情報番組制作装置50は、アナログテレビ放送において、文字放送のクローズドキャプションとして伝送される字幕信号から告知情報を収集してもよい。更に他の例では、告知情報番組制作装置50は、ラジオ放送において、音声信号から音声認識によって告知情報を収集してもよい。
なお、告知情報番組制作装置50がテレビ放送又はラジオ放送から告知情報を収集することが困難であった場合、放送局側の人間などが告知情報を直接収集してもよい。この場合、告知情報番組制作装置50は、このように収集された告知情報から告知情報番組を制作して、これを放送する。
本実施形態に係る告知情報番組放送システムの概略構成を示す図である。 告知情報番組で放送される画像の具体例を示す図である。 告知情報番組の放送順序を示すタイムチャートである。 告知情報の放送順序の基本概念を示す図である。 告知情報番組制作装置の概略構成を示すブロック図である。 告知情報収集処理を示すフローチャートである。 告知情報収集処理の途中における画像を示す図である。
符号の説明
1 放送局
2 携帯電話向けサーバ
3 視聴者
5 リモコン
6 携帯電話
7a デジタルテレビ
7b、7c アナログテレビ
50 告知情報番組制作装置

Claims (10)

  1. 複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集手段と、
    収集した告知情報に含まれる文字列を、テレビ番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成手段と、
    前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作手段と、
    を備えることを特徴とする告知情報番組制作装置。
  2. 前記テレビ放送用の情報は画像データを含み、
    前記収集手段は、
    前記画像データの色度成分に基づいて第1マスク画像を作成する第1マスク画像生成手段と、
    前記画像データの動き成分に基づいて第2マスク画像を作成する第2マスク画像生成手段と、
    前記第1マスク画像及び前記第2マスク画像を用いて、前記画像データをマスキングするマスキング処理手段と、
    前記マスキング後の画像データを2値化する2値化処理手段と、
    前記2値化後の画像データ内において、前記告知情報が収容されるブロックの境界及びサイズを推定する推定手段と、
    前記推定されたブロック内のデータに対してパターンマッチングし、前記ブロック内のデータを文字列にするパターンマッチング手段と、
    前記文字列を識別して、前記番組ごとに当該文字列を集積する文字列識別手段と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の告知情報番組制作装置。
  3. 前記テレビ放送用の情報はデジタルテレビ放送用の情報であり、
    前記収集手段は、前記デジタルテレビ放送用の情報中のクローズドキャプションとして伝送される字幕信号から前記告知情報を収集することを特徴とする請求項1に記載の告知情報番組制作装置。
  4. 前記テレビ放送用の情報はデジタルデータ放送用の情報を含み、
    前記収集手段は、前記デジタルデータ放送用の情報に含まれるBML文書から前記告知情報を収集することを特徴とする請求項1に記載の告知情報番組制作装置。
  5. 告知情報番組制作装置によって実行される告知情報番組制作方法であって、
    複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集工程と、
    収集した告知情報に含まれる文字列を、番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成工程と、
    前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作工程と、
    を備えることを特徴とする告知情報番組制作方法。
  6. コンピュータを備える告知情報番組制作装置により実行され、
    複数のテレビ番組に対応するテレビ放送用の情報から、文字列を含みテレビ番組中に放送される告知情報を収集する収集手段、
    収集した告知情報に含まれる文字列を、テレビ番組毎に1又は複数のページに配置して複数の告知情報ページを作成する告知情報ページ作成手段、
    前記複数のテレビ番組が放送される時間順に従い、時間的に先に放送されるべきテレビ番組に対応する告知情報ページほど先頭ページよりに位置するように前記複数の告知情報ページを配列して告知情報番組を制作する制作手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とする告知情報番組制作プログラム。
  7. 複数の番組に対応するテレビ放送用の情報に基づいて、予め決められた時間スケジュールに従って、各テレビ番組を放送するテレビ番組放送装置と、
    請求項1に記載の告知情報番組制作装置と、
    前記告知情報番組制作装置が制作した告知情報番組を放送する告知情報番組放送装置と、を備えることを特徴とする放送システム。
  8. 前記告知情報番組放送装置は、前記テレビ番組放送装置により1つのテレビ番組の放送が終了するたびに、当該テレビ番組に対応する告知情報ページを追加した告知情報番組を放送することを特徴とする請求項7に記載の放送システム。
  9. 前記告知情報番組は、先頭位置に表紙ページを含み、
    前記告知情報番組放送装置は、最初のテレビ番組の放送が終了するまでの間は、前記表紙ページのみを含む告知情報番組を放送することを特徴とする請求項8に記載の放送システム。
  10. 前記告知情報番組放送装置は、前記テレビ放送装置により既に放送が終了したテレビ番組に対応する告知情報ページを含む告知情報番組を放送することを特徴とする請求項8又は9に記載の放送システム。
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