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JP4530963B2 - 光アクセス方式切替方法 - Google Patents
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Description

本発明は、光アクセス方式切替方法および光伝送システムに関し、特に、既設のメディアコンバータ方式をPON方式に切り替えるのに好適な光アクセス方式切替方法および光伝送システムに関する。
従来、光通信事業者局(BOX局)と加入者宅とを結ぶ伝送媒体として光ファイバを使用する光アクセス方式としては、メディアコンバータ(光信号/電気信号変換装置)を用いたメディアコンバータ方式が広く使用されている。メディアコンバータ方式は、図6に示すように、光通信事業者局に設置された局側メディアコンバータ111と加入者宅に設置された加入者側メディアコンバータ(不図示)とを、第1乃至第3の幹線系クロージャ121〜123と第1乃至第6のドロップ用クロージャ131〜136のうちの1個とを介して、1本または2本の光ファイバ心線(以下では、1本の光ファイバ心線とし、また、「既設メディコン心線」と称する。)を用いて1対1で接続するものである(図中、×印は局側メディアコンバータ111と加入者側メディアコンバータとが接続されていることを示す。)。したがって、このようなメディアコンバータ方式においては、加入者の増大に伴って光ファイバ心線の数も増大する。
そこで、加入者が増大してくると、光ファイバの有効活用を図るために、光カプラを用いて1本の光ファイバ心線を複数本の光ファイバ心線に分岐することにより、光通信事業者局に設置されたPON親機と加入者宅に設置されたPON子機とを1対多で接続するPON(Passive Optical Network)方式に切り替えることが行われる。
従来、このようなメディアコンバータ方式からPON方式への切替(以下、「光アクセス方式切替」と称する。)は、たとえば以下のようにして行われている。
図7に示すように、PON親機141と光カプラ142とを光通信事業者局に設置し、第1のドロップ用クロージャ131の付近に設置した16分岐カプラ151に未使用の16本の既設メディコン心線を接続(図7では、10本の既設メディコン心線のみを接続)して、図7に破線で示す未使用の既設メディコン心線を用いて光カプラ142と16分岐カプラ151とを接続することにより、事前に、PON方式を構築しておく。その後、加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えるとともに、図7の矢印に示すように、PON子機を、取替え前の加入者側メディアコンバータに接続されていた既設メディコン心線ではなくて、16分岐カプラ151に接続された16本の未使用の既設メディコン心線のうちの1本(図7の一点鎖線参照)に接続する作業(心線切替作業)を実施する。
なお、下記の特許文献1には、ユーザ数の増加に対応して光ファイバを効率的かつ経済的に増設することができるように、伝送装置に光接続された装置側光ファイバを、カプラ収納部に収納された局側光カプラを介して複数本の外線側光ファイバに分岐し、これら外線側光ファイバのそれぞれを、光接続箱に収納された分配用光カプラまで布線して、この分配用光カプラによって複数本の分配用光ファイバに分岐し、これら分配用光ファイバのそれぞれを端末まで布線した光伝送システムにおいて、カプラ収納部に、分岐数の異なる複数種類の局側光カプラを収納し、局側光カプラを介して一の伝送装置に光接続される分配用光カプラの個数および分岐数を、各局側光カプラの分岐数に応じて、異なる数とする光配線方法が開示されている。
特開2005−17519号公報
しかしながら、上述した従来の光アクセス方式切替方法においては、加入者側メディアコンバータからPON子機への取替工事は加入者の都合のよい日に実施されるため、心線切替作業を同一日にまとめて行うことはできず、心線切替作業に伴う道路使用手続および地元対策を何度も行う必要があったり、心線切替作業に要する諸費用も高くなったりするという問題があった。
また、心線切替前に使用されていた既設メディコン心線は切断されたままになるため、その心線を後日使用する際、切断状況を誤認識するなど開通不良の原因になる恐れがあるという問題があった。
本発明の目的は、既設のメディアコンバータ方式からPON方式への切替を効率的にかつ開通不良を起こすことなく行うことができる光アクセス方式切替方法および光伝送システムを提供することにある。
本発明の光アクセス方式切替方法は、光通信事業者局に設置された局側メディアコンバータ(11)と複数個の加入者側メディアコンバータとが複数個のドロップ用クロージャ(31〜36)および少なくとも1本の未使用の既設メディコン心線を含む複数本の既設メディコン心線を介して1対1で接続された既設のメディアコンバータ方式から、前記複数個の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えていって前記通信事業者局に新たに設置されるPON親機(41)と該取り替えていくPON子機とを前記複数個のドロップ用クロージャおよび前記複数本の既設メディコン心線を介して1対多で接続するPON方式へ切り替えるのに使用される光アクセス方式切替方法であって、前記PON親機に接続されたコネクタ付光カプラ(42)を前記光通信事業者局に設置しておく第1のステップと、前記複数個の加入者側メディアコンバータのうちの1個の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える際に、前記局側メディアコンバータと該1個の加入者側メディアコンバータとを1対1で接続している前記既設メディコン心線の前記光通信事業者局側の端部を前記局側メディアコンバータから取り外して前記コネクタ付光カプラに接続する第2のステップと、前記複数個の加入者側メディアコンバータのうちの所定の数の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えるまで前記第2のステップを繰り返す第3のステップと、前記所定の数の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えると、光カプラ(43)を前記光通信事業者局に新たに設置して前記PON親機に接続するとともに、分岐カプラ(51)を前記複数個のドロップ用クロージャのうちの1個のドロップ用クロージャ付近に新たに設置する第4のステップと、前記少なくとも1本の未使用の既設メディコン心線のうちの1本の未使用の既設メディコン心線を用いて前記光カプラと前記分岐カプラとを接続するとともに、前記光通信事業者局側の端部が前記コネクタ付光カプラに接続された前記既設メディコン心線をすべて該コネクタ付光カプラから取り外す第5のステップと、前記分岐カプラを設置した場所において、前記コネクタ付光カプラから取り外した前記既設メディコン心線をすべて前記分岐カプラに接続して、前記PON親機と前記取り替えられたPON子機とを前記光カプラおよび前記分岐カプラを介して接続する第6のステップとを具備することを特徴とする。
本発明の光アクセス方式切替方法および光伝送システムは、以下に示す効果を奏する。
(1)加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える際に、局側メディアコンバータと加入者側メディアコンバータとを1対1で接続する既設メディコン心線の光通信事業者局側の端部をコネクタ付光カプラに接続することにより、各加入者が都合のよい日に加入者側メディアコンバートをPON子機に取り替えると同時にPON方式に切り替えることができるので、既設のメディアコンバータ方式からPON方式への切替を効率的に行うことができる。
(2)コネクタ付光カプラに所定の本数の既設メディコン心線が接続されると、未使用の既設メディコン心線を用いて光カプラと分岐カプラとを接続するとともに、所定の本数の既設メディコン心線を分岐カプラに接続することにより、PON方式への切替時に心線切替作業を行う必要がないので、従来の光アクセス方式切替方法における開通不良の問題を解決することができる。
既設のメディアコンバータ方式からPON方式への切替を効率的にかつ開通不良を起こすことなく行うという目的を、PON親機に接続されたコネクタ付光カプラを光通信事業者局に設置しておき、加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える際に、局側メディアコンバータと加入者側メディアコンバータとを1対1で接続する既設メディコン心線の光通信事業者局側の端部をコネクタ付光カプラに接続することにより実現した。
以下、本発明の光アクセス方式切替方法および光伝送システムの実施例について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における作業手順について、光通信事業者局(BOX局)に設置された局側メディアコンバータ11と第1乃至第10の加入者側メディコンバータ(不図示)とが第1乃至第3の幹線系クロージャ21〜23と第1乃至第6のドロップ用クロージャ31〜36のうちの1個とを介して第11乃至第20の既設メディコン心線を用いて接続された既設のメディアコンバータ方式からPON方式へ切り替える場合を例として、図1乃至図5を参照して説明する。
なお、第1乃至第10の既設メディコン心線は未使用状態であり、また、図1の×印で示すように、第11および第18の既設メディコン心線はA幹線系ルートの第1のドロップ用クロージャ31において分岐され、第12および第15の既設メディコン心線はA幹線系ルートの第2のドロップ用クロージャ32において分岐され、第14および第19の既設メディコン心線はA幹線系ルートの第3のドロップ用クロージャ33において分岐され、第13、第17および第20の既設メディコン心線はA幹線系ルートの第4のドロップ用クロージャ34において分岐され、第16の既設メディコン心線はA幹線系ルートの第5のドロップ用クロージャ35において分岐されているものとする。
既設のメディアコンバータ方式からPON方式へ切り替える場合には、図1に示すように、PON親機41とコネクタ付光カプラ42とを光通信事業者局に新たに設置する。
その後、作業員は、加入者側メディアコンバータからPON子機への取替工事の都合のよい日を各加入者に問い合せて、各加入者の都合のよい日に合わせてこの取替工事を実施する。
たとえば、作業員が、平成17年6月10日に、第18の既設メディコン心線に接続された加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える工事をこの加入者の都合に合わせて実施すると、図2に破線で示すように、第18の既設メディコン心線の光通信事業者局側の端部(コネクタ接続されている。)を局側メディアコンバータ11から取り外してコネクタ付光カプラ42に取り付ける。
その後、作業員が、平成17年6月25日に、第14の既設メディコン心線に接続された加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える工事をこの加入者の都合に合わせて実施すると、図3に破線で示すように、第14の既設メディコン心線の光通信事業者局側の端部(コネクタ接続されている。)を局側メディアコンバータ11から取り外してコネクタ付光カプラ42に取り付ける。
このようにして第13乃至第20の既設メディコン心線に接続された加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える工事が実施されて、図4に示すように、第13乃至第20の既設メディコン心線の光通信事業者局側の端部(コネクタ接続されている。)を局側メディアコンバータ11から取り外してコネクタ付光カプラ42に取り付けると、図5に示すように、光カプラ43を光通信事業者局に新たに設置するとともに、光カプラ43をPON親機41に接続する。また、16分岐カプラ51を第1のドロップ用クロージャ31の付近に設置する。
未使用の第9の既設メディコン心線を用いて、光カプラ43と16分岐カプラ51とを接続する(図5の一点鎖線参照)。また、第13乃至第20の既設メディコン心線を16分岐カプラ51に接続する(図5の破線参照)。
これにより、第13乃至第20の既設メディコン心線に接続された加入者に対しては、各加入者が都合のよい日に加入者側メディアコンバートをPON子機に取り替えると同時にPON方式に切り替えることができるので、既設のメディアコンバータ方式からPON方式への切替を効率的に行える。また、PON方式への切替時に心線切替作業を行う必要がないので、従来の光アクセス方式切替方法における開通不良の問題も解決することができる。
次に、本発明の光伝送システムの実施例について説明する。
本発明の一実施例による光伝送システムは、図4に示すように、光通信事業者局(BOX局)に設置された局側メディアコンバータ11と、光通信事業者局に設置されたPON親機41と、PON親機41に接続されたコネクタ付光カプラ42と、2つの加入者宅にそれぞれ設置された2個の加入者側メディアコンバータ(不図示)と、8つの加入者宅にそれぞれ設置された8個のPON子機(不図示)とを具備する。
ここで、2個の加入者側メディアコンバータは、局側メディアコンバータ11と第11および第12の既設メディコン心線を用いて1対1でそれぞれ接続されている。また、8個のPON子機は、コネクタ付光カプラ42と第13乃至第20の既設メディコン心線を用いて1対1でそれぞれ接続されている。
すなわち、本実施例による光伝送システムにおいては、光通信事業者局に設置されたコネクタ付光カプラ42と各加入者宅に設置されたPON子機とは、ドロップ用クロージャに設置される分岐カプラを介さずに既設メディコン心線を用いて1対1でそれぞれ接続されている。このようにすることにより、既設のメディアコンバータ方式からPON方式への光アクセス方式の切替を効率的に行うことができるとともに、開通不良を防ぐことができる。
以上説明したように、本発明の光アクセス方式切替方法および光伝送システムは、たとえば、既設のメディアコンバータ方式をPON方式に切り替えるのに利用することができる。
本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。(実施例1) 本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。(実施例1) 本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。(実施例1) 本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。(実施例1) 本発明の一実施例による光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。(実施例1) 従来の光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。 従来の光アクセス方式切替方法における手順を説明するための図である。
符号の説明
11 局側メディアコンバータ
21〜23 幹線系クロージャ
31〜36 ドロップ用クロージャ
41 PON親機
42 コネクタ付光カプラ
43 光カプラ
51 16分岐カプラ

Claims (1)

  1. 光通信事業者局に設置された局側メディアコンバータ(11)と複数個の加入者側メディアコンバータとが複数個のドロップ用クロージャ(31〜36)および少なくとも1本の未使用の既設メディコン心線を含む複数本の既設メディコン心線を介して1対1で接続された既設のメディアコンバータ方式から、前記複数個の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えていって前記通信事業者局に新たに設置されるPON親機(41)と該取り替えていくPON子機とを前記複数個のドロップ用クロージャおよび前記複数本の既設メディコン心線を介して1対多で接続するPON方式へ切り替えるのに使用される光アクセス方式切替方法であって、
    前記PON親機に接続されたコネクタ付光カプラ(42)を前記光通信事業者局に設置しておく第1のステップと、
    前記複数個の加入者側メディアコンバータのうちの1個の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替える際に、前記局側メディアコンバータと該1個の加入者側メディアコンバータとを1対1で接続している前記既設メディコン心線の前記光通信事業者局側の端部を前記局側メディアコンバータから取り外して前記コネクタ付光カプラに接続する第2のステップと、
    前記複数個の加入者側メディアコンバータのうちの所定の数の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えるまで前記第2のステップを繰り返す第3のステップと、
    前記所定の数の加入者側メディアコンバータをPON子機に取り替えると、光カプラ(43)を前記光通信事業者局に新たに設置して前記PON親機に接続するとともに、分岐カプラ(51)を前記複数個のドロップ用クロージャのうちの1個のドロップ用クロージャ付近に新たに設置する第4のステップと、
    前記少なくとも1本の未使用の既設メディコン心線のうちの1本の未使用の既設メディコン心線を用いて前記光カプラと前記分岐カプラとを接続するとともに、前記光通信事業者局側の端部が前記コネクタ付光カプラに接続された前記既設メディコン心線をすべて該コネクタ付光カプラから取り外す第5のステップと、
    前記分岐カプラを設置した場所において、前記コネクタ付光カプラから取り外した前記既設メディコン心線をすべて前記分岐カプラに接続して、前記PON親機と前記取り替えられたPON子機とを前記光カプラおよび前記分岐カプラを介して接続する第6のステップと、
    を具備することを特徴とする、光アクセス方式切替方法。
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