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JP4533183B2 - デジタル移動通信システム - Google Patents
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JP4533183B2 - デジタル移動通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル移動通信システムに関し、特に、緊急通話等に用いるデジタル移動通信システムに関するものである。
現在、実用化されているデジタル無線通信システム、例えば、時分割多重デジタル無線通信方式(例えば、特許文献1参照)は、図7に示すように、基地局701と基地局701の通信エリア703(あるいは通信ゾーンとも言われる。)内にある複数の移動局702−1、702−2、・・・(移動局を総称する場合は、移動局702と称する。)との通信接続サービス、あるいは移動局702−1と移動局702−2とが基地局701を介して通信を行う移動局間通信接続サービスが行なわれるように構成されたシステムである。なお、基地局701は、複数台設置されるのが普通であり、これら複数の基地局は、マイクロ波多重回線あるいはデジタル専用回線で統括局(図示せず。)と接続され、統括局がそれぞれの基地局を管理するようなシステム構成が普通である。しかしながら、本例では、説明を簡単にするために1台の基地局701と移動局702−1、702−2のみが示されている。また、基地局701には、回線制御装置が設置され、移動局702からの発呼(call)制御あるいは通信ルートの設定を行なう制御等が行なわれる。
而して、日本におけるデジタル無線システム、例えば、市町村デジタル移動通信システムにおける規格は、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)Standard (発行元 社団法人 電波産業会)(以下、ARIB STD と略称する)に定められている。そして、このシステムで使用が許可されている無線キャリア(carrier)周波数割当てを図9に示す。図9において、上り方向、即ち、移動局→基地局の方向では、262MHzを基準にして、1波の周波数帯域が25KHz巾で、112波(f1、f2、・・・)が認められている。また、下り方向、即ち、基地局→移動局の方向では、上り方向の262MHzから9MHz離れた271MHzを基準にして、1波の周波数帯域が25KHz巾で、112波(F1、F2、・・・)が認められている。従って、デジタル無線通信システムの通信においては、上り方向f1、f2、・・・、下り方向F1、F2、・・・の各周波数が使用される。そして、各システムは、その規模に応じて1又は複数の無線キャリアを制御用キャリアとし、残りを通信用キャリアとして使用することができる。
更に、各無線キャリアは、図10に示すようにフレーム(フレーム長:40ms)に分割され、さらにフレームは、4つのスロット(1スロット長:10ms)に分けられている。この4つのスロットをチャネル1(CH1)、・・チャネル4(CH4)と呼ぶことにする。このチャネルには、例えば、制御用チャネルCと通信用チャネルSが割り当てられる。ここで、1フレームは、例えば、40msである。制御用チャネルCは、無線回線の接続制御を行うチャネルであり、通信用チャネルSは、通話やデータ通信を行うチャネルである。また、1つ以上の制御用チャネルを含むキャリアを制御用キャリアといい、通信用チャネルのみによって構成されるキャリアを通信キャリアという。
上述したような通信用無線キャリアを用いて、例えば、プレストーク方式で基地局と移動局が通信を行なう場合について図8を用いて説明する。図8は、基地局701と移動局702とが通信を行なう場合の動作を説明するための図である。図8において、図8(A)は、基地局701から移動局702−1に下り方向の無線キャリアF1を用いて通信している場合のフレームとチャネル構成を示している。図8(B)は、移動局702−1から基地局701に上り方向の無線キャリアf1を用いて通信している場合のフレームとチャネル構成を示している。また、図8(C)は、移動局の送受信タイミングを示し、RXは、受信期間を、TXは、送信期間を、そして、Iは、アイドル期間を示している。このような通信方式、即ち、上りと下りに2周波数f1とF1を用いるが、移動局側に共用器を使用しない、所謂、プレストーク方式のデジタル移動通信システムであり、半複信方式の通信システムとも呼ばれている。なお、図8は、通話路の確立、使用チャネルの割当て等の制御動作が完了し、基地局701と移動局702との通話路が確立されている場合を示している。
まず、図8(A)において、基地局701から移動局702−1へ通話をする場合、下り無線キャリアF1を用いるが、その場合の使用チャネル番号がCH1(網掛けで示すCH1)であると、基地局701は、下り無線キャリアF1のチャネルCH1を用いて移動局702−1に信号を送信することになる。この場合、移動局702−1は、図8(C)に示すように受信タイミングRX(スロットRXで示す。)で基地局701のチャネルCH1の通信を受信する。
一方、移動局702−1から基地局701への通信の場合、基地局701のフレームタイミングと移動局702−1のフレームタイミングとの間の送受信オフセットは、上述のARIB STDで、20msと定められている。従って、移動局702−1の送信は、移動局702−1の送信タイミングTX(スロットTXで示す。)の時点で、上り無線キャリアf1のチャネルCH1を使用して通信することになる。
以上説明したように、移動局702に共用器を用いないプレストーク方式のデジタル移動通信システムでは、上り無線キャリアf1と下り無線キャリアF1の2周波を利用し、しかも、1種類の、例えば、音声のみの通信しかできない。また、共用器を使用する無線機は、上り無線キャリアf1と下り無線キャリアF1の2周波を利用すると、基地局と移動局との間で、同時に送受信が可能であるが、共用器は、大型で、重量も重く、また、コストが高くなるので、移動局としては不向きである。特に、携帯の移動無線機としては、なおさら不向きである。従って、無線周波の利用効率が高く、小型、軽量で、しかも、多種類の情報、例えば、音声通信情報、制御チャネル情報およびデータ伝送情報のような多数の情報を送信できるデジタル移動通信システムの実現が望まれている。
特開2001−309437号公報
移動局に共用器を用いないプレストーク方式のデジタル移動通信システムでは、上り無線キャリアf1と下り無線キャリアF1の2周波を利用し、しかも、1種類の、例えば、音声のみの通信しかできない。従って、無線周波の利用効率が高く、小型、軽量で、しかも、多種類の情報を送信できるデジタル移動通信システムの実現が望まれている。
本発明の目的は、無線周波の利用効率が高いデジタル移動通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、1周波で複数種類の情報を伝送できるデジタル移動通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、小型、軽量の無線機で、無線周波の利用効率が高いデジタル移動通信システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、1周波で複数種類の情報を同時に送受信できるデジタル移動通信システムを提供することである。
本発明のデジタル移動通信システムは、基地局と移動局とが、制御チャネルスロットと複数の通信チャネルスロットからなる所定のチャネル構成の繰返しで構成された無線キャリアにより、無線通信を行うデジタル移動通信システムであって、前記基地局は、前記チャネル構成を示す情報および前記無線キャリアの単位フレームにおける複数の送受信タイミングを示す情報を前記制御チャネルスロットを用いて前記移動局に送信し、前記移動局は、前記基地局から受信した前記チャネル構成を示す情報および前記複数の送受信タイミングを示す情報に基づいて送受信タイミングを制御し、前記基地局と前記移動局とが複数の通信スロットを用いて複数の通信を行うように設定される。
また、本発明のデジタル移動通信システムにおいて、前記基地局は、第1の記憶部を有し、該第1の記憶部に前記チャネル構成を記憶するように構成される。
また、本発明のデジタル移動通信システムにおいて、前記移動局は、第2の記憶部を有し、該第2の記憶部に複数種類の前記チャネル構成および前記送受信タイミングを記憶するように設定されている。
また、本発明のデジタル移動通信システムにおいて、前記基地局と前記移動局とは、前記複数の通信として音声通信とデータ通信とを行うように構成される。
また、本発明のデジタル移動通信システムにおいて、上記基地局は、上記制御チャネルスロットを用いて上記移動局の送受信タイミングおよび上記移動局からの送信チャネルを上記基地局の送受信タイミングに合致させるための制御信号を送信するように構成される。
また、本発明のデジタル移動通信システムにおいて、上記移動局は、該移動局の送受信タイミングおよび該移動局からの送信チャネルを変更する手段を有し、上記基地局から送られてくる上記基地局の送受信タイミングに合致させるための制御信号に基いて、上記移動局の送受信タイミングおよび上記移動局からの送信チャネルを変更することを特徴とするデジタル移動通信システム。
以上説明したように本発明によれば、1周波で複数種類の情報を伝送できるので、無線周波の利用効率が高い。また、共用器を使用する必要がないので小型、軽量の無線機が実現でき、特に、携帯用無線機を用いることができるデジタル移動通信システムを実現できる。更に、1周波で複数種類の情報を同時に送受信できるデジタル移動通信システムを実現できる等の利点がある。
以下本発明について図面を用いて詳細に説明する。図2は、本発明で使用する基地局無線機の概略構成を示すブロック図である。図2において、201は、基地局無線機であり、この基地局無線機は、送受信機能を有するものとする。202は、基地局であり、図7に示す基地局701に対応する。なお、基地局202は、基地局無線機201と一体に構成される場合と、図2のように別体で構成される場合がある。基地局202は、中央処理装置203、表示部204および操作部205で構成されている。また、中央処理装置203は、スロット割当部206および記憶部207を有し、このスロット割当部206は、後述する本発明の特徴あるスロット割当を行う機能を有する。なお、中央処理装置203は、一般的にパーソナルコンピュータ(CPUとも言う。)で構成され、基地局701と移動局702との通信接続サービス等、デジタル移動通信システムのシステム全体を制御する働きをする。
図3は、本発明で使用する移動局無線機300(移動局702に対応する。)の概略構成を示すブロック図であり、図7に示す移動局70に対応する。図3において、まず、移動局無線機300を受信状態にする場合には、プレストークスイッチ(図示せず。)を受信に切替える。これにより基地局202からの受信信号は、アンテナ301、切替部302(受信に切替えるスイッチで構成)、受信部303とを経由して、復調部304に与えられ、復調される。スロット割当部305は、復調信号に基づいて、基地局202から送信されるチャネル(スロットとも言う。)に従った出力を制御部306に引き渡す。制御部306は、プレストークスイッチを受信に切替えることにより、無線機300を受信機として動作させる。また、制御部306は、キー入力部311からの指示やメモリ307の制御プログラムに従って移動局無線機300全体の制御を行う。更に、制御部306は、復調部304で復調された出力については、必要なデータ等の情報を表示部308に表示したり、復調された音声信号を音声出力部309、例えば、スピーカから音声として出力する。
次に、移動局無線機300を送信機として動作させる場合には、プレストークスイッチを送信に切替える。これにより制御部306は、無線機300を送信機として動作させる。これにより制御部306は、音声入力部310、例えば、マイクからの音声入力情報をスロット割当部305に引き渡す。スロット割当部305では、制御部306から引き渡された音声情報入力が先に復調出力に基づいて決められた基地局202から送られてくるチャネル(スロットとも言う。)情報に従って所定のチャネルで、変調部312に引き渡す。変調部312で変調を受けた信号は、送信部313と、切替部302(送信に切替えるスイッチで構成)を介してアンテナ301から基地局202に送信される。
以下、図2に示す基地局202と図3に示す移動局無線機300のチャネルスロット構成について、図1を用いて説明する。図1は、基地局202と移動局無線機300の間で使用される無線キャリアが、例えば、F1の1無線周波(無線キャリア)で動作している場合の基地局202と移動局無線機300のチャネル構成および移動局無線機送受信タイミングを示す図である。図1(A)は、基地局202から移動局無線機300への下り方向の無線キャリアF1を用いて通信している場合のフレームとチャネル構成を示している。ここで、Ach、Bch、Cch、Dchは、それぞれチャネルスロット(ch)を示し、図10に示すスロットに対応する。そして、それぞれの各チャネルスロットには、チャネルスロット固有の機能が割当てられている。即ち、AchおよびBchは、例えば、緊急用の固定通信チャネル(物理チャネル)が割当てられる。例えば、110番通報、119番通報等のような緊急の音声通信が割当てられる。Cchは、制御チャネルスロットで、後述するようなチャネル制御情報等が送信される。Dchは、データ通信チャネルスロットである。そして、1フレーム(4スロットで構成)を構成する各チャネルスロットは、Ach、Dch、Bch、Cchの順に配列されている。なお、このような固定チャネルスロットは、図2に示す基地局202の中央処理装置203で発生される。即ち、中央処理装置203の記憶部207には、図11に示す基地局チャネルスロット(ch)のように1フレーム単位でAch、Dch、Bch、Cchがこの順序で記憶されている。そしてスロット割当部206は、中央処理装置203のフレーム同期信号FSに同期して記憶部207に記憶されているAch、Dch、Bch、Cchの順序に各チャネルスロットを割当て、無線機201から移動局無線機300に送信する。これにより基地局202から移動局無線機300への無線キャリアF1は、図1(A)に示すようなチャネルスロット構成として伝送される。
移動局無線機300では、図1(A)に示すようなチャネルスロット構成の信号がアンテナ301、受信部303、復調部304、スロット割当部305を介して制御部306に渡される。制御部306では、予め送受信タイミングが図1(A)で示すようなAch、Dch、Bch、Cchの各チャネルスロット構成に対して図1(C)に示すようにRX2(受信期間)、TX1(送信期間)、TX2(送信期間)、RX1(受信期間)となるように受信機を制御している。また、移動局無線機300からの送信信号について、制御部306は、基地局202から受信した基地局チャネルスロット構成に従ったタイミングと順序によりスロット割当部305を制御し、図1(B)に示すように移動局無線機300から基地局202に送信するチャネルスロット構成を1フレーム周期毎にBch、Cch、Ach、Dchのチャネル構成となるようにチャネルスロットを割当てる。即ち、ARIB STDで定められている送受信オフセットが20msであるため、図1(B)に示すチャネルスロット構成は、図1(A)に示すチャネルスロット構成から送受信オフセットの20msずれたチャネルスロット構成となっている。
次に、図1に示すチャネルスロット構成での基地局202と移動局無線機300との通信動作について説明する。まず、緊急事態が発生した場合、基地局202は、電話等によりAchのタイミングで、緊急通報、例えば、119番の音声を受信すると、この内容を下り無線キャリアF1で、図1(A)のAchのタイミングで、図1(C)に示す移動局無線機300に送信する。この時、移動局無線機300は、受信期間RX2であるため、基地局202からの119番の音声信号が受信できる。
一方、基地局202は、Achとは別に、下り無線キャリアF1で、図1(A)の制御チャネルスロットCchを用いて移動局300のチャネル構成および移動局の送受信タイミングの変更のための制御情報CIを移動局無線機300に送る。制御局202から送られた制御情報CIは、移動局無線機300の制御部306に供給され、例えば、制御情報CIが表示部308に表示される。この表示内容は、例えば、図4(C)に示すように移動局無線機300の送受信タイミングをRX1、RX2、TX1、TX2とするように指示するような制御情報CIである。この制御情報CIを受けた移動局無線機300の操作者は、キー入力部311を操作して制御部306を制御し、移動局無線機300のフレームとチャネルスロットの構成および送受信タイミングを変更し、図4(A)(B)(C)に示すような関係になるように移動局無線機300を制御する。
ここで、移動局無線機300が基地局202から送られた制御情報CIに基いて図4(B)および(C)に示す上りチャネル構成および送受信タイミングを設定する方法の一実施例を図12を用いて説明する。図12(A)は、移動局無線機300のフレーム同期信号を示している。図12(B)は、移動局無線機300から基地局202に送信する信号の1フレーム当りのチャネル構成を示し、この構成がメモリ307に記憶されている。また、図12(C)は、移動局無線機300の1フレーム当りの送受信タイミングを示し、この構成もメモリ307に記憶されている。なお、ここに示す図12(B)(C)の構成は、一例を示すもので、例えば、後で説明する図5および図6に示すチャネル構成および送受信タイミングも同様に記憶している。そして、例えば、移動局無線機300を図4(B)および(C)に示すチャネル構成および送受信タイミングに設定するためには、移動局無線機300は、基地局202から送られてくる制御情報CIの内容に応じてメモリ307から図12(B)に示すチャネル構成および図12(C)に示す送受信タイミングを読出し、この読み出した内容に基いてスロット割当部305を制御して移動局無線機300の上りF1のチャネル構成を図4(B)とし、また、制御部306を制御して送受信タイミングを図4(C)にすることができる。なお、メモリ307からの読出しは、図12(A)に示すフレーム同期信号に同期して読み出されることは言うまでもない。また、このように制御情報CIの内容に応じて移動局無線機300の動作を切替えるには、操作者がキー入力部311を操作して表示部308に表示される指示に基いて操作することもできるが、制御部306が制御情報CIを検出して自動的に切替動作することもできる。
その結果、基地局202からの緊急の音声情報は、基地局202のAchから移動局無線機300の受信期間RX1で受信され、また、基地局202からの文字情報等のデータをメッセージ情報として基地局202のDchから移動局無線機300に送信され、移動局無線機300の受信期間RX2でこのメッセージ情報が受信される。一方、移動局無線機300からは移動局無線機300の送信期間TX1、TX2において、移動局無線機300から基地局202へのAch、Dchを用いて、緊急の音声情報および文字情報等のデータを送ることができる。なお、両者は、同じチャネルであるが、送受信オフセットが2タイムスロット(40ms)ずれているので、混信することはない。以上の動作がフレーム単位で繰返される。
以上説明したように基地局202と移動局無線機300の間のフレームとチャネルスロット構成および移動局の送受信タイミングを図1に示すように定めると、両者の動作時のフレーム、チャネルスロット構成および移動局無線機の送受信タイミングが図4に示す関係にすることができ、1無線キャリアF1を使用して基地局202が移動局無線機300と音声通信中でも、基地局202と移動局無線機300との間で文字情報等のデータを伝送することができるようになる。従って、緊急通信のような場合には、緊急の音声通信と必要な文字情報や、各種データを1無線キャリアで送信することができるデジタル移動通信システムが実現できる。
図5は、本発明の他の一実施例の動作を説明するための図である。図5(A)に示すように、基地局202の送信の1フレームのチャネルスロット構成で、チャネルスロットの並びが、Bch、Cch、Ach、Dchであり、また、移動局無線機の送受信タイミングが1フレーム内で、RX1、RX2、TX1、TX2であったとすると、基地局202からの緊急音声情報は、Bchを用いて移動局無線機300に送られる。この時、移動局無線機300は、受信期間RX1であるので、移動局無線機300は、基地局202からの緊急音声情報を受信できる。一方、基地局202は、上記実施例と同様にCchを用いて移動局無線機300にチャネルの制御情報CIを送信する。この時、移動局無線機300は、受信期間RX2であるため、移動局無線機300からのチャネル制御情報CIが受信でき、これが制御部306に供給され、表示部308に表示される。操作者は、この表示を見て、例えば、キー入力部311を操作して、例えば、移動局無線機300のチャネルスロット構成を、図5(B)に示すように移動局無線機300の送信期間TX1およびTX2に対応するチャネル構成Bch、Cchとすることができる。従って、図5に示すようなフレームとチャネルシロット構成の場合には、基地局202と移動局無線機300との間で、1無線キャリアF1を用いて、音声情報と制御情報の伝送が可能となる。
図6は、本発明の更に他の一実施例の動作を説明するための図である。図6(A)に示すように、基地局202の送信の1フレームのチャネルスロット構成で、チャネルスロットの並びが、Bch、Cch、Ach、Dchであり、また、移動局無線機の送受信タイミングが図6(D)に示されるように1フレーム内で、RX1、RX2、TX1、TX2であったとする。この場合、基地局202からの緊急音声情報は、Bchを用いて移動局無線機300に送られる。この時、移動局無線機300は、受信期間RX1であるので、移動局300は、基地局202からの緊急音声情報を受信できる。一方、基地局202は、上記実施例と同様にCchを用いて移動局無線機300にチャネルの制御情報CIを送信する。この時、移動局無線機300は、受信期間RX2であるため、移動局無線機300からのチャネル制御情報CIが受信でき、これが制御部306に供給され、表示部308に表示される。操作者は、この表示を見て、例えば、キー入力部311を操作して、例えば、移動局無線機300のチャネルスロット構成を、図6(B)に示すようにAch、Dch、Bch、Cchとし、同時に、送受信タイミングをRX2、TX1、TX2、RX1とするように指示する。これによって移動局無線機300は、送信期間TX1、TX2に対応して、移動局無線機300の送信チャネルスロットがDch、Bchとなる。従って、この場合には、基地局202と移動局無線機300との間で、1無線キャリアF1を用いて、音声情報と文字情報等のデータの伝送が可能となる。
なお、本発明の実施例では、1フレームを4チャネル構成として説明したが、多数の情報を送るためには、4チャネル以上のチャネル構成とすることも可能であり、1周波で複数種類の情報を伝送できるので、無線周波の利用効率が高く、また、共用器を使用する必要がないので小型、軽量の無線機が実現でき、特に、携帯用無線機を用いることができるデジタル移動通信システムを実現できる。また、1周波で伝送することについて説明したが、本発明の考え方は、2周波を用いる無線機に適応した場合、更に、多くの情報を送信できることは言うまでもない。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたデジタル移動通信システムの実施例に限定されるものではなく、上記以外のデジタル移動通信システムに広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例の動作を説明するための図である。 本発明で使用される基地局の概略構成のブロック図を示す。 本発明で使用される移動局の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例の動作を説明するための図である。 本発明の他の一実施例の動作を説明するための図である。 本発明の更に他の一実施例の動作を説明するための図である。 従来のデジタル移動通信システムの概略構成を説明するための図である。 従来のデジタル移動通信システムの動作を説明するための図である。 本発明で使用される周波数帯域を説明するための図である。 本発明で使用されるフレーム構成を説明するための図である。 本発明の固定チャネル構造を説明するための図である。 本発明の移動局無線機のチャネル設定を説明するための図である。
符号の説明
201:無線機、202、701:基地局、203:中央処理装置、204、308:表示部、205:操作部、206、305:スロット割当部、207:記憶部、300、702:移動局、301:アンテナ、302:切替部、303:受信部、304:復調部、306:制御部、307:メモリ、309:音声出力部、310:音声入力部、311:キー入力部、312:変調部、313:送信部、703:通信エリア。

Claims (4)

  1. 基地局と移動局とが、制御チャネルスロットと複数の通信チャネルスロットからなる所定のチャネル構成の繰返しで構成された無線キャリアにより、無線通信を行うデジタル移動通信システムであって、前記基地局は、前記チャネル構成を示す情報および前記無線キャリアの単位フレームにおける複数の送受信タイミングを示す情報を前記制御チャネルスロットを用いて前記移動局に送信し、前記移動局は、前記基地局から受信した前記チャネル構成を示す情報および前記複数の送受信タイミングを示す情報に基づいて送受信タイミングを制御し、前記基地局と前記移動局とが複数の通信スロットを用いて複数の通信を行うことを特徴とするデジタル移動通信システム。
  2. 請求項記載のデジタル移動通信システムにおいて、前記基地局は、第1の記憶部を有し、該第1の記憶部に前記チャネル構成を記憶していることを特徴とするデジタル移動通信システム。
  3. 請求項1または2に記載のデジタル移動通信システムにおいて、前記移動局は、第2の記憶部を有し、該第2の記憶部に複数種類の前記チャネル構成および前記送受信タイミングを記憶していることを特徴とするデジタル移動通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のデジタル移動通信システムにおいて、前記基地局と前記移動局とは、前記複数の通信として音声通信とデータ通信とを行うことを特徴とするデジタル移動通信システム。
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