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JP4534571B2 - 顔検出装置 - Google Patents
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JP4534571B2 - 顔検出装置 - Google Patents

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Description

この発明は、入力画像から人物の顔画像に係る顔領域を検出し、当該顔領域から適切な画角の顔画像を電子ファイルに登録する装置に関する。
従来の情報検索装置、情報検索システム及びサーバは、電子メールに添付された顔画像、あるいは、外部接続装置から入力した画像を電子ファイルに登録することによって、顔画像電話帳を作成していた(例えば、特許文献1)。
特開2002−92013
特開平9−309137
特開平11−110529
特開2000−322588
従来の情報検索装置、情報検索システム及びサーバは、顔電話帳を作成するとき、1人のみで撮影された単独写真画像を電子メールあるいは外部接続装置から入手しなければならないという問題があった。また、集合写真をそのまま電話帳に用いることも可能であるが、その場合、誰から電話がかかっているかを集合写真の画像を見ただけでは判断が困難という問題があった。さらに、たとえ単独写真画像であったとしても、被写体が小さく撮影されていたり、画像の端に撮影されている場合、背景が冗長となり、画像をそのまま登録すると電子ファイルに登録された画像が見づらくなってしまう問題があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、集合写真画像あるいは単独写真画像から顔画像を自動抽出し、集合写真画像からでも個々の顔画像が登録された電子ファイルを作成することを可能とし、顔領域を適正な画角で切り出すことにより登録された顔画像を見易くすることを目的とする。
この発明にかかる電子ファイル生成装置は、画像を入力する画像入力装置と、顔画像のデータが登録された顔画像データベースと、画像入力装置により入力された画像上で移動する探索ブロック内側の画像の特徴量と顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較し、探索ブロック内側の画像が顔領域の一部又は全部であるか否かを判定する顔領域判定装置、および顔領域判定装置で顔領域の一部又は全部であると判断された複数の画像が同一人の顔領域と判断された場合に当該同一人の顔領域と判断された複数の画像を統合し、入力画像から当該入力画像に写された人の顔画像が存在する領域である第1の顔領域を生成する重複領域統合装置を有し、入力画像の特徴量と顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較することにより、第1の顔領域を人数分検出する顔領域検出装置と、顔領域検出装置により検出された第1の顔領域にかかる顔画像の特性に基づいて、電子ファイルに登録する際の適正な画角を求め、第1の顔領域を顔の特性を考慮して顔全体が含まれるべく所定の延長率で縦横に拡張した第2の顔領域にかかる顔画像を抽出する顔領域抽出装置と、顔領域抽出装置により抽出された顔画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置と、を備えて構成される。
この発明にかかる電子ファイル生成装置は、画像を入力する画像入力装置と、顔画像のデータが登録された顔画像データベースと、画像入力装置により入力された画像上で移動する探索ブロック内側の画像の特徴量と顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較し、探索ブロック内側の画像が顔領域の一部又は全部であるか否かを判定する顔領域判定装置、および顔領域判定装置で顔領域の一部又は全部であると判断された複数の画像が同一人の顔領域と判断された場合に当該同一人の顔領域と判断された複数の画像を統合し、入力画像から当該入力画像に写された人の顔画像が存在する領域である第1の顔領域を生成する重複領域統合装置を有し、入力画像の特徴量と顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較することにより、第1の顔領域を人数分検出する顔領域検出装置と、顔領域検出装置により検出された第1の顔領域にかかる顔画像の特性に基づいて、電子ファイルに登録する際の適正な画角を求め、当該第1の顔領域を顔の特性を考慮して顔全体が含まれるべく所定の延長率で縦横に拡張した第2の顔領域にかかる顔画像を抽出する顔領域抽出装置と、顔領域抽出装置により抽出された顔画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置と、を備えて構成されるものであり、集合写真画像あるいは単独写真画像から顔画像を自動抽出し、集合写真画像からでも個々の顔画像が登録された電子ファイルを作成することを可能とし、顔領域を髪の毛や顎まで含む適正な画角で切り出すことにより登録された顔画像を見易くする効果を有する。
実施の形態1.
図1を用いて、この発明の実施の形態における電子ファイル生成装置100の構成を説明する。図1において、電子ファイル生成装置100は、画像を入力する画像入力装置1と、顔画像のデータが登録された顔画像データベース(以下顔画像DB)7と、画像入力装置1により入力された画像と上記顔画像DB7に登録されたデータとを比較することにより、画像から画像に写された人の顔画像が存在する領域である第1の顔領域を画像に存在する人の人数分検出する顔領域検出装置2と、顔領域検出装置2により検出された第1の顔領域にかかる顔画像の特性に基づいて、電子ファイルに登録する際の適正な画角を求め、第1の顔領域を拡張した第2の顔領域にかかる顔画像を抽出する顔領域抽出装置3と、顔領域抽出装置3により抽出された顔画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置4と、で構成されている。
顔領域検出装置2は、入力画像を拡大又は縮小した複数の解像度の画像を生成するマルチスケール画像生成装置5と、入力画像の照明条件に応じて顔に光があたったような画像にするため画像を正規化する画像正規化装置6と、顔画像の特徴が定量化された顔画像特徴量が保存されている顔画像DB7と、一定の大きさ(例えば、24(画素)×24の矩形)を有し入力画像上で移動する探索ブロック14の内側の画像の特徴量と顔画像DB7に登録されている顔画像特徴量とを比較し、探索ブロック14内側の画像が顔領域の一部又は全部であるか否かを判定する顔領域判定装置8と、探索ブロック14を順次移動させて顔領域判定を判定し、同一人の顔領域の一部又は全部と判断された複数の断片領域を統合し画像に存在する人の人数分の第1の顔領域を生成する重複領域統合装置9と、で構成されている。
顔領域抽出装置3は、顔領域検出装置2により検出された第1の顔領域に対して、顔画像の特性に基づいて電子ファイルに登録する際の適性な画角を算出する適正画角算出装置10と、算出された適正画角に基づいて検出した第2の顔領域にかかる顔画像を入力画像から抽出する顔領域抽出装置11と、で構成されている。
電子ファイル登録装置4は、顔画像が複数抽出された場合に、当該複数人分のうちの数人分又は全員分の顔画像の一覧を表示する一覧表示装置40と、表示された顔画像の一覧からユーザが電子ファイルに登録したい顔画像を選択することができる顔画像選択装置41と、で構成されている。
次に図2から図10を用いて電子ファイルの動作を説明する。図2は、本発明の電子ファイル生成装置100の動作を説明するためのフローチャートである。図3は、顔領域検出装置2の動作を説明するためのフローチャートである。図4は、顔領域抽出装置3の動作を説明するためのフローチャートである。図5は、電子ファイル登録装置4の動作を説明するためのフローチャートである。図6は、マルチスケール画像生成装置5の動作を説明するための図である。図7は、顔領域判定装置8の動作を説明するための図である。図8は、重複領域統合装置9の動作を説明するための図である。図9は、適正画角算出装置10の動作を説明するための図である。図10は、電子ファイル登録装置4を説明するための図である。
まず、図2を用いて電子ファイル生成装置100の動作について説明する。画像入力装置1において画像を入力する(ステップS1-1)。入力画像は、例えば、携帯電話の場合、電子メールに添付された画像、カメラで撮影した画像、外部記憶装置から入力した画像など、携帯電話に入力可能な全ての画像を対象とする。次に、顔領域検出装置2において入力画像から第1の顔領域を検出し(ステップS1-2)、顔領域抽出装置3において電子ファイルに登録する際の適正画角を求め、第1の顔領域から拡大した第2の顔領域にかかる顔画像を抽出し(ステップS1-3)、電子ファイル登録装置4において当該抽出した顔画像を電子ファイルに登録する(ステップS1-4)。
次に、図3、図6、図7、図8及び図20を用いて顔領域検出装置2の動作について説明する。具体的に、図6の12に示す画像が入力された場合を考える。
画像が入力されると、顔領域検出装置2において、マルチスケール画像生成装置5を用いて図6の13に示すような、入力画像が拡大又は縮小した複数の画像を生成する(ステップS2-1)。そして、求めた個々のスケール画像に対して以下の処理を繰り返す(ステップS2-2)。図7の14に示す大きさが固定された探索ブロック14の内側の画像の特徴量と、あらかじめ顔画像DB7の顔画像(機械学習などで学習した顔画像等)の特徴量とを比較することで顔の一部又は全部(顔領域の一部又は全部)か否かを判定する(ステップS2-4)。
探索ブロックサイズが固定されている場合、マルチスケール画像生成装置5を用いることにより画像を拡張縮小し、すなわち顔画像を大きく又は小さくし、探索ブロックサイズにあわせることができる。
このとき、照明条件の変化に応じて顔の特徴量が変化する問題を解決するために、探索ブロック14内側の画素値を正規化する(ステップS2-3)。正規化の手法として、例えば、探索ブロック14内側の画素値の分散を用いるもの、画素値平均値を用いるもの、ヒストグラムを用いるものなどがあり、どの手法を用いても良い。ここでは、次式の通り分散を用いて正規化する方法を用いることとして説明する。
Figure 0004534571
ここでV(x、y)は座標値(x、y)における正規化後の画素値である。v(x、y)は座標値(x、y)におけるオリジナルの画素値である。varは探索ブロック14内側の画素値の分散で
ある。上記式を用いて探索ブロック14内側の画素値を正規化した後、顔画像DB7 に格納された顔画像特徴量と探索ブロック14内側の特徴量とのマッチングを行う(ステップS2−4)。マッチングの結果、探索ブロック14内側にかかる画像が顔領域であるか否かを判定し(ステップS2−5)、顔領域であれば、現画像における顔領域矩形の4点の座標値を求め(ステップS2−6)、その領域を記憶する(ステップS2−7)。なお、顔領域の探索ブロックと学習データとのマッチング処理は例えば、以下の通り行う。まず、顔画像データベース7に登録されている、例えば顔の特徴を学習した顔画像データは、図20に示すRectangleFeatureに基づいて定量化されているとする。RectangleFeatureとは、探索ブロック内側の白い矩形領域の画素値合計からハッチングした矩形領域の画素値合計を引いた値である。
20に示す基本パターンの大きさ、位置、回転角を変えた複数のRectangleFeatureが存在する。顔の特徴は、このRectangleFeatureを組み合わせたClassifierと呼ばれる顔領域判別関数を用いて表現する。具体的には、各RectangleFeatureの値(Rf(i))が閾値(th)を超えたか否かに応じて重み(pv又はnv)を与え、次に、全てのRectangleFeatureの重みの総和(Cls)がある閾値(th2)を超えた場合に顔か否かを判別する。
Figure 0004534571
pv,nvは重み
Figure 0004534571
Figure 0004534571
マッチング処理が完了すると、顔領域検出装置2は探索ブロック14を例えば、一画素つ移動させ(ステップS2−8)、スケール画像全体を操作し、画像にある人数分上記処理をした後、次のスケール画像を処理する(ステップS2−9)。以上の処理を全てのスケール画像に対して行った後(ステップS2−10)、重複領域統合装置9において、検出領域のうち重なり合った領域を統合する(ステップS2−11)。ここで、重複領域統合装置9をさらに詳しく説明する。顔領域検出装置2は、前述の通り探索ブロック14を例えば、1画素ずつ移動させながら顔領域判定を行うため、図8の15のように、顔の付近では複数の探索ブロック14が顔領域と判定することにより顔領域判定装置8で記憶した顔領域矩形が重なり合う場合がある。これらは本来1つであるべきであるので、矩形同士が重なり合っている場合、その重なり合う割合に応じて矩形同士を統合し、その結果、16に示す検出結果を得るようにする。重なり合う割合は、例えば矩形1、矩形2が重なり合っている場合、次式で求めることができる。
if 矩形1の面積 > 矩形2の面積
重なり率 = 重なり部分の面積/矩形1の面積
else
重なり率 = 重なり部分の面積/矩形2 の面積
そして、重なり率がある閾値よりも大きい場合に2つの矩形を統合し、1つの矩形にする。2つの矩形を統合する場合、各4点の座標の平均値を求める、あるいは座標値の大小関係から求めることができる。この統合は、画像の人数分それぞれ行われる。
次に、図4、図9を用いて顔領域抽出装置3の動作について説明する。顔領域検出装置2で検出した第1の顔領域は、図9に示す17のように頭髪を含めた顔全体を含んでいない場合が多い。
そこで、顔領域抽出装置3の適正画角算出装置10において17の領域を顔の特性を考慮して縦横を拡張し、18に示す第2の顔領域を求める(ステップS3-1)。ここで適正画角とは、電子ファイルに登録するのに適した範囲であり、後で利用者が電子ファイルを開いて当該画像を見る場合に顔画像全体が適切に見れる範囲をいう。また、顔の特性を考慮する方法とは、例えば、検出した矩形の高さをh、幅をwとし、矩形の中心座標を(cx, cy)とした場合は、次の通り拡大する方法がある。
左上座標:(left,top)=(cx−w/2*p1,cyh/2*p2)、右上座標:(right,top)=(cx+w/2*,cyh/2*p2)、左下座標:(left,bottom)=(cx−w/2*p1,cyh/2*p3)、右下座標:(right,bottom,)=(cxw/2*p1,cyh/2*p)、p1,p2,p3は各辺の延長率で例えば、p1=1.5,p2=2.0,p3=1.5がある。これにより、図9に示すように、検出矩形では髪の毛や顎まで含まれなかったものが、適正画角の場合に基づく顔画像では含まれるようになる。
領域抽出装置11において、求めた矩形の顔領域にかかる顔画像を入力画像から抽出し(ステップS3-2)、電子ファイルに登録する際のサイズに合わせて抽出した顔画像を拡大縮小する(ステップS3-3)。顔画像を拡大縮小する方法としては、双線形補間、間引き等がある。以上により、写真画像から複数人の画像がある場合には、その人数分の顔画像を抽出することができる。
次に、図5、図10を用いて電子ファイル登録装置4の動作について説明する。図10に示すように、一覧表示装置40により顔領域抽出装置3で抽出した複数人分の顔画像のうち、数人分又は全員分の一覧を表示し(ステップS4-1)、顔画像選択装置41によりユーザが一覧表示した顔画像から電子ファイルに登録したい顔を選択する。次に、メニューから新規登録あるいは、既に作成した電子ファイルに顔画像を追加するための登録編集のいずれかのメニュー20を選択する(ステップS4-3)。ユーザが新規登録21を選択した場合、新規登録画面22を表示し、そこで必要な情報を入力し、顔画像と共に電子ファイルに登録する(ステップS4-7、S4-8)。ユーザが登録編集23を選択した場合、既存の電子ファイル一覧24を表示し(ステップS4−4)、ユーザは表示された電子ファイル一覧から、顔画像を登録したい項目を選択する(ステップS4-5)。そして、選択された項目のデータに顔画像が登録され22と同様に登録内容を確認できる画面が表示される(ステップS4-8)。
以上のように、入力画像から複数の顔画像を抽出し当該画像を電子ファイルに登録可能とすることで、電子ファイル登録のために単独写真を撮影あるいは入手する必要がなく、顔画像を電子ファイルに登録するのを簡易化することが可能となる。
なお、この実施の形態では、顔画像を登録する媒体を、電子ファイルとして説明した。電子ファイルは、電子情報を保存できる電話帳を含む概念である。また、この実施の形態では、登録する画像は、顔画像として説明した。しかし、本発明は登録する対象として顔画像に限定されず、広くオブジェクト画像を含む。この場合、画像データベースはオブジェクトデータベースとなり、顔領域検出装置はオブジェクト領域検出装置となり、顔領域抽出装置はオブジェクト領域抽出装置、に対応する。例えば、花が電子ファイルに登録される対象である場合も含まれる。また、この実施の形態では、マルチスケール画像を生成した後に、画像の画像値を正規化するものとして説明した。しかし、本発明はマルチスケール画像を生成した後に、画像の画像値を正規化する場合に限られない。例えば、画像の画像値を正規化した後に、マルチスケール画像を生成する場合も含まれる。
実施の形態2
図11を用いてこの発明の本実施の形態における電子ファイル生成装置200の構成を説明する。なお、実施の形態1と共通する部分については説明を省略する。201は顔領域検出装置2により検出された第1の顔領域に基づいて顔画像を抽出する顔領域抽出装置、25は顔領域抽出装置201のうち顔画像から両目や口である部位を検出する部位検出装置、26は部位検出装置25のうち、両目を検出する両目検出装置、27は部位検出装置25のうち、口を検出する口検出装置、28は両目や口を検出するためのマッチング情報を格納した部位画像データベース(以下、部位画像DB)、30は両目や口の位置を考慮して適正な画角調整を行う適正画角算出装置、である。
次に図12から図16を用いて本発明における各装置の動作を説明する。図12は、本発明の電子ファイル生成装置200の動作を説明するためのフローチャートである。図13及び図14は、部位検出装置25の動作を説明するためのフローチャートである。図15は、適正画角算出装置30の動作を説明するためのフローチャートである。図16は、適正画角算出装置30の動作を説明するための図である。
まず、図12を用いて電子ファイル生成装置200の動作について説明する。画像入力装置1で画像を入力し(ステップS5-1)、顔領域検出装置2で第1の顔領域を検出する(ステップS5-2)。次に、部位画像DB28を参照することにより第1の顔領域にかかる顔画像から両目及び口を検出する(ステップS5-3)。そして適正画角算出装置30において検出した部位の位置に応じて画角を調整し(ステップS5−4)、調整した画角で第2の顔領域にかかる顔画像を抽出し、電子ファイルに登録するためのサイズにあわせるように顔画像を拡大縮小する(ステップS5-5)。最後に電子ファイル登録装置4で顔領域画像を電子ファイルに登録する(ステップS5-6)。
次に、図13及び図14を用いて部位検出装置25の動作を説明する。まず、部位検出装置25において、顔領域検出装置2により検出した第1の顔領域にかかる顔画像のマルチスケール画像を生成する(ステップS6-1)。次に一定の大きさ(例えば24(画素)×24の矩形)を有し、第1の顔領域にかかる顔画像上で移動し、左目、右目、口を探索する探索ブロックを、上記で生成したマルチスケール画像全てに対して走査し、マッチング処理を行い各部位を検出する。
具体的には、ステップS6-1で求めたマルチスケール画像に対して、以下の処理を繰り返す(ステップS6-2)。まず、左目を既に検出したか否かをチェックし(ステップS6-3)、検出していなければ、左目の探索ブロックと左目の特徴量が登録されている部位画像DB28のデータでマッチング処理を行い(ステップS6-4)、マッチング処理した結果探索ブロックが左目と判断した場合(ステップS6-5)、左目の位置を記憶する(ステップS6-6)。探索ブロックが左目ではなかった場合、左目の探索ブロックを一画素移動させる(ステップS6-7)。
ここでマッチング処理とは、部位画像DB28に登録されている、例えば、顔の部位の特徴を学習した部位データは、Rectangle Featureに基づいて定量化されているとする。顔の部位の特徴は、このRectangle Featureを組み合わせたClassifierと呼ばれる顔領域判別関数を用いて表現する。具体的には、各Rectangle Featureの値(Rf(i))が閾値(th)を超えたか否かに応じて重み(pv又はnv)を与え、次に、全てのRectangle Featureの重みの総和(Cls)がある閾値(th2)を超えた場合に部位画像か否かを判別する。
Figure 0004534571
pv,nvは重み
Figure 0004534571
Figure 0004534571
次に右目、口も同様の処理を行い(ステップS6-8〜ステップS6-17)、全ての部位が検出されるかあるいは、画像全体を走査し終えるまで検出処理を繰り返す。
以上で求めた部位の位置に基づいて適正画各算出装置30において画角調整を行う。例えば、次のような手法がある。まず、両目間の距離を求める(ステップS7-1)。そして、両目の検出点でできるベクトルを求め(ステップS7-2)、両目の中心点から、求めた両目ベクトルに沿って、両目間の距離に応じて、両目ベクトルを左右に拡張する(ステップS7-3)。検出した両目及び口が図16の31であったとする。このときの両目ベクトルは32であり、32は両目間の距離に応じて拡張されたものである。次に、口の検出点と両目ベクトルとが垂直に交わるベクトルを求める(ステップS7-4)。図16では、33が求めたベクトルとなる。このベクトルを、両目ベクトルと口検出点との距離に応じてまず下方向に拡張し(ステップS7-5)、さらに、上方向に拡張する(ステップS7-6)。33は上記の通り求めたベクトルである。
以上の通り求めた両目ベクトル、口−両目ベクトルから、顔領域の矩形34を求め、この矩形に応じて領域抽出装置11で領域を抽出する。このように、顔の部位をさらに検出することにより適正画角をさらに正確に求めることが可能となり、顔領域を適切に切り出すことが可能となる。
なお、本実施の形態においては、顔画像の部位として、両目及び口として説明した。しかし、本発明は、顔画像の部位として両目及び口に限定されない。すなわち、顔画像の部位として、鼻、耳等があり、このような部位を根拠として第2の顔の領域にかかる顔画像を抽出する場合もある。
実施の形態3
図17を用いてこの発明の本実施の形態における電子ファイル生成装置300の構成を説明する。なお、実施の形態1又は2と共通する部分については説明を省略する。図17において、電子ファイル生成装置300は、画像を入力する画像入力装置1と、入力された画像から顔の領域である第1の顔領域を検出する顔領域検出装置2と、第1の顔領域から顔画像の特徴に基づいて第2の顔領域にかかる顔画像を抽出する顔領域抽出装置29と、顔領域抽出装置29で抽出した顔画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置4と、で構成されている。電子ファイル登録装置4は、抽出した顔画像にアイコン等の装飾画像を重畳することにより顔画像を編集する画像合成装置35を有する。
次に、図18及び図19を用いて画像合成装置35を含む電子ファイル登録装置4の動作を説明する。図18は、動作を説明するためのフローチャートである。図19は、動作中の画面遷移を示した図である。
電子ファイル登録装置4において、図19の36に示すように画像から抽出した複数人分の顔画像のうち、数人分又は全員分の顔画像の一覧を表示し、ユーザがその中の1つを選択して顔画像編集メニューを選択すると(ステップS8-1)、画像合成装置35は、合成可能なアイコンを37のように一覧表示する(ステップS8-2)。一覧表示されたアイコン画像からユーザがアイコンを選択すると(ステップS8-3)、画像合成装置において、顔の大きさに合わせてアイコン画像を拡大縮小し、部位の位置に合わせてアイコン画像を合成する(ステップS8-4)。ここで、顔の大きさに合わせてアイコン画像を拡大縮小し、部位の位置に合わせてアイコン画像を合成するとは、例えば、部位検出に基づいてする場合がある。なお、アイコン画像は、各画素に対してそれぞれ透過情報を保持しているものであり、例えばアルファチャネルを持っている画像である。画像合成装置は、透過情報に基づいて顔画像とアイコンを重畳する。合成した結果は38のように表示され(ステップS8-4)、ここでユーザが例えば、OKボタンを押下すれば(ステップS8-5)、通常の電子ファイル登録画面22あるいは24に遷移し電子ファイル登録可能となる(ステップS8-6)。
このように、切り出した顔写真を装飾可能とすることでより本人の特徴を誇張し、例えば電話を着信した際に、容易に本人を特定し易くすることが可能となる。
この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態2を示す電子ファイル生成装置の概念図である。 この発明の実施の形態1に示すRectangleFeatureの基本形を示す図である。
符号の説明
1 画像入力装置
2 顔領域検出装置
3 顔領域抽出装置
4 電子ファイル登録装置
5 マルチスケール画像生成装置
6 画像値正規化装置
7 顔画像データベース(顔画像DB)
8 顔領域判定装置
9 重複領域統合装置
10 適正画角算出装置
11 領域抽出装置
40 一覧表示装置
41 顔画像選択装置
12 入力画像
13 マルチスケール画像
14 探索ブロック
25 部位検出装置
26 両目領域検出装置
27 口領域検出装置
28 部位画像データベース(部位DB)
30 適正画角算出装置
200 電子ファイル生成装置
201 顔領域抽出装置
29 顔領域抽出装置
35 画像合成装置
300 電子ファイル生成装置

Claims (8)

  1. 顔画像を登録した電子ファイルを生成する電子ファイル生成装置において、
    画像を入力する画像入力装置と、
    顔画像のデータが登録された顔画像データベースと、
    上記画像入力装置により入力された画像上で移動する探索ブロック内側の画像の特徴量と上記顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較し、上記探索ブロック内側の画像が顔領域の一部又は全部であるか否かを判定する顔領域判定装置、および上記顔領域判定装置で顔領域の一部又は全部であると判断された複数の画像が同一人の顔領域と判断された場合に当該同一人の顔領域と判断された複数の画像を統合し、上記入力画像から当該入力画像に写された人の顔画像が存在する領域である第1の顔領域を生成する重複領域統合装置を有し、上記入力画像の特徴量と上記顔画像データベースに登録されている顔画像の特徴量とを比較することにより、上記第1の顔領域を人数分検出する顔領域検出装置と、
    上記顔領域検出装置により検出された第1の顔領域にかかる顔画像の特性に基づいて、電子ファイルに登録する際の適正な画角を求め、当該第1の顔領域を顔の特性を考慮して顔全体が含まれるべく所定の延長率で縦横に拡張した第2の顔領域にかかる顔画像を抽出する顔領域抽出装置と、
    上記顔領域抽出装置により抽出された顔画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置と、
    を備えたことを特徴とする電子ファイル生成装置。
  2. 上記顔領域検出装置は、
    上記顔領域判定をする前に、上記探索ブロック内側の画素値を正規化する画素値正規化装置を備えたことを特徴とする請求項に記載の電子ファイル生成装置。
  3. 上記顔領域抽出装置は、
    顔画像の部位のデータが登録された部位画像データベースと、
    上記顔領域検出装置によって検出された第1の顔領域にかかる顔画像と上記部位画像データベースに登録されたデータとを比較することにより第1の顔領域から顔画像の部位領域を検出する部位領域検出装置と、
    上記部位領域検出装置により検出された部位領域に基づいて電子ファイルに登録するに適した画角の調整を行う適正画角算出装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載の電子ファイル生成装置。
  4. 上記顔領域抽出装置は、
    両目及び口のデータが登録された部位画像データベースと、
    上記顔領域検出装置によって検出された第1の顔領域にかかる顔画像と上記部位画像データベースに登録されたデータとを比較することにより第1の顔領域から両目及び口の領域である部位領域を検出する部位領域検出装置と、
    上記部位領域検出装置により検出された部位領域に基づいて電子ファイルに登録するに適した画角の調整を行う適正画角算出装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電子ファイル生成装置。
  5. 上記電子ファイル登録装置は、
    上記顔領域抽出装置により顔画像が数人分抽出された場合に、当該複数人分のうち数人分又は全員分の顔画像の一覧を表示する一覧表示装置と、
    上記一覧表示装置により表示された顔画像の一覧からユーザが電子ファイルに登録したい顔画像を選択することができる顔画像選択装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子ファイル生成装置。
  6. 上記電子ファイル登録装置は、
    上記一覧表示装置により表示された顔画像を選択すると当該選択された顔画像に合成可能なアイコンを一覧表示するアイコン一覧表示装置と、
    上記アイコン一覧表示装置により表示されたアイコン画像からユーザが選択すると顔の大きさに合わせてアイコン画像を拡大縮小し、顔画像の部位の位置に合わせてアイコン画像を上記選択された顔画像に合成するアイコン画像合成装置と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の電子ファイル生成装置。
  7. 上記電子ファイル登録装置は、電話帳生成装置であることを特徴とする請求項1に係る電話帳生成装置。
  8. オブジェクトを登録した電子ファイルを生成する電子ファイル生成装置において、
    画像を入力する画像入力装置と、
    オブジェクトのデータが登録されたオブジェクトデータベースと、
    上記画像入力装置により入力された画像上で移動する探索ブロック内側の画像の特徴量と上記オブジェクトデータベースに登録されているオブジェクト画像の特徴量とを比較し、上記探索ブロック内側の画像がオブジェクト領域の一部又は全部であるか否かを判定するオブジェクト領域判定装置、および上記オブジェクト領域判定装置でオブジェクト領域の一部又は全部であると判断された複数の画像が同一オブジェクトのオブジェクト領域と判断された場合に当該同一オブジェクトのオブジェクト領域と判断された複数の画像を統合し、上記入力画像から当該入力画像に写されたオブジェクト画像が存在する領域である第1のオブジェクト領域を生成する重複領域統合装置を有し、上記入力画像の特徴量と上記オブジェクトデータベースに登録されているオブジェクト画像の特徴量とを比較することにより、上記第1のオブジェクト領域をオブジェクトの数だけ検出するオブジェクト領域検出装置と、
    上記オブジェクト領域検出装置により検出された第1のオブジェクト領域にかかるオブジェクト画像の特性に基づいて、電子ファイルに登録する際の適正な画角を求め、当該第1のオブジェクト領域をオブジェクトの特性を考慮してオブジェクト全体が含まれるべく所定の延長率で縦横に拡張した第2のオブジェクト領域にかかるオブジェクト画像を抽出するオブジェクト領域抽出装置と、
    上記オブジェクト領域抽出装置により抽出されたオブジェクト画像を電子ファイルに登録する電子ファイル登録装置と、
    を備えたことを特徴とする電子ファイル生成装置。
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