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JP4538422B2 - 移載機 - Google Patents
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JP4538422B2 - 移載機 - Google Patents

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Description

本発明は、垂直搬送機に対して搬送物の搬入及び/又は搬出を行う移載機に関し、特に、移載する際の衝撃を和らげるようにした移載機に関する。
物流センター等においては、様々な搬送機が用いられているが、物品を水平に保持した状態で移送することが多い。そこで、物品を垂直方向に搬送する場合には、水平に保持された複数のトレイがフレーム内を循環して上昇及び下降する型式の垂直搬送機が用いられている。また、このような垂直搬送機に対して、搬送物の搬入又は搬出を行う移載機が用いられている(例えば、特許文献1。)。
特許文献1に記載されている移載システムは、複数の櫛歯状の搬送台が搬入通路と搬出通路との間で連続循環する垂直搬送コンベアに対して、搬送物の受け渡しが可能な送込装置を用いている。この送込装置は、櫛歯状に形成された荷受台と、この荷受台をコンベアの通路に出入させるための作動機構を備えている。そして、通路内において、搬送台の櫛歯と荷受台の櫛歯とが互いに噛み合うようになっている。
したがって、搬送台が上昇する搬入通路では、接近する搬送台の上側に搬送物を載せた荷受台を通路内に進入させると、搬送物は荷受台から搬送台へと移載されることになる。また、搬送台が下降する搬出通路では、搬送物を載せた搬送台の下側に荷受台を侵入させると、搬送物は搬送台から荷受台へと移載されることになる。
しかしながら、近年では製造工程等において、壊れ易い物品を搬送することが要求されるようになった。また同時に、搬送及び移載のスピードアップが要求されるようになった。上記の移載システムでは、搬送物の受け渡しは、静止している荷受台と垂直方向に動いている搬送台との間で行われるために、大きな衝撃が発生し、壊れ易い物品の移載には不適当である。そして、上昇又は下降する搬送台のスピードが速くなるほど移載時の衝撃が大きくなるので、スピードアップを図れないという問題がある。
さらに、上記の移載システムでは、搬送物をステーションから送込装置の荷受台に移行するためのプッシャー装置を備えている。したがって、垂直搬送機と水平搬送機との間で搬送物の受け渡しをする場合には、この送込装置のみでは不十分であるという問題がある。
特開平11−208811号公報
したがって、本発明の目的は、搬送物をトレイに載せて垂直方向に搬送する垂直搬送機に対して搬送物の搬入及び/又は搬出を行う移載機であって、移載する際に衝撃の少ない移載機を提供することである。また、垂直搬送機の搬送速度及び移載機の移載時間をスピードアップできる移載機を提供することにある。さらに、垂直搬送機と水平搬送機との間で相互に移載可能な移載機を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に係る移載機は、搬送物をトレイに載せて垂直方向に搬送する垂直搬送機に対して、搬送物の搬入及び/又は搬出を行う移載機であって、先端部に荷台を備えて前記垂直搬送機の内部に出入する突出体と、前記突出体を水平方向に移動させる駆動装置を備えた昇降体と、前記昇降体を垂直方向に移動させる駆動装置を備えた基体とを有し、前記搬送物を移載する際に、前記荷台が前記トレイと同じ方向に移動する手段を採用している。
また、本発明の請求項2に係る移載機は、請求項1に記載の移載機において、前記搬送物を移載する際に、前記トレイと前記荷台との相対速度を10〜50mm/秒とする手段を採用している。また、本発明の請求項3に係る移載機は、請求項1又は2に記載の移載機において、前記昇降体の駆動装置が、ボールネジを用いた駆動装置である手段を採用している。また、本発明の請求項4に係る移載機は、請求項1乃至3の何れかに記載の移載機において、前記基体の駆動装置が、ボールネジを用いた駆動装置である手段を採用している。また、本発明の請求項5に係る移載機は、請求項1乃至4の何れかに記載の移載機において、前記基体と一体に水平搬送機が設けられ、該水平搬送機と前記垂直搬送機との間で前記搬送物の移載が可能である手段を採用している。また、本発明の請求項6に係る移載機は、請求項5に記載の移載機において、前記水平搬送機が、ローラーコンベアである手段を採用している。
本発明の移載機は、搬送物をトレイに載せて垂直方向に搬送する垂直搬送機に対して搬送物の搬入及び/又は搬出を行う移載機であって、上記の手段を採用することにより、移載する際に衝撃の少ない移載機とすることができる。また、垂直搬送機と水平搬送機との間で、相互に移載可能な移載機とすることができる。さらに、搬送速度及び移載時間のスピードアップを図ることが可能な移載機とすることができる。
以下、本発明の実施例を図1乃至図5により説明するが、これらの図は本願発明を何ら限定するものではない。図1は本発明の移載機の一例を示す概略斜視図であり、図2は水平搬送機を一体に取付けた本発明の移載機の一例を示す概略斜視図、図3は図2に示す移載機の概略正面図(a)、概略平面図(b)及び概略側面図(c)である。また、図4は本発明の移載機と垂直搬送機の関係を示す概略斜視図であり、図5は垂直搬送機のトレイの一例を示す概略平面図である。
本発明の移載機1は、図4に示すように、垂直搬送機50に対して搬送物の搬入及び/又は搬出を行うものである。対象となる垂直搬送機50は、物品を載せるトレイ51が水平に保持された状態で昇降するものであり、後述する移載機1の突出体10がその内部に進入できるものであれば、どのような型式の搬送機でも使用することができる。
図に示す垂直搬送機50は、4個の輪体52に張架された無端条体53が3本設けられており、物品を載せるトレイ51がこれらの無端条体53に取付けられている。各輪体52は同一の直径であり、各無端条体53は同一の長さである。そして、各無端条体53を同一の速度で循環させることにより、各トレイ51は水平に保持された状態で、垂直搬送機50の内部を循環して上昇及び下降するようになっている。
移載機1は、垂直搬送機50の一面に近接して設けられ、この面から移載機1の荷台11が内部に出入するようになっている。以下、便宜上この面を「前面」と呼ぶことにする。図5に示すように、トレイ51は無端条体53に支持されているが、前面には荷台11の進入を妨げる支持部材等が用いられていないので、荷台11はトレイ51の通路まで進入することができる。そして、トレイ51の形状を凹型として、凸型の荷台11と相互に噛み合うようになっている。なお、トレイ51及び荷台11の形状は、相互に噛み合う櫛歯状等としても良い。
垂直搬送機50は、左右の何れか一方の側をトレイ51が上昇する搬入通路とし、他方の側をトレイ51が下降する搬出通路とすることができる。そして、本発明の移載機1は、搬入通路に出入するように設置した場合には、物品を垂直搬送機50内に搬入する移載機1となり、搬出通路に出入するように設置した場合には、物品を垂直搬送機50から搬出する移載機1となる。なお、図4では、搬入用の移載機1と搬出用の移載機1とを同一のレベルに設置しているが、実際には搬送物の流れに応じて、複数のレベルに搬入用の移載機1及び/又は搬出用の移載機1を設置することができる。
本発明の移載機1は、図1に示すように、先端部に荷台11を備えた突出体10と、この突出体10を水平方向に移動させる駆動装置等を備えた昇降体20と、この昇降体20を垂直方向に移動させる駆動装置等を備えた基体30とで構成されている。したがって、搬送物を載せる荷台11は、水平方向及び垂直方向に移動できるようになっている。
突出体10は、昇降体20に対して600〜1500mmのストロークで水平移動することが好ましく、300〜800mm/秒の速度で移動することが好ましい。また、その加速度は、500〜2000mm/(秒)2 とすることが好ましい。昇降体20の駆動装置は、突出体10を水平移動させることが可能であれば特に限定されないが、正確なタイミングで正確な距離を移動させるために、ボールネジを用いた駆動装置とすることが好ましい。
昇降体20は、基体30に対して200〜600mmのストロークで垂直移動することが好ましく、200〜700mm/秒の速度で移動することが好ましい。また、その加速度は、500〜1500mm/(秒)2 とすることが好ましい。基体30の駆動装置は、昇降体20を垂直移動させることが可能であれば特に限定されないが、正確なタイミングで正確な距離を移動させるために、ボールネジを用いた駆動装置とすることが好ましい。
突出体10及び昇降体20は、図示していない制御装置のプログラムに従って移動するようになっている。また、垂直搬送機50等に備えられたセンサーにより、昇降するトレイ51の正確な位置を検知することができるので、トレイ51に対して正確なタイミングで搬送物の移載を行うことができる。さらに、トレイ51と荷台11との相対速度が10〜50mm/秒となるように、荷台11の昇降速度を設定できるので、搬送物への衝撃を和らげて移載することができる。
本発明の移載機1は、図2に示すように、水平搬送機40を一体に取付けることが好ましい。図に示す水平搬送機40は、ローラーコンベアであり、複数のローラー41を備えた左右一対の搬送部42及び支持部43を備えている。この水平搬送機40は、搬送部42が移載機1の突出体10及び昇降体20を跨ぐように配置されている。また、搬送部42の端部付近が、荷台11の水平方向のストローク範囲に含まれると共に、ローラー41のレベルが、荷台11の垂直方向のストローク範囲に含まれるように配置されている。さらに、搬送部42にセンサー等を設けて、所定の位置で搬送物の有無を確認し、制御装置の入力情報とするようになっている。
搬送物を水平搬送機40から垂直搬送機50に移載する場合には、荷台11は次の順序で作動する。このとき、トレイ51は上昇している。
1)水平搬送機40の所定の位置に搬送物があることを検知する。
2)搬送物の真下に移動し、次に上昇して搬送物を受け取る。
3)トレイ通路外の所定位置に移動し、トレイ51の接近を待つ。
4)トレイ51を検知したら、トレイ通路内の所定位置に進入する。
5)所定のタイミングで、所定の速度で上昇し移載する。
6)所定のタイミングでトレイ通路外の所定位置に戻り、待機する。
搬送物を垂直搬送機50から水平搬送機40に移載する場合には、荷台11は次の順序で作動する。このとき、トレイ51は下降している。
1)水平搬送機40の所定の位置に搬送物がないことを検知する。
2)トレイ通路外の所定位置に移動し、トレイ51の接近を待つ。
3)トレイ51を検知したら、トレイ通路内の所定位置に進入する。
4)所定のタイミングで、所定の速度で下降し移載する。
5)所定のタイミングで水平搬送機40上方の所定位置に戻る。
6)下降して搬送物を水平搬送機40に渡す。
本発明の移載機1は、垂直搬送機50に対して搬送物の搬入及び/又は搬出を行う際に、荷台11がトレイ51と同じ方向に移動するので、搬送物が受ける衝撃を和らげることができる。このため、垂直搬送機50の搬送速度をスピードアップすることができる。また、水平搬送機40と一体化することが可能であり、垂直搬送機50と水平搬送機40との間で相互に移載可能である。そして、この場合の移載時間もスピードアップすることができる。
本発明の移載機の一例を示す概略斜視図である。 本発明の移載機に水平搬送機を一体に設けた場合の一例を示す概略斜視図である。 図2に示す移載機の概略正面図(a)、概略平面図(b)及び概略側面図(c)である。 本発明の移載機と垂直搬送機との関係を示す概略斜視図である。 垂直搬送機のトレイの一例を示す概略平面図である。
符号の説明
1 移載機
10 突出体
11 荷台
20 昇降体
30 基体
40 水平搬送機
41 ローラー
42 搬送部
43 支持部
50 垂直搬送機
51 トレイ
52 輪体
53 条体

Claims (6)

  1. 搬送物をトレイに載せて垂直方向に搬送する垂直搬送機に対して、搬送物の搬入及び/又は搬出を行う移載機であって、
    先端部に荷台を備えて前記垂直搬送機の内部に出入する突出体と、前記突出体を水平方向に移動させる駆動装置を備えた昇降体と、前記昇降体を垂直方向に移動させる駆動装置を備えた基体を有し、
    前記搬送物を移載する際に、前記荷台が前記トレイと同じ方向に移動することを特徴とする移載機。
  2. 前記搬送物を移載する際に、前記トレイと前記荷台との相対速度を10〜50mm/秒とすることを特徴とする請求項1に記載の移載機。
  3. 前記昇降体の駆動装置が、ボールネジを用いた駆動装置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の移載機。
  4. 前記基体の駆動装置が、ボールネジを用いた駆動装置であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の移載機。
  5. 前記基体と一体に水平搬送機が設けられ、該水平搬送機と前記垂直搬送機との間で前記搬送物の移載が可能であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の移載機。
  6. 前記水平搬送機が、ローラーコンベアであることを特徴とする請求項5に記載の移載機。
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