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JP4545225B2 - システム管理装置、計算機システム、制御方法、および制御プログラム - Google Patents
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システム管理装置、計算機システム、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明はクラスタシステムを構成する複数のノード内のソフトウェアの修正適用を管理するシステム管理装置、計算機システム、制御方法、および制御プログラムに関し、特にクラスタシステムの運用を継続しながら修正適用を行うシステム管理装置、計算機システム、制御方法、および制御プログラムに関する。
大学や企業の研究部門などで並列計算プログラムを実行する計算機システムとしてクラスタシステムが使われている。クラスタシステムは多数の計算機をネットワークで接続し、ジョブ(計算プログラム)を実行する。実行するプログラムはバッチジョブとしてユーザから投入される。
このようなクラスタシステムにおいて、クラスタを構成する各コンピュータのOSの一部やアプリケーションソフトウェアのアップデートを行う必要が生じることがある。その場合、一般的には、システム全体の運用を一旦停止する。次に、システムの管理者が、各コンピュータに導入されているソフトウェアの版数を確認し、アップデート対象のコンピュータを決める。そして、管理者が管理用の端末装置を介してアップデート対象のコンピュータを操作し、個々のコンピュータに対するソフトウェアのアップデート作業を行う。
ところが、ソフトウェアのアップデートのために運用を停止してしまうと、システムの運用効率が低下する。
そこで、システムを停止せずにソフトウェアをアップデートする技術が考えられている。たとえば、クラスタを構成する各コンピュータに対しては、重複する時刻とならないようにパッチ適用予定時刻を設定し、そのパッチ適用予定時刻で示されたスケジュールにそってパッチ処理を行う技術がある(特許文献1参照)。
特開2003−15894号公報
しかし、特許文献1の技術は、ジョブの実行に長時間を要するような用途(たとえば、科学技術計算)で使用されるクラスタシステムについては想定されていない。すなわち、特許文献1の技術は、ジョブの実行状況とは無関係に、予め決められたスケジュールでパッチを当てる技術である。そのため、スケジュールで決められた時刻になると、ジョブの実行中か否かに関係なく、パッチ処理対象のコンピュータの業務プログラムの実行が止められる(特許文献1の段落[0043]参照)。たとえば、Web検索のように、個々の処理要求に対する処理は短時間で実行できるが、膨大な量の処理要求が入力されることを想定したクラスタシステムであれば、特許文献1に示された技術が適用可能である。
一方、科学技術計算のように、実行に長時間を要するジョブ(処理負荷の高いジョブ)をクラスタシステムで実行する場合、ジョブの実行状況と無関係にノードの運用を停止することはできない。しかも、処理負荷が特に高いジョブは、複数のノードが連携して処理を行う並列ジョブとして実行されることがある。並列ジョブを実行中の複数のノードの一部に関して、ソフトウェアのアップデートのためにジョブを途中で停止してしまうと、並列ジョブ全体の処理が停止してしまい運用効率の低下を招いてしまう。
このように、処理負荷の高いジョブの実行に利用されるクラスタシステムでは、実行中のジョブがあると保守ができないか、もしくはジョブを強制終了する必要がある。しかも、並列ジョブの場合、並列ジョブを実行する各ノードの動作環境が同じであることが必要である。ところが、従来はソフトウェアの修正適用の有無を考慮したジョブの割り当ては行われていない。そのため、ソフトウェアの修正適用済みのノードと、未適用のノードとが混在している状況では、システムの運用を開始することができなかった。その結果、全ての保守が終わるまで、運用を停止しておかなければならず運用効率が低下していた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、処理負荷の高いジョブを実行するクラスタシステムであってもシステムの運用を継続しながらソフトウェアの修正適用が可能なシステム管理装置、計算機システム、制御方法、および制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、計算機システムが有する複数の計算機ノードのソフトウェア修正を管理するシステム管理装置において、前記複数の計算機ノードを識別するノード識別情報に対応付けて、インストールされたソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報とソフトウェア版数とを登録する修正適用管理データベースと、修正対象ソフトウェアのソフトウェア識別情報、ソフトウェア版数及び修正プログラムを含む修正データが入力された場合、前記入力されたソフトウェア識別情報とソフトウェア版数に基づき、前記修正適用管理データベースから修正対象のソフトウェアを含む計算機ノードのノード識別情報を抽出し、抽出したノード識別情報を含む修正予定ノード一覧情報を生成する修正予定ノード決定部と、ソフトウェア修正中の計算機ノード数を示す修正中ノード計数部と、前記修正中ノード計数部が所定の上限値に達するまで前記修正予定ノード一覧情報から計算機ノードを選択し、前記選択した計算機ノードがジョブを実行しているか否かを判断し、ジョブを実行していないと判断した計算機ノードのノード識別情報を修正可能ノード一覧情報に追加するとともに、追加した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部に加算し、通知された修正が完了した計算機ノードのノード識別情報に基づき修正が完了した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部から減算することにより、前記修正可能ノード一覧情報を更新する選択部と、前記選択部が更新した前記修正可能ノード一覧情報に含まれる計算機ノードの運用を停止させるとともに、通知された修正完了ノード識別情報に対応する計算機ノードの運用を開始させる運用管理部と、前記運用管理部が運用を停止させた計算機ノードが含む修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いて修正を行い、修正が完了した計算機ノードのノード識別情報を前記修正完了ノード識別情報として前記選択部と前記運用管理部に通知する修正制御部を有することを特徴とするシステム管理装置が提供される。
本発明では、ジョブの実行状況に応じて、ジョブを実行していないノードから順にソフトウェアの修正を適用するようにしたため、クラスタシステムの運用を継続しながらソフトウェアのアップデートが可能となる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
発明の概要を示す図である。 本実施の形態のシステム構成例を示す図である。 本実施の形態に用いる管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 管理サーバとノードの機能を示すブロック図である。 ソフト名管理DBのデータ構造例を示す図である。 修正適用管理DBのデータ構造例を示す図である。 適用状況管理DBのデータ構造例を示す図である。 修正適用開始段階の処理を示す図である。 修正データのデータ構造例を示す図である。 修正適用処理開始段階の手順を示すフローチャートである。 修正適用要否判断処理の手順を示すフローチャートである。 修正適用ノード選択および通知処理の手順を示すフローチャートである。 修正適用ノード選択状況を示す図である。 修正適用後の組み込み処理を示す図である。 修正適用後の組み込み処理の手順を示すフローチャートである。 ノードの組み込み時の適用状況管理DBの更新状況を示す図である。 修正適用処理継続中におけるジョブの投入処理を示す図である。 2回目以降の修正適用処理を示す図である。 2回目の修正適用ノード選択状況を示す図である。 並列ジョブの割り当て状況を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、発明の概要を示す図である。ソフトウェア修正管理装置1は、クラスタシステム2を構成するノードのソフトウェアを修正するために、修正適用管理データベース1a、修正適用予定ノード決定手段1b、ジョブ実行状況管理手段1d、修正適用ノード選択手段1e、運用管理手段1g、および修正手段1hを有している。
修正適用管理データベース1aは、ノードそれぞれのノードIDに対応付けて、ノードにインストールされたソフトウェアの識別情報および版数が登録されている。
修正適用予定ノード決定手段1bは、修正対象ソフトウェアの識別情報、版数、および修正用プログラムを含む修正データ3が入力されると、修正対象ソフトウェアの識別情報と版数とによって修正適用管理データベース1aを検索する。そして、修正適用予定ノード決定手段1bは、修正対象ソフトウェアの旧版がインストールされたノードのノードIDを抽出し、抽出したノードIDを含む修正適用予定ノード一覧1cを生成する。
ジョブ実行状況管理手段1dは、ノードそれぞれにおいてジョブが動作しているか否かを管理する。たとえば、ジョブ実行状況管理手段1dは、各ノードでジョブの実行が開始されたときに、その旨の情報をノードから取得する。また、ジョブ実行状況管理手段1dは、各ノードでジョブの実行が終了したときに、その旨の情報をノードから取得する。そして、ジョブ実行状況管理手段1dは、各ノードのノードIDに関連付けて、各ノードの状態(ジョブを実行中か否か)を記憶する。
修正適用ノード選択手段1eは、ジョブ実行状況管理手段1dからジョブを実行していないノードのノードIDを取得する。そして、修正適用ノード選択手段1eは、修正適用中のノード数を示す修正適用中ノード数カウンタ1fの値が所定の上限値に達するまで、修正適用予定ノード一覧1cの中からジョブが動作していないノードのノードIDを順次抽出して修正適用ノードIDとする。この際、修正適用ノード選択手段1eは、修正適用予定ノード一覧1cからノードIDを抽出する毎に修正適用中ノード数カウンタ1fの値をカウントアップする。
また、修正適用ノード選択手段1eは、修正適用ノードIDに対応する修正適用ノードの修正適用が完了すると、修正適用予定ノード一覧1cから修正適用が完了した修正適用ノードのノードIDを削除する。この際、修正適用ノード選択手段1eは、修正適用が完了した修正適用ノードの台数に応じた数を修正適用中ノード数カウンタ1fから減算する。
運用管理手段1gは、修正適用ノードIDに対応する修正適用ノードの運用を停止させる。また、運用管理手段1gは、修正が完了したノードのノードIDを受け取ると、受け取ったノードIDに対応するノードの運用を開始させる。
修正手段1hは、運用が停止した修正適用ノードに対して修正データ3に基づく修正対象ソフトウェアの修正を行う。そして、修正手段1hは、修正が完了したノードのノードIDを修正適用ノード選択手段1eと運用管理手段1gとに通知する。
このようなソフトウェア修正管理装置によれば、修正データ3が入力されると、修正適用予定ノード決定手段1bにより、修正対象ソフトウェアの識別情報と版数とによって、修正適用管理データベース1aが検索され、修正対象ソフトウェアの旧版がインストールされたノードのノードIDが抽出され、抽出されたノードIDを含む修正適用予定ノード一覧1cが生成される。さらに、修正適用ノード選択手段1eにより、ジョブ実行状況管理手段1dからジョブを実行していないノードのノードIDが取得され、修正適用中のノード数を示す修正適用中ノード数カウンタ1fの値が所定の上限値に達するまで、修正適用予定ノード一覧の中からジョブが動作していないノードのノードIDが順次抽出されて修正適用ノードIDとされると共に、修正適用予定ノード一覧からノードIDを抽出する毎に修正適用中ノード数カウンタ1fの値がカウントアップされる。
次に、運用管理手段1gにより、修正適用ノードIDに対応する修正適用ノードの運用が停止させられる。さらに、修正手段1hにより、運用が停止した修正適用ノードに対して修正データに基づく修正対象ソフトウェアの修正が行われ、修正が完了したノードのノードIDが修正適用ノード選択手段1eと運用管理手段1gとに通知される。修正適用ノードIDに対応する修正適用ノードの修正適用が完了すると、修正適用ノード選択手段1eにより、修正適用予定ノード一覧1cから修正適用が完了した修正適用ノードのノードIDが削除されると共に修正適用が完了した修正適用ノードの台数に応じた数が修正適用中ノード数カウンタ1fから減算される。そして、運用管理手段1gにより、修正適用が完了したノードの運用を開始させられる。
その後、修正適用中ノード数カウンタ1fの値が減算された分だけ、修正適用ノード選択手段1eにより、修正適用予定ノード一覧1cからジョブを実行していないノードのノードIDが取得され、修正適用ノードとされる。修正適用ノードは、運用管理手段1gによって運用が停止され、修正手段1hによって、修正データ3に基づく修正適用が行われる。
このようにジョブを実行していないノードから順にソフトウェアの修正を適用するようにしたことで、クラスタシステムの運用を継続しながらソフトウェアのアップデートが可能となる。
次に、本実施の形態の詳細を説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成例を示す図である。本実施の形態では、クラスタシステム30が管理ノード100によって管理されている。クラスタシステム30は、複数のノード31,32,33,・・・,3nで構成され投入されたジョブを実行する。なお、ノード31,32,33,・・・,3nは、ジョブを実行するためのコンピュータである。
管理ノード100は、管理用のネットワーク21を介してクラスタシステム30の各ノード31,32,33,・・・,3nに接続されている。管理ノード100は、クラスタシステム30全体を管理する。具体的には、管理ノード100は、クラスタシステム30へのジョブの実行指示や、運用ノード群へのノードの追加、削除などを行う。
ここで、運用ノード群とは、管理ノード100からの要求に応じてジョブの実行が可能なノードの集合である。ノードの追加とは、クラスタシステム30に接続されたコンピュータを、クラスタシステム30の一ノードとして運用開始させる処理である。逆に、ノードの削除とは、クラスタシステム30の一ノードとして機能していたコンピュータに対して、ジョブ実行処理のための運用を停止させる処理である。
さらに、管理ノード100は、管理者端末41からの要求に応じて、クラスタシステム30の各ノード31,32,33,・・・,3nに対して、パッチ処理などのソフトウェアの修正適用処理を行う。
また、管理ノード100には、ネットワーク22を介して、管理者端末41、ユーザ端末42,43が接続されている。管理者端末41は、システム全体を管理する管理者が使用するコンピュータである。各ノード31,32,33,・・・,3nのソフトウェアの修正適用指示は、管理者端末41を利用して管理ノード100に入力される。
ユーザ端末42,43は、ジョブの実行を依頼するユーザが使用するコンピュータである。ユーザがユーザ端末42,43を用いてジョブの実行依頼を入力すると、その実行依頼が管理ノード100に渡される。
図3は、本実施の形態に用いる管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。管理サーバ100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス108を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、および通信インタフェース106,107が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置104には、モニタ11が接続されている。グラフィック処理装置104は、CPU101からの命令に従って、画像をモニタ11の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード12とマウス13とが接続されている。入力インタフェース105は、キーボード12やマウス13から送られてくる信号を、バス108を介してCPU101に送信する。
通信インタフェース106は、ネットワーク21に接続されている。通信インタフェース106は、ネットワーク21を介して、クラスタシステム30を構成する各ノード31,32,33,・・・,3nとの間でデータの送受信を行う。
通信インタフェース107は、ネットワーク22に接続されている。通信インタフェース107は、ネットワーク22を介して、管理者端末41やユーザ端末42,43との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には管理サーバ100のハードウェア構成を示したが、クラスタシステム30の各ノード31,32,33,・・・,3n、管理者端末41、およびユーザ端末42,43も同様のハードウェアで実現することができる。
図4は、管理サーバとノードの機能を示すブロック図である。管理サーバ100は、バッチシステム110、ソフト名管理DB120、修正適用管理DB130、および修正適用制御部140を有している。
バッチシステム110は、ユーザ端末42,43から実行を依頼されたジョブを、クラスタシステム30に実行させる。そのために、バッチシステム110には、ジョブ実行状況管理部111,ジョブ実行可能ノード管理部112、適用状況管理DB113、ジョブ実行場所決定部114、およびジョブ実行指示部115を有している。
ジョブ実行状況管理部111は、ジョブがどのノードで実行されているのかを管理する。具体的には、ジョブの実行を開始したノードから、ジョブ実行開始を示す情報を取得すると、実行しているジョブの識別情報(ジョブID)と、そのジョブを実行しているノードの識別情報(ノードID)とを関連付けて記憶する。そして、ジョブ実行状況管理部111は、ノードから実行結果が返されるとジョブが完了したことを認識し、完了したジョブのジョブIDに関連付けて記憶したノードIDを空きノードとして記憶する。
ジョブ実行可能ノード管理部112は、ジョブ実行状況管理部111から各ノードの実行状況を取得し、ジョブの実行可能なノードを判断する。なお、ソフトウェアの更新適用処理時には、ジョブを実行可能か否かについては、修正適用状況も判断の基準となる。具体的には、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ソフトウェアの修正適用処理時には、修正適用制御部140から修正適用予定ノード一覧(修正適用すべきノードのノードID)を取得する。そして、ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用予定ノード一覧を、適用状況管理DB113に格納して管理する。さらに、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ジョブ実行場所決定部114からの依頼に応じて、ジョブを実行可能なノードを示すノードIDのリストを渡す。
なお、図1に示した修正適用ノード選択手段1eと運用管理手段1gとの機能は、ジョブ実行可能ノード管理部112に含まれる。
適用状況管理DB113は、ソフトウェアの修正適用処理時の修正プログラムの適用状況に関する情報を記憶するデータベースである。たとえば、RAM102内の記憶領域の一部が、適用状況管理DB113として使用される。
ジョブ実行場所決定部114は、ユーザ端末42,43からのジョブ実行依頼に応じて、ジョブの実行場所となるノードを決定する。具体的には、ジョブ実行場所決定部114は、ジョブの実行依頼を受け付けると、ジョブ実行可能ノード管理部112から、その時点でジョブを実行可能なノードのリストを受け取る。次に、ジョブ実行場所決定部114は、ジョブを実行可能なノードの中から、ジョブの実行に必要な台数分のノードを選択し、実行場所に決定する。そして、ジョブ実行場所決定部114は、実行場所となったノードのノードIDを、実行すべきジョブの内容(たとえば、ジョブを実行すべきプログラムの識別情報や変数)と共にジョブ実行指示部115に渡す。
ジョブ実行指示部115は、ジョブ実行場所決定部114からノードIDと、ジョブの実行内容とを受け取ると、ノードIDに該当するノードに対してジョブの実行を指示する。さらに、ジョブ実行指示部115は、ジョブの実行が終了したノードから実行結果を受け取ると、その実行結果をユーザ端末42,43に通知する。
ソフト名管理DB120は、クラスタシステム30内の各ノード31,32,33,・・・,3nに導入されているソフトウェアの名称と版数とを管理するためのデータベースである。たとえば、HDD103の記憶領域の一部が、ソフト名管理DB120として使用される。
修正適用管理DB130は、ノード毎の修正適用状態を管理するためのデータベースである。たとえば、HDD103の記憶領域の一部が、修正適用管理DB130として使用される。
修正適用制御部140は、管理者端末41からのソフトウェアアップデート要求に基づいて、該当ソフトウェアが導入されている各ノードに対してソフトウェアのアップデート(修正適用処理)を実行する。なお、修正適用制御部140は、クラスタシステム30の運用を停止せずに、所定の台数ずつ修正適用処理を実行する。また、修正適用制御部140は、管理者端末41からの要求に応じて修正適用管理DBの内容を管理者端末41に送信する。これにより、管理者端末41を使用する管理者は、修正適用処理の進捗状況を適宜監視することができる。
なお、図1に示した修正適用予定ノード決定手段1bと修正手段1hの機能は、修正適用制御部140が有している。
クラスタシステム30を構成するノード31には、ジョブ実行制御部31aと修正適用エージェント31bとが設けられている。
ジョブ実行制御部31aは、ジョブの実行指示を管理サーバ100から受け取ると、該当するジョブのプログラムを起動し、ジョブを実行する。その際、ジョブ実行制御部31aは、ジョブの実行を開始したことを管理サーバ100のジョブ実行状況管理部111に通知する。ジョブの実行が完了すると、ジョブ実行制御部31aは、実行結果を管理サーバ100に送信する。この際、ジョブ実行制御部31aは、管理サーバ100のジョブ実行状況管理部111に対してジョブの実行が完了したことを通知する。
修正適用エージェント31bは、管理サーバ100からのソフトウェアに対する修正適用指示に応じて、修正適用処理を行う。具体的には、修正適用エージェント31bは、管理サーバ100から修正データを受け取ると、その修正データのヘッダ情報に基づいて修正対象のソフトウェアを判別する。そして、修正データに含まれる修正プログラムを、修正対象のソフトウェアに組み込むことで、該当ソフトウェアを更新する。また、修正適用エージェント31bは、ソフトウェアの修正適用が完了したら、その旨を管理サーバ100に通知する。
次に、図4に示した各種DBの内容について具体的に説明する。
図5は、ソフト名管理DBのデータ構造例を示す図である。ソフト名管理DB120には、ソフトIDとソフト名との欄が設けられている。ソフトIDの欄には、少なくとも1台のノードにインストールされているソフトウェアを一意に識別するための識別情報(ソフトID)が設定される。ソフト名の欄には、少なくとも1台のノードにインストールされているソフトウェアの名称が、そのソフトウェアのソフトIDに対応付けて登録されている。
図6は、修正適用管理DBのデータ構造例を示す図である。修正適用管理DB130には、各ノード31,32,33,・・・,3nのノード番号に対応付けて、ソフト版数管理テーブル131,132,133,・・・,13nが記憶されている。ソフト版数管理テーブル131,132,133,・・・,13nは、各ノードにインストールされているソフトウェアを、ノード別に管理したデータテーブルである。
ソフト版数管理テーブル131には、ソフトID、ソフト版数、動作フラグ、および状態フラグの欄が設けられている。ソフトIDの欄には、ソフト版数管理テーブル131に対応するノード31にインストールされているソフトウェアのソフトIDが設定される。ソフト版数の欄には、ソフト版数管理テーブル131に対応するノード31にインストールされているソフトIDに対応するソフトウェアの版数が設定される。
動作フラグの欄には、対応するノード31での該当ソフトウェアに対して行う処理を示すフラグ(動作フラグ)が設定される。動作フラグは、ソフトウェアの更新作業時にのみ使用され、ソフト更新作業時に該当ソフトウェアに対して実行すべき内容が設定される。動作フラグには、「更新」と「不変」の状態がある。動作フラグの「更新」の状態は、対応するソフトウェアの修正適用処理を実行することを示している。動作フラグの「不変」の状態は、対応するソフトウェアの修正適用処理を実行しないことを示している。
状態フラグの欄には、ソフト更新作業の実施状況を示すフラグ(状態フラグ)が設定される。状態フラグは、ソフトウェアの更新作業時にのみ使用され、作業の完了の有無を示す内容が設定される。状態フラグには、「済」、「中」、「未」の状態がある。状態フラグが「済」の状態は、ソフトウェアの更新作業が完了したことを示している。なお、動作フラグが「不変」の場合は、状態フラグには「済」が設定される。状態フラグの「中」の状態は、ソフトウェアの更新作業中であることを示している。状態フラグの「未」の状態は、ソフトウェアの更新作業が未着手であることを示している。
このような修正適用管理DB130によって、全てのノードにインストールされている全てのソフトウェアの版数が参照できる。
図7は、適用状況管理DBのデータ構造例を示す図である。適用状況管理DB113には、修正適用予定ノード一覧113aと修正適用中ノード数カウンタ113bとが設けられている。
修正適用予定ノード一覧113aには、あるソフトウェアの修正適用を行う際に、修正適用対象のノードのノードIDが格納される。修正適用対象のノードIDの一覧は、修正適用制御部140からジョブ実行可能ノード管理部112に渡され、ジョブ実行可能ノード管理部112によって適用状況管理DB113内の修正適用予定ノード一覧113aに登録される。
修正適用中ノード数カウンタ113bは、現在適用処理中のノード数を示すカウンタである。この修正適用中ノード数カウンタ113bを用いて、同時に適用するノード数の所定数以下に制限することができる。たとえば、同時に修正適用処理を行うノード数の上限が「10」に設定された場合、修正適用中ノード数カウンタ113bの値が「10」になると、次のノードの修正適用開始が待たされる。
修正適用を同時に行うノード数の上限を設けることは、システムの運用をしながら修正適用するために必要である。すなわち、ノード数の制限をなくすと、全ての空きノードに対して同時に修正適用処理が実行されてしまう。すると、修正適用を行っている間は、新たなジョブの実行ができなくなる。そのため、全ての空きノードに対して同時に修正適用するということは、運用が一時的に停止することを意味する。しかも、全ての空きノードに同時に修正適用処理を行えば、管理用のネットワーク21に対する負荷が一時的に過大となり、修正適用処理の処理効率の低下を招くことにもなる。
したがって、管理者は、修正適用の緊急性、システムの運用効率、システム全体の規模を考え合わせて、予め修正適用を同時に行うノード数の上限をジョブ実行可能ノード管理部112に設定しておく。その上限値は、ジョブ実行可能ノード管理部112が管理するメモリ領域に保持される。
以上のようなシステムによって、クラスタシステム30を運用しながらソフトウェアの修正適用処理が行われる。
図8は、修正適用開始段階の処理を示す図である。この例では、16台のノード31〜3nによってクラスタシステム30が構成されているものとする。また、ノード31でジョブ51が実行され、ノード34とノード35とにより並列ジョブ52が実行されている。このような状況下で修正適用する場合、まず、管理者端末41から複数の修正データ61〜64を含む修正データ群60が修正適用制御部140に入力され、修正適用の指示が出される(ステップS11)。すると、修正適用制御部140は、ソフト名管理DB120を参照し、修正適用対象のソフトウェアのソフトIDを取得する(ステップS12)。
さらに、修正適用制御部140は、修正適用管理DB130を参照し、修正適用対象のソフトIDに基づいて、該当するソフトウェアがインストールされているノードのノードIDを取得する(ステップS13)。この際、修正適用制御部140は、修正適用対象のソフトIDに対応する動作フラグに「更新」を設定し、修正適用対象外のソフトIDに対応する動作フラグに「不変」を設定する。また、修正適用制御部140は、修正適用対象のソフトIDに対応する状態フラグに「未」を設定する。
そして、修正適用制御部140は、ジョブ実行可能ノード管理部112に対して、修正適用予定ノード一覧を通知する(ステップS14)。
修正適用予定ノード一覧を受け取ったジョブ実行可能ノード管理部112は、その修正適用予定ノード一覧を適用状況管理DB113に格納する(ステップS15)。また、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ジョブ実行状況管理部111から修正適用予定ノード一覧に含まれる各ノードのジョブの実行状況を取得する(ステップS16)。この例では、ノード31,34,35がジョブを実行中であることが認識できる。すると、ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用予定ノード一覧に含まれるノードであり且つ空きのノードから、同時実行の上限値以下のノードを選択し、選択したノードの運用を停止する(ステップS17)。図8の例では、ノード32,33,36の運用を停止している。その後、ジョブ実行可能ノード管理部112は、運用を停止したノードのノードIDを修正適用制御部140に通知する(ステップS19)。
修正適用制御部140では、運用を停止しているノード32,33,36に対して、修正データ群60を送信し、修正適用を指示する(ステップS20)。また、修正適用制御部140は、修正適用処理を行っている各ノードに対応する修正適用管理DB130内のソフト版数管理テーブルにアクセスし、修正対象のソフトウェアの状態フラグを「中」(作業中を示す)に設定する(ステップS21)。
図9は、修正データのデータ構造例を示す図である。修正データ61には、ヘッダ61aと修正プログラム61bなどが含まれている。ヘッダ61aには、修正プログラムの版数、ソフト名等の情報が含まれている。なお、図9の例は、修正プログラム61bによってソフトウェアの修正を行う場合を想定しているが、ライブラリや定義ファイル等のファイルの置き換えによってソフトウェアの更新が行われる場合、対象のファイルが修正データに含められる。
次に、図8に示した処理を更に詳細に説明する。
図10は、修正適用処理開始段階の手順を示すフローチャートである。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]管理者が管理者端末41へ、ソフトウェアの修正指示を入力する。この際、ソフトウェア修正用の複数の修正データ61〜64は、予め管理者端末41のHDDに格納されているものとする。管理者端末41は、管理者からの操作入力に応答して、修正データ群60を含む修正適用指示を管理サーバ100に対して送信する。管理サーバ100では、管理者端末41から送られた修正適用指示を修正適用制御部140が受け付ける。
[ステップS32]修正適用制御部140は、クラスタシステム30を構成する各ノード31,32,・・・,3nそれぞれについて修正適用の要否を判断する。この処理の詳細は後述する(図11参照)。
[ステップS33]修正適用制御部140は、ステップS32における判断結果に基づいて、修正を適用すべきノードがあるか否かを判断する。修正を適用すべきノードがあれば、処理がステップS34に進められる。修正を適用すべきノードがなければ、処理が終了する。
[ステップS34]修正適用制御部140は、ジョブ実行可能ノード管理部112に修正適用予定ノード一覧を通知する。
[ステップS35]ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用予定ノード一覧を、適用状況管理DB113内に修正適用予定ノード一覧として格納する。
[ステップS36]ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用ノードを選択し、選択結果を修正適用制御部140に通知する。この処理の詳細は後述する(図12参照)。
[ステップS37]修正適用制御部140は、修正適用ノードとして指定されたノードに対して、修正データ61の適用を開始する。
[ステップS38]修正適用制御部140は、修正適用管理DB130を更新する。具体的には、修正適用制御部140は、修正適用管理DB130内の修正適用ノードに対応するソフト版数管理テーブルにアクセスし、修正対象のソフトIDに対応する状態フラグを「中」(更新作業中を示す)に設定する。その後、処理がステップS81(図15参照)に進められる。
次に、修正適用要否判断処理の詳細について説明する。
図11は、修正適用要否判断処理の手順を示すフローチャートである。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS41]修正適用制御部140は、修正データ群60内の各修正データ61〜64から、ソフト名と版数とを取得する。たとえば、図11の例では、修正データ群60の各修正データ61からソフト名「AAA」、版数「1.0.1」が取得され、修正データ62からソフト名「BBB」、版数「2.0.0」が取得され、修正データ63からソフト名「CCC」、版数「1.0.1」が取得され、修正データ64からソフト名「ZZZ」、版数「2.2.0」が取得されている。
[ステップS42]修正適用制御部140は、ソフト名管理DB120から修正対象のソフト名に対応するソフトIDを取得する。すなわち、修正適用制御部140は、修正データ群60から取得したソフト名それぞれに対応するソフト名をソフト名管理DB120から検索し、検出したソフト名に対応するソフトIDを抽出する。図11の例では、ソフト名「AAA」のソフトID「1」、ソフト名「BBB」のソフトID「2」、ソフト名「CCC」のソフトID「3」、およびソフト名「ZZZ」のソフトID「5」が取得されている。
[ステップS43]修正適用制御部140は、クラスタシステム30を構成するノードの1つを選択する。具体的には、修正適用制御部140は、修正適用管理DB130に登録されているノード番号を、上位から順に選択する。
[ステップS44]修正適用制御部140は、選択したノードに対応するソフト版数管理テーブルを、修正適用管理DB130から取得する。図11の例では、ソフトID「1」、「2」、および「5」に対応するソフトウェアの版数が登録されたソフト版数管理テーブル132に取得されている。
[ステップS45]修正適用制御部140は、修正対象のソフトウェアの1つを選択する。具体的には、修正適用制御部140は、修正データ群60から取得したソフト名の1つを選択する。
[ステップS46]修正適用制御部140は、ステップS44を参照し、修正対象のソフトウェアが、ステップS43で選択したノードにインストールされているか否かを判断する。具体的には、修正適用制御部140は、選択したソフトウェアのソフトIDを、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブルから検索する。
修正対象のソフトウェアがインストールされていれば、処理がステップS47に進められる。修正対象のソフトウェアがインストールされていなければ、処理がステップS50に進められる。
図11の例では、修正対象のソフトウェアのうちソフトID「1」、「2」、「5」のソフトウェアについては、選択されたノードにインストールされているが、ソフトID「3」のソフトウェアについてはインストールされていない。従って、ソフトID「1」、「2」、「5」のソフトウェアについては処理がステップS47に進められ、「3」のソフトウェアについては処理がステップS50に進められる。
[ステップS47]修正適用制御部140は、インストールされているソフトウェアの版数よりも修正データの版数の方が新しいか否かを判断する。インストールされているソフトウェアの版数は、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブルに基づいて判断される。修正データの版数は、ステップS41で取得したソフト名に対応する版数によって判断される。
修正データの版数の方が新しければ、処理がステップS48に進められる。版数が同じか、インストールされているソフトウェアの方が新しければ、処理がステップS49に進められる。
[ステップS48]修正適用制御部140は、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブル内の修正対象ソフトウェアに対する動作フラグを「更新」に設定する。また、修正適用制御部140は、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブル内の修正対象ソフトウェアに対する状態フラグを「未」に設定する。その後、処理がステップS50に進められる。
[ステップS49]修正適用制御部140は、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブル内の修正対象ソフトウェアに対する動作フラグを「不変」に設定する。また、修正適用制御部140は、ステップS44で取得したソフト版数管理テーブル内の修正対象ソフトウェアに対する状態フラグを「未」に設定する。
[ステップS50]修正適用制御部140は、他の修正対象のソフトウェアがあるか否かを判断する。すなわち、修正適用制御部140は、修正データ群60から取得したソフト名に対応するソフトウェアの中で、ステップS46〜S49の処理を行っていないソフトウェアの有無を判断する。他の修正対象のソフトウェアがある場合、処理がステップS45に進められる。全ての修正対象ソフトウェアについて判定処理が終了した場合、処理がステップS51に進められる。
[ステップS51]修正適用制御部140は、他のノードがあるか否かを判断する。すなわち、修正適用制御部140は、クラスタシステム30を構成するノードの中で、ステップS44〜S50の処理を行っていないノードがあるか否かを判断する。修正適用管理DB130の上位のノード名から順に選択している場合、最後のノード名が選択されていれば、全てのノードに対する処理が終了している。他のノードがあれば、処理がステップS43に進められる。他のノードがなければ、修正適用要否判断処理が終了する。
次に、修正適用ノード選択および通知処理の詳細について説明する。
図12は、修正適用ノード選択および通知処理の手順を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS61]ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用予定ノード一覧から未処理のノードを1つ選択する。具体的には、ジョブ実行可能ノード管理部112h、適用予定ノード一覧に示されるノードのノードIDを、上から順に選択する。
[ステップS62]ジョブ実行可能ノード管理部112は、選択したノードでジョブが動作しているか否かを判断する。具体的には、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ジョブ実行状況管理部111から現在の各ノードにおけるジョブの実行状況を取得し、選択したノードでのジョブの動作の有無を判断する。ジョブが動作していない場合、処理がステップS64に進められる。ジョブが動作している場合、処理がステップS63に進められる。
[ステップS63]ジョブ実行可能ノード管理部112は、未判定の他の適用予定ノードが適用予定ノード一覧にあるか否かを判断する。他の適用予定ノードがある場合、処理がステップS61に進められる。他の適用予定ノードが無い場合、処理がステップS67に進められる。
[ステップS64]ジョブ実行可能ノード管理部112は、ステップS61で選択したノードを運用ノード群から除外し、適用可能ノードとする。具体的には、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ステップS61で選択したノードのジョブ実行制御部に対して、ジョブ実行サービスの停止を指示する。すると、ノード内のジョブ実行制御部は、ジョブ実行指示を受け付けない旨を、管理ノード100のジョブ実行状況管理部111に通知する。すると、ジョブ実行状況管理部111は、そのノードのノードIDを、クラスタシステム30の運用ノード群のリストから削除する。運用ノード群のリストの更新結果は、ジョブ実行状況管理部111からジョブ実行可能ノード管理部112に通知される。この通知により、ジョブ実行可能ノード管理部112は、ステップS61で選択したノードの、運用ノード群からの除外処理が完了したことを認識する。
[ステップS65]ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用中ノード数カウンタ113bの値に1を加算(インクリメント)する。
[ステップS66]ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用中ノード数カウンタ113bの値が、予め設定されていた上限値に達したか否かを判断する。上限値に達した場合、処理がステップS67に進められる。上限値に達していない場合、処理がステップS61に進められる。
[ステップS67]ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用可能ノードとされたノードの一覧を、修正適用制御部140に通知する。
図13は、修正適用ノード選択状況を示す図である。図中、左側に修正適用予定ノード一覧113aに登録されているノードIDが示されている。この修正適用予定ノード一覧113aの上位から順にノードIDが選択され、修正を適用できるか否かが判断される。なお、この例では、ノードID「1」、「4」、「5」に対応するノードのみがジョブ実行中であり、他のノードは空き(ジョブを実行していない)状態である。図中右側には、修正適用中ノード数カウンタ113bの値(N:Nは0以上の整数)の遷移が示されている。また、同時に修正を適用するノード数の上限値は「10」である。
この例では、ノードID「2」、「3」、「6」、・・・の順で修正適用対象として抽出され、運用ノード群から除外される。そして、ノードID「13」のノードが修正適用対象となった時点で、修正適用中ノード数カウンタ113bの値が「10」になる。
そこで、ノードID「14」以降の各ノードに対する修正適用は、修正可能ノードとしたノードのいずれかへの修正適用が完了するまで延期される。
以上のようにして、予め設定された上限値以下の台数のノードに対して、修正適用処理が行われる。これにより、各ノードの修正適用エージェントが修正データに基づいて修正適用処理を実行する。そして、修正適用処理が完了したノードは、順次、運用ノード群に組み込まれる。
図14は、修正適用後の組み込み処理を示す図である。なお、図14では、修正適用済みのノードの内部を網掛にしている(図17、図18、図20においても同様)。
修正適用が完了した各ノード32,33,36の修正適用エージェントは、管理サーバ100に対して修正適用完了を通知する(ステップS71)。修正適用完了の通知は、管理サーバ100の修正適用制御部140で受け取られる。修正適用制御部140は、修正適用完了を通知したノードに関する修正適用管理DB130内の情報を更新する(ステップS72)。管理者は管理者端末41を使用し、修正適用制御部140を介して修正適用管理DB130の内容を参照することで、修正適用処理の進捗状況を監視できる(ステップS73)。
修正適用制御部140は、修正適用中の全てのノードから修正適用完了通知を受け取ると、ジョブ実行可能ノード管理部112に対して、修正適用中のノード群についての修正適用完了ノード情報を通知する(ステップS74)。修正適用完了ノード情報には、修正適用完了ノード一覧(修正適用が完了したノードIDの集合)が含まれる。
ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用完了ノード情報を受け取ると、修正適用が完了したノードを、運用ノード群に組み込む(ステップS75)。具体的には、ジョブ実行可能ノード管理部112は、組み込み対象の各ノードのジョブ実行制御部に対して、ジョブ実行指示の受け付けを開始すべき旨を指示する。その指示を受けたジョブ実行制御部は、ジョブ実行指示部115からのジョブ実行指示の入力待ち状態となる。ジョブ実行制御部がジョブ実行指示の入力受け付けを開始したことは、管理ノード100のジョブ実行状況管理部111に通知される。これにより、以後、ジョブ実行状況管理部111は、新たに組み込まれたノードの実行状況を監視する。
さらに、ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用状況管理DB113のデータを更新する(ステップS76)。この処理の詳細は後述する(図16参照)。
図15は、修正適用後の組み込み処理の手順を示すフローチャートである。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS81]修正適用制御部140は、各ノードから修正適用完了が通知されるのを待つ。
[ステップS82]修正適用制御部140は、修正適用中のノードの1つから修正適用完了の通知を取得する。
[ステップS83]修正適用制御部140は、修正適用完了の通知を送信したノードのソフト版数管理テーブルを更新する。具体的には、修正適用制御部140は、ソフト版数管理テーブルの動作フラグが「更新」であるレコードの状態フラグに対して「済」(作業完了を示す)を設定する。また、修正適用制御部140は、状態フラグを「済」にしたレコードの版数を、修正適用後の版数に更新する。
[ステップS84]修正適用制御部140は、修正適用処理中の全てのノードに対して修正適用が完了したか否かを判断する。具体的には、修正適用管理DB130内の全てのソフト版数管理テーブルの状態フラグに、作業中を示す値「中」のものが無くなった場合、修正適用処理中の全てのノードに対する修正適用が完了したと判断される。修正適用が完了していれば、処理がステップS85に進められる。修正適用中のノードが存在すれば、処理がステップS81に進められる。
なお、修正適用中のノードが存在しているとき、管理者は、管理者端末41を用いてソフト版数管理テーブルを参照することで、修正適用処理を監視できる。
[ステップS85]修正適用制御部140は、修正適用完了ノード一覧を含む修正適用完了ノード情報をジョブ実行可能ノード管理部112に通知する。
[ステップS86]ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用済みのノードを運用ノード群に組み込む。
[ステップS87]ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用状況管理DB113を更新する。
図16は、ノードの組み込み時の適用状況管理DBの更新状況を示す図である。修正適用完了ノード一覧71を受け取ったジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用完了ノード一覧に含まれるノードIDに対応するノードを、運用ノード群に組み込む。そして、ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用状況管理DB113内の修正適用予定ノード一覧113aと修正適用中ノード数カウンタ113bとを更新する。
具体的には、修正適用予定ノード一覧113aから、運ノード群に組み込まれた各ノードのノードIDを削除する。図16の例では、ノードID「2」、「3」、「6」〜「13」が削除されている。その結果、修正適用予定ノード一覧113aには、ノードID「1」、「4」、「5」、「14」、「15」、「16」が残される。修正適用中ノード数カウンタ113bの値Nは、「0」にリセットされる。
このようにして、1回目に選択した全ての適用対象ノードに修正適用が完了すると、2回目の適用対象ノードの選択が行われる。以後、修正適用予定ノード一覧113a内のノードIDが全て削除されるまで繰り返される。
ノードの組み込みが行われると、以後、修正適用済みのノードに対してジョブを実行させることができる。
図17は、修正適用処理継続中におけるジョブの投入処理を示す図である。図17の例では、ノード31で実行されていたジョブが終了したものとする。ジョブが終了すると、ノード31から管理サーバ100へジョブの終了が通知される(ステップS91)。すると、ジョブ実行状況管理部111では、ノード31が空きの状態になったことを認識する。そして、ジョブ実行状況管理部111からジョブ実行可能ノード管理部112に対して空きノードの情報が通知される。
ここで、ユーザ端末42からジョブの実行依頼が入力されると(ステップS93)、ジョブ実行場所決定部114がジョブ実行可能ノード管理部112から空きノードの情報を取得する(ステップS94)。この際、ジョブ実行場所決定部114は、ジョブ実行可能ノード管理部112を介して、修正適用予定ノード一覧113aを取得する。
そして、ジョブ実行場所決定部114は、ジョブを実行させるノードを選択する。このとき、ジョブ実行場所決定部114は、修正適用予定ノード以外のノードを優先的に選択する。具体的には、ジョブ実行場所決定部114は、修正適用予定ノード一覧113aを参照することで、未修正のノードを認識することができる。そこで、ジョブ実行場所決定部114は、未修正のノード以外のノードを優先的に選択し、ジョブを実行させる。たとえば、図17の例で1台のノードで実行可能な2つのジョブの実行依頼があった場合、ノード32とノード33が選択される。
ジョブの実行場所として選択されたノードのノードIDが、ジョブ実行指示部115に渡される(ステップS95)。すると、ジョブ実行指示部115は、指定されたノードに対してジョブの実行を指示する(ステップS96)。すると、指示を受けたノードのジョブ実行制御部がジョブを実行する。図17の例では、ノード32とノード33でジョブが実行される。
なお、このようなジョブの終了、投入といった処理が行われている間も、管理者は管理者端末41を用いて修正適用制御部140から修正適用管理DB130の内容を取得することで、修正適用状況を監視できる(ステップS97)。
次に、最初に選択されたノード群に対して修正適用が完了した後の、次のノード群への修正適用処理について説明する。
図18は、2回目以降の修正適用処理を示す図である。ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用状況管理DB113の修正適用予定ノード一覧113aを参照して未適用のノードを認識し、未適用のノードのジョブの実行状況をジョブ実行状況管理部111から取得する(ステップS101)。この例では、ノード31やノード3nは空き状態であるが、ノード34,35は依然として並列ジョブ52を実行している。そこで、ジョブ実行可能ノード管理部112は、空きのノード31,3nを運用ノード群から除外する(ステップS102)。
そして、ジョブ実行可能ノード管理部112は、運用を停止したノードのノードIDを修正適用制御部140に通知する(ステップS103)。修正適用制御部140では、運用を停止しているノード31,3nに対して、修正データ群60を送信し、修正適用を指示する(ステップS104)。また、修正適用制御部140は、修正適用処理を行っている各ノードに対応する修正適用管理DB130内のソフト版数管理テーブルにアクセスし、修正対象のソフトウェアの状態フラグを「中」(作業中を示す)に設定する(ステップS105)。
なお、このような2回目以降の修正適用処理の間も、管理者は管理者端末41を用いて修正適用制御部140から修正適用管理DB130の内容を取得することで、修正適用状況を監視できる(ステップS106)。
一部のノードのみ修正適用が完了している状況での修正適用処理の手順は、図12に示した処理と同様である。すなわちジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用予定ノード一覧113aの上位から順位、ジョブを実行していないノードを選択し、適用可能ノードとする。そして、ジョブ実行可能ノード管理部112は、適用可能ノードを1つ追加するごとに、修正適用中ノード数カウンタ113bに1を加算する。この処理を、修正適用中ノード数カウンタ1113bの値が所定の上限値に達するか、あるいは修正適用予定ノード一覧113a内の最後のノードに対する判断が終了するまで実行される。
図19は、2回目の修正適用ノード選択状況を示す図である。図19の例では、ノードID「1」、「14」、「15」、「16」の各ノードが適用可能ノードとして選択され、運用ノード群から除外される。その結果、修正適用中ノード数カウンタ113bの値は「4」となる。ここで、上限値「10」には達していないが、修正適用予定ノード一覧の最後のノード(ノードID「16」)まで適用できるかどうかの判断が行われたため、適用可能ノードの選択処理は終了する。従って、2回目の修正適用ノード選択では4台のノードが選択されている。
以上のようにして、クラスタシステム30の運用を継続しながら、各ノードのソフトウェアに対する修正適用が可能となる。
ところで、上記の例では、修正適用処理中に1つのノードで実行可能なジョブが投入される場合の例しか説明していないが、並列ジョブが投入されることもある。並列ジョブを実行する場合、一般的に、ジョブを実行する複数のノードのハードウェア資源およびソフトウェア資源が共通であることが求められる。すると、並列ジョブを実行する場合、全てが修正未適用のノードであるか、全てが修正適用済のノードであるかのいずれかとなる。
図20は、並列ジョブの割り当て状況を示す図である。この例は、修正適用済と修正未適用とのノードが混在する状況で、3つのノードで実行する並列ジョブのジョブ実行依頼が入力された場合を想定している。図20の例では、ノード31〜35,3nは空き状態であるが、ノード34,35については修正が未適用である。この場合、修正適用済のノードと未適用のノードとを混在してジョブを実行させることはできない。
ジョブの実行依頼を受け取ったジョブ実行場所決定部114は、ジョブ実行可能ノード管理部112から修正適用予定ノード一覧113aを取得し、ノード34,35がまだ未適用であることを認識する。また、ジョブ実行場所決定部114は、ジョブ実行可能ノード管理部112から、空き状態のノードのノード番号を取得する。そして、ジョブ実行場所決定部114は、適用済みの空きノードを3台以上あるか否かを判断する。ジョブ実行場所決定部114は、適用済みの空きノードが3台以上あれば、そのうちの3台のノードをジョブ実行場所として決定する。
ジョブ実行場所決定部114は、適用済みの空きノードが2台以下であれば、修正が未適用の空きノードが3台以上あるか否かを判断する。ジョブ実行場所決定部114は、未適用の空きノードが3台以上あれば、そのうちの3台のノードをジョブ実行場所として決定する。未適用の空きノードについても2台以下であれば、ジョブ実行依頼は待ち状態となる。
図20の例では、修正適用済みのノード31〜33において並列ジョブ53が実行される。他の空きノードの組み合わせ(たとえば、ノード33〜35)では、修正適用済みのノードと修正未適用のノードとが混在してしまい、それらの組み合わせで並列ジョブを実行させることはできない。
このようにして、修正適用処理中に並列ジョブが投入されても、常に、同一のソフトウェア資源を有するノードで並列処理を実行することができる。
なお、上記の例では、選択した適用対象ノード群の全てに関して修正適用が完了するまで次の修正適用ノードの選択を行わないが、1台の修正適用対象ノードに対する修正適用が完了する毎に、別の修正適用ノードの選択を行うこともできる。すなわち、適用対象ノード全ての完了を待ち合わせず、1台でも修正適用が完了したノードがあったら、その分の新たなノードに修正適用を開始することもできる。
その場合、修正適用制御部140は、1つのノードから修正適用完了の通知を受け取る毎に、そのノードのノードIDを含む修正適用完了ノード情報を、ジョブ実行可能ノード管理部112に送信する。ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用完了ノード情報を受け取ると、そのノードのノードIDを修正適用予定ノード一覧113aから削除すると共に、修正適用中ノード数カウンタ113bの値をカウントダウンする。また、ジョブ実行可能ノード管理部112は、修正適用完了ノード情報に含まれるノードIDのノードを、運用ノード群に組み込む。そして、ジョブ実行可能ノード管理部112は、図12に示す処理と同様に、修正適用ノード選択処理を実行する。
ただし、一般的にクラスタシステム30は、同様のハードウェア仕様のノードで構成されるため、修正適用に要する時間もほぼ同じになる。そのため、同時に修正適用を開始した一群のノードに関しては、更新完了もほぼ同時期になると思われる。一群のノードに対する修正適用が同時期に終わるのであれば、終わったものから先に組み込む必要性は低い。そのため、本実施の形態では、同時に修正適用を開始した一群のノード全てに対する修正適用が完了するまで、残りのノードの修正適用処理の開始を待ち合わせることとしている。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、管理サーバやクラスタシステム30を構成する各ノードが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、本発明は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応する全ての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
符号の説明
1 ソフトウェア修正管理装置
1a 修正適用管理データベース
1b 修正適用予定ノード決定手段
1c 修正適用予定ノード一覧
1d ジョブ実行状況管理手段
1e 修正適用ノード選択手段
1f 修正適用中ノード数カウンタ
1g 運用管理手段
1h 修正手段
2 クラスタシステム
3 修正データ

Claims (17)

  1. 計算機システムが有する複数の計算機ノードのソフトウェア修正を管理するシステム管理装置において、
    前記複数の計算機ノードを識別するノード識別情報に対応付けて、インストールされたソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報とソフトウェア版数とを登録する修正適用管理データベースと、
    修正対象ソフトウェアのソフトウェア識別情報、ソフトウェア版数及び修正プログラムを含む修正データが入力された場合、前記入力されたソフトウェア識別情報とソフトウェア版数に基づき、前記修正適用管理データベースから修正対象のソフトウェアを含む計算機ノードのノード識別情報を抽出し、抽出したノード識別情報を含む修正予定ノード一覧情報を生成する修正予定ノード決定部と、
    ソフトウェア修正中の計算機ノード数を示す修正中ノード計数部と、
    前記修正中ノード計数部が所定の上限値に達するまで前記修正予定ノード一覧情報から計算機ノードを選択し、前記選択した計算機ノードがジョブを実行しているか否かを判断し、ジョブを実行していないと判断した計算機ノードのノード識別情報を修正可能ノード一覧情報に追加するとともに、追加した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部に加算し、通知された修正が完了した計算機ノードのノード識別情報に基づき修正が完了した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部から減算することにより、前記修正可能ノード一覧情報を更新する選択部と、
    前記選択部が更新した前記修正可能ノード一覧情報に含まれる計算機ノードの運用を停止させるとともに、通知された修正完了ノード識別情報に対応する計算機ノードの運用を開始させる運用管理部と、
    前記運用管理部が運用を停止させた計算機ノードが含む修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いて修正を行い、修正が完了した計算機ノードのノード識別情報を前記修正完了ノード識別情報として前記選択部と前記運用管理部に通知する修正制御部を有することを特徴とするシステム管理装置。
  2. 前記システム管理装置はさらに、
    前記通知された前記修正完了ノード識別情報を前記修正予定ノード一覧情報から削除し、前記修正予定ノード一覧情報に含まれる全てのノード識別情報が削除されるまで、前記選択部と前記運用管理部と前記修正制御部を動作させる制御部を有することを特徴とする請求項1記載のシステム管理装置
  3. 前記システム管理装置はさらに、
    ジョブの実行依頼が入力された場合、前記選択部から前記修正予定ノード一覧情報を取得し、前記取得した修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノード以外の計算機ノードを選択するジョブ実行ノード決定部と、
    前記ジョブ実行ノード決定部が選択した計算機ノードに、前記ジョブを実行させるジョブ実行指示部を有することを特徴とする請求項1又は2記載のシステム管理装置。
  4. 前記システム管理装置において、
    前記ジョブ実行ノード決定部は、
    複数の計算機ノードに実行させる並列ジョブの実行依頼が入力された場合、前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれない計算機ノードから選択するか、又は前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノードから選択することを特徴とする請求項3記載のシステム管理装置。
  5. 前記システム管理装置について、
    前記修正制御部は、
    修正が完了した計算機ノードにおいて、前記修正適用管理データベースにおける計算機ノード識別情報に対応付けられたソフトウェア版数を、修正後のソフトウェア版数に更新することを特徴とする請求項1記載のシステム管理装置。
  6. 複数の計算機ノードと前記複数の計算機ノードのソフトウェア修正を管理するシステム管理装置とを有する計算機システムにおいて、
    前記システム管理装置は、
    前記複数の計算機ノードを識別するノード識別情報に対応付けて、インストールされたソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報とソフトウェア版数とを登録する修正適用管理データベースと、
    修正対象ソフトウェアのソフトウェア識別情報、ソフトウェア版数及び修正プログラムを含む修正データが入力された場合、前記入力されたソフトウェア識別情報とソフトウェア版数に基づき、前記修正適用管理データベースから修正対象のソフトウェアを含む計算機ノードのノード識別情報を抽出し、抽出したノード識別情報を含む修正予定ノード一覧情報を生成する修正予定ノード決定部と、
    ソフトウェア修正中の計算機ノード数を示す修正中ノード計数部と、
    前記修正中ノード計数部が所定の上限値に達するまで前記修正予定ノード一覧情報から計算機ノードを選択し、前記選択した計算機ノードがジョブを実行しているか否かを判断し、ジョブを実行していないと判断した計算機ノードのノード識別情報を修正可能ノード一覧情報に追加するとともに、追加した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部に加算し、通知された修正が完了した計算機ノードのノード識別情報に基づき修正が完了した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部から減算することにより、前記修正可能ノード一覧情報を更新する選択部と、
    前記選択部が更新した前記修正可能ノード一覧情報に含まれる計算機ノードの運用を停止させるとともに、通知された修正完了ノード識別情報に対応する計算機ノードに対してジョブの実行指示を行う運用管理部と、
    前記運用管理部が運用を停止させた計算機ノードに対して、前記運用を停止させた計算機ノードが含む修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いた修正指示を行い、修正が完了した計算機ノードのノード識別情報を前記修正完了ノード識別情報として前記選択部と前記運用管理部に通知する修正制御部を有し、
    前記複数の計算機ノードは、それぞれ、
    前記運用管理部からのジョブの実行指示に基づき、ジョブの実行を開始する実行制御部と、
    前記修正制御部からソフトウェアの修正指示に基づき、前記修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いて修正を行う修正制御部を有することを特徴とする計算機システム。
  7. 前記計算機システムが有するシステム管理装置はさらに、
    前記通知された前記修正完了ノード識別情報を修正予定ノード一覧情報から削除し、前記修正予定ノード一覧情報に含まれる全てのノード識別情報が削除されるまで、前記選択部と前記運用管理部と前記修正制御部を動作させる制御部を有することを特徴とする請求項6記載の計算機システム。
  8. 計算機システムが有する複数の計算機ノードのソフトウェア修正を管理するシステム管理装置の制御方法において、
    前記システム管理装置が有する修正予定ノード決定部が、修正対象ソフトウェアのソフトウェア識別情報、ソフトウェア版数及び修正プログラムを含む修正データが入力された場合、前記入力されたソフトウェア識別情報とソフトウェア版数に基づき、前記複数の計算機ノードを識別するノード識別情報に対応付けてインストールされたソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報とソフトウェア版数とを登録する修正適用管理データベースから修正対象のソフトウェアを含む計算機ノードのノード識別情報を抽出し、抽出したノード識別情報を含む修正予定ノード一覧情報を生成するステップと、
    前記システム管理装置が有する選択部が、ソフトウェア修正中の計算機ノード数を示す修正中ノード計数部が所定の上限値に達するまで前記修正予定ノード一覧情報から計算機ノードを選択し、前記選択した計算機ノードがジョブを実行しているか否かを判断し、ジョブを実行していないと判断した計算機ノードのノード識別情報を修正可能ノード一覧情報に追加するとともに、追加した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部に加算し、通知された修正が完了した計算機ノードのノード識別情報に基づき修正が完了した計算機ノードの数を前記修正中ノード計数部から減算することにより、前記修正可能ノード一覧情報を更新するステップと、
    前記システム管理装置が有する運用管理部が、前記選択部が更新した前記修正可能ノード一覧情報に含まれる計算機ノードの運用を停止させるとともに、通知された修正完了ノード識別情報に対応する計算機ノードの運用を開始させるステップと、
    前記システム管理装置が有する修正制御部が、前記運用管理部が運用を停止させた計算機ノードが含む修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いて修正を行い、修正が完了した計算機ノードのノード識別情報を前記修正完了ノード識別情報として前記選択部と前記運用管理部に通知するステップを有することを特徴とするシステム管理装置の制御方法。
  9. 前記システム管理装置の制御方法はさらに、
    前記管理装置が有する制御部が、前記通知された前記修正完了ノード識別情報を前記修正予定ノード一覧情報から削除し、前記修正予定ノード一覧情報に含まれる全てのノード識別情報が削除されるまで、前記選択部と前記運用管理部と前記修正制御部を動作させるステップを有することを特徴とする請求項8記載のシステム管理装置の制御方法。
  10. 前記システム管理装置の制御方法はさらに、
    前記システム管理装置が有するジョブ実行ノード決定部が、ジョブの実行依頼が入力された場合、前記選択部から前記修正予定ノード一覧情報を取得し、前記取得した修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノード以外の計算機ノードを選択するステップと、
    前記システム管理装置が有するジョブ実行指示部が、前記ジョブ実行ノード決定部が選択した計算機ノードに、前記ジョブを実行させるステップを有することを特徴とする請求項8又は9記載の制御方法。
  11. 前記システム管理装置の制御方法において、
    前記ジョブ実行ノード決定部は、
    複数の計算機ノードに実行させる並列ジョブの実行依頼が入力された場合,前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれない計算機ノードから選択するか、又は前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノードから選択することを特徴とする請求項10記載のシステム管理装置の制御方法。
  12. 前記システム管理装置の制御方法において、
    前記修正制御部は、
    修正が完了した計算機ノードについて、前記修正適用管理データベースにおける計算機ノード識別情報に対応付けられたソフトウェア版数を、修正後のソフトウェア版数に更新することを特徴とする請求項8記載のシステム管理装置の制御方法。
  13. 計算機システムが有する複数の計算機ノードのソフトウェア修正を管理するシステム管理装置の制御プログラムにおいて、
    システム管理装置を、
    前記複数の計算機ノードを識別するノード識別情報に対応付けて、インストールされたソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報とソフトウェア版数とを登録する修正適用管理データベース手段と、
    修正対象ソフトウェアのソフトウェア識別情報、ソフトウェア版数及び修正プログラムを含む修正データが入力された場合、前記入力されたソフトウェア識別情報とソフトウェア版数に基づき、前記修正適用管理データベース手段から修正対象のソフトウェアを含む計算機ノードのノード識別情報を抽出し、抽出したノード識別情報を含む修正予定ノード一覧情報を生成する修正予定ノード決定手段と、
    ソフトウェア修正中の計算機ノード数を示す修正中ノード計算手段と、
    前記修正中ノード計算手段が所定の上限値に達するまで前記修正予定ノード一覧情報から計算機ノードを選択し、前記選択した計算機ノードがジョブを実行しているか否かを判断し、ジョブを実行していないと判断した計算機ノードのノード識別情報を修正可能ノード一覧情報に追加するとともに、追加した計算機ノードの数を前記修正中ノード計算手段に加算し、通知された修正が完了した計算機ノードのノード識別情報に基づき修正が完了した計算機ノードの数を前記修正中ノード計算手段から減算することにより、前記修正可能ノード一覧情報を更新する選択手段と、
    前記選択手段が更新した前記修正可能ノード一覧情報に含まれる計算機ノードの運用を停止させるとともに、通知された修正完了ノード識別情報に対応する計算機ノードの運用を開始させる運用管理手段と、
    前記運用管理手段が運用を停止させた計算機ノードが含む修正対象ソフトウェアに対して前記修正プログラムを用いて修正を行い、修正が完了した計算機ノードのノード識別情報を前記修正完了ノード識別情報として前記選択手段と前記運用管理手段に通知する修正制御手段として機能させることを特徴とするシステム管理装置の制御プログラム。
  14. 前記システム管理装置の制御プログラムはさらに
    前記システム管理装置を、
    前記通知された前記修正完了ノード識別情報を修正予定ノード一覧情報から削除し、前記修正予定ノード一覧情報に含まれる全てのノード識別情報が削除されるまで、前記選択手段と前記運用管理手段と前記修正制御手段を動作させる制御手段として機能させることを特徴とする請求項13記載のシステム管理装置の制御プログラム。
  15. 前記システム管理装置の制御プログラムはさらに
    前記システム管理装置を、
    ジョブの実行依頼が入力された場合、前記修正選択手段から修正予定ノード一覧情報を取得し、前記取得した修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノード以外の計算機ノードを選択するジョブ実行ノード決定手段と、
    前記ジョブ実行ノード決定手段が選択した計算機ノードに、前記ジョブを実行させるジョブ実行指示手段として機能させることを特徴とする請求項13又は14記載のシステム管理装置の制御プログラム。
  16. 前記システム管理装置の制御プログラムにおいて、
    前記ジョブ実行ノード決定手段は、
    複数の計算機ノードに実行させる並列ジョブの実行依頼が入力された場合、前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれない計算機ノードから選択するか、又は前記並列ジョブの実行に必要な数の計算機ノードを、すべて前記修正予定ノード一覧情報に含まれる計算機ノードから選択することを特徴とする請求項15記載のシステム管理装置の制御プログラム。
  17. 前記システム管理装置の制御プログラムにおいて、
    前記修正制御手段は、
    修正が完了した計算機ノードについて、前記修正適用管理データベース手段における計算機ノード識別情報に対応付けられたソフトウェア版数を、修正後のソフトウェア版数に更新することを特徴とする請求項13記載のシステム管理装置の制御プログラム。
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