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JP4548852B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Description

本発明は、内燃機関内に燃料を供給する燃料噴射弁と、この燃料噴射弁の上方に配置される物入れ容器とを備えた鞍乗型車両に関するものである。
鞍乗型車両には、従来、特開2001−73867公報に示されたものがある。
上記公報のものによれば、車両の車体が備える車体フレームの後方に配置されてその後部側が上下に揺動自在となるよう前部側がこの車体フレームに枢支されるリヤアームと、このリヤアームの後端部に支承される後車輪と、上記リヤアームの前部の上方に配置されて上記車体フレームに支持される物入れ容器と、この物入れ容器の上面側に支持されるシートと、上記リヤアームの前部を構成して上記後車輪に駆動力を出力する内燃機関とが設けられている。
上記内燃機関は、クランクケースと、このクランクケースから前方に向って突出するシリンダとを備え、このシリンダの上面側から後上方に向って延出する吸気管が設けられると共に、上記シリンダの上方に配置されこのシリンダ内に燃料を供給する燃料噴射弁を設けられている。
上記車両を走行させる場合には、上記シート上にライダーが着座し、上記燃料噴射弁により上記シリンダ内に燃料を供給する。すると、上記シリンダ内に供給された燃料は燃焼に供されて内燃機関が駆動力を出力し、この駆動力により上記後車輪が駆動させられて上記車両が路面上を走行可能とされる。
車両の走行中、上記路面から上記後車輪に与えられる衝撃力は、この後車輪が上記リヤアームと共に上下に揺動することによって緩和される。
ところで、上記従来の技術では、内燃機関のシリンダの上面側から後上方に向って吸気管が延出しており、かつ、上記シリンダの上方で上記吸気管に燃料噴射弁が固着されていて、この燃料噴射弁がシリンダ側から上方に向って大きく突出しがちであることから、この燃料噴射弁がその上方に位置する上記物入れ容器に接触しがちとなる。
そこで、上記燃料噴射弁が上記物入れ容器に接触しないようこの物入れ容器を小形にさせることが考えられるが、これでは、この物入れ容器の容量が狭められることとなって好ましくない。また、上記接触を避けようとして上記物入れ容器を全体的により高く位置させ、この物入れ容器に所望の容量を確保させることが考えられるが、これでは、この物入れ容器に支持されるシートの上面位置が高くなり過ぎて、このシートに着座するライダーの路面上への足付き性が低下するという問題点が生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁の上方に物入れ容器を配置すると共に、この物入れ容器の上面側にシートを支持させた場合に、上記物入れ容器に十分の容量が確保されるようにすると共に、上記シートに着座するライダーの足付き性が良好なままに保たれるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するための本発明の鞍乗型車両は、次の如くである。
本発明に係る鞍乗型車両は、車体フレームと、上記車体フレームの後方に配置され、後部側が上下に揺動自在となるよう前部側が上記車体フレームに枢支軸により枢支されるリヤアームと、上記リヤアームの後端部に支承される後車輪と、上記リヤアームの前部の上方に配置されて上記車体フレームに支持される物入れ容器と、上記物入れ容器の上面側に支持されるシートと、シリンダを有し、上記リヤアームの前部を構成して上記後車輪に駆動力を出力する内燃機関と、一端部がシリンダの上面側から一旦上方に延出した後、後方に向かって屈曲する吸気管本体と、この吸気管本体に取り付けられるスロットル弁の弁箱とを備えた吸気管と、上記内燃機関の上記シリンダの上方であってかつ上記弁箱よりも前方の位置に配置された燃料噴射弁と、を備え、上記物入れ容器は、側面視においてその前後の部分よりも下方に位置しかつ上記シリンダよりも前方に位置する前側の最底部と、側面視においてその前後の部分よりも下方に位置しかつ上記シリンダよりも後方に位置する後側の最底部と、上記前側の最底部と上記後側の最底部とに渡って設けられ、上方に向かって凹む部分と、上記凹む部分の後側に位置し、後ろ上がり状に傾斜する傾斜部分とを有する底板を備え、上記燃料噴射弁および上記弁箱は、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分の下方に配置され、上記燃料噴射弁の最上部および上記弁箱の最上部は、側面視において、上記底板の上記上方に向かって凹む部分と、上記前側の最底部と上記後側の最底部とを結ぶ仮想直線とにより囲まれる領域内に位置し、上記底板の上記上方に向かって凹む部分は、上記燃料噴射弁および上記弁箱の少なくとも一部の上方に位置する後上がり状の部分を有し、上記枢支軸の中心は、上記弁箱の最前部よりも後方の位置であって、かつ上記燃料噴射弁の最上部および上記弁箱の最上部よりも低い位置に配置されているものである。
本発明に係る他の鞍乗型車両は、上記燃料噴射弁の最上部が、上記弁箱の最上部よりも下方に位置しているものである。
本発明に係る他の鞍乗型車両は、上記燃料噴射弁の最上部と上記弁箱の最上部とが、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分の凹み形状に沿うように並んでいるものである。
本発明に係る他の鞍乗型車両は、上記弁箱の少なくとも一部が、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分のうち最も凹んだ部分よりも前方に配置されているものである。
本発明に係る他の鞍乗型車両は、上記内燃機関がクランクケースを備え、上記シリンダは、上記クランクケースから前上方に向かって突出しているものである。
本発明に係る他の鞍乗型車両は、車体の側面視において、上記燃料噴射弁が、上記シリンダの突出端部と、上記弁箱と、上記物入れ容器の上記底板の上記上方に凹んだ部分とで挟まれた空間に配置されているものである。
本発明によれば、物入れ容器の容量を十分に確保でき、また、上記物入れ容器を高く位置させないで済むことから、この物入れ容器の上面側に支持させたシートに着座するライダーの足付き性は良好なままに保たれる。
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
図において、符号1はスクータで例示される鞍乗型車両で、矢印Frはこの車両1の前方を示している。
上記車両1の車体2は、この車体2の骨格を構成して枠組みされた車体フレーム3と、この車体フレーム3の前端部に操向自在に支承されるフロントフォーク4と、このフロントフォーク4の下端部に回転自在となるよう支承される前車輪5と、上記フロントフォーク4の上端部に支持されるハンドル6と、上記車体フレーム3の後方に配置されて前後方向に延びその後部側が上下に揺動自在となるよう前部側が上記車体フレーム3に枢支軸7により枢支されるリヤアーム8と、このリヤアーム8の後端部(揺動端部)に回転自在となるよう支承される後車輪9と、上記リヤアーム8の後端部を上記車体フレーム3の後端部に弾性的に支持させる緩衝器10とを備えている。
また、上記車両1の車体2は、上記リヤアーム8の前部の上方近傍に配置されて上記車体フレーム3の後部に支持される樹脂製の物入れ容器12と、この物入れ容器12の上面側にこの上面側から離脱可能に支持されるシート13とを備え、上記車体2は上記前、後車輪5,9によって路面14上に支持される。
上記物入れ容器12は上記リヤアーム8の前部の上方近傍で前後方向に延びる底板16と、この底板16の外縁部から一体的に上方に向って延出し車体2の平面視で矩形枠形状をなす側板17とを備えている。上記底板16と側板17とで囲まれた上記物入れ容器12の内部空間が物18の収納空間19とされ、この収納空間19は上記物入れ容器12の上端部の開口20を通して、上記物入れ容器12の上方に開放され、上記物18は上記開口20を通し上記収納空間19に挿抜自在とされている。
上記シート13は、その後部側が前上方に向って往復回動(A,B)自在となるようその前端部が上記物入れ容器12の前上端部にヒンジ21によって枢支されている。このヒンジ21を中心とした上記シート13の往復回動(A,B)で、上記物入れ容器12の開口20が上方に向って開閉自在とされる。
上記リヤアーム8の前部は上記後車輪9に駆動力を出力する4サイクルの内燃機関22で構成され、上記リヤアーム8の後部は上記後車輪9を支承して、この後車輪9を上記内燃機関22に連動連結させる動力伝達装置23で構成されている。
上記内燃機関22は上記枢支軸7により上記車体フレーム3に枢支されるクランクケース24と、このクランクケース24から前上方に向って突出するシリンダ25とを備えている。このシリンダ25には、その内部に燃焼室26が形成され、また、この燃焼室26を上記シリンダ25の上面の上方に連通させる吸気通路27が形成されている。
上記シリンダ25の上面側から後上方に向って延出する吸気管29が設けられ、この吸気管29の内部の通路は上記シリンダ25の吸気通路27を大気に連通させる吸気通路30とされている。上記吸気管29は、一端部が上記シリンダ25の上面に固着され、他端部が上記シリンダ25の上面側から一旦上方に延出した後、後方に向って屈曲する吸気管本体31と、この吸気管本体31の延出端に取り付けられるスロットル弁32の弁箱33とを備えている。
上記内燃機関22のシリンダ25の前部の上方に配置され、このシリンダ25内の燃焼室26に燃料35を供給する燃料噴射弁36が設けられている。この燃料噴射弁36は、上記吸気管29の吸気管本体31に固着され、上記シリンダ25と吸気管29の各吸気通路27,30を通し上記燃焼室26に向うようほぼ鉛直方向の下方に向って燃料35を噴射して供給する。
上記車体2の側面視(各図)で、上記シリンダ25の突出端部(前端部)と、上記吸気管29の上記シリンダ25側の端部38である吸気管本体31とで前後から挟まれた空間39に、上記燃料噴射弁36の少なくとも一部分である下端部側が配置されている。
上記燃料噴射弁36の上方の第1空間42と、上記燃料噴射弁36よりも前方および後方の第2空間43,44とに跨るように上記物入れ容器12が形成され、このため、この物入れ容器12の収納空間19は前後に長くなるよう形成されることから、長尺体の収納が可能とされている。
上記第1空間42に位置する上記物入れ容器12の第1部分46における上記底板16の第1部分16aは、上方に向って凹む円弧凹面形状とされている。また、上記各第2空間43,44に位置する上記物入れ容器12の各第2部分47,48における上記底板16の各第2部分16b,16cは、それぞれ後上がり状に直線的に延びるよう傾斜させられている。
上記底板16の第1部分16aの前端部と、上記底板16の前部の第2部分16bの後端部とは滑らかに連続するよう一体的に結合されている。また、上記底板16の第1部分16aの後端部と、上記底板16の後部の第2部分16cの前端部とはほぼ90°の大きい交角で互いに一体的に結合させられている。
上記各第2空間43,44に位置する上記物入れ容器12の各第2部分47,48の最底部47a,48aは、上記燃料噴射弁36の上下方向のいずれかの中途部分の高さ以下に位置させられている。
上記物入れ容器12の底板16の前部を構成する上記第2部分16bのほぼ全体は上記シリンダ25の突出端部の前方近傍に位置し、上記第2部分16bの後端部は上記燃料噴射弁36の上方近傍に位置している。また、上記第2部分16bの前端部が上記最底部47aとされ、上記物入れ容器12の前部を構成する第2部分47の収納空間19に大きい容量が確保されている。
上記物入れ容器12の底板16の後部を構成する第2部分16cのほぼ全体は上記後車輪9の上下方向の揺動軌跡の上方近傍に位置し、上記第2部分16cの前端部が上記最底部48aとされ、上記物入れ容器12の後部を構成する第2部分48の収納空間19にも大きい容量が確保されている。
上記各第2部分47,48内の収納空間19にはそれぞれヘルメットである物18が収容されている。これら各物18は、上記シート13の往回動Aで開かれた開口20を通し上記収納空間19内に出し入れ自在に挿入されて収容されている。
なお、以上は図示の例によるが、上記物入れ容器12は、上記第1空間42と、前、後第2空間43,44のうちのいずれか一方のみの第2空間とに跨るように形成してもよい。
上記構成によれば、車体2の側面視で、上記シリンダ25の突出端部と、上記吸気管29の上記シリンダ25側の端部38とで挟まれた空間39に上記燃料噴射弁36の少なくとも一部分を配置してある。
このため、上記シリンダ25の突出端部と、上記吸気管29の端部38とで挟まれた余剰の空間39が利用されてこの空間39に上記燃料噴射弁36が収容されることから、この燃料噴射弁36が上記シリンダ25の上面側から大きく上方に突出するということが防止される。
よって、上記内燃機関22に燃料35を供給する燃料噴射弁36の上方に配置される物入れ容器12を全体的により高く位置させないでも、この物入れ容器12に上記燃料噴射弁36が接触するということが防止されて、上記物入れ容器12の容量を十分に確保でき、また、上記物入れ容器12を高く位置させないで済むことから、この物入れ容器12の上面側に支持させたシート13に着座するライダーの足付き性は良好なままに保たれる。
また、前記したように、内燃機関22の上方に配置された上記燃料噴射弁36の上方の第1空間42と、上記燃料噴射弁36よりも前方、および/もしくは後方の第2空間43,44とに跨るように上記物入れ容器12を形成し、上記第2空間43,44に位置する上記物入れ容器12の第2部分47,48の底板16の第2部分16b,16cを後上がり状に傾斜させてある。
このため、仮に、上記燃料噴射弁36よりも前方の第2空間43に位置する上記物入れ容器12の第2部分47における底板16の第2部分16bを後上がり状に傾斜させることにより、この底板16の第2部分16bの後端部側を上記燃料噴射弁36の上方近傍に位置させれば、上記物入れ容器12をより高く位置させることなく、この物入れ容器12の容量を十分に確保でき、上記した足付き性も良好なままに保たれる。
また、仮に、上記燃料噴射弁36よりも後方の第2空間44に位置する上記物入れ容器12の第2部分48における底板16の第2部分16cを後上がり状に傾斜させることにより、この底板16の第2部分16cを上記後車輪9の上下揺動軌跡の上方近傍に位置させれば、上記後車輪9との接触を回避して、上記物入れ容器12をより高く位置させることなく、この物入れ容器12の容量を十分に確保でき、上記した足付き性も良好なままに保たれる。
また、仮に、上記第1空間42と各第2空間43,44とに全体的に跨るように上記物入れ容器12を形成すれば、この物入れ容器12の収納空間19が前後に長くなるよう形成されて長尺体の収納が可能となる。
また、前記したように、第2空間43,44に位置する上記物入れ容器12の第2部分47,48の最底部47a,48aを上記燃料噴射弁36の高さ以下に位置させてある。
このため、上記物入れ容器12の前方、および/もしくは後方の第2空間43,44がより効果的に利用されて、上記物入れ容器12の容量が増加させられる。
よって、上記物入れ容器12をより高く位置させることなく、この物入れ容器12の容量を十分に確保でき、上記した足付き性も良好なままに保たれる。
なお、図示しないが、上記燃料噴射弁36はシリンダ25に固着させてもよい。また、上記物入れ容器12の両第2部分47,48のうち、いずれか一方に物18である単一のヘルメットの前部を配置し、他方にヘルメットの後部を配置するようにしてもよい。
なお、本実施形態に係る第1の鞍乗型車両における物入れ装置は、車体フレームの後方に配置されてその後部側が上下に揺動自在となるよう前部側がこの車体フレームに枢支されるリヤアームと、このリヤアームの後端部に支承される後車輪と、上記リヤアームの前部の上方に配置されて上記車体フレームに支持される物入れ容器と、この物入れ容器の上面側に支持されるシートと、上記リヤアームの前部を構成して上記後車輪に駆動力を出力する内燃機関と、この内燃機関の上方に配置されこの内燃機関内に燃料を供給する燃料噴射弁とを設けた鞍乗方車両において、上記燃料噴射弁の上方の第1空間と、上記燃料噴射弁よりも前方、および/もしくは後方の第2空間とに跨るように上記物入れ容器を形成し、上記第2空間に位置する上記物入れ容器の部分の底板を後上がり状に傾斜させてあるものである。
上記鞍乗型車両における物入れ装置では、仮に、上記燃料噴射弁よりも前方の第2空間に位置する上記物入れ容器の第2部分における底板を後上がり状に傾斜させることにより、この底板の後端部側を上記燃料噴射弁の上方近傍に位置させれば、上記物入れ容器を全体的により高く位置させないでも、この物入れ容器に上記燃料噴射弁が接触するということが防止されて、上記物入れ容器の容量を十分に確保でき、また、上記物入れ容器を高く位置させないで済むことから、この物入れ容器の上面側に支持させたシートに着座するライダーの足付き性は良好なままに保たれる。
また、仮に、上記燃料噴射弁よりも後方の第2空間に位置する上記物入れ容器の第2部分における底板を後上がり状に傾斜させることにより、この底板を上記後車輪の上下揺動軌跡の上方近傍に位置させれば、上記後車輪との接触を回避して、上記物入れ容器をより高く位置させることなく、この物入れ容器の容量を十分に確保でき、上記した足付き性も良好なままに保たれる。
また、仮に、上記第1空間と各第2空間とに全体的に跨るように上記物入れ容器を形成すれば、この物入れ容器の収納空間が前後に長くなるよう形成されて長尺体の収納が可能となる。
本実施形態に係る第2の鞍乗型車両における物入れ装置は、上記第2空間に位置する上記物入れ容器の部分の最底部を上記燃料噴射弁の高さ以下に位置させたものである。
このため、上記物入れ容器の前方、および/もしくは後方の第2空間がより効果的に利用されて、上記物入れ容器の容量が増加させられる。
よって、上記物入れ容器をより高く位置させることなく、この物入れ容器の容量を十分に確保でき、上記した足付き性も良好なままに保たれる。
図2の部分拡大図である。 車両の全体側面図である。 図1の部分拡大断面図である。
符号の説明
1 車両
2 車体
3 車体フレーム
4 フロントフォーク
5 前車輪
8 リヤアーム
9 後車輪
10 緩衝器
12 物入れ容器
13 シート
14 路面
16 底板
16a 第1部分
16b 第2部分
16c 第2部分
22 内燃機関
23 動力伝達装置
24 クランクケース
25 シリンダ
29 吸気管
35 燃料
36 燃料噴射弁
38 端部
39 空間
42 第1空間
43 第2空間
44 第2空間
46 第1部分
47 第2部分
47a 最底部
48 第2部分
48a 最底部

Claims (6)

  1. 車体フレームと、
    上記車体フレームの後方に配置され、後部側が上下に揺動自在となるよう前部側が上記車体フレームに枢支軸により枢支されるリヤアームと、
    上記リヤアームの後端部に支承される後車輪と、
    上記リヤアームの前部の上方に配置されて上記車体フレームに支持される物入れ容器と、
    上記物入れ容器の上面側に支持されるシートと、
    シリンダを有し、上記リヤアームの前部を構成して上記後車輪に駆動力を出力する内燃機関と、
    一端部がシリンダの上面側から一旦上方に延出した後、後方に向かって屈曲する吸気管本体と、この吸気管本体に取り付けられるスロットル弁の弁箱とを備えた吸気管と、
    上記内燃機関の上記シリンダの上方であってかつ上記弁箱よりも前方の位置に配置された燃料噴射弁と、を備え、
    上記物入れ容器は、側面視においてその前後の部分よりも下方に位置しかつ上記シリンダよりも前方に位置する前側の最底部と、側面視においてその前後の部分よりも下方に位置しかつ上記シリンダよりも後方に位置する後側の最底部と、上記前側の最底部と上記後側の最底部とに渡って設けられ、上方に向かって凹む部分と、上記凹む部分の後側に位置し、後ろ上がり状に傾斜する傾斜部分とを有する底板を備え、
    上記燃料噴射弁および上記弁箱は、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分の下方に配置され、
    上記燃料噴射弁の最上部および上記弁箱の最上部は、側面視において、上記底板の上記上方に向かって凹む部分と、上記前側の最底部と上記後側の最底部とを結ぶ仮想直線とにより囲まれる領域内に位置し
    上記底板の上記上方に向かって凹む部分は、上記燃料噴射弁および上記弁箱の少なくとも一部の上方に位置する後上がり状の部分を有し、
    上記枢支軸の中心は、上記弁箱の最前部よりも後方の位置であって、かつ上記燃料噴射弁の最上部および上記弁箱の最上部よりも低い位置に配置されている鞍乗型車両。
  2. 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
    上記燃料噴射弁の最上部は、上記弁箱の最上部よりも下方に位置している鞍乗型車両。
  3. 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
    上記燃料噴射弁の最上部と上記弁箱の最上部とは、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分の凹み形状に沿うように並んでいる鞍乗型車両。
  4. 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
    上記弁箱の少なくとも一部は、上記物入れ容器の上記底板における上記上方に向かって凹む部分のうち最も凹んだ部分よりも前方に配置されている鞍乗型車両。
  5. 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
    上記内燃機関は、クランクケースを備え、
    上記シリンダは、上記クランクケースから前上方に向かって突出している鞍乗型車両。
  6. 請求項5に記載の鞍乗型車両において、
    車体の側面視において、上記燃料噴射弁は、上記シリンダの突出端部と、上記弁箱と、上記物入れ容器の上記底板の上記上方に凹んだ部分とで挟まれた空間に配置されている鞍乗型車両。
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