JP4550997B2 - X−y方向移動用手術用顕微鏡スタンド - Google Patents
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Description
【従来の技術及びその問題点】
従来の多くのスタンド、例えば眼科手術用顕微鏡のためのスタンドは、その開放端部、即ち顕微鏡と鉛直支持アームとの間に顕微鏡のためのX−Y変位ユニットを担持している。この変位ユニットは、顕微鏡をX−Y方向へミリメートル単位で位置調節するためのものである。X−Y変位ユニットのそのような配置は、視界も運動の自由も制限されるので、通常手術者にとって邪魔になるものである。その上X−Y変位ユニットは、支持のためのアーム部の重量を明らかに大きくし、そのため一般に相応する釣合重りにより補償を行うか或いは相応の重さのスタンド足部により支えられなければならない。その結果、支持アームのアーム構造全体も及び場合によってはスタンド足部の構造全体も強度をより大きく見積もらざるをえず、とりわけより広い占有空間を取らざるをえない。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、X−Y方向調節機能を維持しつつ、支持アーム構造の明らかな重量の増加及びそれから生じる他のいかなる欠点をも防ぐスタンド構造を見出すことである。
【0003】
この際、本発明は、逐次的に行われる二段階の直線(線形)移動又は直線的移動一般に必ずしも限定されるべきでない。本発明によれば、水平面内における任意の運動、例えば予め求められた又は制御された曲線、回転ないし旋回運動も、任意的に鉛直面内におけるZ方向変位も合わせて行われるべきである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の第1の視点により、手術用顕微鏡のためのスタンドであって、スタンド足部、該スタンド足部に固定されたスタンド支柱、ワンピース又はマルチピース支持アーム、及び直線的モータ駆動X−Y変位ユニットを有する形式のスタンドが提供される。このスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、前記スタンド支柱ないし該スタンド支柱の基部と前記ワンピース又はマルチピース支持アームとの間に配置されていること、及び前記支持アームは、平衡を図るために前記スタンド支柱の縦軸をまたいでその両側に延在しかつ釣合重りを担持していることを特徴とする(形態1・基本構成1)。
上記の課題を解決するために、本発明の第2の視点により、手術用顕微鏡のためのスタンドであって、スタンド支柱、ワンピース又はマルチピース支持アーム、該スタンド支柱を固定するための天井取付部又は壁面取付部、及び直線的モータ駆動X−Y変位ユニットを有する形式のスタンドが提供される。このスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、前記スタンド支柱ないしスタンド支柱の基部と前記ワンピース又はマルチピース支持アームとの間に配置されていること、及び前記支持アームは、平衡を図るために前記スタンド支柱の縦軸をまたいでその両側に延在しかつ釣合重りを担持していることを特徴とする(形態12・基本構成2)。
上記基本構成1,2によれば本発明では、X−Y変位ユニットは、少なくとも(従来のスタンドに比べて)スタンドの鉛直支柱により近く位置し、そのため該X−Y位置調節ユニットは、顕微鏡だけではなく、水平支持アームの少なくとも一部分をも移動することができる。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に本発明を限定することを意図するものではない。
【0005】
本発明によれば、X−Y変位ユニットは、必ずしもスライダ形式のスライドレール(路)に限定されない。該ユニットは、例えば水平支持アームの少なくとも2つの自動調節される連結装置(関節状ないし自在継手)からできていても良い。該連結装置の相互に調和した旋回運動により顕微鏡をX−Y面内で任意の位置に移動することができる。この種の−複数の一体(組込)式変位測定装置ないし増分位置測定装置(integrierte Inkrementalgeber)及び対応する制御装置をもつ自動調節装置の長所は、x−y方向直線変位ユニットに比べて、その重量が小さいこと及び比較的価格が安いことである。
【0006】
【発明の実施の形態】
好ましい一実施形態においては、水平支持アームは、−これまでは一般に眼科用顕微鏡においては普通に用いられるものではなかったが−スタンドの鉛直支柱を越えて延長されかつその延長部分に釣合重りが取り付けられ、そのためX−Y位置調節装置は、この延長された水平支持アームの下流部分(顕微鏡から遠い部分)ないし少なくとも重心付近を握持する。
【0007】
他の改善された一実施形態では、水平支持アームが釣合重り用アームと連結しており、顕微鏡が旋回すると釣合重りも動的に重量の釣合を図るために釣合方向へ旋回する。
【0008】
X−Y位置調節装置の変位は、延長された水平支持アームの旋回から独立に行うこともできる。
【0009】
上述の課題の解決策は、請求項1の特徴の組み合わせにおいて保護下に置かれている。本発明により、スタンドの負荷(顕微鏡担持)アームの重量及び大きさを小さくすることができかつそのためスタンドの構造を全体として小さくすることができる。場合によってはありうる釣合装置及び任意的にスタンド足部も寸法を小さくされかつ軽量化される。
【0010】
更に、X−Y変位ユニットの駆動装置のためにスタンドの水平支持アームを介した(沿って配線した)電気制御線を導入する必要もなくなる。構造全体もこれによりより小型にかつより軽量になる。
【0011】
しかし、X−Y変位ユニットは、例えばスタンド支柱の軸領域に配置されることも好ましい。この時X−Y変位ユニットは、(スタンドの)上に(頭部に)、スタンド支柱の範囲内に配置することができ、又はスタンド支柱の下部と上部の間に配置しかつスタンド支柱上部を支持することもできる。スタンドの頭部ないし上部にX−Y変位ユニットを配置する変形例は、X−Y方向へ移動する質量をより小さくすることができるという長所がある。
【0012】
何れの場合においても、X−Y変位ユニットの配置は、スタンド支柱の軸線上にあるのが有利である。というのは、該X−Y変位ユニット自体については、この位置において平衡を取る必要がないからである。
【0013】
本発明は、二本腕の支持アーム、即ち一方の支持アームが負荷(顕微鏡)を、他方の支持アームが釣合重りを担持する支持アームを持つスタンドに限定されない。他の全ての構造のスタンドも本発明の対象になることは勿論のことである。本発明の本質は、X−Y変位ユニットを取り付ける場所である。
【0014】
2つの部分からなる支持アームを持つ本発明の一形態−独立しても使用できるが−によれば、支持アームの2つの部分は互いに旋回することができ、この旋回は連結(伝動)装置で結合されて行われている。即ち、負荷(顕微鏡)がある方向に旋回すると、釣合重りはその反対方向に旋回し、空間における重量の位置の変動を補償し再び平衡をとる。
【0015】
外科医は、実際の適用の場面においては、患者の身長方向の軸に対しX軸を横方向に、Y軸を同軸に取ることを好むので、実施例の1つにおいては、変位ユニットの軸周りに水平支持アームを任意的に回転し、座標系が影響を受けないようにしている。
【0016】
スタンド支柱の固定(定置)軸を横断する構造の場合又は水平支持アームに存在する少なくとも2つの連結装置(Gelenke)によりX−Y変位ユニットが分割されている場合、対応する変位ベクトルは電算機で求められ及び電算機のコントロール下で自動的に調節される。
【0017】
本発明及びその変形形態の他の特徴は、従属請求項に記載されて保護の対象とされているが、ここに、上記基本構成1及び2を夫々形態1及び12としてまとめて示す。
(形態1) 上掲。
(形態2) 上記形態1のスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、X−Y方向へ直線的に移動させるための装置及び前記顕微鏡ないし前記支持アームの各部分をX−Y平面内で、例えば前記スタンド支柱の縦軸周りに旋回させるための装置を含むことが好ましい。
(形態3) 上記形態1又は2のスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、複数の一体化した変位測定装置を有する電動モータを含むことが好ましい。
(形態4) 上記形態1〜3のスタンドにおいて、前記支持アームは、前記スタンド支柱の縦軸をまたいで分割されていること、及び該分割された2つの部分は、複数の鉛直面において相互に旋回及び停止できることが好ましい。
(形態5) 上記形態4のスタンドにおいて、前記支持アームの分割された2つの部分は、伝動装置(Getriebe)を介して相互に連結されていることが好ましい。
(形態6) 上記形態5のスタンドにおいて、前記伝動装置は、前記支持アームの分割された2つの部分を互いに停止するための−好ましくは電気的に制御される−制動装置を有することが好ましい。
(形態7) 上記形態1〜6のスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、前記スタンド支柱の一の部分の上部で支持され、かつ前記スタンド支柱の、前記支持アームを担持する他の部分を調節可能にすることが好ましい。
(形態8) 上記形態1〜7のスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、少なくとも1つが前記支持アームを分割する複数の連結装置を有し、かつ該分割された支持アームの各部分を自動調節によりX−Y面内において旋回移動を可能にすることが好ましい。
(形態9) 上記形態1のスタンドにおいて、前記手術用顕微鏡及び/又は前記支持アームは、前記スタンド支柱に対して旋回可能に構成されていること、及び前記X−Y変位ユニットは、電算機を有し、該電算機は、利用者に対する物体ないし患者に関するX−Y方向が常に同一であるように、前記顕微鏡自体の鉛直軸周り又はスタンド支柱の鉛直軸周りで計算上起こりうる該顕微鏡の旋回運動を認識しかつ直線的モータ駆動X−Y方向調節時に考慮することが好ましい。
(形態10) 上記形態1〜9のスタンドにおいて、前記スタンド構造体を患者ないし物体に対する相対位置へ目標を定めての標識に応じた位置調節を行うことにより作業開始前にリセットないし較正を実行できる較正システムを有することが好ましい。
(形態11) 上記形態1〜10のスタンドにおいて、前記X−Y変位ユニットは、X−Y面に対する直交方向の位置調節のためのZ方向変位ユニットも含むことが好ましい。
(形態12) 上掲。
本発明の更なる特徴及び保護される詳細は、図面及び図面の説明から導かれる。
【0018】
図面の説明は相互に関係している。同じ図面参照記号は、同じ構造要素を意味しており、異なる添え字を持つ図面参照記号は、同じ解決課題を有するが異なる構造形態を持つ構造要素を意味している。
【0019】
【実施例】
従来技術によれば、X−Y変位ユニット5は、顕微鏡6の直上の顕微鏡ホルダ4に固定されていたか、ないし顕微鏡ホルダ4を分割して配設されていた。後者の場合、顕微鏡ホルダ4の下側部分はX−Y変位ユニット5により担持されかつ顕微鏡6を収容し、他方上側部分はX−Y変位ユニット5を担持していた。そのためX−Y変位ユニットは、顕微鏡ホルダ4の2つの部分を相対的にX−Y方向に調節するように動作した。この時顕微鏡ホルダ4は、慣例的に支持アーム3により支持され、支持アーム3は、旋回及び/又は回転ベアリング7で支持されて、旋回及び/又は回転可能になっていた。ベアリング7は、(図において)単に記号でおおまかに示されている。例えばガス圧縮バネ、ワイヤ式重量補償システム等の任意的な既知の重量補償手段が当業者には既知であり、それゆえここでは詳しく説明しない。ベアリング7は、顕微鏡支柱ないしスタンド支柱2により支持されており、該支柱2はそのスタンド足部1により床面で支持されていた。従来技術においては、床面においてではなく天井において支持されないし天井から吊るされる形式のスタンドが在ったことも自明である。しかし、天井で支持等される場合でも、X−Y変位ユニットが顕微鏡の範囲内に取付けられることも一般的であった。従って、本発明は、思想として類似の取付構造を含む。
【0020】
図2に示す参考例よれば、X−Y変位ユニット5aの顕微鏡から遠ざかる方向への位置の変更は、スタンドが床で支持される場合でも、天井又は壁面で支持される場合においても本発明によれば可能でありかつ有効である。図2に示された参考例の場合、顕微鏡ホルダ4aは、再びまた連続的なものになり、顕微鏡がX−Y変位ユニットを持たない場合において顕微鏡ホルダが有する機能と同一の機能を持っている。これとは反対に、支持アーム(ビーム状支持部材)3aは、2つの部分からなり、顕微鏡ホルダ4aに近いほうの部分は、X−Y変位ユニット5aにより担持され、X−Y変位ユニット5aは支持アーム3aの第二の部分で支持されている。支持アーム3aの他方の端部(前記第二の部分)は、この参考例においては、従来技術の場合と同様、旋回及び/又は回転ベアリング7で支持されている。ここにおいて既に理解できることは、スタンド支柱2aの長軸方向へ質量が移動することにより転倒モーメントが低減することである。それゆえそれに応じてスタンド足部(基部)1aは、象徴的に技術水準のスタンド足部1より小さく描かれている。
【0021】
図2の参考例に対する図3の参考例の更なる発展形態は、X−Y変位ユニット5が完全に支持アーム3bの根元にまで移動され、そのため旋回及び/又は回転ベアリングの向かい側で該移動支持アーム3bを支持する構成である。
【0022】
図4に記載の本発明の一実施例は、重量補償目的のために支持アーム3cがスタンド支柱2aの長軸を越えて延長され、その自由端において釣合重り8を握持する、というところにまで発展させられている。顕微鏡6に対する適切な重量補償のための釣合重り8を調節する手段は、詳細には記載しないが、当業者には既知である。本発明によれば、図4及び5の構成の場合、X−Y変位ユニット5b自体の重量は、もはや平衡をとる必要がないので有利である。
【0023】
図4の構成の更なる発展形態は、図5に記載の実施例の構成に至る。この場合のまた極めて小さいスタンド足部1cで適切な平衡が与えられている。しかし、図4の構成との相違は、2つの支持アーム部分3d(3d1,3d2)が相対して(互いに向き合って)旋回できることである。この目的のために該2つのアーム部分は、旋回テーブル及び/又は回転ベアリング7aに取り付けられ、該ベアリングは、詳細には説明しないが、支持アーム3dの2つの部分を相互依存的に(連動して)それぞれ反対方向に旋回(双方向矢印で示す鉛直面=紙面内での旋回)させる連動式連結装置等を有する。この場合、該連結装置等は、静止状態、即ち支持アーム3dが旋回していないときは、荷重補償モーメントを顕微鏡6から釣合重り8へ移すように構成されている。支持アーム部分の相対旋回により、一般に顕微鏡も釣合重りもスタンド支柱2の最高地点より低い位置に位置付けることができるので、スタンド全体の重心を一般に低く保つことができる。
【0024】
この場合、顕微鏡6の可動性を改善するために、顕微鏡ホルダ4aと支持アーム3dの間に更に旋回及び/又は回転ベアリング7bを設けられているが、これは前述の各図に記載の他の構成の全ての場合にも設けることができる。
【0025】
図5の構成の場合、図2の構成との相違は、X−Y変位ユニット5bを収容するために、支持アーム3ではなくスタンド支柱2bが(下部と上部の2つの部分に)分割されていることである。この分割の位置は、設計上の要求に応じて適切に選択される。X−Y変位ユニットにおけるX−Y方向への移動距離は、通常ミリメートル範囲に留まるので、スタンド支柱2の領域においては移動は考慮するに足るものではなく、転倒モーメントを乱すには至らない。
【0026】
床面又は天井取付又は壁面取付スタンドに関して既に説明した本発明の交換可能性の観点から、支柱(ないしその基部)及び足部という名称は、懸垂アーム及び基盤としても理解することができる。そのような天井取付構造の場合、顕微鏡ホルダ及び顕微鏡は、−図に記載される時−支持アーム3の反対側に配置されることは自明であろう。
【0027】
図6の参考例は、従来のスライダないしキャリッジ形状のX−Y変位ユニットの替わりに、同様にX−Y平面で顕微鏡の位置調節ができる自動調節可能な2つの連結装置7c、dを持つ新規な移動ユニット5cを使用する。旋回連結(継手)装置(Schwenkgelenken)及び直線(線形)移動(スライド)誘導(案内)装置(Linearverschiebefuehrungen)の組合せも変形例として考えられる。
【0028】
図7の参考例は、ほぼ図6の構成に相当し、ここでは(増分)変位測定装置を持つモータ9a及び9bが描かれており、該モータは、所望の(場合によってはそれに近接した)X−Y方向移動を実現するために制御装置10を介して協同的に作動する。
【0029】
好ましくは、記載された全てのX−Y変位ユニットは、手動でもX−Y位置調節を行うことができるように連結解除可能である。
【0030】
電算機は、詳細には説明しないが、以下のような役割を持つ。即ち、適切なセンサ要素と結合して、物体ないし患者に対する顕微鏡の実際位置を認識し、設定された位置調節運動が例えば物体ないし患者のX−Y座標系又は顕微鏡の座標系において(顕微鏡の旋回位置が如何に室内(空間)内にあるかとは独立して)実行されるように、各実際位置においてX−Y命令値を再計算することである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 顕微鏡の直上にX−Y変位ユニットを持つ従来技術の構成。
【図2】 位置を変えて(ずらして)配置されたX−Y変位ユニットを持つ参考例の1つ。
【図3】 スタンド支柱の軸上にX−Y変位ユニットを持つ参考例の1つ。
【図4】 二本腕の支持アームを持つ本発明の構成の1つ。
【図5】 2つの支持アーム部分が旋回可能になっている本発明の他の実施例の1つ。
【図6】 X−Y調節のための自動駆動可能な連結装置を持つ一変形参考例の平面図。
【図7】 モータ及び位置測定(増分供給)装置を有する図6に類似する変形参考例の1つ。
【図8】 スタンド足部の中ないし下部にX−Y変位ユニットを組込んだ参考例の1つ。
【記号の説明】
1a,b,c スタンド足部
2a,b,c スタンド支柱
3a,b,c,d,e ビーム状支持アーム(支持部材)3d1、3d2支持アーム部
4a,b 顕微鏡ホルダ
5a,b,c X−Y変位ユニット
6 顕微鏡
7a,b,c,d 旋回及び/又は回転ベアリング;伝動装置;連結装置
8 釣合重り
Claims (12)
- 手術用顕微鏡(6)のためのスタンドであって、
スタンド足部(1)、該スタンド足部(1)に固定されたスタンド支柱(2)、ワンピース又はマルチピース支持アーム(3)及び直線的モータ駆動X−Y変位ユニット(5)を有する形式のスタンドにおいて、
前記X−Y変位ユニット(5)は、前記スタンド支柱(2)ないし該スタンド支柱の基部と前記ワンピース又はマルチピース支持アーム(3)との間に配置されていること、及び
前記支持アーム(3)は、平衡を図るために前記スタンド支柱(2)の縦軸をまたいでその両側に延在しかつ釣合重り(8)を担持していること
を特徴とするスタンド。 - 前記X−Y変位ユニット(5)は、X−Y方向へ直線的に移動させるための装置及び前記顕微鏡ないし前記支持アームの各部分をX−Y平面内で旋回させるための装置を含むこと
を特徴とする請求項1に記載のスタンド。 - 前記X−Y変位ユニット(5)は、複数の一体化した変位測定装置を有する電動モータを含むこと
を特徴とする請求項1又は2に記載のスタンド。 - 前記支持アーム(3d)は、前記スタンド支柱(2b)の縦軸をまたいで分割されていること、及び
該分割された2つの部分は、複数の鉛直面において相互に旋回及び停止できること
を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のスタンド。 - 前記支持アーム(3d)の分割された2つの部分は、伝動装置(7a)を介して相互に連結されていること
を特徴とする請求項4に記載のスタンド。 - 前記伝動装置(7a)は、前記支持アームの分割された2つの部分を互いに停止するための制動装置を有すること
を特徴とする請求項5に記載のスタンド。 - 前記X−Y変位ユニット(5b)は、前記スタンド支柱(2b)の基部をなす一の部分の上部で支持され、かつ前記スタンド支柱(2b)の、前記支持アーム(3d)を担持する他の部分を調節可能にすること
を特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のスタンド。 - 前記X−Y変位ユニット(5c)は、少なくとも1つが前記支持アーム(3e)を分割する複数の連結装置(7c、d)を有し、かつ該分割された支持アームの各部分を自動調節によりX−Y面内において旋回移動を可能にすること
を特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のスタンド。 - 前記手術用顕微鏡(6)及び/又は前記支持アーム(3)は、前記スタンド支柱(2)に対して旋回可能に構成されていること、及び
前記X−Y変位ユニット(5)は、電算機を有し、該電算機は、利用者に対する物体ないし患者に関するX−Y方向が常に同一であるように、前記顕微鏡(6)自体の鉛直軸周り又はスタンド支柱(2)の鉛直軸周りで計算上起こりうる該顕微鏡(6)の旋回運動を認識しかつ直線的モータ駆動X−Y方向調節時に考慮すること
を特徴とする請求項1に記載のスタンド。 - 前記スタンド構造体を患者ないし物体に対する相対位置へ目標を定めての標識に応じた位置調節を行うことにより作業開始前にリセットないし較正を実行できる較正システムを有すること
を特徴とする請求項1〜9の一に記載のスタンド。 - 前記X−Y変位ユニットは、X−Y面に対する直交方向の位置調節のためのZ方向変位ユニットも含むこと
を特徴とする請求項1〜10の一に記載のスタンド。 - 手術用顕微鏡(6)のためのスタンドであって、
スタンド支柱(2)、ワンピース又はマルチピース支持アーム(3)、該スタンド支柱(2)を固定するための天井取付部又は壁面取付部、及び直線的モータ駆動X−Y変位ユニット(5)を有する形式のスタンドにおいて、
前記X−Y変位ユニット(5)は、前記スタンド支柱(2)ないし該スタンド支柱の基部と前記ワンピース又はマルチピース支持アーム(3)との間に配置されていること、及び
前記支持アーム(3)は、平衡を図るために前記スタンド支柱(2)の縦軸をまたいでその両側に延在しかつ釣合重り(8)を担持していること
を特徴とするスタンド。
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