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JP4557795B2 - データ補正処理装置及びデータ補正処理方法 - Google Patents
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JP4557795B2 - データ補正処理装置及びデータ補正処理方法 - Google Patents

データ補正処理装置及びデータ補正処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子から得られる多数の画素データの補正処理を行うデータ補正処理装置に関する。
半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子が知られている。このような固体撮像素子に含まれる光電変換素子には、その製造工程等に起因して、入射光に反応しない光電変換素子や、入射光がなくても異常に多い暗電流を発生する光電変換素子等の欠陥素子が含まれていることがしばしばある。これら欠陥素子は、例えばそれぞれ「黒キズ」および「白キズ」と称され、固体撮像素子ではこれら欠陥素子自体を完全に除去することが困難である。
そこで、固体撮像素子から出力される多数の画素データにおいて、これらの欠陥素子にて生成される欠陥画素データを、その周囲の光電変換素子から得られる画素データを利用して補正する欠陥画素データの補正方式が提案されている。欠陥画素データを補正する場合、例えば、その欠陥素子の周囲に隣接する複数の光電変換素子からの画素データを単純平均して、その平均値を当該欠陥画素データに置き換える方式があった。
しかしながら、上述のような補正方式では、例えば複数の欠陥素子が隣接して存在する場合には、処理対象となる欠陥素子に隣接する他の欠陥素子からの欠陥画素データを用いて欠陥補正を行うことになってしまい、適切な欠陥補正が行われているとは言えなかった。そこで、このような不具合を解消するために、特許文献1記載の方法が提案されている。
特開2000−244823号公報
特許文献1記載の方法では、固体撮像素子から得られた多数の画素データを一旦フレームメモリに蓄積してから欠陥補正処理を行うため、高速処理が必要な動画撮影や連写撮影等には適さない。又、フレームメモリを必要とするため回路規模が大きくなってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、欠陥のある光電変換素子から得られる欠陥画素データの欠陥補正を高速に行い且つ回路規模を小さくすることが可能なデータ補正処理装置を提供することを目的とする。
本発明のデータ補正処理装置は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子から得られる多数の画素データの補正処理を行うデータ補正処理装置であって、前記画素データを一時的に保持し、前記固体撮像素子に含まれる第1の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子の周辺に二次元状に配列されている第2の光電変換素子とを含む光電変換素子群から得られる画素データである二次元画素データを同時に出力する二次元画素データ保持出力手段と、前記第1の光電変換素子が欠陥素子である場合に、前記二次元画素データのうち、前記第1の光電変換素子とは異なる色を検出する光電変換素子以外から得られた画素データと、該画素データに含まれる前記欠陥素子から得られた欠陥画素データの位置及び数とで決まる欠陥パターンを判別する欠陥パターン判別手段と、前記欠陥パターンに基づいて欠陥補正処理用の演算式を決定する演算式決定手段と、前記二次元画素データと前記演算式とを用いて、前記第1の光電変換素子から得られる画素データである第1画素データの欠陥補正処理を行う欠陥補正処理手段とを備える。
この構成により、欠陥のある光電変換素子から得られる欠陥画素データの欠陥補正を高速に行い且つ回路規模を小さくすることが可能となる。
本発明のデータ補正処理装置は、前記演算式決定手段が、前記欠陥パターンと、前記欠陥パターンを構成する画素データのうち前記欠陥画素データを除く画素データの輝度値とに基づいて前記演算式を決定する。
この構成により、輝度の急激な変化を考慮した欠陥補正が可能となる。
本発明のデータ補正処理装置は、前記画素データ保持出力手段に入力する画素データのうちの前記欠陥画素データを、前記欠陥素子周辺の光電変換素子から得られた画素データで置換する画素データ置換手段を備える。
この構成により、欠陥補正の信頼性をより向上させることができる。
本発明のデータ補正処理装置は、前記第1の光電変換素子が前記欠陥素子でない場合に、前記二次元画素データを用いて、前記第1画素データのノイズ低減処理を行うノイズ低減処理手段を備える。
本発明のデータ補正処理装置は、前記欠陥補正処理手段が、複数の演算器を含み、前記複数の演算器の中から前記演算式に必要な演算器を選択して使用する。
この構成により、回路規模を削減することができる。
本発明のデータ補正処理装置は、前記ノイズ低減処理手段が、前記欠陥補正処理手段に含まれる前記複数の演算器の少なくとも一部を利用して前記ノイズ低減処理を行う。
この構成により、回路規模を削減することができる。
本発明のデータ補正処理方法は、半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子から得られる多数の画素データの補正処理を行うデータ補正処理方法であって、前記画素データを一時的に保持し、前記固体撮像素子に含まれる第1の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子の周辺に二次元状に配列されている第2の光電変換素子とを含む光電変換素子群から得られる画素データである二次元画素データを同時に出力する二次元画素データ保持出力工程と、前記第1の光電変換素子が欠陥素子である場合に、前記二次元画素データのうち、前記第1の光電変換素子とは異なる色を検出する光電変換素子以外から得られた画素データと、該画素データに含まれる前記欠陥素子から得られた欠陥画素データの位置及び数とで決まる欠陥パターンを判別する欠陥パターン判別工程と、前記欠陥パターンに基づいて欠陥補正処理用の演算式を決定する演算式決定工程と、前記二次元画素データと前記演算式とを用いて、前記第1の光電変換素子から得られる画素データである第1画素データの欠陥補正処理を行う欠陥補正処理工程とを含む。
本発明によれば、欠陥のある光電変換素子から得られる欠陥画素データの欠陥補正を高速に行い且つ回路規模を小さくすることが可能なデータ補正処理装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルカメラの要部概略構成を示す図である。
図1に示すデジタルカメラ100は、半導体基板上の行方向及びこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を有するCCD型やMOS型の固体撮像素子1と、固体撮像素子1の多数の光電変換素子から出力された多数の画素データをデジタル変換するA/D変換部2と、バッファ3と、タイミングジェネレータ(TG)4と、固体撮像素子1に含まれる多数の光電変換素子のうち欠陥のある光電変換素子(以下、欠陥素子という)から得られる欠陥画素データを、欠陥素子の周囲にある光電変換素子から得られる画素データで置換する置換部5と、H/Vカウンタ6と、予めテスタ装置等によって検査して得られている固体撮像素子1の欠陥素子の位置を示す欠陥位置情報を記憶するルックアップテーブル(LUT)7と、置換部5から出力された画素データを一時的に保持し、データ補正対象の光電変換素子である第1の光電変換素子と、その周辺に二次元状に配列されている複数の光電変換素子である第2の光電変換素子とを含む光電変換素子群から得られる画素データである二次元画素データを同時に出力する二次元画素データ保持出力部8と、二次元画素データ保持出力部8から出力された二次元画素データのうち、第1の光電変換素子から得られた第1画素データに対して欠陥補正処理又はノイズリダクション(NR)処理等のデータ補正を行うデータ補正部9と、データ補正部9から出力された多数の画素データに対し、補間処理、同時化処理、YC変換処理、ガンマ補正処理、及びOB補正処理等の信号処理を施す信号処理部10とを備える。尚、置換部5、二次元画素データ保持出力部8、データ補正部9、及び信号処理部10のいずれにおいてもパイプライン処理がなされているものとし、これによって画素データの高速逐次処理が可能となる。
固体撮像素子1は、多数の光電変換素子が正方格子状に配列されたものや、多数の光電変換素子が特開平10−136391号公報に記載されたようないわゆるハニカム状に配列されたもの等を用いることができる。以下の説明では、固体撮像素子1に含まれる多数の光電変換素子はハニカム状に配列されているものとする。又、本実施形態では、1つの光電変換素子から出力されるデータのことを画素データと定義している。
又、固体撮像素子1は原色系のカラーフィルタを有しており、多数の光電変換素子には、例えば赤色(R)を検出する光電変換素子と、緑色(G)を検出する光電変換素子と、青色(B)を検出する光電変換素子とが含まれる。尚、カラーフィルタは補色系のものであっても良い。又、カラーフィルタの配列は規則配列(一意にRGBの相対位置を定めた配列)であれば特に限定されない。
バッファ3は、固体撮像素子1と、置換部5、二次元画素データ保持出力部8、データ補正部9、及び信号処理部10との駆動速度差を吸収するものであり、一般的なFIFO等によって構成される。バッファ3は、TG4からの同期信号に応じて、設定された位置の画素データを取り込み、有効データを示すenable信号と共に置換部5に出力する。
H/Vカウンタ6は、enable信号とTG4からの同期信号に応じて、置換部5に入力された画素データの色成分と、その画素データの出力元の光電変換素子の位置とを特定する。
置換部5は、H/Vカウンタ6で特定された光電変換素子の位置を示す情報とLUT7に記憶されている欠陥素子の位置を示す情報とを比較し、双方が一致する場合は、該画素データを欠陥画素データと判断し、その欠陥画素データを、該光電変換素子の周辺の同色成分を検出する光電変換素子から得られる画素データで置換すると共に、置換後の画素データに、その画素データが欠陥画素データであることを示す欠陥情報を付加して出力する。置換部5は、特許請求の範囲の画素データ置換手段に該当する。
図2は、図1に示す置換部内部の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、置換部5は、R成分の画素データを保持するflip−flop等の画素データ保持素子52と、G成分の画素データを保持するflip−flop等の画素データ保持素子53と、B成分の画素データを保持するflip−flop等の画素データ保持素子54と、画素データ保持素子52,53,54のいずれかに保持されている画素データと、置換部5に入力された画素データのいずれかを出力させるマルチプレクサ(MUX)55と、画素データ保持素子52,53,54に画素データを保持させるか否かの判断を行うデータ保持判断部51とを備える。データ保持判断部51は、MUX55から出力させる画素データを指定するデータ選択判断部51aと、MUX55から出力された画素データが欠陥画素データであるか否かを示す欠陥情報を付加する欠陥情報付加部51bとを含む。
欠陥情報は、例えば欠陥の在り無しが1ビットにて示される情報であり、この1ビットデータが画素データのMSBやLSBのいずれかに付加される。尚、欠陥情報は、欠陥の在り無しだけでなく、より詳細な情報、例えば、画素データが置換済みであるのか否かを示す情報や、どのような置換方法をとったのかを示す情報や、前後の画素データにも欠陥画素データが含まれているか否かを示す情報等を示す複数ビットの情報であっても良い。又、置換部5から出力される画素データには、その色成分を示す色情報も付加されているものとする。
データ保持判断部51に入力された画素データは、H/Vカウンタ6により色成分及びその出力元の光電変換素子の位置が特定され、その光電変換素子の位置情報と、LUT7に記憶されている欠陥素子の位置情報とが比較される。そして、双方が一致しない場合、入力された画素データは欠陥画素データではないと判断され、この画素データは上記特定された色成分に応じた画素データ保持素子52,53,54に保持されると共に、MUX55からそのまま外部へと出力され、出力された画素データには欠陥画素データではないことを示す欠陥情報が付加される。
一方、双方が一致した場合、入力された画素データは画素データ保持素子52,53,54には保持されず、MUX55からは、画素データ保持素子52,53,54のいずれかに保持されている、該入力された画素データの色成分と同色成分の画素データが出力され、出力された画素データには欠陥画素データであることを示す欠陥情報が付加される。
例えば、置換部5にR成分の画素データとB成分の画素データが交互に入力され、3番目〜5番目に入力された3つの画素データが欠陥画素データである場合を例にすると、図2に示すように、1番目と2番目に入力された画素データは欠陥画素データないことを示す欠陥情報が付加されてそのまま出力され、3番目に入力された欠陥画素データは1番目に入力されたR成分の画素データで置換されてから、欠陥画素データであることを示す欠陥情報が付加されて出力される。同様に、4番目に入力された欠陥画素データは2番目に入力されたB成分の画素データで置換され、5番目に入力された欠陥画素データは1番目に入力されたR成分の画素データで置換されてから、欠陥画素データであることを示す欠陥情報が付加されて出力される。
図1に戻り、二次元画素データ保持出力部8は、固体撮像素子1から得られた画素データを一時的に保持し、固体撮像素子1に含まれる多数の光電変換素子のうち、図3に示すように、第1の光電変換素子30と、その周辺に二次元状に配列されている第2の光電変換素子31とを含む例えば5行×5列分の光電変換素子群から得られる13個の画素データ(以下、二次元画素データとも言う)をデータ補正部9に同時に出力する。二次元画素データ保持出力部8は、4つのラインメモリ81と、フリップフロップからなる13個の遅延素子82とが図示したように接続された構成になっている。
図4は、図1に示すデータ補正部の概略構成を示すブロック図である。
データ補正部9は、二次元画素データ保持出力部8から出力された13個の画素データの各々に付加されている色情報と欠陥情報を取得し、これらに基づいて第1の光電変換素子30から得られた第1画素データに対して行うべきデータ処理内容を決定するデータ処理内容決定部91と、データ処理内容決定部91で決定された内容でデータ処理を行うように指示を出すデータ処理内容指示部92と、データ処理内容指示部92からの指示にしたがって第1画素データに対して欠陥補正処理又はNR処理等のデータ補正処理を行うデータ補正処理部93とを備える。
データ補正処理部93は、欠陥補正処理やNR処理に用いる加算器、減算器、乗算器、及び比較器等を含む複数の演算器を含み、データ補正処理の内容に応じて最適な演算器を選択して演算処理を実行する。尚、データ補正処理部93は、欠陥補正処理を行うために必要な演算器と、NR処理を行うために必要な演算器とを別々に持っていていても良い。データ補正処理部93は、特許請求の範囲の欠陥補正処理手段及びノイズ低減処理手段に該当する。
図5は、図4に示すデータ処理内容決定部91の概略構成を示す図である。
データ処理内容決定部91は、二次元画素データに含まれる欠陥画素データの個数を欠陥情報に基づいて判別する欠陥画素データ個数判別部91aと、二次元画素データに含まれる欠陥画素データの二次元画素データ上での位置を欠陥情報に基づいて判別する欠陥画素データ位置判別部91bと、欠陥画素データ個数判別部91a及び欠陥画素データ位置判別部91bの判別結果と色情報とに基づいて欠陥補正処理を指示するための欠陥補正処理指示情報を生成して出力する欠陥補正処理選択部91cと、上記判別結果と色情報とに基づいてNR処理を指示するためのNR処理指示情報を生成して出力するNR処理選択部91dとを備える。
NR処理選択部91dは、二次元画素データに含まれる第1画素データが欠陥画素データであった場合、NR処理指示情報を生成せず、二次元画素データに含まれる第1画素データが欠陥画素データでなかった場合、NR処理指示情報を生成して出力する。NR処理指示情報は、どのような演算式にどのような入力を行ってNR処理を行うべきかを指定する情報である。
欠陥補正処理選択部91cは、二次元画素データに含まれる第1画素データが欠陥画素データでなかった場合、欠陥補正処理指示情報を生成せず、二次元画素データに含まれる第1画素データが欠陥画素データであった場合、欠陥補正処理指示情報を生成して出力する。欠陥補正処理指示情報は、どのような演算式にどのような入力を行って欠陥補正処理を行うべきかを指定する情報である。
欠陥補正選択処理部91cは、二次元画素データに含まれる第1画素データが欠陥画素データであった場合、二次元画素データのうち、第1画素データと、これと同色成分の画素データと、これらの画素データに含まれる欠陥画素データの位置及び数とで決まる欠陥パターンを判別し、判別した欠陥パターンに基づいて最適な演算式を決定し、欠陥補正処理指示情報を生成する。欠陥補正処理選択部91cは、特許請求の範囲の欠陥パターン判別手段及び演算式決定手段に該当する。欠陥パターンの判別は、内部のルックアップテーブル(LUT)911に記憶してある欠陥パターン判別用パターンのどれと一致するかによって判別する。
ここで、二次元画素データのパターンについて説明する。以下の説明で用いる図面(図6〜図10)において、“R”を付した要素はR成分の画素データを示し、“G”を付した要素はG成分の画素データを示し、“B”を付した要素はB成分の画素データを示し、黒く塗りつぶしてある要素は欠陥画素データを示している。
図6に示すように、多数の光電変換素子の一部に、3つ連続して欠陥素子が含まれている場合を例にして説明する。この場合、多数の光電変換素子の配列と欠陥素子の配列との組み合わせのパターンは図6(a)〜(d)に示すような4つが考えられる。
更に、図6(a)に示すパターンの場合は、カラーフィルタパターンとの組み合わせで図7(a)〜(d)に示すような4つのパターンが考えられる。又、二次元画素データ保持出力部8から出力される13個の画素データだけに注目した場合、図7(a)に示すパターンからは図8(a)〜(c)に示す3つのパターンを抽出することができ、図7(b)に示すパターンからは、図9(a)〜(c)に示す3つのパターンを抽出することができる。
図7(c),(d)に示すパターンからも同様に3つのパターンを抽出することができるため、図6(a)に示すパターンだけで12通りのパターンが考えられることになる。図6(b)〜(d)のそれぞれについても12通りのパターンが考えられるため、図6に示すような3つ連続した欠陥素子を持つ固体撮像素子1は、二次元画素データ保持出力部8から出力される13個の画素データだけに注目した場合、13個の画素データのパターンとして全部で48通りのパターンが存在することになる。
欠陥補正処理選択部91cが、これら48通りのパターンを欠陥パターン判別用パターンとして内部メモリ911に記憶しておき、欠陥パターン判別用パターンと、実際に画素データ保持出力部8から出力される13個の画素データのパターンとを比較して、その13個の画素データの欠陥パターンを判別しても良いが、これだと欠陥パターンの判別に時間がかかってしまうと共に、内部メモリ911の容量を大きくしなければならず、回路規模が拡大してしまう。
そこで本実施形態では、48通りのパターンを図10(a)〜(e)に示すような5つのパターンに集約し、これを内部メモリ911に記憶しておくようにしている。第1画素データが欠陥画素データであった場合の欠陥補正処理は、13個の画素データのうち、第1画素データと、第1画素データと同色成分の画素データとを用いて行うものである。このため、図8(a)に示すパターンと、図9(a)に示すパターンとは全く同じ演算式を用いて欠陥補正処理を行うことになる。図8(b)に示すパターンと、図9(b)に示すパターンも同様である。図8(c)に示すパターンと図9(c)に示すパターンは、処理対象となる欠陥画素データの色成分が異なるが、欠陥補正処理に用いる演算式は同一である。
このような考えに立つと、欠陥パターン判別用パターンは、第1画素データと、それと同色成分の画素データと、これら画素データに含まれる欠陥画素データの位置及び数とで決まる図10に示す5通りのパターンだけを用意しておくだけで十分となる。これにより、回路規模を削減することができる。
尚、図10に示す5通りのパターンとのパターンマッチングで欠陥パターンを判別する代わりに、LUT911に、13個の画素データのうちの同一色成分の画素データのパターンにおける欠陥画素データの個数及び位置をインデックスとして複数パターン記憶しておき、このLUT911に、13個の画素データに付属している欠陥情報を入力することで、どのインデックスと一致するか判別して、欠陥パターンの判別を行っても良い。このような処理を行うことで、パイプライン処理が可能となり、高速処理が可能となる。
図11は、欠陥素子が5つ連続して存在する場合(a)と、欠陥素子が7つ連続して存在する場合(b)を示す図である。このような場合は、図10に示すパターンに加え、図12にしめすような欠陥パターン判別用パターンを追加するだけで、全ての欠陥パターンの判別が可能となる。
データ補正処理部93は、欠陥補正処理指示情報で指定されている演算式と、入力された二次元画素データとを用いて欠陥補正処理を行う。具体的には、欠陥補正処理指示情報で指定されている演算式に必要な演算器を選択し、演算器に二次元画素データを入力して欠陥補正処理を行う。これにより、欠陥パターンに応じて最適な欠陥処理を行うことができ、欠陥素子が連続して存在する固体撮像素子であっても、高精度の欠陥補正が可能となる。
以下、データ補正処理部93の行うデータ補正処理の具体例について説明する。
まず、NR処理時の動作について説明する。
図13(a)に示すような13個の画素データが二次元画素データとして出力された場合を例にする。図13(a)では、第1画素データがG成分の例を示し、G成分以外の画素データには符号を付していない。この場合は、第1画素データg5が欠陥画素データではないため、NR処理選択部91dは、第1画素データg5に対してNR処理を行うための演算式を決定し、NR処理指示情報を生成する。
NR処理選択部91dは、図13(a)に示した演算式Gnr_nm11と演算式Gnr_nm12のいずれかを演算式として決定する。そして、データ補正処理部93が、該決定された演算式に必要な演算器を選択し、選択した演算器を用いて第1画素データg5に対してNR処理を行う。
演算式Gnr_nm11は、画素データg2,g4,g5,g6,g8を小さい順に並べたときの中間に位置する画素データを出力値とするもので、メディアンフィルタと呼ばれる処理である。
演算式Gnr_nm12は、加重平均処理によってローパスフィルタ処理を行うもので、ここでは4入力加算器と2入力加算器の2つの演算器からなる構成としている。
NR処理選択部91dは、例えば、画素データg2,g4,g5,g6,g8の最大値と最小値を求めてその差分をとり、その値が閾値より大きければGnr_nm11を、閾値より小さければGnr_nm12を演算式として決定する。尚、ここでは、2つの演算式のいずれかを選択して決定するものとしたが、回路を簡略化するために、Gnr_nm11及びGnr_nm12のいずれかだけを常に演算式として決定するようにしても良い。
演算式Gnr_nm11又は演算式Gnr_nm12を用いてNR処理を行うだけでも十分にノイズを低減させることはできるが、このNR処理においても、欠陥画素データの位置及び数を考慮した処理を行うことで、より効果的にノイズを低減させることができる。
この場合は、二次元画素データに含まれる第1画素データと、その同色成分の画素データと、これら画素データに含まれる欠陥画素データの位置及び数とで決まるNR用欠陥パターンをNR処理選択部91dが判別し、判別したNR用欠陥パターンに応じた最適な演算式を決定すれば良い。尚、このNR用欠陥パターンを判別するための判別用パターンの数は、上述した欠陥パターン判別用パターンと同様の考え方を用いることで、その数を減らすことが可能である。
NR用欠陥パターンが図13(b)に示すようなパターンになっている例で説明する。尚、図13(b)では、G成分以外の画素データには符号を付していない。この例では、画素データが8ビットとすると、演算式Gnr_nm11の入力を画素データg4,g5,g6、0、255に変更した演算式Gnr_dg1と、演算式Gnr_nm12の4入力加算器の入力を画素データg1,g3,g7,g9に変更した演算式Gnr_dg2のいずれかを、NR処理選択部91dが演算式として決定する。
演算式Gnr_dg1に用いる演算器は演算式Gnr_nm11に用いる演算器を全て利用することができ、演算式Gnr_dg2に用いる演算器は演算式Gnr_nm12に用いる演算器を全て利用することができる。このように、使用する演算器は変更せず、その入力を変更するだけでNR処理内容を変更することができるため、欠陥画素データを考慮したNR処理を行う場合でも、データ補正処理部93の回路規模を大きくする必要はない。
次に、欠陥補正処理時の動作について説明する。
欠陥補正処理選択部91cが判別した欠陥パターンが図13(c)に示すものであったときを例にする。図13(c)では、G成分以外の画素データには符号を付していない。この例では、画素データが8ビットとすると、演算式Gnr_nm11の入力のうち、画素データg5を0に変更し、画素データg6を255に変更した演算式Gdc_spg1と、演算式Gdc_spg2とのいずれかを、欠陥補正処理選択部91cが演算式として決定する。そして、データ補正処理部93が、該決定された演算式に必要な演算器を選択し、選択した演算器を用いて第1画素データg5に対して欠陥補正処理を行う。
演算式Gdc_spg1に用いる演算器は演算式Gnr_nm11に用いる演算器を全て利用することができ、演算式Gdc_spg2に用いる演算器は演算式Gnr_nm12に用いる演算器の一部を利用することができる。このように、NR処理に用いる演算器の少なくとも一部と欠陥補正処理に用いる演算器の少なくとも一部とを兼用することができるため、データ補正処理部93の回路規模を削減することが可能である。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、固体撮像素子1に欠陥素子が複数連続して存在している場合でも、その欠陥素子の位置及び数と、カラーフィルタパターンとで決まる欠陥パターンを判別し、判別した欠陥パターンに応じた最適な演算式を用いて欠陥補正処理を行うため、高精度の欠陥補正が可能となる。
又、本実施形態では、パイプライン処理によって上述した最適な欠陥補正やNR補正が可能なため、高速処理が必要な動画撮影モード等を有するデジタルカメラに特に有効である。
又、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、内部メモリ911に記憶しておく欠陥パターン判別用パターンを可能な限り少なくすることができるため、回路規模を削減することができる。
又、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、NR処理時は欠陥補正処理を行わず、欠陥補正処理時はNR処理を行わない構成とし、NR処理時には複数の演算器の中から必要なものだけを選択して使用し、欠陥補正処理時には該複数の演算器の中から必要なものだけを選択して使用するため、データ補正処理部93にNR処理に必要な演算器と、欠陥補正処理に必要な演算器とを独立して持っておく必要がなく、回路規模を大幅に削減することができる。
又、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、仮に、欠陥画素データの欠陥補正処理が正常に行われなかった場合でも、欠陥画素データは置換部5によって正常な画素データで置換したデータとなっているため、画質が大幅に低下するといった事態を避けることができる。
(第二実施形態)
本発明の第二実施形態を説明するためのデジタルカメラは、第一実施形態で説明したデジタルカメラ100において、データ処理内容決定部91の構成を若干変更したものである。
図14は、本発明の第二実施形態を説明するためのデジタルカメラのデータ処理内容決定部の概略構成を示す図である。図14において図5と同じ構成には同一符号を付してある。
図14に示すデータ処理内容決定部91は、図5に示すデータ処理内容決定部91の構成に、二次元画素データの輝度情報を生成し、これを欠陥補正処理又はNR処理用の演算式の決定条件情報として出力する輝度情報生成部91eを加え、欠陥補正処理選択部91cを91c’に変更し、NR処理選択部91dをNR処理選択部91d’に変更したものである。
欠陥補正処理選択部91c’は、欠陥パターンと、輝度情報生成部91eから出力された輝度情報とに基づいて最適な演算式を決定する。
NR処理選択部91d’は、NR用欠陥パターンと、輝度情報生成部91eから出力された輝度情報とに基づいて最適な演算式を決定する。尚、NR処理選択部91d’をNR処理選択部91dのままとし、輝度情報生成部91eからNR処理選択部91dに輝度情報が出力されないような構成としても良い。
以下、データ補正処理部93の行うデータ補正処理の具体例について説明する。
まず、NR処理時の動作について説明する。
図15(a)に示すような13個の画素データが二次元画素データとして出力された場合を例にする。図15(a)では、G成分以外の画素データには符号を付していない。輝度情報生成部91eは、画素データg1の輝度値と画素データg3の輝度値を加算した値と、画素データg7の輝度値と画素データg9の輝度値を加算した値との差分の絶対値Aと、画素データg1の輝度値と画素データg7の輝度値を加算した値と、画素データg3の輝度値と画素データg9の輝度値を加算した値との差分の絶対値Bを算出し、絶対値A及び絶対値BをNR処理選択部91d’に入力する。
NR処理選択部91d’は、NR用欠陥パターンを判別し、判別したNR用欠陥パターンに基づいて図15(a)に示す3つの演算式(演算式Gnr_dg3、演算式Gdc_spg2、演算式Gnr_dg4)を決定し、この中から最適な演算式を上記絶対値A及び絶対値Bに基づいて決定する。
具体的にNR処理選択部91d’は、絶対値Aが絶対値Bよりも大きく、且つ、絶対値Aが閾値Th1より大きい場合、演算式Gnr_dg3を演算式として決定し、絶対値Aが絶対値Bよりも大きく、且つ、絶対値Aが閾値Th1より小さい場合、演算式Gdc_spg2を演算式として決定する。又、絶対値Bが絶対値Aよりも大きく、且つ、絶対値Bが閾値Th1より大きい場合、演算式Gnr_dg4を演算式として決定し、絶対値Bが絶対値Aよりも大きく、且つ、絶対値Bが閾値Th1より小さい場合、演算式Gdc_spg2を演算式として決定する。そして、データ補正処理部93が、該決定された演算式に必要な演算器を選択し、選択した演算器を用いて第1画素データg5に対してNR処理を行う。
このようにすることで、図15(a)に示す二次元画素データにおいて、1列目と5列目で画素データの輝度が大きく変化している場合や、1行目と5行目で画素データの輝度が大きく変化している場合でも、その変化を考慮した最適なNR処理が可能となる。
次に、欠陥補正処理時の動作について説明する。
図15(b)に示すような13個の画素データが二次元画素データとして出力された場合を例にする。図15(b)では、G成分以外の画素データには符号を付していない。輝度情報生成部91eは、上述した絶対値Aと絶対値Bを算出し、これらを欠陥補正処理選択部91c’に入力する。
欠陥補正処理選択部91c’は、欠陥パターンを判別し、判別した欠陥パターンに基づいて図15(b)に示す3つの演算式(演算式Gdc_spg1、演算式Gdc_spg2、演算式Gdc_spg3)を決定し、この中から最適な演算式を上記絶対値A及び絶対値Bに基づいて決定する。
具体的に欠陥補正処理選択部91c’は、絶対値Aが絶対値Bよりも大きく、且つ、絶対値Aが閾値Th2より大きい場合、演算式Gdc_spg1を演算式として決定し、絶対値Aが絶対値Bよりも大きく、且つ、絶対値Aが閾値Th2より小さい場合、演算式Gdc_spg2を演算式として決定する。又、絶対値Bが絶対値Aよりも大きく、且つ、絶対値Bが閾値Th2より大きい場合、演算式Gdc_spg3を演算式として決定し、絶対値Bが絶対値Aよりも大きく、且つ、絶対値Bが閾値Th2より小さい場合、演算式Gdc_spg2を演算式として決定する。そして、データ補正処理部93が、該決定された演算式に必要な演算器を選択し、選択した演算器を用いて第1画素データg5に対して欠陥補正処理を行う。
このようにすることで、図15(b)に示す二次元画素データにおいて、1列目と5列目で画素データの輝度が大きく変化している場合や、1行目と5行目で画素データの輝度が大きく変化している場合でも、その変化を考慮した最適な欠陥補正処理が可能となる。
以上の説明では、データ補正対象となる第1画素データと同色の画素データの輝度値を参考にして、演算式を最適なものに決めているが、これに限らない。例えば、データ補正対象となる第1画素データがR成分やB成分であるときは、その同色成分のR成分やB成分の画素データの輝度値を参考にするよりも、輝度に与える影響の大きいG成分の画素データの輝度値を参考にした方が、より最適なデータ補正が可能である。以下、このような場合の欠陥補正処理動作について説明する。
図15(c)に示すような13個の画素データが二次元画素データとして出力された場合を例にする。輝度情報生成部91eは、G成分の画素データgr1〜gr3のうち輝度値が最小の画素データの輝度値MINと、G成分の画素データgr1〜gr3のうち輝度値が最大の画素データの輝度値MAXとを抽出し、これらを欠陥補正処理選択部91c’に入力する。
欠陥補正処理選択部91c’は、欠陥パターンを判別し、判別した欠陥パターンに基づいて図15(c)に示す5つの演算式(演算式Rdc_sprb1、演算式Rdc_sprb2、演算式Rdc_sprb3、演算式Rdc_sprb4、演算式Rdc_sprb5)を決定し、この中から最適な演算式を上記輝度値MAX及び輝度値MINに基づいて決定する。
具体的には、欠陥補正処理選択部91c’は、輝度値MAXと輝度値MINとの差が閾値Th3より小さい場合、演算式Rdc_sprb5を最適な演算式として決定する。又、輝度値MAXと輝度値MINとの差が閾値Th3より大きく、且つ、輝度値MAXが画素データgr2かgr3のいずれかの輝度値で、画素データgr2とgr3の輝度値の差分の絶対値が閾値Th4よりも小さかった場合、演算式Rdc_sprb1を最適な演算式として決定する。又、輝度値MAXと輝度値MINとの差が閾値Th3より大きく、且つ、輝度値MAXが画素データgr1の輝度値であった場合、演算式Rdc_sprb2を最適な演算式として決定する。又、輝度値MAXと輝度値MINとの差が閾値Th3より大きく、且つ、輝度値MAXが画素データgr2の輝度値であった場合、演算式Rdc_sprb3を最適な演算式として決定する。又、輝度値MAXと輝度値MINとの差が閾値Th3より大きく、且つ、輝度値MAXが画素データgr3の輝度値であった場合、演算式Rdc_sprb4を最適な演算式として決定する。そして、データ補正処理部93が、該決定された演算式に必要な演算器を選択し、選択した演算器を用いて第1画素データr5に対して欠陥補正処理を行う。
このようにすることで、より精度の高い欠陥補正処理が可能となる。
尚、第一及び第二実施形態で説明した欠陥補正処理やNR処理に用いる演算式は一例であり、その他様々な演算式を用いることも可能である。
又、第一及び第二実施形態では、3つの異なる色を検出する多数の光電変換素子を持つ固体撮像素子を例にしたが、2つ又は4つ以上の異なる色を検出する多数の光電変換素子を持つ固体撮像素子を搭載するデジタルカメラにおいても、同様の欠陥補正処理及びNR処理が可能である。
本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルカメラの要部概略構成を示す図 図1に示す置換部内部の概略構成を示すブロック図 図1に示す二次元画素データ保持出力部から出力される画素データの生成元の光電変換素子の配列を示す図 図1に示すデータ補正部の概略構成を示すブロック図 図4に示すデータ処理内容決定部91の概略構成を示す図 欠陥パターンを説明するための図 欠陥パターンを説明するための図 欠陥パターンを説明するための図 欠陥パターンを説明するための図 欠陥パターン判別用パターンを示す図 欠陥パターンの変形例を示す図 図11の欠陥パターンの場合に追加する欠陥パターン判別用パターンを示す図 第一実施形態のデジタルカメラにおけるNR処理時,欠陥補正処理時の動作を説明するための図 本発明の第二実施形態を説明するためのデジタルカメラのデータ処理内容決定部の概略構成を示す図 第二実施形態のデジタルカメラにおけるNR処理時,欠陥補正処理時の動作を説明するための図
符号の説明
1 固体撮像素子
2 A/D変換部
3 バッファ
4 タイミングジェネレータ
5 置換部
6 H/Vカウンタ
7 LUT
8 二次元画素データ保持出力部
9 データ補正部
10 信号処理部
93 データ補正処理部
91 データ処理内容決定部
91a 欠陥画素データ個数判別部
91b 欠陥画素データ位置判別部
91c 欠陥補正処理選択部
91d ノイズリダクション処理選択部

Claims (8)

  1. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子から得られる多数の画素データの補正処理を行うデータ補正処理装置であって、
    前記画素データを一時的に保持し、前記固体撮像素子に含まれる第1の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子の周辺に二次元状に配列されている第2の光電変換素子とを含む光電変換素子群から得られる画素データである二次元画素データを同時に出力する二次元画素データ保持出力手段と、
    前記第1の光電変換素子が欠陥素子である場合に、前記二次元画素データのうち、前記第1の光電変換素子とは異なる色を検出する光電変換素子以外から得られた画素データと、該画素データに含まれる前記欠陥素子から得られた欠陥画素データの位置及び数とで決まる欠陥パターンを判別する欠陥パターン判別手段と、
    前記欠陥パターンに基づいて欠陥補正処理用の演算式を決定する演算式決定手段と、
    前記二次元画素データと前記演算式とを用いて、前記第1の光電変換素子から得られる画素データである第1画素データの欠陥補正処理を行う欠陥補正処理手段とを備えるデータ補正処理装置。
  2. 請求項1記載のデータ補正処理装置であって、
    前記演算式決定手段は、前記欠陥パターンと、前記欠陥パターンを構成する画素データのうち前記欠陥画素データを除く画素データの輝度値とに基づいて前記演算式を決定するデータ補正処理装置。
  3. 請求項1又は2記載のデータ補正処理装置であって、
    前記画素データ保持出力手段に入力する画素データのうちの前記欠陥画素データを、前記欠陥素子周辺の光電変換素子から得られた画素データで置換する画素データ置換手段を備えるデータ補正処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載のデータ補正処理装置であって、
    前記第1の光電変換素子が前記欠陥素子でない場合に、前記二次元画素データを用いて、前記第1画素データのノイズ低減処理を行うノイズ低減処理手段を備えるデータ補正処理装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか記載のデータ補正処理装置であって、
    前記欠陥補正処理手段は、複数の演算器を含み、前記複数の演算器の中から前記演算式に必要な演算器を選択して使用するデータ補正処理装置。
  6. 請求項4記載のデータ補正処理装置であって、
    前記欠陥補正処理手段は、複数の演算器を含み、前記複数の演算器の中から前記演算式に必要な演算器を選択して使用するデータ補正処理装置。
  7. 請求項6記載のデータ補正処理装置であって、
    前記ノイズ低減処理手段は、前記欠陥補正処理手段に含まれる前記複数の演算器の少なくとも一部を利用して前記ノイズ低減処理を行うデータ補正処理装置。
  8. 半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に配列された多数の光電変換素子を含む固体撮像素子から得られる多数の画素データの補正処理を行うデータ補正処理方法であって、
    前記画素データを一時的に保持し、前記固体撮像素子に含まれる第1の光電変換素子と、前記第1の光電変換素子の周辺に二次元状に配列されている第2の光電変換素子とを含む光電変換素子群から得られる画素データである二次元画素データを同時に出力する二次元画素データ保持出力工程と、
    前記第1の光電変換素子が欠陥素子である場合に、前記二次元画素データのうち、前記第1の光電変換素子とは異なる色を検出する光電変換素子以外から得られた画素データと、該画素データに含まれる前記欠陥素子から得られた欠陥画素データの位置及び数とで決まる欠陥パターンを判別する欠陥パターン判別工程と、
    前記欠陥パターンに基づいて欠陥補正処理用の演算式を決定する演算式決定工程と、
    前記二次元画素データと前記演算式とを用いて、前記第1の光電変換素子から得られる画素データである第1画素データの欠陥補正処理を行う欠陥補正処理工程とを含むデータ補正処理方法。
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