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JP4566342B2 - 計測制御システム - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内等の限られた空間での計測を行い、その計測結果を赤外線通信により受信ユニットに送信し、受信ユニットは受信した計測情報を電力線に接続された収集装置に記憶させることを企図した計測制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、家屋内に点在する各種センサの情報をコンピュータなどの収集装置に送信するには、センサとコンピュータとを通信ケーブルで接続したり、センサ及びコンピュータに無線送受信機を設置し、この無線送受信機で通信する方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、センサとコンピュータ間を通信ケーブルで接続する場合、配線工事が必要である。特にセンサとコンピュータとが異なった部屋にあったり、どちらか一方が屋外に存在する場合、通信ケーブルの配線のために壁に穴を開けるなどの工事も必要であるので、設置に長時間を要し、費用も高額になるという問題がある。
【0004】
また、センサとコンピュータとが電波で通信を行う場合には、それぞれに高額な無線送受信機を設ける必要があるほか、電波は家屋外に容易に漏洩するために、プライバシーやセキュリティの面から問題がある。
【0005】
さらに、センサとコンピュータ間を赤外線のみで通信する場合には、赤外線の到達する同じ室内でしか使用できないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、通信ケーブルの配線や、建物への工事を必要とせず、また、無線トランシーバ等の高額設備を必要とせず、プライバシーの確保やセキュリティの維持などに有利な計測制御システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、センサとこのセンサの計測した計測情報の通信を行うセンサユニットと、
このセンサユニットと通信し、前記センサの計測情報を処理するプログラムを有する受信ユニットとを備えた計測制御システムであって、
前記センサユニットと受信ユニットとの通信を赤外線通信手段で行うとともに、該センサユニット及び受信ユニットを家屋内に設け、
前記受信ユニット及び前記センサユニットの情報を管理するプログラムを内蔵し、端末または監視センターと通信を行う収集装置を家屋外に設け、
前記センサユニットにアドレス情報を持たせることにより、前記受信ユニットに対して前記センサユニットを複数台設け、
前記受信ユニット及び前記収集装置に電力線搬送通信手段を設けるとともに該受信ユニットと収集装置との通信を電力線を介して行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の計測制御システムにおいて、
前記受信ユニットにそれぞれアドレス情報を持たせることにより、同一室内に前記受信ユニットを複数設置することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、前記複数台のうちの1つのセンサユニットのセンサは、火災を検知する火災センサであり、
別なセンサユニットの1つは、人の有無を検知する人検知センサを有する人検知センサユニットであり、
この人検知センサユニットと前記受信ユニットの間で通信ケーブルを介して通信を行うことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、前記別なセンサユニットのうち、前記人検知センサユニットを除いた残りセンサユニットの1つは、室内の温度を計測する温度センサを有し、且つ、前記受信ユニットとの通信を赤外線通信手段で行うセンサユニットであることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態にかかる計測制御システムを図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は本発明の請求項1〜請求項4の実施の形態の模式図であり、家屋1に配置される計測制御システムは、火災センサ2を備えたセンサユニット3と、温度センサ4を備えたセンサユニット5と、人検知センサ6を備えたセンサユニット7と、受信ユニット8と、計測情報を収集する収集装置9と、AC100V電力線10と、通信ケーブル11と、センサユニット3、5の設定を赤外線通信により行う設定器30(図2参照)とで構成される。
【0015】
このシステムのセンサユニットは家屋1において配線が困難な部位や新たな配線を望まない場所に設置されるものである。この赤外線通信方式の計測制御システムでは、1台の受信ユニット8に対して最大225台のセンサユニットが接続可能で、この最大225台を1つのグループとする。
【0016】
また、このセンサユニットのグループは、赤外線の到達する同一室内等(室内のみに限らず通路や屋外も設置可)において最大3グループを存在可とする。各グループの送受信用赤外線の波長、搬送波周波数は同一とし、グループやセンサユニットの識別はプログラムにより行う。
【0017】
このシステムのセンサユニットは、2ビットのジャンパスイッチを備えており、このジャンパスイッチの設定により、通常モード、TESTモード、設定モード、離脱モードを有する。
【0018】
通常モードでは、センサユニットは自分自身が受信ユニット8に認識されるためのID情報を受信ユニット8に送信した後、通常の動作の計測データを受信ユニット8に送る。
【0019】
TESTモードは、通常モードの1動作形態であるが、TESTのためにセンサの状態変化時にイベント不可フラグを付けて送信する。なお、受信ユニット8は受信ユニット8自身の持つ各センサユニットのデータの書き換え可能とする。
【0020】
設定モードは、設定器30と通信できるモードであり、この設定モードでは設定器30からの設定により各センサ毎のIDを設定する。
【0021】
消去モードは、各センサユニットに設けられた消去スイッチを押すことによって、消去スイッチを押したセンサユニットは受信ユニット8に自己のIDにより受信ユニット8の制御から離脱する。
【0022】
センサユニットは通常モード移行時に、データの送信要求に応答可能若しくは不可能の区別や、グループへの参加の有無の区別を示す自己情報を送信する。センサユニットがグループから離脱する消去モードに変化したときには、その情報を受信ユニット8に送り、受信ユニット8は消去モードのセンサユニットがあることを判別する。
【0023】
センサユニットのIDは、赤外線通信及び伝送線搬送通信並びに外部通信網の通信におけるアドレス情報になる。また、各センサユニットに備えられる赤外線方式のセンサはON・OFFの2値データを送信するタイプと、アナログデータを送信するタイプのものがあるため、センサユニットのIDは、センサが2値データ検知型かアナログデータ検知型かの判別情報にもなり、センサユニットに2つのセンサが接続されているとき、センサユニットはセンサを特定するIDを2個持つ。
【0024】
2値データを検知するセンサは、例えば、人検知、マグネットスイッチ、リミットスイッチ、マイクロスイッチ、地震検知、火災検知その他があり、一つのセンサユニットに2種類の2値データ検知センサを接続可能とし、電池で駆動される。
【0025】
アナログデータを検知するセンサは、温度・湿度・照度等の定量的データを2値データに変えて表現するものであり、1つのセンサユニットに2種類のアナログセンサを接続可能とし、電池で駆動される。
【0026】
受信ユニット8は、AC100Vの電力線10に接続され、赤外線通信機能を有する各センサユニットからの計測データを電力線搬送通信方式により収集装置9に送信するものであり、電力線10から給電される。
【0027】
設定器30は、各センサユニットのIDを設定するものであり、設置時やシステム変更時にのみ使用され、設定モードにあるセンサユニットに対して赤外線通信を行う。
<2値データ型センサユニット>
次に、2値データ型センサユニットの1例であるセンサユニット3を説明する。このセンサユニット3のセンサ2は2値データを検知するタイプである。
【0028】
センサユニット3は、図2に示すように、赤外線通信手段12としての赤外線受光部13と、赤外線発光部14と、センサ2と、センサ2と赤外線通信手段12及びセンサユニット3全体の制御を行うためのマイクロプロセッサ15及び電源としての電池16とを有し、スリープ状態とウェイカップ状態とを有する。
【0029】
センサユニット3のスリープ状態とは、センサ2のみを起動しており、マイクロプロセッサ15及び赤外線通信手段12の機能を停止している状態である。またウェイカップ状態とは、センサ2からの計測情報の取得機能と、マイクロプロセッサ15および赤外線通信手段12を起動する状態である。センサユニット3は、スリープ状態においてセンサ2がOFFからON(或いはONからOFF)になるなどの所定の変化を示したときに、マイクロプロセッサ15および赤外線通信手段12に給電してウェイカップ状態に状態変化する。マイクロプロセッサ15は、センサ2が取得した計測情報を赤外線通信手段12により受信ユニット8に対して伝送する。
【0030】
センサ2は、火災を検知する2値データ検知センサであり、例えばサーミスタや煙検知センサ等からなる。センサ2は、常時異常な高温や煙等を監視しており、計測温度が所定の許容温度以上に上昇したり、計測した煙の濃度が許容限度以上になったときに火災であることを知らせるように、検出温度或いは検出濃度に閾値が設定されている。
【0031】
センサ2は検出温度又は検出濃度が閾値を越えた場合に、電池16からマイクロプロセッサ15および赤外線発光部14及び赤外線受光部13に給電する。この給電により、センサユニット3はスリープ状態からウェイカップ状態に状態遷移する。センサユニット3のウェイカップにより、マイクロプロセッサ15は電源が接続され、ウェイカップに状態変化してセンサ2からの検知データを受信し、受信した検知データを含む赤外線発光信号を赤外線発光部14に出力し、赤外線発光部14を発光させる。
【0032】
なお、センサユニット3は、未だマイクロプロセッサ15および赤外線通信手段12を駆動できるものの、所定の時間経過後にはこれらを駆動不能になる程度に電池16が電圧低下した場合にも、センサユニット3をスリープ状態からウェイカップ状態に変化させる。
【0033】
電池16の低下によりセンサユニット3を状態遷移させるには、電池16の電圧低下を検出する回路を設け、この回路に流れる電流が所定電圧以下になったときに、電池16とマイクロプロセッサ15および赤外線通信手段12を接続するように回路を構成する。
【0034】
センサユニット3はウェイカップ状態に状態遷移すると、マイクロプロセッサ15を起動し、受信ユニット8に対して電池16が寿命末期となったことを赤外線通信手段12から送信する。
【0035】
マイクロプロセッサ15は、ウェイカップすると、前述のように、センサ2の状態及び電池16のバッテリー電圧を取り込み、制御内容を示すコントロールコード、検知データの送信回数を示すシーケンス番号、送信元であるセンサユニット3のIDコード及び受信側である受信ユニット8のIDコードを、送信内容のデータに付加して、赤外線発光部13を発光させる。
【0036】
この後、センサユニット3は、受信ユニット8からのAcknowledge信号(以下Ack信号と略記する)を待つ。
【0037】
赤外線受光部14が受光ユニット8から赤外光を受光し、マイクロプロセッサ15が受光した赤外光に含まれるデータを解析して、センサユニット3自身が発信したデータに対するAck信号であると認識した場合には、センサユニット3は再度スリープ状態となる。
【0038】
ここにおいて、センサユニット3が一定時間Ack信号を受信しない場合、例えば、受信ユニット8が返答しない場合には、再度同じ信号を送信し(retry)、赤外線受光待ちとし受信ユニット8からのAck信号待ちとなる。この再度のAck信号待ちはあらかじめ定めたN回繰り返され、N回経過後にセンサユニット3はスリープ状態となる。
【0039】
また、赤外線通信が可能な設定器から設定コマンドをセンサユニット3に送信することによっても、センサユニット3はスリープ状態となる。
【0040】
なお、retry命令をN回繰り返して受信ユニット8からそのretryに対するAck信号がなかった場合、その火災検知データは失われる。しかし、センサ2が次の状態変化を起こしたときに、火災検知データが受信ユニット8により受信されると、火災検知データを送信した回数を示すシーケンス番号が送信データに付加されているので、受信ユニット8は受信しなかった検知データがあることを判別でき、受信ユニット8又はセンサユニット3の故障或いは赤外線を遮断する要因の有無を探ることができる。
【0041】
また、センサユニット3のジャンパスイッチを設定することによって、スリープ状態時に受信ユニット8からセンサユニット3へ出力される赤外線を受光してセンサユニット3をスリープ状態からウェイカップ状態に状態変化させることも可能であり、家屋外の通信回線を経由してアクセスした情報端末が、火災等の2値データがあるかどうかを確認することができる。
【0042】
以上のように、センサユニット3は、赤外線通信により受信ユニット8に火災が生じたことを通知し、受信ユニット8は電力線搬送によりAC100V電灯線10を介して電力計に設けられたデータ収集用の収集装置9に火災情報を通知し、収集装置9は無線電波により本人の携帯電話や情報端末若しくは消防署や警備会社等の図示しない監視センターに通報することができる。
<アナログ型のセンサユニット5>
センサユニット5は、赤外線通信手段17としての赤外線受光部18と、赤外線発光部19と、温度センサ4と、温度センサ4と赤外線通信手段17及びセンサユニット7全体の制御を行うためのマイクロプロセッサ20及び電源としての電池21とを有する。
【0043】
センサユニット5は、赤外線受光部18のみを起動させておいてマイクロプロセッサ20および温度センサ4への給電を停止しているスリープ状態と、温度センサ4およびマイクロプロセッサ20並びに赤外線通信手段17への給電を行って通信機能を動作しうるウェイカップ状態とを有する。
【0044】
センサユニット5のスリープ状態においては、赤外線受光部18が受信ユニット8からの赤外線通信による処理要求を受信したときに、この処理要求に応答して、温度センサ4およびマイクロプロセッサ20並びに赤外線通信手段17への給電を行い、スリープ状態からウェイカップ状態に状態変化する。
【0045】
温度センサ4は、室内の温度を計測するアナログセンサであり、温度を計測して温度情報をデジタルデータに変換するインターフェースを備え、計測した温度データをデジタルデータに変換してマイクロプロセッサ20に出力する。
【0046】
マイクロプロセッサ20は、ウェイカップすると、温度センサ4の検知した温度データを取り込み、制御内容を示すコントロールコード、送信元であるセンサユニット5のIDコード及び受信側である受信ユニット8のIDコードを、送信内容のデータに付加して、赤外線発光部19を発光させ、受信ユニット8に対して取得した温度センサ4の計測情報を伝送する。マイクロプロセッサ20は、赤外線発光部19を発光させた後に、センサユニット5全体を再度スリープ状態に変化させる。
【0047】
一方、受信ユニット8は、温度計測命令を出力しても一定時間返信がないときに、N回リトライし、なお、N回トライしてもセンサユニット5からの返信がない場合に、異常であることを示す信号を収集装置9に送信する。
【0048】
以上のように、センサユニット5は、受信ユニット8を経由して送られる温度計測命令により温度情報を計測して通知し、受信ユニット8は電力線搬送によりAC100V電灯線10を介して電力計に設けられたデータ収集用の収集装置9に室内の温度情報を通知し、収集装置9は無線電波により本人の携帯電話や情報端末に通報することができる。
<ケーブル通信型のセンサユニット>
センサユニット7は、人検知用の焦電センサ6と、焦電センサ6とマイクロプロセッサ22及び電源としての電池7Aとを有する。センサユニット7は通信ケーブル11を介して受信ユニット8に接続されている。なお、センサユニット7は、受信ユニット8と光通信を行うための赤外線発光部と赤外線受光部とを備えていてもよい。
【0049】
焦電センサ6は、人体の発する赤外線を検知する赤外線検知センサである。焦電センサ6は、室内の所定領域(室内の一部或いは全部)に人間がいる場合に、人体の発する赤外線を検知し、その検知した赤外線の量が所定量以上の場合に、センサユニット3と同様に、マイクロプロセッサ22をスリープ状態からウェイカップ状態に状態変化させ、マイクロプロセッサ22は焦電センサ6の人検知出力が所定時間継続する場合に、室内に人がいると判断して、受信ユニット8に出力する。
【0050】
また、センサユニット7は、通信ケーブル11によって受信ユニット8と接続されており、前記監視センターや携帯電話或いは情報端末から発せられた人検知命令を、収集装置9及び受信ユニット8を経由して受信する。センサユニット7は、人検知命令を受信すると、焦電センサ6を動作させて人の有無を検知し、検知した結果を受信ユニット8及び収集装置9を経由して、要求元等に回答することが可能である。
【0051】
上述の各マイクロプロセッサ15、20、22は、ROM及びRAMを有し、電池16、21、23から電力を供給される。
【0052】
ROMには、各センサユニット3、5、7全体の入出力動作及びデータ処理を行うためのプログラムと、データ処理プログラム及び通信プログラム及びそれぞれのセンサ2、4、6のID情報が記憶されている。RAMは、センサ4、温度センサ4、焦電センサ6がそれぞれ検知したデータを記憶すると共に、赤外線通信手段10によって受信される処理要求の保持や送信される応答の保持に用いられる。
【0053】
受信ユニット8は、センサユニット3、5と赤外線通信を行うための赤外線発光部23及び赤外線受光部24からなる赤外線通信手段25と、屋内外の電灯線と電力線搬送通信を行う電力線搬送通信用のトランシーバ26と、センサユニット7と通信ケーブル11により接続されるマイクロプロセッサ27と、赤外線通信手段25とトランシーバ26及びマイクロプロセッサ27並びに受信ユニット8内のその他の周辺デバイスに電力を供給するAC・DCコンバータからなる電源28とを備えている。
【0054】
トランシーバ26は、マイクロプロセッサ27とAC100V電力線に接続された収集装置9との間で電力線搬送通信を行う。
【0055】
マイクロプロセッサ27は、CPUの他にROM・RAM及び入出力インターフェースを備えており、赤外線通信手段25及びトランシーバ26と接続され、センサユニット3、5、7の計測情報を電力線搬送方式により収集装置9に送受信するためのプログラムを有する。
【0056】
設定器30は、センサユニット3、5、7と1対1で通信する装置であり、赤外線発光部31、赤外線受光部32、マイクロプロセッサ33、7セグメント表示器34、キーパッド35及びACDC電源36からなる。
【0057】
設定器30のキーパッド35の操作によるセンサユニット3、5、7の設定モード時に、設定器30から出力する設定命令を含んだ赤外線を受光可能な状態となる一方、受信ユニット8との通信は不可能となる。この設定時のデータ構成は受信ユニット8とセンサユニット3、5、7間のデータ構成と異なり、また、計測時の送信元と送信先のIDは用いない。
【0058】
設定器30は、設定モードにあるときセンサユニットに対して、ID設定命令を送信する。センサユニットはその設定命令を受信すると、IDの登録を行い、受信したことを示すAck信号を出力する。設定器30はこのAck信号を受信してIDの内容を7セグメント表示器34に表示すると共に、送信したIDと一致するかどうかの判断を行う。また、設定者は、7セグメント表示器34のIDとセンサユニットから受信したIDとの確認を行うことが出来る。
【0059】
設定器30はID設定以外の情報要求コマンド(例えば現在情報の要求等)を送信することも可能とされ、センサユニットはこのコマンドに応えて要求された情報を提供する。
【0060】
設定器30は、赤外線通信のモニタ機能を有し、そのモニタ機能を7セグメント表示器34に表示する。
【0061】
収集装置9は、家屋の外壁等に設置される電力量計内部若しくは電力量計と一体のケース或いは別のケースに設置されるコンピュータからなる。
【0062】
収集装置9は、市販されるパーソナルコンピュータやマイクロコンピュータ、フロッピー(登録商標)やHDD或いはフラッシュメモリー等の外部記憶装置、ディスプレーにより構成され、家庭内の電灯線搬送通信を行うための通信用モデムと、外部の通信網と情報通信可能なモデム、ネットワークカード、TA等を備え、市販されるOSで動作する。外部通信網は、例えば、インターネット、LAN、WANその他のネットワークシステムを指しており、電話機は有線および無線を含む。
【0063】
外部記憶装置には、通信プログラム及び計測制御用プログラム等と、各センサユニット3、5、7の制御命令および計測データの収集命令を有するプログラム等とが記憶されている。外部の情報端末が収集装置9に認証されることにより、センサユニット3、5、7の計測情報を見たり、制御可能とされる。
【0064】
ユニット3、5、7の制御命令および計測データの収集命令を有するプログラムの一例としては、センサユニット3、5、7の操作命令と状態情報を分散オブジェクト言語等でプログラム化したバーチャルマシンオブジェクトと、このバーチャルマシンオブジェクトを外部情報端末と接続させるインターフェースオブジェクトとを挙げることができる。収集装置9をこのように構成すると、外部の情報端末からセンサユニット3、5、7を制御したり、計測情報を収集することが可能である。
【0065】
【発明の効果】
本発明の請求項1ないし請求項6の計測制御システムによれば、通信ケーブルを使用しないので、コンセントから離れた位置にある場所の計測が可能であり、建物等への穴開け等の工事が不要なので、建物の美観を損なうことがない。
【0066】
また、無線トランシーバ等の高額設備を必要とせず、プライバシーの確保やセキュリティの維持などに有利な計測制御システムを提供することができる。
【0067】
請求項2の計測制御システムによれば、センサユニットにアドレス情報を持たせることにより、受信ユニットに対してセンサユニットを複数台接続することにより、各種の計測情報を検知できる。
【0068】
また、請求項3の計測制御システムによれば、受信ユニットにアドレス情報を持たせることにより、同一室内に複数の受信ユニットを設置することにより、更に、多様な計測情報を得ることができる。
【0069】
また、請求項4の計測制御システムによれば、センサユニットは、スリープ状態とウェイカップ状態とを有するので、省電力である。
【0070】
特に、請求項5の計測制御システムによれば、外部の情報端末からの要求により、室内等の情報を観察することが出来る。
【0071】
また、請求項6の計測制御システムによれば、センサユニット及び前記受信ユニット間が、赤外線通信と有線通信との混在が可能とされているので、幅広く多様な計測が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる計測制御システムの概念図
【図2】図1のセンサユニット、受信ユニットの概念図
【符号の説明】
2、4、6 センサ
3、4、7 センサユニット
8 受信ユニット
9 収集装置

Claims (4)

  1. センサとこのセンサの計測した計測情報の通信を行うセンサユニットと、
    このセンサユニットと通信し、前記センサの計測情報を処理するプログラムを有する受信ユニットとを備えた計測制御システムであって、
    前記センサユニットと受信ユニットとの通信を赤外線通信手段で行うとともに、該センサユニット及び受信ユニットを家屋内に設け、
    前記受信ユニット及び前記センサユニットの情報を管理するプログラムを内蔵し、端末または監視センターと通信を行う収集装置を家屋外に設け、
    前記センサユニットにアドレス情報を持たせることにより、前記受信ユニットに対して前記センサユニットを複数台設け、
    前記受信ユニット及び前記収集装置に電力線搬送通信手段を設けるとともに該受信ユニットと収集装置との通信を電力線を介して行うことを特徴とする計測制御システム。
  2. 請求項1の計測制御システムにおいて、
    前記受信ユニットにそれぞれアドレス情報を持たせることにより、同一室内に前記受信ユニットを複数設置することを特徴とする計測制御システム。
  3. 前記複数台のうちの1つのセンサユニットのセンサは、火災を検知する火災センサであり、
    別なセンサユニットの1つは、人の有無を検知する人検知センサを有する人検知センサユニットであり、
    この人検知センサユニットと前記受信ユニットの間で通信ケーブルを介して通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の計測制御システム。
  4. 前記別なセンサユニットのうち、前記人検知センサユニットを除いた残りのセンサユニットの1つは、室内の温度を計測する温度センサを有し、且つ、前記受信ユニットとの通信を赤外線通信手段で行うセンサユニットであることを特徴とする請求項3に記載の計測制御システム。
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