JP4567418B2 - 空容器減容回収機 - Google Patents
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Description
また、対向する圧縮ローラの双方または一方のローラ要素の1枚以上に前記空容器に対し穿孔を施す穿孔突起部を設けたものである。
ここで、対向する圧縮ローラの双方または一方とは、必ずしもローラ要素の1枚以上に前記空容器に穿孔を形成する穿孔突起部を設けておればよいことを意味する。
そして、前記穿孔突起部は、前記ローラ要素の前記プレス部の押圧作用を開始する先端部または終端部に形成したものである。
前記ローラ要素の前記プレス部の押圧作用を開始する先端部または終端部に形成することは、少なくとも前記空容器の一端面が彎曲するように前記空容器の側胴部を潰すとき、そのヒステリシスが残りやすく大きな張力を加えるものである。
更に、前記圧縮ローラは、前記回動軸の軸長方向に隣接する前記ローラ要素間に間隙を設けたものである。
この間隙は、前記圧縮ローラに加わる過負荷を前記ローラ要素単位で回避するものであり,ヒステリシスが残らない程度の変形が容易な距離であればよい。
加えて、前記対向する圧縮ローラに前記空容器を導く傾斜する投入シュートを、前記対向する圧縮ローラに対する空容器の供給側に設け、その投入シュートの傾斜側面の下方側に、その供給側から前記圧縮ローラ側に向かって張架された1本以上の弾性部材を配設し、かつ、前記弾性部材の弾性は、所定重量以下の前記空容器を前記圧縮ローラ側へ導き、所定重量を超えるものは前記弾性部材が撓んで、前記投入シュートから脱して落下するよう設定したものである。
ここで、供給側から圧縮ローラ側に向かって張架された1本以上の弾性部材は、通常、コイルスプリングが使用されるが、張架できる合成ゴム等の弾性部材であればよい。また、その弾性は、所定重量以下のものを圧縮ローラ側へ導き、所定重量を超えるものは撓んで、前記投入シュートから脱して落下するように選別できる機能を有しておればよい。
ここでは、弾性部材を2本以上とし、その間隔で、所定重量以下のものを圧縮ローラ側へ導き、所定重量を超えるものは撓んで、前記投入シュートから脱して落下するように選別できる機能を有しておればよい。
また、対向する圧縮ローラの双方または一方のローラ要素の1枚以上に前記空容器に対し穿孔を施す穿孔突起部を設けたものであるから、少なくとも空容器の一端面が彎曲し、空容器の弾性限界よりも大きな変形を行うものであるが上に、穿孔突起部によって更に空容器の弾性限界よりも大きな変形を行うことになり、かつ、穿孔突起部によって空容器に穴が穿設されるから、その復元力が弱くなり、減容された空容器が元に戻りにくくなる。
そして、前記穿孔突起部が前記ローラ要素の前記プレス部の押圧作用を開始する先端部または終端部に形成されたものであるから、前記空容器の一端面が彎曲するように前記空容器の側胴部を潰すとき、空容器に合わせたそのヒステリシスが残りやすい最適な位置に穿孔が施される。
更に、前記回動軸の軸長方向に隣接する前記ローラ要素間に間隙を設けたものであるから、ローラ要素の回動軸の軸長方向で隣接する間隙が遊びとして作用し、この遊びにより、予期しない異物の投入により強い力がかかっても、この力を逃がし易くでき、ローラ要素にかかる負荷が軽減される。
加えて、前記対向する圧縮ローラに前記空容器を導く傾斜する投入シュートを、前記対向する圧縮ローラに対する空容器の供給側に設け、その投入シュートの傾斜側面の下方側に、その供給側から前記圧縮ローラ側に向かって張架された1本以上の弾性部材を配設し、かつ、前記弾性部材の弾性は、所定重量以下の前記空容器を前記圧縮ローラ側へ導き、所定重量を超えるものは前記弾性部材が撓んで、前記投入シュートから脱して落下するよう設定したものである。したがって、所望の空容器は弾性部材にて圧縮ローラ側に導かれ、その他の重い容器類は弾性部材を撓ませて間隔を押し広げることで圧縮ローラまで導かれることなくそのまま落下される。このため、例えば、重い空ビン類が投入されても、弾性部材の間隔を広げてすり抜け圧縮ローラまで導かれることがないため、破砕によるガラス片の散乱や圧縮ローラを含む機構における異常の発生が未然に防止される。
なお、本実施の形態において、共通する実施の形態の同一または相当する構成部分については、同一記号または同一符号を付して、その構造の重複する説明を省略する。
図1は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機の内部を透視して概略構成を示す斜視図、図2は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機の収容ボックス内の要部構成を示す部分断面図、図3は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機のプレスユニットの構成を示す部分断面図である。また、図4は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機のプレスユニットのローラ要素を詳細に示す平面図である。図5は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機のプレスユニットの歯車駆動系、図6は本発明の実施の形態1にかかる空容器減容回収機のプレスユニットの圧縮ローラの配置を示す説明図である。
まず、スイッチをON(オン)として駆動モータ7を起動させる。これによって、駆動モータ7の駆動歯車7aの回転が、上部のローラユニット5及び下部のローラユニット6の第一圧縮ローラ51A,61Aに伝達され、また、駆動モータ7の駆動歯車7aの回転が、それぞれ第二圧縮ローラ51B,61Bへ歯車53B,63Bにより伝達される。
図8に示すように、空樹脂容器Aは上部のローラユニット5に到達され、その圧縮ローラRの受入部Cに受け入れられた後、図9(a)、図9(b)に示すように、フック部Fにより把持されながら引き下げられ、プレス部Pによって最も押し潰し易い空樹脂容器Aの側胴部Abから押し潰しが開始される。このとき、フック部Fにより把持されながら空樹脂容器Aの一端面が彎曲する程度に空樹脂容器Aの側胴部Abを潰して減容するものであるから、フック部Fにより把持された付近には弾性限界を超える張力が加えられ、空樹脂容器Aは弾性限界を超える変形となり、復元性が低くなるから、元に戻らなくなる。このため、圧縮はスムーズに進行され、更に、プレス部Pによるプレス動作の最終に穿孔突起部Paが空樹脂容器Aに作用し、穿孔Hがなされる。このようなタイミングで穿孔作業がなされるので、穿孔作業がスムーズであり、穿孔突起部Paに空樹脂容器Aが引っ掛かるようなこともない。特に、図15に示すように、空樹脂容器Aの一端面が彎曲する程度に空樹脂容器Aの側胴部Abを潰すとき、空樹脂容器Aに合わせたそのヒステリシスが残りやすい最適な位置に穿孔Hが施される。
上部のローラユニット5によりプレスされると共に、穿孔された空樹脂容器Aは、続いて、下部のローラユニット6に到達し、その圧縮ローラRの受入部Cに受け入れられると共に、直ちにフック部Fにより挟込まれ、第一圧縮ローラ61A及び第二圧縮ローラ61B間に引込まれる。第一圧縮ローラ61A及び第二圧縮ローラ61B間に引込まれた空樹脂容器Aは、再度プレス部Pによりプレスされると共に、プレス部Pの押圧作用終端部の穿孔突起部Paにより穿孔される。なお、下部のローラユニット6を構成するローラ要素Rp間にも上部のローラユニット5と同様の間隙Sが設けられているため、空樹脂容器Aまたは誤って投入された異物等から下部のローラユニット6に強い力がかかった場合にも、この力を逃がし易くしており、空容器減容回収機1のプレスユニット3部分にかかる負荷が軽減されている。
プレスユニット3にて二次プレスが終了した空樹脂容器Aは、自重にて落下され、収容ボックス2の収容器21に装着された収容袋22内に収容される。この収容器21の収容袋22内には、空樹脂容器Aが押し潰されているため、全く押し潰さない場合に比べて非常に多くの空樹脂容器Aが収容できることとなる。そして、穿孔突起部Paにより穿孔された空樹脂容器Aは弾性限界を超える変形となるから復元性が低く、この傾向は、穿孔突起部Paにより穿孔していない空樹脂容器Aに比較して顕著である。
上記実施の形態1では、空樹脂容器Aについて説明したが、空缶Kについても同様に処理することができる。共通する構成は省略し、動作のみ簡単に説明する。
図17に示すように、空樹脂容器Aは上部のローラユニット5に到達され、その圧縮ローラRの受入部Cに受け入れられた後、図17(a)、図17(b)に示すように、フック部Fにより把持されながら張力を付与した状態で引き下げられ、プレス部Pによって最も押し潰し易いスチールまたはアルミからなる空缶Kの側胴部Abから押し潰しが開始される。
上部のローラユニット5によりプレスされると共に、穿孔された空缶Kは、続いて、下部のローラユニット6に到達し、その圧縮ローラRの受入部Cに受け入れられると共に、直ちにフック部Fにより挟込まれ、第一圧縮ローラ61A及び第二圧縮ローラ61B間に引込まれる。第一圧縮ローラ61A及び第二圧縮ローラ61B間に引込まれた空缶Kは、再度プレス部Pによりプレスされると共に、プレス部Pの押圧作用終端部の穿孔突起部Paにより穿孔される。
プレスユニット3にて二次プレスが終了した空缶Kは、自重にて落下され、収容ボックス2の収容器21に装着された収容袋22内に収容される。この収容器21の収容袋22内には、空缶Kが押し潰されているため、全く押し潰さない場合に比べて非常に多くの空缶Kが収容できることとなる。そして、穿孔突起部Paにより穿孔された空缶Kは弾性限界を超える変形となるから、そのヒステリシスによって復元性が低く、この傾向は、穿孔突起部Paにより穿孔していない空缶Kに比較して顕著である。
3 プレスユニット
5 上部のローラユニット
6 下部のローラユニット
24 投入シュート
24a 弾性部材
51A,61A 第一圧縮ローラ
51A,61A 第二圧縮ローラ
A 空樹脂容器
C 受入部
F フック部
P プレス部
Pa 穿孔突起部
R 圧縮ローラ
Rp ローラ要素
B 空ビン類
Rp1 ローラ要素(穿孔突起部なし)
Rp2 ローラ要素(穿孔突起部付き)
S 間隙
Claims (4)
- 被処理物としての空容器を対向する圧縮ローラに挟んで押し潰し減容して収容する空容器減容回収機において、
前記対向する圧縮ローラに前記空容器を導く傾斜する投入シュートを、前記対向する圧縮ローラに対する前記空容器の供給側に設け、その投入シュートの傾斜側面の下方側に、その供給側から前記圧縮ローラ側に向かって張架された1本以上の弾性部材を配設し、かつ、前記弾性部材の弾性は、所定重量以下の前記空容器を前記圧縮ローラ側へ導き、所定重量を超えるものは前記弾性部材が撓んで、前記投入シュートから脱して落下するように設定し、
また、前記圧縮ローラは平板状のローラ要素が複数枚重ね合わされた状態で、かつ、回動軸の軸長方向に隣接する前記ローラ要素間に間隙を設けた状態で前記回動軸に軸支され、前記対向する圧縮ローラは対称形状を成し、かつ、前記圧縮ローラの各々は、上方から送られた前記空容器の端部を受け入れる受入部と、前記空容器の側胴部を引っ掛けて処理進行方向へ導くフック部と、前記空容器を押し潰す押圧作用を直接担うプレス部と、前記対向する圧縮ローラの双方または一方のローラ要素の1枚以上に設け、前記ローラ要素の前記プレス部の押圧作用を開始する先端部または終端部に形成した前記空容器に対し穿孔を施す穿孔突起部とを有し、前記対向する圧縮ローラによって、少なくとも前記空容器の一端面が彎曲するように前記空容器の側胴部を潰して減容することを特徴とする空容器減容回収機。 - 前記圧縮ローラは、対向して設置されてローラユニットを構成し、その後段または前段に1つ以上の他のローラユニットを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空容器減容回収機。
- 前記弾性部材は、2本以上とし、それらの隣接間隔を前記減容目的の空容器の幅より狭くし、かつ、前記減容目的外の空容器類より広く設定したことを特徴とする請求項1に記載の空容器減容回収機。
- 前記空容器は、空樹脂容器または空缶であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の空容器減容回収機。
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