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JP4568229B2 - 電話接続方法、コールエージェントサーバ、電話接続システムおよび通信プログラム - Google Patents
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JP4568229B2 - 電話接続方法、コールエージェントサーバ、電話接続システムおよび通信プログラム - Google Patents

電話接続方法、コールエージェントサーバ、電話接続システムおよび通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、輻輳発生時の電話接続技術に関する。
災害時には電話回線の輻輳を防止するため、電話交換機がゾーンセンタ単位(各県、各地域単位)で発信規制(着呼規制および発呼規制)を行う。このため、災害時等に必要な電話がつながらないという問題が散見される。このような問題を解決するため、発信規制がかかった場合でも、電話交換機等の通信制御装置が所定の発呼を優先的に接続する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−126040号公報
しかし、前記した技術において、優先的に接続するのは警察や消防等への発呼であり、一般加入者の電話機への発呼を優先的に接続するものではない。つまり、発呼が集中したときに、一般加入者の電話機への呼の完了率を向上させるものではない。そこで、本発明は、前記した問題を解決し、災害時等において発信規制がかかった場合でも、一般加入者の呼の完了率を向上させる電話接続方法等を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う1以上の通信制御装置と、前記通信制御装置を制御するコールエージェントサーバとを含む電話接続システムを用いた電話接続方法であって、前記通信制御装置のうち、前記発呼元の電話機に接続される通信制御装置が、前記電話機からの発呼を受け付けるステップと、前記発信規制電話番号データベースに前記受け付けた発呼の発呼先電話番号が含まれるとき、前記発呼に、発信規制フラグを付して前記通信制御装置に接続されるコールエージェントサーバへ転送するステップと、前記コールエージェントサーバが、前記通信制御装置から、前記発信規制フラグが付された発呼の転送を受け付けたとき、前記発呼の発呼元の電話機へ前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報の入力を促す情報を送信するステップと、前記発呼元の電話機から、前記予約情報を受信したとき、前記受信した予約情報に示される予約日時および前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として記憶部に記録するステップと、前記電話予約データベースの予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機へ発呼するステップを実行し、前記通信制御装置が、前記発呼された電話機がオフフックされたことを検知したとき、前記オフフックされた電話機と、この電話機に関する予約情報に示される発呼先電話番号の電話機とを優先呼として接続するステップと、を実行することとした。
また、本発明の電話接続システムは、通信制御装置および請求項8または請求項に記載のコールエージェントサーバを含むこととした。
このような電話接続方法または電話接続システムによれば、コールエージェントサーバ(以下、CAサーバと略す)が、優先呼の予約情報を受信し、通信制御装置へ転送する。そして、通信制御装置はこの予約情報に基づき、予約日時に電話機同士を優先的に接続する。また、この予約情報は優先呼を行う予約日時に関する情報を含んでいるので、発呼元の電話機の利用者は自分の好きな日時に相手の電話機を呼び出すことができる。さらに、CAサーバが、優先呼の予約を受け付けることで、災害発生直後等、回線の輻輳が発生しやすい日時よりも後の日時に発呼を分散できる。したがって、呼の完了率を向上させることができる。なお、他の装置とは、発呼元の電話機でもよいし、この電話機の利用者のPC(Personal Computer)や、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)等であってもよい。また、通信制御装置は、受け付けた発呼が発信規制対象の発呼であるとき、この発呼をCAサーバへ自動転送し、発呼元電話機からの予約情報を受信する。つまり、発呼元の電話機の利用者は、発信規制により相手方の電話機と通話できないとき、すぐに優先呼の予約をすることができる。なお、予約情報の入力を促す情報とは、例えば、予約情報の入力を促す音声ガイダンス等である。このような電話接続方法またはCAサーバによれば、CAサーバが、本システムの利用者に対し、予約料金の課金を行うことができる。また、この予約料金は、予約日時が遅いほど安価なものであるので、CAサーバは、利用者により遅い日時に優先呼の予約をするよう促すことができる。したがって、災害発生直後等、回線の輻輳が発生しやすい日時以降に発呼を分散できるので、輻輳を防止し、呼の完了率を向上させることができる。
また、本発明の電話接続方法は、前記コールエージェントサーバ、前記電話機が接続される通信網のトラヒック情報に基づき、所定日時からの経過時間ごとに接続可能な回線数を予測するステップと、前記予測した回線数と前記電話予約データベースの予約情報とに基づき、前記所定日時からの経過時間ごとに予約可能な優先呼の回線数を計算し、前記計算した回線数と、前記予約料金とを前記発呼元の電話機へ送信するステップと、をさらに実行することとした。
また、本発明のコールエージェントサーバの処理部は、(1)前記電話機が接続される通信網のトラヒック情報を基に、所定日時からの経過時間ごとに接続可能な回線数を予測し、(2)前記予測した接続可能な回線数と前記電話予約データベースの予約情報とに基づき、前記所定日時からの経過時間ごとに予約可能な優先呼の回線数を計算し、(3)前記計算した回線数と、前記予約料金とを、IPネットワーク経由で前記端末装置へ送信することとした。
このような電話接続方法またはCAサーバによれば、本システムの利用者は、優先呼の予約を行う前にインターネット等のネットワーク経由で、予約可能な回線数を確認することができる。また、CAサーバは、通信網における現在のトラヒック情報を基に接続可能な回線数を予測し、その回線数を上限として優先呼の予約を受け付けるので、優先呼による相手方の電話機への着呼を確実なものとすることができる。
また、本発明の電話接続方法は前記コールエージェントサーバ、前記予約情報をIPネットワーク経由で受信することとした。
このような電話接続方法によれば、本システムの利用者はIPネットワーク経由で、優先呼の予約を行うことができる。
また、本発明の電話接続方法は、前記コールエージェントサーバ、前記予約情報を受信することができないとき、前記通信制御装置から転送された前記発信規制フラグが付された発呼を、他のコールエージェントサーバへ転送するステップをさらに実行することとした。
このような電話接続方法によれば、例えば発信規制や通信障害等によりCAサーバが予約情報を受信できない状態になったとしても、他のCAサーバで予約情報を受信することができる。つまり、CAサーバは、確実に予約情報を受信することができる。
また、本発明の電話接続方法は、前記優先呼として接続するステップにおいて、前記通信制御装置が、前記優先呼として接続するときに割り当てる回線の帯域を、前記優先呼以外の接続に割り当てる回線の帯域とは異なる帯域とすることとした。
このような電話接続方法によれば、通信制御装置は、優先呼として電話接続するときには、他の電話接続とは異なる帯域を割り当てるので、確実に発呼先へ接続することができる。
また、本発明の電話接続方法は、前記通信制御装置、前記優先呼として接続するときに割り当てる回線の帯域と、前記優先呼以外の接続に割り当てる回線の帯域とを可変とすることとした。
このような電話接続方法によれば、通信制御装置は、災害発生直後等、優先呼をより多く接続する必要がある時間帯には、優先呼に割り当てる帯域を多くし、それ以外の時間帯には、優先呼以外の発呼に割り当てる帯域を多くすることができる。したがって、システム全体として呼の完了率を向上させることができる。
また、本発明の電話接続方法は、発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う1以上の通信制御装置と、前記通信制御装置を制御するコールエージェントサーバとを含む電話接続システムを用いた電話接続方法であって、前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報を格納する電話予約データベースと、前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルとを備える前記コールエージェントサーバが、他の装置から送信された予約情報を受信し、この予約情報を前記電話予約データベースに登録するステップと、前記受信した予約情報に示される予約日時および前記利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として前記記憶部に記録するステップと、前記通信制御装置へ前記予約情報を送信するステップと、前記電話予約データベースの予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機へ発呼するステップとを実行し、前記通信制御装置は、前記発呼した電話機がオフフックされたことを検知したとき、この電話機から前記予約情報に示される発呼先電話番号の電話機に対し、当該発呼が優先呼であることを示す優先呼フラグを含む発呼を実行させるステップと、前記電話機からの発呼を受け付けるステップと、前記受け付けた発呼が前記優先呼フラグを含むとき、前記発呼の発呼先電話機へ優先呼として接続するステップと、を実行することとした。
このような電話接続方法によれば、優先呼として扱うべき発呼には優先呼フラグが付されているので、通信制御装置は予約情報を参照しなくても、優先呼として接続すべき発呼か否かを判断することができる。
また、本発明のコールエージェントサーバは、発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う通信制御装置を制御するコールエージェントサーバであって、前記電話機の利用者の端末装置から送信された、前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報を格納した電話予約データベースと、前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルとを備える記憶部と、(1)前記端末装置から送信された予約情報を前記電話予約データベースに登録し、(2)前記予約情報を前記通信制御装置へ送信し、(3)前記予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機を発呼し、(4)前記通信制御装置において、前記発呼した電話機がオフフックされたことを検知したとき、前記オフフックされた電話機と、前記予約情報に示される発呼先電話番号の電話機とを優先呼として接続させる処理部と、を備え、前記処理部は、前記予約情報を受信したとき、前記受信した予約情報に示される予約日時および前記利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として前記記憶部に記録することとした。
このようなコールエージェントサーバによれば、通信制御装置に予約日時に電話機同士を優先的に接続させることができる。つまり、災害発生直後等、回線の輻輳が発生しやすい日時以降に発呼を分散できるので、輻輳を防止し、呼の完了率を向上させることができる。
また、本発明のプログラムは、コンピュータを前記コールエージェントサーバとして機能させることを特徴とする。
このようなプログラムをインストールされたコンピュータは、このプログラムに基づき前記コールエージェントサーバの各機能を実現することができる。
本発明によれば、コールエージェントサーバが優先呼の予約を受け付けるので、呼の完了率を向上させることができる。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)を説明する。
図1は、第1の実施の形態の電話接続システムの構成を示す図である。
図1に示すように、電話接続システムは、発呼元の電話機2と、この電話機2の発呼先の電話機4と、通信制御装置3,5と、通信制御装置3,5を制御するコールエージェントサーバ(CAサーバ)7とを含む。この電話機2,4と、通信制御装置3,5とは、電話回線網である通信網1により接続される。また、CAサーバ7と通信制御装置3,5とは、それぞれ専用線11,13により接続される。通信制御装置3と通信制御装置5とは、専用線12により接続される。なお、以下の説明では、災害発生により発呼が集中し、発信規制が行われる場合を例に説明するが、その他の理由により発信規制が行われる場合であってもよい。
通信制御装置3は、電話機2を収容し、この電話機2からの発呼および他の電話機からの着呼の制御を行う。また、通信制御装置5は、電話機4を収容し、この電話機4からの発呼および他の電話機からの着呼の制御を行う。この通信制御装置3,5は、それぞれ発信規制の対象とする電話番号を格納しており、災害時等は所定の電話番号への発呼の規制および着呼の規制を行う。なお、通信制御装置3,5は、例えば、電話交換機やコンピュータにより実現される。なお、本実施の形態では発呼元の電話機2の通信制御装置3と、発呼先の電話機4の通信制御装置5とは別個のものとして説明するが、同じ通信制御装置を用いるようにしてもよい。
また、CAサーバ7は、通信制御装置3経由で電話機2等から、優先呼の予約情報を受信する。そして、この予約情報に基づき、所定の日時に電話機2と電話機4とを優先呼として接続する。つまり、電話機4の電話番号が通信制御装置3,5における発信規制対象の電話番号であっても、電話機2からの発呼を電話機4に着呼させ、電話機2の利用者が電話機4の利用者と通話できるようにする。
なお、このCAサーバ7は、専用線11,13経由で通信制御装置3,5と通信可能なコンピュータにより実現される。また、電話機2,4は、ここでは固定電話であるものとして説明するが、携帯電話機等であってもよい。なお、以下の説明では、電話機4は被災地の電話機であり、電話機2はこの電話機4への優先呼の予約を行い、発呼するものとして説明する。また、電話機2,4、CAサーバ7および通信制御装置3,5の台数は図1に示す台数に限定されない。
<電話接続システムの動作概要>
ここで、図1の電話接続システムの動作概要を説明する。
まず、災害が発生すると、通信制御装置3,5は、被災地の電話機(例えば、電話機4)への発信規制を行う。ここでの発信規制とは、例えば、電話機4への発呼および着呼の制限である。次に、通信制御装置3は、電話機2からの発呼が発信規制の対象であることを認識すると、つまり被災地の電話機4への発呼であることを認識すると、この発呼に、この発呼が発信規制の対象電話番号への発呼であることを示すフラグを付して、CAサーバ7へ転送する。CAサーバ7は、このようなフラグを持つ発呼の転送を受けると、電話機2へ音声ガイダンス等を送信して、この電話機2から、優先呼の予約情報の入力を受け付けるようにする。このとき入力される予約情報は、発呼元電話番号(例えば、電話機2の電話番号)、発呼先電話番号(例えば、電話機4の電話番号)、発呼先電話番号へ発呼する予約日時等である。また、入力は電話機2によるDTMF(Dial Tone Multi Frequency)等により行われる。
そして、CAサーバ7は、この予約情報に示される予約日時になると、電話機2へのコールバックを行う。そして、通信制御装置3は、電話機2がオフフックされたことを検知すると、通信制御装置5経由で電話機4を呼び出す。このとき、通信制御装置5において電話機4の電話番号は発信規制の電話番号として登録されているが、発信規制の対象とならないようにする。つまり、通信制御装置5は、当該発呼を優先呼とし、電話機4へ接続する。そして、この後、電話機4の利用者がオフフック、つまり応呼すると、電話機2と電話機4とが接続され、通話可能な状態になる。
なお、CAサーバ7が電話機2へのコールバックを行った後、CAサーバ7自身で電話機2がオフフックされたことを検知して、CAサーバ7が通信制御装置3,5に電話機2から電話機4への発呼を優先呼として接続させるようにしてもよい。
このように、CAサーバ7は、発呼元の電話機2から発呼先の電話機4へ発呼する日時の予約を受け付け、災害発生から所定時間経過後に電話機2から電話機4へ発呼するようにするので、災害直後に発呼が集中してしまうのを防止できる。
なお、本システムの利用料金を課金する際、災害発生日時から遅い時間に予約するほど安い課金とする(災害発生日時から早い時間に予約するほど高い課金とする)ことが好ましい。このようにすることで、本システムの利用者に、予約日時を災害発生時刻から、より遅い日時に設定するよう促すことができる。したがって、発呼が集中して回線に輻輳が発生するのを防止できる。
<通信制御装置>
図2は、図1の通信制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
通信制御装置3,5は同じ構成であるので、ここでは代表して通信制御装置3の構成を説明する。図2に示すように、通信制御装置3は、各種演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)310と、通信網1および専用線11,12との通信インタフェースである通信インタフェース320と、回線の切り替えを行うスイッチ330と、記憶部340とを含んで構成される。この記憶部340は、例えば、RAM(Random Access Memory)やハードディスク装置等から構成され、予約優先呼データベース341と、発信規制電話番号データベース342と、課金情報343と、利用履歴344と、利用料金テーブル345と、通信制御プログラム346とを格納する。CPU310は、記憶部340の各種データを参照し、通信制御プログラム346を実行することで通信制御装置3の機能を実現する。
予約優先呼データベース341は、通信制御装置3において優先呼として扱う発呼の予約情報を格納したデータベースである。
この予約情報は、以下の表1に例示するように、発呼元電話番号、発呼先電話番号および予約日時を含んで構成される。
表1の予約情報は、発呼元電話番号「xx-xxxx-xxxx」から、発呼先電話番号「yy-yyyy-yyyy」へ、予約日時「zzzz.zz.zz」に優先呼へ発呼することが予約されていることを示す。この予約優先呼データベース341は、CAサーバ7から送信された予約情報に基づき作成される。
なお、予約情報における予約日時は、例えば、「2005年12月15日10:00」というように具体的な日時であってもよいし、「2005年12月15日10:00〜14:00」というように、ある程度時間幅を持つものであってもよい。
Figure 0004568229
なお、記憶部340は、予約優先呼データベース341以外にも、警察や消防等、災害時に優先呼として接続すべき電話番号リストを格納するようにしてもよい。
発信規制電話番号データベース342は、この通信制御装置3が発信規制を行う電話番号を格納したデータベースである。なお、この発信規制電話番号データベース342の発呼先電話番号は、発信規制を行う地域を特定する番号(市外局番等)のみを記述するようにしてもよい。
課金情報343は、この通信制御装置3が収容する電話機(例えば、電話機2等)の利用料金を示した情報である。この課金情報343は、電話接続サービスを提供する事業者が利用料金を請求するときに用いられる。
利用履歴344は、通信制御装置3が収容する電話機(例えば、電話機2等)の利用履歴(通話履歴)を示した情報である。
利用料金テーブル345は、優先呼接続した場合における通話料金を示したテーブルである。例えば、以下の表2に例示するように、優先呼により接続した場合に通常の通話料金に加算される通話料金が示される。
Figure 0004568229
表2に例示した利用料金テーブル345は、優先呼により接続した相手との通話時間が1分までであれば、通常の通話料金に加算される料金は0円であり、2分までであれば加算される料金は100円であることを示す。つまり、表2に例示した利用料金テーブル345は、通話時間が短いほど加算される通話料金を安くし、長いほど加算される通話料金を高くしている。通信制御装置3は、このような利用料金テーブル345に基づく課金を行うことで、優先呼により通話できるようになっても、利用者に短時間で通話を終了させるよう促すことができる。
<通信制御装置の機能>
図3は、図2の通信制御装置を機能展開して示したブロック図である。
図3に示すように、通信制御装置3の機能は、スイッチ330と、各種データを格納する記憶部340と、各種演算処理を行う処理部350と、電話機2およびCAサーバ7との通信インタフェースであるインタフェース部380とに分けられる。この処理部350の機能は、前記したCPU310による通信制御プログラム346の実行処理により実現される。この処理部350は、接続制御部351と、課金部353と、ユーザ管理部354と、利用履歴記録部355とを備える。
また、インタフェース部380は、図2の通信インタフェース320により構成される。
接続制御部351は、スイッチ330に、発呼を転送する回線(加入者線と、専用線11)の切り替えを指示する。
課金部353は、電話機2の通話記録である利用履歴344と、通話時間ごとの通話料金を示した利用料金テーブル345を参照して、この電話機2の利用料金を計算し、この計算結果を課金情報343として書き込む。
ユーザ管理部354は、災害発生後に、発信規制対象地域の電話番号(市外局番等)から、発信規制電話番号データベース342を作成する。なお、発信規制対象地域の電話番号は、例えば、通信網1経由で、電話局(図示せず)から受信するものとする。また、ユーザ管理部354は、電話機からの発呼を受け付けると、この発呼の発呼先電話番号が、発信規制電話番号データベース342に含まれる電話番号か否かを判断する。ここで、発呼先電話番号が発信規制電話番号データベース342に含まれるとき、ユーザ管理部354は、この発呼に当該発呼が発信規制の対象である旨のフラグ(発信規制フラグ)を付して、接続制御部351によりCAサーバ7へ送信する。
さらに、ユーザ管理部354は、発呼を受け付けると、予約優先呼データベース341を参照して、この発呼を優先呼として扱うべきか否かを判断する。例えば、電話機2からの発呼を受けると、受け付けた発呼の発呼日時と電話機2の電話番号が、予約優先呼データベース341に登録されていれば、発呼を優先呼として扱うべきと判断する。一方、予約優先呼データベース341にこの電話機2に関する予約情報の登録がなかった場合や、電話機2の予約情報の登録があった場合でも、発呼日時が予約情報の予約日時とは異なるときには優先呼として扱うべきではないと判断する。
そして、ユーザ管理部354が当該発呼を優先呼として扱うべきと判断した場合には、接続制御部351により通信制御装置5へ転送する。具体的には、まず優先呼をCAサーバ7に転送し、CAサーバ7から電話機4を収容する通信制御装置5へ転送する。一方、ユーザ管理部354が当該発呼を優先呼として扱うべきでないと判断した場合、この発呼が発信規制電話番号データベース342に登録されていれば発信規制を行い、登録されていなければ、発信規制を行わず通常の発呼として処理する。
利用履歴記録部355は、この通信制御装置5が収容する電話機(電話機2)の通話履歴等の利用履歴を利用履歴344に記録する。
<CAサーバ>
図4は、図1のCAサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。
図4に示すように、CAサーバ7は、各種演算処理を行うCPU710と、通信インタフェース720と、このCAサーバ7を操作するオペレータ端末75と接続するための入出力インタフェース750と、記憶部740とを含んで構成される。この記憶部740は、RAMやハードディスク装置等から構成され、電話予約データベース741と、課金情報746と、利用履歴744と、利用料金テーブル745と、ユーザ情報747と、予約管理プログラム742と、通信プログラム743とを格納する。
この電話予約データベース741は通信制御装置3,5に格納される予約優先呼データベース341と同じ情報が格納されるので、説明を省略する。
課金情報746は、各電話機のシステム利用料金(予約料金)を記録した情報である。この課金情報746は、電話接続サービスを提供する事業者が電話機の利用者に課金をするときに用いられる。
利用履歴744は、CAサーバ7がコールバックを行ったときや、通話予約部751が予約情報を受け付けたときの履歴を示した情報である。
利用料金テーブル745は、本システムにより優先呼の予約をするときの予約料金を示したテーブルである。この利用料金テーブル745は、表3に例示するように災害発生日時からの経過時間ごとの、予約料金が示される。
ユーザ情報747は、CAサーバ7が発呼を受け付ける電話機2のユーザIDや、パスワード等を示した情報である。このユーザ情報747は、認証部752が認証を行う際に参照される。
Figure 0004568229
例えば、表3において、優先呼の予約日時が災害発生日時から1時間後までであれば、予約料金は100円であり、2時間後までであれば予約料金は80円であることを示す。つまり、災害発生日時から時間が経過しているほど、予約料金は安くなるよう設定されている。CAサーバ7がこのような利用料金テーブル745に基づく課金を行うことで、電話機の利用者に対し、災害発生後、より遅い時間に優先呼の予約を入れさせるよう促すことができる。
CPU710は、記憶部740の各種データを参照し、予約管理プログラム742と、通信プログラム743とを実行することでCAサーバ7の機能を実現する。
<CAの機能>
図5は、図4のCAを機能展開して示したブロック図である。
図5に示すように、CAサーバ7の機能は、各種データを格納する記憶部740と、各種演算処理を行う処理部770と、インタフェース部780とに分けられる。この処理部770は予約管理部760と通信部758とを備える。この予約管理部760の機能は、前記したCPU710による予約管理プログラム742の実行処理により実現され、通信部758の機能は通信プログラム743の実行処理により実現される。
この予約管理部760は、通話予約部751と、認証部752と、課金部753と、履歴記録部754と、予約制御指示部756と、セッション制御部757とを含んで構成される。また、インタフェース部780は、通信インタフェース720および入出力インタフェース750により構成される。
通話予約部751は、通信制御装置3から転送された発呼のうち、発信規制フラグが付いた発呼を受け取ると、認証部752により電話機2の利用者に対しユーザ認証を行った後、優先呼の予約を受け付ける。通話予約部751は、電話機2からDTMF等により予約情報の入力を受け付けると、この予約情報を電話予約データベース741へ登録する。
課金部753は、利用料金テーブル745を参照して、この電話機2の予約料金を計算し、この計算結果を課金情報746として書き込む。
履歴記録部754は、通話予約部751で受け付けた予約情報を電話予約データベース741へ書き込む。また、セッション制御部757がコールバックを行ったときや、通話予約部751が予約情報を受け付けたとき、その旨の記録を利用履歴744に書き込む。
予約制御指示部756は、電話予約データベース741の予約日時における通話接続指示を通信制御装置3,5に対して行う。つまり、この電話予約データベース741の予約情報を通信制御装置3,5へ送信する。この予約情報は、例えば電話予約データベース741が更新されたときに通信制御装置3,5へ送信する。
セッション制御部757は、電話予約データベース741を参照して、予約情報に示される予約日時に、発呼元電話番号の電話機(例えば、電話機2)へコールバックを行う。
通信部758は、インタフェース部780経由で通信制御装置3,5、通信網1およびオペレータ端末75等との通信を行う。なお、このオペレータ端末75は、このCAサーバ7に対し、様々な指示入力を行うための端末である。
<動作説明>
ここで、本システムの動作を図6および図7のフローチャートを用いて説明する。
図6および図7は、図1の電話接続システムの動作を示すフローチャートである。
まず、災害が発生すると通信制御装置3は発信規制を行う(S101)。また、通信制御装置5も着信規制を行う(S130)。すなわち、通信制御装置3,5のユーザ管理部354は、発信規制電話番号データベース342を作成する。そして、この発信規制電話番号データベース342に基づく発信規制および着信規制を行う。
ここで、通信制御装置3のユーザ管理部354は、電話機2から被災地の電話機4へ発呼を受け付けると(S102)、ユーザ管理部354は、この発呼の発呼先電話番号が発信規制電話番号か否かを判断する(S103)。すなわち、ユーザ管理部354は、発信規制電話番号データベース342に、この発呼の発呼先電話番号があるか否かを判断する。ここで、発呼先電話番号が発信規制電話番号であると判断したとき(S103のYes)、ユーザ管理部354は、この発呼に発信規制フラグを付して、接続制御部351によりCAサーバ7へ転送する(S104)。一方、ユーザ管理部354が、発呼先電話番号が発信規制電話番号ではないと判断したとき(S103のNo)には、通常の接続手順で発呼先の電話機4へ接続する(S110)。
CAサーバ7の通話予約部751は通信制御装置3から、電話機2からの発呼の転送を受け付けると、この発呼を着呼する。そして、通話予約部751は電話機2に対して優先呼の予約情報の入力を促すメッセージ(音声ガイダンス等)を送る等して、電話機2からの優先呼の予約情報を受信する(S107)。このとき、認証部752は電話機2に対しユーザ認証を行う。そして、通話予約部751が電話機2から所定時間内に優先呼の予約情報を受信したとき(S108のYes)、履歴記録部754はこの受信した予約情報を電話予約データベース741に登録し、電話予約データベース741を更新する(S109)。
また、課金部753は、電話機2から受信した予約情報の予約日時と利用料金テーブル745とを参照して、この電話機2の予約料金を計算し、この計算した予約料金を課金情報746に書き込む。また、履歴記録部754は、この予約情報を受信した旨を利用履歴744に書き込む。
一方、通話予約部751が電話機2から所定時間内に優先呼の予約情報を受信しなかったとき(S108のNo)、発呼を廃棄する(S120)。つまり、電話機2からの発呼を切断し、処理を終了する。
そして、S109で電話予約データベース741を更新した後、予約制御指示部757は、電話予約データベース741の予約情報を通信制御装置3,5へ送信する(S140)。このとき送信する予約情報は、電話予約データベース741において更新された情報のみを送信するようにしてもよいし、電話予約データベース741の情報すべてを送信するようにしてもよい。
図7の説明に移る。通信制御装置3のユーザ管理部354は、CAサーバ7から予約情報を受信すると、この予約情報を予約優先呼データベース341に登録する。つまり、予約優先呼データベース341を更新する(S201)。また、通信制御装置5も同様にCAサーバ7から予約情報を受信すると、予約優先呼データベース341を更新する(S203)。
CAサーバ7のセッション制御部757は、電話予約データベース741の予約情報に基づき、予約日時に、予約情報に示される発呼元電話番号の電話機(電話機2)へのコールバックを行う(S210)。そして、CAサーバ7の履歴記録部754は、コールバックの履歴を利用履歴744に記録する。
次に、CAサーバ7からのコールバックを着呼した電話機2がオフフックすると(S211)、電話機2は、まず通信制御装置3に接続する。
通信制御装置3のユーザ管理部354が電話機2からの発呼を受け付けると、この発呼に関する情報が予約優先呼データベース341にあるか否かを判断する(S212)。つまり、この発呼の発呼日時および発呼元電話番号(電話機2の電話番号)が記述された予約情報が、予約優先呼データベース341に登録されていれば(S212のYes)、接続制御部351が当該発呼を優先呼として接続する。つまり、予約情報に登録されている発呼先電話番号の電話機(電話機4)を優先呼として発呼する(S214)。
一方、この発呼の発呼日時および発呼元電話番号(電話機2の電話番号)が記述された予約情報が、予約優先呼データベース341に登録されていなければ(S212のNo)、発信規制を行う(S213)。つまり、優先呼として発呼しない。
通信制御装置5は、通信制御装置3から転送された電話機4への発呼を受け取ると、前記したS212と同様に、この発呼に関する情報が予約優先呼データベース341にあるか否かを判断する(S215)。そして、この発呼に関する情報が予約優先呼データベース341にあるときには(S215のYes)、S217へ進み、予約優先呼データベース341にないときには(S215のNo)、S216へ進む。なお、S216は、前記したS213と同様の処理であり、S217は前記したS214と同様の処理であるので説明を省略する。
電話機4は通信制御装置5から転送された発呼を着呼し、電話機4の利用者がオフフックすると(S218)、電話機2は電話機4と接続し、通話可能な状態となる(S219、S220)。そして、通信制御装置3は電話機2,4の通話終了を検知すると(S221)、この電話機2の通話時間を利用履歴344に記録し、課金を行う(S222)。つまり、利用履歴記録部355は、電話機2の通話時間を利用履歴344に記録する。また、課金部353は、利用履歴344に記録された電話機2の通話時間と、利用料金テーブル345とを参照して、この利用料金を計算し、この計算結果を課金情報343に記録する。
なお、S210においてCAサーバ7が電話機2へコールバックするときに送信する信号に、電話機2から電話機4への発呼を指示する制御信号を含め、電話機2はこの制御信号に基づき電話機4へ発呼するようにしてもよい。つまり、電話機2自身が電話機4へ発呼するようにしてもよい。この場合、通信制御装置3が優先呼として接続すべきか否かの判断は、例えば、受け付けた発呼の発呼日時、発呼元電話番号および発呼先電話番号の組み合わせが予約優先呼データベース341に登録されているか否かにより判断する。さらに、CAサーバ7が電話機2へのコールバック時に送信する制御信号に、当該電話機からの発呼が優先呼である旨のフラグ(優先呼フラグ)を含めるようにしてもよい。すなわち、電話機2がCAサーバ7からのコールバックをオフフックしたとき、電話機2は優先呼フラグを含む発呼を電話機4へ行う。したがって、電話機2からの発呼を受けた通信制御装置3,5は、優先呼フラグの有無により、当該発呼を優先呼として扱うべきか否かを判断できるので、予約優先呼データベース341を参照する必要がなくなる。
また、前記した実施の形態では、通信制御装置3,5の両方で当該発呼を優先呼として扱うべきか否かの判断を行うようにしたが、どちらか一方の通信制御装置のみで判断するようにしてもよい。すなわち、通信制御装置3のみで判断するようにしてもよいし、通信制御装置5のみで判断するようにしてもよい。
なお、前記した実施の形態では、CAサーバ7が予約管理部760を備え、予約情報を受信するようにしたが、これとは別個に予約管理サーバを設けるようにしてもよい。
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。前記した第1の実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
図8は、第2の実施の形態の電話接続システムの構成を示す図である。図8に示すように、第2の実施の形態の電話接続システムは複数のCAサーバ8,9,10を含むことを特徴とする。CAサーバ9は、前記したCAサーバ7と同様の構成であり、予約情報の登録機能を備える。このCAサーバ9は、例えば、通信事業者が、被災地近辺に運び込んで通信網1に接続した臨時のCAサーバ等が考えられる。また、CAサーバ8,10は、電話機2からの発呼を受け付けると、この発呼の発呼先電話番号に基づき、この発呼を所定のCAサーバへ転送する。そして、この発呼の転送を受けたCAサーバは、電話機同士の接続を行う。
例えば、図8のCAサーバ10は、電話機2から電話機4への発呼を受け付けると、この電話機4を収容するCAサーバを検索する。そして、この電話機4を収容するCAサーバ(例えば、CAサーバ8)が輻輳制御対象地域に設置されるCAサーバであれば、発呼を予約情報の登録機能を備え、かつ輻輳制御対象地域外のCAサーバ9へ転送する。そして、このCAサーバ9で、電話機2からの予約情報を受信し、登録する。一方、CAサーバ10で検索したCAサーバ8が輻輳制御対象地域外のCAサーバであれば、CAサーバ10はこのCAサーバ8へ発呼を転送し、電話機2と電話機4とを接続する。
次に、図9を用いて図8のCAサーバ10の構成を説明する。図9に示すように、CAサーバ10の処理部770は、認証部752と、課金部752と、履歴記録部754と、セッション制御部757と、通信部758とを備える。つまり、前記した図5のCAサーバ7の処理部770の構成のうち、通話予約部751と、予約制御指示部756とを抜かした構成となっている。また、記憶部740は、利用履歴744と、課金情報746と、ユーザ情報747と、輻輳制御対象地域情報748と、CAサーバ情報749とを備える。
認証部752は、ユーザ情報747の情報を参照して、受け付けた発呼に含まれる電話機2の電話番号、ユーザID、パスワード等から、確かに加入者の電話機2からの発呼であることの認証を行う。課金部753は、電話機同士を接続したとき、発呼元の電話機の利用料金(通話料金)の課金を行う。そして、このときの利用料金(通話料金)を課金情報343に書き込む。また、履歴記録部754は、加入者の電話機の通話履歴等を利用履歴744に書き込む。セッション制御部757は、CAサーバ情報749および輻輳制御対象地域情報748を参照して、受け付けた発呼を転送するCAサーバを選択する。またセッション制御部757は、CAサーバとのセッションの切断や確立を行う。
利用履歴744は、電話機の通話履歴等を示した情報である。課金情報746は、前記したとおり、各電話機の利用料金(通話料金)を示した情報である。ユーザ情報747は、加入者の電話番号、ユーザID、パスワード等を示した情報である。
輻輳制御対象地域情報748は、現在、通信網1のどの地域(エリア)で輻輳が発生しているかを示した情報である。この輻輳制御対象地域情報748は、例えば、CAサーバ10のインタフェース部780経由で入力される。
CAサーバ情報749は、発呼の発呼先電話番号ごとに、その発呼を転送すべきCAサーバの識別情報を示した情報である。以下の表4にCAサーバ情報749を例示する。
Figure 0004568229
表4に例示するCAサーバ情報749は、電話番号「yy−yyyy−****」への発呼を受け付けたとき、この発呼をCAサーバ8へ転送することを示す。このCAサーバ情報749は、例えば、CAサーバ10のインタフェース部780経由で入力される。なお、このCAサーバ情報749には予約情報の登録機能を備えるCAサーバ9の情報を含む。
セッション制御部757は、表4に例示したCAサーバ情報749を参照して、受け付けた発呼を転送するCAサーバを検索する。そして、輻輳制御対象地域情報748を参照して、この検索したCAサーバ8が輻輳制御対象地域のCAサーバでなければ、受け付けた発呼をCAサーバ8へ転送する。一方、検索したCAサーバ8が輻輳制御対象地域のCAサーバであれば、予約情報の登録機能を備えるCAサーバ9へ転送する。
このようなCAサーバ10によれば、CAサーバ8が災害等により輻輳制御の対象となった場合でも、CAサーバ9で予約情報を受信するので、電話機2と電話機4とを優先呼として接続できる。
なお、課金部753、履歴記録部754、課金情報746および利用履歴744は、CAサーバ10に必須の構成ではない。つまり、電話機の通話料金や利用履歴は、通信制御装置3,5で記録し、CAサーバ10では特に記録しないでもよい。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態は、優先呼の予約状況(予約件数等)をインターネット等のIPネットワーク上で公開し、優先呼の予約情報の受け付けもIPネットワーク経由で行うことを特徴とする。前記した実施の形態と同様の構成要素は同じ符号を付して、説明を省略する。
図10は、第3の実施の形態の電話接続システムの構成図である。
図10に示すように、第3の実施の形態の電話接続システムは予約管理サーバ92、IPネットワーク21および端末装置20をさらに含む構成となっている。
図11は、図10の電話接続システムの動作を示すフローチャートである。
このときの、電話接続システムの動作を、図11を用いて説明する。前記した図6と同様に、通信制御装置3は発信規制を行う(S101)。また、通信制御装置5は着信規制を行う(S130)。そして、CAサーバ7のセッション制御部757が電話局等から通信網1のトラヒックに関する情報を受信し、通信トラヒックデータベースを更新する(S1100)。この通信トラヒックデータベースは、通信網1のトラヒック状態(通信網1の交換機が現在何本の回線の接続を行っているかや、残り何本の回線まで接続できるかを示した情報)を格納したデータベースであり、CAサーバ7の記憶部740に格納される。通話予約部751は、この通信トラヒックデータベースと、電話予約データベース741とを参照して、災害発生からの経過時間ごとに接続可能な回線数(予約可能な回線数)を予測する。そして、この予測結果を基に、予約管理サーバ92は、予約画面を作成する(S1101)。この予約画面については、図12を用いて後記する。
次に、予約管理サーバ92が端末装置20からの優先呼の予約画面表示要求を受け取ると、端末装置20へ予約画面を表示させる(S1102)。この後、端末装置20からこの予約画面に入力された予約情報を受け取ると、この予約情報をCAサーバ7へ転送する(S1103)。そして、CAサーバ7は、予約管理サーバ92から転送された予約情報を受け付けると(S107)、この予約情報に基づき、電話予約データベース741を更新する(S109)。この後の手順は図6および図7と同じ手順であるので、説明を省略する。
このように、電話機2の利用者は、IPネットワーク21経由で端末装置20から優先呼の予約を行うことができる。
ここで、予約管理サーバ92が端末装置20に表示させる予約画面を説明する。図12は、図10の予約管理サーバが端末装置に表示させる予約画面を例示した図である。予約画面は、図12に示すように、利用者ID、発呼元電話番号、発呼先電話番号等の入力欄と、予約時間帯(災害発生からの経過時間)ごとの予約入力欄(予約欄)とを備える。各入力欄に入力された情報は、端末装置20から予約管理サーバ92経由で、電話予約データベース741に書き込まれる。
なお、予約欄は、図12に示すように時間帯を選択して入力するようにしてもよいし、具体的な予約日時を入力するようにしてもよい。
また、この予約画面には、領域25に示すように予約時間帯(予約時刻)ごとに、予約可能な回線数(残り回線)と、その時間帯における予約料金とが併せて表示される。例えば、図12の予約画面において、災害発生から1時間後まで間で予約可能な残り回線数は5回線であり、この時間帯における予約料金は100円であることを示す。なお、この領域25の予約料金(通話料金)は、優先呼により接続した場合の通話料金であり、CAサーバ7の利用料金テーブル745(表3参照)に基づき表示される。
予約管理サーバ92が端末装置20から予約情報を受け付ける際、このような画面を表示することで、利用者は予約可能な残り回線数や予約に必要な予約料金を確認した上で優先呼の予約を行うことができる。また、予約管理サーバ92が表示する予約料金は、災害発生日時から時間が経過しているほど安価なものとすることで、電話機の利用者(優先呼の予約者)に対し、災害発生後、より遅い時間に優先呼の予約を入れさせるようにできる。
また、この予約画面には、領域26に示すように優先呼により通話するときの通話料金を併せて表示するようにしてもよい。この通話料金は、通信制御装置3,5の利用料金テーブル345(表2参照)に基づき作成される。このように予約管理サーバ92は、通話時間が短いほど安い料金を通信料金に設定した予約画面に表示することで、予約者が優先呼により通話できるようになっても、短時間で通話を終了させるよう促すことができる。なお、この予約画面には、被災地の被災状況の画面へジャンプするためのボタン27を含むようにしてもよい。
また、前記した実施の形態において、電話機2,4は、IP電話機であり、通信制御装置3,5およびCAサーバ7をインターネット等のIPネットワークで接続するようにしてもよい。このIPネットワークは、VPN(Virtual Private Network)で構成し、ネットワーク内のトラヒック管理装置(図示せず)によりトラヒック管理が行うようにしてもよい。また、このネットワークは他のネットワークとIP接続するようにしてもよい。さらに、電話機2,4としてIP電話機を用いる場合、発呼にはSIP(Session Initiation Protocol)を用い、通信制御装置3,5にはSIPを実装したゲートウェイルータを用いる。
なお、通信制御装置3,5の接続制御部351は、優先呼を転送するとき、予め優先呼用に設定した帯域や回線を用いて転送するようにしてもよい。すなわち、優先呼には、非優先呼に用いる帯域や回線とは異なる帯域や回線を用いるようにしてもよい。
また、接続制御部351は、災害発生直後等、優先呼をより多く接続すべき時間帯には優先呼に割り当てる帯域や回線数を増加させ、非優先呼に割り当てる帯域や回線数を減少させるようにしてもよい。そして、災害発生から時間が経過するにつれて非優先呼に割り当てる帯域や回線をもとの状態に戻すようにしてもよい。このような制御を行うことで、システム全体としての呼の完了率を向上させることができる。
さらに、前記した実施の形態において、通信制御装置3,5は、主に、電話機2から被災地の電話機4への発呼について優先呼として接続する場合について説明したが、被災地の電話機4側から被災地外の電話機2への発呼についても、優先呼として接続するようにしてもよい。
また、前記した実施の形態において、電話機2からの優先呼の予約は、通信制御装置3で発信規制対象の電話番号への発呼を受け付けたとき、通信制御装置3がCAサーバ7へ発呼を転送し、CAサーバ7で受け付けることとしたが、これに限定されない。例えば、電話機2からCAサーバ7へ直接発呼して優先呼の予約を行うようにしてもよい。この場合、CAサーバ7へ接続するための電話番号を災害発生直後は多数用意し、その後は電話番号を減らしたり、変更したりしてもよい。
本実施の形態に係る各プログラムをコンピュータによる読み取り可能な記憶媒体(CD-ROM等)に記憶して提供することも可能である。また、そのプログラムを、インターネット等の通信ネットワークを通して提供することも可能である。
第1の実施の形態の電話接続システムの構成を示す図である。 図1の通信制御装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2の通信制御装置を機能展開して示したブロック図である。 図1のCAサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図4のCAサーバを機能展開して示したブロック図である。 図1の電話接続システムの動作を示すフローチャートである。 図1の電話接続システムの動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の電話接続システムの構成を示す図である。 図8のCAサーバを機能展開して示したブロック図である。 第3の実施の形態の電話接続システムの構成を示す図である。 図10の電話接続システムの動作を示すフローチャートである。 図10の予約管理サーバが端末装置に表示させる予約画面を例示した図である。
符号の説明
1 通信網
2,4 電話機
3,5 通信制御装置
7,9,10 コールエージェント(CA)サーバ
11,12,13 専用線
20 端末装置
75 オペレータ端末
92 予約管理サーバ
310 CPU
320 通信インタフェース
330 スイッチ
340 記憶部
341 予約優先呼データベース
342 発信規制電話番号データベース
343 課金情報
344 利用履歴
345 利用料金テーブル
346 通信制御プログラム
350 処理部
351 接続制御部
353 課金部
354 ユーザ管理部
355 利用履歴記録部
380 インタフェース部
710 CPU
720 通信インタフェース
740 記憶部
741 電話予約データベース
742 予約管理プログラム
743 通信プログラム
744 利用履歴
745 利用料金テーブル
746 課金情報
750 入出力インタフェース
751 通話予約部
752 認証部
753 課金部
754 履歴記録部
756 予約制御指示部
757 セッション制御部
758 通信部
760 予約管理部
770 処理部
780 インタフェース部

Claims (11)

  1. 発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う1以上の通信制御装置と、前記通信制御装置を制御するコールエージェントサーバとを含む電話接続システムを用いた電話接続方法であって、
    前記通信制御装置のうち、前記発呼元の電話機に接続される通信制御装置が、
    前記電話機からの発呼を受け付けるステップと、
    前記発信規制電話番号データベースに前記受け付けた発呼の発呼先電話番号が含まれるとき、前記発呼に、発信規制フラグを付して前記通信制御装置に接続されるコールエージェントサーバへ転送するステップとを実行し、
    前記コールエージェントサーバが、
    前記通信制御装置から、前記発信規制フラグが付された発呼の転送を受け付けたとき、前記発呼の発呼元の電話機へ前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報の入力を促す情報を送信するステップと、
    前記発呼元の電話機から、前記予約情報を受信したとき、前記受信した予約情報に示される予約日時および前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として記憶部に記録するステップと、
    前記電話予約データベースの予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機へ発呼するステップを実行し、
    前記通信制御装置が、
    前記発呼された電話機がオフフックされたことを検知したとき、前記オフフックされた電話機と、この電話機に関する予約情報に示される発呼先電話番号の電話機とを優先呼として接続するステップと、
    を実行することを特徴とする電話接続方法。
  2. 前記コールエージェントサーバは、
    前記電話機が接続される通信網のトラヒック情報に基づき、所定日時からの経過時間ごとに接続可能な回線数を予測するステップと、
    前記予測した回線数と前記電話予約データベースの予約情報とに基づき、前記所定日時からの経過時間ごとに予約可能な優先呼の回線数を計算し、前記計算した回線数と、前記予約料金とを前記発呼元の電話機へ送信するステップと、
    をさらに実行することを特徴とする請求項に記載の電話接続方法。
  3. 前記コールエージェントサーバは、前記予約情報をIPネットワーク経由で受信することを特徴とする請求項1に記載の電話接続方法。
  4. 前記コールエージェントサーバは、前記予約情報を受信することができないとき、
    前記通信制御装置から転送された前記発信規制フラグが付された発呼を、他のコールエージェントサーバへ転送するステップをさらに実行することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の電話接続方法。
  5. 前記優先呼として接続するステップにおいて、
    前記通信制御装置は、
    前記優先呼として接続するときに割り当てる回線の帯域を、前記優先呼以外の接続に割り当てる回線の帯域とは異なるものとすることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の電話接続方法。
  6. 前記通信制御装置は、
    前記優先呼として接続するときに割り当てる回線の帯域と、前記優先呼以外の接続に割り当てる回線の帯域とを可変とすることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の電話接続方法。
  7. 発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う1以上の通信制御装置と、前記通信制御装置を制御するコールエージェントサーバとを含む電話接続システムを用いた電話接続方法であって、
    前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報を格納する電話予約データベースと、前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルとを備える前記コールエージェントサーバが、
    他の装置から送信された予約情報を受信し、この予約情報を前記電話予約データベースに登録するステップと、
    前記受信した予約情報に示される予約日時および前記利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として前記記憶部に記録するステップと、
    前記通信制御装置へ前記予約情報を送信するステップと、
    前記電話予約データベースの予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機へ発呼するステップとを実行し、
    前記通信制御装置は、
    前記発呼した電話機がオフフックされたことを検知したとき、この電話機から前記予約情報に示される発呼先電話番号の電話機に対し、当該発呼が優先呼であることを示す優先呼フラグを含む発呼を実行させるステップと、
    前記電話機からの発呼を受け付けるステップと、
    前記受け付けた発呼が前記優先呼フラグを含むとき、前記発呼の発呼先電話機へ優先呼として接続するステップと、
    を実行することを特徴とする電話接続方法。
  8. 発信規制を行う電話番号を示した発信規制電話番号データベースを参照して、所定の電話機への発信規制を行う通信制御装置を制御するコールエージェントサーバであって、
    前記電話機の利用者の端末装置から送信された、前記通信制御装置において前記発信規制の対象外として接続する優先呼の発呼元電話番号と、発呼先電話番号と、予約日時とを示した予約情報を格納した電話予約データベースと、前記予約日時が遅いほど予約料金を安く設定した利用料金テーブルとを備える記憶部と、
    (1)前記端末装置から送信された予約情報を前記電話予約データベースに登録し、
    (2)前記予約情報を前記通信制御装置へ送信し、
    (3)前記予約情報に示される予約日時に、前記発呼元電話番号の電話機を発呼し、
    (4)前記通信制御装置において、前記発呼した電話機がオフフックされたことを検知したとき、前記オフフックされた電話機と、前記予約情報に示される発呼先電話番号の電話機とを優先呼として接続させる
    処理部と、
    を備え、
    前記処理部は、
    前記予約情報を受信したとき、前記受信した予約情報に示される予約日時および前記利用料金テーブルに基づき、予約料金を計算し、前記計算した予約料金を前記発呼元の電話機の課金情報として前記記憶部に記録することを特徴とするコールエージェントサーバ。
  9. 前記コールエージェントサーバの処理部は、
    (1)前記電話機が接続される通信網のトラヒック情報を基に、所定日時からの経過時間ごとに接続可能な回線数を予測し、
    (2)前記予測した接続可能な回線数と前記電話予約データベースの予約情報とに基づき、前記所定日時からの経過時間ごとに予約可能な優先呼の回線数を計算し、
    (3)前記計算した回線数と、前記予約料金とを、IPネットワーク経由で前記端末装置へ送信することを特徴とする請求項に記載のコールエージェントサーバ。
  10. 信制御装置および請求項8または請求項9に記載のコールエージェントサーバを含んで構成されることを特徴とする電話接続システム。
  11. コンピュータを請求項8または請求項9に記載のコールエージェントサーバとして機能させるための通信プログラム。
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