JP4573299B2 - 導電性ロール及びその製造方法 - Google Patents
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Description
ェニル−4,4´−ジイソシアネート(TODI)、及びこれらのイソシアネートを両末端に有するプレポリマー等の変性体や多量体などを挙げることができる。
<ロールの製法> ポリエーテル系ポリオールであるPP−2000(三洋化成社製)100重量部に、導電剤としてVULCAN XC(キャボット社製)を3重量部添加し、粒度が20μm以下になる程度まで分散させ、ここに硬化触媒として4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−340(ジブチル錫ビスイソノニル3−メルカプトプロピオネート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるネオスタンU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルヘキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を80:20で混合したものを0.01重量部加え、80℃に温調した後、減圧下にて6時間、脱泡、脱水操作を行ってA液を得た。一方、SF8427(東レ・ダウコーニング社製)20重量部にジフェニルメタンジイソシアネート4重量部、コロネートC−HX(日本ポリウレタン社製)12重量部を添加・混合し、120℃にて15分間反応させ、80℃に温調してB液を得た。このA液とB液とを混合し、予めシャフト(φ:8mm、l:270mm)が配置されている120℃に予熱された金型に注入し、120℃にて60分間加熱し、両端部を除くシャフト表面に導電性ポリウレタン層が形成されたロールを得た。この導電性ロールの表面を1.5mm研磨し、外径を20mmに調整した。
硬化触媒として、4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−340(ジブチル錫ビスイソノニル3−メルカプトプロピオネート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルヘキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を60:40で混合し、0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して実施例2の導電性ロールとした。
硬化触媒として、4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−100(ジブチル錫ジラウリレート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルヘキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を80:20で混合し、0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して実施例3の導電性ロールとした。
硬化触媒として、4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−100(ジブチル錫ジラウリレート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルヘキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を60:40で混合し、0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して実施例4の導電性ロールとした。
<ロールの製造> 3官能ポリエーテル系ポリオールであるGP−3000(三洋化成社製)100重量部に、トーカブラック#5500(東海カーボン社製)を4重量部およびVULCAN XC(キャボット社製)3重量部を添加し、粒度が20μm以下となる程度まで分散させ、ここに硬化触媒として4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−340(ジブチル錫ビスイソノニル3−メルカプトプロピオネート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるネオスタンU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルへキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を80:20で混合したものを0.01重量部加え、80℃に温調した後、減圧下にて6時間、脱泡、脱水操作を行ってC液を得た。一方、プレポリマーアジプレンL100(ユニロイヤル社製)25重量部に、コロネートC−HX(日本ポリウレタン社製)11重量部を添加・混合し、80℃に温調してD液を得た。このC液とD液とを混合し、あらかじめシャフト(φ:8mm、l:270mm)が中央に配置されると共に内壁面に密着するようにポリプロピレン製押し出しチューブ(外径23mm、厚さ0.2mm)が挿入してあり、110℃に予熱されたφ23mmの鉄製パイプ金型に注入し、ロール表面を1.5mm研磨し、外径を20mmに調整した。
硬化触媒として、4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−340(ジブチル錫ビスイソノニル3−メルカプトプロピオネート/日東化成社製)と有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルへキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を60:40で混合し、0.01重量部加えた以外は、実施例5と同様に製造して実施例6の導電性ロールとした。
VULCAN XCの代わりに導電剤として過塩素酸リチウムを0.1重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して比較例1の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−340(ジブチル錫ビスイソノニル3−メルカプトプロピオネート/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して比較例2の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−100(ジブチル錫ジラウレート/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して比較例3の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として2価の有機錫系化合物であるネオスタンU−28(オクチル酸錫/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して比較例4の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルへキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例1と同様に製造して比較例5の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として4価の有機錫系化合物であるネオスタンU−100(ジブチル錫ジラウレート/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例5と同様に製造して比較例6の導電性ロールとした。
ネオスタンU−340とネオスタンU−600との代わりに硬化触媒として有機ビスマス系組成物であるU−600(ビスマストリス(2−エチルヘキサノエート):2−エチルへキサン酸=55〜58%:42〜45%/日東化成社製)を0.01重量部加えた以外は、実施例5と同様に製造して比較例7の導電性ロールとした。
各実施例及び各比較例の導電性ロールを現像ロールとして市販のプリンタに実装し、LL環境(10℃、30%RH)、NN環境(25℃、50%RH)、及びHH環境(35℃、85%RH)の下で印刷を行い、その印刷物の画像評価を行った。この結果を下記表1に示す。
実施例1〜6、比較例2〜7の導電性ロールの断面を顕微鏡で観察し、各現像ロール表面近傍のカーボンブラックの分散具合を評価した。この結果を下記表2に示す。また、実施例1、3、5及び比較例2〜7(比較例3は除く)に係る導電性ロールの断面の拡大写真をそれぞれ図1〜8に示す。
各実施例及び各比較例(比較例1を除く)の導電性ロール(処理品という)と、表面処理を行う前の導電性ロール(未処理品という)のインピーダンス特性をそれぞれインピーダンスアナライザー(BHA社製;インピーダンスアナライザーIM6e)を用いて測定した。測定は、N/N環境(25℃、50%RH)下、ロールの両端に500gの荷重をかけた状態で、印加電圧を0.2Vとして測定し、交流周波数1HzにおけるインピーダンスZ(Ω)から抵抗成分Zr(Ω)と容量性リアクタンス成分Zc(Ω)の比であるZr/Zcを求めた。その結果を表3に示す。また、実施例1〜6及び比較例2〜7の未処理品の周波数特性を図9〜図20に示す。
Claims (12)
- 芯金の外周に少なくとも一層のカーボンブラックにより導電性が付与された導電性弾性層を有する導電性ロールであって、前記導電性弾性層が、少なくともポリエーテル系ポリオールを主体とするポリオールとジイソシアネートとを、触媒として4価の有機錫系化合物と有機ビスマス系組成物とを用いて反応させたポリウレタンからなることを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1において、前記有機錫系化合物と前記有機ビスマス系組成物との重量比が9:1〜1:9であり、且つ前記ポリオールに対する前記有機錫系化合物と前記有機ビスマス系組成物との総重量が0.001〜0.05重量%である導電性ロール。
- 請求項1又は2において、前記有機ビスマス系組成物が有機ビスマス系化合物又は有機ビスマス系化合物をカルボン酸で希釈したものであることを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記導電性弾性層の表面に、少なくともイソシアネート成分を含有する表面処理液で表面処理された表面処理層を具備することを特徴とする導電性ロール。
- 請求項4において、前記表面処理液が、さらにカーボンブラックと、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択される少なくとも1種のポリマーとの少なくとも一方を含有したものであることを特徴とする導電性ロール。
- 芯金の外周に少なくとも一層のカーボンブラックにより導電性が付与された導電性弾性層を有する導電性ロールの製造方法において、ポリエーテル系ポリオールを主体とするポリオールとジイソシアネートとを、4価の有機錫系化合物と有機ビスマス系組成物との存在下で反応させたポリウレタンを前記導電性弾性層とすることを特徴とする導電性ロールの製造方法。
- 請求項7において、前記有機錫系化合物と前記有機ビスマス系組成物との重量比が9:1〜1:9であり、且つ前記ポリオールに対する前記有機錫系化合物と前記有機ビスマス系化合物との総重量が0.001〜0.05重量%である導電性ロールの製造方法。
- 請求項7又は8において、前記有機ビスマス系組成物が、有機ビスマス系化合物又は有機ビスマス系化合物をカルボン酸で希釈したものであることを特徴とする導電性ロールの製造方法。
- 請求項7〜9の何れかにおいて、前記導電性弾性層の表面に、少なくともイソシアネート成分を含有する表面処理液で表面処理された表面処理層を形成する工程を具備することを特徴とする導電性ロールの製造方法。
- 請求項10において、前記表面処理液が、さらにカーボンブラックと、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択される少なくとも1種のポリマーとの少なくとも一方を含有したものであることを特徴とする導電性ロールの製造方法。
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