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JP4574585B2 - 健康食品用梅微粉体 - Google Patents
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JP4574585B2 - 健康食品用梅微粉体 - Google Patents

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Description

本発明は、梅を利用した健康食品、特に、体内で発生して細胞破壊、老化や疾病の元凶となる活性酸素(フリーラジカル)を効果的に捕促し、老化や疾病を防ぐことができる健康食品用の梅微粉体に関する。
従来より梅を利用した各種の健康食品が提案されている。
しかしながら、特に老化や疾病の元凶である体内で発生する活性酸素(フリーラジカル)に注目し、その捕促効果を倍化して健康増進を図るというアプローチを取った梅関連の健食(健康食品)は提案されていない。
当業界において、チベット産の天然岩塩が普通の塩(合成塩など)と相違して還元力を有することに着目し、この岩塩を利用したアルカリ性の健食が提案されている(特許文献1参照)。これは前記岩塩を単純に粉砕加工したものであり、実際の使用に際してはそのまま口に食したり水に溶解させて使用するものである。なお、この健食にはフリーラジカルの捕促効果があるとされている。
特開2003−199540。
本発明は、梅自身にフリーラジカル捕促能を有する成分が含まれているとともに健康増進に資するほかの成分も豊富に含有されていることに注目し、梅と前記還元力のある特定の塩を利用した健康食品を提供しようとするものである。
本発明者は、先に、梅の有用成分を抽出する抽出媒体として還元力のある特定の塩、より具体的には酸化還元電位(ORP/Oxidation−Reduction Potential)測定計で大きなマイナス値を示す還元性の塩を利用し、梅と該抽出媒体の両者の共働により、フリーラジカル捕促効果に優れる成分とともに健康増進に資する他の有用な成分を豊富に含有する健康食品用の梅エキスを提案した。
本発明者は、前記提案になる梅エキスの開発後、製品として梅エキスを取り出した後に残る固形分の有効利用について更に研究を進めた。
この研究過程において、本発明者は、梅エキスの抽出残渣物(固形分)において、梅の果肉や果皮の部分には健康増進に資する成分が豊富に残っていること、かつ、梅の核や仁にも健康増進に資する豊富に含まれており、更に、抽出媒体である還元性の塩によりこれら果肉、果皮、核、仁に含まれる成分においてフリーラジカル捕促能が高められること、という知見を得た。
また、本発明者は、前記梅エキスの抽出残渣物(固形物)を単に食するのではなく、これらを微粉末化したものを食したとき、抽出残渣物を100%有効利用できるとともに健康増進に有用な健食(健康食品)が得られることを見出した。
本発明は、前記知見をベースにして創案されたものである。
本発明を概説すれば、本発明は、天然梅及び/又は栽培梅を酸化還元電位が−200mV〜−500mVの天然産の紅塩(ヒマラヤ岩塩)を用いて所定期間漬け込んだ後、抽出エキスを除去して得た抽出残渣物(梅の果肉、果皮、核、仁)であって、前記抽出残渣物を乾燥後、微粉砕加工して得た梅微粉体から成ることを特徴とする健康食品用の梅微粉体に関するものである。
本発明の健康食品用の梅微粉体は、梅を特定の還元力のある塩で抽出して両者に含まれるフリーラジカル捕促に資する成分及び健康増進に資する有効成分を含む抽出エキスを製造するときに副生する抽出残渣物(固形分)を利用するものであるが、前記した諸成分を豊富に含有するため、老化防止や疾病予防など健康増進用食品として極めて有用なものである。
以下、本発明の技術的構成及び実施態様について詳しく説明する。
本発明の健康食品用の梅微粉体の理解に資するために、その原料である梅エキスの製造時に副生する抽出残渣物(固形分)がどのようにして製造されたものであるのかについて説明する。
まず、前記梅エキスの製造に使用される梅について説明する。
本発明において使用される梅は、天然梅であっても栽培梅であってもよく、また両者の混合物であってもよい。
本発明において梅は、収穫後、酸化が進んで変質しない前に前記特定の還元力のある塩(以下、特定塩ともいう。)により漬け込まれなければならない。本発明において一応の目安としては、梅は収穫後、6時間以内に特定塩により漬け込まれるべきである。
前記した梅の酸化による劣化や変質を防止するために収穫後、梅を迅速に特定塩に漬け込む態様は、通常の梅漬け(梅干し作り)とは大きく異なるものである。
前記した通常の梅漬け(梅干し作り)の場合、生産者(農家)が収穫した梅は、一般的にはいったん集荷場に集められて大、中、小、不良品等に選別され、翌日市場に出荷される。
市場においては翌日、競(せり)にかけられ、競り落とされた梅は、その日の夕方又は翌日、店頭または加工業者に引き渡される。引き渡された梅は水洗いし、灰汁抜きといって一晩水に漬け込まれる。
このような工程を経て、ようやく梅漬け処理が行われるが、収穫してから早くて3日、普通は1週間程度経過して梅漬け処理がなされる。
このような実際の梅漬け処理までに長期間を要する方式では、収穫された梅は新鮮どころか酸化が進み、熟した梅に変質してしまう。一般の梅漬け(梅干し)は、前記した酸化変質が進行した梅を用いて製造されているということができる。
前記した梅エキスの製造においては、梅は収穫したその日のうちに、選果した梅を水洗い、水切りし、ここで通常の梅漬け込みのように水で一晩灰汁抜きを行わずに、還元力をもった特定塩にまぶしながら、一段一段ならべながら漬け込み、梅を収穫してから少なくとも6時間以内で漬け込みが終了するようにすべきである。6時間が経過すると、梅が酸化劣化し、梅の中に含まれる有用な健康増進成分が劣化するため好ましくない。
一般の梅漬け込みと違う点は、1日のうちに収穫→水洗→水切→漬け込みを完了させることが重要である。また、塩は自然塩でなくヒマラヤ岩塩などの還元力をもった特定の塩であって、これを微細化〜超微細化したものを用いる。これらの要件は、梅の成分が変質、劣化しないよいにし、健康増進成分を多く抽出するためである。
即ち、梅果実に含まれている抗酸化性の成分SOD(スパーオキシドジムスターゼ)抗酸化酵素、抗酸化ビタミンC,フェノール性抗酸化物質などが破壊されないように1日の工程で漬け込むことが重要である。
梅果実による脂質酸化抑制効果を得るために、梅は早期に収穫し、例えば、宮崎県の西諸地方では5月末〜6月末に収穫し、その日のうちに漬け込むことが重要である。
梅核(仁)内のアミグダリン成分は、梅実が熟すにつれて低下する。例えば、早期に収穫し即漬け込んだ場合、アミグダリンの含有量は3.0〜3.3%であるが、収穫後3〜5日経過して漬け込んだものからは検出は確認できない。
一般の梅は、前記したように梅干し作りの作業工程を考えているため、熟してから収穫し、市場出荷、仲買人通しを仲介し、梅漬けするのは収穫してから1週間後、漬けて梅酢が満ちあがるのに10日間、合計17日経過するため有効成分の変質、劣化は避けられない。
前記した梅エキスの製造において、使用する前記還元力のある特定塩の使用割合は、梅の重量に対して15〜20%(梅1kgに対して150g〜200g)が好ましい。
また、梅の漬け込み期間は2カ月〜6カ月を見れば十分である。
ここで、梅に含まれる健康増進に資する有用成分について説明する。
梅の果肉、果皮にはクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸が豊富に含まれている。また、活性酸素(フリーラジカル)を消去するリオニレシノールという物質も含まれている。
更にまた、梅の核(タネ)の中に仁があり、この仁にはアミクダリン(ビタミンB17)や青酸配糖体が含まれている。
これら成分の含有量は、収穫時の状態で例えばクエン酸約8.0%、リンゴ酸6.9%、アミクダリン3.2%である。
前記クエン酸は、疲労回復、健康増進に重要な作用をする。特に生体にとって重要かつ必須の金属ミネラル成分(カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、リン等)が体内に取り込まれたあと、クエン酸はこれらミネラル成分が酸素に触れて酸化劣化する前にキレート作用により包み込み、安定化を図るという特性がある。
なお、前記した梅エキス及び抽出残渣物(固形分)には、詳しくは後述するが、前記した金属ミネラル成分は還元力のある特定塩から供給されて豊富に含有されているという特徴がある。
また、クエン酸は、そのキレート作用により体内に発生した活性酸素(フリーラジカル)を直接攻撃し、効率的にフリーラジカルを捕促する。
更に、クエン酸などの有機酸(クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸など)は防腐、殺菌など食中毒菌の増殖を抑える上で有用なものである。
疲労のもとになる乳酸は、ピルビン酸が代謝できずに残ったものであり、乳酸が筋肉内にたまると筋肉が硬化して肩こり、首筋の凝り、神経痛、リウマチ、五十肩などが引き起こされる。
また、血液中に乳酸がたまると細胞が老化し、動脈硬化症、高血圧症などの原因となる。
周知のように乳酸を糖質に代謝するのが「クエン酸回路」であり、このクエン酸回路により乳酸はエネルギーに変換されて疲労回復が図られる。
前記した梅エキスは、梅からのクエン酸や還元力のある特定塩からのミネラル補給によりクエン酸回路を強力なものとし、体力、活力、抵抗力の増強を図ることができ、また弱アルカリ性であることから血液の流れを良くし健康増進に資することができる。
梅の核の中にある仁に含まれるアミクダリン(青酸配糖体)は、酵素のエムルミンや果肉中のエムルミンにより分解されるが、分解されずに残ったアミクダリンは、細胞の新陳代謝機能を高め、各種の疾病、特に食道、胃、腸の癌(ガン)を予防する効果がある。本来、青酸配糖体は毒性であるが、まさに毒が毒を制して薬となり、前記した効能を発揮するとともに鎮痛効果も持っている。
前記した梅エキスの製造において、天然梅及び/又は栽培梅は、紫蘇の葉の中に含まれる有効成分を利用するために、還元力のある特定塩のもとでの抽出時に紫蘇と共に漬け込まれてもよいものである。例えば、梅抽出作業を所定期間行い、次いで2〜3日間、天日干しを行い、その後、所定期間、紫蘇漬けを行えばよい。
紫蘇は中国の薬草の古書に紫(むらさき)蘇(いきかえる)と記述されており、食中毒をおこし瀕死の人に紫蘇を食べさせたところ生き返ったといういわれが伝えられている。
紫蘇にはβ−カロチンが大量に含まれている。β−カロチンは体内に入るとビタミンAに変化し殺菌や防腐作用、免疫力を高める作用があり、また、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギーの抑制や症状の緩和作用がある。
紫蘇は、前記β−カロチンのほかに、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など、更にはナイアミン、アントシアン系色素、ペリルアルデヒド(香分)、リモネンピネンなどの有用成分を含んでいる。
前記した梅エキスの製造において、特定塩のもとで梅や紫蘇に含まれる有効成分を十分に抽出するために、例えば最初の2〜3ヶ月を梅のみを抽出処理し、後半の数ヶ月を紫蘇を漬け込み、梅と紫蘇の両者の抽出処理を行えばよい。この場合、還元力のある特定塩の使用割合を15〜20重量%として抽出期間は、6カ月程度を目安とすればよい。
次に、前記した梅エキスの製造に使用される還元力のある特定塩、即ち、酸化還元電位(ORP)がマイナス値を示す還元性の塩について説明する。
前記した梅エキスの製造に使用される還元力のある特定塩の典型例は、天然産の紅塩(ヒマラヤ産天然岩塩、チベット産天然岩塩)である。
前記紅塩は、ヒマラヤ山脈が海底から隆起するとき、高温のマグマで焼けながら数億年かけて生成されたものであるとされている。
即ち、前記紅塩は、マグマの温度は1100℃から1200℃であり、長い時間をかけて天然塩の中に含まれていた有機化合物、酸素や窒素などの非金属化合物の多くが気化し、無機質の化合物の塩になったものといわれている。また、塩の中に含まれている微量元素、即ち、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄、銅、亜鉛、リン、マンガン、イオウ、フッ素、ケイ素、塩素が長い年月、高い温度と高い圧力によって焼かれたことにより、還元作用をもたらす電子を保有したといわれている。この還元力に関する実証データについては後述する。
なお、前記紅塩には、元素分析によりストロンチウム、バリウム、コバルトの存在も確認されており、これらは胃腸病、特に胃潰瘍、十二指腸潰瘍に効果がある。
その他、還元力のある特定塩としては、海水から製塩した塩を数回(例えば5回以上)釜の中で1200〜1300℃の高熱で焼く「高温熱焼法」により製造したものがある。
更にまた、還元力のある特定塩としては、韓国で作られている竹塩がある。この竹塩は、3000年前から製造されているといわれる塩であり、例えば、自然塩を竹の中に詰め込みこれを炉で焼き、次いで、焼いた塩を粉末にし、再び竹の中に詰め込んで焼き、この工程を繰返すことにより(例えば9回)有害物質や有機物質を気化させ、前記した紅塩と同じような還元力を持った塩としたものである。
前記した梅エキスの製造に使用される還元力のある紅塩(ヒマラヤ岩塩)は、酸化還元電位(ORP;Oxiation−Reduction Potential)測定器(ORPメーター)で測定すると、マイナス値を示し、具体的には−200mV〜−500mVのマイナス値を示し、これが強い還元力を保持したものであることがわかる。
因みに、他の塩水溶液のORP値は次の通りである。韓国の竹塩−218mV、国内の自然塩で沖縄産+350mV、四国産+380mV、化学精製塩+280mV、輸入天然塩(中国産)+715mV、輸入岩塩(アンデス産)+670mVである。
なお、参考のために各地の水道水のORP値を示すと、次の通りである。宮崎県野尻町+680mV、宮崎県宮崎市+713mV、東京都品川区+678mV、大阪市中央区+750mV、北海道札幌市西区+617mV、福岡県飯塚市+535mV、大分県天領水+270mVである。
前記紅塩100g中の主な成分と含有量は、次の通りである。Na(38〜39g)、Cl(60〜61g)、S(0.3g)、K(160mg)、Fe(30mg)、P(8mg)、Ca(4mg)、F(1.5mg)、Mg(0.5mg)、Si(100ppm)、Zn(280μg)、Mn(170μg)、Cu(80μg)。
また、前記紅塩1gを100ccの水に溶解させたときのpH値は約10前後であり、アルカリ性を示す。因みに、本発明の梅微粉体は、前記したように梅エキスの製造時に副生される抽出残渣物(固形分)を出発材料として製造されるが、前記梅エキスのpH値約2.5前後である。
本発明の梅微粉体は、前記梅エキスの製造時に副生する抽出残渣物(固形分)、即ち、梅の果肉、果皮、核、仁などに含まれる健康増進に益する有効成分を活用するものである。
前記抽出残渣物(固形分)は、前記した梅や紫蘇に含まれる種々の健康増進に益する有効成分を、有効量、含有している。
本発明の梅微粉体は、前記した前記梅エキスの製造時に副生する抽出残渣物(固形分)を、摂取(服用)しやすいように、所望の粒度、粒状に加工することによって製造すればよい。
以下、前記梅エキスの製造法と本発明の梅微粉体の製造法について説明する。
(1).梅エキスの製造法について:
本発明の梅微粉体の前駆体となる梅エキスの製造時に副生する抽出残渣物(固形分)は、まず、梅エキスを製造し、次いで梅エキスを製品として取り出し、副生物である抽出残渣物(固形分)を回収すればよい。
前記梅エキスは、例えば、収穫直後の天然梅30kgと紅塩(ヒマラヤ岩塩)4.5〜6.0kgを交互にしきつめ、梅エキスがあがった時点で重石を30kgから15kgにかえて、室温下、3ヵ月間、漬け込んで製造すればよい。
本発明において、前記梅エキスを紫蘇の存在下で製造したときに副生する抽出残渣物(固形分)を利用してもよい。この場合、前記したように紫蘇に含有される健康増進に有効な成分を利用することができる。
前記した紫蘇の存在下で梅エキスを製造するには、例えば、前記と同様にして3カ月梅を漬け込んだ後、梅を取り出して天日干し、天日干した梅30kgと紫蘇3kg(アク抜きする前のもの)と紅塩1kgを交互に敷き詰め(5〜6段)、タルに梅エキスが満たされるまで注ぎ込み、次いで、15kgの重石をのせて、室温下、3カ月間、漬け込めばよい。
(2).梅微粉体の製造法について:
前記のようにして梅エキスを製造し製品として取り出したあと、固形分である梅肉、核、梅仁、を完全に乾燥するまで乾燥、例えば、天日乾燥する。なお、天日乾燥を行う場合、ビニルハウス内で約1カ月、乾燥すればよい。その際、梅種、梅仁の中まで完全に乾燥するために、粉砕機などで粉砕して乾燥するのがよい。
次いで、服用(摂取)しやすいように、例えば、100〜150メッシュの微粉体の粉砕加工し、最終製品の梅微紛体とする。
本発明において、梅微粉体は、他の任意の添加剤や顆粒助剤などを使用してもよいものである。他の添加成分としては、健康増進剤、強壮剤などとして使用されているチベット産の紅景天族植物(Rhodiola)の微紛体あるいはそれの濃縮エキス粉体などがある。
本発明の梅微粉体は、製造後の一定期間は酸化還元電位(ORP)として高いマイナス値、即ち、高い還元性を有するが、その後は酸化還元電位(ORP)が減衰する傾向にある。
本発明の梅微粉体は、酸化還元電位(ORP)の値が減衰しても有効であるが、還元性を有するうちに服用することが好ましい。そのために、酸化還元電位(ORP)の値が高いマイナス値を保つように梅微粉体の保管などに配慮すべきである。
本発明の梅微粉体は、還元力があるため抗酸化作用に優れており、生体内での酸化反応の防止・抑制(活性酸素の吸収)、老化防止に有効であり、かつ、体質を弱アルカリに改善してくれるため細菌などに対する抵抗力を増進し(免疫力の向上)、病気に対する自然治癒力を向上させる。
また、本発明の梅微粉体は、血液の浄化能力に優れており、例えば、1日、15粒〜20粒(1粒1.3〜1.5g)、即ち、1日、約25g、経口摂取すると、唾液にとり溶け、血液がサラサラの状態になる。なお、血液が腎臓でろ過される1日当たりの量は1,400リットルといわれ、血液をサラサラにする効果は腎臓の強化に役立つことになる。これに関連して、前記した紅景天族植物を併用すると腎臓の強化効果がさらに向上する。
さらに、本発明の梅微粉体は、中性脂肪やコレステロールを低下させる上で有効であり、高血圧、動脈硬化、心臓疾患の治療に有効である。
また、本発明の梅微粉体は、梅仁に多く含まれているアミグダリン(青酸配糖体)(別名ビタミン17)を含有しており、これがガン細胞の抑制に有効であり、また腎臓の働きを助け、血液の浄化、血液循環を助けるため、これらの効果を享受することができる。
その他、本発明の梅微粉体は、食中毒、糖尿病などの治療に有効である。
本発明の梅微粉体の摂取量(服用量)は、使用者の病弱体質,健康状態などを勘案して、所望に決定すればよい。例えば、1日当たり15粒〜20粒(1粒1.3g〜1.5g)、約25gを摂取(服用)するようにし、これを所望期間、続ければよい。
以下、本発明を実施態様により更に詳しく説明する。
(1).梅微粉体の調製法:
プラスチック製のタル(上直径50cm、下直径40cm)を用い、収穫直後の天然梅30kgと紅塩4.5〜6kgを交互に敷き詰め、梅エキスがあがった時点で重石を30kgから15kgのかえて、室温下、3カ月間、漬け込み梅エキスを製造した。
次いで、前記梅エキスをタルから取り出すとともに梅を取り出し、梅を十分に天日干しした。
次いで、天日干しした梅1kgに対して、紫蘇100g、紅塩30〜49gをタルの中に交互に敷き詰め、これに前記梅エキスをタルいっぱいに満たし、重石をして、約3カ月間、漬け込んだ。
次に、鮮やかに染まった梅を取り出し、完全に乾燥するまで天日干しする(約1カ月間)。なお、梅種、梅仁を完全に乾燥させるために、粉砕機により粗粉砕した。
このようにして完全に乾燥したものを、所望粒度(例えば、100〜150メッシュ)に微粉砕し、最終製品とした。
(2).前記のようにして製造した梅微粉体のORP値は、−217mVであり、この成分組成は、100g当たり、次の通りである。
クエン酸0.8g、リンゴ酸0.7g、ピクリン酸0.41g、アミグダリン0.011g、βカロチン0.08mg;ミネラル成分としてカルシュウム3.13mg、カリウム57mg、マグネシュウム0.51mg、鉄4.28mg、銅0.012mg、リン1.11mg、亜鉛175μg、マンガン108μg、塩素イオン987mg、フッ素0.177mg、である。
(3).作用効果:
前記のようにして製造した梅微粉体を摂取、服用したときの効果は次の通りである。
1).血液の浄化効果
被験者11人(男性7人、女性4人)に対し、梅微紛体を1カ月間、1日20g、食してもらった。
食前の被験者の血液の流れ状況は、2人の平均コレステロール値138mg/dl、中性脂肪(TG)71mg/dlの良、9人の平均コレステロール値284mg/dl、中性脂肪(TG)176mg/dl、血色素量20g/dlの悪であった。
1カ月間の継続後、20分前に食してもらったら被験者の血液の流れ状況を調べた結果、全員の平均値が、コレステロール値135mg/dl、中性脂肪(TG)118mg/dl、血色素量15g/dl、となり全員の血液がサラサラの良となった。
2).便秘の解消効果
便秘であるとする被験者13人(男性2人、女性11人)に対し、梅微紛体を1日35g、1カ月間、食してもらった。
その結果、便秘が解消した人11人(85%)、解消しなかった人2人(15%)であった。
3).糖尿病の治療効果
糖尿病予備軍であると診断され、かつ、特段の治療薬を服用していない被験者6人(男性5人、女性1人)に対し、梅微紛体を1日35g、1カ月間、食前に服用してもらった。
服用前の被験者6人のうち、5人の平均血糖値は160mg/dl、1人の血糖値は177mg/dl、6人の中性脂肪(TG)の平均値は151mg/dlであった。
服用後の前記5人の平均血糖値は110mg/dl、1人の血糖値は151mg/dl、6人の中性脂肪(TG)の平均値は71mg/dlであった。
前記したように、全員、平均血糖値が改善され、中性脂肪(TG)も正常値にもどっている。また、全員、通じが良くなったと報告している。
4).抗酒効果
酒好きな男性10人に対し、梅微紛体の摂取量を1日40gに設定し、このうち、夜の飲酒時に15〜20gを1カ月間、服用してもらった。
その結果、全員、二日酔いがなくなったと報告している。また、全員、胃腸が良くなり、胃がすっきりし、胸やけがなくなったと報告している。さらに、下痢ぎみの人、便秘の人もこれら症状が完治したと報告している。


Claims (3)

  1. 収穫後、6時間以内の天然梅及び/又は栽培梅を酸化還元電位が−200mV〜−500mVの天然産の紅塩(ヒマラヤ岩塩)を用いて所定期間漬け込んだ後、抽出エキスを除去して得た抽出残渣物(梅の果肉、果皮、核、仁)であって、前記抽出残渣物を乾燥後、微粉砕加工して得た梅微粉体から成ることを特徴とする健康食品用梅微粉体。
  2. 天然梅及び/又は栽培梅が、紫蘇とともに漬け込まれるものである請求項1に記載の健康食品用梅微粉体。
  3. 天然梅及び/又は栽培梅の重量に対して酸化還元電位が−200mV〜−500mVの天然産の紅塩(ヒマラヤ岩塩)の使用割合が、15〜20%である請求項1に記載の健康食品用梅微粉体。
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