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JP4574882B2 - 引き出し装置 - Google Patents
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JP4574882B2 - 引き出し装置 - Google Patents

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JP4574882B2 JP2001086112A JP2001086112A JP4574882B2 JP 4574882 B2 JP4574882 B2 JP 4574882B2 JP 2001086112 A JP2001086112 A JP 2001086112A JP 2001086112 A JP2001086112 A JP 2001086112A JP 4574882 B2 JP4574882 B2 JP 4574882B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、机、キャビネット、ワゴン等に設けられる引き出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、机、キャビネット、ワゴン等に設けられる引き出しには、この引き出しを鎖錠するシリンダ錠を設けたり、筆記用具等を収容するペントレーを設けたりすることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
引き出しにシリンダ錠を設けるには、その前端部内側にシリンダ錠を収容するためのスペースを、引き出しの全幅に亘って確保し、シリンダ錠を取付部材によりこのスペースの中央に取り付け、裏面カバーによりシリンダ錠の後側を覆っている。また、ペントレーは、別個に製作されたものを、このスペースの後側に着脱可能に取り付けるのが常である。
このような構成は、部品点数が多く、製作の手間もかかり、製品のコスト高を招いている。
【0004】
本発明は、上述の問題点に鑑み、シリンダー錠の収容、取り付け、その裏面側の覆い、さらにはペントレーの形成を一体的に行なえるようにすることにより、構造の簡素化、組付作業工数及び製造コストの低減を図ることができるようにした引き出し装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)前面が開口する筐体内に前方に引き出し可能として装着され、かつ上面が開口する箱状の引き出しにおける前面板の後面中位部に、後端に起立片を有する後方を向く支持片を突設し、前面板の後面を覆う裏面カバーにおけるほぼ垂直の基片の上端に前向きの水平片を連設し、該水平片の前端に連設した下向き段部を、前記前面板の上端に連設した後方への折り返し片の下方に潜入させて、前記基片を前記起立片の後面にねじ止めし、かつ基片の後方に、該基片を前壁とするほぼ上向きコ字状のペントレー部を一体的に形成する。
【0006】
(2)上記(1)項において、前面板と支持片と裏面カバーにおける基片及び水平片とにより囲まれた空間内にシリンダ錠を配設し、該シリンダ錠の前面を、前記前面板に穿設した錠孔より前方に露呈させるとともに、前記シリンダ錠より上下方向に移動するようにした係止杆を、裏面カバーにおける水平片に穿設した挿通孔より上方に出没しうるように設ける。
【0007】
(3)上記(1)または(2)項において、裏面カバーの基片の下端から後方に延びる部分を、引き出しの本体部分の底面に当接させる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態である引き出し(1)を備えた把手付きワゴン(通称モバイルカート)(A)の斜視図であり、図2は、引き出し(1)を抜き出して示す斜視図である。
【0009】
引き出し(1)は、ワゴン(A)における左右の側板(2)と、その中位部と下端部とに架設された天板(3)及び底板(4)と、後面板(5)とにより形成された前面が開口する筐体(6)内に、前方に引き出し可能として装着されている。
この上面が開口する箱状の引き出し(1)は、左右の側板(2)の内側面に設けた前後方向を向く固定レール及びローラ(図示略)に前後方向に摺動可能に支持された可動レール(7)を左右両側に有し、かつ前面に、シリンダ錠(8)付きの前面板(9)を有している。
【0010】
図3に示すように、引き出し(1)は、上述の前面板(9)の後面下部より後方に水平に延出する底板(10)と、その両側縁より起立し、外側面に可動レール(7)が固着された側板(11)(11)と、底板(10)の後端より起立する後面板(12)とを備えている。
【0011】
前面板(9)の後面には、後端に起立片(13a)を有する後方を向く支持片(13)の前端より垂下する取付片(13b)が、点溶接等により固着されている。
【0012】
また、前面板(9)の後面には、前面(9)の後面を覆う裏面カバー(04)におけるほぼ垂直の基片(14a)が、その上端に連設した前向きの水平片(14b)の前端に形成した下向き段部(14c)を、前面板の上端に連設した後方への折り返し片(9a)の下方に潜入させて、起立片(13a)の後面に、左右1対の止めねじ(15)をもってねじ止めされている。
【0013】
基片(14a)の後方には、基片(14a)を前壁とするほぼ上向きコ字状のペントレー部(16)が一体的に形成されている。すなわち、基片(14a)と、その下端より後方に延出する底片(14d)とその後端より起立する後片(14e)とにより、ペントレー(16)が形成され、基片(14a)が起立片(13a)にねじ止めされたとき、底片(14d)が底板(4)の上面に当接するようになっている。
【0014】
前面板(9)と支持片(13)と裏面カバー(14)における基片(14a)及び水平片(14b)とにより囲まれた方形の空間内の左右方向のほぼ中央には、シリンダ錠(8)が配設されている。このシリンダ錠(8)の前端部は、前面板(9)に穿設した錠孔(17)より前方に露呈するように嵌合され、また、シリンダ錠(8)にキー(図示略)を挿入して回動することにより上下方向に移動させられるようにしたシリンダ錠(8)の係止杆(18)は、裏面カバー(14)における水平片(14b)に穿設した挿通孔(19)を通って上方に出没し(図3の実線及び想像線参照)、筐体(6)における天板(3)の下面に設けられた係合孔(図示略)に係合することにより、引き出し(1)をロックしうるようになっている。
【0015】
シリンダ錠(8)は、その前後及び上下が上述のように完全に囲まれているので、その左右方向の移動を阻止する手段、例えば支持片(13)に左右1対の切り起し片(図示略)を設ける等により、ねじ止め等の煩雑な固定手段を用いることなく、引き出し(1)内に簡単に装着することができる。
【0016】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、引き出しの前面板の裏側を覆う裏面カバーとペントレーとが一体化され、しかもそれらを簡単に引き出しに組み付けることができるので、構造の簡素化、作業工数及び製造コストの低減を図ることができる。
る。
【0017】
請求項2記載の発明によれば、シリンダ錠を前面板と裏面カバーとにより形成されるスペース内に収容し、裏面カバー自体に穿設した挿通孔からシリンダ錠の係止杆を出没させる構成により、合理的かつ低コストの施錠機構を構成させることができる。
【0018】
請求項3記載の発明によれば、ペントレー部を安定して支持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備える把手付きワゴンの斜視図である。
【図2】引き出しのみの斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大縦断側面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
(A)把手付きワゴン
(1)引き出し
(2)側板
(3)天板
(4)底板
(5)後面板
(6)筐体
(7)可動レール
(8)シリンダ錠
(9)前面板
(9a)折り返し片
(10)底板
(11)側板
(12)後面板
(13)支持片
(13a)起立片
(13b)取付片
(14)裏面カバー
(14a)基片
(14b)水平片
(14c)下向き段部
(14d)底片
(14e)後片
(15)止めねじ
(16)ペントレー部
(17)錠孔
(18)係止杆
(19)挿通孔

Claims (3)

  1. 前面が開口する筐体内に前方に引き出し可能として装着され、かつ上面が開口する箱状の引き出しにおける前面板の後面中位部に、後端に起立片を有する後方を向く支持片を突設し、前面板の後面を覆う裏面カバーにおけるほぼ垂直の基片の上端に前向きの水平片を連設し、該水平片の前端に連設した下向き段部を、前記前面板の上端に連設した後方への折り返し片の下方に潜入させて、前記基片を前記起立片の後面にねじ止めし、かつ基片の後方に、該基片を前壁とするほぼ上向きコ字状のペントレー部を一体的に形成したことを特徴とする引き出し装置。
  2. 前面板と支持片と裏面カバーにおける基片及び水平片とにより囲まれた空間内にシリンダ錠を配設し、該シリンダ錠の前面を、前記前面板に穿設した錠孔より前方に露呈させるとともに、前記シリンダ錠より上下方向に移動するようにした係止杆を、裏面カバーにおける水平片に穿設した挿通孔より上方に出没しうるように設けた請求項1記載の引き出し装置。
  3. 裏面カバーの基片の下端から後方に延びる部分を、引き出しの底板の上面に当接させた請求項1または2記載の引き出し装置。
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