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JP4575433B2 - センサエレメント - Google Patents
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JP4575433B2 - センサエレメント - Google Patents

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Description

本発明は独立請求項の上位概念に記載のセンサエレメントから出発する。
この形式のセンサエレメントは例えばDE10013882A1から公知である。プレーナ形のセンサエレメントはシルクスクリーン印刷において膜形状に形成されておりかつ相対向する側に2つのリング形状の電極が配置されている測定室を含んでいる。2つの電極はそれぞれ電気化学式電池の部分であり、これにそれぞれ、1つの別の電極並びにそれぞれ、電極間に配置されている固体電解質が属している。測定室に配置されている2つの電極はリング形状の拡散バリヤおよびガス供給孔を介してセンサエレメントの外部に存在している測定ガスに接続されている。2つの電気化学式電池の一方はネルンスト電池として作動される。ここでは測定ガス室における電極と参照ガスにさらされている別の電極との間に電圧(ネルンスト電圧)が生じ、この電圧は測定ガス室における電極および参照ガスにさらされている電極における酸素分圧比に対する尺度である。2つの電気化学式電池の他方はポンプ電池として用いられ、これにより電圧の印加により測定室中または測定ガス室からの酸素がポンピングされて、測定ガス室においてλ=1の酸素分圧が生じるようになされる。
電極はセンサエレメントの測定側の端部において、すなわちセンサエレメントの測定領域に配置されており、かつリードを用いてコンタクト面に接続されており、コンタクト面を介してセンサエレメントはセンサエレメントの外部に配置されている評価回路と接続されている。コンタクト面はセンサエレメントの接続端子側の端部、すなわちコンタクト形成領域においてセンサエレメントの外表面に被着されている。測定領域とコンタクト形成領域との間にリード領域が設けられており、ここにおいて電極までのリードが配置されている。電極、リードおよびコンタクト面は一緒に導体路を形成している。
センサエレメントの測定領域における電気化学式電池は加熱エレメントにより、電解質が酸素イオンに対して十分良好な導電性を有する温度に加熱される。
この形式のセンサエレメントでは、導体路、殊に電極リードを介してセンサエレメントの測定領域から熱が導出されることが不都合である。測定領域からの熱流の結果として一方において加熱エレメントは高い電力で作動されてセンサエレメントの測定領域が必要な温度に加熱されるようにしなければならない。他方においてセンサエレメントはリード領域においてもコンタクト形成領域においても加熱されるので、リード領域およびコンタクト形成領域における固体電解質の酸素イオン伝導率が上昇し、これにより測定信号が損なわれる可能性がある。測定領域からの熱流により更に、電極面において温度勾配が形成され、これにより電極の機能、ひいては最後にはセンサエレメントの測定機能が妨害を受ける。
更に、導体路に開いた孔を多数設けることが公知であり、その場合電極にいわゆる3相境界が形成され、ここでガスおよび固体電解質間の酸素移動が可能である。導体路は測定ガス室に配置されている電極を有し、かつ導体路のリードは参照ガスに接続されているので、高い酸素成分を含んでいる参照ガスが導体路の相互に接続されている孔(開いた多孔性)を介して測定室に達する可能性がある。こうして電極の領域における酸素分圧は変化するので、測定信号は歪みを受ける。
発明の利点
これに対して独立請求項の特徴部分に記載の構成を有する本発明のセンサエレメントは、導体路に沿った測定領域の熱伝導が回避され、かつ電極がその面にわたってほぼ一定である温度を有しているという利点を有している。
このために導体路は、測定領域からリード領域へ導体路の長手方向に沿って熱伝導が低減されるように実現されている少なくとも1つの狭幅部を有している。狭幅部は測定領域とリード領域との間の移行領域に設けられている。狭幅部はくびれとしておよび/または1つの切り欠きまたは複数の切り欠きを用いて実現することができる。
狭幅部の領域において導体路は該狭幅部に隣接している、導体路の領域におけるよりも小さな横断面を有している。狭幅部に隣接している領域とは、狭幅部に測定領域の方向において続いている領域、並びに狭幅部にリード領域の方向において続いている領域の謂いである。すなわち導体路の長手方向延在部に沿って横断面をプロットしてみると、結果として生じる機能は狭幅部の領域において最小値を有することになる。横断面とは、測定領域の加熱により導体路に形成される熱勾配に対して垂直である平面にある導体路面の謂いである。熱勾配は通例、導体路の長手方向延在部に対して平行に配向されている。
従属請求項に記載の手段によって、独立請求項に記載のセンサエレメントの有利な発展形態が可能である。
有利には狭幅部の領域における導体路の横断面は最大で、導体路の、狭幅部に隣接する領域における導体路の横断面の70パーセント、殊に50パーセントである。これにより、測定領域からリード領域へ熱を流すことができる面は低減される。
本発明の有利な実施形態において狭幅部は少なくとも1つのスリット形状に形成されている切り欠きによって実現されており、切り欠きは比較的長いおよび比較的短い側を有しており、ここで切り欠きの比較的長い側は導体路の長手方向の延在部に対してほぼ垂直に配置されている。
本発明の択一的な実施形態において、導体路の狭幅部の領域において複数の切り欠きが設けられており、これら切り欠きにより導体路に網目形式のストラクチャが形成される。特別有利には切り欠きは導体路の長手軸線に関して相互にずれて配置されている。
別の択一的な実施形態において狭幅部は導体路のくびれ部として実現されており、その結果くびれ部の領域における導体路の幅はくびれ部に接している領域における導体路の幅より小さい。特別有利にはくびれの領域の導体路の幅は最大でも、導体路の、くびれに接している領域における導体路の幅の70パーセント、殊に50パーセントである。
上述した実施形態により測定領域からリード領域への熱伝導は効果的に低減される。
特別有利には導体路は付加的に、例えば高オーミックに閉じられている、参照電極のような電極をシールドするために用いられる。このために導体路は、それが障害電流を受け取りおよび/または例えば加熱体から発する可能性がある電気的な入力結合をシールドするように配置されている。効果的なシールドのために幅広な導体路が必要である。しかし導体路の拡幅によりその横断面も拡大される。大きな横断面は結果的に不都合にも高い熱伝導を有することになる。それ故に本発明によれば幅広の導体路を比較的僅かな横断面で実現するために切り欠きが設けられている。導体路の幅bはセンサエレメントの長手方向延在部に対して垂直でありかつセンサエレメントの主要面に対して平行である方向における導体路の拡がりの謂いである。幅bは上に述べた方向における導体路の境界の距離を表し、従って外側の輪郭が同じ場合には切り欠きがあってもなくても導体路に対して同じである。これに対して横断面Aは切り欠きの形成によって低減される。切り欠きはシールドのQに対して僅かな影響しか有していないので、(幅bが同じである場合)切り欠きを有する導体路のシールドは切り欠きのない導体路に匹敵する。しかし切り欠きの形成により横断面Aは著しく低減されているので、切り欠きを有する導体路における熱伝導は切り欠きのない導体路における熱伝導よりも著しく僅かである。有利には切り欠きの領域において比A/b≦0.1mm、有利にはA/b≦0.02mmが充足されており、これにより僅かな熱伝導において申し分のないシールドを実現することができる。
同様に有利には比b/c≦0、殊に有利にはb/c≦0.5が充足されており、ここでもbは導体路の(全体の)幅を示し、一方cは単数もしくは複数の切り欠きによって中断されている、導体路の個々の部分の幅の合計を表している。有利には導体路の高さ、すなわちセンサエレメントの主要面に対して垂直である方向における導体路の拡がりは4〜20μmの領域、有利には5〜10μmの領域にある。
狭幅部を有する本発明の導体路において更に、ガス拡散が導体路に沿って低減されることが有利である。開いた多孔性を有する導体路によって参照ガスは測定ガス室に侵入することができ、このために測定信号が歪みを受けることになる。狭幅部により導体路横断面は低減され、これにより導体路を通るガスの流れは制限される。特別有利には導体路は、単位面積当たりのガス拡散が著しく低減されているかまたは完全に中断されている領域を有している。このことは例えばこの領域において閉じられた多孔性または孔のないストラクチャを設けることによって行われる。この措置により、高い酸素成分を有するガスがセンサエレメントの接続側の端部部分から導体路を介して測定ガス室に達することを効果的に妨げることができる。通例導体路は金属成分、例えば白金、およびセラミック成分、例えばイットリウム酸化物によって安定化されている酸化ジルコニウムを含んでいる。セラミック成分の低減により孔成分は縮小されるもしくは閉じた多孔性を有する領域が用意される。ガス拡散が著しく制限されているまたは完全に阻止されている導体路領域は有利には直接測定ガス室に隣接しておりかつ導体路の全長に対して短く選択されている。
個々まで述べた手段とは独立して実現することもできる本発明の択一的な実施形態において、測定領域に完全にある電極は第1および第2の電極部分を有しており、その際第1の電極部分は測定領域とリード領域との間の移行領域において電極リードと電気的にコンタクト形成されており、かつ第2の電極部分および第1の電極部分はリード領域とは反対側でしか相互に電気的に接続されていない。この形式の配置において第2の電極部分から導体路のリードへの熱の流れは第1の電極部分を介してしか行われることができない。これにより殊に第2の電極部分からリードへの熱の流れは低減され、しかも(例えば電極の面の低減により)電極の測定機能が劣化されることはない。
本発明の別の利点は以下の説明から明らかである。
図面
本発明の実施例は図面に図示されておりかつ以下の説明において詳細に説明される。図1は本発明のセンサエレメントを縦断面にて示し、図2はセンサエレメントの長手軸線に対して平行である軸線に沿った加熱電力および温度分布を示し、図3は図1のラインIII−IIIに沿って切断して見た本発明のセンサエレメントを示し、図4は本発明のセンサエレメントの導体路の実施例を平面にて示し、図5は図4のラインV−Vに沿って切断して見た導体路を示し、図6ないし図11は本発明のセンサエレメントの導体路の種々の実施例を平面にて示している。
説明
図1および図3は本発明の実施例として第1の固体電解質層21,第2の固体電解質層22および第3の固体電解質層23を有するセンサエレメント10が示されている。第1および第2の固体電解質層21,22の間に中空シリンダ形状の測定ガス室41が設けられている。その真ん中に中空シリンダ形状の拡散バリヤ42が配置されている。第1の固体電解質層21にガス供給孔43が導入されている。これを通してセンサエレメント10の外部に存在している測定ガスが拡散バリヤ42を介して測定ガス室41に達することができる。測定ガス室41はシールフレーム47によって取り囲まれており、これにより測定ガス室41は側方が気密にシールされている。
センサエレメント10は加熱される測定領域11とリード12とを有している。測定領域11とリード領域12との間の領域は移行領域13と称される。加熱エレメント51による測定領域111の加熱は後で詳細に説明する(図2参照)。
第1の固体電解質層21の、センサエレメント10の外表面を形成する側において第1の導体路31が配置されている。この導体路は第1の電極31aおよび該第1の電極31aに対する第1のリード31bを有している。第1の導体路31は多孔性の保護層46によってカバーされている。第1のリード31bと第1の電解質層46との間に更に絶縁性のアイソレーション層45が設けられている。
第1および第2の固体電解質層21,22の間に第2の導体路32が被着されている。この導体路は測定ガス室41に配置されている第2の電極32aおよび第2のリード32bを有している。第2の電極32aは第1の電極31aに対向して第1の固体電解質層21に被着されている。第2の固体電解質層22の、第1の固体電解質層21の方を向いている側において第3の導体路33が配置されている。これは第3の電極33aおよび第3のリード33bを有している。第3の電極33aは測定ガス室41において第2の電極32aに対向して配置されている。第2の電極32aはスルーホール39を通って第3のリード33bに電気的に接続されている。スルーホール39は図1に図示の横断面の隣側方にも配置されていてよく、その場合には以下に詳細に説明する第4の電極34aを測定ガス室41および第2および第3の電極32a,33aのずっと近傍に配置することができる。第1、第2および第3の電極31a,32a,33aはそれぞれリング形状に形成されている。リング形状の電極31a,32a,33aの真ん中に拡散バリヤ42およびガス供給孔43がある。
第2の電極32aに隣接して第1の固体電解質層21に、第4の電極34aおよび第4のリード34bを有する第4の導体路34が配置されている。第4の電極34aは参照ガスにさらされている。参照ガスは例えば多孔性の第4の導体路34および/またはリード領域12において第3の導体路33と第4の導体路34との間に設けられている多孔性のアイソレーション層44に存在していることができる。
リード31b,33b,34bにより電極31a,32a,33a,34aはそれぞれコンタクト面(図示なし)に電気的に接続されている。コンタクト面はセンサエレメント10の、測定領域11とは反対の方の側に設けられている。コンタクト面はそれぞれコンタクト形成エレメントに接続されており、これらコンタクト形成エレメントを介して測定信号を外部の電子装置にガイドすることができる(同様に図示されていない)。第2の電極32aのリード32bはスルーホール39を介して第3のリード33bに電気的に接続されているので、第2および第3の電極32a,33aは領域毎に1つの共通のリード33bを有している。
第2の固体電解質層22と第3の固体電解質層23との間に加熱エレメント51が配置されている。加熱エレメントは加熱体51aと加熱リード51bを有している。加熱エレメント51は加熱体アイソレーション52に埋め込まれている。これによって加熱エレメント51は周囲の固体電解質層22,23から電気的に絶縁されている。加熱エレメント51および加熱体アイソレーション52は側方が加熱体シールフレーム53によって取り囲まれている。
図2には曲線201によって加熱エレメント51の層平面に送出される加熱エネルギーが、並びに曲線202によってセンサエレメント10の加熱に基づいて第1および第2の固体電解質層21,22の間の層平面に形成される温度経過が図示されている。その際図2の横軸には図1のセンサエレメント10の長手方向の延在箇所に沿った場所が示されており、ここで横軸の零点はセンサエレメント10の測定ガス側の端部にある。加熱体51aはその全体の面にわたってほぼ一定の加熱エネルギーを発生し、一方加熱エレメント51は加熱体リード51bの領域においては殆ど熱を発しない。加熱体51aにより第2および第3の電極32a,33a(第1の電極31aと同様に)並びに拡散バリヤ42および測定領域11における固体電解質層21,22はほぼ一定の温度に加熱される。センサエレメント11の温度は測定領域11とリード領域12との間の移行領域13において著しく低下する。つまり移行領域13は、加熱されたセンサエレメント10において高い温度勾配を生じる領域によって形成される。
図4には本発明の第1の実施形態として電極101aおよびリード101bを有している導体路101が示されており、その際電極101aはセンサエレメント10の測定領域11に配置されておりかつリード101bはリード領域12に配置されている。リード101bは電極101aの方の側、すなわち移行領域13において拡幅されて実現されておりかつこの領域13において切り欠き61を有する狭くなった部分60を有している。切り欠きは網目構造を形成している。切り欠き61は導体路101の長手軸線に関して、ひいてはセンサエレメント10の長手軸線に関して相互にずらされて配置されている。切り欠き61を通って、加熱体51aによって加熱される電極101aからリード101bへ、すなわちセンサエレメント10の測定領域11からリード領域12への熱流が低減される。
切り欠き61により導体路101は図4のラインV−Vを通る面において相互に別個の導体路部分105に分割される。2つの隣接する切り欠き61の距離は約200μmである。一般に2つの切り欠き61の距離に対して100μmないし400μmの領域が適していることが分かっている。図5には図4のラインV−Vに沿った狭幅部60の領域における導体路101の断面が示されている。この切断ラインに沿った導体路101の全体の幅はbによって示されておりかつ例えば約3.0mmである。この切断ラインに沿って導体路101は5つの導体路部分105を有している。これらはそれぞれ幅cないしcを有している。個別部分の幅の合計c(すなわちc=c+c+c+c+c)は1.5ないし2.0mmにありかつ従って全体幅bの50〜66%にある。層厚hが例えば10μmの場合、図14bに図示の断面における部分は0.015〜0.02mmの全横断面Aを有し、ここでA=h(c+c+c+c+c)である。
図6には本発明の第2の実施例が示されているが、ここでは導体路101の狭幅部60はスリット形状に形成されている切り欠き62によって実現されている。スリット形状の切り欠き62は導体路101の断面においてセンサエレメント10の長手方向軸線に対して垂直に延在している。切り欠き62の幅は導体路101の全体の幅の60〜80%である。
図7には本発明の第3の実施例が示されており、ここでは導体路101において図6の第2の実施例の場合と類似して、狭幅部60としてスリット形状の切り欠き62が設けられている。第3の実施例は第2の実施例とは、電極101aに直接続いておりかつ電極101aと切り欠き62を含んでいるリード101bとの間に設けられている拡散を抑制する部分71によって相異している。拡散を抑制する部分71は4〜5容量パーセントの孔成分および閉じられた多孔性を有しており、電極101aおよびリード101bは20〜30容量パーセントの孔成分および開かれた多孔性を有している。拡散抑制部分71のセラミック成分は20容量パーセントであり、電極101aおよびリード101bのセラミック成分は30容量パーセントである。
図8は、導体路101がくびれ部63として実現されている狭幅部60を有している、本発明の第4の実施例が示されている。すなわちここでは図4ないし図7の実施例とは異なって、狭幅部は導体路101内に設けられている1つまたは複数の切り欠き61,62によって実現されているのではなく、導体路101の全幅の低減によって実現されている。くびれ部63の領域における導体路101の幅はくびれ部63に接している領域における導体路101の幅の約40パーセントである。
図9および図10には、図8の第4の実施例と同様にくびれ部63を有している、本発明の第5および第6の実施例が示されている。本発明の第5および第6の実施例は図4ないし図8の実施例とは、第1の部分81および第2の部分82を有している電極101aの構造によって相異している。電極101aの第1の部分81は移行領域13におけるリード101bに電気的に接続されている。第1の部分81はリード101bからガス供給孔43の領域を介してセンサエレメントの測定側の端部の方向に延在している。電極101aの第2の部分82はリング形状に実現されておりかつリード領域12とは反対の方の側において図9および図10では参照番号85によって示されている領域85における第1の部分81と電気的に接続されている。リード領域12の方の側において第2の部分82は切り欠き83を有し、ここに第1の部分81が配置されている。第1の部分81および第2の部分82はリード領域12の方の側において離間して配置されておりかつ電気的に接続されていない。
図9および図10の本発明の第5および第6の実施例は第1の部分81の形状が相異している。図9の第1の部分は直線の導体路として実現されており、この導体路はガス供給孔43に対する切り欠きを有しており、その際この切り欠きの直径はガス供給孔43の直径に相応している。図10の第6の実施例では第1の部分81はガス供給孔43を取り囲んでいる円形状の切り欠きを有しており、その際円形状の切り欠きの内径はガス供給孔の直径より大きい。
図4ないし図7の実施例において導体路101は移行領域13において比較的幅広の横断面を有しており、この断面は切り欠き61,62によって中断されている。移行領域13において幅広の導体路101は電気的な入力結合に対するシールドとして作用する。特別効果的には、切り欠き61,62の最大の寸法が切り欠き61,62を備えている導体路101の、電気的に混入する導体路(例えば加熱体51aのような)に対する最小距離より小さいとき、電気的な入力結合はシールドされる。
図4ないし図7の実施例は図1および図3に図示のセンサエレメント10における第3の導体路33に特別良好に適している。これに対して図8ないし図10の実施例は図1および図3に図示のセンサエレメント10における第1の導体路31に適している。しかし図4ないし図10に図示の、導体路101の実施例は説明してきた特別な利点とは無関係に低減された熱伝導に基づいてプレーナ形の排気ガスセンサにおける任意の導体路に対して使用される。
図11には本発明の第7の実施例として図1および図3のセンサエレメント11の第2の固体電解質層22並びに第3の電極33aおよび第3のリード33bにおける第3の導体路33が平面にて示されている。更に第4の電極34aおよび第4のリード34bを有する第4の導体路34が図平面に投影した形で破線にて示されている。第3の導体路33は移行領域13において、図4と類似しているが、それより薄い導体路部分によって実現されている、格子形状ストラクチャ91を持った狭幅部60を有している。格子形状ストラクチャ91は全面として実現されているストライプ92によって中断されている。ストライプは第4の導体路34の輪郭を投影したラインに沿って第3の導体路33の層平面に延在している。ストライプ92は少なくとも0.5mmの幅を有している。付加的に、第4の電極34aのコーナ95の領域におけるストライプ92がストライプ92に比して拡大された、例えば円形状の全面を実現し(図示されていない)、その際第4の電極34aのコーナ95の、第3の導体路33の層平面に対する投影は円形状の全面の中心点を形成している。全面のストライプ92によって、第4の導体路34と第3の導体路33との間でアイソレーション層44を通るフラッシュオーバは妨げられる。この形式のフラッシュオーバは主に、例えば第4の電極34の縁部、殊にコーナ95において形成される高い電界強度において発生する。ストライプ92により第4の電極34aの縁部に、比較的に低い電界強度が形成される全面が対向する。この措置によりアイソレーション層44を通るフラッシュオーバの確率は低減される。
本発明のセンサエレメントの縦断面 センサエレメントの長手軸線に対して平行である軸線に沿った加熱電力および温度分布を示す線図 図1のラインIII−IIIに沿って切断して見た本発明のセンサエレメントの横断面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 図4のラインV−Vに沿って切断して見た導体路の断面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図 本発明のセンサエレメントの導体路の実施例の平面図

Claims (30)

  1. 測定ガス中のガス成分を検出するためのセンサエレメント(10)であって、固体電解質層(21,22)に被着されている導体路(101)を備え、該導体路はセンサエレメント(10)の測定領域(11)に設けられている電極(101a)および該電極(101a)に導かれていて、センサエレメント(10)のリード領域(12)に配置されている電極リード(101b)を含んでおり、かつコンタクト領域に配置されたコンタクト面を含んでおり、ここで前記コンタクト領域は、前記リード領域(12)の、前記測定領域(11)とは反対側に設けられており、センサエレメント(10)の測定領域(11)を加熱するための加熱エレメント(51)が設けられているという形式のセンサエレメントにおいて、
    導体路(101)は測定領域(11)とリード領域(12)との間の移行領域(13)において狭幅部(60)を有しており、
    前記移行領域(13)は、加熱された前記センサエレメント(10)において高い温度勾配を生じる領域によって形成されている、
    ことを特徴とするセンサエレメント。
  2. 導体路(101)は狭幅部(60)の領域において該狭幅部(60)に隣接している、導体路(101)の領域におけるよりも小さな横断面を有している
    請求項1記載のセンサエレメント。
  3. 狭幅部(60)により、導体路(101)に沿って熱伝導は測定領域(11)からリード領域(12)へかけて低減されている
    請求項1または2記載のセンサエレメント。
  4. 狭幅部(60)の領域における導体路(101)の横断面は最大で、導体路(101)の、狭幅部(60)に隣接する領域における導体路(101)の横断面の70パーセントであり、ここで横断面は測定領域(11)の加熱の際に導体路(101)に形成される熱勾配に対して垂直である平面内にある
    請求項1から3までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  5. 狭幅部(60)の領域における導体路(101)の横断面は最大で、導体路(101)の、狭幅部(60)に隣接する領域における導体路(101)の横断面の50パーセントである
    請求項4項記載のセンサエレメント。
  6. 狭幅部(60)の領域において比A/b≦0.1mmが充足されており、ここでAはセンサエレメント(10)の長手方向軸線に対して垂直である平面における導体路(101)の横断面を表しており、かつbは導体路(101)の幅、すなわちセンサエレメント(10)の主要面に対して平行である方向におけるこの平面内の導体路(101)の拡がりを表している
    請求項1から5までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  7. 狭幅部(60)の領域において比A/b≦0.02mmが充足されている
    請求項6項記載のセンサエレメント。
  8. 導体路(101)の狭幅部(60)は少なくとも1つの切り欠き(61,62)を含んでいる
    請求項1から7までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  9. 切り欠き(62)はスリット形状でありかつ長い側および短い側を有しており、ここで切り欠き(62)の前記長い側は導体路(101)の長手方向の延在部に対してほぼ垂直に配置されておりおよび/または測定領域(11)の加熱に基づいて導体路(101)に形成される熱勾配に対してほぼ垂直に配置されている
    請求項8記載のセンサエレメント。
  10. 導体路(101)の部分は複数の切り欠き(62)を有しており、かつ導体路(101)は切り欠き(62)の領域において網目形式のストラクチャを有している
    請求項8記載のセンサエレメント。
  11. 切り欠き(61)は導体路(101)の長手方向軸線に関して相互にずれて配置されている
    請求項10記載のセンサエレメント。
  12. 狭幅部(60)の領域において比b/c≦0.8であり、ここでbは導体路(101)の幅、すなわち導体路(101)の長手方向延在部に対して垂直でありかつセンサエレメント(10)の主要面に対して平行である方向における導体路(101)の拡がりを表し、かつcは切り欠き(61,62)によって分離された個々の導体路部分(105)の幅の合計を表している
    請求項1から11までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  13. 狭幅部(60)はくびれ(63)として実現されており、ここでくびれ(63)の領域の導体路(101)の幅はくびれ(63)に隣接する領域の導体路(101)の幅より僅かである
    請求項1から12までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  14. くびれ(63)の領域の導体路(101)の幅は最大でも、導体路(101)の、くびれ(63)に接している領域における導体路(101)の幅の70パーセントである
    請求項13項記載のセンサエレメント。
  15. くびれ(63)の領域の導体路(101)の幅は最大でも、導体路(101)の、くびれ(63)に接している領域における導体路(101)の幅の50パーセントである
    請求項14記載のセンサエレメント。
  16. 導体路(101)は第1の固体電解質フィルム(21)と第2の固体電解質フィルム(22)との間の層平面に配置されている
    請求項1から15までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  17. 導体路(101)の高さ、すなわちセンサエレメント(10)の主要面に対して垂直である方向における導体路(101)の拡がりは4〜20μmの領域にある
    請求項1から16までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  18. 導体路(101)の高さ、すなわちセンサエレメント(10)の主要面に対して垂直である方向における導体路(101)の拡がりは5〜10μmの領域にある
    請求項17項記載のセンサエレメント。
  19. センサエレメント(10)は第1の電気化学式電池を有しており、該電池は第1の電極(31a)、第2の電極(32a)および第1および第2の電極(31a,32a)の間に配置されている固体電解質フィルム(21)を含んでおり、ここで第1の電極(31a)はセンサエレメント(10)の外表面に被着されており、かつ第2の電極(32a)はセンサエレメント(10)内に配置されている測定ガス室(41)に設けられており、該測定ガス室はガス供給孔(43)および拡散バリヤ(42)を介してセンサエレメント(10)の外部に存在している測定ガスに接続されており、かつ
    センサエレメント(10)は第2の電気化学式電池を有しており、該電池は第2の電極(32a)および/または第3の電極(33a)並びに第4の電極(34a)を含んでおり、ここで第2のおよび/または第3の電極(32a,33a)は固体電解質(21,22)によって電気的に接続されており、かつ第3の電極(33a)は測定ガス室(41)内に配置されており、第4の電極(34a)は参照ガスにさらされており、かつ狭幅部(60)を有している導体路(101)は第2および/または第3の電極(32a,33a)および第3のリード(33b)を有している
    請求項1から18までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  20. 狭幅部(60)を含んでいる導体路(101)の領域は第4の電極(34a)と加熱エレメント(51)との間に配置されているので、該第4の電極(34a)は狭幅部(60)を含んでいる導体路(101)の領域によって加熱エレメント(51)とは電気的にアイソレーションされているおよび/または電気的にシールドされている
    請求項19記載のセンサエレメント。
  21. 狭幅部(60)は少なくとも1つの切り欠き(61,62)として実現されている
    請求項20記載のセンサエレメント。
  22. 導体路は狭幅部(60)の領域においてストライプ(92)を有しており、該ストライプは第4の電極(34a)の輪郭の、第3の電極(33a)の層平面への投影に沿って延在している
    請求項19記載のセンサエレメント。
  23. ストライプ(92)の幅は少なくとも0.5mmである
    請求項22記載のセンサエレメント。
  24. 導体路(101)はガス拡散抑制部分(71)を含んでおり、該部分により導体路(101)の電極(101a)とリード(101b)との間のガス交換が妨げられるかまたは少なくとも緩慢化される
    請求項1から23までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  25. 拡散抑制部分(71)における孔の割合は、電極(101a)における孔の割合よりも低い
    請求項24記載のセンサエレメント。
  26. 拡散抑制部分(71)における孔の割合は1〜10容量パーセントの領域にあり、かつ電極(101a)における孔の割合は10〜50容量パーセントの領域にある
    請求項25記載のセンサエレメント。
  27. 拡散抑制部分(71)における孔の割合は3〜7容量パーセントにあり、かつ電極(101a)における孔の割合は20〜30容量パーセントの領域にある
    請求項26記載のセンサエレメント。
  28. 導体路(101)は金属成分およびセラミック成分を有しており、かつ導体路(101)の拡散抑制部分(71)のセラミック成分は導体路(101)の電極(101a)のセラミック成分より僅かであり、ここで拡散抑制部分(71)のセラミック成分は10〜40容量パーセントの領域にあり、かつ電極(101a)のセラミック成分は15〜50容量パーセントの領域にある
    請求項24から27までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
  29. 拡散抑制部分(71)のセラミック成分は15〜30容量パーセントの領域にあり、かつ電極(101a)のセラミック成分は20〜40容量パーセントにある
    請求項28項記載のセンサエレメント。
  30. 電極(101a)は開口気孔を有しかつ拡散抑制部分(71)は密閉気孔を有している
    請求項24から29までのいずれか1項記載のセンサエレメント。
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