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JP4576554B2 - 電子機器 - Google Patents
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JP4576554B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、時刻コードを含む電波を受信して自機が計時している現在時刻を修正する機能を備えた各種電子機器に関する。
今日においては、各国(例えば、ドイツ、イギリス、スイス、日本等)において、タイムコードを含む標準電波が送出されている。我が国(日本)では、2つの送信所(福島県及び佐賀県)より、所定のフォーマットのタイムコードで振幅変調した40kHz及び60kHzの標準電波が送出されている。このようなタイムコードを含む標準電波を受信して、これにより現在時刻データを修正する、いわゆる電波時計が実用化されている。電波時計は、所定時間毎に、内蔵しているアンテナを介して標準電波を受信し、増幅変調してタイムコードを解読することにより現在時刻を修正している。
一方、このような電波時計を内蔵したAC電源で動作する各種電子機器も提案されるに至っている。しかし、標準電波は微弱であることから、AC電源に起因するノイズによって、標準電波の受信に支障を来す場合がある。そこで、特許文献1記載の発明においては、標準電波受信時にはAC電源を遮断し、その間電池で駆動することにより、AC電源からのノイズに起因する標準電波の受信障害を未然に排除して、ノイズの影響を受けることなく標準電波の受信を可能にしている。
特開2003−227888号公報
しかしながら、電波時計を内蔵した電子機器が動作時の消費電力が大きい装置である場合、AC電源を遮断している間の動作を電池によってはバックアップできない場合が生ずる。よって、前述の従来技術を採用してノイズの影響を受けることなく標準電波の受信できるAC電源機器は、AC電源を遮断している間の動作を電池によってバックアップ容易な低消費電力機器に限られ、電池によってはバックアップ困難な高消費電力機器までも、ノイズの影響を受けることなく標準電波の受信を可能にし得るものではなかった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、低消費電力機器は無論のこと高消費電力機器であっても、交流電源に起因するノイズの影響を受けることなく標準電波を受信することのできる電子機器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明に係る電子機器にあっては、受信装置と本体装置とからなり、前記受信装置は、時刻コードを含む電波を受信して、時刻コードを得る受信手段と、この受信手段で得られた時刻コードを非接触で前記本体装置に送信するとともに、前記本体装置から送信される信号を非接触で受信する第1の非接触送受信手段と、非接触で充電され前記受信手段及び第1の非接触送受信手段に電源を供給する非接触被充電手段とを備え、前記本体装置は、現在時刻情報を計時する時計手段と、前記第1の非接触送受信手段から送信された時刻コードを非接触で受信するとともに、前記受信装置に前記受信手段の受信を開始及び停止させる指示信号を非接触で送信する第2の非接触送受信手段と、この第2の非接触送受信手段を介して前記指示信号を送信させる制御手段と、前記第2の非接触送受信手段で受信した時刻コードに基づいて前記時計手段の時刻情報を修正する修正手段と、所定の動作を行う電子装置と、前記非接触被充電手段に非接触で充電する非接触充電手段と、交流電源に接続され前記時計手段、第2の非接触送受信手段、修正手段電子装置及び非接触充電手段に電源を供給する電源回路と、前記非接触充電手段が充電動作中であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記非接触充電手段が充電動作中であると判断された場合、前記受信手段の受信を開始させる指示信号の送信を禁止する禁止手段とを備えてなる。
つまり、この電子機器においては、時刻コードを非接触により受信装置側から本体装置側に送信することから、時刻コードを含む電波を受信する受信装置と、現在時刻を計時するとともに時刻コードに基づき現在時刻を修正し、交流電源を得て電子装置を動作させる本体装置とを分離独立したものとすることができる。したがって、電子装置の動作中に時刻コードを含む時刻コードを含む電波を受信しても、交流電源に起因するノイズによって、時刻コードを含む電波の受信に支障を来したり、時刻コードに誤データが生じたりすることがない。また、受信装置が備える電池は、非接触で充電される非接触被充電手段であり、本体装置は、交流電源から電源を供給されて、非接触被充電手段に非接触で充電する非接触充電手段と、この非接触充電手段が充電動作中であるか否かを判断する判断手段をさらに備え、制御手段は、この判断手段により非接触充電手段が充電動作中であると判断された場合、受信手段の受信を開始させる指示信号の送信を回避する。したがって、非接触充電手段による非接触被充電手段に対する充電時に生ずるノイズによって、時刻コードを含む電波の受信に支障を来す事態の発生が未然に防止される。
また、請求項記載の発明に係る電子機器にあっては、前記受信装置と前記本体装置とは、一体的に設けられている。したがって、一体に設けられていることによる利便性を得つつ、交流電源に起因するノイズによって、時刻コードを含む電波の受信に支障を来すことがない。
また、請求項記載の発明に係る電子機器にあっては、前記受信装置の各手段を構成する回路は当該受信装置側において接地され、前記本体装置の各手段を構成する回路は当該本体装置側において接地されている。したがって、受信装置と本体装置とが一体に設けられていることによる利便性を得つつ、両装置をより確実に分離独立したものにすることができる。
本発明にかかる電子機器によれば、時刻コードを非接触により受信装置側から本体装置側に送信ることから、時刻コードを含む電波を受信する受信装置と、現在時刻を計時するとともに時刻コードに基づき現在時刻を修正し、交流電源を得て電子装置を動作させる本体装置とを分離独立したものとすることができる。したがって、電子装置の動作中に時刻コードを含む時刻コードを含む電波を受信しても、交流電源に起因するノイズによって、時刻コードを含む電波の受信に支障を来したり、時刻コードに誤データが生じたりすることがない。よって、受信装置が時刻コードを含む時刻コードを含む電波を受信する際に、交流電源を遮断する必要はなく、交流電源を遮断している間の電子装置の動作を電池によってバックアップする必要もない。その結果、本体装置が有する電子装置が電池によってはバックアップ不可能な高消費電力機器であっても、その機能を継続しつつ、交流電源によるノイズの影響を受けることなく時刻コードを含む時刻コードを含む電波して、時刻コードに基づく正確な時刻修正が可能となる。また、受信装置が備える電池は、非接触で充電される非接触被充電手段であり、本体装置は、交流電源から電源を供給されて、非接触被充電手段に非接触で充電する非接触充電手段と、この非接触充電手段が充電動作中であるか否かを判断する判断手段をさらに備え、制御手段は、この判断手段により非接触充電手段が充電動作中であると判断された場合、受信手段の受信を開始させる指示信号の送信を回避する。したがって、非接触充電手段による非接触被充電手段に対する充電時に生ずるノイズによって、時刻コードを含む電波の受信に支障を来す事態の発生が未然に防止される。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の回路構成を示すブロック図である。図に示すように、この電子機器は、受信装置1と本体装置2とを一体的に有してなる。受信装置1側には、アンテナ11、受信IC12、電圧検出器13、電池14、及び第1非接触送受信部15が設けられている。アンテナ11は、タイムコードを含む標準電波を受信する。受信IC12は、アンテナ11で受信された標準電波からタイムコードTCを取り出して第1非接触送受信部15に送出する。電圧検出器13は、電池14の電圧を常時検出し、電圧が所定レベル以上である間は電圧正常信号DSを第1非接触送受信部15に送出する。電池14は交換可能であって、受信装置1側各部に必要な電力を供給する。第1非接触送受信部15は、光又は磁気を用いて本体装置2側と無線通信する機能を有し、前記タイムコードTC及び電圧正常信号DSが入力されるともに、受信IC12に受信開始信号JKと、受信停止信号JTとを送出する。
一方、本体装置2側には、第2非接触送受信部21、デコーダ22、制御回路23、時計回路24、電子装置25、及び電源回路26が設けられている。第2非接触送受信部21は、受信装置1側の第1非接触送受信部15と所定の間隔をおいて対峙して配置され、光又は磁気を用いて受信装置1側の第1非接触送受信部15との間で無線通信を行う。デコーダ22は、第2非接触送受信部21が受信したタイムコードをデコードして時刻データを生成し、制御回路23に送出する。制御回路23は、主としてCPU及びその周辺回路と、後述するフローチャートに示すプログラムや電子装置25が機能するに必要なプログラム等が格納されているROM、CPUの作業用メモリであるRAM等から構成されるマイクロコンピュータであり、本体装置2側の各部を制御する。
時計回路24は、所定周波数のクロック信号に基づき現在時刻情報を生成して記憶・更新するとともに、この時刻情報を制御回路23に供給する。電子装置25は、当該電子装置の機能部を構成するものであり、例えばこの電子装置が印字装置であれば、印字機能部で構成される。電源回路26は、交流電源30に接続され、この交流電源30から供給される交流を直流に変換して、本体装置2側各部に供給する。
なお、電子装置25は、受信装置1側の電圧低下を報知するための報知部を有している。また、前述のように、受信装置1側の第1非接触送受信部15と本体装置2側の第2非接触送受信部21との間には間隔が設けられ、かつ図示のように、受信装置1側の回路は受信装置1において接地(GND)され、本体装置2側の回路は本体装置2側において接地(GND)されることにより、各装置1、2は相互に絶縁されている。
以上の構成に係る本実施の形態において、本体装置2の制御回路23は、前記プログラムに基づき図2のフローチャートに示す制御を実行する。すなわち、時計回路24が計数している現在時刻に基づき、時刻修正を行う所定時刻である午前3時となったか否かを判断する(ステップS101)。午前3時となっていない場合には、電圧正常信号DSの入力が有るか否か、つまり電圧検出器13で検出され第1非接触送受信部15から送信されて第2非接触送受信部21で受信される電圧正常信号DSが、第2非接触送受信部21から入力されているか否かを判断する(ステップS102)。
受信装置1の電池14の電圧が正常であって、電圧正常信号DCの入力が有る場合には、ステップS103の処理を行うことなく、電子装置制御処理(ステップS112)を実行する。そして、この電子装置制御処理で、電子装置25が所定の機能を発生するために必要な各種処理を行う。しかし、受信装置1の電池14の電圧が所定未満に低下しており、電圧検出器13から電圧正常信号DSが出力されず、よって第2非接触送受信部21からの電圧正常信号DSの入力が無い場合には、前記報知部を動作させて所定の報知音を発生させることにより、電圧低下報知を行う(ステップS103)。したがって、電圧低下報知によりユーザに電池14の交換を促すことができる。
他方、午前3時となった場合にも(ステップS101;YES)、前述同様に、電圧正常信号DSの入力が有るか否かを判断し(ステップS104)、入力が無い場合には、電圧低下報知を行う(ステップS103)。しかし、電圧正常信号DSの入力が有り、電池14の電圧の電圧が正常であるならば(ステップS104;YES)、第2非接触送受信部21を介して、受信装置1に対し受信開始信号JKを送信させる(ステップS105)。
すると、受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信開始信号JKを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信開始信号JKの入力に応答して動作を開始し、アンテナ11により受信された標準電波を取り込む。さらに、受信IC12は、取り込んだ標準電波からタイムコードTCを取り出して第1非接触送受信部15に送出し、第1非接触送受信部15は第2非接触送受信部21に対しタイムコードTCを無線送信する。第2非接触送受信部21は、この受信したタイムコードTCをデコーダ22に送出し、デコーダ22はタイムコードTCを時刻データにデコードして、制御回路23に送出する。
制御回路23は、デコーダ22から適正に時刻データが入力されてきたか否かにより、タイムコードの受信が完了したか否かを判断する(ステップS106)。タイムコードの受信が完了していない場合には、一定時間が経過したか否かを判断し(ステップS107)、一定時間が経過するか又はタイムコードの受信に成功するまで、ステップS106→S107→S106のループを繰り返す。そして、タイムコードの受信に成功することなく(ステップS106;NO)、一定時間が経過した場合(ステップS107;YES)には、つまり受信不能である場合には、第2非接触送受信部21を介して受信停止信号JTを送信する(ステップS108)。すると、受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信停止信号JTを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信停止信号JTの入力に応答して動作を停止する。したがって、受信不能である場合において、無用に受信ICが動作して電池14の電力が浪費されることはない。
また、ステップS106での判断の結果、タイムコードの受信が成功した場合にも、第2非接触送受信部21を介して受信停止信号JTを送信する(ステップS109)。すると、前述と同様に受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信停止信号JTを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信停止信号JTの入力に応答して、動作を停止する。したがって、タイムコードの受信が成功した後において、無用に受信ICが動作して電池14の電力が浪費されることもない。
次に制御回路23は、デコーダ22から入力された時刻データに基づき、受信装置1が受信して送信されたタイムコードがノイズの影響を受けた誤データではなく、正確なタイムコードであるか否かを判断する(ステップS110)。そして、誤データであって不正確なタイムコードである場合には、ステップS111の処理を行うことなく、前記ステップS112に進む。また、誤データではなく正確なタイムコードである場合には、デコーダ22から入力された時刻データに従って、時計回路24が計時して記憶している現在時刻を修正してこれを更新する(ステップS111)。しかる後に、前述した電子装置制御処理を実行する(ステップS112)。
つまり、この電子機器においては、タイムコードを含む電波を受信する受信装置1と交流電源を得て電子装置25を動作させる本体装置2とが、第1、第2両非接触送受信部15、21間の間隙で分離され、タイムコードを非接触により受信装置1側から本体装置2側に送信する。しかも、受信装置1側の回路は受信装置1において接地(GND)され、本体装置2側の回路は本体装置2側において接地(GND)されることにより、各装置1、2は相互に絶縁されている。したがって、電子装置25の動作中にタイムコードを含む標準電波を受信しても、交流電源30に起因するノイズによって、標準電波の受信に支障を来したり、タイムコードに誤データが生じたりすることはない。よって、受信装置1がタイムコードを含む標準電波を受信する際に、交流電源30を遮断する必要はなく、交流電源30を遮断している間の電子装置25の動作を電池によってバックアップする必要もない。その結果、電子装置25が電池によってはバックアップ不可能な高消費電力機器であってもその機能を継続しつつ、交流電源30によるノイズの影響を受けることなくタイムコードを含む標準電波して、タイムコードに基づく正確な時刻修正が可能となる。
(第2の実施の形態)
は、本発明の第2の実施の形態に係る電子機器の回路構成を示すブロック図である。このブロック図において、受信装置1側の電圧検出器13を除くアンテナ11から第1非接触送受信部15までの構成、及び本体装置2側の第2非接触送受信部21から電源回路26までの構成及び交流電源30は、図1に示した第1の実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明を省略する。
そして、この第2の実施の形態においては、受信装置1側に非接触被充電回路16が設けられ、本体装置2側に非接触充電回路27が設けられている点において、第1の実施の形態とは異なる。非接触被充電回路16と非接触充電回路27とは、所定の間隔をおいて対峙して配置され、非接触充電回路27は電磁誘導、光、光電素子により非接触被充電回路16に対し充電を行うものである。
したがって、本実施の形態においては、
(1)受信装置1側の第1非接触送受信部15と本体装置2側の第2非接触送受信部21との間には間隔が設けられ、
(2)受信装置1側の非接触被充電回路16と本体装置2側の非接触充電回路27との間には間隔が設けられ、
(3)受信装置1側の回路は受信装置1において接地(GND)され、かつ本体装置2側の回路は本体装置2側において接地(GND)されることにより、
各装置1、2は相互に絶縁されている。
なお、本実施の形態において電圧検出器13は、非接触被充電回路16の電圧を常時検出し、電圧が所定レベル以上である間は電圧正常信号DSを第1非接触送受信部15に送出する。
以上の構成に係る本実施の形態において、本体装置2の制御回路23は、前記プログラムに基づき図4のフローチャートに示す制御を実行する。すなわち、時計回路24が計数している現在時刻に基づき、時刻修正を行う所定時刻である午前3時となったか否かを判断する(ステップS201)。午前3時となっていない場合には、非接触充電回路27が非接触被充電回路16に対し充電中であるか否かを判断する(ステップS202)。充電中でないならば、電圧正常信号DSの入力が有るか否か、つまり電圧検出器13で検出され第1非接触送受信部15から送信されて第2非接触送受信部21で受信される電圧正常信号DSが、第2非接触送受信部21から入力されているか否かを判断する(ステップS203)。
このとき、受信装置1の非接触被充電回路16の電圧が正常であって、電圧正常信号DCの入力が有る場合には、ステップS204の処理を行うことなく、電子装置制御処理(ステップS216)を実行する。そして、この電子装置制御処理で、電子装置25が所定の機能を発生するために必要な各種処理を行う。しかし、受信装置1の非接触被充電回路16の電圧が所定未満に低下しており、電圧検出器13から電圧正常信号DSが出力されず、よって第2非接触送受信部21からの電圧正常信号DSの入力が無い場合には、充電開始信号DKを非接触充電回路27に出力する(ステップS204)。すると、非接触充電回路27はこれに応答して、非接触被充電回路16に対し充電を開始する。
また、ステップS202で充電中であると判断されると、前述と同様に電圧正常信号DSの入力が有るか否かを判断し(ステップS205)、無い場合にはステップS206の処理(充電停止信号出力)を行うことなく、ステップS16に進む。したがってこの間、非接触充電回路27による非接触被充電回路16に対する充電が継続される。そして、充電に伴って非接触被充電回路16の電圧が所定以上になると電圧検出器13から電圧正常信号DSが出力される。よって、ステップS205の判断はYESとなり、制御回路23は充電停止信号DTを非接触充電回路27に出力し(ステップS206)、これに応答して非接触充電回路27は充電を停止する。
他方、午前3時となった場合にも(ステップS201;YES)、充電中であるか否かを判断する(ステップS207)。そして、充電中である場合には、現時点が午前3時であって本来ならば時刻修正を行う所定時刻であるにもかかわらず、後述する受信開始信号出力(ステップS209)等を行うことなくこれを回避し、前記ステップS216に進む。これにより、非接触充電回路27による非接触被充電回路16に対する充電時に生ずるノイズによって、標準電波の受信に支障を来す事態の発生が未然に防止される。
また、充電中でないならば、前述同様に、電圧正常信号DSの入力が有るか否かを判断し(ステップS206)、入力が無い場合には、前記ステップS216に進む。しかし、電圧正常信号DSの入力が有り、非接触被充電回路16の電圧の電圧が正常であるならば(ステップS208;YES)、第2非接触送受信部21を介して、受信装置1に対し受信開始信号JKを送信させる(ステップS210)。
すると、受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信開始信号JKを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信開始信号JKの入力に応答して動作を開始し、アンテナ11により受信された標準電波を取り込む。さらに、受信IC12は、取り込んだ標準電波からタイムコードTCを取り出して第1非接触送受信部15に送出し、第1非接触送受信部15は第2非接触送受信部21に対しタイムコードTCを無線送信する。第2非接触送受信部21は、この受信したタイムコードTCをデコーダ22に送出し、デコーダ22はタイムコードTCを時刻データにデコードして、制御回路23に送出する。
そこで、制御回路23はデコーダ22から適正に時刻データが入力されてきたか否かにより、タイムコードの受信が完了したか否かを判断する(ステップS210)。タイムコードの受信が完了していない場合には、一定時間が経過したか否かを判断し(ステップS211)、一定時間が経過するか又はタイムコードの受信に成功するまで、ステップS210→S211→S210のループを繰り返す。そして、タイムコードの受信に成功することなく(ステップS210;NO)、一定時間が経過した場合(ステップS211;YES)には、第2非接触送受信部21を介して受信停止信号JTを送信する(ステップS208)。すると、受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信停止信号JTを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信停止信号JTの入力に応答して、動作を停止する。したがって、タイムコードの受信が不可能な状態において、無用に受信ICが動作して電池14や非接触被充電回路16の電力が浪費されることはない。
また、ステップS210での判断の結果、タイムコードの受信が成功した場合にも、第2非接触送受信部21を介して受信停止信号JTを送信する(ステップS213)。すると、前述と同様に受信装置1側の第1非接触送受信部15がこれを受信し、受信停止信号JTを受信IC12に入力する。受信IC12は、受信停止信号JTの入力に応答して、動作を停止する。したがって、タイムコードの受信が成功した後において、無用に受信ICが動作して電池14や非接触被充電回路16の電力が浪費されることもない。
次に制御回路23は、デコーダ22から入力された時刻データに基づき、受信装置1が受信して送信されたタイムコードがノイズの影響を受けた誤データではなく、正確なタイムコードであるか否かを判断する(ステップS214)。そして、誤データであって不正確なタイムコードである場合には、ステップS215の処理を行うことなく、前記ステップS216に進む。また、誤データではなく正確なタイムコードである場合には、デコーダ22から入力された時刻データに従って、時計回路24が計時して記憶している現在時刻を修正してこれを更新する(ステップS215)。しかる後に、前述した電子装置制御処理を実行する(ステップS212)。
つまり、この実施の形態においては、前記(1)(2)(3)により、各装置1、2は相互に絶縁されている。したがって、電子装置25の動作中にタイムコードを含む標準電波を受信しても、交流電源30に起因するノイズによって、標準電波の受信に支障を来したり、タイムコードに誤データが生じたりすることはない。よって、受信装置1がタイムコードを含む標準電波を受信する際に、交流電源30を遮断する必要はなく、交流電源30を遮断している間の電子装置25の動作を電池によってバックアップする必要もない。その結果、電子装置25が電池によってはバックアップ不可能な高消費電力機器であってもその機能を継続しつつ、交流電源30によるノイズの影響を受けることなくタイムコードを含む標準電波して、タイムコードに基づく正確な時刻修正が可能となる。
さらに、この実施の形態においては、非接触充電回路27が非接触被充電回路16に対し充電中である場合には、時刻修正を行う所定時刻であっても、標準電波の受信を禁止する。よって、受信装置1電源として非接触被充電回路を用いても、充電時に生ずるノイズによって、標準電波の受信に支障を来す事態の発生を未然に防止することができる。
なお、本実施の形態においては、受信装置1側の第1非接触送受信部15と本体装置2側の第2非接触送受信部21との間、あるいは受信装置1側の非接触被充電回路16と本体装置2側の非接触充電回路27との間に、間隔が設けながら、受信装置1と本体装置2とを一体的に設けるようにしたが、受信装置1と本体装置2とを別体に設けるようにしても良い。
この場合、ユーザが当該電子機器を配置する際に、受信装置1側の第1非接触送受信部15と本体装置2側の第2非接触送受信部21とが、所定の間隔をおいて対峙するうように配置し、あるいは受信装置1側の非接触被充電回路16と本体装置2側の非接触充電回路27とが、所定の間隔をおいて対峙するうように配置すればよい。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 同実施の形態における制御回路の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。 同実施の形態における制御回路の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 受信装置
2 本体装置
11 アンテナ
12 受信IC
13 電圧検出器
14 電池
15 第1非接触送受信部
16 非接触被充電回路
21 第2非接触送受信部
22 デコーダ
23 制御回路
24 時計回路
25 電子装置
26 電源回路
27 非接触充電回路
30 交流電源
DC 電圧正常信号
DK 充電開始信号
DS 電圧正常信号
DT 充電停止信号
JK 受信開始信号
JT 受信停止信号
TC タイムコード

Claims (3)

  1. 受信装置と本体装置とからなり、
    前記受信装置は、
    時刻コードを含む電波を受信して、時刻コードを得る受信手段と、
    この受信手段で得られた時刻コードを非接触で前記本体装置に送信するとともに、前記本体装置から送信される信号を非接触で受信する第1の非接触送受信手段と、
    非接触で充電され前記受信手段及び第1の非接触送受信手段に電源を供給する非接触被充電手段と
    を備え、
    前記本体装置は、
    現在時刻情報を計時する時計手段と、
    前記第1の非接触送受信手段から送信された時刻コードを非接触で受信するとともに、前記受信装置に前記受信手段の受信を開始及び停止させる指示信号を非接触で送信する第2の非接触送受信手段と、
    この第2の非接触送受信手段を介して前記指示信号を送信させる制御手段と、
    前記第2の非接触送受信手段で受信した時刻コードに基づいて前記時計手段の時刻情報を修正する修正手段と、
    所定の動作を行う電子装置と、
    前記非接触被充電手段に非接触で充電する非接触充電手段と、
    交流電源に接続され前記時計手段、第2の非接触送受信手段、修正手段電子装置及び非接触充電手段に電源を供給する電源回路と、
    前記非接触充電手段が充電動作中であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記非接触充電手段が充電動作中であると判断された場合、前記受信手段の受信を開始させる指示信号の送信を禁止する禁止手段と
    を備えてなることを特徴とする電子機器。
  2. 前記受信装置と前記本体装置とは、一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記受信装置の各手段を構成する回路は当該受信装置側において接地され、前記本体装置の各手段を構成する回路は当該本体装置側において接地されていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
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