JP4576779B2 - 網制御装置及びその装置を用いた自動通報システム - Google Patents
網制御装置及びその装置を用いた自動通報システム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動検針システムや自動警報システムなどの付加サービスを提供する自動通報システムに用いられる通報装置を、卓内回線接続装置と共に、ISDN基本インタフェ−ス(通話チャネルであるBチャネルが2つと、制御チャネルであるDチャネルが一つ)を有するISDN回線に接続する網制御装置及びその装置を用いた自動通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この様な自動通報システムとして、ISDN回線を用いた自動検針システムが提案されている。以下、従来の自動検針システムについて説明する。
【0003】
図9に、従来の自動検針システムの概略構成図を示す。
【0004】
図示するように、従来の網制御装置3aは、ISDN9の局用回線終端装置(OCU)1aよりの、ISDN基本インタフェ−スを有する加入者回線5に接続されている。網制御装置3aは、加入者回線5より受信した、ISDN基本インタフェ−スに従ったISDNの信号(以下、ISDN信号という)を、宅内回線接続装置(NCTE)2およびガスメ−タ等の自動検針を行う検針端末である検針装置4に分岐出力すると共に、NCTE2および検針装置4よりのISDN信号をOCU1aへ出力する。なお、NCTE2は、ISDN用ターミナルアダプタ(以下TAという)7に内蔵されている場合もある。
【0005】
また、網制御装置3aは、OCU1aより着信した呼を終端し、発信元の発信者番号若しくは、着信番号に付加されたサブアドレス等から着信先を判別して、受信したISDN信号(この場合呼制御情報)を検針装置4への着信なら検針装置4へ、それ以外の着信ならNCTE2へと分配する。
【0006】
ここで、符号5aはITU−T勧告のG.960およびG.961に規定されているU点である。網制御装置3aは、OCU1aに対してはあたかもNCTE2が接続されているように動作し、また、NCTE2に対してはあたかもOCU1aが接続されているように見せて動作する。したがって、網制御装置3aとNCTE2との間にも、擬似的なU点5bが形成される。
【0007】
また、検針装置4は、網制御装置3aを介して、OCU1aよりの呼が着信すると、この呼の発信者番号若しくは、着信者番号に付加されるサブアドレスを確認し、この発信者番号が検針センタ6の電話番号である場合及び、着信者番号に付加されたサブアドレスが一致した場合にのみ、この呼に対して応答する。つまり、呼の発信者番号が検針センタ6の電話番号でない場合や呼が発信者番号を伴わない場合に、この呼に対して応答しないので、その呼をNCTE2側に送出し、NCTE2側で処理される。
【0008】
以上の構成により、検針センタ6は、OCU1b、ISDN9およびOCU1aを介して、加入者回線5に対して発信者番号を伴う呼を発信することで、検針装置4との通信を行うことができ、検針装置4より検針結果を受信することで、ISDN9における回線交換のBチャネルを用いて自動検針を行うことができる。
【0009】
また、TA7には、一般電話機8aやパ−ソナルコンピュ−タ(以下PCという)8bが接続されており、電話機8aやPC8bは、TA7、網制御装置3a及びISDN9を介して端末装置13や、公衆網の一般電話機等との通常の通信をBチャネルを用いて行なえるように構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図9において、網制御装置3aは、加入者回線5に空き通話チャネルがない状態で、NCTE2より発信要求を受けると、これを通話中処理してしまう。たとえば、検針装置4とTA7に接続されたPC8bとが加入者回線5を利用中(2つのBチャネルを使用中)であり、加入者回線5に空き通話チャネルがない状態で、TA7に接続された電話機8bがオフフックされると、網制御装置3aはこれに対して通話中の処理をする。
【0011】
また、TA7に接続された電話機8aとPC8bが通信中の時に、検針センタ6からの着信が網制御装置3に入った場合は、網制御装置が電話機8a若しくはPC8bの通信を強制的に切断して、検針センタ6と検針装置4との通信を確保するようにしている(検針デ−タ優先処理)。つまり、従来の網制御装置3aでは、検針装置4と検針センタ6間が通信中であるときは、TA7に接続された電話機8aとPC8bとが同時に使用することができなかった。また、検針装置4の通信の優先順位が高く、NCTE2側に接続される電話機等の装置の通信に対して、強制切断する等を行いそれら接続装置の通信ことを何ら考慮していなかった。
【0012】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたものであり、本発明の目的は、検針装置等の通報装置とこれを管理する検針センタ等の管理装置間が通信をISDN基本インタフェ−スの通話チャネルであるBチャネルを使用せず、制御チャネルであるDチャネルを用いて行わせ、NCTE側に接続されるPC等にBチャネルを使用させ、お互いの通信に影響をあたえることなく自動通報を可能とする網制御装置及びその装置を用いた自動通報システムを提供することにある。
【0013】
また、近年、インタ−ネットの普及から回線交換の利用率が増加する一方、通信業界においては、常時接続が可能なパケット型デ−タ通信が主流となりつつある。しかし、TAと通信キャリアとの回線接続形態契約がISDN回線の全てのチャネルに対して回線交換接続またはパケット交換接続のいずれか一方の接続形態に設定されることから、これらのサ−ビスを共有して使用することができる網制御装置は未だ提案されていない。
【0014】
そこで、本発明の二つ目の目的は、通報装置と管理装置との通信をDチャネルパケットデ−タ、Bチャネルパケットデ−タ及びBチャネル回線交換デ−タのいずれかで行わせ、さらにTAとISDNとの通信もDチャネルパケットデ−タ、Bチャネルパケットデ−タ及びBチャネル回線交換デ−タのいずれかで行わせ、それら通信チャネル使用の組み合わせで、確実な通報デ−タ通信の確保を行い、通報装置と管理装置との通信及びTAとISDNとの通信において、効率的に回線を使用できる網制御装置及びその装置を用いた自動通報システムを提供することである。
【0015】
また、望ましい通信チャネル使用形態としては、通報装置とこれを管理する管理装置との通信をIP網を介したDチャネルを用いたIPパケット通信で行い、NCTE側のPC等の装置とISDN9との通信においても、Dチャネルを用いたIPパケット通信又はBチャネルを用いた回線交換通信で行わせることがよい。
【0016】
上記目的を達成するため、本発明の網制御装置は、ISDNの局用回線終端装置と、ISDN信号を送受する第一のインタフェ−ス手段と、宅内回線接続装置と、前記ISDN信号を送受する第二のインタフェ−ス手段と、通報装置と前記ISDN信号を送受する第三のインタフェ−ス手段と、前記第一のインタフェ−ス手段と、第二のインタフェ−ス手段及び第三のインタフェ−ス手段とから受信したデ−タをプロトコル変換後、中継するプロトコル変換手段と、網制御装置への給電状態を監視する監視手段と、を有し、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段間は、ISDN基本インタフェースのDチャネルパケットデータ又はBチャネル回線交換データのいずれかで通信を行わせ、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間は、ISDN基本インタフェースのDチャネルパケットデータで通信を行わせ、ISDNのパケット網に障害が発生した場合、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間を、Bチャネルを用いた回線交換通信に切替え、前記監視手段が、前記網制御装置への給電の停止を検出した場合、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段との間で信号を通過させるようバイパスすることを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の網制御装置を用いた第1の自動通報システム構成を示す図である。(従来の網制御装置3aに対して本発明の網制御装置を符号3と表記する。)図示するように、通報装置(本実施形態においては「検針装置」として説明する)4及びTA7に接続されたPC8b等は、網制御装置3とOCU1a、ISDN9及びOCU1bを介して、一般にいうインタ−ネットプロバイダ(Internet Service Provider:以下ISPという)11からインタ−ネット12に接続されている。本発明では、このISP11が管理装置(本実施形態においては「検針センタ」として説明する)6の機能を備え、検針装置4は通常のパソコンのようなデ−タ形式を使用することを例とし、検針装置4が通信を行う際の通信機能は網制御装置3が備えた場合を想定して説明する。
【0027】
図に示すシステム構成においては、図9と同様に、網制御装置3は、加入者回線5より受信した、ISDN基本インタフェ−スに従ったISDN信号を、NCTE2および検針装置4に分岐出力すると共に、NCTE2および検針装置4よりのISDN信号をOCU1aへ出力する。
【0028】
また、網制御装置3は、OCU1aより着信した呼を終端し、発信先の発信者番号や宛先サブアドレス等から着信先を判別して、検針装置4への着信なら検針装置4へ、それ以外の着信ならNCTE2へとISDN信号(この場合呼制御情報)を分配する。
【0029】
また、図9と同様に符号5aはITU−T勧告のG.960およびG.961に規定されているU点である。網制御装置3は、OCU1aに対してはあたかもNCTE2が接続されているように見せて動作し、また、NCTE2に対してはあたかもOCU1aが接続されているように見せて動作する。したがって、網制御装置3とNCTE2との間にも、擬似的なU点5bが形成される。
【0030】
また、網制御装置3は、OCU1aよりの呼が着信すると、この呼の発信者番号若しくは、着信番号に付加されたサブアドレスを識別し、この発信者番号が検針センタ6の電話番号である場合及び、着信番号に付加されたサブアドレスが一致した場合にのみこの呼に対して応答する。
【0031】
上記のようなISDN9経由で、ISP11に接続する機能を備えた網制御装置3は、ISDN9のOCU1aよりの、ISDN基本インタフェ−スを有する加入者回線5に接続されている。
【0032】
網制御装置3とISP11とが通信する場合、通常のダイヤルアップ接続との大きな違いは、網制御装置3がISDN9との契約(ISDNを提供する通信事業者との契約)をBチャネル回線交換、Dチャネルパケット交換として結ぶことにある。そして、本発明の自動検針は、このDチャネルパケットを用いて行うものである。
【0033】
これにより、システム的にはPC8bが端末装置13との通信やインタ−ネット12をアクセスする場合には、従来通り回線交換のBチャネルを用い、検針装置4がISP11内の検針センタ6との通信を行う場合は、パケット交換のDチャネルを用い、ITU−Tで勧告されているX.25の通信方式(パケット交換ネットワ−クにおけるDTE−DCE間の通信方式)によって通信を行う。この場合、PC8bがパケット交換のDチャネルを使用できるようなTA7に接続されていて、Dチャネルでパケット通信を行う場合も考えられる。
【0034】
ここで、検針装置4とISP11内の検針センタ6との通信のデ−タ形式の概要を説明すると、検針装置4から発信される検針デ−タのデ−タ形式は、非同期の後述するIPパケットデ−タとよばれるものである。このデ−タを受信した網制御装置3は、パケット網の通信方式であるX.25のフレ−ムに変換し、後述するX.25パケットデ−タとしてISDN9(パケット交換)に送出する。次にこのX.25パケットデ−タを受信したISP11は、内蔵しているパケット制御部111によって、X.25パケットデ−タからIPパケットデ−タに変換して、検針センタ6へ伝達している。
【0035】
また、PC8bからも同様にTA7によってIPパケットデ−タから変換されたX.25パケットデ−タがISP11に送信された場合でも、IPパケットデ−タに逆変換した後に、パケット制御部111によって宛先IPアドレスから検針センタ6へのデ−タかインタ−ネット12へのデ−タかを識別して配信するようにしている。
【0036】
図2は、本発明における網制御装置3の内部構成を示すブロックである。
【0037】
本図では、ISDN9側へ向かう方向を上り、NCTE2側へ向かう方向を下りとして説明する。
【0038】
網制御装置3内には、第一の切替部31、第二の切替部32、第一のフレ−ム制御部33、第二のフレ−ム制御部34、プロトコル変換部35、通信速度変換部36、端末接続部37、回線制御部38、Bch分岐部39、Bch結合部40を備えている。図示しない電源検出部は、網制御装置3に供給される電源を監視し、停電が検出されると第一の切替部31及び第二の切替部32に切替指示を行い、回線が引き込み線路側(第1及び第二のフレ−ム制御部)からバイパス線路41側へ切替られる。
【0039】
第一のフレ−ム制御部33は、ISDN9への加入者線5を終端し、OCU1aに対してNCTE2として動作する。そして、ISDN9からの第一の切替部31経由の下り方向デ−タ受信時は、2線ピンポン伝送方式データから装置内独自の伝送路デ−タに変換する。
【0040】
第一のフレ−ム制御部33内にはチャネル分離部331とチャネル合成部332があり、2つのBチャネルデ−タと1つのDチャネルデ−タに分離/合成を行う。U点5a側から送信されたデ−タは、チャネル分離部331によりBチャネルデ−タとDチャネルデ−タとに分離して、Bチャネルデ−タはBch分岐部39へ、Dチャネルデ−タはプロトコル変換部35内の第一のDch制御部351に送信される。
【0041】
逆にチャネル合成部332は、後述するBch結合部40からのBチャネルデ−タと、プロトコル変換部35内の第二のDch制御部352からのDチャネルデ−タである上り方向のデ−タ受信し、装置内独自の伝送路デ−タであるBチャネルデ−タとDチャネルデ−タを結合後、2線ピンポン伝送方式データに変換する。
【0042】
第二のフレ−ム制御部34は、NCTE2に対してOCU1aとして動作し、NCTE2からの上り方向デ−タ受信時は、2線ピンポン伝送方式データから装置内独自の伝送路デ−タに変換する。
【0043】
第二のフレ−ム制御部34内にはチャネル分離部341とチャネル合成部342があり、2つのBチャネルデ−タと1つのDチャネルデ−タに分離/合成を行う。擬似U点5b側から送信されたデ−タは、チャネル分離部341によりBチャネルデ−タとDチャネルデ−タとに分離して、Bチャネルデ−タはBch結合部40に、Dチャネルデ−タはプロトコル変換部35内の第二のDch制御部352に送信する。
【0044】
逆にチャネル合成部342では、Bch分岐部39からのBチャネルデ−タと、プロトコル変換部35内の第一のDch制御部351からのDチャネルデ−タである下り方向のデ−タ受信時には、装置内独自の伝送路デ−タであるBチャネルデ−タとDチャネルデ−タを結合後、2線ピンポン伝送方式データに変換する。
【0045】
前述したプロトコル変換部35は、ISDN9側のデ−タと検針装置4とのデ−タのデ−タフォ−マットの変換を行うと共に、ISDN9側のデ−タと擬似U点b側のデ−タを中継をも行っている。
【0046】
また、プロトコル変換部35内には、下り用の第一のDch制御部351と、上り用の第二のDch制御部352と、下り用の第一のBch制御部353と、上り用の第二のBch制御部354とを有し、各々の制御部に回線交換処理部aとパケット交換処理部bを備えている。(回線交換処理部とパケット交換処理部の番号は、各々の制御部番号の末尾に回線交換処理部の場合はa、パケット交換処理部の場合はbと表記することとする。)
【0047】
下りデ−タ用の第一のDch制御部351は、第一のフレ−ム制御部内のチャネル分離部331から受信したDチャネルデ−タを識別して、回線交換の呼制御デ−タであって、検針装置4への着信である場合は、回線交換処理部351aがその呼制御手順で接続動作を行い、検針装置4以外の着信である場合は、第二のフレ−ム制御部34内のチャネル合成部342に呼制御デ−タを中継する。
【0048】
また、受信したDチャネルデ−タがパケット交換用のX.25パケットデ−タであれば、パケット交換処理部351bがX.25パケットデ−タをIPパケットデ−タに変換し、検針装置4へのデ−タかそれ以外のデ−タかをIPパケットデ−タ内に格納されているポ−ト番号から導き出されるIPアドレス番号により識別して、デ−タを検針装置4又は、第二のフレ−ム制御部34へ送信する。但し、第二のフレ−ム制御部34へ送信する際は、IPパケットデ−タを再度X.25パケットデ−タに変換してから送信する。
【0049】
次に上りデ−タ用の第二のDch制御部352は、TA7側である第二のフレ−ム制御部34内のチャネル分離部341からDチャネルデ−タを受信した場合であって、終端して回線交換の呼制御デ−タであれば、回線交換処理部352aが、そのデ−タを第一のフレ−ム制御部33に中継する。また、受信したDチャネルデ−タがIPパケットデ−タであれば、パケット交換処理部352bが、IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換して第一のフレ−ム制御部内のチャネル合成部332に送信する。
【0050】
また、検針装置4から回線交換の呼制御デ−タを受信した場合は、回線交換処理部352aが、その呼制御手順により相手との接続を行い、受信したデ−タがIPパケットデ−タであれば、パケット交換処理部352bが、IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換して第一のフレ−ム制御部内のチャネル合成部332に送信する。
【0051】
次に、下りデ−タ用の第一のBch制御部353は、Bch分岐部39から受信したBチャネルデ−タを識別して、回線交換のデ−タであって、検針装置4へのデ−タである場合は、回線交換処理部353aがそのデ−タを検針装置4側へ中継し、受信したBチャネルデ−タがパケット交換用のX.25パケットデ−タである場合は、パケット交換処理部353bがX.25パケットデ−タをIPパケットデ−タに変換後に、検針装置4へのデ−タかそれ以外のデ−タかをIPパケットデ−タ内に格納されているポ−ト番号から導き出されるIPアドレスより識別して、検針装置4のデ−タならば検針装置4側へ送信する。
【0052】
また、検針装置4以外ならば、X.25パケットデ−タに変換して、Bch分岐部39経由で第二のフレ−ム制御部34に送信する。すなわち、TA7側へ向かう下りのBチャネルパケットデ−タは終端するが、下りのBチャネル回線交換デ−タは終端していない。
【0053】
次に上りデ−タ用の第二のBch制御部354は、TA7側である第二のフレ−ム制御部34内のチャネル分離部341から送出され、Bch結合部40経由でBチャネルデ−タを受信した場合であって、受信したBチャネルデ−タがIPパケットデ−タであれば、パケット交換処理部354bが、IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換して、Bch結合部40経由で第一のフレ−ム制御部33内のチャネル合成部332に送信する。
【0054】
また、検針装置4側からBチャネルデ−タを受信した場合は、デ−タを終端し、回線交換のデ−タであれば、回線交換処理部354aが、そのデ−タをBch結合部40へ送信し、受信したBチャネルデ−タがIPパケットデ−タであれば、パケット交換処理部354bが、IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換して同様にBch結合部40へ送信する。すなわち、TA7側からの上りのBチャネルパケットデ−タは終端するが、上りのBチャネル回線交換デ−タは終端していない。
【0055】
次に下りデ−タラインであるチャネル分離部331とチャネル合成部342の間に配置されるBch分岐39は、回線制御部38の指示により、Bチャネルデ−タをプロトコル変換部35内の第一のBch制御部と第二のフレ−ム制御部34内のチャネル合成部342に分岐出力する。ただし、Bチャネルがパケット交換の契約を結んでいる場合、すなわちパケットデ−タである場合は、全てのパケットデ−タを一旦終端するため、第一のBch制御部353に送信する。
【0056】
ここで、Bチャネルが回線交換の契約を結んでいる場合、すなわち回線交換のデ−タである場合は、検針装置4へのデ−タのみを第一のBch制御部353に送信するが、TA7側へのデ−タであれば、第一のBch制御部353に送信せず、第二のフレ−ム制御部34へ送信する。この動作は、Dチャネルを全て終端していることから、検針装置4の通信か、TA7側の通信かが接続手順時において認識されているので、その情報を基に行っている。
【0057】
また、回線交換通信を行う場合は、検針装置4へのBチャネルデ−タを優先させるようBチャネル使用するよう動作する。
【0058】
この動作は、回線交換通信が1つのBチャンネルで1つの通信が原則であることと、このシステムでは検針デ−タを優先させていることから、検針装置4の通信時には、一方のBチャネルを第一のBch制御部353への接続させ、その通信経路を必ず確保させ、他方、残りの一つのBチャネルをTA7側が使用するように分岐させている。
【0059】
次に上りデ−タラインであるチャネル分離部341とチャネル合成部332の間に配置されるBch結合40は、回線制御部38の指示により、プロトコル変換部35内の第二のBch制御部354からのBチャネルデ−タと第二のフレ−ム制御部34内のチャネル分離部341からのBチャネルデ−タとを結合させ、第一のフレ−ム制御部33内のチャネル合成部332へ送出する。
【0060】
ただし、Bチャネルがパケット交換の契約を結んでいる場合、すなわちパケットデ−タである場合であって、TA7側からのデ−タを受信したときは、第二のBch制御部354に送信し、第二のBch制御部354が、IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換したものを再度受信して、チャネル合成部332に送信する。また、検針装置4からのIPパケットデ−タを受信した時は、第二のBch制御部354によってX.25パケットデ−タに変換されたものを受信し、同様にチャネル合成部332に送信する。
【0061】
ここで、Bチャネルが回線交換の契約を結んでいる場合、すなわち回線交換のデ−タである場合は、検針装置4からのデ−タのみをチャネル合成部332に送信するが、TA7側からのデ−タであれば、第二のBch制御部354に送信せず、第一のフレ−ム制御部33内のチャネル合成部332へ直接送信する。この動作は、Dチャネルを全て終端していることから、検針装置4の通信か、TA7側の通信かが接続手順時において認識されているので、その情報を基に行っている。
【0062】
また、Bch分岐部と同様に、回線交換通信を行う場合は、検針装置4へのBチャネルデ−タを優先させるようBチャネル使用するよう動作する。
【0063】
更にこれは、回線交換にてTA7側の電話機8aとPC8bが通信中であっても、第一のDch制御部351からTA7側の一方のBチャネル切断メッセ−ジを送信、第二のDch制御部352からISDN9の上記一方のBチャネル切断メッセ−ジを送信、さらにBch分岐部39及びBch結合部40において、上記一方のBチャネルの線路を切断することで、強制的に検針装置4が使用できるようBチャネルを確保することができる。
【0064】
次に、網制御装置3内のプロトコル変換部35は、通信速度変換部36を経由し、端末接続部37を介して検針装置4と接続されている。通信速度変換部36は回線制御部38の制御の下に検針装置4との速度をあわせるようにスピ−ド変換を行う。また、端末接続部37は、検針装置4との物理インタフェ−スをあわせる部位であり、例えば、RS−232C等のインタフェ−スがこれにあたる。
【0065】
最後に回線制御部38は、前述した通りプロトコル変換部35、通信速度変換部36、Bch分岐部39及びBch結合部40を制御するとともに、装置全体の制御をつかさどり、CPU、ROM、RAM及びCPU周辺回路から構成されている。
【0066】
次に図3から図5を用いて、図1に示す本発明における網制御装置3を含むシステムの動作を説明する。
【0067】
図3は、検針装置4及びTA7ともにDチャネルパケット交換を用いた通信を行う場合のシ−ケンスを示す図(ケ−ス1)である。本実施形態の検針システムでは、検針装置4が定期的にISP11内の検針センタ6に検針デ−タを送信し、TA7に接続されているPC8bがインタ−ネット12にアクセスしている場合とする。
【0068】
ここで、インタ−ネットアクセスにおけるアドレスについて説明する。インタ−ネット12より網制御装置3に対して一つだけIPアドレスが付与される。このインタ−ネット接続用のアドレスをグロ−バルアドレスと呼ぶ。次に網制御装置3に接続された検針装置4及びTA7に対して、網制御装置3がIPアドレスを仮りに付与するアドレスがあり、これをロ−カルアドレスと呼ぶこととする。
【0069】
まず、検針装置4が網制御装置3に対して起動信号の送信を行う(S300)、次にそれを受けた網制御装置3が、ISDN9を介したISP11との間でDチャネルパケットリンクが確立させる(S301)。検針装置4が検針結果である検針デ−タ(後述するIPパケットデ−タ)を網制御装置3に送信すると(S302)、網制御装置3内の第二のDch制御部352は、検針デ−タである後述するIPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスを検針装置4のロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、検針装置4が付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S303)。そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに変換して(S304)、ISDN9経由でISP11へ送信する(S306)。この際、X.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を付与している。
【0070】
ここで、ポ−ト番号とシ−ケンス番号について説明する。本実施形態において網制御装置3には、検針装置4とTA7が接続されている。その物理的に接続される機器の物理インタフェ−スの番号をポ−ト番号と呼び、検針装置4やTA7から送信されるIPパケットデ−タには、検針装置4やTA7に接続されているPC8bが独自にポ−ト番号を決定付与している。これを受信した網制御装置3は、検針装置4等が付与したポ−ト番号に重複があることが予想されるので、網制御装置3が管理できるように網制御装置3独自のポ−ト番号に振りなおしている。また、網制御装置3がISDN9側から受信したデ−タをこのポ−ト番号を元に、IPアドレス変換を行い検針装置4とTA7側に振り分けるようにしている。
【0071】
次に、シ−ケンス番号について説明すると、デ−タをISDN9(パケット交換)送信する際に、そのデ−タの順番を示すシ−ケンス番号を付与しなければならない。このISDN9に接続された装置が、送信する際にそのデ−タの順番を示す番号のことをシ−ケンス番号という。本実施形態の場合、TA7がPC8bから受信したデ−タは、X.25パケットデ−タに変換され網制御装置3に送信される。
【0072】
しかし、その時デ−タのX.25ヘッダ部内にはすでにシ−ケンス番号が付与されている。網制御装置3には検針装置4とTA7が接続されており、その両方からデ−タを受信することとなるので、ISDN9にデ−タを送信する際には、検針装置4から受信するデ−タとTA7から受信するデ−タを統合して、連続したシ−ケンス番号を付与しなければならない。すなわち網制御装置3は、TA7からのデ−タのシ−ケンス番号を振りなおす機能を備えていることなる。
【0073】
ここで、図3に示すシ−ケンスの説明に戻る。ISP11内のパケット制御部111によって、受信したX.25パケットデ−タをIPパケットデ−タに変換し(S307)、次にそのデ−タの宛先IPアドレスを識別し(S308)、宛先IPアドレスが検針センタ6のアドレスであれば、検針センタ6に送信する。
その後、検針センタ6でその検針デ−タを取り込む(S310)。S308にて宛先IPアドレスが検針センタ6以外のアドレスであれば、インタ−ネット12へ送信する(S311)。
【0074】
PC8bからのIPパケットデ−タは、TA7によってシ−ケンス番号が付与された後、X.25パケットデ−タ化され、網制御装置3に送信される(S312)。そのX.25パケットデ−タを受信した網制御装置3内の第二のDch制御部352は、IPパケットデ−タに変換するとともに、IPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスをPC8bのロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、PC8bが付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S313)。
【0075】
そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに再度変換して(S314)、ISDN9経由でISP11へ送信する(S315)。この際、TA7によって付与されたX.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を振り直している。送信されたデ−タはISP11によって、S307からS311のように処理される。
【0076】
次に、ISP11から送信されるデ−タを受信する場合について説明する。ISP11内のパケット制御部111は、検針センタ6から受信したIPパケットデ−タに検針装置4のポ−ト番号を宛先ポ−ト番号として付与後、X.25パケットデ−タ化を行い網制御装置3に送信する(S316)。また、ISP11がインタ−ネット12から受信したIPパケットデ−タは、X.25パケットデ−タ化を行い(S324)網制御装置3へ送信する。このとき、検針センタ6からのデ−タとインタ−ネット12からのデ−タには、ISP11がISDN9に送出する順番に連続したシ−ケンス番号が付与されている。
【0077】
ISP11によってX.25パケットデ−タ化されたデ−タをISDN9経由で受信した網制御装置3は、第一のDch制御部351によってX.25パケットデ−タからIPパケットデ−タに変換と共に、宛先ポ−ト番号を基に、宛先IPアドレスをグロ−バルIPアドレスからロ−カルIPアドレスへの変換を行う(S317)。この宛先IPアドレス変換は、検針装置4が接続されている物理ポ−トのポ−ト番号であれば検針装置4が付与してきた送信元ロ−カルIPアドレスに変換し、ポ−ト番号が、検針装置4が接続されている物理ポ−トのポ−ト番号以外であれば、TA7側のPC8bが付与していた送信元ロ−カルIPアドレスに変換を行う。
【0078】
次に変換されたロ−カルIPアドレスである宛先IPアドレスの識別を行い(S318)、検針装置4のIPアドレスであればIPパケットデ−タを検針装置4に送信する(S320)。また、S318によって、宛先IPアドレスが検針装置4以外のIPアドレスであれば、シ−ケンス番号を振り直してX.25パケットデ−タに変換後(S321)、TA7へ送信する(S322)。これによってインタ−ネッ12からのデ−タはTA7に、検針センタ6からのデ−タは検針装置4に伝達される。
【0079】
図4は、検針装置4がDチャネルパケット交換を用いた通信を行い、TA7がBチャネル回線交換を用いて通信を行う際のシ−ケンスを示す図(ケ−ス2)である。本実施形態の検針システムも図3と同様に図1のシステム構成を用いて行い、検針システムが定期的にISP11内の検針センタ6に検針デ−タを送信し、TA7に接続されているPC8bがISDN9に接続されている端末装置13と通信を行う場合を例とする。
【0080】
まず、検針装置4が網制御装置3に対して起動信号の送信を行う(S400)、次にそれを受けた網制御装置3が、ISDN9を介したISP11との間でDチャネルパケットリンクが確立させる(S401)。検針装置4が検針結果である検針デ−タを網制御装置3に送信すると(S402)、網制御装置3内の第二のDch制御部352は、検針デ−タである後述するIPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスを検針装置4のロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、検針装置4が付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S403)。そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに変換して(S404)、ISDN9経由でISP11へ送信する(S406)。この際、X.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を付与している。
【0081】
ISP11内のパケット制御部111によって、受信されたX.25パケットデ−タはIPパケットデ−タに変換され(S407)、次にそのデ−タの宛先IPアドレスを識別し(S408)、宛先IPアドレスが検針センタ6のアドレスであれば、検針センタ6に送信する。その後、検針センタ6でその検針デ−タを取り込む(S410)。S408にて宛先IPアドレスが検針センタ6以外のアドレスであれば、インタ−ネット12へ送信する(S411)。
【0082】
ここで、ISP11内の検針センタ6から検針装置4へ送信されるデ−タのシ−ケンスについては、図3と同様のため省略する。
【0083】
次に、端末装置13からTA7に接続されているPC8bに着信が入り、通信するまでのシ−ケンスを説明する。
【0084】
端末装置13からの呼設定メッセ−ジ(SET UP)がISDN9(回線交換)にDチャネルを用いて送信される(S412)。SET UPメッセ−ジを受信したISDN9では、同様にSET UPメッセ−ジを網制御装置3に送信する(S413)とともに端末装置13に対して呼設定受付メッセ−ジ(CALL PROC)を返信する(S417)。そこで、それを受けた網制御装置3は、第一のDch制御部351で、検針装置4か、それ以外かの着信かを発信者番号や、着番号に付加されたサブアドレスから識別して、検針装置4への着信なら検針装置4と通信させるよう動作し、それ以外の着信ならば第二のフレ−ム制御部34を介してTA7側にSET UPメッセ−ジを転送する。
【0085】
本実施例では、端末装置13とTA7側との通信なので、SET UPメッセ−ジは、TA7に転送される(S414)。
【0086】
TA7では、SET UPメッセ−ジに対し、呼設定受付メッセ−ジ(CALL PROC)を網制御装置3に送信する(S415)と同時に呼出メッセ−ジ(ALERT)(S418)、応答メッセ−ジ(CONN)を送信する(S421)。
【0087】
これを受けた網制御装置3は、第二のDch制御部352にて終端して、CALL PROC、ALERT及びCONNメッセ−ジを生成してISDN9に送信する(S416,S419,S422)。ISDN9はこれらを受けて端末装置13にALERT及びCONNメッセ−ジを送信する(S420,S423)。
【0088】
ISDN9は、CONNメッセ−ジを端末装置13に送ると応答に対する応答メッセ−ジ(CONN ACK)を網制御装置13に送信し(S424)、端末装置13からのCONN ACKメッセ−ジを受信する(S426)。
【0089】
ISDN9からのCONN ACKメッセ−ジ(S424)を受信した網制御装置3は、TA7に対してCONN ACKメッセ−ジを転送する(S425)。
【0090】
ここまでのシ−ケンスで端末装置13とTA7との間でDチャネルによるネゴシエ−ションが完了し、次にBチャネルを用いた通信が開始される(S427)。
【0091】
Bチャネルの端末装置13からの下りのデ−タは第一のフレ−ム制御部33、Bch分岐部、第二のフレ−ム制御部34を経由して、TA7へ伝達され、TA7からの上りのデ−タは、第二のフレ−ム制御部34、Bch結合部、第一のフレ−ム制御部33を経由して、端末装置13に伝達される。
【0092】
本実施形態の場合、2つあるBチャネルを一つも検針装置4が使用していないので、Bch分岐部39やBch結合部が動作して、線路に割り込んだり、TA7が通信中の線路を切断するようなことは次図である図5を用いて後述する場合を除いて発生はしない。
【0093】
図5は、検針装置4がDチャネルパケット交換を用いた通信を行い、通信中にISDN9(パケット交換)に何らかの障害等が発生した場合に、Bチャネルを用いた回線交換(回線交換)の通信に切替を行う際のシ−ケンスを示す図(ケ−ス3)である。
【0094】
本実施形態の検針システムも図3と同様に図1のシステム構成を用いて行い、検針システムが定期的にISP11内の検針センタ6に検針デ−タを送信し、ISP11内の検針センタ6が定的に検針デ−タ送信してこない検針装置4側の異常を察知して、回線交換による着信を検針装置4に入れる場合を例とする。
【0095】
まず、検針装置4が網制御装置3に対して起動信号の送信を行う(S500)、次にそれを受けた網制御装置3が、ISDN9を介したISP11との間でDチャネルパケットリンクが確立させる(S501)。検針装置4が検針結果である検針デ−タを網制御装置3に送信すると(S502)、網制御装置3内の第二のDch制御部352は、検針デ−タであるIPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスを検針装置4のロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、検針装置4が付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S503)。そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに変換して(S504)、ISDN9経由でISP11へ送信する(S506,S507)。この際、X.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を付与している。
【0096】
ここで、パケット交換の何らかの障害で、ISP11内の検針センタ6には検針デ−タが到達しない場合、定期的に送信されてくる検針デ−タが所定の期間以上送信されてこないと、検針センタ6が異常事態と認識して、回線交換によるBチャネルの通信要求を開始する。
【0097】
ISP11内の検針センタ6からの呼設定メッセ−ジ(SET UP)がISDN9(回線交換)にDチャネルを用いて送信される(S508)。ISDN9では、同様にSET UPメッセ−ジを網制御装置3に送信する(S509)とともに呼設定受付メッセ−ジ(CALL PROC)をISP11に返信する。
そこで、SET UPメッセ−ジを受信した網制御装置3は、第一のDch制御部351で、検針装置4か、それ以外かの着信かを発信者番号や、着番号に付加されたサブアドレスから識別して、検針装置4への着信なら検針装置4と通信させるよう動作し、それ以外の着信ならば第二のフレ−ム制御部34を介してTA7側にSET UPメッセ−ジを転送する。
【0098】
本実施形態では、検針センタ6と検針装置4との通信なので、SET UPメッセ−ジは、網制御装置3内で処理される。
【0099】
網制御装置3では、SET UPメッセ−ジに対し、呼設定受付メッセ−ジ(CALL PROC)をISDN9に送信する(S510)と同時に呼出メッセ−ジ(ALERT)と応答メッセ−ジ(CONN)を送信する(S512,S514)。これを受けたISDN9は、ALERT及びCONNメッセ−ジを生成してISP11に送信する(S513,S515)。
【0100】
ISDN9は、CONNメッセ−ジをISP11に送ると応答に対する応答メッセ−ジ(CONN ACK)を網制御装置13に送信し(S516)、ISP11からのCONN ACKメッセ−ジを受信する(S517)。
【0101】
ここまでのシ−ケンスでISP11と検針装置4との間でDチャネルによるネゴシエ−ションが完了し、次にBチャネルを用いた通信が開始される(S518)。
【0102】
BチャネルのISP11からの下りのデ−タは第一のフレ−ム制御部33、Bch分岐部、第一のBch制御部353を経由して、通信速度変換部36によりを検針装置4のスピ−ドに変換して、端末接続部37を介して検針装置4に伝達される。また、検針装置4からの上りのデ−タは、第二のBch制御部354、Bch結合部40、第一のフレ−ム制御部33を経由して、ISP11側に伝達される。
【0103】
本実施形態の場合、2つあるBチャネルを一つも検針装置4が使用する事態が発生しているので、Bch分岐部39やBch結合部40が動作して、TA7が通信中で2つのBチャネルを使用している場合は、TA7側が使用している2つのBチャネルの一方のBチャネルを切断するような検針デ−タ優先の動作を行う。
【0104】
もし、TA7が片方のBチャネルしか使用していない場合であって、検針装置4が検針センタ6との通信をBチャネルで行っている場合は、TA7に接続されているもう一つの装置が通信しようとしても、網制御装置3がTA7に対して通話中の処理をするようにしている。
【0105】
図6は、本発明の網制御装置を用いた第2の通信システム構成を示す図である。
【0106】
図示するように、検針装置4及びTA7に接続されたPC8b等は、網制御装置3とISDN9を介して後述するIP網10に接続され、更にISP11からインタ−ネット12に接続されている。本発明では、このISP11が検針センタ6の機能を備えたシステムの場合を例にして説明する。図1と図6との相違箇所は、図1でISP11とISDN9は、OCU1bを介して接続されていたが、図6では、OCU1bを介しての接続のほかにISDN9に接続されているIP網10とも接続されている点である。ISP11と網制御装置3とのOCU1bを介しての通信は、図3から図5で説明してきた動作と同じであり、新たな構成であるIP網10を使用するといった点がポイントとなる。
【0107】
次に各都道府県別のように地域毎に構築されたIP網(以下IP網という)を使用したIPネットワークについて説明する。通信キャリアである通信事業者が提供するインタ−ネット接続用の定額通話料サ−ビスでは、ユ−ザ−宅から最寄りの電話局までは通常のISDN回線を含む電話回線を使用し、その電話局から通信事業者が構築したIP網に入り、契約したISPに接続する。これが、IPネットワ−クと呼ばれ、IPネットワ−クは、交換機を使った電話回線網と異なり、1本の回線に複数デ−タを流すことができるようになっている。
【0108】
そのため、長時間接続の際も回線を専有するのはユ−ザ−宅から収容局までであり、回線効率がよく、コストを安く押さえることができる。その代わり、IP網の中は伝送速度が保証されないベストエフォ−ト型となる。
【0109】
通常のダイヤルアップ接続の場合、ISPは市外局番ごとにアクセスポイント設置する必要があったが、インタ−ネット接続用の定額通話料の場合、各県1カ所の拠点でIP網10に接続するだけですむ。このようなことから、本発明におけるISP11もインタ−ネット接続用の定額通話料でのサ−ビスをユ−ザ−に提供することも可能である。
【0110】
なお、インタ−ネット接続用の定額通話料サ−ビスでは、IP網10を使用せず収容局から直接ISPに接続するサ−ビス考えられる。図1の接続形態が定額通話料でインタ−ネットアクセスを行わせる場合がこれにあたる。
【0111】
上記のようなIP網10経由で、ISP11に接続する機能を備えた網制御装置3は、ISDN9のOCU1aよりの、ISDN基本インタフェ−スを有する加入者回線5に接続されている。
【0112】
網制御装置3とIP網10とが接続する場合、通常のダイヤルアップ接続との大きな違いは、通信事業者の収容局(電話局)からISP11までの回線に電話回線網ではなく、IP網10というIPネットワ−クを使っていることである。
これにより、1通話で1回線専有してしまう電話回線網を使わないことで、電話回線のつなぎっぱなしという状態に対応可能になる。
【0113】
網制御装置3は、加入者回線5より受信した、ISDN基本インタフェ−スに従ったISDN信号を、NCTE2およびISDN対応端末である検針装置4に分岐出力すると共に、NCTE2および検針装置4よりのISDN信号をOCU1aへ出力する。
【0114】
また、網制御装置3は、OCU1aより着信した呼を終端し、発信先の発信者番号や宛先サブアドレス等から識別して、検針装置4への着信なら検針装置4へ、それ以外の着信ならNCTE2へISDN信号(この場合呼制御情報)を分配する。
【0115】
以上の構成により、図6でいうところの検針センタ6の機能を持ったISP11が、IP網10、ISDN9およびOCU1aを介して、加入者回線5に対して発信者番号を伴う呼(IPパケットデ−タ)を発信することで、検針装置4との通信を網制御装置3を介して行うことができ、検針装置4より検針結果を受信することで、ISP11が自動検針を行うことができる。
【0116】
また、前述したとおり、IP網10への接続は電話回線のつなぎっぱなしという状態に対応可能になったので、検針装置4から定期的に検針情報を検針センタ6でもあるISP11に送信してもよい。
【0117】
従って、ユ−ザ−がISP11と通常のプロバイダ契約を結ぶのと同時に自動検針システムとの契約を結ぶことが可能となり、本発明の網制御装置3を用いればプロバイダ事業と自動検針事業を融合したサ−ビスを提供することが可能となる。前述したプロバイダ事業と融合される事業は、自動検針事業のみならず、防犯センサ、防犯カメラといった警備装置を配備したシステムである監視警備事業等との融合にも応用できる。なお、これは図1に示すシステム構成でも同様である。
【0118】
次に図7を用いて、本発明における網制御装置3を用いたシステムの動作を説明する。
【0119】
図7は、検針装置4及びTA7ともに常時接続契約(つなぎっぱなし)であるDチャネルパケット交換を用いた通信を行う際のシ−ケンスを示す図である。本実施形態の検針システムでは、検針システムが定期的にISP11内の検針センタ6に検針デ−タを送信し、TA7に接続されているPC8bがインタ−ネット12にアクセスしている場合とする。
【0120】
ここで、図1と図6の動作における相違点を簡単に説明する。図1でのISDN9は、X.25パケットデ−タを加工することなく双方向に転送していたが、図7のISDN9は、交換局に網制御装置3や、検針センタ6内蔵のISP11が持つプロトコル変換機能の一部を持った場合を想定している。その一部の機能とは、X.25パケットデ−タとIPパケットデ−タの相互変換であり、IPパケットデ−タである場合は、IP網10との通信を行わせるようにしたものである。
【0121】
まず、検針装置4が網制御装置3に対して起動信号の送信を行う(S700)、次にそれを受けた網制御装置3が、ISDN9との間でDチャネルパケットリンクが確立させる(S701)。検針装置4が検針結果である検針デ−タ(後述するIPパケットデ−タ)を網制御装置3に送信すると(S702)、網制御装置3内の第二のDch制御部352は、検針デ−タであるIPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスを検針装置4のロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、検針装置4が付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S703)。そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに変換して(S704)、ISDN9経由でISP11へ送信する(S706)。この際、X.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を付与している。
【0122】
ISDN9は、受信したX.25パケットデ−タをIPパケットデ−タに変換し(S707)、IP網10経由でISP11に送信する(S715)。
【0123】
ISP11内のパケット制御部111によって、受信したIPパケットデ−タの宛先IPアドレスを識別し(S708)、宛先IPアドレスが検針センタ6のアドレスであれば、検針センタ6に送信する。その後、検針センタ6でその検針デ−タを取り込む(S710)。S708にて宛先IPアドレスが検針センタ6以外のアドレスであれば、インタ−ネット12へ送信する(S711)。
【0124】
PC8bからのIPパケットデ−タは、TA7によってシ−ケンス番号が付与され、X.25パケットデ−タ化され、網制御装置3に送信される(S712)。そのX.25パケットデ−タを受信した網制御装置3内の第二のDch制御部352は、IPパケットデ−タに変換するとともに、IPパケットデ−タ内の送信元IPアドレスをPC8bのロ−カルアドレスからグロ−バルアドレスに変換し、更に、PC8bが付与してきた送信元のポ−ト番号を網制御装置が管理するポ−ト番号に変換する(S713)。そして、パケット交換対応のデ−タフレ−ムである後述するX.25パケットデ−タのフレ−ムに再度変換して(S714)、ISDN9経由でISP11へ送信する。この際、TA7によって付与されたX.25ヘッダ内のシ−ケンス番号を振り直している。
【0125】
送信されたデ−タはISDN9及びISP11によって、S707からS711のように処理される。
【0126】
次に、ISP11から送信されるデ−タを受信する場合について説明する。ISP11内のパケット制御部111は、検針センタ6から受信したIPパケットデ−タに検針装置4のポ−ト番号を宛先ポ−ト番号として付与後、X.25パケットデ−タ化を行いISDN9に送信する(S716)。
【0127】
また、ISDN9がインタ−ネット12から受信したIPパケットデ−タは、そのままISDN9へ送信される。
【0128】
また、ISDN9が検針センタ6とインタ−ネット12から受信したIPパケットデ−タは、X.25パケットデ−タに変換し(S717)網制御装置3へ送信する(S718)。このとき、検針センタ6からのデ−タとインタ−ネット12からのデ−タには、ISP11がISDN9に送出する順番に連続したシ−ケンス番号が付与されている。
【0129】
ISDN9によってX.25パケットデ−タ化されたデ−タを受信した網制御装置3は、第一のDch制御部351によってX.25パケットデ−タからIPパケットデ−タに変換と共に、宛先ポ−ト番号を基に、宛先IPアドレスをグロ−バルIPアドレスからロ−カルIPアドレスへの変換を行う(S719)。この宛先IPアドレス変換は、検針装置4が接続されている物理ポ−トのポ−ト番号であれば検針装置4が付与してきた送信元ロ−カルIPアドレスに変換し、ポ−ト番号が、検針装置4が接続されている物理ポ−トのポ−ト番号以外であれば、TA7側のPC8bが付与していた送信元ロ−カルIPアドレスに変換を行う。次に変換されたロ−カルIPアドレスである宛先IPアドレスの識別を行い(S720)、検針装置4のIPアドレスであればIPパケットデ−タを検針装置4に送信する(S721)。また、S720によって、宛先IPアドレスが検針装置4以外のIPアドレスであれば、シ−ケンス番号を振り直してX.25パケットデ−タに変換後(S722)、TA7へ送信する(S723)。これによってインタ−ネッ12からのデ−タはTA7に、検針センタ6からのデ−タは検針装置4に伝達される。
【0130】
図8にIPパケットデ−タ及びX.25パケットデ−タのフォ−マットを示す。
【0131】
図8の(a)がIPパケットデ−タのフォ−マットであり、(b)がX.25パケットデ−タフォ−マットである。また、(c)にIPパケットデ−タ内のIPヘッダ部のフォ−マット、(d)にIPパケットデ−タ内のTCP/UDPヘッダ部のフォ−マットを示す。
【0132】
検針装置4やPC8bからのIPパケットデ−タは、一般に非同期PPPフレ−ムデ−タと呼ばれ、(a)のようなフォ−マットである。IPパケットデ−タは、情報部であるデ−タ部があり、デ−タ部の送出側にTCP/UDP部、IPパケットであることを示すIPヘッダ部が付加され、更にLCP/NCP等のタイプを示すタイプ部、コントロ−ル部、アドレス部、先頭にフラグ部を配置し、デ−タ部の後方にFCS部、最後尾にフラグ部を付加した形態をとっている。これは、一般的にいうところのHDLCフレ−ムフォ−マットと同じである。
【0133】
TCP/UDP部は、TCP/IPプロトコルにおけるトランスポ−ト層のプロトコルの種類をTCPかUDPかを示している。
【0134】
次にX.25パケットデ−タについて説明すると、(a)のIPパケットデ−タからフラグ部、FCS部を削除し、前方にX.25のデ−タであることを示すX.25ヘッダ部を付加し、後方にFCS部、フラグ部を付加した形態をとっている。X.25ヘッダ部は、P(S)/P(R)部、コントロ−ル部、アドレス部、フラグ部を有し、P(S)/P(R)部は、送信/受信順序番号であり、X.25パケットレイヤのシ−ケン番号である。
【0135】
ただし、IPパケットデ−タのデ−タ部は1494バイトのデ−タが格納できるが、X.25パケットデ−タのデ−タ部は、256バイトのデ−タしか格納できないので、X.25パケットデ−タ化する際には、IPパケットデ−タのデ−タを分割して、複数のX.25パケットデ−タにして送信する必要がある。
【0136】
なお、前述したとおり、このIPパケットデ−タとX.25パケットデ−タの変換作業を網制御装置3でいうところのプロトコル変換部35で行っている(厳密にいうと、さらにその内部のパケット処理部)。また、網制御装置3以外の、ISP11、ISDN9でも同様に行っている。
【0137】
また、TA7及び網制御装置3で、非同期IPパケットデ−タをX.25パケットデ−タに変換する動作を詳細に説明すると、TA7及び網制御装置3ともに非同期IPパケットデ−タを受信すると、一旦、同期のIPパケットデ−タに変換した後に、X.25パケットデ−タに変換を行っている。非同期IPパケットデ−タと同期IPパケットデ−タとは、詳細なデ−タフォ−マット(非同期デ−タにはスタ−トビットやストップビットが付加等される)は異なるが、IPヘッダ部、TCP/UDP部、デ−タ部等の送信デ−タとして有用の実デ−タはなんらかわることはない。
【0138】
更に、上記実施形態の網制御装置3では、常時接続契約のDチャネルを用いて通信をおこなった場合について説明したが、Bチャネルの常時接続契約に対応することも容易に可能である。それは、呼制御情報は、プロトコル変換部35内の上り下りのDch制御部で処理し、Bチャネルを用いたBチャネルパケットデ−タは上り下りのBch制御部内のパケット処理部で非同期IPパケットデ−タ−X.25パケットデ−タ間の変換をDチャネルデ−タと同様に行うことで実現できる。
【0139】
なお、以上の説明は、検針システムについての説明をしたものであるが、これに限定されるものではない。例えば、警報システム、セキュリティシステム、監視システム等、自動的に何らかの情報を通報する、通報装置とこれを管理する管理装置を備えた全ての自動通報システムに適用できるものである。
【0140】
【発明の効果】
以上本発明によれば、通報装置と管理装置間が通信をISDN基本インタフェ−スの通話チャネルであるBチャネルを使用せず、制御チャネルであるDチャネルを用いて行わせ、NCTE側に接続されるPC等にBチャネルを使用させ、お互いの通信に影響をあたえることなく自動通報を可能とする網制御装置及びこの装置を用いた自動通報システムを構築することができる。
【0141】
また、通報装置と管理装置との通信をDチャネルパケットデ−タ、Bチャネルパケットデ−タ及びBチャネル回線交換デ−タのいずれかで行い、TAとISDNとの通信もDチャネルパケットデ−タ、Bチャネルパケットデ−タ及びBチャネル回線交換デ−タのいずれかで行わせ、それら通信チャネル使用の組み合わせで、確実な通報デ−タ通信の確保を行い、通報装置と管理装置との通信と、TAとISDNとの通信とが効率的に回線を使用できる網制御装置及びこの装置を用いた自動通報システムを構築することができる。
【0142】
更に望ましい通信チャネル使用形態である、通報装置と管理装置との通信をIP網を介したDチャネルを用いたIPパケット通信で行い、NCTE側のPC等の装置とISDN9との通信においても、Dチャネルを用いたIPパケット通信を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの構成図(実施形態1)である。
【図2】本発明の網制御装置の内部ブロック図である。
【図3】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの動作のシ−ケンス図である。(実施形態1:ケ−ス1)
【図4】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの動作のシ−ケンス図である。(実施形態1:ケ−ス2)
【図5】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの動作のシ−ケンス図である。(実の形態1:ケ−ス3)
【図6】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの構成図(実施形態2)である。
【図7】本発明の網制御装置を用いた自動検針システムの動作のシ−ケンス図である。(実施形態2:ケ−ス1)
【図8】IPパケットデ−タ及びX.25パケットデ−タのフレ−ムフォ−マットを示す図である。
【図9】従来の網制御装置を用いた自動検針システムの構成図である。
【符号の説明】
1・・・局用回線終端装置(OCU)
2・・・宅内回線接続装置(NCTE)
3・・・網制御装置
4・・・検針装置(通報装置)
5・・・加入者回線
6・・・検針センタ(管理装置)
7・・・タ−ミナルアダプタ(TA)
8・・・電話機(8a)、パ−ソナルコンピュ−タ(PC:8b)
9・・・ISDN
10・・IP網
11・・ISP(インタ−ネットプロバイダ)
12・・インタ−ネット
13・・端末装置
Claims (3)
- ISDNの局用回線終端装置と、ISDN信号を送受する第一のインタフェ−ス手段と、
宅内回線接続装置と、前記ISDN信号を送受する第二のインタフェ−ス手段と、
通報装置と前記ISDN信号を送受する第三のインタフェ−ス手段と、
前記第一のインタフェ−ス手段と、第二のインタフェ−ス手段及び第三のインタフェ−ス手段とから受信したデ−タをプロトコル変換後、中継するプロトコル変換手段と、
網制御装置への給電状態を監視する監視手段と、を有し、
前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段間は、ISDN基本インタフェースのDチャネルパケットデータ及びBチャネル回線交換データの少なくともいずれかで通信を行わせ、
前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間は、ISDN基本インタフェースのDチャネルパケットデータで通信を行わせ、
ISDNのパケット網に障害が発生した場合、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間を、Bチャネルを用いた回線交換通信に切替え、
前記監視手段が、前記網制御装置への給電の停止を検出した場合、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段との間で信号を通過させるようバイパスすることを特徴とした網制御装置。 - 請求項1に記載の網制御装置であって、
前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間をBチャネルを用いた回線交換通信に切替えるとき、Bチャネルが前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段間で全て使用されている場合は、Bチャネルの1つを切断することを特徴とした網制御装置。 - 請求項1に記載の網制御装置であって、
前記第一のインタフェ−ス手段と前記第三のインタフェ−ス手段間をBチャネルを用いた回線交換通信に切替えた後で、前記第一のインタフェ−ス手段と前記第二のインタフェ−ス手段間でBチャネルの使用要求があり、かつ全てのBチャネルが使用されている場合は、前記使用要求に対し通話中の処理をしてBチャネルを使用させないようにすることを特徴とした網制御装置。
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