JP4577370B2 - センサ装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
この発明は、上記の各目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、センシング部(32)と、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子(34a〜34f)とが基板(30a)上に配置されたセンサチップ(30)が、前記センシング部を露出させた状態で収容部材(40)に収容されており、かつ、前記端子と、前記端子を外部(70)と電気的に接続するための導電部材(60)とが電気的に接続されており、さらに、前記端子と前記導電部材との接続領域を含む被覆領域(50a)がモールド材(50)によって被覆されてなるセンサ装置(100)の製造方法であって、前記収容部材であって、前記センサチップを、表面に形成された開口部(45a)を介して収容するとともに前記センサチップの側面との間に隙間(43)を形成した状態で収容するための収容部(41)が形成されており、かつ、接着剤(80)によって前記センサチップの裏面を接着するための接着部(44)が、前記被覆領域の境界部分(50b)に対応する前記収容部の底部に形成されており、さらに、前記開口部の上端から前記接着部の表面までの深さ(d2)が前記センサチップの厚さ(d1)よりも深い収容部材を用意し、前記接着部、または、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面に前記接着剤を配置する接着剤配置工程と、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面を前記接着剤を介して前記接着部に配置するセンサチップ配置工程と、前記センサチップ配置工程によって前記接着部の上に配置された前記センサチップの表面を押圧し、前記センサチップと前記収容部材とによって押し出されて前記隙間に流入した前記接着剤の表面と、前記収容部材の表面と、前記センサチップの表面とが前記境界部分において面一となるようにする押圧工程と、前記端子と前記導電部材とを電気的に接続する配線工程と、前記押圧工程および配線工程を終えて製造された物を型締めし、前記被覆領域に対応する部分に対してモールド材による射出成型を行い、前記被覆領域を前記モールド材によって被覆するモールド工程と、を有することを特徴とする。
つまり、従来のような緩衝部材を用いなくてもモールド材の漏れを阻止することができるため、センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、製造効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明では、センシング部(32)と、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子(34a〜34f)とが基板(30a)上に配置されたセンサチップ(30)が、前記センシング部を露出させた状態で収容部材(40)に収容されており、かつ、前記端子と、前記端子を外部(70)と電気的に接続するための導電部材(60)とが電気的に接続されており、さらに、前記端子と前記導電部材との接続領域を含む被覆領域(50a)がモールド材(50)によって被覆されてなるセンサ装置(100)の製造方法であって、前記収容部材であって、前記センサチップを、表面に形成された開口部(45a)を介して収容するとともに前記センサチップの側面との間に隙間(43)を形成した状態で収容するための収容部(41)が形成されており、かつ、接着剤(80)によって前記センサチップの裏面を接着するための接着部(44)が、前記被覆領域の境界部分(50b)に対応する前記収容部の底部に形成されており、さらに、前記開口部の上端から前記接着部の表面までの深さ(d2)が前記センサチップの厚さ(d1)よりも深い収容部材を用意し、前記接着部、または、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面に前記接着剤を配置する接着剤配置工程と、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面を前記接着剤を介して前記接着部に配置するセンサチップ配置工程と、前記センサチップ配置工程によって前記接着部の上に配置された前記センサチップの表面を押圧し、前記センサチップと前記収容部材とによって押し出された前記接着剤を前記隙間に流入させる押圧工程と、前記端子と前記導電部材とを電気的に接続する配線工程と、前記押圧工程および配線工程を終えた前記センサチップおよび収容部材の各表面のうち、少なくとも前記境界部分が含まれるようにフィルム(94)を配置するフィルム配置工程と、前記押圧工程、配線工程およびフィルム配置工程を終えて製造された物を型締めし、前記被覆領域に対応する部分に対してモールド材による射出成型を行い、前記被覆領域を前記モールド材によって被覆するモールド工程と、を有することを特徴とする。
しかし、請求項2に係る発明では、センサチップおよび収容部材の各表面のうち、少なくとも上記境界部分が含まれるようにフィルムを配置した状態で型締めするため、型締め時の圧力によって凹凸がフィルムによって埋まり、隙間のない状態になる。
つまり、従来のような緩衝部材を用いなくてもモールド材の漏れを阻止することができるため、センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、製造効率の向上させることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のセンサ装置の製造方法において、前記フィルム配置工程は、前記境界部分(50b)を含む領域から前記センシング部(32)が配置されている方の前記センサチップ(30)および収容部材(40)の表面全体を前記フィルム(94)で覆う工程であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記隙間(43)に押し出された前記接着剤(80)が流入可能な流入部(41a,41b)が、前記隙間を形成する前記収容部(41)の側壁(42a,42b)に形成されてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のセンサ装置の製造方法において、前記接着剤(80)は、前記押圧工程を終えたときに、前記隙間(43)に押し出された前記接着剤が前記流入部(41a,41b)に流入する容積であることを特徴とする。
従って、センサチップおよび収容部材の大きさを高精度に制御する必要がないため、センサ装置の歩留まりをより一層高めることができる。また、製造効率をより一層向上させることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項4または請求項5に記載のセンサ装置の製造方法において、前記隙間(43)は、前記センサチップ(30)の側面(36a〜36d)のうち、前記端子(34a〜34f)が配置された一の側面(36c)の両端に連続する両側面(36a,36b)と前記収容部(41)の側壁との間に形成されており、前記流入部(41a,41b)は、前記両側面と対向する各側壁(42a,42b)にそれぞれ形成されてなることを特徴とする。
そこで、請求項6または請求項22に係る発明によれば、上記両側面と対向する各側壁にそれぞれ流入部が形成されてなるため、センサチップの両側面に沿って流れる接着剤をそれぞれ対応する流入部に流入させることができる。
従って、センサチップの両側面に沿って流入する接着剤の量が偏ってしまい、接着剤が隙間からセンサチップおよび収容部材の少なくとも一方の表面にはみ出すおそれがない。
請求項7に記載の発明では、請求項4ないし請求項6のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記隙間(43)は、前記センサチップ(30)の前記端子(34a〜34f)が配置されている側の側面(36c)と前記収容部(41)の側壁(42c)との間にさらに形成されており、前記流入部(41a,41b)は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁(42a,42b)に形成されてなることを特徴とする。
従って、上記隙間に流入した接着剤が、その隙間からセンサチップおよび収容部材の少なくとも一方の表面にはみ出すおそれがない。
請求項8に記載の発明では、請求項4ないし請求項6のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記隙間(43)は、前記センサチップ(30)の前記端子34a〜34f)が配置されている側の側面(36c)と前記収容部(41)の側壁(42c)との間にさらに形成されており、前記流入部(41a,41b)は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁(42a,42b)には形成されていないことを特徴とする。
請求項11に記載の発明では、請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記センシング部(32)は、気体の流量に対応した信号を出力するものであり、前記押圧工程により、前記センサチップ(30)および収容部材(40)の各表面が面一になることを特徴とする。
そこで、請求項11または請求項25に係る発明によれば、押圧工程により、センサチップおよび収容部材の各表面が面一になるため、センサチップおよび収容部材の各表面間に段差が生じてしまい、センシング部を通過する気体の流れが乱れてしまうおそれがない。
請求項12に記載の発明では、請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記収容部(41)の側壁には、前記センサチップ(30)を収容する位置を特定するための位置決め部(47a,47b)が形成されており、前記センサチップ配置工程は、前記位置決め部を基準にして前記センサチップを配置する工程であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明では、請求項4ないし請求項8のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記収容部(41)の側壁のうち、前記境界部分(50b)に対応する箇所と前記流入部(41a,41b)との間には、前記隙間(43)を流れる前記接着剤(80)の流れを制限する制限部(47a,47b)が形成されてなることを特徴とする。
従って、接着剤が上記境界部分において隙間の上端にまで確実に充填されるため、境界部分における隙間を確実になくすことができる。
請求項10に記載の発明では、請求項9に記載のセンサ装置の製造方法において、前記制限部(47a,47b)は、前記センサチップ(30)を収容する位置を特定するための位置決め部を兼用しており、 前記センサチップ配置工程は、前記位置決め部を基準にして前記センサチップを配置する工程であることを特徴とする。
請求項13に記載の発明では、請求項1ないし請求項12のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記境界部分(50b)に対応する前記センサチップ(30)の一端の裏面は、前記収容部材(40)の接着部(44)のみに接着されてなることを特徴とする。
従って、センサチップおよび収容部材がそれぞれ異なる熱膨張係数の材料によって形成されている場合であっても、センサチップに作用する熱応力を小さくすることができるので、センサチップに反りや歪みが発生したり、割れが発生したりするおそれが少ない。
また、センシング部と外部の制御回路とを電気的に接続する電路がセンサチップ上に形成された構造のセンサ装置の場合は、センサチップの反りや歪みに起因してピエゾ抵抗効果が発生し、上記電路を流れる電気信号が変化して検出精度が低下するおそれがある。
しかし、請求項13または請求項29に係る発明によれば、センサチップの反りや歪みを小さくすることができるため、ピエゾ抵抗効果によって検出精度が低下するおそれが少ない。
請求項14に記載の発明では、請求項1ないし請求項12のいずれか1つの記載のセンサ装置の製造方法において、前記収容部(41)の底部は、前記接着部(44)以外の部分が開口形成されてなることを特徴とする。
請求項15に記載の発明では、請求項1ないし請求項14のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記接着剤(80)は、熱硬化型であり、前記押圧工程は、前記接着剤を介して前記接着部(44)の上に配置されたセンサチップ(30)の表面を押圧するとともに、前記接着剤を加熱して硬化させる内容を含む工程であることを特徴とする。
請求項16に記載の発明では、請求項1ないし請求項15のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記接着剤(80)は、フィルム状であることを特徴とする。
請求項17に記載の発明では、請求項1ないし請求項16のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記基板(30a)は、シリコン基板であることを特徴とする。
請求項18に記載の発明では、請求項1ないし請求項17のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法において、前記押圧工程は、前記接着剤(80)が接着し難い性質の押圧面(90a)を有する押圧部材(90)により前記センサチップ(30)の表面を押圧する工程であることを特徴とする。
請求項19に記載の発明では、請求項18に記載のセンサ装置の製造方法において、前記押圧面(90a)は平坦であることを特徴とする。
従って、特に、センシング部が、気体の流量を検出するものである場合は、センサチップの表面と収容部材の表面との間に段差が形成されないため、センシング部を通過する気体の流れが乱れるおそれがないので、検出精度を高めることができる。
最初に、この実施形態に係る熱式流量センサ装置の主要構成について図1を参照して説明する。
熱式流量センサ装置100は、気体の流量を検出するセンサチップ30と、このセンサチップ30を収容する収容部材40と、ワイヤボンディングによってセンサチップ30と電気的に接続された導電部材としての複数のワイヤ60と、各ワイヤ60と電気的に接続された複数のリード70と、少なくとも各ワイヤ60の接続領域をモールド材によってモールドしたモールド部50とを備える。
センシング部32の裏面には、空洞部35が形成されており、その空洞部35の基板表面には、薄い絶縁膜から構成される薄肉部(メンブレン)31が形成されている。
この実施形態では、各逃げ部41a,41bは、それぞれ平面視円弧状の内壁を有し、収容部41を挾んで対称の位置に形成されている。
この実施形態では、絞り部47a,47bは、それぞれ収容部41へ突出するように形成されており、それぞれ平面視円弧状の外壁を有し、収容部41を挾んで対称の位置に形成されている。
従って、従来用いた緩衝部材が不要であるため、熱式流量センサ装置100の歩留まりを高めることができる。また、製造効率の向上を図り易い。
次に、センサチップ30の構成について図5を参照して説明する。図5は、センサチップ30の構成を示す平面図である。
また、センサチップ30には、熱式流量センサ装置100が置かれた環境温度を測定するための温度計37a,37bと、配線層33a〜33fを構成する抵抗体とが形成されている。
ヒータ32a,32bは、リード70によって電気的に接続された図示しない制御回路によって駆動され、例えば温度計37a,37bによって測定される環境温度よりも200℃高い温度となるように制御される。具体的には、制御回路からパッド34b,34cおよび配線層33b,33cを通じてヒータ32aに電流が流されると共に、パッド34d,34eおよび配線層33d,33eを通じてヒータ32bに電流が流される。これにより、所定の線幅で構成された各ヒータ32a,32bが加熱され、これに伴ってヒータ32a,32bの温度が上昇する。
従って、制御回路は、ヒータ32aおよびヒータ32bへの通電量に基づいて、気体の流量および流れの方向を検出することが可能となる。
しかし、前述のように、センサチップ30は、その他端のみが収容部材40に接着固定されており、接着部以外の部分は収容部41の空間内に露出した状態であり、その露出した部分はどこにも接触していないため、ピエゾ抵抗効果は殆ど発生しない。
従って、精度の高い流量検出を行うことができる。
次に、上記構成の熱式流量センサ装置100の製造方法について図を参照して説明する。図6は、製造工程の流れを示す工程図である。図7は、図6の工程3を示す説明図であり、(a)は接着剤が配置された収容部材の平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図8は、図6の工程3,4を示す説明図であり、(a)は押圧部材によってセンサチップを押圧するところを示す平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図9は、図6の工程4を示す説明図であり、(a)は押圧部材によってセンサチップを押圧した状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図10は、図6の工程5を示す説明図であり、(a)はセンサチップにリードを配線した状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図11は、図6の工程7〜工程11を示す説明図であり、(a),(b)は工程7の縦断面図、(c)は工程8の縦断面図、(d)は製造された熱式流量センサ装置100の縦断面図である。図12は、図6の工程6,7において収容部材の表面の傷がフィルムによって埋まる過程を示す説明図であり、(a)は収容部材の表面に形成された傷を示す縦断面図、(b)は収容部材の表面にフィルムを配置した状態の縦断面図、(c)はフィルムによって傷が埋まった状態の縦断面図である。
しかし、その凹凸は接着剤80によって埋まるため、その凹凸を介してモールド材が漏れ出すおそれはない。また、収容部材40の側壁42a,42bに微小な凹凸が形成されている場合も同様である。
上記実施形態の熱式流量センサ装置100およびその製造方法によれば、モールド材によって被覆領域50aを射出成型するときに、被覆領域50aの境界部分50bに隙間が形成されないため、被覆領域以外の領域にモールド材が漏れ出すおそれがない。
従って、従来のような緩衝部材を用いなくてもモールド材の漏れを阻止することができるため、熱式流量センサ装置の歩留まりを高めることができる。また、製造効率を向上させることができる。
逃げ部を形成する位置、逃げ部の形状、逃げ部の大きさおよび逃げ部の数は、押し出された接着剤がセンシング部32の近傍に達することがなければ、特に限定されない。図13は逃げ部の変更例を示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A矢視断面図である。図14〜図16も逃げ部の変更例を示す説明図である。
図13に示すように、逃げ部43gをパッド34が配列されている側の側壁42cに形成することもできる。逃げ部43gは溝状に形成されており、側壁42cから所定間隔置きに複数配置されている。各逃げ部43gは、それぞれ隙間43cに連通しており、センシング部32から遠ざかる方向へ延びている。
この構造によれば、センサチップ30および収容部材40によって押し潰され、余剰となった接着剤80をセンシング部32から遠ざかる方向へ逃がすことができる。
図14に示すように、平面視円弧状の内壁を有する複数の逃げ部43hを、パッド34が配列されている側の側壁42cに形成することもできる。この構造によっても、上述の第1変更例と同じ効果を奏することができる。
図15に示すように、溝状の複数の逃げ部43iを、収容部材40の側壁42a,42bのうち、隙間43a,43bが形成されている側の側壁からそれぞれ外方に向けて形成することもできる。この構造によっても前述の第1変更例と同じ効果を奏することができる。
図16に示すように、平面視円弧状の内壁を有する複数の逃げ部43jを、収容部材40の側壁42a,42bのうち、隙間43a,43bが形成されている側の側壁からそれぞれ外方に向けて形成することもできる。この構造によっても上述の第3変更例と同じ効果を奏することができる。
図17は、第5変更例の説明図であり、(a)は押圧前の接着剤を示す縦断面図、(b)は押圧後の接着剤を示す縦断面図である。図17(a)に示すように、センサチップ30と接着部44との間には、接着剤80が配置されているが、接着剤80の両端は、収容部材40の側壁42a,42bに達している。また、接着剤80の両端の表面には、接着剤80よりも薄肉の接着剤81がそれぞれ配置されている。
(1)接着剤をセンサチップ30の裏面のうち、接着部44の表面44aに対応する部位に接着し、センサチップ30を接着部44の表面44aに配置する方法でもよい。
36a〜36d・・側面、40・・収容部材、41・・収容部、
41a,41b・・逃げ部(流入部)、42a〜42d・・側壁、
43a〜43f・・隙間、44・・接着部、45a・・開口部、
47a,47b・・絞り部(位置決め部、制限部)、50・・モールド部、
50a・・被覆領域、50b・・境界部分、60・・ワイヤ(導電部材)、
70・・リード(外部)、80・・接着剤、90・・押圧部材、90a・・押圧面、
91・・上型、92・・下型、95・・ヒータ、100・・熱式流量センサ装置。
Claims (33)
- センシング部と、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子とが基板上に配置されたセンサチップが、前記センシング部を露出させた状態で収容部材に収容されており、かつ、前記端子と、前記端子を外部と電気的に接続するための導電部材とが電気的に接続されており、さらに、前記端子と前記導電部材との接続領域を含む被覆領域がモールド材によって被覆されてなるセンサ装置の製造方法であって、
前記収容部材であって、前記センサチップを、表面に形成された開口部を介して収容するとともに前記センサチップの側面との間に隙間を形成した状態で収容するための収容部が形成されており、かつ、接着剤によって前記センサチップの裏面を接着するための接着部が、前記被覆領域の境界部分に対応する前記収容部の底部に形成されており、さらに、前記開口部の上端から前記接着部の表面までの深さが前記センサチップの厚さよりも深い収容部材を用意し、
前記接着部、または、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面に前記接着剤を配置する接着剤配置工程と、
前記接着部に対応する前記センサチップの裏面を前記接着剤を介して前記接着部に配置するセンサチップ配置工程と、
前記センサチップ配置工程によって前記接着部の上に配置された前記センサチップの表面を押圧し、前記センサチップと前記収容部材とによって押し出されて前記隙間に流入した前記接着剤の表面と、前記収容部材の表面と、前記センサチップの表面とが前記境界部分において面一となるようにする押圧工程と、
前記端子と前記導電部材とを電気的に接続する配線工程と、
前記押圧工程および配線工程を終えて製造された物を型締めし、前記被覆領域に対応する部分に対してモールド材による射出成型を行い、前記被覆領域を前記モールド材によって被覆するモールド工程と、
を有することを特徴とするセンサ装置の製造方法。 - センシング部と、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子とが基板上に配置されたセンサチップが、前記センシング部を露出させた状態で収容部材に収容されており、かつ、前記端子と、前記端子を外部と電気的に接続するための導電部材とが電気的に接続されており、さらに、前記端子と前記導電部材との接続領域を含む被覆領域がモールド材によって被覆されてなるセンサ装置の製造方法であって、
前記収容部材であって、前記センサチップを、表面に形成された開口部を介して収容するとともに前記センサチップの側面との間に隙間を形成した状態で収容するための収容部が形成されており、かつ、接着剤によって前記センサチップの裏面を接着するための接着部が、前記被覆領域の境界部分に対応する前記収容部の底部に形成されており、さらに、前記開口部の上端から前記接着部の表面までの深さが前記センサチップの厚さよりも深い収容部材を用意し、
前記接着部、または、前記接着部に対応する前記センサチップの裏面に前記接着剤を配置する接着剤配置工程と、
前記接着部に対応する前記センサチップの裏面を前記接着剤を介して前記接着部に配置するセンサチップ配置工程と、
前記センサチップ配置工程によって前記接着部の上に配置された前記センサチップの表面を押圧し、前記センサチップと前記収容部材とによって押し出された前記接着剤を前記隙間に流入させる押圧工程と、
前記端子と前記導電部材とを電気的に接続する配線工程と、
前記押圧工程および配線工程を終えた前記センサチップおよび収容部材の各表面のうち、少なくとも前記境界部分が含まれるようにフィルムを配置するフィルム配置工程と、
前記押圧工程、配線工程およびフィルム配置工程を終えて製造された物を型締めし、前記被覆領域に対応する部分に対してモールド材による射出成型を行い、前記被覆領域を前記モールド材によって被覆するモールド工程と、
を有することを特徴とするセンサ装置の製造方法。 - 前記フィルム配置工程は、前記境界部分を含む領域から前記センシング部が配置されている方の前記センサチップおよび収容部材の表面全体を前記フィルムで覆う工程であることを特徴とする請求項2に記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記隙間に押し出された前記接着剤が流入可能な流入部が、前記隙間を形成する前記収容部の側壁に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記接着剤は、前記押圧工程を終えたときに、前記隙間に押し出された前記接着剤が前記流入部に流入する容積であることを特徴とする請求項4に記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記隙間は、前記センサチップの側面のうち、前記端子が配置された一の側面の両端に連続する両側面と前記収容部の側壁との間に形成されており、
前記流入部は、前記両側面と対向する各側壁にそれぞれ形成されてなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記隙間は、前記センサチップの前記端子が配置されている側の側面と前記収容部の側壁との間にさらに形成されており、
前記流入部は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁に形成されてなることを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記隙間は、前記センサチップの前記端子が配置されている側の側面と前記収容部の側壁との間にさらに形成されており、
前記流入部は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁には形成されていないことを特徴とする請求項4ないし請求項6のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記収容部の側壁のうち、前記境界部分に対応する箇所と前記流入部との間には、前記隙間を流れる前記接着剤の流れを制限する制限部が形成されてなることを特徴とする請求項4ないし請求項8のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記制限部は、前記センサチップを収容する位置を特定するための位置決め部を兼用しており、
前記センサチップ配置工程は、前記位置決め部を基準にして前記センサチップを配置する工程であることを特徴とする請求項9に記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記センシング部は、気体の流量に対応した信号を出力するものであり、
前記押圧工程により、前記センサチップおよび収容部材の各表面が面一になることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記収容部の側壁には、前記センサチップを収容する位置を特定するための位置決め部が形成されており、
前記センサチップ配置工程は、前記位置決め部を基準にして前記センサチップを配置する工程であることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記境界部分に対応する前記センサチップの一端の裏面は、前記収容部材の接着部のみに接着されており、前記一端の裏面以外は前記収容部の底部から離間してなることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記収容部の底部は、前記接着部以外の部分が開口形成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1つの記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記接着剤は、熱硬化型であり、
前記押圧工程は、前記接着剤を介して前記接着部の上に配置されたセンサチップの表面を押圧するとともに、前記接着剤を加熱して硬化させる内容を含む工程であることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。 - 前記接着剤は、フィルム状であることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記基板は、シリコン基板であることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記押圧工程は、前記接着剤が接着し難い性質の押圧面を有する押圧部材により前記センサチップの表面を押圧する工程であることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1つに記載のセンサ装置の製造方法。
- 前記押圧面は平坦であることを特徴とする請求項18に記載のセンサ装置の製造方法。
- センシング部と、前記センシング部からの信号を外部に取出すための端子とが基板上に配置されたセンサチップが、前記センシング部を露出させた状態で収容部材に収容されており、かつ、前記端子と、前記端子を外部と接続するための導電部材とが電気的に接続されており、さらに、前記端子と前記導電部材との接続領域を含む被覆領域がモールド材によって被覆されてなるセンサ装置であって、
前記収容部材には、前記センサチップを、表面に形成された開口部を介して収容するとともに前記センサチップの側面との間に隙間を形成した状態で収容するための収容部が形成されており、かつ、接着剤によって前記センサチップの裏面を接着するための接着部が、前記被覆領域の境界部分に対応する前記収容部の底部に形成されており、さらに、前記開口部の上端から前記接着部の表面までの深さが前記センサチップの厚さよりも深くなっており、
前記センサチップと前記収容部材とによって押圧されて前記隙間に押し出された前記接着剤が前記隙間に流入しており、
前記収容部材の表面と、前記隙間に押し出された前記接着剤の表面と、前記センサチップの表面とが前記境界部分において面一になっていることを特徴とするセンサ装置。 - 前記隙間に押し出された前記接着剤が流入可能な流入部が、前記隙間を形成する前記収容部の側壁に形成されてなることを特徴とする請求項20に記載のセンサ装置。
- 前記隙間は、前記センサチップの側面のうち、前記端子が配置された一の側面の両端に連続する両側面と前記収容部の側壁との間に形成されており、
前記流入部は、前記両側面と対向する各側壁にそれぞれ形成されてなることを特徴とする請求項21に記載のセンサ装置。 - 前記隙間は、前記センサチップの前記端子が配置されている側の側面と前記収容部の側壁との間にさらに形成されており、
前記流入部は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁に形成されてなることを特徴とする請求項21または請求項22に記載のセンサ装置。 - 前記隙間は、前記センサチップの前記端子が配置されている側の側面と前記収容部の側壁との間にさらに形成されており、
前記流入部は、前記端子が配置されている側の側面と対向する側壁には形成されていないことを特徴とする請求項21または請求項22に記載のセンサ装置。 - 前記センシング部は、気体の流量に対応した信号を出力するものであり、
前記センサチップおよび収容部材の各表面が面一になっていることを特徴とする請求項20ないし請求項24のいずれか1つに記載のセンサ装置。 - 前記収容部の側壁には、前記センサチップを収容する位置を特定するための位置決め部が形成されてなることを特徴とする請求項20ないし請求項25のいずれか1つに記載のセンサ装置。
- 前記収容部の側壁のうち、前記境界部分に対応する箇所と前記流入部との間には、前記隙間を流れる前記接着剤の流れを制限する制限部が形成されてなることを特徴とする請求項20ないし請求項26のいずれか1つに記載のセンサ装置。
- 前記制限部は、前記センサチップを収容する位置を特定するための位置決め部を兼用していることを特徴とする請求項27に記載のセンサ装置。
- 前記境界部分に対応する前記センサチップの一端の裏面は、前記収容部材の接着部のみに接着されてなることを特徴とする請求項20ないし請求項28のいずれか1つに記載のセンサ装置。
- 前記収容部の底部は、前記接着部以外の部分が開口形成されてなることを特徴とする請求項20ないし請求項29のいずれか1つの記載のセンサ装置。
- 前記接着剤は、熱硬化型であることを特徴とする請求項20ないし請求項30のいずれか1つに記載のセンサ装置。
- 前記接着剤は、フィルム状であることを特徴とする請求項20ないし請求項31のいずれか1つに記載のセンサ装置。
- 前記基板は、シリコン基板であることを特徴とする請求項20ないし請求項32のいずれか1つに記載のセンサ装置。
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