JP4581282B2 - 発光表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器等に備えられてLED等の発光素子の発光によって動作状態や電源の投入状態等を発光表示する発光表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、パーソナルコンピュータ(パソコン)においては、構成各機器を、例えば赤外線方式或いはIEEE802.11で提案されているような5GHz帯域のホームネットワークや、2.45GHz帯域のLAN或いは小規模無線コミュニケーションシステムのBluetooth等によって無線で接続する無線ネットワークシステムが提案されている。
【0003】
かかる無線ネットワークシステムには、コンピュータ本体や各周辺機器との間を無線接続し、相互の接続状態や情報信号の送受信状態等を表示する図6に示した筐体101に発光表示部102が設けられた無線中継器100が用いられる。
無線中継器100は、システムを構成するコンピュータ本体や各種周辺機器の接続ポートにそれぞれ10ベースケーブル103aを介して接続されるとともに、電源コード103bを介して電源が供給される。各無線中継器100は、コンピュータ本体や周辺機器との間における情報信号等の送受信を無線によって行い、パソコンシステムを構成する。
【0004】
無線中継器100には、上ケース104と下ケース105とを組み合わせた薄箱状の筐体101内に、電源回路や無線送受信機能等が備えられている。無線中継器100には、図7及び図8に示すように、下ケース105の底面に無線送受信回路部等が搭載された配線基板106が取り付けられている。無線中継器100には、無線ランの接続機器間の接続状態や電源のオンオフ状態或いは情報信号の送受信状態を発光表示する複数個の発光素子107が配線基板106に搭載されている。なお、発光素子107は、例えば駆動回路が形成された素子基板に搭載する場合もある。
【0005】
無線中継器100は、各表示機能に対応して発光素子107が選択的に点灯されることにより、発光表示部101においてその動作状態が発光表示される。発光表示部101は、図6及び図7に示すように上ケース104の前面側に、前面104aと上面104bとに跨って形成された3個の矩形開口部位からなる。発光表示部101は、詳細には上ケース104の前面104aと上面104bとに跨って形成された矩形の開口部108と、上ケース104の内面にそれぞれ一体に形成された導光部材組付部109と、これら導光部材組付部109内にそれぞれ組み付けられた導光部材110と、上述した発光素子107等によって構成される。
【0006】
各導光部材組付部109は、図6及び図7に示すように各矩形開口部108に対応して上ケース104の内面に樋状を呈して一体に形成されてなる。各導光部材組付部109は、上端部が上ケース104の上面104bの内面に一体化されるとともに下端部が開放されている。上ケース104には、上面104bの内面から、導光部材組付部109の両側面と平行しかつ上端部とほぼ等しい長さを有する一対のスタッド部111(111a、111b)が立設されている。各スタッド部111には、先端部にそれぞれ溶着凸部111c、111dが一体に形成されている。
【0007】
各導光部材110は、例えばアクリル樹脂等の透光性材料によって成形され、板状の導光基部112と、この導光基部112から一体に立設された導光表示片部113と、導光基部112の両端部に一体に形成された取付部114(114a、114b)とからなる。導光部材110は、後述するように導光表示片部113を内部空間に嵌合することによって導光部材組付部109に組み付けられる。導光部材110は、この状態において導光表示片部113の上端部の前面と上面とが筐体101の矩形開口部108に嵌合される。
【0008】
各導光部材108は、取付部114をそれぞれ導光基部112の両端部からL字状に折曲して形成してなり、先端の水平部位にそれぞれ取付孔115(115a、115b)が形成されている。導光部材108は、取付孔115の間隔が筐体101側のスタッド部111の間隔と等しく形成されている。
【0009】
以上のように構成された導光部材110は、上述したように導光表示片部113が導光表示片部113の内部空間に嵌合されて導光部材組付部109に組み付けられ、取付部114がその水平部をスタッド部111上に載置される。導光部材110は、取付部114の取付孔115にスタッド部111の溶着凸部111c、111dが嵌合される。導光部材110は、取付孔115に貫通された溶着凸部111c、111dに溶着処理が施されることにより、スタッド部111上に固定される。なお、導光部材110は、スタッド部111上に小ネジによってネジ止めされることもある。
【0010】
導光部材110は、上ケース104と下ケース105とが組み合わされることにより、導光基部112が下ケース105側に組み付けられた配線基板106の発光素子107と対向される。導光部材110は、無線中継器100が無線ランの接続機器間の接続、電源のオン動作或いは各機器間で情報信号の送受信が行われて発光素子107が選択して点灯されると、この発光素子107から出射された出射光を導光基部112を介して内部へと導光する。導光部材110は、発光素子107からの出射光を導光基部112から導光表示片部113へと導光して矩形開口部108から外部へと露光する。無線中継器100は、これによって発光表示部102が光輝して所定の動作機能が奏されている状態の発光表示が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、無線中継器100においては、所定の動作機能を奏することによって点灯した発光素子107の出射光が導光部材110を介して発光表示部102へと導かれ、導光部材110の発光表示片部113から露光されてその表示が行われる。無線中継器100においては、導光部材110が、発光表示片部113を上ケース104に形成した導光部材組付部109の内部空間に嵌合した後に、取付部114をスタッド部111に対して溶着或いは小ネジにより取り付けられていた。
【0012】
したがって、無線中継器100においては、導光部材110を取り付けるための溶着工程やネジ止め工程が必要となり、工程が面倒であった。また、無線中継器100においては、取付部114や取付孔115が形成されているために、導光部材110の形状が複雑になりコストアップとなるとともに導光基部112から内部に導光された発光素子107の出射光が取付部114からも露光して光効率が劣化するといった問題があった。
【0013】
さらに、無線中継器100においては、導光部材110が発光表示片部113を導光部材組付部109の内部空間に嵌合されることにより、外周面からの発光素子107の出射光の露光を防止してより効率的な発光表示が行われるように構成される。導光部材110は、このために発光表示片部113が、その外周面を導光部材組付部109の内面に略密着した状態で嵌合されることが好ましい。無線中継器100においては、導光部材110を上述した構造によって導光部材組付部109に取り付けるために、溶着或いはネジ止めする際に位置ズレを生じることがあり組立効率が悪くなるといった問題があった。
【0014】
したがって、本発明は、筐体に形成された導光部材組付部に対して簡易な形状に形成された導光部材がいわゆるワンタッチ操作によって組み付けられるようにして組立工程の合理化と表示効率の向上を図る発光表示装置を提供することを目的に提案されたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明にかかる発光表示装置は、上面と前面とに跨って表示開口部が開口されるとともにこの表示開口部に対応して内面に樋状の導光部材組付部が一体に形成された筐体と、筐体の内部に配設された発光素子から出射された出射光を発光開口部に導光する導光部材とを備えてなる。導光部材は、内部に導光する板状の導光基部と、この導光基部に一体に立設された発光表示片部とが、透光性材料によって一体に成形されてなる。導光部材には、導光部材組付部の内部に嵌合される発光表示片部の先端側に、筐体の表示開口部に嵌合されて外方に露呈されて発光素子からの出射光を外部へと露光する上面発光部と前面発光部とが構成されてなる。筐体には、導光部材組付部の下端縁に前記導光部材の内部方向に傾斜する傾斜縁と導光基部の後端部を係止する垂直縁とから構成される段差と、導光部材組付部に対応する内面に一体に突設された係止凸部が形成される。係止凸部と段差によって導光基部を係止保持することにより、前記導光部材が前記筐体に組み付けられる。
【0016】
以上のように構成された本発明にかかる発光表示装置においては、導光部材組付部の内部空間に、発光表示片部が嵌合されて導光部材の組み付けが行われる。
発光表示装置においては、導光部材組付部に組み付けられた状態において発光表示片部の先端側に構成された側面の一部が筐体の上面開口部と前面開口部から露呈される。発光表示装置においては、発光素子から出射された出射光が導光基部から発光表示片部へと導光され、上面開口部と前面開口部とに露呈された部位から露光することで発光表示が行われるようにする。発光表示装置においては、発光表示片部を導光部材組付部に嵌合して押し込んだ状態において、導光基部が段差と係止凸部によって位置決め狭持される。したがって、発光表示装置においては、いわゆるワンタッチ操作によって導光部材が筐体に組み付けられるとともにこれを固定するための工程が不要となり、組立工程の大幅な合理化が図られるようになる。また、発光表示装置においては、筐体側に取付用のスタッド部を不要とするとともに導光部材にも取付部が形成されていない簡易な形状であることから、部材費の低減が図られるとともに発光素子からの出射光が発光表示部に効率的に導かれて表示効率の向上が図られるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として示す発光表示装置も、コンピュータ本体や各種周辺機器等の本体機器の接続ポートに10ベースケーブル或いは電源ケーブル等を介して接続され、本体機器間に交換される情報信号等を無線で中継する無線中継器1に適用される。
無線中継器1は、電源の投入状態や、機器間の接続状態或いは情報信号等の送受信状態を表示する。
【0018】
無線中継器1は、図示を省略するが無線送信・発信器が内蔵され、図2に示すように、全体箱形に形成された上ケース3と、その底面部を閉塞して組み付けられる下ケース4とを組み合わせて全体薄箱状に構成された筐体2を備えている。
上ケース3には、接続される相手側の無線中継器1に向けられる上面3aと前面3bとに跨って、上述した各機能の動作状態を発光表示する発光表示部5が設けられている。発光表示部5は、各機能に対応してそれぞれ1個の発光部を有しており、各発光部が上ケース3の互いに直交する上面部3aと前面部3bとに跨ってスリット状に開口されてなる3個の矩形の表示開口部6と、詳細を後述する導光部材組付部7(7a乃至7c)と、係止凸部8と、導光部材9とからなる。
【0019】
下ケース4には、詳細を省略するが内面に形成した複数個の台座部上に無線送受信回路部等が搭載された配線基板10が載置支持されている。配線基板10には、筐体2の前面3bと対向する端部近傍で発光表示部5の各発光表示口6に対応位置して、3個の発光素子11が互いに並列状態で搭載されている。各発光素子11は、対をなす無線中継器1間で情報信号等の送受信動作が行われると、配線基板10に搭載された図示しないドライバ回路からの出力によって選択的に点灯される。
【0020】
導光部材組付部7は、詳細を後述するように導光部材9が組み付けられ、この導光部材9を保持するとともに外周面からの光漏れを防止する。導光部材組付部7は、各発光表示口6に対応位置して上面3aと前面3bとに跨って上ケース3の内面に一体に形成される。導光部材組付部7は、図1及び図2に示すように上面3aと前面3bとに連設され互いに対向する側面壁部7a、7bと、前面3bと対向して上面3a及び側面壁部7a、7bとに連設された背面壁部7cとからなり、下端部を開放された矩形空間部を有する樋状を呈して形成されてなる。
【0021】
導光部材組付部7には、側面壁部7a、7bの下端縁に、段差12(14a、14b)が付されてが構成されてなる。導光部材組付部7は、各段差12が図2に示すように前面3b側に傾斜する傾斜面14aと、この傾斜面14aに連続する垂直面14bとから構成されてなる。
【0022】
係止凸部8は、導光部材組付部7に対応位置して上ケース3の前面3bの内面に、嵌合凹部13から所定の高さ位置b(図3参照)を以って一体に突設されている。係止凸部8は、段差12との間隔cが、導光基部15の幅方向の大きさとほぼ等しく設定されて上ケース3の前面3bに形成されている。なお、係止凸部8は、例えば下端側から上端側に向かって次第に厚みを小さくするように傾斜を付された楔状に形成してもよい。
【0023】
上ケース3は、詳細を後述するように導光部材組付部7の段差12と係止凸部8と表示開口部の構成によって導光部材9を保持する。したがって、上ケース3は、上述した従来の上ケース104のように導光部材9を固定するスタッド部111を有しない簡易な構造となっている。上ケース3は、これによって簡易な構造の成形金型によって成形されるとともに、スタッド部111を形成することによる上面3aのヒケ発生も無く内部のスペース効率が図られるようになる。
【0024】
各導光部材9は、例えば透明若しくは半透明であり光透過性が良好なアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の合成樹脂材料によって一体に成形され、導光基部15と、この導光基部15から一体に立設されたした導光表示片部16とからなる。導光部材9は、後述するように導光表示片部16を内部空間に嵌合することによって導光部材組付部7に組み付けられる。導光部材9は、この状態において導光表示片部16の上端側の上面部と前面部とがそれぞれ筐体2の表示開口部6に嵌合されて上面発光部16aと前面発光部16bとを構成する。
【0025】
導光基部15は、矩形の板状を呈しており、長手方向の長さが導光部材組付部7の側面壁部7a、7b間の間隔よりも大きくかつ幅方向の長さが間隔cとほぼ同等に形成されてなる。導光基部15は、後述するように段差12と係止凸部8と表示開口部6によって係止保持された状態で導光部材組付部7に組み付けられる。
【0026】
導光表示片部16は、導光基部15の上面から一体に立設された板状部位からなり、後述するように導光基部15から導光された発光素子11の出射光を内部に導光する。導光表示片部16は、上端側において前面側に向かってやや屈折されて上述したように上面発光部16aと前面発光部16bとが形成されてなる。
導光表示片部16は、上端部の上面発光部16aと前面発光部16bとの幅が上ケース3側の係止凸部8と導光部材組付部7の背面壁部7cとの間隔c(図3参照)よりもやや小さく設定されている。
【0027】
導光表示片部16は、上面発光部16a及び前面発光部16bとが、上ケース3のコーナに付された円弧面とほぼ等しい曲率を付されるとともに断面形状が表示開口部6の開口形状とよりやや大きくされて連設されている。導光表示片部16は、導光部材組付部7に組み付けられた状態において、図2に示すように上面発光部16a及び前面発光部16bが上ケース3の上面3a及び前面3bと略同一面を構成する。
【0028】
導光部材9は、上述したように導光基部15と導光表示片部16とからなり、従来の導光部材110のように取付部114を有しない簡易な形状に形成されてなる。したがって、導光部材9は、簡易な構造の成形金型によって成形されることでコスト低減が図られるようになる。また、導光部材9は、取付部を形成する突出部位を有しない構造であることから、後述するように導光基部15から内部に導光した発光素子11からの出射光を外部へと露光することが抑制されるようになり、光効率の向上が図られるようになる。
【0029】
なお、導光部材9は、導光表示片部16の背面側に、内部に導光された発光素子11からの出射光を全反射させるように適宜の傾斜角度を付した複数の傾斜面で構成するようにしてもよい。導光部材9は、かかる構成によって内部に導光される発光素子11からの出射光の漏出を抑制して光効率の向上が図られるようになる。
【0030】
以上のように構成された導光部材9は、導光部材組付部7の内部空間に対して導光表示片部16側から嵌合される。導光部材9は、上面発光部16aと前面発光部16bの幅が係止凸部8と段差12との間隔cよりも小幅とされていることにより、導光表示片部16が図4に示すように導光部材組付部7の内部空間へと挿通される。
【0031】
導光部材9は、図5に示すように導光表示片部16の上端部が上ケース3の上面3aと突き当たるまで導光部材組付部7内に挿通された状態で、導光基部15が段差12の下端縁に突き当たる。導光部材9は、この状態から同図の矢印で示される方向に上ケース3の前面3b側に向かってさらに導光部材組付部7内に押し込まれることにより、導光基部15の主面が段差12の傾斜面14aに沿って側壁部7a、7bの下端縁へとスライドする。導光部材9は、組み付けられた際に係止凸部8に当接し、図3中左方向の位置決めがなされ、導光表示片部16の上面発光部16aと前面発光部16bとが表示開口部6に嵌合される。導光部材9は、この際に導光基部15の後端縁が段差12の傾斜面14aから垂直面14bに落ち込むことにより、図3中右方向の位置決めがなされるとともにクリック感を生じさせて導光部材組付部7に組み込まれた状態を知らせるようにする。
【0032】
導光部材9は、この状態において図2に示すように、導光表示片部16の幅方向の一端側面と導光基部15の後方端部が、係止凸部8と段差12の垂直面14bとの間で位置決めされるとともに挟持されることにより、導光部材組付部7に組み付けられる。また、開口表示部6のスリット形状の厚みは、上面発光部16a及び前面発光部16bがなす円弧形状部分の厚み方向の大きさよりもやや小さく形成されており、開口表示部6に対し発光表示部5をやや圧入するようにして、導光部枠組付部7に組付け保持される。導光部材9は、このようにしていわゆるワンタッチ操作によって上ケース3への組付が行われる。導光部材9は、ワンタッチ組付により、従来のように溶着処理や止めネジ等によるネジ止め工程を不要として上ケース3に対する効率的な組立が行われるようにする。
【0033】
上ケース3には、その底面部に配線基板10や各種の電子部品等を組み付けた下ケース4が組み合わされて筐体2を構成する。導光部材9は、上ケース3が下ケース4に対して上方から組み合わされるが、上述した構成によって上ケース3から脱落することは無い。導光部材9は、例えば下ケース4側に形成したスタッド等を導光基部15の底面に突き当てることによって固定保持される。
【0034】
導光部材9は、上ケース3と下ケース4とが組み合わされることによって、図2に示すように導光基部15が配線基板10に搭載した発光素子11と対向される。導光部材9は、無線中継器1が無線ランの接続機器間の接続、電源のオン動作或いは各機器間で情報信号の送受信が行われて発光素子11が選択して点灯されると、この発光素子11から出射された出射光を導光基部15を介して内部へと導光する。導光部材9は、発光素子11からの出射光を導光基部15から導光表示片部16へと導光し、表示開口部6に嵌合された上面発光部16a及び前面発光部16bから外部へと露光する。
【0035】
無線中継器1は、これによって発光表示部5が光輝して所定の動作機能が奏されている状態の発光表示が行われる。無線中継器1は、導光部材9の上面発光部16a及び前面発光部16bとによって筐体2の上面及び前面において同時に発光表示が行われるようになる。したがって、無線中継器1は、机上等に載置されてパソコンの操作者によって前面側の斜め上方から発光表示部5の視認が行われるが、動作状態を確実に視認可能とする。
【0036】
上述した実施の形態においては、コンピュータ本体や各種周辺機器間に交換される情報信号等を無線で中継する無線中継器1への適用例を示したが、本発明はかかる無線中継器1に限定されるものでは無いことは勿論であり各種の電子機器等に採用される。本発明は、発光素子8の点灯によって動作状態等を発光表示する各種の発光表示装置にも適用されることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明にかかる発光表示装置によれば、導光部材が発光表示片部を導光部材組付部に組み付けた状態において、導光基部が導光部材組付部の下端縁に設けられた段差と係止凸部によって位置決めされて狭示されるように構成したことにより、いわゆるワンタッチ操作によって導光部材を筐体に組み付ることが可能とされるとともにこれを固定するための工程が不要となり、組立工程の大幅な合理化が図られるようになる。また、発光表示装置においては、筐体や導光部材に取付部が形成されていない簡易な形状であることから、部材費の低減が図られるとともに凹凸の少ない導光部材の簡易な形状から発光素子からの出射光が発光表示部に効率的に導かれて表示効率の向上が図られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す無線ランシステムに用いられる無線中継器の要部分解斜視図である。
【図2】同無線中継器の要部縦断面図である。
【図3】同無線中継器において、上ケースへの導光部材の組付工程の説明図であり、導光部材を導光部材組付部に対応させた状態を示す。
【図4】同無線中継器において、上ケースへの導光部材の組付工程の説明図であり、導光部材を導光部材組付部に嵌合した状態を示す。
【図5】同無線中継器において、上ケースへの導光部材の組付工程の説明図であり、導光部材を導光部材組付部に突き当たるまで嵌合した状態を示す。
【図6】無線中継器の斜視図である。
【図7】従来の無線中継器の要部分解斜視図である。
【図8】同無線中継器の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 無線中継器
2 筐体
3 上ケース
3a 上面
3b 前面
4 下ケース
5 発光表示部
6 表示開口部
7 導光部材組付部
8 係止凸部
9 導光部材
10 配線基板
11 発光素子
12 段差
13 嵌合凹部
14a 傾斜面
14b 垂直面
15 導光基部
16 導光表示片部
16a 上面発光部
16b 前面発光部
Claims (2)
- 上面と前面とに跨る表示開口部が開口されるとともに、前記表示開口部に対応して内面に樋状の導光部材組付部が一体に形成された筐体と、
前記筐体の内部に配設された発光素子から出射された出射光を内部へと導光する板状の導光基部と、この導光基部に一体に立設され前記導光部材組付部の内部に嵌合されることにより先端側に構成された上面発光部と前面発光部とが前記筐体の表示開口部から外方に露呈されて前記発光素子からの出射光を外部へと露光する発光表示片部とが、透光性材料によって一体に成形されてなる導光部材とを備え、
前記筐体には、前記導光部材組付部の下端縁に前記導光部材の内部方向に傾斜する傾斜縁と導光基部の後端部を係止する垂直縁とから構成される段差と、導光部材組付部に対応する内面に一体に突設された係止凸部が形成され、
前記係止凸部と前記段差によって前記導光基部を係止保持することにより、前記導光部材が前記筐体に組み付けられることを特徴とする発光表示装置。 - 前記導光部材組付部は、内部に組み付けられた前記導光部材の発光表示片部の外周部を覆うことによって、この発光表示片部内に導光された前記発光素子からの出射光の光漏れを防止することを特徴とする請求項1に記載の発光表示装置。
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