JP4582744B2 - アク取り具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアクが生じる料理や、しゃぶしゃぶ等を行なう場合に使用されるアク取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、料理中に生ずるアクを取るには、お玉やメッシュ材を用いたアク取り具を用いて行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のお玉を用いてアクを取る場合、煮汁まで除去してしまうという欠点があり、メッシュ材を用いたアク取り具を用いる場合には、アクだけを確実に除去することはできるが、メッシュ材に付着したアクが除去しずらく、次々とアクを除去する必要がある場合には使用できないという欠点があった。
【0004】
本発明は以上のよう従来の欠点に鑑み、アクを効率よく付着させることができるとともに、付着したアクを楽に除去することができるアク取り具を提供することを目的としている。
【0005】
また、本発明は落とし蓋として使用することができるとともに、凹凸部をきれいに仕上げできたり、立てた状態で支持できたり、使用時に取っ手の一端部が鍋の内壁面に当接するように自動的に移動させて楽に取り出すことができるアク取り具を提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明かになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明はアクが容易に付着する木材で形成された落とし蓋としても使用できるアク取り具本体と、このアク取り具本体の底面に形成したアクの付着面積を大きくする木目に沿うように形成された凹凸部と、前記アク取り具本体の上面に該アク取り具本体を立てた状態で支持することができるとともに、支持部側が重く、使用時に支持部側が鍋の内壁面に自動的に移動させることができる取っ手とでアク取り具を構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0009】
図1ないし図7に示す本発明の第1の実施の形態において、1は本発明のアク取り具で、このアク取り具1はアクが容易に付着する木材で円板状に形成された落とし蓋としても使用することができるアク取り具本体2と、このアク取り具本体2の底面にアクの付着面積を大きくし、仕上げをきれいに形成できる木目に沿うように形成された凹凸部3と、前記アク取り具本体2の上面に木目と直交する方向に形成された嵌合溝4に嵌合片5が嵌合固定された、一端部が高くて重くなり、該アク取り具本体2を立てた状態で支持することができる木材で形成された取っ手6と、この取っ手6の一端部側の両側面に形成されたスベリ止め用の複数個の凹溝7、7、7とで構成されている。
【0010】
上記構成のアク取り具1は図5に示すように、アクが生じた鍋8内に取っ手6を持って位置させ、アク取り具本体2にアクを付着させて取り出し、アクが付着したアク取り具本体2部分を水道水9に当て、水道水で流し落とす。
このような操作を順次行なってアクを除去する。
【0011】
使用が終了した場合には図6に示すように、取っ手6の一端部をテーブル等の上面に置くことにより、アク取り具本体2を立てた状態に位置できるとともに、アク取り具本体2に形成された凹凸部3は水平方向に位置し、該凹凸部3に付着したアクや煮汁が広範囲に落下してテーブル等を汚すのを防止できる。
【0012】
アク取り具1を落とし蓋として使用する場合には、図7に示すように鍋8内に位置させると、煮汁が凹凸部3を通過して煮汁が均等にゆきわたるとともに、アク取り具本体2は煮汁によって取っ手6の重い一端部側が鍋8の内壁面に当接するように自動的にスライド移動する。
このため、アク取り具1を取り出す場合に、該部位よりアク取り具1の取っ手6をつかむことにより、熱い蒸気が手や腕に当たるのを効率よく阻止することができる。
【0013】
【発明の異なる実施の形態】
次に、図8ないし図16に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0014】
図8ないし図10に示す本発明の第2の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、一端部に凹部10を形成した取っ手6Aと、この取っ手6Aの一端部の取付け部を平坦面11に形成したアク取り具本体2Aを用いた点で、このように構成したアク取り具1Aにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、立てた状態で支持する場合に、アク取り具本体2Aの平坦面11と取っ手6Aの一端部の上端部6aとで安定状態で支持できる。
【0015】
図11ないし図13に示す本発明の第3の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、アク取り具本体2の上面に木目方向に嵌合溝4Aを形成して取っ手6を嵌合固定した点で、このように構成したアク取り具1Bにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、使用後の洗浄後の乾燥時に立てた状態にすることにより、凹凸部3が上下方向となり、効率よく付着した水を落下させることができる。
【0016】
図14ないし図16に示す本発明の第4の実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、アク取り具本体2の底面に木目に沿うように形成された第1の凹凸部3と、この第1の凹凸部3と直交する方向に該第1の凹凸部3の凹部3aよりも浅い凹部12aの第2の凹凸部12を形成した点で、このように構成したアク取り具1Cにしても、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られるとともに、より確実にアクの付着と落とし蓋としての使用時に煮汁を効率よく移動させることができる。
【0017】
図17および図18に示す本発明者が考えたアク取り具において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、棒状の取っ手6Bをアク取り具本体2に固定した点で、このように構成したアク取り具1Dにしてもよい。
【0018】
図19ないし図21に示す本発明者が考えたアク取り具において、前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、しゃぶしゃぶ鍋に挿入することができる大きさの木材製の円板状のアク取り具本体2Bと、このアク取り具本体2Bの一側面より上方に突出する棒状の取っ手6Cを取付けた点で、このように構成したアク取り具1Eにしても、アクを効率よくアク取り具本体2Bの底面の凹凸部3に付着して除去することができるとともに、アク取り具本体2Bを水を入れた壺等に入れることにより、簡単にアクを取り除くことができる。
【0019】
図22および図23に示す本発明者が考えたアク取り具において、前記図19ないし図21に示すものと主に異なる点は、アク取り具本体2Bの上面より上方に突出する棒状の取っ手6Dを取付けた点で、このように構成したアク取り具1Fにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】
(1)アクが容易に付着する木材で形成された落とし蓋としても使用できるアク取り具本体と、このアク取り具本体の底面に形成したアクの付着面積を大きくする木目に沿うように形成された凹凸部と、前記アク取り具本体の上面に該アク取り具本体を立てた状態で支持することができるとともに、支持部側が重く、使用時に支持部側が鍋の内壁面に自動的に移動させることができる取っ手とで構成されているので、アク取り具本体を木材で形成してるので、アクだけを容易に付着させて除去することができる。
したがって、煮汁が排出されるのを効率よく防止することができる。
【0022】
(2)前記(1)によって、アク取り具本体の底面にアクの付着面積を大きくする凹凸部を形成しているので、アクを凹凸部に効率よく付着させることができる。 したがって、アク取りを誰でもが容易に行なうことができる。
【0023】
(3)前記(1)によって、アク取り具本体の凹凸部にアクを付着させるので、凹凸部等に付着したアクを水道水等で容易に流し落とすことができ、次々にアク取り作業を行なうことができる。
【0024】
(4)前記(1)によって、アク取り具本体が落とし蓋としても使用できるように形成されているので、落とし蓋としても使用することができる。
【0025】
(5)前記(1)によって、取っ手によって立てた状態で支持でき、支持場所を汚したりするのを効率よく防止できるとともに、洗浄後に立てた状態で乾燥させることができる。
【0026】
(6)前記(1)によって、落とし蓋として使用した場合に、取っ手の重い一端部を自動的に鍋の内壁面に当接するように移動させることができる。
したがって、熱い蒸気が手や腕に当たらないように取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の背面図。
【図5】本発明の第1の実施の形態のアク取り状態の説明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の立てた状態の説明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の落とし蓋として使用した状態の説明図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の側面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図10】本発明の第2の実施の形態の立てた状態の説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態の側面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態の背面図。
【図13】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図14】本発明の第4の実施の形態の背面図。
【図15】本発明の第4の実施の形態の底面図。
【図16】図15の16−16線に沿う断面図
【図17】本発明者が考えたアク取り具の側面図。
【図18】本発明者が考えたアク取り具の平面図。
【図19】本発明者が考えた異なるアク取り具の側面図。
【図20】本発明者が考えた異なるアク取り具の底面図。
【図21】本発明者が考えた異なるアク取り具の説明図。
【図22】本発明者が考えた異なるアク取り具の側面図。
【図23】本発明者が考えた異なるアク取り具の平面図。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F:アク取り具、
2、2A、2B:アク取り具本体、
3:凹凸部、 4、4A:嵌合溝、
5:嵌合片、
6、6A、6B、6C、6D:取っ手、
7:凹溝、 8:鍋、
9:水道水、 10:凹部、
11:平坦面、 12:第2の凹凸部。
Claims (1)
- アクが容易に付着する木材で形成された落とし蓋としても使用できるアク取り具本体と、このアク取り具本体の底面に形成したアクの付着面積を大きくする木目に沿うように形成された凹凸部と、前記アク取り具本体の上面に該アク取り具本体を立てた状態で支持することができるとともに、支持部側が重く、使用時に支持部側が鍋の内壁面に自動的に移動させることができる取っ手とからなることを特徴とするアク取り具。
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- 2001-02-02 JP JP2001026579A patent/JP4582744B2/ja not_active Expired - Fee Related
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