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JP4588652B2 - 接続性確認方法 - Google Patents
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Description

本発明は、試験フレームを用いたネットワークの接続性確認方法に関し、特にIEEE802標準に基づくイーサネット(登録商標)フレームを送受信するブリッジから構成されるネットワークにおける接続性確認方法に関するものである。
IEEE802標準に基づくイーサネットフレームを送受信するブリッジによって提供されるネットワークの接続性を確認する方法としては、非特許文献1に記載されたイーサネットOAMのContinuity Checkが既知である。この非特許文献1では、試験フレームを定期的に送信し、その導通状況を確認することによって、故障検出を実現している。
IEEE Draft P802.1ag/D5.2,"Connectivity Fault Management",Nov 2005
しかし、非特許文献1に記載の方法、すなわち、イーサネットOAMのContinuity Checkによる経路の正常性確認では、VLAN(Virtual LAN)単位に試験フレームを送信するため、フレーム内のVLAN IDの情報を経路選択に用いる冗長構成に対してはすべての物理回線をいずれかの試験フレームが通過するが、図11に示すように、LAG(Link Aggregation)のようにVLAN ID以外の情報によって物理回線選択が行われる冗長構成に対してはその内の1つの物理回線にだけしか試験フレームが通過しない。
したがって、試験フレームが通過しない物理回線において故障が発生した場合には、故障が検出されない可能性がある。このため、部分故障が発生しているにも係わらず、正常と判断してしまう問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ネットワークの接続性を正しく確認して、故障を検出することのできる接続性確認方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、一連のIEEE802標準に基づくネットワークフレームを送受信するポートを備えたブリッジから構成されるネットワークにおける接続性確認方法であって、ネットワークの単数のブリッジから通信をしている他の単数もしくは複数のブリッジに至るすべての物理回線を通過する試験フレームの集合を生成し、前記単数のブリッジが前記試験フレームを送信し、前記単数もしくは複数のブリッジが前記試験フレームを受信することによりブリッジ間の接続性を確認する接続性確認方法において、前記試験フレームの集合が、試験フレームを送信するブリッジまたはネットワークを管理する外部装置がネットワーク内の冗長構成の有無および冗長構成が存在する場合には冗長構成における入力フレーム情報を入力値とし、選択される物理回線を出力値とする関数の入力値および出力値の対応関係のすべてもしくは一部の情報である物理回線選択ロジック情報を含むネットワーク構成情報から生成され、単数のフレーム、もしくは宛先MACアドレス、送信元MACアドレスのうち一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはIPパケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはTCP/UDPパケットをカプセル化したIPパケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはIPv6パケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはTCP/UDPパケットをカプセル化したIPv6パケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、から構成されることを特徴とする。
また、前記ネットワークの構成情報は、試験フレームの集合を生成するブリッジまたは外部装置に予め設定されていることが好ましい。
また、前記ネットワークの構成情報は、試験フレームの集合を生成するブリッジまたは外部装置がネットワーク内のブリッジから取得することが好ましい。
また、ネットワーク内にVLANが設定されている場合には、前記試験フレーム集合の生成、および前記試験フレームの送受信をVLAN単位に行うことが好ましい。
本発明によれば、すべての物理回線を通過する試験フレームの集合を用いることにより、接続性を正しく確認し、またネットワーク内に故障が発生した場合には、その故障を検出することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の接続性確認方法の機能を提供するネットワーク構成を示す図である。ネットワークはブリッジA、B、C、D、E、Fとそれらを接続する物理回線101〜108によって構成されている。また、このネットワークを管理する外部装置が存在する。
冗長構成1001は、物理回線101と物理回線102により構成され、ブリッジAから転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線101もしくは物理回線102を選択し、転送される。冗長構成1002は、物理回線103と物理回線104により構成され、ブリッジBからブリッジDに転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線103もしくは物理回線104を選択し、転送される。ブリッジDからブリツジBに転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線103もしくは物理回線104を選択し、転送される。冗長構成1003は、物理回線105と物理回線106により構成され、ブリッジCからブリッジE転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線105しくは物理回線106を選択し、転送される。ブリッジEからブリッジCに転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線105もしくは物理回線106を選択し、転送される。冗長構成1004は、物理回線107と物理回線108により構成され、ブリッジFから転送されるフレームは、そのフレーム内の情報を用いて物理回線107もしくは物理回線108を選択し、転送される。
ブリッジA、Fは、VLAN IDを物理回線選択に用いる設定となっており、ブリッジB、Dは、宛先IP(Internet Protocol)アドレスを物理回線選択に用いる設定となっており、ブリッジC、Eは、送信元TCPポート番号を用いる設定となっている。
それぞれのブリッジおける物理回線選択は、図2に示すように行われる設定となっている。すなわち、物理回線選択に用いるフィールド値の下位ビットが0の場合にはポート番号が大きい物理回線を選択し、1の場合にはポート番号が小さい物理回線が選択される。そして、このネットワークに対してはVLANが設定されており、設定されたVLAN IDは、1001、1002、1003、1004である。
本実施の形態では、ブリッジA−F間の接続性を確認する場合について説明する。外部装置は、上記ネットワークの構成を把握しており、予め設定されているネットワークの構成情報から図2に示すようにVLAN単位に配送経路を計算する。
VLAN=1001の場合、ブリッジAからブリッジFに向かう経路は2つ存在し、ブリッジA−物理回線101−ブリッジB−物理回線103−ブリッジD−物理回線107−ブリッジFの第1の経路と、ブリッジA−物理回線101−ブリッジB−物理回線104−ブリッジD−物理回線107−ブリッジFの第2の経路となる。
外部装置は、第1の経路を選択する試験フレームとして、VLAN ID=1001を持ち、宛先IPアドレス=192.168.0.1を持つIPパケットをカプセル化したフレームを生成し、第2の経路を選択する試験フレームとして、VLAN ID=1001を持ち、宛先IPアドレス=192.168.0.2を持つIPパケットをカプセル化したフレームを生成する。図9は、第1の経路を選択する試験フレームのフレームフォーマットの一例を示す図であり、図10は、第2の経路を選択する試験フレームのフレームフォーマットの一例を示す図である。
なお、ここでは、VLAN=1001のネットワーク内に冗長構成が存在し、その冗長構成の物理回線選択ロジック情報として、入力フレーム情報(ここでは宛先IPアドレス)を入力値とし、選択される物理回線を出力値とする関数の入力値および出力値のすべての対応関係の情報が既知であるため、IPパケットをカプセル化したフレームであって、2つの経路を網羅する宛先IPアドレスを任意に選択した異なる2つのフレームで試験フレームを構成したが、ネットワーク内に冗長構成が存在しない場合には試験フレーム集合は1つのフレームから構成され、冗長構成が存在する場合には冗長構成における入力フレーム情報を入力値とし、選択される物理回線を出力値とする関数の入力値および出力値の対応関係のすべてもしくは一部の情報である物理回線選択ロジック情報を含むネットワーク構成情報から生成する必要がある。
したがって、試験フレームの集合は、単数のフレーム、もしくは宛先MACアドレス、送信元MACアドレスのうち一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはIPパケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはTCP(Transmission Control Protocol)/UDP(User Datagram Protocol)パケットをカプセル化したIPパケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはIPv6(Internet Protocol Version 6)パケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、もしくはTCP/UDPパケットをカプセル化したIPv6パケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレームから構成される場合がある。
VLAN=1002、1003、1004の場合も同様にして試験フレームの集合を生成し、生成した試験フレームの集合を図3に示すようなブリッジAの送信試験フレームテーブルに設定する。
ブリッジFからブリッジAに向かう経路の場合も同様に、VLAN単位に経路を計算し、全物理回線を通過する試験フレームの集合を生成し、生成した試験フレームの集合を図4に示すようなブリッジFの送信試験フレームテーブルに設定する。
なお、上述した実施の形態では、ネットワークを管理する外部装置が、ネットワークの構成情報から試験フレームの集合を生成したが、フレームを送信するブリッジにネットワークの構成情報を予め設定しておいて、フレームを送信するブリッジが、そのネットワークの構成情報から試験フレームの集合を生成するようにしても良い。
ブリッジAは、設定された送信試験フレームテーブルに基づき、定期的に試験フレームを送信する。ブリッジFも同様に、設定された送信試験フレームテーブルに基づき、定期的に試験フレームを送信する。
ブリッジFでは、ブリッジAからの試験フレームを受信すると、図6に示すように、そのフレームの送信元ブリッジ、VLAN ID、宛先IPアドレス、送信元TCPポート番号、最終受信時刻を受信試験フレームテーブルに記憶する。ブリッジAでも、同様にブリッジFからの試験フレームを受信すると、図5に示すように、受信試験フレームテーブルに記憶する。
図6に示す受信試験フレームテーブルのように、ブリッジFがブリッジAからの試験フレームのすべてを、最終受信時刻から予め設定された時間内に受信している場合には、ブリッジAからブリッジFに向かう全経路が正常であることが確認できる。また、図5に示す受信試験フレームテーブルのように、ブリッジAがブリッジFからの試験フレームのすべてを、最終受信時刻から予め設定された時間内に受信している場合には、ブリッジFからブリッジAに向かう全経路が正常であることが確認できる。両者を組みあせることによって、ブリッジA−ブリッジF間の接続性を確認することができる。
一方、物理回線103が故障し、回線断となった場合、ブリッジAから送信された試験フレームのうち、VLAN ID=1001、1003、宛先IPアドレス=192.168.0.1を持つIPパケットをカプセル化した試験フレームがブリッジFに到達しなくなる。ブリッジFは、図8のテーブルに示すように、VLAN ID=1001、1003、宛先IPアドレス=192.168.0.1の試験フレームの最終受信時刻から予め設定された時間内に試験フレームが受信されないため、故障が発生したと判断する。この場合、ブリッジAから送信された試験フレームの一部が到達しないため、ブリッジAからブリッジFに向かう配送経路に故障が発生したと判断する。
同様に、ブリッジFから送信された試験フレームのうち、VLAN ID=1001、1003、宛先IPアドレス=192.168.0.1を持つIPパケットをカプセル化した試験フレームがブリッジAに到達しなくなる。ブリッジAは、図7のテーブルに示すように、VLAN ID=1001、1003、宛先IPアドレス=192.168.0.1の試験フレームの最終受信時刻から予め設定された時間内に試験フレームが受信されないため、故障が発生したと判断する。
本実施の形態では、ネットワーク構成を外部装置が予め把握している場合について記述したが、外部装置がネットワーク内のブリッジのMIB(Management Information Base)から構成情報を取得するものであってもよいし、外部装置がTELNETなどのプロトコルを用いてブリッジにログインし、コマンドラインから構成情報を取得するものであってもよいし、外部装置が存在せず、試験フレーム送信ブリッジがネットワークの構成情報を予め把握しておいてもよいし、試験フレーム送信ブリッジがネットワークの構成情報をネットワーク内のブリッジのMIBから構成情報を取得するものであってもよい。
また、本実施の形態では、試験フレームはユニキャストフレームであったが、試験フレームは着ブリッジを指定したユニキャストフレームであってもよいし、着ブリッジを1つに指定しないマルチキャストフレーム、ブロードキャストフレーム、宛先未学習のユニキャストフレームであってもよい。
本発明のネットワークの接続性確認方法の機能を提供するネットワーク構成を示す図である。 VLAN単位の配送経路の計算例を示す図である。 ブリッジAの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 ブリッジFの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 配送経路が正常であるときのブリッジAの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 配送経路が正常であるときのブリッジFの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 配送経路が故障しているときのブリッジAの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 配送経路が故障しているときのブリッジFの送信試験フレームテーブルの一例を示す図である。 第1の経路を選択する試験フレームのフレームフォーマットの一例を示す図である。 第2の経路を選択する試験フレームのフレームフォーマットの一例を示す図である。 イーサネットOAMのContinuity Checkによる経路の正常性確認を説明する図である。
符号の説明
101〜107 物理回線
1001〜1004 冗長構成

Claims (4)

  1. 一連のIEEE802標準に基づくネットワークフレームを送受信するポートを備えたブリッジから構成されるネットワークにおける接続性確認方法であって、ネットワークの単数のブリッジから通信をしている他の単数もしくは複数のブリッジに至るすべての物理回線を通過する試験フレームの集合を生成し、前記単数のブリッジが前記試験フレームを送信し、前記単数もしくは複数のブリッジが前記試験フレームを受信することによりブリッジ間の接続性を確認する接続性確認方法において、
    前記試験フレームの集合は、試験フレームを送信するブリッジまたはネットワークを管理する外部装置がネットワーク内の冗長構成の有無および冗長構成が存在する場合には冗長構成における入力フレーム情報を入力値とし、選択される物理回線を出力値とする関数の入力値および出力値の対応関係のすべてもしくは一部の情報である物理回線選択ロジック情報を含むネットワーク構成情報から生成され、
    単数のフレーム、
    もしくは宛先MACアドレス、送信元MACアドレスのうち一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、
    もしくはIPパケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、
    もしくはTCP/UDPパケットをカプセル化したIPパケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPアドレス、送信元IPアドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、
    もしくはIPv6パケットをカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレスの一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、
    もしくはTCP/UDPパケットをカプセル化したIPv6パケットをさらにカプセル化したフレームであって、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス、宛先IPv6アドレス、送信元IPv6アドレス、宛先TCP/UDPポート番号、送信元TCP/UDPポート番号の一部もしくはすべてが異なる複数のフレーム、
    から構成されることを特徴とする接続性確認方法。
  2. 前記ネットワークの構成情報は、試験フレームの集合を生成するブリッジまたは外部装置に予め設定されていることを特徴とする請求項1に記載の接続性確認方法。
  3. 前記ネットワークの構成情報は、試験フレームの集合を生成するブリッジまたは外部装置がネットワーク内のブリッジから取得することを特徴とする請求項1に記載の接続性確認方法。
  4. ネットワーク内にVLANが設定されている場合には、前記試験フレーム集合の生成、および前記試験フレームの送受信をVLAN単位に行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の接続性確認方法。
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