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JP4593531B2 - シールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット - Google Patents
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シールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット Download PDF

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本発明は、シールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットに関する。
たとえば、ガソリンスタンド等の給油所では、計量機に内蔵されたポンプユニットを用いて、地下タンクから前記計量機を介して車両等に燃料油の供給を行っている(特許文献1参照)。
周知のように、燃料油は、その搬送工程において気化したガスや空気などの気体が気泡として混入した状態になる場合がある。そのため、前記給油の際に、分離装置を用いて、燃料油を、気体を含んだ液体である気液体と液体とに分離している。
特公平5−50593(第1および第2頁)
ところで、前記ポンプユニットにおいて、ポンプの回転軸の潤滑を行うことは重要である。特に、ポンプの回転軸とケーシングとの間を前記回転軸に駆動力を入力する側においてシールするシールリングの潤滑は重要である。
シールリングの潤滑方法としては、たとえば、グリースなどの潤滑剤を充填する方法がある。しかし、かかる方法では、グリースの経時的な脱落や損失が避けられず、十分な潤滑を行うことが難しい。
一方、前記特許文献1には、燃料油が上方からポンプの回転軸に振りかかる構造が開示されている。しかし、燃料油を用いて回転軸の潤滑を行うことは開示されていない。
したがって、本発明の主な目的は、燃料油を用いてシールリングの潤滑を確実に、かつ、簡易な構造で行い得るシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットを提供することである。
前記燃料油による回転軸の潤滑構造としては、分離装置からの前記気液体を、大気との連通状態下で上方から噴射することにより、シールリングの潤滑を行うことが考えられる。
しかし、こうすると、ポンプ停止時に分離装置からの気液体が、分離チャンバーに落ちることで、分離チャンバーの液相部の液位が上昇し、そのため、分離チャンバーの気相部の空間容積が減少し、ポンプの再始動時に多量の気液体が分離チャンバーに導入されるのに伴い、大気開放口(エアベント)から燃料油が吹き零れるおそれがある。
また、燃料油で回転軸の潤滑を行うと、前記ガソリン等の燃料油は、極めて粘性が低いので、ポンプが停止した場合に、燃料油が回転軸のまわりから落ちてしまい、ポンプの再始動時に十分な潤滑を行うことができない。
したがって、本発明の他の目的は、ポンプが再始動された瞬間に燃料油で回転軸の潤滑を行い、かつ、燃料油がエアベントから吹き零れるおそれのないシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットを提供することである。
前記主目的を達成するために、本発明のシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットは、回転式のポンプから吐出された燃料油を旋回させて気体を含んだ液体である気液体と液体とに分離する分離装置と、該分離装置で分離された前記気液体を上方から受入れて貯留し、これから気体を分離する分離チャンバーと、前記ポンプとがケーシング内に設けられ、前記ポンプの回転軸と前記ケーシングとの間を前記回転軸に駆動力を入力する側においてシールするシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットであって、前記ポンプからの燃料油を前記ポンプの排圧で、前記シールリングを収容する収容空間に導く導入通路と、前記収容空間の燃料油を前記分離チャンバーに排出する排出通路とを有する。
本発明によれば、ポンプの排圧で燃料油を圧送して潤滑を行うので、ポンプ自体が供給する燃料油でシールリングを確実に潤滑することができる。また、別途、グリース等の潤滑剤を用いる必要がないので、頻繁なメンテナンス等が不要となり経済的である。
前記他の目的を達成するために、本発明においては、前記排出通路が前記収容空間に開口すると共に、前記分離チャンバーの大気に連通しない液相部において開口するのが好ましい。
かかる態様によれば、排出通路を分離チャンバーの大気に連通しない液相部において開口したので、ポンプおよびその回転軸が収容された空間は、分離チャンバーの気相部に連通していないから、つまり、大気に連通していない密閉された空間となっている。そのため、ポンプが停止しても、分離チャンバーの液面より上方にある燃料油が分離チャンバーに流れ込まない。すなわち、回転軸のシール部の燃料油が落ちないので、ポンプが停止した後、再始動する際に、再始動の当初より良好な潤滑性を発揮し得る。
また、排出通路が大気に連通していないので、前述のように、ポンプ停止時の燃料油の分離チャンバーへの流れ込みがなくなるから、分離チャンバーの液相部の液位が著しく上昇するおそれがない。そのため、分離チャンバーの気相部の空間容積が減少せず、しかも、ポンプの再始動時に多量の気液体が分離チャンバーに急激に導入されるおそれもないので、ポンプの再始動時に大気開放口から燃料油が吹き零れるおそれがない。
本発明において、前記ケーシングは、前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、前記ポンプ、前記軸受およびシールリングを収容する円筒部とを備え、前記導入通路が前記円筒部に囲まれた内側の空間に形成されているのが好ましい。
かかる態様によれば、潤滑がより一層、確実になる。
本発明において、前記軸受における前記回転軸に接する面に、軸方向に沿って形成された溝によって前記導入通路が形成されているのが好ましい。
かかる態様によれば、シールリングと共に、軸受部分の潤滑も確実になる。また、導入通路の構造が簡易となり、コストダウンを図り得る。
本発明において、前記分離装置から吐出される前記気液体を大気に連通しない状態を保ちながら前記分離チャンバーの液相部へ導く気液体用通路を更に備え、前記気液体用通路と前記収容空間とに開口する連通路および前記気液体用通路が前記排出通路を形成しているのが好ましい。
かかる態様によれば、気液体用通路を排出通路の一部に利用したので、排出通路の構造が簡易で、かつ、コストダウンを図り得る。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
給油システム:
まず、本ポンプユニットが用いられる給油システムの一例について説明する。
図1に示すように、給油システムは、地下タンク1、配管2、ポンプユニット3、電磁弁4、流量計5、ホース6およびノズル7を有している。
ノズル7を車両の給油口に差し込み、給油を開始すると、ポンプユニット3により、燃料油Fが、給油所に埋設された地下タンク1から配管2を介して汲み上げられ、ノズル7から吐出される。
前述のように、燃料油Fには、気化したガスや空気などの気体が混入している場合があるので、ポンプユニット3により、燃料油Fに混入した気体が除去され、該気体の除去された液体Lのみが電磁弁4、流量計5、ホース6およびノズル7を通り、車両に給油される。
ポンプユニット3:
つぎに、ポンプユニット3の概略構成について説明する。
燃料油Fおよび液体Lの流れ;
ポンプユニット3は、回転式のポンプ20を備えている。ポンプ20が作動すると、地下タンク1から配管2を通りポンプユニット3に供給された燃料油Fは、ポンプユニット3の流入口10から一次フィルタ11に送られる(図2A参照)。
燃料油Fは、一次フィルタ11から第1逆止弁12を通り、ポンプ20の吸込側20aからポンプ20内に吸い込まれ、ポンプ20の吐出側20bから分離装置31に吐出される(図2B参照)。
前記分離装置31は、ポンプ20の吐出側20bから吐出された燃料油Fを旋回させて、気体Aを含んだ液体である気液体FAと液体Lとに分離させる(図3A参照)。
図3Aの分離装置31は、ポンプ20から圧送されてきた燃料油Fを分離装置31内で旋回運動させ、遠心力の差により、液体Lを半径外方に集めると共に、気液体FAを半径内方に集める。これにより、液体Lと気液体FAとの分離が行われる(たとえば、特公平4−15399号公報参照)。
かかる旋回によって分離された液体Lは、図1の二次フィルタ32に送られる。一方、気液体FAは気液体用通路35に導出される。
燃料油Fから分離された前記液体Lは、二次フィルタ32を通り第2逆止弁33を経て、流出口34から電磁弁4および流量計5を介してホース6に供給される(図3Bおよび図4参照)。
気液体FAの流れ;
前記気液体用通路35に導出された気液体FAは、分離チャンバー40に送られる。分離チャンバー40は、前記気液体FAを貯留する。これにより、液体Lが下部の液相部40aに溜まると共に、液相部40aの液体Lと、気相部40bの気体Aとに分離される(図5B参照)。
分離チャンバー40により分離された液体Lは、第1リターン通路41および第2リターン通路42を介して、ポンプ20の吸込側20aに戻される(図4および図2B参照)。
一方、分離チャンバー40の上部の気相部40bは、エアベント45を介して大気に連通しており、前記気相部40bに溜まった気体Aは、エアベント45から大気中に排出される(図2A参照)。
ここで、前記気液体用通路35は、分離チャンバー40内に溜まった液体Lの液相部40aにおいて開口35aしている。そのため、分離装置31から吐出される気液体FAは、気液体用通路35を通り、大気に連通しない状態を保ちながら分離チャンバー40の液相部40aに導かれる。
第1フロート弁V1;
分離チャンバー40と第1リターン通路41との間には、第1フロート弁V1が設けられている。前記第1フロート弁V1は、第1フロートF1を備えており、分離チャンバー40内の液体Lが第1の所定量に達すると開弁し、ポンプ20の運転時に液体Lは第1リターン通路41および第2リターン通路42を通り、ポンプ20の吸込側20aに吸引される。前記第1フロートF1は、液相部40aの液位が、常時、気液体用通路35の開口35aの位置よりも上方となるように保つ機能を果たす。すなわち、第1フロート弁V1により、液相部40aの液位が所定の下限レベル以上に保たれる。
第2フロート弁V2;
一方、前記エアベント45には、第2フロート弁V2が設けられている。第2フロート弁V2は第2フロートF2を備えており、分離チャンバー40内の液体Lが第2の所定量を越えると第2フロートF2が上昇し、エアベント45を閉塞する。これにより、分離チャンバー40内の液体Lがエアベント45から吹き零れるのを防止する。したがって、第2フロート弁V2は、液相部40aの液位が所定の上限レベルを越えたときの液体Lの吹き零れ防止機能を有する。
ポンプ20:
図2Bに示すように、ポンプユニット3のケーシング50内には、前記ポンプ20、分離装置31および分離チャンバー40が設けられている。
図2Bおよび図3Aにおいて、ポンプ20は、たとえば、ポンプ室56内に収容された内歯車25、仕切板26および外歯車27で構成される内接歯車ポンプからなる。内歯車25と外歯車27の回転中心は偏心しており、外歯車27の回転により、内歯車25が回転されることで、外歯車27と内歯車25との間の燃料油Fが吸込側20aから吐出側20bに向って圧送される。前記外歯車27の回転軸23(図6)の端部には、駆動力を入力するためのプーリ24が固定されている。
つぎに、本ポンプユニットの特徴的な部分について説明する。
図6に示すように、前記外歯車27とポンプ室56の内周との間には、隙間20sが形成されている。前記外歯車27には、回転軸23の長手方向Xに沿って複数のスリット28が形成されている。
円筒部55;
前記ケーシング50は、外歯車27を回転させる回転軸23と、カーボン軸受またはメタル軸受などのスベリ軸受(平軸受)からなる第1および第2軸受51,52と、シールリング53とを収容する円筒部55を備えている。
前記円筒部55は、回転軸23を回転自在に支持する第1および第2軸受51,52を保持している。前記第1軸受51には、第1溝21が形成されている。この第1溝21は、外歯車27の背面27aに接する面に径方向に形成された溝21aと、回転軸23に接する面に軸方向Xに沿って形成された溝21bとからなる。第1軸受51の第1溝21は、ポンプ20の隙間20sに連通している。なお、前記隙間20sには、図示しないライナが介挿されており、実際には、前記隙間20sは図面に示す状態よりも遙に狭い。
前記第2軸受52には、回転軸23に接する面に、軸方向Xに沿って形成された第2溝22が設けられている。
第1軸受51と第2軸受52との間には、円筒部55で囲まれた連通空間55sが形成されている。前記円筒部55において、回転軸23の駆動力を入力する側(プーリ24側)には、つまり、第2軸受52のプーリ24側には、シールリング53を収容する収容空間54が形成されている。したがって、収容空間54は、第2溝22、連通空間55s、第1溝21および隙間20sを介してポンプ室56に連通している。
導入通路:
回転軸23により外歯車27(図2B)が回転されると、該外歯車27の回転により内歯車25が回転され、前記スリット28から燃料油Fの一部がポンプ室56内の隙間20sにも流出する。前記隙間20sの燃料油Fは、第1軸受51の第1溝21を通り、連通空間55sに送られる。燃料油Fは、連通空間55sから第2軸受52の第2溝22を経て収容空間54に供給される。
したがって、第1軸受51の第1溝21、連通空間55s、第2軸受52の第2溝22は、ポンプ20からの燃料油Fを該ポンプ20の排圧で、シールリング53を収容する収容空間54に導く導入通路を構成している。前記導入通路を燃料油Fが圧送されることにより、軸受51,52やシールリング53の潤滑が行われる。
排出通路:
ケーシング50には、前記気液体用通路35と収容空間54とに開口する細い連通路36が形成されている。収容空間54に供給された燃料油Fは、連通路36および気液体用通路35を通り、図1の液相部40aに排出される(図5B参照)。
したがって、前記連通路36と、気液体用通路35における連通路36の合流部分およびその下方の部分は、収容空間54内の燃料油Fを分離チャンバー40に排出する排出通路を構成している。
前述のように、気液体用通路35は、分離チャンバー40内に溜まった液体Lの液相部40aにおいて開口しており、したがって、該気液体用通路35の内部は大気と遮断されている。そのため、ポンプ20の停止時に分離チャンバー40の液面より上方にある分離装置31の油落ちを防ぐことができると共に、気液体用通路35を介して連通路36に連通しているポンプ室56の油落ちを防ぐことができる。
よって、ポンプ停止時にも分離チャンバー40内への気液体FAや燃料油Fが流入しなくなり、液相部40aの液位が上昇しにくいので、分離チャンバー40の気相部40bの容積減少を防ぐことができる。
また、回転軸23の一部又は全部が常時燃料油Fに浸かることで、後にポンプ20が再始動する場合にも再始動の当初よりシールリング53の潤滑を保持することができる。
前記円筒部55は、図6の前記ケーシング50の互いに対向する一対の壁部(回転軸23に直交する壁面)100,101の間を連ねるように連続的に設けられている。この円筒部55が補強材となることにより、両壁部100,101の端面をフライス加工等する際に、各壁部100,101がエンドミルの切削圧によって撓むおそれがなく、したがって、加工精度の著しい向上が図られる。
ポンプユニット3の動作:
ポンプ20の運転時;
ポンプ20が運転されると、ポンプ室56の吐出側20bの圧力が高くなり、燃料油Fが分離装置31で気液体FAと液体Lに分離される。分離された液体Lは、二次フィルタ32を通り第2逆止弁33から流出口34を介してホース6に供給される。
一方、前記分離装置31で分離された気液体FAは、気液体用通路35を通って分離チャンバー40の液相部40aに運ばれ気体Aと液体Lに分離される。
一方、ポンプ室56内の燃料油Fの一部は、外歯車27のスリット28から隙間20s内に流れ、前記第1および第2軸受51,52の第1および第2溝21,22等を介して収容空間54内のシールリング53に送られる。収容空間54内の燃料油Fは、シールリング53の潤滑性を保ちながら連通路36から気液体用通路35を通り分離チャンバー40の液相部40aに流れ込む。
ポンプ20の停止時;
ポンプ20の運転が停止されると、流出口34からホース6への液体Lの供給が停止される。
ここで、ポンプ20が停止しても大気と連通しているのは、エアベント45を介し分離チャンバー40の上部に連通している気相部40bだけであり、液相部40aおよび該液相部40aに連通する気液体用通路35および連通路36は、大気と遮断されている。そのため、連通路36および気液体用通路35からポンプ室56内の燃料油Fが液相部40aに向って流れ落ちない。
したがって、図6の円筒部55内の燃料油Fが流れ落ちないので、シールリング53の潤滑性を保持することができるから、ポンプを再始動する際に、再始動の当初より良好な潤滑性が得られる。
また、ポンプ20の停止時に、気液体用通路35および連通路36から気液体FAおよび燃料油Fが分離チャンバー40に流れ落ちない上、液相部40aの液位が著しく上昇しないから、ポンプの再始動時において、エアベント45からの液体Lの吹き零れがなくなる。
以上のとおり、図面を参照しながら、好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書をみて、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、前述の説明では分離装置を横置としたが、縦方向に設けてもよい。
また、ポンプとしては、前述の仕切板を設けた内接歯車ポンプの他に、トロコイド歯形を用いた、いわゆるトロコイドポンプを用いてもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範 囲のものと解釈される。
本発明は、給油所等において、シールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットに適用することができる。
本発明の一実施例にかかるポンプユニットを用いた給油システムを示す概略構成図である。 ポンプユニットを示す概略断面図である。 ポンプユニットを示す概略断面図である。 図4Aはポンプユニットの概略正面図、図4Bは同概略断面図である。 ポンプユニットを示す概略断面図である。 シールリングの潤滑構造を示す概略部分断面図である。
符号の説明
3:ポンプユニット
20:ポンプ
21:第1溝(導入通路の一部)
22:第2溝(導入通路の一部)
23:回転軸
31:分離装置
35:気液体用通路(排出通路の一部)
36:連通路(排出通路の一部)
40:分離チャンバー
40a:液相部
40b:気相部
50:ケーシング
51:第1軸受
52:第2軸受
53:シールリング
54:収容空間
55:円筒部
55s:連通空間(導入通路の一部)
A:ガス
F:燃料油
FA:気液体
L:液体

Claims (6)

  1. 回転式のポンプから吐出された燃料油を旋回させて気体を含んだ液体である気液体と液体とに分離する分離装置と、該分離装置で分離された前記気液体から気体を分離する分離チャンバーと、前記ポンプとがケーシング内に設けられ、
    前記ポンプの回転軸と前記ケーシングとの間を前記回転軸に駆動力を入力する側においてシールするシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニットであって、
    前記ポンプからの燃料油を前記ポンプの排圧で、前記シールリングを収容する収容空間に導く導入通路と、前記収容空間の燃料油を前記分離チャンバーに排出する排出通路とを有するシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
  2. 請求項1において、前記排出通路は前記収容空間に開口すると共に、前記分離チャンバーの大気に連通しない液相部において開口することを特徴とするシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
  3. 請求項1において、前記ケーシングは、前記回転軸を回転自在に支持する軸受と、前記ポンプ、前記軸受およびシールリングを収容する円筒部とを備え、前記導入通路が前記円筒部に囲まれた内側の空間に形成されているシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
  4. 請求項3において、前記軸受における前記回転軸に接する面に、軸方向に沿って形成された溝によって前記導入通路が形成されているシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
  5. 請求項1において、前記分離装置から吐出される前記気液体を大気に連通しない状態を保ちながら前記分離チャンバーの液相部へ導く気液体用通路を更に備え、
    前記気液体用通路と前記収容空間とに開口する連通路および前記気液体用通路が前記排出通路を形成しているシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
  6. 請求項3において、前記円筒部は前記ケーシングの互いに対向する一対の壁部の間を連ねるように連続的に設けられているシールリングの潤滑構造を備えたポンプユニット。
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