JP4596936B2 - ビア導体用導電性ペーストとこれを用いたセラミック配線板およびその製造方法 - Google Patents
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0.9≦Vb≦0.99 (2)
0.01≦Vc≦0.3 (3)
Va+Vb=1 (4)
1.01≦Va+Vb+Vc≦1.3 (5)
さらに、Cu粉末の表面の、ガラス層の平均厚みが5.0〜50nm、Ni粉末の表面の、金属酸化物層の平均厚みが1.0〜20nmであることを特徴とする。
0.9≦Vb≦0.99 (2)
0.01≦Vc≦0.3 (3)
Va+Vb=1 (4)
1.01≦Va+Vb+Vc≦1.3 (5)
体積比率Va〜Vcを上記の範囲内とすれば、先に説明したCu粉末の機能やセラミック成分の機能を、いずれも効果的に発揮させて、良好な特性を有するセラミック配線板を製造することができる。
0.9≦Vb≦0.99 (2)
0.01≦Vc≦0.3 (3)
Va+Vb=1 (4)
1.01≦Va+Vb+Vc≦1.3 (5)
Cu粉末の体積比率Vaが0.01未満では、Cu粉末による、Ni粉末と固溶体を形成することで、焼成によるビア導体の収縮を抑制して、導体配線と良好に導電接続する効果が十分に得られないおそれがある。
Ni粉末としては、平均粒径が6.7μmで、かつ、その表面が、NiO層によって被覆された第1のNi粉末と、平均粒径が0.9μmで、かつ、その表面が、NiO層によって被覆された第2のNi粉末とを用いた。両者の配合割合は、第1のNi粉末100重量部に対して、第2のNi粉末を33重量部とした。
セラミック成分の主成分としてBaTiO3を含有し、かつ、副成分としてMgTiO3を含有する、厚み0.7μmのグリーンシートの表面に、Niを含む導体配線用導電性ペーストを、スクリーン印刷によって塗布して複合シートを作製し、この複合シートを複数枚、重ねて積層体を形成した。次に、この積層体の所定の位置に、直径100μmの貫通穴を形成して、上記のビア導体用導電性ペーストを充てんした。
2 誘電体層
3、4 内部電極
5、6 ビア導体
7、8 外部電極
10 積層セラミックコンデンサ(セラミック電子部品)
11 積層体
13、14 電極のない領域(塗布しない領域)
15、16 貫通孔
20 グリーンシート
30、40 導体配線用導電性ペースト
50、60 ビア導体用導電性ペースト
Claims (10)
- セラミック成分を含むグリーンシートに形成した貫通孔内に充てんされ、グリーンシートと共に焼成されてビア導体を形成するビア導体用導電性ペーストであって、表面にガラス層を有するCu粉末と、表面に金属酸化物層を有するNi粉末と、グリーンシートに含まれるセラミック成分と同質のセラミック成分とを含有することを特徴とするビア導体用導電性ペースト。
- Cu粉末の体積比率Vaと、Ni粉末の体積比率Vbと、セラミック成分の体積比率Vcとが、式(1)〜(5)を全て満足することを特徴とする請求項1に記載のビア導体用導電性ペースト。
0.01≦Va≦0.1 (1)
0.9≦Vb≦0.99 (2)
0.01≦Vc≦0.3 (3)
Va+Vb=1 (4)
1.01≦Va+Vb+Vc≦1.3 (5) - Cu粉末の表面の、ガラス層の平均厚みが5.0〜50nm、Ni粉末の表面の、金属酸化物層の平均厚みが1.0〜20nmであることを特徴とする請求項1に記載のビア導体用導電性ペースト。
- Cu粉末の平均粒径が0.1〜1.0μm、Ni粉末の平均粒径が0.1〜10μm、セラミック成分の平均粒径が0.1〜1.0μmであることを特徴とする請求項1に記載のビア導体用導電性ペースト。
- Ni粉末として、平均粒径が異なる2種のNi粉末を併用することを特徴とする請求項4に記載のビア導体用導電性ペースト。
- 請求項1のビア導体用導電性ペーストを焼成して形成されたビア導体を有することを特徴とするセラミック配線板。
- グリーンシートに貫通孔を形成する工程と、形成した貫通孔に、請求項1のビア導体用導電性ペーストを充てんする工程と、焼成によって導体配線を形成する、導電成分としてNiを含む導体配線用導電性ペーストを、グリーンシートの表面に、その一部が、貫通孔に充てんしたビア導体用導電性ペーストと接するように塗布する工程と、グリーンシート、ビア導体用導電性ペースト、および導体配線用導電性ペーストを同時に焼成する工程とを含むことを特徴とするセラミック配線板の製造方法。
- 貫通孔にビア導体用導電性ペーストを充てんし、表面に導体配線用導電性ペーストを塗布したグリーンシートを、複数枚、焼成前に重ねる工程を含み、重ねた複数枚のグリーンシートを、焼成によって一体化させることを特徴とする請求項7に記載のセラミック配線板の製造方法。
- 焼成によって導体配線を形成する、導電成分としてNiを含む導体配線用導電性ペーストを、グリーンシートの表面に、その一部が、グリーンシートの、貫通孔を形成する領域に重なるように塗布する工程と、グリーンシートに貫通孔を形成すると共に、貫通孔に重なる導体配線用導電性ペーストを除去する工程と、形成した貫通孔に、グリーンシートの表面に塗布した導体配線用導電性ペーストの一部と接するように、請求項1のビア導体用導電性ペーストを充てんする工程と、グリーンシート、ビア導体用導電性ペースト、および導体配線用導電性ペーストを同時に焼成する工程とを含むことを特徴とするセラミック配線板の製造方法。
- 表面に導体配線用導電性ペーストを塗布したグリーンシートを、複数枚、貫通孔を形成する前に重ねる工程を含み、重ねた複数枚のグリーンシートを貫通させて貫通孔を形成して、ビア導体用導電性ペーストを充てんした後、重ねた複数枚のグリーンシートを、焼成によって一体化させることを特徴とする請求項9に記載のセラミック配線板の製造方法。
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