JP4597129B2 - 高ハロゲン含量低粘度難燃剤 - Google Patents
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Description
本発明によれば、上記の要求を満たす(i)新規難燃剤化合物、および(ii)新規な難燃剤調合物が提供される。ハロゲン含量が高く粘度が低いために、本発明の新規難燃剤化合物および新規な難燃剤調合物は難燃性をもったポリウレタンおよびポリイソシアヌレートをつくるのに特に適している。本発明はまたこのような難燃剤化合物および難燃剤調合物を経済的に製造する方法を含み、またさらに難燃性のポリウレタン重合体、特にポリウレタン発泡体、並びに難燃性のポリイソシアヌレート重合体およびそれからつくられる発泡体つくるための該化合物および調合物の使用を含む。
本発明の第1の具体化例においては、新規難燃剤化合物が提供される。本発明のこれらの新規難燃剤化合物は
(A)テトラブロモフタル酸無水物;
(B)ジエチレングリコール;
(C)(1)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール;または
(2)少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール;および
(D)少なくとも1種のアルキレンジオキシドからつくられる臭素含有ジオールであるが、該化合物は25℃における粘度が約60,000cps以下、好ましくは約40,000cps以下、さらに好ましくは約25,000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約43重量%、好ましくは約45重量%以上である。
経済的ベースでこのような難燃剤化合物および調合物を製造するための本発明の製造技術にはいくつかの具体化例が含まれる。
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて液体生成物の調合物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
この際(i)、(ii)、(iii)および(iv)の使用量は、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり約1mgKOH未満である調合物を生じるような割合であることを特徴とする方法である。
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて第2の中間体組成物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
(C)該第2の中間体組成物の全部または一部を(v)少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素および/または少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭素と混合する過程を含んで成り、この際(v)の粘度は25℃において約100cps未満であり、(v)はハロゲンを、1分子当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子としてを含んでおり、
またこの際(i)、(ii)、(iii)、(iv)および(v)の使用量は、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり約1mgKOH未満であるような生成物の調合物を生じる割合であることを特徴とする方法が提供される。
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および/または(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を110〜140℃の範囲の温度に加熱して反応生成物を生成させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり約1mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法が提供される。
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量の割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物と(c)少なくとも1種のエポキシドとを反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール、および
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルと一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下になるようにすることを特徴とする方法が提供される。
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;および、
(2)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)から得られる混合物が少なくとも40重量%の臭素含量、約20,000cps以下の25℃における粘度をもつようにすることを特徴とする方法が提供される。
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法が提供される。
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量含む割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物および(c)少なくとも1種のエポキシドと反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のモノまたはポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方、を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような組成物をつくることを特徴とする方法が提供される。
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールの反応からつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり約0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のモノ又はポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方、を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下の調合物をつくることを特徴とする方法が提供される。
(1) (A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;そして
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくる方法によりつくられた臭素含有ポリオール生成物混合物;および
(2)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のモノ又はポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下であり、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満である調合物をつくることを特徴とする方法が提供される。
I.新規化合物および新規調合物
本発明の調合物の優秀性の例証
本発明を実施することによって得られる優れた結果を例証するために調合物をつくったが、この中には市販の臭素含有ポリオール難燃剤(特定的にはテトラブロモフタル酸無水物のジエステル/エーテルジオール)からつくられた三系列の配合物が含まれていた。このような配合物の第1の系列においては、配合物の他の材料はトリス(クロロプロピル)フォスフェート、即ち上記の市販の臭素含有ポリオール難燃剤の粘度を減少させる手段として工業的に使用されている材料であった。このような配合物の第2の系列においては配合物の他の材料はジエチレングリコールであった。このような配合物の第3の系列は本発明の実施を例示するものであるが、この配合物の他の材料は数種の脂肪族二塩基酸のジメチルエステルの混合物であった。配合物の各系列において各成分を種々の割合で混合し、これらの配合物の物理的性質を決定した。この方法は特に減圧下において生成物からすべての溶媒材料を除去するためにSAYTEX RB−79難燃剤(Albemarle Corporation)のストリッピングを行う方法が含まれていた。この分離された臭素含有ポリオールを加圧瓶の中に入れ、これに秤量した量の燐酸トリス(クロロプロピル)を加えた。次いで加圧瓶にキャップと弁を取り付け、密閉した瓶を約60〜80℃の炉の中に入れた。瓶の内容物が高温に達したら、瓶を振盪して内容物を緊密に混合した。瓶および内容物を室温に冷却し、瓶から試料を取り出し、25℃に温度制御された水冷ジャケットの中に保持された小さい試料アダプターのカップの中に入れた。次いでBrookfield粘度計を用いて粘度を決定した。次に加圧瓶の内容物を秤量した量の燐酸トリス(クロロプロピル)でさらに希釈し、この希釈された配合物に対して粘度の決定を行うために同じ方法を繰り返した。さらに、他の材料が存在しない分離された臭素含有ポリオールに対して粘度の決定を行った。この方法全体を繰り返したが、この場合は分離した臭素含有ポリオールと共に使用した材料はジエチレングリコールであり、またこの場合異なった既知の性質をもつ配合物に対して全部で4回粘度測定を行なった。
表A
添加剤 第1の系列 第2の系列 第3の系列
% (燐酸トリス (ジエチレン (DuPontの
(クロロプロピル)) グリコール) DBE)
粘度(cps) 粘度(cps) 粘度(cps)
0.00 1425000 1375000 1425000
5 − 96560 −
10 − 16870 11000
20 22120 4250 −
25 − − 375
40 − 500 83
55 875 − −
本発明を実施した場合、少なくとも1種が市販品の代表である他の配合物に比べ、実質的に粘度の減少が大きいことが図1から分かる。
上に述べたように、本発明の新規化合物は(A)テトラブロモフタル酸無水物;(B)ジエチレングリコール;(C)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール;および(D)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられ、この場合該化合物は25℃における粘度が約60,000cps以下、好ましくは約40,000cps以下、さらに好ましくは約25,000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約43重量%であり、好ましくは約45重量%以上である。
本発明の第2の具体化例においては、新規難燃剤調合物は(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、(b)脂肪族ポリオール、および(c)エポキシドの反応から得られる少なくとも1種の臭素含有ポリオール難燃剤、および(2)少なくとも1種の、アルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルを含んで成り、但しこの際該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、さらに好ましくは約10,000cps以下、なおさらに好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%、好ましくは約43重量%以上である。望ましくは、この調合物の水酸価(ヒドロキシル価)は約90〜約220の範囲にある。これに加えて、典型的にはこの調合物の酸価は該調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
R2OOC−R1COO−R3
によって表されるエステルの組合せから成っている。ここでR1は−(CH2)W−;R2は−(CH2)X−CH3であり;R3は−(CH2)y−CH3であり;wは2〜4の数、各xおよびyは独立に0〜5の数である。さらに好ましくは単一のエステル、又はこの式のエステルの組合せにおいて、R2およびR3はメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、またはイソブチルであり、このようなC1〜4アルキル基が同一であることが特に好適である。琥珀酸またはグルタル酸またはアジピン酸のジメチルエステル、或いはこれらの任意の2種または3種の混合物がさらに好ましい。
本発明のこの好適具体化例においては、本発明の新規難燃剤調合物は(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、(b)ジエチレングリコール、(c)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(d)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられた少なくとも1種の臭素含有ジオール、および(2)少なくとも1種の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、さらに好ましくは約10,000cps以下、最も好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%、好ましくは約43重量%以上である難燃剤調合物である。この調合物の水酸価は約90〜220の範囲にあることが望ましい。これに加えて、典型的には該調合物の酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
本発明の特に好適な具体化例は、第2の具体化例または第3の具体化例に関連して上記に説明した調合物であって、これがさらに(X)ハロゲンとして分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子を含む少なくとも1種の液体の、モノ−またはポリハロゲン化炭化水素;(Y)ハロゲンとして塩素および/または臭素原子を含む少なくとも1種のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方と配合され、ここで各(X)、(Y)および(Z)の25℃における粘度は約100cps未満であるような調合物である、これらの調合物は典型的には25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約10,000cps以下、さらに好ましくは約6000cps以下、最も好ましくは約4000cps以下であり、臭素含量は少なくとも40重量%、好ましくは約43重量%以上である。この調合物の水酸価は90〜220の範囲にあることが望ましい。これに加えて、典型的には該調合物の酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
上記のように、本発明の調合物はポリウレタンおよびポリイソシアヌレート、特に剛性および可撓性をもったポリウレタンの発泡体およびポリイソシアヌレートの発泡体を製造する際の難燃剤として使用するのに特に適している。ポリウレタンおよびポリイソシアヌレート、およびその発泡体、並びにこのような重合体を製造する方法は当業界において公知であり、文献に報告されている。例えばEncyclopedia of Polymer Science and Technology、第11巻、506〜563頁(1969年、Wiley & Sons発行)、および第15巻、445〜479頁(1971年、Wiley & Sons発行)、並びに例えば米国特許第3,974,109号明細書;同第4,209,609号明細書;同第4,405,725号明細書;同第4,468,481号明細書;同第4,468,482号明細書;および同第5,102,923号明細書参照のこと。本発明の調合物はこのような重合体を製造する任意の公知方法を行う際に難燃性を与える量で使用することができる。典型的には本発明の調合物は重合体の製造工程に使用される種々の添加物の一つとして含まれ、典型的な重合体製造条件を用いて使用される。またこの難燃性を与える量は典型的にはポリウレタンまたはポリイソシアヌレート組成物の全重量に関し本発明の調合物を1〜20重量%含む範囲に入るような量である。
II.製造技術
上記に説明はしたが、上記の製造技術の具体化例を詳細にまとめておくことが望ましいと思われる。
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて液体生成物の調合物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
この際(i)、(ii)、(iii)および(iv)の使用量は、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり約1mgKOH未満であるような調合物を生じるような割合であることを特徴とする方法であることを想起されたい。
R1COORCOOR2
で表せるものである.ここでRは最高約10個の、好ましくは2〜6個の範囲の炭素原子をもつ直鎖アルキレン(−R−)基であり、R1およびR2は独立にそれぞれ最高約10個の炭素原子をもつ直鎖または分岐したアルキル、或いは直鎖または分岐したアルケニル基である。好ましくはR1およびR2は同一であり、またそれぞれ1〜約4個の炭素原子を含む直鎖または分岐したアルキル基である。成分(iii)として使用される好適なエステルは琥珀酸ジメチル、グルタル酸ジメチル、またはアジピン酸ジメチル、或いはこれらの混合物である。
上記のように本発明を実施することによりこれらの新規化合物を製造することができる。特に、これらの化合物は(A)テトラブロモフタル酸無水物;(B)ジエチレングリコール;(C)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール;および(D)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられ、この場合該化合物は25℃における粘度が約60,000cps以下、好ましくは約40,000cps以下、さらに好ましくは約25,000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約43重量%であり、好ましくは約45重量%以上である。
本発明の適切な方法を使用して第1のグループの新規難燃剤調合物をつくることができる。これらの調合物は(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物;(b)脂肪族ポリオール;および(c)エポキシドの反応からつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール難燃剤、および(2)少なくとも1種のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルを含んで成り、この場合該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、さらに好ましくは約10,000cps以下、もっと好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%であり、好ましくは約43重量%以上である。この調合物の水酸価は90〜220の範囲にあることが望ましい。これに加えて、典型的には該調合物の酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
R2OOC−R1COO−R3
によって表されるエステルの組合せから成っている。ここでR1は−(CH2)W−;R2は−(CH2)X−CH3であり;R3は−(CH2)y−CH3であり;wは2〜4の数、各xおよびyは独立に0〜4の数である。さらに好ましくは単一ののエステル又はこの式のエステルの組合せにおいて、R2およびR3はメチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、またはイソブチルであり、このようなC1〜4基が同一であることが特に好適である。琥珀酸、またはグルタル酸、或いはアジピン酸のジメチルエステル、或いはこれらの任意の2種または3種の混合物がさらに好ましい。
本発明の適切な方法でつくり得る本発明の第2のグループの新規難燃剤調合物は(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、(b)ジエチレングリコール、(c)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(d)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられた少なくとも1種の臭素含有ジオール、および(2)少なくとも1種の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、さらに好ましくは約10,000cps以下、最も好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%、好ましくは約43重量%以上である難燃剤調合物である。この調合物の水酸価は90〜220の範囲にあることが望ましい。これに加えて、典型的には該調合物は調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
第3のグループの特に好適な具体化例は、上記第1のグループの新規調合物または上記第2のグループの新規調合物に関連して上記に説明した調合物であって、これがさらに(X)ハロゲンとして、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子を含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素;(Y)ハロゲンとして塩素および/または臭素原子を含む少なくとも1種のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方と配合され、ここで各(X)、(Y)および(Z)の25℃における粘度は100cps未満であるような調合物である、これらの調合物は典型的には25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約10,000cps以下、さらに好ましくは約6000cps以下、最も好ましくは約4000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%、好ましくは約43重量%以上である。この調合物の水酸価は90〜220の範囲にあることが望ましい。これに加えて、典型的には該調合物の酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH以下、好ましくは約0.2mgKOH以下である。
実施例1
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 34,500
臭素(重量%) 45%
水酸価 130
酸価(mgKOH/g) 0.33
実施例2
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 5,927
臭素(重量%) 42.5%
水酸価 171
酸価(mgKOH/g) 0.04
実施例3および4はそれぞれ、本発明に従って粘度を減少させる量のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルの中で新規難燃剤化合物をつくる本発明の調合物の製造法を示す。
実施例3
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 14,600
臭素(重量%) 45%
水酸価 149
酸価(mgKOH/g) 0.26
実施例4
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 5,483
臭素(重量%) 44.6%
水酸価 114
酸価(mgKOH/g) 0.27
実施例5〜8はそれぞれ、アルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルの混合物と臭素含有ジオールを調合する本発明の種々の調合物の製造法を示す。
実施例5
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 47,300
臭素(重量%) 40.5%
水酸価 197
酸価(mgKOH/g) 0.01
実施例6
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 23,760
臭素(重量%) 47.2%
水酸価 198
酸価(mgKOH/g) 0.12
実施例7
性質 結果
粘度(25℃におけるcps) 22,360
臭素(重量%) 45.9%
水酸価 194
酸価(mgKOH/g) 0.11
実施例8
生成物番号 TBPA DEG EO
1 1 1.4 1.8
2 1 1.6 1.9
3 1 1.5 1.9
4 1 1.5 1.9
得られた生成物の性質を表9にまとめる。
生成物 25℃における 酸価 水酸価 臭素、重量%
番号 粘度、cps mgKOH/g
1 65,380 0.31 208 46.9%
2 27,550 0.14 247 45.6%
3 38,920 0.04 232 46.2%
4 41,910 0.06 227 46.1%
実施例8でつくられた4種の生成物を含む実施例5〜8でつくられた各生成物の試料を用い二つの調合物をつくった。これは全部で14個の調合物が含まれている。この調合物をつくる方法では各試料を加圧瓶の中に入れ、この中に5重量%のDBE二塩基酸エステル(DuPont)を加える。次に加圧瓶にキャップと弁を取り付け、瓶を密封し、瓶を約60〜80℃の炉の中に入れる。瓶の内容物が高温に達すると、瓶を振盪して密に内容物の混合を行う。瓶の内容物を室温に冷却し、試料を瓶から取り出し、25℃に温度制御された水冷ジャケットの中に保持された小さい試料アダプターの中に入れる。次にBrookfield粘度計を用いて粘度を決定し、5重量%DBE調合物の粘度を得た。加圧瓶の内容物を秤量した量のDBE二塩基酸エステル(DuPont)でさらに希釈して10重量%DBEの調合物を得、同じ方法を繰り返してこのさらに希釈された配合物に対する粘度を決定した。各配合物の臭素含量は、試料の臭素含量(個々の実施例で決定された値)に配合物中の試料の割合(即ち5重量%DBE配合物では0.95、10重量%DBE配合物では0.9)を乗じて計算した。このような試料配合物の各々の粘度および臭素含量を表10に示す。
実施例 5wt%DBE 5wt%DBE 10wt%DBE 10wt%DBE
配合物 配合物 配合物 配合物
粘度(cps) 臭素含量 粘度(cps) 臭素含量
(重量%) (重量%)
5 7750 38.5 2500 36.4
6 5375 44.8 1875 42.5
7 5250 43.6 1750 41.3
8(1) 9250 44.5 3125 42.2
8(2) 6875 43.3 2000 41.0
8(3) 8500 43.9 2500 41.6
8(4) 9250 43.8 2625 41.5
本発明の配合物は、通常の配合物に実質的に均等な量でポリウレタンまたはポリイソシアヌレートの発泡体の中に装入された場合、従来公知の配合物と少くとも実質的に均等な難燃性をもち、同時に粘度を減少させ、また従来法に記載された比較的高い臭素含量を得る上で実質的に利点があることが見出だされた。さらに、従来公知の燐含有配合物に比べ、本発明の難燃剤は加水分解に対する安定性が高く、含水量の高い(例えば樹脂の1重量%より多い)発泡体配合物に対し改善された加工特性を賦与することが見出だされた。
生成物番号 TBPA DEG PO
1 1 1.6 1.8
2 1 1.6 1.8
得られた生成物の性質を表12にまとめる。
生成物 25℃における 酸価 水酸価 臭素、重量%
番号 粘度、cps mgKOH/g
1と2の 48,750 0.09 226 44.6%
組合せ
本発明の上記の説明において、25℃における粘度が約20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、もっと好ましくは約10,000cps以下、それよりも好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも約40重量%、好ましくは約43重量%以上である本発明の臭素含有ジオールを参照した。最も好適な具体化例において本発明の臭素含有ジオールは、それぞれ25℃における粘度が20,000cps以下、好ましくは約15,000cps以下、もっと好ましくは約10,000cps以下、それよりも好ましくは約6000cps以下であり、臭素含量は少なくとも40重量%、好ましくは43重量%以上である。
本発明の好適な実施の態様は次のとおりである。
1. (1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、(b)脂肪族ポリオール、および(c)エポキシドの反応からつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール難燃剤、および(2)少なくとも1種のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルを含んで成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下であり、臭素含量が少なくとも約40重量%であることを特徴とする難燃剤調合物。
2. 該粘度は約15,000cps以下であることを特徴とする上記1記載の調合物。
3. 該粘度は約10,000cps以下であることを特徴とする上記1記載の調合物。
4. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記1記載の調合物。
5. 該臭素含量は約43重量%以上であることを特徴とする上記1〜4のいずれか一つに記載された調合物。
6. 該調合物の臭素含量は約40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする上記1〜4のいずれか一つに記載された調合物。
7. 該得られる調合物の粘度は4000cps以下に減少していることを特徴とする上記6記載の調合物。
8. (1)(A)テトラブロモフタル酸無水物、(B)ジエチレングリコール、(C)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(D)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられた少なくとも1種の臭素含有ジオール、および(2)少なくとも1種のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステル、から成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が約20,000cps以下であり、臭素含量が少なくとも約40重量%であることを特徴とする難燃剤調合物。
9. 該粘度は約15,000cps以下であることを特徴とする上記8記載の調合物。
10. 該粘度は約10,000cps以下であることを特徴とする上記8記載の調合物。
11. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記8記載の調合物。
12. 該臭素含量は約43重量%以上であることを特徴とする上記8〜11のいずれか一つに記載された調合物。
13. 該調合物の臭素含量は約40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする上記8〜11のいずれか一つに記載された調合物。
14. 該得られる調合物の粘度は4000cps以下に減少していることを特徴とする上記13記載の調合物。
15. (A)テトラブロモフタル酸無水物、(B)ジエチレングリコール、(C)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(D)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられた難燃剤化合物であって、該化合物は25℃における粘度が約60,000cps以下であり、臭素含量が少なくとも約43重量%であることを特徴とする難燃剤化合物。
16. 該粘度は約40,000cps以下であることを特徴とする上記15記載の化合物。
17. 該粘度は約25,000cps以下であることを特徴とする上記15記載の化合物。
18. 該臭素含量は約45重量%以上であることを特徴とする上記15〜17のいずれか一つに記載されたの化合物。
19. (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の上記1〜4のいずれか一つに記載された調合物を含んで成る成分からつくられていることを特徴とする重合体組成物。
20. 臭素含量が約43重量%以上であることを特徴とする上記19に記載された重合体組成物。
21. 該調合物の臭素含量は約40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも約40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする上記19記載の重合体組成物。
22. 該得られる調合物の粘度は4000cps以下に減少していることを特徴とする上記21記載の重合体組成物。
23. (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の上記5記載の調合物を含んで成る成分からつくられることを特徴とする重合体組成物。
24. (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の上記6記載の調合物を含んで成る成分からつくられることを特徴とする重合体組成物。
25. (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の上記7記載の調合物を含んで成る成分からつくられることを特徴とする重合体組成物。
26. (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の上記8〜11のいずれか一つに記載された調合物を含んで成る成分からつくられることを特徴とする重合体組成物。
27. 臭素含量が約43重量%以上であることを特徴とする上記26記載の重合体組成物。
28. 該調合物の臭素含量は約40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする上記26記載の重合体組成物。
29. 該得られる調合物の粘度は4000cps以下に減少していることを特徴とする上記28記載の重合体組成物。
30. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて液体生成物の調合物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
この際(i)、(ii)、(iii)および(iv)の使用量は、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり約1mgKOH未満である調合物を生じるような割合であることを特徴とする方法。
31. (B)において過剰のアルキレンオキシドを除去することを特徴とする上記30記載の方法。
32. 該粘度は約15,000cps以下であることを特徴とする上記31記載の方法。
33. 該粘度は約10,000cps以下であることを特徴とする上記31記載の方法。
34. 該粘度は約6,000cps以下であることを特徴とする上記31記載の方法。
35. 該酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH未満であることを特徴とする上記31記載の方法。
36. 該酸価は調合物1g当たり約0.2mgKOH未満であることを特徴とする上記31記載の方法。
37. 該臭素含量は少なくとも約43重量%であることを特徴とする上記31記載の方法。
38. 該粘度は約6,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たり約0.2mgKOH未満であり、該臭素含量は少なくとも約40重量%であることを特徴とする上記31記載の方法。
39. 該粘度は約10,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たり約0.2mgKOH未満であり、該臭素含量は少なくとも約43重量%であることを特徴とする上記31記載の方法。
40. (A)および(B)は80〜150℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において独立に行われ、(B)は0〜100psigの範囲の圧力において行われることを特徴とする上記31記載の方法。
41. (A)および(B)は100〜140℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において行われ、(B)は5〜50psigの範囲の圧力において行われることを特徴とする上記31記載の方法。
42. (A)および(B)は120〜140℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において行われ、(B)は10〜30psigの範囲の圧力において行われることを特徴とする上記31記載の方法。
43. (ii)は少なくとも1種の脂肪族ジオールであることを特徴とする上記30〜42のいずれか一つに記載された方法。
44. 該少なくとも1種の脂肪族ジオールはジエチレングリコールであることを特徴とする上記43記載の方法。
45. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて第2の中間体組成物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
(C)該第2の中間体組成物の全部または一部を(v)少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素および/または少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭素と混合する過程を含んで成り、この際(v)の粘度は25℃において約100cps未満であり、(v)は1分子当たりハロゲンを1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含んでおり、
またこの際(i)、(ii)、(iii)、(iv)および(v)の使用量は、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり約1mgKOH未満であるような生成物の調合物を生じる割合であることを特徴とする方法。
46. (B)において過剰のアルキレンオキシドを除去することを特徴とする上記45記載の方法。
47. 該粘度は約15,000cps以下であることを特徴とする上記46記載の方法。
48. 該粘度は約10,000cps以下であることを特徴とする上記46記載の方法。
49. 該粘度は約6,000cps以下であることを特徴とする上記46記載の方法。
50. 該粘度は約4,000cps以下であることを特徴とする上記46記載の方法。
51. 該酸価は調合物1g当たり約0.5mgKOH未満であることを特徴とする上記46記載の方法。
52. 該酸価は調合物1g当たり約0.2mgKOH未満であることを特徴とする上記46記載の方法。
53. 該臭素含量は少なくとも約43重量%であることを特徴とする上記46記載の方法。
54. 該粘度は約6,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たり約0.2mgKOH未満であり、該臭素含量は少なくとも約40重量%であることを特徴とする上記46記載の方法。
55. 該粘度は約10,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たりKOH約0.2mg未満であり、該臭素含量は少なくとも約43重量%であることを特徴とする上記46記載の方法。
56. (A)および(B)は80〜150℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において独立に行われ、(B)は0〜100psigの圧力において行われることを特徴とする上記46記載の方法。
57. (A)および(B)は100〜140℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において行われ、(B)は5〜50psigの圧力において行われることを特徴とする上記46記載の方法。
58. (A)および(B)は120〜140℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において行われ、(B)は10〜30psigの圧力において行われることを特徴とする上記46記載の方法。
59. (ii)は少なくとも1種の脂肪族ジオールであることを特徴とする上記45〜58のいずれか一つに記載された方法。
60. 該少なくとも1種の脂肪族ジオールはジエチレングリコールであることを特徴とする上記59記載の方法。
61. (v)は実質的に少なくとも1種のモノクロロアルカンおよび/または少なくとも1種のモノブロモアルカンから成ることを特徴とする上記45〜58のいずれか一つに記載された方法。
62. 該少なくとも1種のモノクロロアルカンおよび/または少なくとも1種のモノブロモアルカンは実質的に塩化イソプロピルおよび/または臭化イソプロピルから成ることを特徴とする上記61記載の方法。
63. 該少なくとも1種の脂肪族ジオールはジエチレングリコールであり、(v)は実質的に塩化イソプロピルおよび/または臭化イソプロピルから成ることを特徴とする上記59記載の方法。
64. 該液体生成物の混合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり90〜220の間であることを特徴とする上記30、38、42、45、54および58のいずれか一つに記載された方法。
65. 該液体生成物の混合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり120〜155の間であることを特徴とする上記64記載の方法。
66. 該液体生成物の混合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり155〜190の間であることを特徴とする上記64記載の方法。
67. (ii)はジエチレングリコールであり;(v)は実質的に少なくとも1種のモノクロロアルカンおよび/または少なくとも1種のモノブロモアルカンから成り;該難燃剤調合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり90〜220の間であることを特徴とする上記45記載の方法。
68. (ii)はジエチレングリコールであり;(v)は実質的に塩化イソプロピルおよび/または臭化イソプロピルから成り;該難燃剤調合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり90〜220の間であることを特徴とする上記45記載の方法。
69. 該水酸価は120〜190の間である上記67または68に記載された方法。
70. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを製造する方法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および/または(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を110〜140℃の範囲の温度に加熱して反応生成物とし;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり1mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法。
71. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記70記載の方法。
72. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量の割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物と(c)少なくとも1種のエポキシドとを反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール、および
(2) 少なくとも1種の液体の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルと一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下になるようにすることを特徴とする方法。
73. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記72記載の方法。
74. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および/または(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり約0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;および、
(2)少なくとも1種の液体の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)から得られる混合物が少なくとも40重量%の臭素含量、約20,000cps以下の25℃における粘度をもつようにすることを特徴とする方法。
75. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記74記載の方法。
76. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法。
77. 該粘度は約6000cps以下であることを特徴とする上記76記載の方法。
78. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量含む割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物および(c)少なくとも1種のエポキシドと反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノまたはポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような調合物をつくることを特徴とする方法。
79. 該粘度は約4000cps以下であることを特徴とする上記78記載の方法。
80. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも約40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下の調合物をつくることを特徴とする方法。
81. 該粘度は約4000cps以下であることを特徴とする上記80記載の方法。
82. 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1) (A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも約40重量%、25℃における粘度が約20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくる方法によりつくられた臭素含有ポリオール生成物;および
(2)(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、および(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ又はポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が約100cps未満のものを用い、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が約20、000cps以下であり、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH約0.5mg未満である調合物をつくることを特徴とする方法。
83. 該粘度は約4000cps以下であることを特徴とする上記82記載の方法。
Claims (38)
- (1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、(b)脂肪族ポリオール、および(c)エポキシドの反応からつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール難燃剤、および(2)少なくとも1種のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステルを含んで成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が20,000cps以下であり、臭素含量が少なくとも40重量%であることを特徴とする難燃剤調合物。
- 該臭素含量は43重量%以上であることを特徴とする請求項1に記載された調合物。
- 該調合物の臭素含量は40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする請求項1に記載された調合物。
- (1)(A)テトラブロモフタル酸無水物、(B)ジエチレングリコール、(C)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(D)少なくとも1種のアルキレンオキシドからつくられた少なくとも1種の臭素含有ジオール、および(2)少なくとも1種のアルカンジカルボン酸の脂肪族ジエステル、から成る難燃剤調合物であって、該調合物は25℃における粘度が20,000cps以下であり、臭素含量が少なくとも40重量%であることを特徴とする難燃剤調合物。
- 該臭素含量は43重量%以上であることを特徴とする請求項4に記載された調合物。
- 該調合物の臭素含量は40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素
原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする請求項4に記載された調合物。 - (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の請求項1〜3のいずれか一つに記載された調合物を含んで成る成分からつくられていることを特徴とする重合体組成物。
- 臭素含量が43重量%以上であることを特徴とする請求項7に記載された重合体組成物。
- 該調合物の臭素含量は40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする請求項7記載の重合体組成物。
- (a)ポリウレタンまたはポリイソシアヌレートのいずれか、および(b)難燃効果を与える量の請求項4に記載された調合物を含んで成る成分からつくられることを特徴とする重合体組成物。
- 臭素含量が43重量%以上であることを特徴とする請求項10記載の重合体組成物。
- 該調合物の臭素含量は40重量%より高く、該調合物はさらに(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種の液体のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1個のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を含んで成り、但しこの際各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満であり、(X)、(Y)および(Z)は、得られる調合物の粘度が減少し且つ(X)、(Y)および(Z)以外の臭素含量が少なくとも40重量%になるような量で含まれていることを特徴とする請求項10記載の重合体組成物。
- 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて液体生成物の調合物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
この際(i)、(ii)、(iii)および(iv)の使用量は、臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり1mgKOH未満である調合物を生じるような割合であることを特徴とする方法。 - (B)において過剰のアルキレンオキシドを除去することを特徴とする請求項13記載の方法。
- 該酸価は調合物1g当たり0.5mgKOH未満であることを特徴とする請求項14記載の方法。
- 該臭素含量は少なくとも43重量%であることを特徴とする請求項14記載の方法。
- 該粘度は10,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たり0.2mgKOH未満であり、該臭素含量は少なくとも43重量%であることを特徴とする請求項14記載の方法。
- (A)および(B)は80〜150℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において独立に行われ、(B)は0〜100psigの範囲の圧力において行われることを特徴とする請求項14記載の方法。
- (ii)は少なくとも1種の脂肪族ジオールであることを特徴とする請求項13〜18のいずれか一つに記載された方法。
- 該少なくとも1種の脂肪族ジオールはジエチレングリコールであることを特徴とする請求項19記載の方法。
- 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)少なくとも1種の脂肪族ポリオール、および(iii)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを含んで成る成分からつくられた混合物を加熱して中間体組成物をつくり;
(B)該中間体組成物の全部または一部を(iv)少なくとも1種のアルキレンオキシドと1回以上接触させて第2の中間体組成物をつくり、随時過剰のアルキレンオキシドを除去し;
(C)該第2の中間体組成物の全部または一部を(v)少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素および/または少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭素と混合する過程を含んで成り、この際(v)の粘度は25℃において100cps未満であり、(v)は1分子当たりハロゲンを1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含んでおり、
またこの際(i)、(ii)、(iii)、(iv)および(v)の使用量は、臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が調合物1g当たり1mgKOH未満であるような生成物の調合物を生じる割合であることを特徴とする方法。 - (B)において過剰のアルキレンオキシドを除去することを特徴とする請求項21記載の方法。
- 該酸価は調合物1g当たり0.5mgKOH未満であることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 該臭素含量は少なくとも43重量%であることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 該粘度は10,000cps以下であり、該酸価は調合物1g当たりKOH0.2mg未満であり、該臭素含量は少なくとも43重量%であることを特徴とする請求項22記載の方法。
- (A)および(B)は80〜150℃の範囲の一つまたはそれ以上の温度において独立に行われ、(B)は0〜100psigの圧力において行われることを特徴とする請求項22記載の方法。
- (ii)は少なくとも1種の脂肪族ジオールであることを特徴とする請求項21〜26のいずれか一つに記載された方法。
- 該少なくとも1種の脂肪族ジオールはジエチレングリコールであることを特徴とする請求項27記載の方法。
- (v)は実質的に少なくとも1種のモノクロロアルカンおよび/または少なくとも1種のモノブロモアルカンから成ることを特徴とする請求項21〜26のいずれか一つに記載された方法。
- 該少なくとも1種のモノクロロアルカンおよび/または少なくとも1種のモノブロモアルカンは実質的に塩化イソプロピルおよび/または臭化イソプロピルから成ることを特徴とする請求項29記載の方法。
- 該液体生成物の混合物は水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定されKOHのmgとして表された水酸価が希釈しない液体生成物の混合物1g当たり90〜220の間であることを特徴とする請求項13又は21に記載された方法。
- 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを製造する方法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および/または(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を110〜140℃の範囲の温度に加熱して反応生成物とし;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり1mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物、および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量の割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物と(c)少なくとも1種のエポキシドとを反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール、および
(2) 少なくとも1種の液体の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルと一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20、000cps以下になるようにすることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および/または(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;および、
(2)少なくとも1種の液体の直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルを一緒に混合し、
このようにして(1)および(2)から得られる混合物が少なくとも40重量%の臭素含量、20,000cps以下の25℃における粘度をもつようにすることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(a)テトラブロモフタル酸無水物および(b)脂肪族ポリオールを、(a)1当量当たり(b)を0.5〜10当量含む割合で反応させて中間体生成物をつくり、しかる後この中間体生成物および(c)少なくとも1種のエポキシドと反応させ、この際該(c)と反応させる量の中間体生成物をつくるのに使用された(a)1当量当たり(c)を0.5〜20当量の割合で用いてつくられた臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノまたはポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20、000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH0.5mg未満であるような調合物をつくることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1)(A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、および(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール,または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオールからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物、並びに随時(iv)不活性溶媒を反応させ;
(B)110〜140℃の範囲の温度において随時不活性溶媒を存在させ、(A)でつくられた反応生成物を少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際該アルキレンオキシドの割合を(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合にし、またこの際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして、もし使用した場合には随時加えられた不活性溶媒を除去した後、臭素含量が少なくとも40重量%、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物1g当たり0.4mgKOH未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物を生成させることによってつくられた少なくとも1種の臭素含有ポリオール;
(2) 少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステル:および
(3)(X)ハロゲンを、分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満のものを用い、
このようにして(1)、(2)および(3)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20、000cps以下の調合物をつくることを特徴とする方法。 - 少なくとも1種の臭素含有ポリオールを含んで成る難燃剤調合物の製造法であって、該方法は
(1) (A)(i)テトラブロモフタル酸無水物、(ii)ジエチレングリコール、(iii)少なくとも1種のα−ωアルカンジオール、または少なくとも1種のα−ωアルカンジオールと少なくとも1種の脂肪族モノオール、および(iv)少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルからつくられた混合物であって、該混合物をつくるのに用いられた(i)の1モル当たり(ii)が0.1〜1.1モル、(i)の1モル当たり(iii)が0.1〜1.1モル、且つ(i)の1モル当たり(ii)および(iii)の全量が0.5〜1.8モルになるような割合でつくられた混合物を110〜140℃の範囲の温度に加熱し、該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルが溶媒として混合された反応生成物をつくり;
(B)110〜140℃の範囲の温度において、(i)(A)でつくられた該少なくとも1種の液体の、直鎖アルカンジカルボン酸の直鎖脂肪族ジエステルとの混合物である反応生成物を、(ii)(B)において使用される反応生成物をつくるのに用いられたテトラブロモフタル酸無水物1モル当たり1.2〜1.9モルの範囲の割合で少なくとも1種のアルキレンオキシドと接触させ、この際反応混合物を10〜100psigの範囲に加圧し、このようにして臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20,000cps以下、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH0.5mg未満であるような臭素含有ポリオール生成物の混合物をつくる方法によりつくられた臭素含有ポリオール生成物;および
(2)(X)ハロゲンを分子1個当たり1個またはそれ以上の塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ−またはポリハロゲン化炭化水素、および(Y)ハロゲンを塩素および/または臭素原子として含む少なくとも1種のモノ又はポリハロゲン化炭素;或いは(Z)(X)および(Y)の両方を一緒に混合し、ここで各(X)、(Y)および(Z)は25℃における粘度が100cps未満のものを用い、
このようにして(1)および(2)からつくられた混合物の臭素含量が少なくとも40重量%、25℃における粘度が20、000cps以下であり、水酸化ナトリウム水溶液で滴定して決定され水酸化カリウムとして表した酸価が希釈しない生成物の調合物1g当たりKOH0.5mg未満である調合物をつくることを特徴とする方法。
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