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JP4600045B2 - 意見抽出用学習装置及び意見抽出用分類装置 - Google Patents
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JP4600045B2 - 意見抽出用学習装置及び意見抽出用分類装置 - Google Patents

意見抽出用学習装置及び意見抽出用分類装置 Download PDF

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Description

本発明は、調査対象文書の中から、属性表現と評価表現のペアを意見として抽出するための意見抽用学習装置及び意見抽出用分類装置に関する。
blog等のWebの掲示板や、E−mail、アンケート結果、企業の問い合わせ窓口への問い合わせデータ、そして報告書等の種々の文書には、数多くの対象についての多くの意見が記述されている。これら多くの意見の中には、特定の対象に対する肯定又は否定の評価を示す意見のほか、トラブルや問題を報告したクレーム情報、改善点等を指摘した要望も含まれている。
このようなさまざまな意見が記述されている文書内から、特定の対象物に関する筆者の意見が記述されている箇所を自動で抽出することが可能であれば、その対象物についての評判や批評、顧客の要望等を自動で得ることができ、商品購入前の事前調査や、その意見を反映させた改良製品の販売や新製品の開発等を行うことができるので、企業の市場調査等のマーケティングに重要な情報となるものである。
ところがこれらの一般の文書は、もともと対象物に関する意見そのものを記述することを目的とした文書ではないので、意見と無関係の情報も多く含まれる。したがって、このような文書から自動で精度良く意見に関する情報を抽出することができないので、そのまま統計に利用することができないという不具合を生じていた。
意見抽出に関する背景技術として、文書中に含まれるある特定の対象に関する属性(デザイン、価格、サポート、性能等の表現)と、その属性表現に関連のある評価(良い、広い、好き等の、前記属性の取り得る値を示す表現)のペア(属性評価ペア)を所定のルールを用いて抽出する方法が知られている(例えば非特許文献1参照。)。
非特許文献1に記載の方法では、属性表現と評価表現に正しい関係が存在するかを判断する抽出ルールと、属性表現と評価表現に正しい関係があった場合にその主観評価性を判定する意見性判定ルールの2つを用いている。
前述の属性表現とは、意見抽出を目的としたある特定の対象に関する属性表現であって、「デザイン」、「室内」、「価格」、「サポート」、「性能」等の、ある特定の対象のある側面を表す表現を示すものである。
評価表現とは、物事に対する評価を示す表現であって、「良い」、「好き」、「広い」、「安い」等の、属性表現が取り得る値に関する評価表現を示すものである。
属性評価ペアとは、下記の2つの要件を満たす属性表現と評価表現の組み合わせを示す。
(要件1)属性表現と評価表現の間に正しい関係がある
(要件2)主観評価を示す
例えば、属性表現「デザイン」評価表現「良い」を考えたとき、下記の(a)は要件1を満たすが、(b)は満たさない。(b)は「良い」がさしている対象が「デザイン」ではないからである。
(a)デザインが良い。
(b)デザインはさておき、良いこともある。
一方、同様に属性表現「デザイン」評価表現「良い」を考えたとき下記の(c)は要件2を満たすが、(d)は要件2を示さない。(d)は疑問、(e)は条件であって記述者自身の主観的な評価を示さないからである。
(c)デザインは良い。
(d)デザインは良いか?
(e)デザインは良いなら、買う。
意見抽出とは、文書から正例の属性評価ペア(正しい属性表現と評価表現との組み合わせ)を抽出することを示すものとする。なお、負例の属性評価ペアとは、意見として抽出するのにふさわしくない属性表現と評価表現との組み合わせを示す。
また、機械学習を用いて文脈から先行詞と照応詞の対を抽出する照応解析のモデルが知られている(例えば非特許文献2参照。)。
立石健二、福島俊一、小林のぞみ、高橋哲朗、藤田篤、乾健太郎、松本裕治:Web文書集合からの意見情報抽出と着眼点に基づく要約作成、情報処理学会研究報告、NL−163、p.1−8(2004) Soon, W. M., Ng, H. T. and Lim, D. C. Y.:A Machine Learning Approach to Corefernce Resolution of Noun Phrases,Computational Linguistics,Vol.27,No.4,pp.521−544(2001)
非特許文献1の意見抽出方法において、下記の抽出ルール(1)及び意見性判定ルール(2)を設けて意見の抽出処理を行う場合について検討する。なお、(1)の「→」は、係り受け関係が存在することを意味している。なお、抽出ルールとは、[属性]と[評価]との間に関連のある組み合わせを正解として抽出するためのルールである。
抽出ルール (1)[属性]+「が」→[評価]
意見性判定ルール(2)[評価]+「なら」
属性表現が「デザイン」、評価表現が「良い」で与えられる場合に上記の抽出ルール(1)と意見性判定ルール(2)とを用いて、下記のサンプル文(a)〜(e)ついて意見抽出処理を行ってみる。
(a)デザインが良い。
(b)デザインの方に関しては、良い出来といえるだろう。
(c)デザインが変わった、良い製品がほしい。
(d)デザインが良いならほしい。
(e)デザインが良いという考え方もあるが、私は…
例えば、上記のサンプル文から意見の抽出を試みると、
(a)の文は、抽出ルール(1)にマッチするために意見を表す属性評価ペアが存在するとして抽出される。
(b)及び(c)の文は、抽出ルール(1)にマッチしないために意見を表す属性評価ペアは抽出されない。
(d)の文は、抽出ルール(1)にはマッチするが、意見性判定ルール(2)にもマッチしてしまうために意見を表す属性評価ペアは抽出されない。
(e)の文は、抽出ルール(1)にマッチし、意見性判定ルール(2)にもマッチしないために意見を表す属性評価ペアが抽出される。
したがって非特許文献1の意見抽出方法を用いると、(a)と(e)の文から意見を表す属性評価ペアが抽出されることになる。
ところが、上記の(a)〜(e)の文において、意見として抽出すべき属性評価ペアを含む文は、(a)と(b)である。すなわち、(a)及び(b)の文には、ある特定の対象の[属性]=「デザイン」、[評価]=「良い」という記述者による意見が記載されているが、(c)は「デザイン」が指している対象が「良い」ではなく、(d)及び(e)の文には、ある特定の対象について「デザインが良い」という記述者の主観的な評価や意見が記載されているとはいえないからである。
したがって、非特許文献1の意見抽出方法を用いても、記述者の意見が記載されているサンプル文(b)から意見を抽出することができないという不具合を生じていた。
また、非特許文献1の意見抽出方法を用いると、記述者の意見が記載されていないサンプル文(e)から、誤って本来記述者の意見でない属性評価ペアを意見として抽出してしまうという不具合を生じていた。
このように、非特許文献1に記載の所定のルールに基づいた意見抽出方法では、[属性]と[評価]の関係をルール化するとともに、主観評価性に基づくルールを網羅的に人手で記述するのはたいへん困難なこととなっている。
また、非特許文献2に記載の照応解析のモデルでは、この照応解析のモデル自体が意見抽出を目的としたものではないので、このままでは文書中から記述者の意見を抽出することができないという不具合を生じていた。また、機械学習に基づく抽出方法は、正解(先行詞と照応詞との間に関連があると判断した組み合わせ)の例に対して不正解(先行詞と照応詞との間に関連が無い組み合わせであると判断した組み合わせ)の例が多くなる傾向があり、抽出性能が低下するという問題点がある。一般的に機械学習においては、正解の例と不正解の例とのバランスが極端に異なる事例を用いて学習すると、抽出性能が低下する傾向がみられる。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、文書内から、[属性]と[評価]との間に何らかの関連があることを示す属性評価ペアを抽出し、抽出した属性評価ペアに対して機械学習に基づいて正例の属性評価ペアを抽出して、文書内から意見を精度良く抽出することが可能な意見抽出用学習装置及び意見抽出用分類装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明の意見抽出用学習装置は、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書を入力し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を訓練文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列、属性表現及び評価表現を含む文節の品詞、属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にあるか否か、若しくは属性表現と評価表現との間の距離情報等の素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めるとともに、正例属性評価ペア候補が存在するグループ内で正例属性評価ペア候補でない属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成1手段と、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを入力して、識別関数Z1等の分類モデル1を作成する処理を行うモデル作成1手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と識別関数Z1等の分類モデル1とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループに属する属性評価ペア候補を未定の属性評価ペア候補として抽出し、識別関数Z1等の分類モデル1を用いて未定の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う分類1手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と分類モデル1手段が分類した正例属性評価ペア候補とを入力して、当該正例属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に置き換えるとともに、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成2手段と、訓練事例作成2手段が定めた正例属性評価ペア候補並びに訓練事例作成2手段が置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、識別関数Z2等の分類モデル2を作成して出力する処理を行うモデル作成2手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、訓練文書の中から自動的に負例を抽出し、この負例を選択的に用いて作成した分類モデル1と、主に主観評価性を学習できるように負例を選択的に用いて作成した分類モデル2とを出力するので、意見抽出に重要な属性表現と評価表現との関係を学習することが可能となる。
また上記の目的を達成するために本発明の意見抽出用分類装置は、blog等のWebの掲示板や、E−mail、アンケート結果、企業の問い合わせ窓口への問い合わせデータ、報告書、その他の記述者の意見が記載されている調査対象文書を入力し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を調査対象文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列、属性表現及び評価表現を含む文節の品詞、属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にあるか否か、若しくは属性表現と評価表現との間の距離情報等の素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、調査対象文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と属性評価ペア候補を正例属性評価ペアと負例属性評価ペアとに切り分ける境界面を決定する識別関数Z1等の分類モデル1とを入力して、当該分類モデル1を用いて同一グループ内の属性評価ペア候補から正例属性評価ペア候補を抽出する処理を行う分類1手段と、分類1手段が抽出した正例属性評価ペア候補と正例属性評価ペア候補を正例属性評価ペアと負例属性評価ペアとに切り分ける境界面を決定する識別関数Z2等の分類モデル2とを入力して、正例属性評価ペア候補から正例属性評価ペアを抽出する処理を行い当該正例属性評価ペアを真の属性評価ペアと判定する処理を行う分類2手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、訓練文書の中から自動的に抽出した負例を選択的に用いて作成した分類モデル1と、主に主観評価性を学習できるように負例を選択的に用いて作成した分類モデル2とを用いることによって、属性表現と評価表現との関係を効果的に学習した結果を用いて調査対象文書から意見を抽出することが可能となる。
また上記の目的を達成するために本発明の意見抽出用学習装置は、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書を入力し訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を訓練文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列、属性表現及び評価表現を含む文節の品詞、属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にあるか否か、若しくは属性表現と評価表現との間の距離情報等の素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つ以上含むグループ内の属性評価ペア候補を抽出するとともに、2組の属性評価ペア候補内の2つの属性表現の素性や位置関係等に基づいて属性評価比較ペア候補を生成し、訓練文書中の先頭から左側に存在する属性表現が訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には属性評価比較ペア候補にLeftのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成し、訓練文書中の先頭から右側に存在する属性表現が訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には、属性評価比較ペア候補にRightのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成する処理を行う訓練事例作成1手段と、訓練事例作成1手段によってLeft又はRightのラベルが付された属性評価比較ペアを入力して、識別関数Z3等の分類モデル3を作成する処理を行うモデル作成1手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と識別関数Z3等の分類モデル3とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループに属する属性評価ペア候補を未定の属性評価ペア候補として抽出し、2組の未定の属性評価ペア候補内の2つの属性表現素性に基づいて属性評価比較ペアを生成し、識別関数Z3等の分類モデル3を用いて、生成した複数の属性評価比較ペアをトーナメント方式に順番に比較し、グループ毎に最終的に残った一つの属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補に設定し、当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定する処理を行う分類1手段と、文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と分類モデル1手段が分類した正例属性評価ペア候補とを入力して、当該正例属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に置き換えるとともに、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成2手段と、訓練事例作成2手段が定めた正例属性評価ペア候補並びに訓練事例作成2手段が置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、識別関数Z4等の分類モデル4を作成して出力する処理を行うモデル作成2手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、訓練文書の中から自動的に負例を抽出し、この負例を選択的に用いて作成した分類モデル3と、主に主観評価性を学習できるように負例を選択的に用いて作成した分類モデル4とを出力するので、意見抽出に重要な属性表現と評価表現との関係を学習することが可能となる。
また上記の目的を達成するために本発明の意見抽出用分類装置は、blog等のWebの掲示板や、E−mail、アンケート結果、企業の問い合わせ窓口への問い合わせデータ、報告書、その他の記述者の意見が記載されている調査対象文書を入力し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を調査対象文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列、属性表現及び評価表現を含む文節の品詞、属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にあるか否か、若しくは属性表現と評価表現との間の距離情報等の素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、調査対象文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と属性評価ペア候補を正例属性評価ペアと負例属性評価ペアとに切り分ける境界面を決定する識別関数Z3等の分類モデル3とを入力して、同一のグループ内の2組の属性評価ペア候補から属性評価比較ペアを作成し、識別関数Z3等の分類モデル3を用いて、生成した複数の属性評価比較ペアをトーナメント方式に順番に比較し、グループ毎に最終的に残った一つの属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補に設定し、当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定する処理を行う分類1手段と、分類1手段が設定した正例属性評価ペア候補と正例属性評価ペア候補を正例属性評価ペアと負例属性評価ペアとに切り分ける境界面を決定する識別関数Z4等の分類モデル4とを入力して、分類1手段が設定した正例属性評価ペア候補から正例属性評価ペアを抽出する処理を行い、当該正例属性評価ペアを真の属性評価ペアと判定する処理を行う分類2手段とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、訓練文書の中から自動的に抽出した負例を選択的に用いて作成した分類モデル3と、主に主観評価性を学習できるように負例を選択的に用いて作成した分類モデル4とを用いることによって、属性表現と評価表現との関係を効果的に学習した結果を用いて調査対象文書から意見を抽出することが可能となる。
本発明の効果は、高精度の意見抽出を実現できることにある。その理由は、属性と評価の関係を学習することを目的として負例を選択的に用いて作成した分類モデル1(又は分類モデル3)と、主観評価性を学習することを目的として負例を選択的に用いて作成した分類モデル2(又は分類モデル4)を用いているからである。
分類モデル1(又は分類モデル3)を作成するモデル作成1手段に入力する負例の属性評価ペア候補は訓練文書の正例の属性評価ペアを一つ以上含むグループIDの負例のみである。このような負例は、属性と評価に正しい関係がない負例であると判断できるので、モデル作成1手段はを属性と評価が正しい関係にあるかを判断することを目的とした学習が可能である。一方、分類モデル2(又は分類モデル4)を作成するモデル2作成手段に入力する負例の属性評価ペア候補は、分類1手段によって誤って正例と判定される負例のみである。分類1手段によって正例と判定されるが、実は負例という場合は、属性と評価に正しい関係があるものの主観評価ではない負例と判断できるのでモデル2作成手段は主観評価性を判断することを目的とした学習が可能である。
このように、分類モデル1と分類モデル2で負例を選択的に用いることで目的が明確な学習をすることができ、抽出精度の向上が可能となる
本発明を用いることによって、blog等のWebの掲示板や、E−mail、報告書類、その他の意見そのものを記述することを目的としていない文書からであっても、その対象物についての評判や批評、顧客の要望等を自動で得ることができるので、記述者の意見をより正確に自動で抽出することが可能となる。したがって、その対象物についての評判や批評、顧客の要望等を自動で得ることができ、商品購入前の事前調査や、企業の市場調査等のマーケティング活動の効率を向上させ、より利用者の希望に則した製品を早期に提供することが可能となる。
特許文献2に記載の照応解析のモデルにおいて、先行詞と照応詞の対という文脈を、属性表現と評価表現の対という文脈に置き換えることによって、属性評価ペアを抽出する処理の一部に用いることができそうである。現在では、さまざまな機械学習を用いた照応解析のモデルが知られているが、最も単純な特許文献2に記載の照応解析のモデルを適用することについて検討する。
この照応解析のモデルを用いて属性評価ペアを抽出し、属性候補集合内のそれぞれの要素が評価候補と対となるか否かの2値分類問題を解き、評価候補と属性候補の複数の対を求めることが可能であると考えられる。
また、正解として抽出した属性評価ペア([属性]と[評価]との間に関連があると判断した組み合わせ)の中には、一つの評価候補に対して複数の対を持つ場合もあるが、この手法に対して複数の処理を追加することにより、そのような事例に対しても網羅的に属性表現と評価表現の対を、記述者の意見として抽出できる可能性がある。
図1は、オペレータが入力した正例属性評価ペアを含む訓練事例から、属性評価ペア候補分類の学習を行って識別関数等の分類モデルを作成して出力する学習装置10の処理に関するブロック図である。
図2は、調査対象文書を入力し、オペレータが入力した正例属性評価ペアを含む訓練事例から生成した識別関数等の分類モデルを用いて意見の抽出を行う分類装置11のブロック図である。図2に示す分類装置11についての説明は後述する。
図1には、オペレータが正例のラベルを付与したラベル付きの正解データを含む訓練文書を記憶するハードディスク等の訓練文書記憶部1と、訓練文書に基づいた学習を行って分類モデルを作成する学習装置10と、学習装置10のモデル作成手段220が作成した分類モデルを記憶する分類モデル記憶部12とが示されている。
図1に示す訓練文書記憶部1には、少なくとも文書内で真に属性表現と評価表現の対となる箇所にオペレータが正例のラベルを付与した(例えば、属性表現や評価表現にタグを付したものなど。)ラベル付きの正解データ(記述者の意見となる正例属性評価ペア)を含む訓練文書を記憶する。
図1に示す学習装置10は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を抽出して出力する属性評価ペア候補抽出手段100と、属性評価ペア候補を記憶する属性評価ペア候補記憶手段130とを備える。
また学習装置10は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めるとともに、正例属性評価ペア候補でない属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補と定める訓練処理を行う訓練事例作成手段210と、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを入力して、分類モデルを作成するモデル作成手段220とを備える。
上述の正例とは、着目する属性評価ペア候補の属性表現と評価表現との間に関係が存在し、かつ主観評価であることを意味している。すなわち正例は、真の属性評価ペアであることを意味する。また負例とは、着目する属性評価ペア候補の属性表現と評価表現との間に関係が存在しない、もしくは、主観評価でないことを意味している。すなわち負例は、真の属性評価ペアでないことを意味する。
例えば訓練事例作成手段210は、図1に示す訓練文書に含まれる訓練文S1及びS2から8つの属性評価ペア候補を抽出して、オペレータが入力した訓練文書のラベルを参照して、1つの正例属性評価ペア(A1,E1、素性1)とそれ以外の7つの負例属性評価ペアを作成する。モデル作成手段220は、これらを入力して分類モデルを作成して分類モデル記憶部12に記憶する。
図2に示す分類装置11は、学習装置10が作成した学習モデルを用いて、文書記憶部5に記憶されている調査対象文書内から属性評価ペア候補を抽出し、この属性評価ペア候補について真の属性評価ペア(正例)であるか、又は真の属性評価ペアでないか(負例)に分類する。
分類装置11の属性評価ペア候補抽出手段100は、学習装置10の属性評価ペア候補抽出手段100が実行する処理と同様にして、調査対象文書から属性評価ペア候補を抽出して、属性評価ペア候補記憶部130に記憶する。分類手段230は、属性評価ペア候補記憶部130から属性評価ペア候補を読み出して、分類モデル記憶部12に記憶されている分類モデルを用いて、正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアに分類する処理を行う。
ここで正例属性評価ペアに分類された属性表現と評価表現のペア候補は、真の属性評価ペアと判定されるのであるが、図1に示した学習装置10と図2に示した分類装置11を用いて判断した場合には以下の問題点を生ずるおそれがある。
図1に示した学習装置10と図2に示した分類装置11を用いた、機械学習に基づく意見の抽出方法では、属性表現と評価表現に関係があるかという問題と、主観評価であるかという問題を分けずに取り扱っているため、2つの問題が混在した学習がなされてしまう可能性が高いものである。したがって、抽出した正例属性評価ペアは、記述者の意見を抽出している可能性が低く、抽出性能が向上しないという問題を生ずるおそれがある。
例えば図1に示す例では、訓練文としてS1とS2の文があり、S1から抽出されたGID1のグループの属性評価ペアには正例属性評価ペアを含んでいるが、訓練文S2から抽出されたGID2のグループの属性評価ペアは負例属性評価ペアのみで構成されており、正例属性評価ペアを一つも含まないものとなっている。
訓練文S1から抽出される負例属性評価ペアは、属性表現と評価表現に関係がないとオペレータが指定しているために、負例の属性評価ペアである可能性が高いものである。ところが訓練文S2では、オペレータが正例属性評価ペアを指定していないために、訓練文S2から学習装置10が抽出する負例属性評価ペアは、それが属性表現と評価表現に関係がないために負例として判定されるのか、又は本来属性表現と評価表現に関係があるもののオペレータが主観評価としていために負例属性評価ペアとして判定さるものであるのか不明である。したがって、学習装置10を用いて全ての事例について学習すると、上記の2つの問題が混在した学習がなされてしまうので、これによって意見の抽出性能が向上しないことが予測できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
(第1実施形態)
図3は、オペレータが入力した正例属性評価ペアを含む訓練事例から、属性評価ペア候補分類の学習を行って作成した識別関数Z1等の分類モデル1及び識別関数Z2等の分類モデル2とを生成して出力することによって、どのような文書の場合に属性表現と評価表現は正例属性評価ペアになり、逆にどのような場合に正例属性評価ペアにならないかを判別するための分類モデル1及び分類モデル2を学習させる、学習装置2の処理に関するブロック図である。
図21は、図3に示す学習装置2が正例属性評価ペア候補を含む訓練事例から作成した識別関数Z1等の分類モデル1及び識別関数Z2等の分類モデル2を用いて、調査対象文書から正例意見の抽出を行う分類装置7のブロック図である。図21に示す分類装置7についての説明は後述する。
図3には、オペレータが正例のラベルを付与したラベル付きの正解データを含む訓練文書を記憶するハードディスク等の訓練文書記憶部1と、訓練文書に基づいた学習を行って識別関数Z1等を用いた分類モデル1及び識別関数Z2等を用いた分類モデル2を作成する学習装置2と、学習装置2のモデル作成1手段150が作成した識別関数Z1等の分類モデル1を記憶する分類モデル1記憶部3と、学習装置2のモデル作成2手段190が作成した識別関数Z2等の分類モデル2を記憶する分類モデル2記憶部4とが示されている。
同図に示す学習装置2は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を訓練文書毎にグループ分けして抽出して出力する属性評価ペア候補抽出手段100と、属性評価ペア候補を記憶する属性評価ペア候補記憶手段130とを備える。
また学習装置2は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めるとともに、正例属性評価ペア候補が存在するグループ内で正例属性評価ペア候補でない属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成1手段140と、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを入力して、属性表現と評価表現に正しい関係が存在するか否かを主に学習する識別関数Z1等の分類モデル1を作成するモデル作成1手段150とを備える。
また学習装置2は、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z1を用いて正例属性評価ペア候補にも負例属性評価ペア候補にも属さない同一グループID内の未定の属性評価ペア候補群を、正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う分類1手段160と、分類1手段160が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補を記憶する分類1手段分類結果記憶部170とを備える。
また学習装置2は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めて抽出するとともに、分類1手段分類結果記憶部170に記憶されている正例属性評価ペア候補を読み出して負例の属性評価ペア候補に置き換える訓練事例作成2手段180と、訓練事例作成2手段180によって抽出された正例属性評価ペア候補並びに置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、訓練文書から主に主観評価を学習するための識別関数Z2を用いた分類モデル2を作成するモデル作成2手段190とを備える。
図3に示す訓練文書記憶部1には、少なくとも文書内で真に属性表現と評価表現の対となる箇所にオペレータが正例のラベルを付与した(例えば、属性表現や評価表現にタグを付したものなど。)ラベル付きの正解データ(記述者の意見となる正例属性評価ペア)を含む訓練文書を記憶する。
図4は、訓練文書の例を示す図である。
同図は、単純に意見として抽出することが困難な訓練文S1と訓練文S2の2種類の訓練文を入力して記憶している例を示している。同図に示すように訓練文S1は、「デザインは、価格とサポート性能は知らないが、良い。」であり、この訓練文の中には「デザインは→良い」という係り受け関係を備えた、属性表現「デザイン」と評価表現「良い」の、記述者の意見となる正例属性評価ペアを含んでいる。したがってオペレータは、属性表現「デザイン」を<属性:1>及び</属性>のタグ(ラベルの一形態)で囲むとともに、評価表現「良い」に対して属性表現と同一のidを付した<評価:1></評価>のタグ(ラベルの一形態)で囲み、この同一のidを付した属性表現と評価表現のタグの組み合わせを正例属性評価ペアとして学習装置2が判断可能なように指定して、訓練文書記憶部1に記憶させる。
一方の訓練文S2は、「居住性とデザインとエンジン音と静粛性は置いていて、良いこともある。」であり、この訓練文の中には記述者の意見として抽出すべき属性評価ペアは存在しない。したがってオペレータは、特別にラベルを付与することなく訓練文S2を訓練文書記憶部1に記憶させる。なお、訓練文を識別するS1とS2の記号は、本発明の説明のために付与しているものであり、必ずしも付与する必要はない。
図5は、訓練文書を一般的に表現した状態を示す図である。
同図に示すように、図4に示した訓練文S1及び訓練文S2における訓練文書中の属性(「デザイン」、「価格」、「サポート」等の属性表現)をA1、A2、…、Anのように置き換えて表現することができる。また同様に、訓練文中の評価(「良い」、「安い」、「よい」等の評価表現)をE1、…、Enのように表現することができる。
図6は、属性表現記憶部110が記憶している属性表現の集合を示す図であり、図7は評価表現記憶部120が記憶している評価表現の集合を示す図である。
図6及び図7に示すように学習装置2は、オペレータが入力した訓練文書にも存在する「デザイン」=A1、「価格」=A2、「サポート」=A3、「性能」=A4等の、ある特定の対象のある側面を表す属性表現を予め記憶している属性表現記憶部110と、属性表現と関連のある評価表現であって、「良い」=E1、「安い」、「よい」、「好き」、「最悪」、「使いやすい」等の、属性表現に対応する日本語の評価表現を予め記憶している評価表現記憶部120とを備えている。
属性表現記憶部110又は評価表現記憶部120が記憶する属性表現又は評価表現は、訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書に指定されている正解データ(正例属性評価ペア)の属性表現と評価表現のペアを抽出して記憶するようにしてもよい。
学習装置2の属性評価ペア候補抽出手段100は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、属性表現記憶部110に記憶されている属性表現と、評価表現記憶部120に記憶されている評価表現とを参照し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する部分を抽出する処理を行う。例えば訓練文書から、属性A1、…、An、と評価E1、…、Enの組み合わせを抽出して、属性表現ペア候補として出力する処理を行う。
そして次に属性評価ペア候補抽出手段100は、素性(図3に示す例では、素性1〜素性8と表記してある。素性の詳細については、後述する。)の値が所定の範囲内にある属性表現と評価表現のペア(図3に示す例では、(A1,E1)〜(A7,E1))を「属性評価ペア候補」として設定する。そして、そのそれぞれの属性評価ペア候補について、それが訓練文書のどの範囲内から抽出したかを示すグループID(GID)と、素性の情報とを付与する。
ここで、属性評価ペア候補が訓練文書の所定の範囲内に存在するための条件として、例えば、「評価表現を含む文と同一文内に存在する属性表現である」という条件や、「評価表現を含む文とその前方k文以内(但しkは自然数とする。)という条件が考えられる。以下図8〜図11を用いて、グループ分けの説明を行う。
図8は、訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書の一例を示す図である。同図に示す例では、訓練文S3〜S5が記憶されている。
図9は、属性評価ペア候補抽出手段100が、評価表現E1を含む文と同一文内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID1)と、評価表現E2を含む文と同一文内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID2)とに分類した分類例を示す図である。
図10は、属性評価ペア候補抽出手段100が、評価表現E1を含む文とその前方1文以内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID1)と、評価表現E2を含む文とその前方1文以内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID2)とに分類した分類例を示す図である。
図11は、評価表現を含む文と同一文内に属性表現が存在するという条件と、最も評価表現に近い場所に存在する正例の属性タグ(ラベルの一形態であって、図8に示す例では<属性:1>A1</属性>が該当する。)が付与されたA1までを、分類の範囲として限定した分類例を示す図である。
次に、素性の情報について説明する。素性の情報は、例えば配列で表すことができる情報であり、以下の素性を1つ、又は複数組み合わせて用いることができる。
素性a:属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列
素性b:属性表現及び評価表現を含む文節の品詞
素性c:属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にあるか否か
素性d:属性表現と評価表現との間の距離情報
図12は、訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文S6及び訓練文S7を例示する図である。
ここでは、属性評価ペア候補抽出手段100が、図12に示す訓練文S6と訓練文S7に、(デザイン,良い)という属性評価ペア候補に素性の情報を付与する際の処理を例にとって説明する。まず、素性を得るために、訓練文S6と訓練文S7を形態素解析を用いて単語の区切りと文節の区切りを検出する(図13参照)。次に、構文解析を用いて文節間の係り受け関係を検出する(図13参照)。
図13は、訓練文S6及び訓練文S7について形態素解析及び構文解析を実施した結果を例示する図である。
同図に示す例では、「+」が形態素解析を行った結果得られた単語の区切りを表し、「/」が文節の区切りを表している。また、構文解析を行った結果得られた単語の品詞を「[]」の間の文字列で表し、文節間の係り受け関係を「→」を用いて表している。
図14は、形態素解析及び構文解析を行った結果を用いて素性を抽出した結果を例示する図である。
素性aについて、同図を用いて説明する。同図に示す例では、属性表現及び評価表現を含む文節の表層文字列は「+」で区切られた各単語が該当し、この表層文字列を「素性a」として用いる。そしてこの表層文字列の全種類数の次元の配列を用意して、各単語が対象となる候補の素性として存在している場合には、各単語の素性aのバイナリ値として1(又はフラグ)を設定する。各単語が対象となる候補の素性として存在しない場合には、各単語の素性aのバイナリ値として0(又はフラグ)を設定する。一般に訓練文には多くの単語が含まれるので、この配列は非常に高次元な配列となる。なお、バイナリ値の代わりに単語の出現頻度を設定するようにしても、本発明の目的を達成することが可能である。
素性bについて、同図を用いて説明する。属性表現及び評価表現を含む文節の品詞には「[]」の間の各品詞が該当する。この品詞の種類数の次元の配列を用意して、各品詞が対象となる候補の素性として存在している場合には、素性bのバイナリ値として1を設定する。また、各品詞が対象となる候補の素性として存在しない場合には、素性bのバイナリ値として0を設定する。この場合にもバイナリ値の代わりに品詞の出現頻度を代入しても本発明の目的を達成することが可能である。
素性cについて、同図を用いて説明する。属性表現を含む文節と評価表現を含む文節が係り受け関係にある場合には、「→」で繋いだ文節が係り受け関係に該当する。文節間に係り受け関係があると判断した場合には、素性cのバイナリ値として1(又はフラグ)を設定する。また文節間に係り受け関係がないと判断した場合には、素性cのバイナリ値として0(又はフラグ)を設定する。
素性dについて、同図を用いて説明する。属性表現と評価表現との間の距離情報として、例えば属性表現の単語と評価表現の単語との間のByte数を設定する。また、Byte数の代わりに文字数を代入しても、本発明の目的を達成することが可能である。なお、上記の実施形態において、素性a、素性b、素性cのバイナリ値又はフラグには、正論理を用いてもよいし、負論理を用いるようにしてもよい。
図15は、属性評価ペア候補記憶部130が記憶する属性評価ペア候補の組み合わせを示す図である。
図3に示す学習装置2の属性評価ペア候補記憶部130は、属性評価ペア候補抽出手段100が抽出した属性評価ペア候補を記憶する。同図に示す例では、属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と、評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照して、訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書から属性評価ペア候補を抽出した結果を記憶した例を示している。同図に示すGID1及びGID2は、グループIDを示している。素性1〜素性7は、それらの属性評価ペア候補の素性(配列を含む情報であってもよい)である。同図に示すグループ分けは、所定の範囲内を同一文内としてグループIDを付与している。
図16は、属性評価ペア候補記憶部130が記憶する属性評価ペア候補に基づいて、訓練事例作成1手段140が出力する正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補(訓練事例)を示す図である。
図3に示す学習装置2の訓練事例作成1手段140は、訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書の、正例属性評価ペアが存在する箇所(オペレータが正例としてラベルを付与した正解とされる文書で、記述者の意見を含む文書。)から抽出した属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定める処理を行う。また、正例属性評価ペア候補が存在するGID内で正例属性評価ペア候補ではない属性評価ペア候補(オペレータが正例としてラベルを付与していない属性表現と評価表現のペア)を負例属性評価ペア候補と定める処理を行う。
同図に示す例では、属性評価ペア候補記憶部130が記憶しているGID2のグループ属性評価ペア候補は、訓練文書の正例属性評価ペアを一つも含まない訓練文から抽出した属性評価ペア候補であるために、訓練事例作成1手段140は、正例属性評価ペア候補としても、負例属性評価ペア候補としても選出しない。
図3に示す学習装置2のモデル作成1手段150は、訓練事例作成1手段140よって定められた正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを入力して、分類モデル1を作成する。分類モデル1には、後段の処理において正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を決定する識別関数Z1を用いる。識別関数Z1としては、例えば以下の(式1)に示す関数を用いることができる。
Z1=a_1・x_1+a_2・x_2 .... +a_n・x_n+a_0 …(式1)
上記の(式1)で、x_1 〜 x_n には、入力された属性評価ペア候補の素性に含まれる配列要素を用いることができる。例えば前述の図14に示した例では、表層文字列「デザイン」=x_1、「以外」=x_2、「が」=x_3 …のように、素性aのバイナリ値(又はフラグ)に応じた値を用いることができる。
また、品詞「名詞」= x_1、「助動詞」= x_2 …のように、素性bのバイナリ値に応じた値を用いることができる。また、素性cの係り受け関係の有無を表すバイナリ値(又はフラグ)や、素性dの距離情報を表す値を x_1 から x_n に用いることも可能である。
上記の(式1)に示す a_1 〜 a_n は定数である。a_1 〜 a_n には、統計学で用いられる線形判別法や、Support Vector Machine等を用いて決定される定数を代入することができる。例えば、線形判別法では、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに分け、それぞれ識別関数Z1に x_1 から x_n を代入し、判別得点Z1xを算出する。
正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補との2群を最もよく分ける平面とは、全変動をSt、級間変動をSbとするとき、相関比(Sb/St)が最大となる平面である。そこで(Sb/St)が最大となるように a_1 から a_n を選択する。全変動Stは、判別得点Z1xの全平均 Z_all から、各データがどの程度分散しているかを示す値であり、以下の(式2)で求めることができる。
St=ΣiΣj(Z_ij −Z_all)2 …(式2)
ここで i は、群の種類(正例属性評価ペア候補、又は負例属性評価ペア候補)を表すダミーインデックスであり、ここでは1か2の値をとる。また j は、入力データを表すダミーインデックスである。また、級間変動Sbは判定結果が正例の属性評価ペアと負例の属性評価ペアがそれぞれ全平均Z_all からどの程度分散しているかを示す値であり、以下の(式3)で求めることができる。
Sb=Σi{n_i・(Z_i −Z_all)2} …(式3)
ここで i は、群の種類(正例属性評価ペア候補、又は負例属性評価ペア候補)を表すダミーインデックスであり、ここでは1か2の値をとる。また n_i は、i 番目の群のデータの個数を表す。
図3に示す分類モデル1記憶部3には、モデル作成1手段150が作成した識別関数Z1等の分類モデル1を記憶する。
図3に示す学習装置2の分類1手段160では、先ず属性評価ペア候補記憶部130の属性評価ペア候補を入力するとともに、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループ(GID)に属する属性評価ペア候補を、未定の属性評価ペア候補として抽出する処理を行う。ここで抽出された属性評価ペア候補は、正例属性評価ペア候補にも属さず、負例属性評価ペア候補にも属さない未定の属性評価ペア候補である。未定の属性評価ペア候補の抽出例を図17に示す。同図に示すように分類1手段160は、GID2に属する未定の属性評価ペア候補を抽出している。
図17は、上述のようにして分類1手段が抽出した未定の属性評価ペア候補を示す図である。
次に分類1手段160は、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z1を用いて、正例の属性評価ペアを一つも含まないグループ(GID)に属する未定の属性評価ペア候補群を、正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う。例えば分類1手段160は、分類モデル1記憶部3に記録されている識別関数Z1の x_1 から x_n に属性評価ペア候補の素性を代入して、判別得点Z1xの値を算出する。識別関数Z1は、未定の属性評価ペア候補を、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を表すので、判別得点Z1xが正の値に算出されるか、又は負の値に算出されるかに応じて、正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類することが可能となっている。
図18は、分類1手段が分類した正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを示す図である。
図3に示す学習装置2の分類1手段分類結果記憶部170は、図18に示すような分類1手段160の分類結果を記憶する。
図3に示す学習装置2の訓練事例作成2手段180は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めて抽出するとともに、分類1手段分類結果記憶部170に記憶されている正例属性評価ペア候補を読み出して負例の属性評価ペア候補に置き換える。
図19は、訓練事例作成2手段180が抽出した正例属性評価ペア候補と、置き換えた負例属性評価ペア候補とを示す図である。同図に示すように、訓練事例作成2手段180が抽出した正例属性評価ペア候補はGID1の(A1,E1,素性1)であり、負例として与えられるのは、分類1手段160によって正例属性評価ペア候補と判定された(A1,E1,素性6)である。
図3に示す学習装置2のモデル作成2手段190は、訓練事例作成2手段180によって抽出された正例属性評価ペア候補並びに置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、識別関数Z2を用いた分類モデル2を作成する。識別関数Z2を用いた分類モデル2の作成方法については、モデル作成1手段150と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図3に示す学習装置2の分類モデル2記憶部4には、モデル作成2手段190が作成した識別関数Z2の分類モデル2を記憶する。
図20は、学習装置2を用いた識別関数Z1等の分類モデル1及び識別関数Z2等の分類モデル2を抽出する処理のフローチャートである。同図に示すS100からS190の処理ステップは、図3の学習装置2の各手段における処理に対応している。
図21は、学習装置2が正例属性評価ペア候補を含む訓練事例から作成した識別関数Z1等の分類モデル1及び識別関数Z2等の分類モデル2を用いて、調査対象文書から正例属性評価ペアを正例意見として抽出する処理を行う分類装置7のブロック図である。
図21に示す分類装置7の属性表現記憶部110が記憶する属性表現の集合と、評価表現記憶部120が記憶する評価表現の集合は、図3に示した属性表現記憶部110が記憶する属性表現の情報と、評価表現記憶部120が記憶する情報と同様の情報を用いることができる。
同図に示す分類装置7は、文書記憶部5から調査対象文書を読み出して属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と、評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を抽出して出力する属性評価ペア候補抽出手段200と、属性評価ペア候補を記憶する属性評価ペア候補記憶手段230とを備える。
また分類装置7は、属性評価ペア候補と分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z1等の分類モデル1とを入力して、同一グループID内の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う分類1手段260と、分類1手段260が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補を記憶する分類1手段分類結果記憶部270とを備える。
また分類装置7は、分類モデル2記憶部4に記憶されている識別関数Z2等の分類モデル2を用いて、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアに分類する処理を行う分類2手段290と、分類2手段290が分類した正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアを記憶する分類2手段分類結果記憶部6とを備える。
図21に示す文書記憶部5は、調査対象文書を記憶するためのハードディスク等の記憶手段である。調査対象文書には、blog等のWebの掲示板や、E−mail、アンケート結果、企業の問い合わせ窓口への問い合わせデータ、報告書、その他の文書が含まれる。これらの調査対象文書は、図3に示した訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書とは異なり、正例属性評価ペアを示すラベルが付されていない文書である。例えば文書記憶部5に、図22に示すような調査対象文S10が記憶されている場合について、以下に説明する。
また、図21に示す属性評価ペア候補抽出手段200が実施する処理と、属性評価ペア候補記憶部230が実施する処理は、図3に示した学習装置2の属性評価ペア候補抽出手段100と、属性評価ペア候補記憶部130が実施する処理と同様であるので、機能の説明は省略する。例えば図22に示す調査対象文S10について属性評価ペア候補抽出処理を実施すると、属性評価ペア候補記憶部230には、図23に示す属性評価ペア候補が抽出されて記憶される。
図23は、属性評価ペア候補記憶部230が記憶する属性評価ペア候補の例を示す図である。同図に示す例では、(A1,E1,素性1)の属性評価ペア候補が抽出され、記憶されている。
図21に示す分類装置7の分類1手段260は、属性評価ペア候補記憶部230に記憶されている属性評価ペア候補と、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z1等の分類モデル1とを入力して、識別関数Z1を用いて属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う。
例えば分類1手段260は、先ず分類モデル1記憶部3に記録されている識別関数Z1の x_1 から x_n に属性評価ペア候補の素性を代入して判別得点Z1xを算出する。識別関数Z1は、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを切り分ける境界面を表すため、判別得点Z1xの値が正の値であるか、又は負の値であるかによって正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類することが可能である。分類した属性評価ペア候補は、分類1手段分類結果記憶部270に記憶する。
図24は、分類1手段分類結果記憶部270に記憶されている属性評価ペア候補を示す図である。
図21に示す分類装置7の分類1手段分類結果記憶部270は、分類1手段260が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補(同図に示す例では、(A1,E1,素性1)=正例属性評価ペア候補)を記憶する。
図21に示す分類2手段290は、分類1手段260により正例属性評価ペア候補と判定された属性評価ペア候補を、分類モデル2記憶部4に記憶されている識別関数Z2等の分類モデル2を用いて正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う。
分類2手段290にて正例属性評価ペア候補に分類された属性評価ペア候補は、調査対象文書の記述者の意見と考えられるので、分類2手段290は真の属性評価ペアと判定する。ここで分類2手段290は、分類モデル2記憶部4に記録されている識別関数Z2のX_1からX_nに、属性評価ペア候補の素性を代入して判別得点Z2xを算出する。識別関数Z2は正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補を切り分ける境界面を表すため、判別得点Z2xの値の正負によって、正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類することが可能である。分類2手段290が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補は、分類2手段分類結果記憶部6に記憶する。
図25は、分類2手段分類結果記憶部6に記憶されている正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補を示す図である。同図に示す例では、(A1,E1,素性1)=正例属性評価ペア)を記憶している。分類2手段290によって正例属性評価ペア候補と判定された正例属性評価ペア候補は、真の属性評価ペア、すなわち調査対象文書の記述者の意見として抽出され、記憶される。
図26は、分類装置7を用いて調査対象文書から記述者の意見を抽出する処理のフローチャートである。同図に示すS200からS290の処理ステップは、図21の分類装置7の各手段における処理に対応している。
(第2実施形態)
図27は、オペレータが入力した正例属性評価ペアを含む訓練事例から属性評価ペア候補分類の学習を行って作成した識別関数Z3等の分類モデル3と、識別関数Z4等の分類モデル4とを生成して出力することによって、どのような文書の場合に属性表現と評価表現は正例属性評価ペアになり、逆にどのような場合に正例属性評価ペアにならないかを判別するための分類モデル3及び分類モデル4を学習させる、学習装置8の処理に関するブロック図である。
図31は、図27に示す学習装置8が正例属性評価ペア候補を含む訓練事例から作成した識別関数Z3等の分類モデル3及び識別関数Z4等の分類モデル4を用いて、調査対象文書から正例意見の抽出を行う分類装置9のブロック図である。図31に示す分類装置9についての説明は後述する。
図27には、オペレータが正例のラベルを付与したラベル付きの正解データを含む訓練文書を記憶するハードディスク等の訓練文書記憶部1と、訓練文書に基づいた学習を行って識別関数Z3等を用いた分類モデル3及び識別関数Z4等を用いた分類モデル4を作成する学習装置8と、学習装置8のモデル作成1手段350が作成した識別関数Z3等の分類モデル3を記憶する分類モデル1記憶部3と、学習装置8のモデル作成2手段190が作成した識別関数Z4の分類モデル4を記憶する分類モデル2記憶部4とが示されている。
図27に示す学習装置8は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を抽出して出力する属性評価ペア候補抽出手段100と、属性評価ペア候補を記憶する属性評価ペア候補記憶手段130とを備える。
図27に示す学習装置8の訓練文書記憶部1に記憶する訓練文書は、図3に示した訓練文書記憶部1に記憶する訓練文書と同様の訓練文書を用いることができる。また、属性表現記憶部110が記憶する属性表現の集合と、評価表現記憶部120が記憶する評価表現の集合は、図3に示した属性表現記憶部110が記憶する属性表現の情報と、評価表現記憶部120が記憶する情報と同様の情報を用いることができる。
また学習装置8は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を一つ以上含むグループIDの属性評価ペア候補を抽出するとともに、2組の属性評価ペア候補内の2つの属性表現の素性や位置関係等に基づいて属性評価比較ペアを生成し、訓練文書中の先頭から左側(前方)に存在する属性表現が訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には、属性評価比較ペア候補にLeftのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成し、訓練文書中の先頭から右側(後方)に存在する属性表現が訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には、属性評価比較ペア候補にRightのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成する処理を行う訓練事例作成1手段340を備える。
また学習装置8は、属性評価比較ペアを入力して属性表現と評価表現に正しい関係が存在するか否かを主に学習する識別関数Z3等の分類モデル3を作成するモデル作成1手段350を備える。
また学習装置8は、同一グループID内の2組の未定の属性評価ペア候補群から属性評価比較ペアを作成し、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z3と未定の属性評価ペア候補とを用いてトーナメント方式に順番に比較して、同一グループID毎に正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに分類する分類1手段360と、分類1手段360が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補を記憶する分類1手段分類結果記憶部170とを備える。
また学習装置8は、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正解とされる属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めて抽出するとともに、分類1手段分類結果記憶部170に記憶されている正例属性評価ペア候補を読み出して負例の属性評価ペア候補に置き換える訓練事例作成2手段180と、訓練事例作成2手段180によって抽出された正例属性評価ペア候補並びに置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、訓練文書から主に主観評価を学習するための識別関数Z4等を用いた分類モデル4を作成するモデル作成2手段190とを備える。
図28は、訓練事例作成1手段340が、属性評価ペア候補記憶部130に記憶されている属性評価ペア候補を用いて作成した属性評価比較ペア(訓練事例)を示す図である。
図27に示す学習装置8の訓練事例作成1手段340は、先ず訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書の、正例属性評価ペアが存在する箇所(オペレータが正例としてラベルを付与した正解とされる文書で、記述者の意見を含む文書。)から抽出した属性表現と評価表現のペアと同一の属性評価ペア候補を一つ以上含むグループIDの属性評価ペア候補を抽出する処理を行う。図27に示す例では、GID1のグループに属する属性評価ペア候補が抽出される。
次に訓練事例作成1手段340は、抽出した属性評価ペア候補のうち、正例属性評価ペアと一致する属性表現と評価表現のペアを含む任意の2つの属性表現と、1つの評価表現のペアを組み合わせた属性評価比較ペアを生成する処理を行う。なお、図27に示す例では、属性評価ペア候補記憶部130が記憶しているGID2のグループ属性評価ペア候補は、訓練文書の正例属性評価ペアを一つも含まない訓練文から抽出した属性評価ペア候補であるために、訓練事例作成1手段340はGID2のグループに属する属性評価ペア候補については属性評価比較ペアとして選出しない。
次に訓練事例作成1手段340は、属性評価比較ペア内の2つの属性表現の素性や位置関係等に基づいて、訓練文書中の先頭から左側(前方)に存在する属性表現が、訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には、属性評価比較ペアにLeftのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成する処理を行う。このLeftのラベルが付与されている属性評価比較ペアでは、右側の属性表現よりも左側の属性表現の方が正例属性評価ペアに近い素性を有していることを示している。例えば図28に示す例では、属性表現「A1」の方が属性表現「A2」、「A3」、「A4」よりも正例属性評価ペアに近い素性を有している属性表現であることを示している。
また同様に訓練事例作成1手段340は、属性評価比較ペア内の2つの属性表現の素性や位置関係等に基づいて、訓練文書中の先頭から右側(後方)に存在する属性表現が、訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には、属性評価比較ペアにRightのラベルを付与した属性評価比較ペアを生成する処理を行う。このRightのラベルが付与されている属性評価比較ペアでは、左側の属性表現よりも右側の属性表現の方が正例属性評価ペアに近い素性を有していることを示している。
例えば属性評価ペア候補記憶部130に図15に示した属性評価ペア候補が記憶されている場合には、訓練文書記憶部1の正例属性評価ペアと一致している属性評価ペア候補を含むGID1のグループに属する属性評価ペア候補を取り出して、正例属性評価ペアと一致する(A1,E1,素性1)を含む任意の2つの属性評価ペア候補を組み合わせた属性評価比較ペア(例えば図28の3つの属性評価比較ペア)を作成する。
図28に示す3つの属性評価比較ペアの例では、3つとも文書の先頭から左側の属性表現「A1」が、訓練文書中の正例属性評価ペアと一致しているために「Left」のラベルが付与されている。なお、「Left」又は「Right」というラベルは、左側、右側を示す情報のラベルであればどのような種類のラベルであってもよい。
図27に示す学習装置8のモデル作成1手段350は、訓練事例作成1手段340よって作成された属性評価比較ペアを入力して、分類モデル3を作成する。分類モデル3の作成方法は、図3に示した学習装置2の分類モデル1作成手段150が実行する処理と同様の、後段の処理においてLeftとRightとに切り分ける境界面を決定する識別関数Z3を用いる。識別関数Z3としては、例えば前述の(式1)に示す識別関数Z1を用いることができる。なお属性評価比較ペアの素性は、組み合わせ元の2つの属性評価ペア候補の素性の配列を連結したものを用いることができる。作成した識別関数Z3等の分類モデル3は、分類モデル1記憶部3に記憶する。
図27に示す学習装置8の分類1手段360では、先ず属性評価ペア候補記憶部130から属性評価ペア候補を入力するとともに、訓練文書記憶部1から訓練文書を読み出して、オペレータが訓練文書にラベルを付した正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループ(GID)に属する属性評価ペア候補を、未定の属性評価ペア候補として抽出する処理を行う。ここで抽出された属性評価ペア候補は、図17に示すような未定の属性評価ペア候補である。なお、図17に示した未定の属性評価ペア候補は単一のグループ(GID2)に属する属性評価ペア候補のみを示しているが、複数のグループが抽出される場合もある。
次に分類1手段360は、2組の未定の属性評価ペア候補内の2つの属性表現素性に基づいて属性評価比較ペアを生成する。次に分類1手段360は、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z3を用いて、生成した属性評価比較ペアとその素性を用いてトーナメント方式に順番に比較し、同一グループID毎に最終的に残った一つの属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補に設定し、正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定する処理を行う。
例えば分類1手段360は、分類モデル1記憶部3に記録されている識別関数Z3の x_1 から x_n に属性評価ペア候補の素性を代入して、判別得点Z3xの値を算出する。識別関数Z3は、属性評価ペア候補をLeftとRightとに切り分ける境界面を決定する関数であるので、判別得点Z3xが正の値に算出されるか、又は負の値に算出されるかに応じて、LeftとRightとに切り分けることによって、属性評価比較ペアを生成する処理を行う。
次にトーナメント方式を用いて属性評価ペア候補を順番に比較する処理について説明する。先ず分類1手段360は、文書の右側に最も近い属性表現を含む2つの属性評価ペア候補を比較する。すなわち、これらの2つの属性評価ペア候補組み合わせた属性評価比較ペアを作成し、それをモデル1記憶部3の分類モデル3を用いてLeftまたはRightに分類し、Leftの場合は左側の属性評価ペア候補を残し、Rightの場合は右側の属性評価ペア候補を残す処理を行う。以降の比較では、残った属性評価ペア候補と比較が済んでいない属性評価比較ペアの中で最も右側の属性表現を含む2つの属性評価ペア候補を順番に比較する処理を繰り返す。
分類1手段360にて、正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補のどちらに分類されるかは、属性評価候補ペアの素性に依存するが、図15に示した属性評価ペア候補を用いて分類する場合には、図17に示す属性評価ペア候補(訓練事例作成1手段で使われなかったGID2の属性評価ペア候補)に基づいて分類することになる。その分類を行った結果、図18のように分類されて分類1手段分類結果記憶部170に記憶された場合について説明する。
図29は、分類1手段360がトーナメント方式を用いて分類する様子を示す図である。
先ず分類1手段360は、文書の右側に最も近い2つの属性評価ペア候補(A7,E1,素性8),(A6,E1,素性7)の2つを比較するために、属性評価比較ペア(A6,A7,E1,素性7,素性8)を作成する。この属性評価比較ペアを分類モデル3を用いて判別得点Z3xを求めたところLeftに分類されたとする。するとこの場合には(A6,E1,素性7)が残る。
次に、この(A6,E1,素性7)と(A1,E1,素性6)を比較して、同様に分類モデル3を用いてLeftに分類されたとする。するとこの場合には(A1,E1,素性6)が残る。最後に(A1,E1,素性6)と(A5,E1,素性5)を比較し、分類モデル3を用いてRightに分類されたとする。するとこの場合には(A1,E1,素性6)の正例属性評価ペア候補が残る。以上のようにして分類1手段360は、属性評価ペア候補を、正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに分類する処理を行う。
図27に示す学習装置8の訓練事例作成2手段180と、モデル作成2手段190とが実行する処理は、図3に示した学習装置2が実行する処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図30は、学習装置8を用いた識別関数Z3等の分類モデル3及び識別関数Z4等の分類モデル4を抽出する処理のフローチャートである。同図に示すS100からS190の処理ステップは、図27の学習装置8の各手段における処理に対応している。
図31は、学習装置8が正例属性評価ペア候補を含む訓練事例から作成した識別関数Z3等の分類モデル3及び識別関数Z
4等の分類モデル4を用いて、調査対象文書から正例属性評価ペアを正例意見として抽出する処理を行う分類装置9のブロック図である。
図31に示す分類装置9の属性表現記憶部110が記憶する属性表現の集合と、評価表現記憶部120が記憶する評価表現の集合は、図3に示した属性表現記憶部110が記憶する属性表現の情報と、評価表現記憶部120が記憶する情報と同様の情報を用いることができる。
図31に示す分類装置9は、文書記憶部5から調査対象文書を読み出して属性表現記憶部110に記憶されている属性表現の集合と、評価表現記憶部120に記憶されている評価表現の集合とを参照し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を抽出して出力する属性評価ペア候補抽出手段200と、属性評価ペア候補を記憶する属性評価ペア候補記憶手段230とを備える。
図31に示す分類装置9は、属性評価ペア候補記憶部230が記憶している同一のグループID内の2組の属性評価ペア候補群から属性評価比較ペアを作成し、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z3等の分類モデル3と属性評価比較ペアとを用いてトーナメント方式に順番に比較して、同一グループID毎に正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに分類する分類1手段460と、分類1手段460が分類した正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補を記憶する分類1手段分類結果記憶部270とを備える。
また分類装置9は、分類モデル2記憶部4に記憶されている識別関数Z4等の分類モデル4を用いて、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアに分類する処理を行う分類2手段290と、分類2手段290が分類した正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアを記憶する分類2手段分類結果記憶部6とを備える。
図31に示す文書記憶部5は、調査対象文書を記憶するためのハードディスク等の記憶手段である。調査対象文書には、blog等のWebの掲示板や、E−mail、アンケート結果、企業の問い合わせ窓口への問い合わせデータ、報告書、その他の文書が含まれる。これらの調査対象文書は、図27に示した訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書とは異なり、正例属性評価ペアを示すラベルが付されていない文書である。
また、図31に示す属性評価ペア候補抽出手段200が実施する処理と、属性評価ペア候補記憶部230が実施する処理は、図3に示した学習装置2の属性評価ペア候補抽出手段100と、属性評価ペア候補記憶部130が実施する処理と同様であるので、機能の説明は省略する。例えば図22に示す調査対象文S10について属性評価ペア候補抽出処理を実施すると、図23に示す属性評価ペア候補が抽出されて、属性評価ペア候補記憶部230に記憶される。
図31に示す分類装置9の分類1手段460は、先ず属性評価ペア候補記憶部230が記憶している同一のグループID内の2組の属性評価ペア候補から属性評価比較ペアを作成する。
次に分類1手段460は、分類モデル1記憶部3に記憶されている識別関数Z3等の分類モデル3と属性評価ペア候補とを用いてトーナメント方式に順番に比較して、同一グループID毎に最終的に残った一つの属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補として分類する。また分類1手段460は、正例属性評価ペア候補とされなかった属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補として分類する処理を行う。トーナメント方式を用いた分類処理は、学習装置8の分類1手段360が実施する処理と同様の処理を用いることができる。分類1手段460にて、属性評価ペア候補が正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補のどちらに分類されるかは、属性評価ペア候補の素性に依存する。例えば、図23に示す属性評価ペア候補を入力して分類した場合には、図24に示す正例属性評価ペア候補に分類され、分類1手段分類結果記憶部270に記憶される。
図31に示す分類装置9の分類2手段290は、分類1手段460により正例属性評価ペア候補と判定された属性評価ペア候補を、分類モデル2記憶部4に記憶されている識別関数Z4等の分類モデル4を用いて正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアに分類する処理を行う。
分類2手段290にて正例属性評価ペアに分類された属性評価ペア候補は、調査対象文書の記述者の意見と考えられるので、分類2手段290は真の属性評価ペアと判定する。分類2手段290が実行する処理は、図21に示した分類2手段290が実行する処理と同様の処理であるので、ここでは説明を省略する。分類2手段290が分類した正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアは、分類2手段分類結果記憶部6に記憶する。
分類2手段分類結果記憶部6に記憶されている正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアを、図25に示す。分類2手段290によって正例属性評価ペアと判定された正例属性評価ペア候補は、真の属性評価ペア、すなわち調査対象文書の記述者の意見として抽出され、記憶される。
図32は、分類装置9を用いて調査対象文書から記述者の意見を抽出する処理のフローチャートである。同図に示すS200からS290の処理ステップは、図31の分類装置9の各手段における処理に対応している。
本発明に係る意見抽出用の学習装置及び分類装置を用いることによって、オペレータが入力した訓練文書を有効に利用した高精度の意見抽出を実現することが可能となる。その理由は、主に属性表現と評価表現の関係を学習できるように、訓練文書の中から負例を抽出して選択的に用いて作成した分類モデル1又は分類モデル3と、主に主観評価性を学習できるように負例を選択的に用いて作成した分類モデル2又は分類モデル4とを用いるからである。
分類モデル1を作成する学習装置2のモデル作成1手段150(又は分類モデル3を作成する学習装置8のモデル作成1手段350)の負例は、正例を一つ以上含むグループIDの負例のみである。正例を一つ以上含むグループの負例は、主観評価であるが属性表現と評価表現に関係がない可能性が高いものである。したがって、学習装置2のモデル作成1手段150(又は学習装置8のモデル作成1手段350)は、訓練文書から属性表現と評価表現に正しい関係が存在するか否かを主に学習することは可能であるが、訓練文書から主観評価を学習することは困難である。
一方、分類モデル2を作成する学習装置2のモデル2作成手段190(又は分類モデル3を作成する学習装置8のモデル作成2手段190)の負例は、学習装置2の分類1手段160(又は学習装置8の分類1手段360)によって間違って正例と判定される負例のみである。学習装置2の分類1手段160(又は学習装置8の分類1手段360)によって正例と判定されたものの、実際には調査対象文書の記述者の意見を表していない負例であるという現象が生じている場合には、属性表現と評価表現との間に何らかの関係はあるが、記述者の主観評価ではないという可能性が高い。
本発明に係る学習装置2のモデル2作成手段190(又は学習装置8のモデル作成2手段190)は、訓練文書に基づいて主に主観評価性を学習することが可能である。このように、訓練文書から属性表現と評価表現に正しい関係が存在するか否かを主に学習することが可能な分類モデル1(又は分類モデル3)と、訓練文書から主に主観評価を学習するための分類モデル2(又は分類モデル4)とを負例を選択的に用いることによって、分類モデル1(又は分類モデル3)のみでは正しい関係が存在するとして選択される属性評価ペアについて、主観評価を学習した分類モデル2(又は分類モデル3)を用いて分類モデル1による判断を補正し、意見の抽出精度を向上させることが可能となる。
本発明によれば、blog等のWebの掲示板や、E−mail、報告書類、その他の意見そのものを記述することを目的としていない文書から、記述者の意見をより正確に自動で抽出することが可能となるので、商品購入前の事前調査や、企業の市場調査等のマーケティング活動の効率を向上させ、より利用者の希望に則した製品を早期に提供することが可能となる。
訓練事例を用いて属性評価ペア候補分類の学習を行い、識別関数等の分類モデルを作成する学習装置10の構成を示すブロック図である。 調査対象文書を入力し、訓練事例から生成した識別関数等の分類モデルを用いて意見の抽出を行う分類装置11の構成を示すブロック図である。 本発明に係る第1実施形態の学習装置の構成を示すブロック図である。 訓練文書の例を示す図である。 訓練文書を一般的に表現した状態を示す図である。 属性表現記憶部が記憶している属性表現の集合を示す図である。 評価表現記憶部が記憶している評価表現の集合を示す図である。 訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文書の一例を示す図である。 評価表現E1を含む文と同一文内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID1)と、評価表現E2を含む文と同一文内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID2)とに分類した分類例を示す図である。 評価表現E1を含む文とその前方1文以内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID1)と、評価表現E2を含む文とその前方1文以内に属性表現が存在する属性評価ペア候補のグループ(GID2)とに分類した分類例を示す図である。 評価表現を含む文と同一文内に属性表現が存在するという条件と、最も評価表現に近い場所に存在する正例の属性タグが付与されたA1までを、分類の範囲として限定した分類例を示す図である。 訓練文書記憶部1に記憶されている訓練文S6及びS7を例示する図である。 訓練文S6及びS7について形態素解析及び構文解析を実施した結果を例示する図である。 形態素解析及び構文解析を行った結果を用いて素性を抽出した結果を例示する図である。 属性評価ペア候補記憶部が記憶する属性評価ペア候補の組み合わせを示す図である。 訓練事例作成1手段が出力する正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補を示す図である。 分類1手段が抽出した未定の属性評価ペア候補を示す図である。 分類1手段が分類した正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを示す図である。 訓練事例作成2手段が抽出した正例属性評価ペア候補と、置き換えた負例属性評価ペア候補とを示す図である。 学習装置2を用いた分類モデル1及び分類モデル2を抽出する処理のフローチャートである。 本発明に係る第1実施例の分類装置の構成を示すブロック図である。 調査対象文S10の内容を示す図である。 属性評価ペア候補記憶部が記憶する属性評価ペア候補の例を示す図である。 分類1手段分類結果記憶部に記憶されている属性評価ペア候補を示す図である。 分類2手段分類結果記憶部6に記憶されている正例属性評価ペア又は負例属性評価ペアを示す図である。 分類装置7を用いて調査対象文書から記述者の意見を抽出する処理のフローチャートである。 本発明に係る第2実施形態の学習装置の構成を示すブロック図である。 訓練事例作成1手段が作成した属性評価比較ペアを示す図である。 分類1手段がトーナメント方式を用いて分類する様子を示す図である。 学習装置8を用いた分類モデル3及び分類モデル4を抽出する処理のフローチャートである。 本発明に係る第2実施形態の分類装置の構成を示すブロック図である。 分類装置9を用いて調査対象文書から記述者の意見を抽出する処理のフローチャートである。
符号の説明
1 訓練文書記憶部
2、8、10 学習装置
3 分類モデル1記憶部
4 分類モデル2記憶部
5 文書記憶部
6 分類2手段分類結果記憶部
7、9、11 分類装置
12 分類モデル記憶部
13 分類手段分類結果記憶部
100、200 属性評価ペア候補抽出手段
110 属性表現記憶部
120 評価表現記憶部
130、230 属性評価ペア候補記憶手段
140、340 訓練事例作成1手段
150、350 モデル作成1手段
160、260、360、460 分類1手段
170、270 分類1手段分類結果記憶部
180 訓練事例作成2手段
190 モデル作成2手段
210 訓練事例作成手段
220 モデル作成手段
230 分類手段
290 分類2手段

Claims (4)

  1. 文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書を入力し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を訓練文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、
    文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定めるとともに、正例属性評価ペア候補が存在するグループ内で正例属性評価ペア候補でない属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成1手段と、
    正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とを入力して、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を示す識別関数Z1を分類モデル1として所定の学習方式を用いて作成する処理を行うモデル作成1手段と、
    文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、識別関数Z1の分類モデル1とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループに属する属性評価ペア候補を未定の属性評価ペア候補として抽出し、前記分類モデル1を用いて未定の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補又は負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う分類1手段と、
    文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、分類モデル1手段が分類した正例属性評価ペア候補とを入力して、当該正例属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に置き換えるとともに、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成2手段と、
    訓練事例作成2手段が定めた正例属性評価ペア候補並びに訓練事例作成2手段が置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を示す識別関数Z2を分類モデル2として線形判別関数等の学習方式を用いて作成して出力する処理を行うモデル作成2手段と
    を備え、
    前記素性の情報とは、
    (a)前記訓練文書を構成する全ての単語である各表層文字列の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して、該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の表層文字列としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、
    (b)前記訓練文書を構成する全ての単語の各品詞の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の品詞としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、
    (c)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現が係り受け関係にあるか否か示す数値化情報、
    (d)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現間のバイト数または文字数を距離情報として数値化した数値化情報の少なくとも何れか一の、または、それらの組み合わせた予め定められた情報であり、
    前記モデル作成1手段が、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の各ペア候補毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z1を前記分類モデル1として生成し、
    前記モデル作成2手段が、前記訓練事例作成2手段が定めた正例属性評価ペア候補と前記訓練事例作成2手段が定めた負例属性評価ペア候補の各ペア候補毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、当該正例属性評価ペア候補と当該負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを決定し、当該決定された定数a0〜anを有する識別関数Z2を前記分類モデル2として生成することを特徴とする意見抽出用学習装置。
    識別関数Z=a1×x1+・・・・+an×xn+a0
    (nは2以上の自然数) ・・・(式A)
  2. 所定の調査対象文書を入力し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を調査対象文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、
    調査対象文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を決定する識別関数である分類モデル1を入力して、前記入力された分類モデル1に基づいて前記入力された属性評価ペア候補における識別関数Z1を求め、当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性評価ペア候補に分類する処理を行う分類1手段と、
    前記分類1手段が正例属性評価ペア候補と判定した属性評価ペア候補と、当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分け、前記分類モデル1と異なる境界面を決定する識別関数Zである分類モデル2とを入力して、前記入力された分類モデル2に基づいて前記判定された属性評価ペア候補における識別関数Z2を求め、当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性ペア候補に分類し、分類した正例属性評価ペア候補を真の属性評価ペアと判定する処理を行う分類2手段と、
    を備え、
    各素性の情報とは、(a)前記調査対象文書を構成する全ての単語である各表層文字列の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して、該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の表層文字列としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(b)前記調査対象文書を構成する全ての単語の各品詞の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の品詞としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(c)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現が係り受け関係にあるか否か示す数値化情報、(d)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現間のバイト数または文字数を距離情報として数値化した数値化情報の少なくとも何れか一の、または、それらの組み合わせた予め定められた情報であり、
    前記分類1手段が、前記属性評価ペア候補毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z1を求め、当該Z1の正負に基づいて属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性評価ペア候補に分類するとともに、
    前記分類2手段が、前記分類1手段が正例属性評価ペア候補と判定した属性評価ペア候補毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z2を求め、当該Z2の正負に基づいて当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性ペア候補に分類し、分類した正例属性評価ペア候補を真の属性評価ペアと判定することを特徴とする意見抽出用分類装置。
    識別関数Z=a1×x1+・・・・+an×xn+a0
    (nは2以上の自然数) ・・・(式A)
  3. 文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書を入力し、訓練文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を訓練文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、
    文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補とを入力して、(1)正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つ以上含むグループ内の属性評価ペア候補を抽出するとともに、(2)抽出した属性評価ペア候補の中で正例属性評価ペアと一致する属性表現と評価表現から構成される属性評価ペア候補と、同一の評価表現を含む同一グループ内の他の属性評価ペア候補の2つを合わせて属性評価比較ペアを作成し、(3)それぞれの属性評価比較ペアの素性の情報として属性評価比較ペア候補作成手段が付与した2つの属性評価ペア候補の素性の情報を合わせたものを付与し、(4)各属性評価比較ペア候補に関して、前記訓練文書中の前方に存在する属性表現が当該訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には該当する属性評価比較ペアにLeftのラベルを付与し、前記訓練文書中の後方に存在する属性表現が訓練文書中の正例属性評価ペアの属性表現と一致している場合には該当する属性評価比較ペアにRightのラベルを付与する処理を行う訓練事例作成1手段と、
    訓練事例作成1手段によってLeft又はRightのラベルが付された属性評価比較ペアを入力して、前記属性評価比較ペアをLeftとRightとに切り分ける境界面を示す識別関数Z3を分類モデル3として所定の学習方式を用いて作成するモデル作成1手段と
    訓練文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、前記分類モデル3とを入力して、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を一つも含まない属性評価ペア候補から構成されるグループに属する属性評価ペア候補を未定の属性評価ペア候補として抽出し、前記分類モデル3に基づいて、グループ毎に一の正例属性評価ペア候補を設定し、当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定する処理を行う分類1手段と、
    訓練文書中の属性表現と評価表現とを関連付けるラベルを付した正例属性評価ペアを含む訓練文書と、訓練文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、分類モデル1手段が分類した正例属性評価ペア候補とを入力して、当該正例属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に置き換えるとともに、正例属性評価ペアと同一の属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と定める処理を行う訓練事例作成2手段と、
    訓練事例作成2手段が定めた正例属性評価ペア候補並びに訓練事例作成2手段が置き換えた負例属性評価ペア候補を入力して、属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分ける境界面を示す識別関数Z4を分類モデル4として所定の学習方式を用いて作成して出力する処理を行うモデル作成2手段と、
    を備え
    各素性の情報とは、(a)前記訓練文書を構成する全ての単語である各表層文字列の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して、該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の表層文字列としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(b)前記訓練文書を構成する全ての単語の各品詞の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の品詞としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(c)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現が係り受け関係にあるか否か示す数値化情報、(d)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現間のバイト数または文字数を距離情報として数値化した数値化情報の少なくとも何れか一の、または、それらの組み合わせた予め定められた情報であり、
    前記モデル作成1手段が、前記属性評価比較ペア毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、LeftとRightの2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z3を前記分類モデル3として生成するとともに、
    前記分類1手段が、
    (i)同一グループ内で訓練文書中の最も後方に存在する異なる2つの属性表現と同一の評価表現を含む2つの属性評価ペア候補を合わせた属性評価比較ペアを作成し、当該属性評価比較ペアの2つの属性評価ペア候補のそれぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を合わせ、当該合わせられた各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入して識別関数Z3を求め、当該Z3の正負に基づいて当該属性評価比較ペアをLeftまたはRightに分類し、LeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を残し、
    (ii)残された属性評価ペア候補と、該当するグループの中で未だ属性評価比較ペアとして用いられておらず、かつ、最も後方に存在する属性表現と同一の評価表現を含む属性評価ペア候補との2つの属性評価ペア候補を合わせた属性評価比較ペアを作成し、当該属性評価比較ペアの2つの属性評価ペア候補のそれぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を合わせ、当該合わせられた各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入して識別関数Z3を求め、当該Z3の正負に基づいて当該属性評価比較ペアをLeftまたはRightに分類し、LeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を残し、
    (iii)(ii)の処理で残された属性評価ペア候補に基づいて(ii)の処理を、該当するグループ内で最も前方に存在する属性表現を含む属性評価ペア候補を含む属性評価比較ペアまで繰り返して実行し、最終的な前記識別関数Z3のLeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を、正例属性評価ペア候補に設定し、該当するグループ内で当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定し、
    前記モデル作成2手段が、前記訓練事例作成2手段によって定められた正例属性評価ペア候補及び置き換えられた負例属性評価ペア候補のそれぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z4を前記分類モデル4として生成することを特徴とする意見抽出用学習装置。
    識別関数Z=a1×x1+・・・・+an×xn+a0
    (nは2以上の自然数) ・・・(式A)
  4. 所定の調査対象文書を入力し、調査対象文書中に存在している属性表現と評価表現の組み合わせに該当する属性評価ペア候補を調査対象文書毎にグループ分けして抽出するとともに、それぞれの属性評価ペア候補に対して、素性の情報を付与する処理を行う属性評価ペア候補抽出手段と、
    調査対象文書毎にグループ分けした属性評価ペア候補と、属性評価ペア候補を正例属性評価ペアと負例属性評価ペアとに切り分ける境界面を決定する識別関数の分類モデル3とを入力して、グループ毎に正例属性評価ペア候補を設定し、各グループ内で当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定する処理を行う分類1手段と、
    前記分類1手段が正例属性評価ペア候補と判定した属性評価ペア候補と、当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補と負例属性評価ペア候補とに切り分け、前記分類モデル3と異なる境界面を決定する識別関数Zである分類モデル4とを入力して、前記入力された分類モデル4に基づいて前記判定された属性評価ペア候補における識別関数Z4を求め、当該属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性ペア候補に分類し、分類した正例属性評価ペア候補を真の属性評価ペアと判定する処理を行う分類2手段と、
    を備え
    各素性の情報とは、(a)前記調査対象文書を構成する全ての単語である各表層文字列の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して、該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の表層文字列としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(b)前記調査対象文書を構成する全ての単語の各品詞の全種類数における出現の有無または出現頻度を組み合わせた配列に対して該当する属性評価ペア候補の属性表現及び評価表現の品詞としての有無または出現頻度を数値化した配列情報、(c)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現が係り受け関係にあるか否か示す数値化情報、(d)該当する属性評価ペア候補における属性表現と評価表現間のバイト数または文字数を距離情報として数値化した数値化情報の少なくとも何れか一の、または、それらの組み合わせた予め定められた情報であり、
    前記分類1手段が、グループ毎に
    (i)同一グループ内で調査対象文書中の最も後方に存在する異なる2つの属性表現と同一の評価表現を含む2つの属性評価ペア候補を合わせた属性評価比較ペアを作成し、当該属性評価比較ペアの2つの属性評価ペア候補のそれぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を合わせ、当該合わせられた各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入して識別関数Z3を求め、当該Z3の正負に基づいて当該属性評価比較ペアをLeftまたはRightに分類し、LeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を残し、
    (ii)残された属性評価ペア候補と、該当するグループの中で未だ属性評価比較ペアとして用いられておらず、かつ、最も後方に存在する属性表現と同一の評価表現を含む属性評価ペア候補との2つの属性評価ペア候補を合わせた属性評価比較ペアを作成し、当該属性評価比較ペアの2つの属性評価ペア候補のそれぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を合わせ、当該合わせられた各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入して識別関数Z3を求め、当該Z3の正負に基づいて当該属性評価比較ペアをLeftまたはRightに分類し、LeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を残し、
    (iii)(ii)の処理で残された属性評価ペア候補に基づいて(ii)の処理を、該当するグループ内で最も前方に存在する属性表現を含む属性評価ペア候補を含む属性評価比較ペアまで繰り返して実行し、最終的な前記分類モデル3における識別関数Z3のLeftまたはRightに対応する属性表現を含む属性評価ペア候補を、正例属性評価ペア候補に設定し、該当するグループ内で当該正例属性評価ペア候補以外の属性評価ペア候補を負例属性評価ペア候補に設定し、
    前記分類2手段が、前記分類1手段が設定した正例属性評価ペア候補毎に、それぞれの素性の情報に含まれる配列情報の各配列要素の値または数値化情報を(式A)に示す識別関数Zの各要素x1〜xnに代入し、前記正例属性評価ペア候補と前記負例属性評価ペア候補の2群を分ける定数a0〜anを選択し、当該選択された定数a0〜anを有する識別関数Z4を前記分類モデル4として生成し、各分類モデル4における識別関数Z4の値の正負に基づいて属性評価ペア候補を正例属性評価ペア候補または負例属性ペア候補に分類し、分類した正例属性評価ペア候補を真の属性評価ペアと判定することを特徴とする意見抽出用分類装置。
    識別関数Z=a1×x1+・・・・+an×xn+a0
    (nは2以上の自然数) ・・・(式A)
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