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JP4609862B2 - ネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システム - Google Patents
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JP4609862B2 - ネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システム - Google Patents

ネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システム Download PDF

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本発明は、接続された複数のネットワーク要素間で、学習した情報の共有および同期をとるネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システムに関するものである。
従来、通信回線の速度増大と信頼性の向上を図るために、複数のハードウェアリソースを搭載し、データパケット中継における処理を分散させるシステムが一般的になっており、たとえば特許文献1に示す内部リンクによってフルメッシュで相互接続された複数のスイッチング・サブシステムを有するネットワーク要素を備え、これらスイッチング・サブシステムを使用して、ルータとブリッジの両方として動作する大きなスイッチを構成することにより、データパケット中継機能を実行していた。
特表2002−510451号公報
しかしながら、このような従来例では、複数のハードウェア同士が情報の共有化を行うには、情報の同期をとらなければならない、またこの同期処理は、一般的には一つの処理系が行っており、同期処理の対象となるハードウェアが多くなるほど、同期処理にかかる時間と労力も多くなり、このために同期処理を行う一つの処理系に負荷が集中してしまうという問題があったが、従来例ではこの問題の解決方法が明確に記載されていない。
たとえば、図11に示すように、データの中継処理などを行うネットワーク要素としての複数のNP(ネットワーク・プロセッサ)1〜4と、各NPの監視や上位層プロトコルの処理などを行うネットワーク要素としてのCP(コントロール・プロセッサ)6とを備え、各NP間で情報の共有・同期を行う場合を考える。このような場合、一般的にCP6は、内部バスを伝送する通知メッセージを監視あるいは調停し、全てのNP1〜4で同じ情報が共有および同期されるように調整を行っている。
ここで、この種のネットワーク中継システムにおいては、データパケットの転送に際しては、その宛先を示すTCP/IPネットワーク上の論理アドレスであるIPアドレスからイーサネット(登録商標)上の物理アドレスを示すMACアドレスに変換する必要があり、ARP(Address Resolution Protocol:アドレス解決プロトコル)というプロトコルが利用されている。すなわち、或るNPに対してARP要求があり、該NPからCP6に対してARP学習要求があると、CP6は、自身で管理しているNextHopIDのうちで未使用のものを該ARP学習要求がきたエントリに対してインデックスとして割り当て、IPアドレスとMACアドレスとをNextHopIDで対応付けたARP情報をARP検索テーブルに順次登録して利用できるようにしている。このようにNextHopIDは、IPアドレスとMACアドレスとを対応付けるインデックスとなるので、システム全体で一意なIDを付与する必要があり、CP6で集中管理している。
しかしながら、このネットワーク中継システムでは、たとえばARP学習要求等の通知メッセージの流量が増加すればするほど、監視・調停を行うCP6に処理が集中して処理負荷が高くなって、CP6でのその他の処理に対しても悪影響を与えることとなり、結果としてシステム全体の処理能力が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上位層の一部の処理系にARP学習要求等の処理が集中するのを防ぎつつ、ARP学習においてNextHopIDを一意に付与することができるネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるネットワーク中継方法は、ノード間で通信されるデータパケットを複数のネットワーク要素で受信して転送するネットワーク中継方法において、前記各ネットワーク要素が論理的にリング状に接続されて、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して、前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを形成する形成ステップと、前記論理ネットワークを形成する全ての前記ネットワーク要素に対して使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを事前に割り振るID割り振りステップと、前記各ネットワーク要素に対してARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うARP学習ステップと、前記各ネットワーク要素が、前記論理ネットワークで転送される情報を取り込み、自要素内のデータベースに登録させる処理を行う登録処理ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継方法は、上記発明において、前記各ネットワーク要素が、前記論理ネットワークで転送される情報に該当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理ステップを、さらに含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継方法は、上記発明において、前記転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、前記転送される情報を受信したネットワーク要素が、前記情報に含まれるARP情報が自要素内の前記データベースに登録された前記情報に含まれるARP情報と重複する情報かどうか比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報に含まれる優先度の情報と前記データベースに登録された情報に含まれる優先度の情報を比較する比較ステップを、さらに含み、前記登録処理ステップでは、前記比較ステップにて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、かつ前記受信した情報を下流側のネットワーク要素に転送させる処理を行い、また前記比較ステップにて前記両方のARP情報が重複している場合には、両方の前記優先度の情報を比較して該比較結果に基づいて、前記受信した情報と前記データベースに登録された情報のいずれを有効にするかを判断し、前記取り込んだ情報を有効にする場合には、当該受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、かつ前記受信した情報を下流側のネットワーク要素に転送させる処理を行い、また前記データベースの情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を前記送信元のネットワーク要素に転送することを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継方法は、上記発明において、前記削除処理ステップでは、前記送信元のネットワーク要素が、自ら送信した情報を、上流側のネットワーク要素から受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、該当する情報を前記データベースから削除させる処理を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク要素は、ノード間で通信されるデータパケットを受信して転送するネットワーク要素において、他の前記ネットワーク要素と論理的にリング状に接続され、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを構成し、前記情報を上流側から下流側のネットワーク要素に転送する転送手段と、前記論理ネットワークを形成する全ての前記ネットワーク要素に対して事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内のデータベースに登録させる処理を行う割り振りID登録処理手段と、ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うARP学習手段と、前記転送手段が前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う登録処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク要素は、上記発明において、前記転送手段が受信した情報に相当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理手段を、さらに備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク要素は、上記発明において、前記論理ネットワーク上を転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、前記転送手段が受信した前記情報に含まれるARP情報と、前記データベースに登録された前記情報に含まれるARP情報とを比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報の優先度と前記データベースに登録された情報の優先度を比較する比較手段を、さらに備え、前記登録処理手段は、前記比較手段にて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、また前記両方のARP情報が重複している場合には、前記比較手段における前記両方の優先度の情報の比較結果に基づいて、前記受信した情報と前記データベースに登録された学習情報のいずれを有効にするか判断し、前記受信した情報を有効にする場合には、当該受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、前記転送手段は、前記登録処理手段において前記上流側のネットワーク要素から受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行う場合には、前記受信した情報を前記下流側のネットワーク要素に転送し、また前記データベースの情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を、前記送信元のネットワーク要素に転送することを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク要素は、上記発明において、前記削除処理手段は、自要素が前記情報の送信元で、前記転送手段にて自ら送信した前記情報を前記上流側のネットワーク要素から受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、前記送信した情報に相当する情報を前記データベースに登録されている情報から削除させる処理を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継システムは、複数のネットワーク要素を有し、ノード間で通信されるデータパケットを前記各ネットワーク要素で受信して転送するネットワーク中継システムにおいて、前記各ネットワーク要素は、論理的にリング状に接続されて、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して、前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを形成し、前記ネットワーク要素のうち、事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内のデータベースに登録させる処理を行う第1の割り振りID登録処理手段と、ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行う第1のARP学習手段と、自らが送信元となって前記情報を前記論理ネットワーク上の下流のネットワーク要素に転送する第1の転送手段と、前記第1の転送手段が前記論理ネットワーク上の上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う第1の登録処理手段と、前記第1の転送手段が受信した情報に相当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理手段と、を有する第1のネットワーク要素と、前記ネットワーク要素のうち、事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う第2の割り振りID登録処理手段と、ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行う第2のARP学習手段と、前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信して前記下流側のネットワーク要素に転送する第2の転送手段と、前記第2の転送手段が、前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内のデータベースに登録させる処理を行う第2の登録処理手段と、を有する第2のネットワーク要素と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継システムは、上記発明において、前記転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、前記第2のネットワーク要素は、前記第2の転送手段にて前記転送される情報を受信した場合、前記受信した情報に含まれるARP情報が自要素内のデータベースに登録された前記情報に含まれるARP情報と重複する情報かどうか比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報に含まれる優先度の情報と前記データベースに登録された情報に含まれる優先度の情報を比較する比較手段を、さらに有し、前記第2の登録処理手段は、前記比較手段にて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信された情報を前記データベースに登録させる処理を行い、また前記両方の送信元の情報が重複している場合には、前記比較手段による前記優先度の情報の比較結果に基づいて、前記受信された情報と前記データベースに登録された情報のいずれを有効にするか判断し、前記受信した情報を有効にする場合には、前記受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、前記第2の転送手段は、前記第2の登録処理手段にて前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行う場合には、前記受信した情報を前記下流側のネットワーク要素に転送し、また前記データベースに登録された情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を、前記第1のネットワーク要素に転送することを特徴とする。
また、本発明にかかるネットワーク中継システムは、上記発明において、前記削除処理手段は、前記第1の転送手段にて前記情報を受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、前記送信した情報に相当する情報を前記データベースに登録されている情報から削除させる処理を行うことを特徴とする。
本発明にかかるネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システムによれば、ノード間で通信されるデータパケットを受信して転送する各ネットワーク要素が、論理的にリング状に接続されて、情報を1方向で全てのネットワーク要素を経由して、情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを形成するとともに、各ネットワーク要素が、論理ネットワークで転送される情報を取り込み、自要素内のデータベースに登録させる処理を行うことで、上位層の一部の処理系に処理が集中するのを防ぎ、各ネットワーク要素における情報の共有・同期を確実に行い、情報処理の際の負荷分散を図ることができ、この際、論理ネットワークを形成する全てのネットワーク要素に対して使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを事前に割り振っておき、ARP要求があった場合には事前に割り振られた複数個のARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うようにしたので、上位層の一部の処理系に問い合わせることなく各ネットワーク要素で自律的にARP学習を行ってNextHopIDを一意に付与することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるネットワーク中継方法、ネットワーク要素およびネットワーク中継システムの実施の形態を図1〜図10に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更実施の形態が可能である。
図1は、本発明にかかるネットワーク中継システムの概略システム構成の一例を示す概略構成図である。図1において、この実施の形態では、複数のハードウェアであるネットワーク要素1〜6が内部バス7、たとえばPCIバス(Peripheral Components Interconnect bus)やバス型LANであるイーサネット(登録商標)などでフルメッシュに接続されているシステムを一例として説明する。ネットワーク中継システムは、複数のネットワーク要素であるNP(ネットワーク・プロセッサ)1〜5と、NP1〜5の監視などを行うネットワーク要素であるCP(コントロール・プロセッサ)6とを備える。NP1〜5は、外部への通信回線などのデバイスが搭載され、データパケットの中継処理などを行うもので、CP6は、上記した各NP1〜5の監視や上位層(たとえばレイヤ3)プロトコルの処理などを行うもので、たとえばルータやブリッジの機能を有する。なお、図1では、5個のNPと1個のCPで構成したが、NPとCPの個数は任意に設定することが可能である。
各NP1〜5は、それぞれの間で、たとえばARP学習情報や使用可能なNextHopIDの共有および同期を図るものであり、図2に示すように、内部バス7を利用して情報共有が必要なNP1〜5同士を論理的にリング状に接続させて、論理ネットワークを形成している。この実施の形態では、学習情報等の共有および同期を図るために、各NP1〜5は、学習情報等が付加された通知メッセージを、図中時計方向に転送して、この通知メッセージの送信元の第1のネットワーク要素に戻るように、下流側のNPに上記通知メッセージを送信している。すなわち、NP1を基点(第1のネットワーク要素)とすると、NP2〜5が第2のネットワーク要素となり、NP2,NP3,NP4,NP5,NP1の順に通知メッセージが転送されることとなる。本発明にかかるネットワーク要素は、これらNP1〜5を示している。また、この実施の形態では、NP1〜5、CP6のトポロジ(接続形態)をフルメッシュとしたが、本発明はこれに限らず、NP1〜5が内部バス7によって論理的にリング状に接続されていれば、接続形態は、たとえばリング、スターなどでも構わない。
また、この実施の形態では、CP6は、ARP学習用のNextHopIDを総括して管理するものであり、CP6が有するARPデータベースに含まれるARP検索テーブル中のNextHopIDテーブルによって、各NextHopIDが使用中であるか未使用であるかを管理する。ここで、CP6には、ARP学習時に自身で使用可能な複数個のNextHopIDが設定されているとともに、論理ネットワークを形成する全てのNP1〜5に対して使用を許可する複数個のNextHopIDが重複しない範囲で設定されている。CP6は、システム起動後やシステムに対するNPの追加時には、論理ネットワークを形成する全てのNP1〜5に対して使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを事前に割り振っておく。このような使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDも、CP6から第1のネットワーク要素としてのNP1に通知することにより、リング状の論理ネットワークに従いNP2〜5に順に転送されることで共通に割り振られる。割り振られた複数個のARP学習用のNextHopIDは、各NP1〜5において、後述のARPデータベースに含まれるARP検索テーブル中のNextHopIDテーブルに登録されて、論理ネットワーク上で使用中であるか未使用であるかが管理される。
たとえば、図3は、CP6が有するARP検索テーブルT1中のNextHopIDテーブルT2の構成例を模式的に示す説明図である。図3では、複数個のNextHopIDのうち、ID1〜ID1000なる所定範囲の1000個のNextHopIDは割り当て主体はCP6自身であるが、ID1001〜ID2000なる所定範囲の1000個のNextHopIDは、CP6がNP1〜5に対して専用に使用を許可するものとして事前に割り付けたもので、割り当て主体はNP1となる。一方、図4は、各NP1〜5が有するARP検索テーブル中のNextHopIDテーブルT4の構成例を模式的に示す説明図である。CP6からNP1〜5に対して使用を許可するものとして事前に割り振られたID1001〜ID2000なる所定範囲の1000個のNextHopIDが登録されている例を示している。
また、各NP1〜5は、図5のブロック図に示すように、同一の構成からなっている。すなわち、NPは、データパケットの転送を行うパケット転送部10と、通知メッセージなどを他のNPに通知する通知部20とからなる。パケット転送部10は、たとえば外部のノードとしてのバックボーンネットワークからのARP要求のデータパケットを受信する受信部11と、受信したARP要求のデータパケットにより発行されるARP登録要求に従いARP学習処理を行って学習したARP情報を内部のARPデータベース13に登録するアドレス解決部12と、事前に割り振られたARP学習用のNextHopIDや学習したARP情報などを登録するARPデータベース13と、受信部11が受信したデータパケットを他のバックボーンネットワークに転送する送信部15とを備える。すなわち、パケット転送部10は、ノードであるバックボーンネットワーク間で通信されるデータパケットを受信して転送する機能を有している。また、アドレス解決部12は、事前に割り振られたARP学習用のNextHopIDをARPデータベース13に登録する処理を行う割り振りID登録手段、第1および第2の割り振りID登録処理手段や、ARP登録要求に従いARP学習を行うARP学習手段、第1および第2のARP学習手段としての機能を有している。
受信部11は、学習のトリガとなるデータパケットを受信する。また、受信部11は、複数の受信ポートを有し、それぞれに受信するデータパケットの優先度が設定されている。ARP要求のデータパケットは、特に図示しないが、レイヤ3のIPアドレスなどから構成されている。受信部11で受信されたARP要求により発行されるARP登録要求があった場合、アドレス解決部12は、自身が有するARPデータベース13中のARP検索テーブルを参照し、新しいエントリの場合、および以前に学習したものと異なる物理ポートから受信したエントリの場合、自己のネットワーク要素(以下、「自要素」という)宛のデータパケットでまだARP学習していないものとして、このARP登録要求に対してARP学習を行う。なお、以前に学習したものと同じエントリの場合、アドレス解決部12は、当該NPのARP登録要求を無視する。
ここで、アドレス解決部12は、ARP学習を行う場合、事前にCP6から割り振られて自身が有するARPデータベース13のARP検索テーブルT3中のNextHopIDテーブルT4に登録されたNextHopIDのうちで未使用のものをARP登録要求がきたエントリに対してインデックスとして割り当てる。すなわち、IPアドレスとMACアドレスとをNextHopIDで対応付けたARP情報をARPデータベース13中のARP検索テーブルT3に登録する。この際、ARP情報の他、優先度の情報および学習中であるのか学習が完了しているのかを示す旨の情報(たとえばフラグ)などを学習情報(本発明にかかる情報)として、ARPデータベース13に登録する。さらに、アドレス解決部12は、このデータパケットに対して、受信した受信部11の受信ポート番号および学習の日時の情報などを学習情報(本発明にかかる情報)として、ARPデータベース13に登録する。また、アドレス解決部12は、割り当てたNextHopIDの使用状況をNextHopIDテーブルT4上で「使用中」に更新する。そして、アドレス解決部12は、このように学習した学習情報を通知メッセージ処理部21に出力する。
また、アドレス解決部12は、他のNPから送信された通知メッセージ(登録を示す通知メッセージ)の情報を通知メッセージ処理部21から受信した場合には、この通知メッセージに対してNP番号を学習して、通知メッセージのARP情報がARPデータベース13に存在しない(通知メッセージとSAデータベース13との両方のARP情報が重複しない)場合、あるいは重複したARP情報が既に学習完了している場合、あるいはARPデータベース13のARP情報が削除処理中の場合、受信した受信部11の受信ポート番号および学習の日時の情報などを学習情報として、ARPデータベース13に登録する。
また、アドレス解決部12は、他のNPから送信された通知メッセージ(削除を示す通知メッセージ)の情報を通知メッセージ処理部21から受信した場合には、この通知メッセージに対してNP番号を学習して、通知メッセージのARP情報がARPデータベース13に存在しない(通知メッセージとARPデータベース13との両方のARP情報が重複しない)場合、あるいは重複したARP情報を登録処理中の場合、あるいはARPデータベース13のARP情報が削除処理中の場合、何もせず、また重複したARP情報が既に学習完了している場合、ARPデータベース13から該当するARP情報を削除する。さらに、アドレス解決部12は、ARPデータベース13に登録された学習情報が所定時間内に学習されないで、エージアウトの状態となった場合には、該当する学習情報をARPデータベース13から削除する。
通知部20は、通知メッセージの作成や各種処理を行う第1および第2の登録処理手段、削除処理手段としての通知メッセージ処理部21と、学習情報の比較を行う比較手段としての比較部22と、メッセージのエラー判定を行うエラー判定部23と、通知メッセージの転送を行う転送手段、第1および第2の転送手段としての内部バスインターフェース24と、送信した通知メッセージが戻ってくるまでのタイムアウトをカウントするタイマ25とを備える。
通知メッセージ処理部21は、アドレス解決部12から入力した学習情報をもとに通知メッセージを作成する。この通知メッセージは、図6に示すように、メッセージのタイプを示すタイプ情報(Type)、メッセージの順序番号を示すシーケンス番号(Seq Num)、優先度の情報(Priority)、学習を行ったNP番号(自要素のNP番号)の情報(NP Num)、送信する内部バスインターフェース24のポート情報(I/F Num)およびARP情報(ARP)から構成されており、通知メッセージ処理部21は、この通知メッセージが図2に示した所定の1方向で全てのネットワーク要素1〜5を経由してこのメッセージを作成したネットワーク要素に戻るように、接続された下流側の第2のネットワーク要素に転送する。
たとえば、この通知メッセージを作成して送信するNPがNP1の場合、通知メッセージが他のNP2〜5を経由して自要素に戻るように、NP1の通知メッセージ処理部21は、内部バスインターフェース24から、接続された下流側のNP2に通知メッセージを送信し、エラー判定部23は、通知メッセージ処理部21からの指示に基づいて、タイマ25を起動させて、この通知メッセージの戻ってくるまでの時間をカウントさせる。なお、ARPデータベース13に登録された学習情報に対するエージアウトのカウントも、このタイマ25で行わせることが可能であり、学習情報がエージアウトの状態になると、通知メッセージ処理部21がエージアウトによる学習情報の削除を指示するための削除情報を作成して、他のNP2〜5に転送することも可能である。
この通知メッセージ処理部21は、内部バスインターフェース24を介して受信した通知メッセージやエラーメッセージの処理を行う。たとえば、自らが作成した通知メッセージを受信した場合、この通知メッセージのNP情報で、この通知メッセージの送信元(自要素であること)を判断し、タイマ25のカウント内であれば、エラー判定部23が正常な状態と判断し、タイムアウトの場合には、エラー判定部23がタイムアウトを検知してエラー判定を行い、この判定結果に基づいて通知メッセージ処理部21はARPデータベース13内の該当する学習情報が削除されるようにアドレス解決部12に指示を与える処理を行う。エラー判定部23は、エラー判定を行った場合には、エラーメッセージを作成して、内部バスインターフェース24を介して下流側のNPにこのエラーメッセージを送信する。また、通知メッセージ処理部21は、他のNPからエラーメッセージを受信した場合、このエラーメッセージのタイプ情報でこのメッセージの種類を判断し、学習中の学習情報がARPデータベース13から削除されるようにアドレス解決部12に指示を与える処理を行う。アドレス解決部12は、これらの指示に基づいて、ARPデータベース13から該当する学習情報を削除する。
また、通知メッセージ処理部21は、自らが作成した通知メッセージ以外の通知メッセージを受信した場合、通知メッセージのNP情報でそれを判断し、比較部22でARP情報とARPデータベース13に登録されているARP情報とを比較させ、両者のARP情報が異なる場合には、通知メッセージの情報を学習してARPデータベース13に登録されるようにアドレス解決部12に指示を与える処理を行う。アドレス解決部12は、この指示に基づいて、通知メッセージの情報を学習して、学習情報としてARPデータベース13に登録する。
また、両者のARP情報が重複し、かつデータベースの情報が学習登録処理中である場合には、通知メッセージ処理部21は、比較部22で通知メッセージの優先度情報と、ARP情報に対応してARPデータベース13に登録されている優先度情報とを比較させる。ここで、ARPデータベース13に登録されている学習情報の優先度が高い場合、通知メッセージ処理部21は、他のNPからの通知メッセージを廃棄し、エラーメッセージを上記通知メッセージの送信元のNPに送信するようにエラー判定部23に指示する処理を行う。エラー判定部23は、上記指示に基づき、エラーメッセージを作成して、内部バスインターフェース24を介して、上記通知メッセージの送信元のNPに送信する。また、通知メッセージの情報の優先度が高い場合には、通知メッセージの情報を学習してARPデータベース13に登録するようにアドレス解決部12に指示を与える処理を行う。アドレス解決部12は、この指示に基づいて、通知メッセージの情報を学習して、ARPデータベースの該当するARP情報を削除し、かつ当該ARP情報を学習情報としてARPデータベース14の該当する学習情報に上書きして登録する。
次に、或るNPが第1のネットワーク要素として自ら通知メッセージを作成する場合の動作を図7のフローチャートに、また或るNPが第2のネットワーク要素として通知メッセージを転送する場合の動作を図8のフローチャートに、それぞれ基づいて説明する。なお、この実施の形態では、図2に示したNP1が第1のネットワーク要素で、NP3が第2のネットワーク要素としてエラーメッセージをNP1に戻す場合について説明する。また、この実施の形態では、通知メッセージを再送する回数(0〜数回程度)を予め設定しておくものとする。このように再送を行うのは、たとえば短時間に障害が解消する場合があるからである。
図7において、まずNP1は、受信部11でバックボーンネットワークから、学習のトリガとなるデータパケットを受信すると(ステップS101)、アドレス解決部12は、データパケットの情報の学習を開始する(ステップS102)。そして、データパケットのARP情報を以前に学習していない場合、上述した学習情報をARPデータベース13に登録し、学習した学習情報を通知メッセージ処理部21に出力する(ステップS103)。なお、この出力される学習情報は、たとえばARP情報、優先度の情報、学習情報を登録した旨の情報などである。
次に、通知メッセージ処理部21は、上記学習情報が入力すると、この学習情報をもとに、図4に示した通知メッセージを作成し、内部バスインターフェース24を介して、下流側のNP2に送信し(ステップS104)、この通知メッセージが自要素に戻ってくるのを待つ(ステップS105)。また、同時にエラー判定部23は、タイマ25を起動させて所定時間に設定されたタイムアウトのカウントを開始させる。
そして、タイムアウトの時間内に上流側のNP5から上記通知メッセージが受信されると(ステップS106)、上記動作を終了する。なお、NP1による上記通知メッセージの受信により、全てのNPで学習情報の共有・同期が達成され、この共有・同期が達成された旨がNP1からCP6へ通知される。すなわち、論理ネックワーク上での最終的なARP学習結果は、NP1からCP6に対してARP登録要求の通知を出すことで、CP6が有するARP検索テーブルT1に反映される。また、タイマ25によるタイムアウトの時間が経過しても上記通知メッセージの受信がない場合、または他のNPたとえばNP3からエラーメッセージが受信された場合には(ステップS107)、通知メッセージ処理部21は、予め設定された回数の再送を行うかどうか判断する(ステップS108)。
ここで、通知メッセージの再送を行う場合には、ステップS104に戻って、下流側のNP2に通知メッセージを送信する。また、所定回数の再送が終了しても通知メッセージの受信がない場合、あるいはエラーメッセージが受信された場合には、通知メッセージ処理部21は、アドレス解決部12に該当する学習情報を削除するようにエラー情報を送信する(ステップS109)。アドレス解決部12は、このエラー情報を受信すると、該当する学習情報をARPデータベース13から削除する。なお、この学習情報を削除する際に、タイムアウトの場合には、学習情報の削除を指示する通知メッセージを下流側のNPに送信するが、エラーメッセージ受信の場合には、エラーメッセージを送信したNPが新たに学習情報の通知メッセージを送信するので、学習情報の削除を指示する通知メッセージを下流側のNPに送信してもよいし、また送信しなくてもよい。
次に、NP3が第2のネットワーク要素として通知メッセージを転送する場合の動作を説明する。図8において、まずNP3は、内部バスインターフェース24を介してNP2から通知メッセージを受信すると(ステップS201)、通知メッセージ内のARP情報と同じARP情報を、学習中かどうかアドレス解決部12に問い合わせる(ステップS202)。
アドレス解決部12がこのARP情報を学習中でない場合には、通知メッセージ処理部21は、この通知メッセージを下流側のNP4へ転送し(ステップS203)、通知メッセージの情報をアドレス解決部12で学習させて、学習情報としARPデータベース13に登録させる(ステップS204)。また、アドレス解決部12がこのARP情報を学習中の場合には、ARPデータベース13に登録されている学習中のARP情報に対応する優先度の情報が、通知メッセージの優先度の情報より高いかどうか比較部22に比較させて判断する(ステップS205)。
通知メッセージの優先度が高い場合には、通知メッセージ処理部21は、アドレス解決部12にARPデータベース13内の該当する学習情報を削除させ(ステップS206)、この通知メッセージを下流側のNP4へ転送し(ステップS203)、通知メッセージの情報をアドレス解決部12で学習させて、学習情報としてARPデータベース13に登録させる(ステップS204)。また、ARPデータベース13内の学習情報の優先度が高い場合には、通知メッセージを廃棄して、エラーメッセージを作成して、通知メッセージの送信元NP1に送信する(ステップS207)。なお、この実施の形態では、フルメッシュのトポロジでの場合を説明したので、各NP1〜NP5は、内部バスによって物理的にフルメッシュで接続されている。したがって、NP1からNP3へのエラーメッセージの送信は、このフルメッシュでの接続形態を利用して、直接エラーメッセージを送信することができる。また、たとえば接続形態がリングの場合には、NP3は、下流のNP4にエラーメッセージを送信し、NP5を介してNP1にエラーメッセージを転送することができる。
ここで、この実施の形態におけるCP6が有するARP検索テーブルT1でのARP情報の登録の様子を図9に模式的に示す。CP6のARP検索テーブルT1は、CP6自身のARP学習結果で登録したARP情報群A1と、NP1からのARP学習通知を受けて登録したARP情報群A2との2分岐ツリー構造でARP情報を管理する。ARP情報群A1中には、IPアドレス:x,MACアドレス:X,NextHopID:1のようなARP情報や、IPアドレス:y,MACアドレス:Y,NextHopID:2のようなARP情報が含まれる。また、ARP情報群A2中には、IPアドレス:z,MACアドレス:Z,NextHopID:1001のようなARP情報や、IPアドレス:a,MACアドレス:A,NextHopID:1002のようなARP情報が含まれる。
また、各NP1〜5が有するARP検索テーブルT3でのARP情報の登録の様子を図10に模式的に示す。各NP1〜5のARP検索テーブルT3に登録される最終的なARP情報は、CP6側のARP検索テーブルT1の内容と同一となるが、CP6のARP学習結果の通知を受けて登録したARP情報群B1と、NP1〜5が自律的にARP学習を行い登録したARP情報群A2との2分岐ツリー構造でARP情報を管理する。
このように、この実施の形態では、ノード間で通信されるデータパケットを受信したNPはデータパケットのARP情報を含む情報の学習および登録を行うとともに、このARP情報を少なくとも含む通知メッセージを作成し、通知メッセージを所定の1方向で全てのNPを経由して送信元のNPに戻るように、各NPが下流側のNPに転送するので、たとえばCPのような上位層の一部の処理系に処理が集中するのを防ぎ、情報の共有・同期を確実に行うことができ、これによって情報処理での負荷分散を図ることができる。この際、論理ネットワークを形成する各NPに対して使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを事前に割り振っておき、ARP要求があった場合には事前に割り振られた複数個のARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うことで、CPのような上位層の一部の処理系に問い合わせることなく論理ネットワーク上の各NPで自律的にARP学習を行ってNextHopIDを重複することなく一意に付与することができる。
また、この実施の形態では、論理的にリング状に接続された論理ネットワーク上で通知メッセージを転送することによって、各NPは学習を開始したNP1も含めて、1回の受信と1回の送信を行うだけで、さらにCPなどで通知メッセージの監視・調停を行わずに、目的としている情報(この実施の形態では、学習情報)の共有・同期を確実に行うことできる。
また、この実施の形態では、データベースに登録された学習情報には優先度の情報が含まれ、受信した通知メッセージのARP情報と重複する場合でも、また同じARP情報を複数のNPで同時に学習していたとしても、通知メッセージの優先度と比較することによって、いずれの学習情報を有効として登録するか判断することができ、最終的には優先度が一番高い通知メッセージのみがリング状に接続された論理ネットワーク上を一周することとなるので、全てのNPで情報の共有・同期を達成することができる。
また、この実施の形態では、メッセージの送信元のNPが上流側のNPからメッセージを受信できない場合、あるいはエラーメッセージを受信した場合には、該当する学習情報をARPデータベースから削除するので、常に有効な学習情報や優先度の高い学習情報を登録、かつ活用することができる。
なお、CP6から論理ネットワークを形成する各NP1〜5へのNextHopIDの割り振りは、システム起動時等に限らず、必要に応じて適宜行えばよい。たとえば、各NP1〜5側で事前に割り振られたNextHopIDのうちで未使用のIDの個数が所定の閾値以下に減ったと判定した場合には、NP側からCP6に対して再割り振りの要求を出すことで、CP6がこの要求に応じて新たなNextHopIDを各NP1〜5に割り振るようにしてもよい。
本発明の実施の形態にかかるネットワーク中継システムの概略システム構成の一例を示す概略構成図である。 図1に示したネットワーク要素の論理的な接続形態を示す接続形態図である。 CPが有するARP検索テーブル中のNextHopIDテーブルの構成例を模式的に示す説明図である。 各NPが有するARP検索テーブル中のNextHopIDテーブルの構成例を模式的に示す説明図である。 ネットワーク要素の構成の一例を示すブロック図である。 通知メッセージの概略フォーマットを示す概略構成図である。 第1のネットワーク要素の動作を示すフローチャートである。 第2のネットワーク要素の動作を示すフローチャートである。 CPのARP検索テーブルでのARP情報の登録の様子を模式的に示す図である。 NPのARP検索テーブルでのARP情報の登録の様子を模式的に示す図である。 従来のネットワーク中継システムの概略システム構成を示す概略構成図である。
符号の説明
1〜5 ネットワーク要素(NP)
6 CP
7 内部バス
10 パケット転送部
11 受信部
12 アドレス解決部
13,14 データベース
15 送信部
20 通知部
21 通知メッセージ処理部
22 比較部
23 エラー判定部
24 内部バスインターフェース
25 タイマ

Claims (11)

  1. ノード間で通信されるデータパケットを複数のネットワーク要素で受信して転送するネットワーク中継方法において、
    前記各ネットワーク要素が論理的にリング状に接続されて、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して、前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを形成する形成ステップと、
    前記論理ネットワークを形成する全ての前記ネットワーク要素に対して使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを事前に割り振るID割り振りステップと、
    前記各ネットワーク要素に対してARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うARP学習ステップと、
    前記各ネットワーク要素が、前記論理ネットワークで転送される情報を取り込み、自要素内のデータベースに登録させる処理を行う登録処理ステップと、
    を含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
  2. 前記各ネットワーク要素が、前記論理ネットワークで転送される情報に該当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理ステップを、
    さらに含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク中継方法。
  3. 前記転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、
    前記転送される情報を受信したネットワーク要素が、前記情報に含まれるARP情報が自要素内の前記データベースに登録された前記情報に含まれるARP情報と重複する情報かどうか比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報に含まれる優先度の情報と前記データベースに登録された情報に含まれる優先度の情報を比較する比較ステップを、
    さらに含み、前記登録処理ステップでは、前記比較ステップにて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、かつ前記受信した情報を下流側のネットワーク要素に転送させる処理を行い、また前記比較ステップにて前記両方のARP情報が重複している場合には、両方の前記優先度の情報を比較して該比較結果に基づいて、前記受信した情報と前記データベースに登録された情報のいずれを有効にするかを判断し、前記取り込んだ情報を有効にする場合には、当該受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、かつ前記受信した情報を下流側のネットワーク要素に転送させる処理を行い、また前記データベースの情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を前記送信元のネットワーク要素に転送することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク中継方法。
  4. 前記削除処理ステップでは、前記送信元のネットワーク要素が、自ら送信した情報を、上流側のネットワーク要素から受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、該当する情報を前記データベースから削除させる処理を行うことを特徴とする請求項2または3に記載のネットワーク中継方法。
  5. ノード間で通信されるデータパケットを受信して転送するネットワーク要素において、
    他の前記ネットワーク要素と論理的にリング状に接続され、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを構成し、前記情報を上流側から下流側のネットワーク要素に転送する転送手段と、
    前記論理ネットワークを形成する全ての前記ネットワーク要素に対して事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内のデータベースに登録させる処理を行う割り振りID登録処理手段と、
    ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行うARP学習手段と、
    前記転送手段が前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う登録処理手段と、
    を備えることを特徴とするネットワーク要素。
  6. 前記転送手段が受信した情報に相当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理手段を、
    さらに備えることを特徴とする請求項5に記載のネットワーク要素。
  7. 前記論理ネットワーク上を転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、
    前記転送手段が受信した前記情報に含まれるARP情報と、前記データベースに登録された前記情報に含まれるARP情報とを比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報の優先度と前記データベースに登録された情報の優先度を比較する比較手段を、
    さらに備え、前記登録処理手段は、前記比較手段にて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、また前記両方のARP情報が重複している場合には、前記比較手段における前記両方の優先度の情報の比較結果に基づいて、前記受信した情報と前記データベースに登録された学習情報のいずれを有効にするか判断し、前記受信した情報を有効にする場合には、当該受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、前記転送手段は、前記登録処理手段において前記上流側のネットワーク要素から受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行う場合には、前記受信した情報を前記下流側のネットワーク要素に転送し、また前記データベースの情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を、前記送信元のネットワーク要素に転送することを特徴とする請求項5または6に記載のネットワーク要素。
  8. 前記削除処理手段は、自要素が前記情報の送信元で、前記転送手段にて自ら送信した前記情報を前記上流側のネットワーク要素から受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、前記送信した情報に相当する情報を前記データベースに登録されている情報から削除させる処理を行うことを特徴とする請求項6または7に記載のネットワーク要素。
  9. 複数のネットワーク要素を有し、ノード間で通信されるデータパケットを前記各ネットワーク要素で受信して転送するネットワーク中継システムにおいて、
    前記各ネットワーク要素は、論理的にリング状に接続されて、情報を1方向で全ての前記ネットワーク要素を経由して、前記情報の送信元のネットワーク要素に戻るように転送可能な論理ネットワークを形成し、
    前記ネットワーク要素のうち、事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内のデータベースに登録させる処理を行う第1の割り振りID登録処理手段と、ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行う第1のARP学習手段と、自らが送信元となって前記情報を前記論理ネットワーク上の下流のネットワーク要素に転送する第1の転送手段と、前記第1の転送手段が前記論理ネットワーク上の上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う第1の登録処理手段と、前記第1の転送手段が受信した情報に相当する情報を、前記データベースから削除させる処理を行う削除処理手段と、を有する第1のネットワーク要素と、
    前記ネットワーク要素のうち、事前に割り振られて使用を許可する複数個のARP学習用のNextHopIDを自要素内の前記データベースに登録させる処理を行う第2の割り振りID登録処理手段と、ARP要求があった場合に事前に割り振られた複数個の前記ARP学習用のNextHopIDを参照してNextHopIDを割り当ててARP情報を生成するARP学習を行う第2のARP学習手段と、前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信して前記下流側のネットワーク要素に転送する第2の転送手段と、前記第2の転送手段が、前記上流側のネットワーク要素から転送される情報を受信した場合、前記受信した情報を自要素内のデータベースに登録させる処理を行う第2の登録処理手段と、を有する第2のネットワーク要素と、
    を備えることを特徴とするネットワーク中継システム。
  10. 前記転送される情報および前記データベースに登録された情報には、前記ノード間で転送されるデータパケットのARP情報と優先度の情報が含まれており、
    前記第2のネットワーク要素は、前記第2の転送手段にて前記転送される情報を受信した場合、前記受信した情報に含まれるARP情報が自要素内のデータベースに登録された前記情報に含まれるARP情報と重複する情報かどうか比較し、両方の前記ARP情報が重複し、かつ前記データベースの情報が学習登録処理中である場合には、前記受信した情報に含まれる優先度の情報と前記データベースに登録された情報に含まれる優先度の情報を比較する比較手段を、
    さらに有し、前記第2の登録処理手段は、前記比較手段にて両方の前記ARP情報が重複しない場合、あるいは重複した情報が既に学習完了している場合、あるいは削除処理中の場合には、前記受信された情報を前記データベースに登録させる処理を行い、また前記両方の送信元の情報が重複している場合には、前記比較手段による前記優先度の情報の比較結果に基づいて、前記受信された情報と前記データベースに登録された情報のいずれを有効にするか判断し、前記受信した情報を有効にする場合には、前記受信した情報と重複する情報を、前記データベースに登録された情報から廃棄して、前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行い、
    前記第2の転送手段は、前記第2の登録処理手段にて前記受信した情報を前記データベースに登録させる処理を行う場合には、前記受信した情報を前記下流側のネットワーク要素に転送し、また前記データベースに登録された情報を有効にする場合には、前記受信した情報を廃棄し、あるいはエラーを示すエラー情報を、前記第1のネットワーク要素に転送することを特徴とする請求項9に記載のネットワーク中継システム。
  11. 前記削除処理手段は、前記第1の転送手段にて前記情報を受信できない場合、あるいはエラーを示すエラー情報を受信した場合には、前記送信した情報に相当する情報を前記データベースに登録されている情報から削除させる処理を行うことを特徴とする請求項9または10に記載のネットワーク中継システム。
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