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JP4612097B2 - 発泡スチロールカッター - Google Patents
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Description

本発明は発泡スチロール板を任意の形状にカットして、作品や飾り付けを作成する場合に使用する発泡スチロールカッターに関する。
従来の発泡スチロールカッターは発泡スチロール用カッターのニクロム線が挿入される長溝が形成された、切断する発泡スチロールの下面がその上面に当接されるテーブル本体と、このテーブル本体の下面に形成した、テーブル本体を発泡スチロール用カッターに係合するための係合部とを備えたガイドテーブル、および両端が対向するように形成したU字状のアーム、このアームの両端部間に連通したニクロム線、前記アームの任意の個所に連設したハンドルと電源を介してニクロム線の両端に接続したリード線を具備するカッター本体と、前記アームの任意の個所に装着した前記ガイドテーブルとを具備して構成していた。
このため構造が複雑で、大きくなり、ニクロム線がむき出し状態になっているので危険で、小さな子供には使用させることができないという欠点があった。
実用新案登録第3087060号
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、構造が簡単で、小さく押したり引いたりする作業で、薄い発泡スチロール板を微小間隔の形状を含む任意の形状に、子供でも安全に切断加工することができる発泡スチロールカッターを提供することを目的としている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本発明は棒状のグリップと、このグリップの先端部より外方へ突出するように取付けられた切断する薄い発泡スチロール板が挿入される隙間を有し、かつ導電材製で切断する発泡スチロール板を面状態で支持する支持台として利用することができる対向する面が平行となる断面L字状の一対の熱線支持バーと、この一対の熱線支持バーの先端に形成した熱線支持溝に挿入されて跨るように配置され、両端部が該一対の熱線支持バーの後端部の外側面に形成された熱線支持片に巻き付け支持された熱線と、前記グリップに設けられたスイッチを介して前記一対の熱線支持バーより熱線に電流を供給する電池とで発泡スチロールカッターを構成している。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)棒状のグリップと、このグリップの先端部より外方へ突出するように取付けられた切断する薄い発泡スチロール板が挿入される隙間を有し、かつ導電材製で切断する発泡スチロール板を面状態で支持する支持台として利用することができる対向する面が平行となる断面L字状の一対の熱線支持バーと、この一対の熱線支持バーの先端に形成した熱線支持溝に挿入されて跨るように配置され、両端部が該一対の熱線支持バーの後端部の外側面に形成された熱線支持片に巻き付け支持された熱線と、前記グリップに設けられたスイッチを介して前記一対の熱線支持バーより熱線に電流を供給する電池とで構成されているので、一対の熱線支持バーの先端に形成した熱線支持溝に挿入されて跨るように熱線が取付けられているので、発泡スチロールを切断する熱線が熱くなる部分が薄い発泡スチロール板が挿入される一対の熱線支持バー間の隙間寸法となり、熱くなる部分が小さく、安全に使用することができるとともに、消費する電力も小さく、電池を長期間使用することができる。
(2)前記(1)によって、片手でグリップを持ち、スイッチをONして熱線を発泡スチロール板に押し圧したり、引っ張ったりして、手先の微妙な動きを熱線に伝えて微細な切断加工を行なうことができる。
(3)前記(1)によって、グリップに取付けられた一対の熱線支持バーを、スイッチを介して電池に接続するだけでよいので、構造が簡単で、安価に製造することができる。
(4)前記(1)によって、一対の熱線支持バーは断面L字状であるため、切断する発泡スチロール板を支持する支持台として一対の熱線支持バーの一方を利用することができ、切断作業を正確にかつ楽に行なうことができる。
本発明を実施するための第1の形態の正面図。 本発明を実施するための第1の形態の側面図。 本発明を実施するための第1の形態の平面図。 本発明を実施するための第1の形態の概略回路図。 本発明を実施するための第1の形態の一対の熱線支持バーの先端部の説明図。 本発明を実施するための第1の形態の使用状態の説明図。 本発明を実施するための第2の形態の正面図。 本発明を実施するための第2の形態の側面図。 本発明を実施するための第2の形態の一対の熱線支持バーの先端部の説明図。 本発明を実施するための第3の形態の正面図。 本発明を実施するための第3の形態の側面図。 本発明を実施するための第3の形態の一対の熱線支持バーの先端部の説明図。 本発明を実施するための第4の形態の正面図。 本発明を実施するための第4の形態の側面図。 本発明を実施するための第4の形態の一対の熱線支持バーの先端部の説明図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1ないし図6に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は片手で持った手でスイッチをON状態にして、薄い発泡スチロール板2を任意の形状に切断加工する本発明の発泡スチロールカッターで、この発泡スチロールカッター1は棒状のグリップ3と、このグリップ3の先端部より切断する、例えば厚さが10mm〜2mmの薄い発泡スチロール板2が挿入される、該薄い発泡スチロール板2の厚さよりわずかに大きい隙間4寸法を有するように、外方へ突出するように取付けられた導電材製の対向する面が平行となる断面L字状で、隙間を除く先端部が順次小幅寸法に形成された一対の熱線支持バー5、5と、この一対の熱線支持バー5、5の先端部に形成した熱線支持溝6、6に挿入されて跨るように配置され、両端部が該一対の熱線支持バー5、5の後端部の外側面に形成された熱線支持片7、7に巻き付け支持された直径が0.1〜0.2mmのニクロムあるいはステンレス材製の熱線8と、前記グリップ3に設けられた開閉蓋9を備える電池収納室10内に収納される電池11と、この電池11の一端部に接続された固定接点12および前記電池11の他端部の接続された、通常時は前記固定接点12と接触しないように付勢された可動接点13とからなる、前記グリップ3の先端部側の外表面に取付けられたスイッチ14と、前記一対の熱線支持バー5、5の一方の熱線支持バー5と前記固定接点12あるいは前記電池11の一端部と電気的に接続させる一方の接続部材15と、前記一対の熱線支持バー5、5の他方の熱線支持バー5と前記可動接点13とを電気的に接続する他方の接続部材16とで構成されている。
上記構成の発泡スチロールカッター1はグリップ3を片手で持ち、そのグリップ3を持っている手でスイッチ14を押し圧してON状態にすると、電池11、スイッチ14の固定接点12、一方の熱線支持バー5、熱線8、他方の熱線支持バー5、スイッチ14の可動接点13、電池11と電流が流れ、一対の熱線支持バー5、5に跨るように位置する熱線8が加熱する。
この加熱された熱線8部分に下絵が描かれた発泡スチロール板2を押し圧したり、発泡スチロール板2の内側に位置した熱線8を引っ張るようにして、下絵の輪郭に沿って移動させる手先の微妙な動きにより、微小な加工を含む切断加工を行なうことができる。また、発泡スチロール板に型紙を重ね、型紙の輪郭に沿って発泡スチロール板2を切断してもよい。
スイッチ14を離すと、スイッチ14の固定接点12より可動接点13が付勢力によって離れ、自動的にOFF状態となり、熱線8への電流の供給が遮断され、加熱が停止されるとともに、周囲の温度、一対の熱線支持バー5、5の温度や熱線の径によってすぐさめて、直接さわっても火傷をしない温度に低下し、子供でも安全に使用することができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図7ないし図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図7ないし図9に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、一対の熱線支持バー5、5の先端部より少し下方位置に熱線支持溝6A、6Aを形成し、該熱線支持溝6A、6Aに熱線8を支持させた点で、このように形成した発泡スチロールカッター1Aにしても、前記本発明の第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、一対の熱線支持バー5、5の先端部に切断する発泡スチロール板2の端部を支持させて切断を開始することができるため、より楽に切断作業を行なうことができるとともに、熱線8が一対の熱線支持バー5、5の先端部より内側に位置するため、直接手にさわったりするのを防止できる。
図10ないし図12に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、一対の熱線支持バー5、5の一方の熱線支持バー5に先端部に熱線8を45度、30度に傾斜状態で配置することができる熱線貫通孔17、18を形成した点で、このように構成した発泡スチロールカッター1Bにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られるとともに、熱線8の配置を変えることにより、発泡スチロール板2を垂直、45度の傾斜、30度の傾斜で切断することができる。
図13ないし図15に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、先端部が傾斜面19、19に形成された板状の一対の熱線支持バー5A、5Aと、この一対の熱線支持バー5A、5Aの外側面にピン状の熱線支持片7A、7Aを形成した点で、このように構成した発泡スチロールカッター1Cにしても、前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、前記本発明を実施するための各形態ではスイッチ14を押し圧した時にだけON状態となり、離すとOFFとなるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、レバー操作でON、OFF状態とさせるスイッチを用いてもよい。
また、グリップ3に一対の熱線支持バー5、5の後端部を固定状態で取付けるものについて説明したが、本発明はこれに限らず、切断する発泡スチロール板2の厚さに応じて隙間を大きくしたり、小さくできるように一対の熱線支持バー5、5を平行移動させる機構を介して、グリップ3に取付けてもよい。
本発明は発泡スチロール板をカットして、作品や飾り付けを作る場合に使用される発泡スチロールカッターを製造する産業で利用される。
1、 、1A、1B、1C:発泡スチロールカッター、
2:発泡スチロール板、 3:グリップ、
4:隙間、 5、5A:熱線支持バー、
6、6A:熱線支持溝、 7、7A:熱線支持片、
8:熱線、 9:開閉蓋、
10:電池収納室、 11:電池、
12:固定接点、 13:可動接点、
14:スイッチ、 15:一方の接続部材、
16:他方の接続部材、 17、18:熱線貫通孔、
19:傾斜面。

Claims (1)

  1. 棒状のグリップと、このグリップの先端部より外方へ突出するように取付けられた切断する薄い発泡スチロール板が挿入される隙間を有し、かつ導電材製で切断する発泡スチロール板を面状態で支持する支持台として利用することができる対向する面が平行となる断面L字状の一対の熱線支持バーと、この一対の熱線支持バーの先端に形成した熱線支持溝に挿入されて跨るように配置され、両端部が該一対の熱線支持バーの後端部の外側面に形成された熱線支持片に巻き付け支持された熱線と、前記グリップに設けられたスイッチを介して前記一対の熱線支持バーより熱線に電流を供給する電池とからなることを特徴とする発泡スチロールカッター。
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