JP4612653B2 - ディスプレイストリップ及びこれを用いた商品展示体 - Google Patents
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Description
ストリップバッグ展示と呼ばれる、陳列棚を必要としない商品の展示販売方法が知られている。ストリップバッグ展示とは、図1に示したようにディスプレイストリップと呼ばれる所定巾のテープ材に複数の商品を取り付けて吊り下げるという展示形態である。この展示形態であれば、陳列棚を必要とせず、商店のレジ横やホテルのフロント等のあらゆる場所において展示販売が可能である。
本発明のディスプレイストリップは、少なくとも、基材層とシーラント層とからなるものであり、上記シーラント層と商品を封入した袋の表面とは熱圧着するにより結合することができるものである。
このようなディスプレイストリップとしては特に限定されないが、例えば、熱活性型粘着剤を含有するシーラント層を有するもの等が挙げられる。
上記熱可塑性樹脂と固体可塑剤とを含有する熱活性型粘着剤は、更に、粘着性付与剤を含有することが好ましい。粘着性付与剤を含有することにより、加熱により発現する粘着性を増大することができる。
上記粘着性付与剤としては特に限定されず、例えば、テルペン樹脂、脂肪族系石油樹脂、クマロン−インデン樹脂等が挙げられる。
また、上記熱活性型粘着剤としては、上記熱可塑性樹脂と固体可塑剤とを含有する熱活性型粘着剤の他にも、例えば、メチルメタクリレート、スチレン、アクリル酸からなる共重合体の存在下で、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリロニトリル、N−メチロールアクリルアミドからなる単量体混合物を重合して得られる熱活性型粘着剤等も用いることができる。
第1の態様の本発明のディスプレイストリップにおいては、上記シーラント層は、熱活性型粘着剤を含有する層の1層のみでもよい。この場合には、袋が取り付けられたディスプレイストリップから袋が剥離されたとき、袋側に移行することなく、ディスプレイストリップに残存している粘着剤に、袋を再結合することができる。
上記常温で粘着性を示す粘着剤層を構成する粘着剤としては特に限定されず、例えば、天然ゴム、合成ゴム等を含有するゴム系粘着剤;アクリル酸エステル等を含む溶剤型、エマルジョン型、ホットメルト型等のアクリル系粘着剤等が挙げられる。上記ゴム系粘着剤としては、例えば、ポリイソブチレン系粘着剤、ブチルゴム系粘着剤、ブロック共重合体系粘着剤等が挙げられる。
本発明のディスプレイストリップに商品を封入した袋を取り付ける方法としては特に限定されないが、例えば、図2に示す手順により取り付けることが好ましい。この方法では、まず、袋の表側がディスプレイストリップに接するようにして商品を封入した袋を置き、次いで袋の上部をヒートシールして袋をディスプレイストリップに結合させる(図2a)。所定の数の商品を封入した袋をディスプレイストリップに結合したところで、各商品を封入した袋をヒートシール部を軸に上下反転させて袋の表面がディスプレイストリップとは反対側になるようにする(図2b)。この状態でディスプレイストリップの片端をフック等に吊り下げて展示すれば、袋とディスプレイストリップとの接着部は図2cのようになっていることから、商品を封入した袋を下方向に引っ張れば少ない力で容易にディスプレイストリップから取り外すことができる。
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムに常温で粘着性を示すブチルゴム系粘着剤をバーコーターを用いて30g/m2の塗布量で塗布し、乾燥機にて40℃、4分間乾燥する。常温で1日養生した後、更に粘着剤層上に厚さ20μmのシングルサイト触媒系直鎖状低密度ポリエチレン層を積層する。これを35mm巾に裁断すれば、ディスプレイストリップが得られる。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
厚さ50μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム上にアンカーコート層を塗工した後、低密度ポリエチレン13μmを押出しラミネートする。この低密度ポリエチレン面に、ブチルゴム系粘着剤をバーコーターを用いて30g/m2の塗布量で塗布し、乾燥機にて40℃、4分間乾燥する。常温で1日養生した後、更に粘着剤層上に厚さ5μmのエチレン酢酸ビニル樹脂層を積層した。これを35mm巾に裁断すれば、ディスプレイストリップが得られる。
得られるディスプレイストリップの表面には粘着性は認められない。
(比較例1)
得られたディスプレイストリップの表面には粘着性は認められなかった。
(比較例2)
(評価)
結果を表1に示した。
得られたディスプレイストリップをローラによる自動テープ送り機構を備えるストリップバッグ装置に供し、ディスプレイストリップがスムーズに送られるかを以下の基準により評価した。
○:スムーズに送られた
×:ローラ部で詰まってしまいスムーズに送られなかった
ストリップバッグ装置を用いてシール温度195℃、シール時間250msecに設定して、袋材を熱圧着して接着サンプルを作製した。15mm巾にカットした接着サンプルについて、引張試験機(東洋精機製作所社製、ストログラフV1−C)を用いて、300mm/minの引張速度にてシール強度を測定した。なお、袋材としては、表面から、シーラブルOPP/インク/ポリエチレン/シーラブルOPPの総厚さ50μmのフィルムを使用した。
ストリップバッグ装置を用いてシール温度195℃、シール時間250msecに設定して、袋材を熱圧着して接着サンプルを作製した。この接着サンプルから袋材を剥離した後、内容量50g入りの包装袋を再度粘着させ、24時間包装袋を吊り下げた状態にして観察を行った。試験は10サンプルについて行い、24時間後までに落下した包装袋の数を計数した。
2 商品を封入した袋
3 シール部位
Claims (6)
- 商品が封入された袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップであって、
前記ディスプレイストリップは、少なくとも、基材層とシーラント層とからなるものであり、
前記シーラント層には、2層以上からなる層構造を有するものであって、少なくとも、最表層が熱活性型粘着剤を含有する熱活性型粘着剤層であり、前記熱活性型粘着剤層の内側の層が常温で粘着性を示す粘着剤層であることを特徴とするディスプレイストリップ。 - 前記熱活性型粘着剤は、2次転移点が−10〜70℃の熱可塑性樹脂と、融点が70〜120℃の固体可塑剤とを含有する請求項1記載のディスプレイストリップ。
- 前記熱活性型粘着剤は、更に、粘着性付与剤を含有する請求項1または2に記載のディスプレイストリップ。
- 請求項1〜3いずれかの項に記載のディスプレイストリップに、商品が封入された袋が複数並べて取り付けられた商品展示体であって、
前記ディスプレイストリップと前記袋とが、熱圧着により結合されていることを特徴とする商品展示体。 - 前記ディスプレイストリップに取り付けられた前記袋を剥離すると、前記ディスプレイストリップの粘着面が露出する請求項4記載の商品展示体。
- 前記ディスプレイストリップの露出した粘着面に、前記袋を再結合することができる請求項5記載の商品展示体。
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