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JP4612836B2 - シート検知装置及び画像形成装置 - Google Patents
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JP4612836B2 - シート検知装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート検知装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート搬送路内でのシートの有無を検知するシート検知装置、及び該シート検知装置を有する複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
シート搬送路内のシートの有無を検知するシート検知手段を備える従来の画像形成装置の一例として、図7に示すようなレーザープリンタがある(例えば、特許文献1参照)。このレーザープリンタは給送カセット90からシートPを送り出し、転写部91でシートの上面側にトナー像を形成し、搬送ガイド92に沿って定着装置93へと送り込み、シートP上にトナー像を定着させるものである。
このシート搬送過程において、紙詰まり等のジャムが発生すると、定着装置93の下流側に設置された排出センサーS2などでジャム発生を検知し、各部のシート搬送を停止させ、ジャムが発生したことをオペレーターに知らせる。オペレーターは装置本体の開閉カバー94を開放して装置内のジャムシートを除去し、再び開閉カバー94を閉じることにより、ジャムリセットが行われる。
ここで、オペレーターがジャムシートに気付かないなどの理由で装置内にシートを残したままカバーを閉めてしまった場合、再起動時に再びジャムが発生してしまうなどの不具合が生ずる場合がある。これを防止するために、シート搬送路内に残留紙検知センサーS3などのシート検知手段を設けている。
残留紙検知センサーS3は、シートに当接するセンサーレバー95とフォトインタラプタ96からなり、センサーレバー95がシートに当接して一定量以上回転すると、フォトインタラプタ96の光路を遮光して紙有りを検知する。ここでは残留紙検知センサーS3は、転写部91と定着装置93との間の搬送ガイド92上に設けられており、この部分にシートが残っていれば、残留紙有りと判断して再起動を行わないようにしている。
特開平06−175524号公報(第1図)
しかしながら、上述のようなシート検知手段では、シートがセンサーレバー95に掛かっている長さが短くてセンサーレバー95の反力によりシートが浮き上がってしまいシートを検知することができない場合がある。また、シート先端側が定着装置93に達しているジャムの場合には、シートにシワが入ったり、シートが熱を受けて変形したりしてシートが部分的に浮き上がってセンサーレバー95で検知できないといった不具合が起こる場合がある。
とりわけ、シート後端が残留している位置が上述のように転写部91と定着装置93との間である場合、転写後の未定着トナー像面を擦ることが無いようにと、この部分のシート搬送路が広く確保されている。このためシートの浮き上がり量も大きくなる可能性があり、センサーレバー95での検知が困難な場合があった。
一方、昨今では、図8に示すような転写部111と定着装置112とを繋ぐシート搬送路を縦方向に配置したタイプの画像形成装置110なども増えてきている。このような構成の場合、上述のシート搬送路が略水平なタイプに比べてシートの自重でセンサーレバー113を押すことができない場合があり、従来のシート検知手段の構成では残留紙検知を十分に行えない場合が増えてきている。
本発明の目的は、シート搬送路内に残されたシートを確実に検知することにある。
前記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、像担持体と、該像担持体に形成されたトナー像をシートに転写するための転写手段と、該転写手段のシート搬送方向下流側でシートの有無を検知するシート検知手段と、該シート検知手段のシート搬送方向下流側で前記トナー像を前記シートに定着させる定着ローラ対であって、圧接状態と圧接解除状態に変位可能な定着ローラ対と、を有する画像形成装置において、シート搬送路の前記シート検知手段と対向する側に配設され、シート位置を規制するシート位置規制手段を有し、前記シート位置規制手段は、前記定着ローラ対が圧接すると前記シート検知手段から離れる方向へ退避し、前記定着ローラ対が圧接解除すると前記シート検知手段と前記シート位置規制手段の間にあるシートを前記シート検知手段に向けて押圧し得るように前記シート検知手段に近づくことを特徴とする
以上の構成により、シート位置規制手段がシートを押圧し得る位置に移動したときにシートが有れば、シート検知手段によりシートが検知される。一方、シート位置規制手段がシートを押圧し得る位置に移動したときにシートが無ければ、シート検知手段によりシートが検知されない。これにより、確実にシートが検知され、シート搬送路内に残されたシートを確実に検知することができる。
〔第1実施形態〕
図を用いて本発明の第1実施形態を説明する。説明の順序としては、画像形成装置の構成を説明し、シート検知装置の構成を説明した後、シートが搬送される際の動作について説明する。
(画像形成装置の構成)
以下、本発明の実施形態のシート検知装置と、このシート検知装置を備えたフルカラーレーザープリンタ(画像形成装置)を図に基づいて説明する。なお、本実施形態の装置は、フルカラーレーザープリンタのみならず、様々な形態のプリンタや複写機にも設けることができる。図1は画像形成装置の構成を示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置の装置本体100の下部には、シート供給装置20を有する。シート供給装置20は、複数枚のシートSを収納したシート供給カセット21から、二次転写部17にシートSを供給するようになっている。略水平方向にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した4個の感光体ドラム(像担持体)1(1a、1b、1c、1d)を備えている。感光体ドラム1は、不図示の駆動手段によって、図中時計回りに回転するようになっている。
感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、各色の画像情報に基づいてレーザービームを照射し、感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、転写後の感光体ドラム1表面に残ったトナーを除去するクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置4等は、画像形成部8を構成している。
ここで、感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置4、及びクリーニング装置6は、一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)を形成している。
感光体ドラム1の対向部には、それぞれの感光体ドラム1に中間転写ベルト11が接するように、中間転写装置10を配設してある。中間転写ベルト11は、所定の体積固有抵抗を持たせた薄肉のフィルム状部材で形成してある。中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と、従動ローラ13、14、の3本のローラに掛け渡されて、図の反時計回りに回転する。
中間転写ベルト11の内側には、4個の感光体ドラム1にそれぞれ対向して、中間転写ベルト11に当接する一次転写ローラ15(15a、15b、15c、15d)を並設してある。
中間転写装置10の駆動ローラ12と対向する位置には二次転写ローラ(転写手段)16が配設され、中間転写ベルト11表面に所定の圧力で圧接されて二次転写部17を形成している。
二次転写部17の下流側には、二次転写部17から定着装置30へ搬送されるシートSをガイドするための搬送ガイド18が設けられる。搬送ガイド18上の定着装置30寄りの位置に、シート検知手段41が設置されている。
また、シート検知手段41のシート搬送路を挟んだ対向側には、シートを押圧し得る構成のシート位置規制手段45が設置される。ここで、シート検知手段41とシート位置規制手段45とを合わせて、シート検知装置40と称する。
尚、具体的には以下に詳述するが、シート検知手段41はシートの非画像面側に位置し、シート位置規制手段45はシートの画像面側に位置することが好ましい。これは、シート検知手段41のセンサーレバー42はシートSの搬送状態においてシートSに当接する可能性があるのに対し、シート位置規制手段45はシートの搬送状態においてシートSに当接することはないからである。このように構成することで、シート搬送時にシート検知動作をしても、シートSに形成された画像に部材が当接して画像を劣化させることがない。
搬送ガイド18とシート検知手段41とは、搬送ガイドユニット19として一体化されており、ジャム(紙詰まり)処理時などには、装置本体側面のカバー(開閉扉)102を開放することにより、二次転写ローラ16付近を回動中心として搬送ガイドユニット19も開放することができる。
定着装置30は、定着ローラ31と、この定着ローラ31に対向して圧接される加圧ローラ32とを備えている。即ち、定着ローラ31と加圧ローラ32とが対向することで、定着ローラ対を構成している。
また、定着装置30は、搬送ガイド18に沿って搬送されてくるシートSを定着ローラ31と加圧ローラ32とのニップ部へと導く、定着入口ガイド33も備えている。また、定着ローラ31と加圧ローラ32との下流側には、それぞれのローラからシートSを分離して定着排出ローラ対36へと導くための分離ガイド34、35を備えている。
定着装置30の下流側には、画像形成済みのシートSを、装置本体100の上部に設置されたシート排出トレイ101へと排出するための搬送ガイド38、排出ローラ対39と、定着装置30からシートSが搬送されてきたことを検知するための定着排出センサー37を備えている。
(シート検知装置の構成)
ここで、シート検知装置40の構成について図2乃至図4を用いて説明する。図2はシート検知装置40のレバー50が退避している状態を示す正面図であり、図3はシート検知装置40のレバー50が突出している状態を示す正面図である。また、図4はシート検知装置を示す平面図であり、(a)はレバー50が退避している状態、(b)はレバー50が突出している状態を示すものである。
図2及び図3に示すように、シート検知装置40は、シート検知手段41と、シート位置規制手段45とからなる。
シート検知手段41は、センサーレバー(検知レバー)42とフォトセンサー43から構成され、センサーレバー42は、その先端部42aが搬送ガイド18から突出している。またセンサーレバー42は、先端部42aがシートSに当接すると、回動中心42bを中心に図中時計回りに回動して、フラグ部42cがフォトセンサー43の光路を遮るようになっている。
通常のシート搬送時には、シートSの先端の通過をこのシート検知手段41で検知する。またシート検知手段41は、ループ量検知センサーも兼ねている。ここでループとは、二次転写部17と定着装置30の両者にシートSがまたがって搬送される際に、両者の搬送スピード差により発生する引っ張りや弛み過ぎを防止するため、シートSに形成される一定の余裕部分のことをいう。このループの量は各シートSの種類に応じて決定されるもので、画像形成を良好に行うためには、当該ループ量を制御する必要がある。
また、二次転写部17のシート搬送速度をV0とすると、定着ローラ31によるシート搬送速度は、V1とV2という2段階の速度に切替え可能である。また、これらの速度は、V1<V0<V2という関係になっている。
ループ量制御は次のように行う。図2に示すセンサーレバー42の位置(シートSが細線を通る場合の位置)を境に、シートSのループがこれ以上大きくなると、フォトセンサー43が遮光(ON)される。すると、定着ローラ31を駆動する定着駆動モーター(不図示)の速度を切替え、定着ローラ31の搬送速度をV2に上げる。こうしてシートSのループが小さくなるように制御する。一方、逆にシートSのループが小さくなりすぎると、フォトセンサー43が透過(OFF)状態となる。すると、定着ローラ31の搬送速度をV1に下げて、ループが大きくなるように制御する。この動作を細かく繰り返すことにより、ループ量を一定に保つような制御を行う構成となっている。
図2乃至図4に示すように、シート位置規制手段45は、フレーム51、52に水平方向に回動自在に取り付けられたレバー50と、定着装置30内の圧解除軸53を有する。
図4に示すように、レバー50の突起部50aは、圧解除軸53に取り付けられたカム55が回転するときに、当接するように構成されている。このため、圧解除軸53が回転して、カム55が突起部50aを押すと、レバー50は、回動軸50bを中心に回動する(図4(b)参照)。すると、レバー50の、突起部50aと反対側の端部である先端部(押圧部)50cは、シートSの搬送方向に対してほぼ直角に交差する方向に突出する。
また、圧解除軸53が回転してカム55が元の状態に戻ると、レバー50は、バネ57の付勢力により引っ張られ、回動軸50bを中心に前述と反対方向に回動する。すると、レバー50の先端部50cは、図4(a)の位置まで退避する。また、レバー50の先端部50cには、シートSが無い場合でもセンサーレバー42を押し込んでしまうことが無いように、切欠部50dが形成されている。
また、圧解除軸53は、定着ローラ31から加圧ローラ32を離間させるための回転軸でもある。圧解除軸53の両端部付近には、圧解除カム54を備えている。また、カム55と反対側の端部にはギア56が配設され、ギア56は図示せぬ駆動手段により回転駆動される(図4参照)。
加圧ローラ32は、図2及び図3に示すように、その両端部を加圧アーム60により保持される。これにより、シート搬送がされる場合、加圧バネ62の加圧力によって定着ローラ31に圧接されている。
ジャム検知時や、電源OFF時、スリープモード移行時など、シート搬送がされていない場合には、図4に示すギア56が駆動されて、圧解除カム54が約180°回転させられる。すると、図2及び図3に示すように、加圧アーム60を軸61を中心に加圧バネ62に抗して回動させる。この結果、加圧ローラ32を定着ローラ31から離間させることができる(図3の状態)。
以上のように、シート位置規制手段45のレバー50は、加圧ローラ32の離間動作に同期して、シート検知手段41の方向又はその反対方向へ移動する。こうして、加圧ローラ32の離間時にはレバー50がシート検知手段41方向へと突出し、加圧ローラ32の定着ローラ31に対する圧接時にはレバー50がシート検知手段41と反対方向へ退避するようになっている。
(シートが搬送される際の動作)
次に画像形成装置の画像形成時、シートが搬送される際の動作を説明する。
画像形成装置がプリント信号を受けると、シート供給装置20により、シートSが1枚ずつ分離給送される。分離搬送時には、シートSがレジストローラ対25のニップ直後に設けられたレジストセンサー26により、シートSの先端が検知された時点でシート給送が一時停止される。
一方で、プロセスカートリッジ7(7a、7b、7c、7d)も順次駆動され、それぞれに各色トナー像を形成すると共に、順次中間転写ベルト11上に転写する。これにより、中間転写ベルト11上に4色のトナー像の重ね合せが完了する。そしてこの中間転写ベルト11上のトナー像のタイミングに合わせてシートS給送が再開され、二次転写部17において、4色に重ね合わされたトナー像がシートSに転写される。
その後シートSは、搬送ガイドユニット19の搬送ガイド18にその先端を沿わせて上方向に搬送される。ここで、シートSは、搬送ガイドユニット19に配設されるシート検知手段41のセンサーレバー42に当接し、フォトセンサー43を遮光することにより検知される。このように搬送中のシートSは、シート検知手段41によりシートの有無を検知される。
その後、シートSは、定着装置30の定着入口ガイド33に沿って定着装置30の下流側へと導かれ、加熱された定着ローラ31及び加圧ローラ32にニップされる。これにより、トナー像のシートSへの定着が行われる。
定着ニップを抜けたシートSは、分離ガイド34、35によって定着排出ローラ対36へと導かれる。そして、搬送ガイド38に沿って排出ローラ対39へと搬送され、シート排出トレイ101(図1参照)上へと排出される。
(ジャムが発生した場合の動作)
ここで、定着装置30付近でジャム(紙詰まり)が発生した場合について説明する。
図2のシートS1は、シートがシートの先端から定着ローラ31に巻き付いたジャムの状態を示している。定着ローラ31の表面にトナーが付いて汚れているなど、何らかの理由で定着ローラ31からシートが剥がれにくくなっている場合、シート先端が分離ガイド34の下をすり抜けて定着ローラ31に巻き付いてしまう場合がある。
この時には、シート先端がシート検知手段41によって検知されているにもかかわらず、所定のタイミングで定着排出センサー37にシート先端が到達しない。これにより、ジャム発生と判断し、各部の駆動を停止させる。
この時点での状態を図2に示す。シートS1の後端側は、定着から受ける熱の影響などにより、センサーレバー42から離れる方向に移動してしまうことがある。また、ここでシートS1をA5横送り(長さ148mm)など長さの短いシートと想定すると、シート後端はセンサーレバー42にわずかに掛かる程度の長さとなることもあるなど、シート検知手段41単独ではシートS1の有無の検知が困難となる場合がある。
しかしながら、本実施形態によれば、定着排出センサー37でジャム発生を検知して各部の駆動を停止した後、直ぐに定着の圧解除が実施される。この圧解除時においては、圧解除軸53が駆動され、加圧ローラ32が定着ローラ31から離間されて、定着ニップを開放する。
ここで、圧解除軸53が駆動され、定着ニップが開放されると同時に、シート位置規制手段45のレバー50が、定着装置30の直下のシート搬送路へと突出する。レバー50は、シートS1の後端付近を押圧して、シートS1がセンサーレバー42に接触し、フォトセンサー43を完全に遮光する位置まで押し込む。この動作により、ジャム処理をされるべきシートS1は、シート検知手段41により搬送路内シートありとして確実に検知されることになる。
ジャム処理をする場合、オペレーターは、カバー102及び搬送ガイドユニット19を開放して、シートS1を下方向に引き抜く。そして、再び搬送ガイドユニット19、及びカバー102を閉じる。これにより、ジャム処理が完了する。尚、カバー102が開かれると、圧解除軸53が回動し、シート位置規制手段45がシート検知手段41方向へ突出することとしてもよい。このように構成することで、オペレーターがカバー102を開けてしまい、シート搬送を止めてしまった場合にも、シートの検知を行うことができる。
シートS1が除去された場合、センサーレバー42がレバー50の切欠部50dに入り込む。このため、フォトセンサー43は透過状態となり、シート検知手段41が搬送路内シートなしと判断する。すると圧解除軸53が回転駆動され、加圧ローラ32を定着ローラ31に方向に再び当接させる。また同時に、圧解除軸53の回転駆動により、レバー50はシート搬送路から退避する。こうして、画像形成動作が再起動される。
ここでもし、オペレーターがジャムが発生したシートS1を除去せずに搬送ガイドユニット19を閉じてしまった場合であっても、シートS1は再びシート検知手段41により検知される。このため、シート有りと判断され、画像形成は再起動されずに、ジャム表示を続けることになる。この結果、ジャム処理が完了するまでは画像形成動作が行われない。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成動作を停止したとき、加圧ローラ32を定着ローラ31から離間させるように圧解除軸53が回動する。このとき、画像形成停止時の圧解除軸53の回動と連動して、レバー50がシート検知手段41方向に突出する。
ここで、シートSが残留している場合は、シートSがセンサーレバー42を押圧することによりシートがあると判断する。一方、シートSが残留していない場合は、レバー50に切欠部50dが形成されていることにより、センサーレバー42が押圧されず、シートがないと判断する。いずれにしても、画像形成動作が停止した場合に、確実にシートの有無を判断することができる。
また、シート検知手段41をループ量検知センサーとして使っても確実に搬送路内のシートを検知することができる。
〔第2実施形態〕
図を用いて本発明の第2実施形態を説明する。前述した実施形態で述べたシート検知装置を一部変更した実施形態について説明する。前述した実施形態と同様の構成については同符号を付し、説明を省略する。図5は第2実施形態のシート検知装置70を示す平面図であり、(a)はシート検知装置のシャッター72が退避している状態、(b)はシート検知装置のシャッター72が突出している状態を示すものである。
シート検知装置70は、シート位置規制手段71を、第1実施形態より一部変更したものであり、第1実施形態のレバー50を、シャッター72とリンク73の2部品に置き換えたものである。
リンク73は、第1実施形態のレバー50と同様に、カム55の回転に従って回動中心73bを中心に回動する。また、バネ57によって常に退避位置に戻るように付勢されている。リンク73の先端部73cには、シャッター72が回動可能に保持されている。
シャッター72は、シート搬送路の幅一杯に伸びた板状部材であり、リンク73の回動に従ってシート搬送路に対して平行に移動できるようになっている。また、センサーレバー42と対向する部分には、切欠部72aが形成されている。
画像形成動作中においてジャムが検知されると、先の実施形態と同様にシャッター72がシート搬送路へと突出する。すると、シャッター72がシートS1を押圧して、シートS1がセンサーレバー42を押圧することによりフォトセンサー43を遮光する。これにより、シート検知手段41によって、シートS1の存在を検知させることができる。
また、シート搬送路幅全域に渡って搬送路入口を塞ぐため、オペレーターがジャム処理をする際に、シートが搬送される入口から手を入れにくくなり、不用意に定着装置30の定着ローラ31などの高温部に触れることを防止することができる。このため、オペレーターは安全にジャム処理ができる。
さらに、装置本体100のカバー102の開閉を検知するドアスイッチ(不図示)と定着圧解除動作を連動させると、ジャム発生時以外にもオペレーターがカバー102を開放して装置内部にアクセスしようとした場合、シャッター72が定着装置30の下部の入口を塞ぐ。この構成によれば、より安全にジャム処理を行うことができる。このように、本実施形態によれば、シート位置規制手段71が、定着装置の下部を塞ぐ安全シャッターとしても用いることができる。
〔第3実施形態〕
図を用いて本発明の第3実施形態を説明する。前述した実施形態で述べたシート検知装置を一部変更した実施形態について説明する。前述した実施形態と同様の構成については同符号を付し、説明を省略する。図6は第3実施形態のシート検知装置80を示す正面図である。
シート検知装置80は、シート位置規制手段81を定着下ガイド82とカム83を中心に構成したものである。即ち、シート位置規制手段81は、シート搬送路の一部を形成するガイド部材である。以下、詳細に説明する。
定着下ガイド(ガイド部材)82は定着入口ガイド33の対向部に設けられたシートガイドであり、軸82aを中心に回動可能に定着装置30に支持される。定着下ガイド82は、細線で表した状態が非稼動状態であり、実線で表した状態がシート位置規制手段81の稼動状態を示している。
非稼動状態の定着下ガイド82は、二次転写部17から搬送されるシートSのシート先端位置が大きく乱れても、定着ニップに確実に導くための補助的なガイドである。カム83は、前述した実施形態と同様に圧解除軸53の一端に取り付けられている。ここで、細線で表した状態がカム83の非稼動状態であり、実線で表した状態がカム83の稼動状態を示している。
画像形成動作中においてジャムが検知されると、カム83が、図中の細線から実線の位置まで回転される。すると、定着下ガイド82は、カム83に押されて細線から実線の位置まで回動する。すると、定着下ガイド82がシートS1を押圧して、シートS1がセンサーレバー42を押圧することによりフォトセンサー43を遮光する。これにより、シート検知手段41によって、シートS1の存在を検知させることができる。このように、定着入口ガイド33と対向する側に設けた定着下ガイド82を、シート位置規制手段81として用いることができる。
また、定着下ガイド82は、シート搬送路幅全域に渡っているため、第2実施形態のシャッター72と同様に、オペレーターが定着装置30の高温の部材に触れることを防止することができる。このため、オペレーターが安全にジャム処理をすることができる。
〔他の実施形態〕
前述の実施形態においては、シート位置規制手段を定着装置30の圧解除軸53の回転に連動させて動作させたが、これに限るものではない。同様な動作を行うことができれば、専用の駆動源を備えることとしてもよく、ソレノイドなどのアクチュエーターを用いてもよい。
画像形成装置の構成を示す断面図。 第1実施形態のシート検知装置のレバー50が退避している状態を示す正面図。 第1実施形態のシート検知装置のレバー50が突出している状態を示す正面図。 第1実施形態のシート検知装置を示す平面図。 第2実施形態のシート検知装置を示す平面図。 第3実施形態のシート検知装置を示す正面図。 従来のシート検知装置の説明図。 従来のシート検知装置及び画像形成装置の説明図。
符号の説明
S …シート、
1 …感光体ドラム(像担持体)、
16 …二次転写ローラ(転写手段)
30 …定着装置、
31 …定着ローラ(定着ローラ対)、
32 …加圧ローラ(定着ローラ対)、
40 …シート検知装置、
41 …シート検知手段、
45 …シート位置規制手段、
50 …レバー、
50c …先端部(押圧部)、
50d …切欠部、
70 …シート検知装置、
71 …シート位置規制手段、
72 …シャッター(押圧部)、
72a …切欠部、
80 …シート検知装置、
81 …シート位置規制手段、
82 …定着下ガイド(ガイド部材)、
100 …装置本体、
102 …カバー(開閉扉)

Claims (2)

  1. 像担持体と、該像担持体に形成されたトナー像をシートに転写するための転写手段と、該転写手段のシート搬送方向下流側でシートの有無を検知するシート検知手段と、該シート検知手段のシート搬送方向下流側で前記トナー像を前記シートに定着させる定着ローラ対であって、圧接状態と圧接解除状態に変位可能な定着ローラ対と、を有する画像形成装置において、
    シート搬送路の前記シート検知手段と対向する側に配設され、シート位置を規制するシート位置規制手段を有し、前記シート位置規制手段は、前記定着ローラ対が圧接すると前記シート検知手段から離れる方向へ退避し、前記定着ローラ対が圧接解除すると前記シート検知手段と前記シート位置規制手段の間にあるシートを前記シート検知手段に向けて押圧し得るように前記シート検知手段に近づくことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート位置規制手段は、前記シート検知手段に近づいた時に前記定着ローラ対のシートが搬送される入口を塞ぐように、シート搬送路の幅一杯に伸びた部分を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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