しかしながら、図5〜図8に示す従来の光ピックアップ装置501にあっては、接着作業が行われるときに、磁石520(図8)の下部529に接着剤400が十分に行きわたらないことが懸念されていた。具体的に図8を用いて説明すると、接着作業時に、磁石520の底面部522と、ヨーク510の底壁512の内側面部512fとの間に、接着剤が十分に行きわたらないことが心配されていた。また、磁石520の下側の側面部521と、ヨーク510の側壁511の内側面部511fとの間に、接着剤が十分に行きわたらないことが心配されていた。そのようなものにおいては、磁石520の下部529における接着強度が不足する。そのため、磁石520の下部529における接着不良の発生が懸念されていた。
これに対応するために、図9に示す形状のヨークが考えられた。
図9は、従来の他のヨークの一形態を示す斜視図である。
このヨーク710は、第一壁面部711と、第一壁面部711に略直交する第二壁面部712と、第二壁面部712に略直交すると共に第一壁面部711と略平行な第三壁面部713とを備えて形成されている。
ヨーク710を構成する第一壁面部711に分離開口部716が設けられて、ヨーク710の第一壁面部711は、左右に分割され、ヨーク710に、第一片部711aと、第二片部711bとが形成されている。ヨーク710の第一壁面部711に大きい開口部716を設けることにより、磁石520(図8)の下部529における接着状態の目視確認を容易にさせることを目的としている。また、ヨーク710(図9)の第一壁面部711に大きい開口部716を設けることにより、磁石520(図8)の下部529における接着不良の発生を回避させることを目的としている。
しかしながら、左右分割タイプのヨーク710(図9)にあっては、第一壁面部711がカットされて設けられた大きい開口部716において、磁束の通り道が少なくなるので、ヨーク710の極端な感度低下が懸念される。また、ヨーク710の第一片部711aの先端部711pと、ヨーク710の第二片部711bの先端部711qとが、連結されていないので、ヨーク710の第一片部711aと、ヨーク710の第二片部711bとに、寸法ずれが生じることが懸念される。また、ヨーク710の第三壁面部713に対し、ヨーク710の第一片部711aに寸法ずれが生じることが懸念される。また、ヨーク710の第三壁面部713に対し、ヨーク710の第二片部711bに寸法ずれが生じることが懸念される。ヨーク710に寸法ずれが生じると、フレーム600(図5,図6)に対するヨーク710(図9)の組付け作業をスムーズに行えないという不具合が生じる。
本発明は、上記問題点を解決することにある。本発明は、上記した点に鑑み、ヨークの特性を極端に低下させることなく、確実な接着組立が可能とされたピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るピックアップ装置は、磁石と、該磁石が取り付けられるヨークと、該磁石および該ヨークが装備されるフレームとを備え、該ヨークは、第一壁面部と、該第一壁面部に対し略直交する第二壁面部とを備え、該磁石を該ヨークに固着させると共に該ヨークを該フレームに固着させる接着剤が流入可能なスリットが、該ヨークに設けられ、該スリットは、該第一壁面部から該第二壁面部にかけて設けられ、且つ、該スリットは、該ヨークの周縁部まで延長形成されることなく、該ヨークを構成する壁面部内にのみ設けられたことを特徴とする。
上記構成により、磁石と、ヨークと、フレームとの接着は、確実に行われ易くなる。ヨークとは、例えば磁気的な連結を構造的に支持したものを意味する。ヨークのスリットに接着剤が流入されることにより、組み合わせられた磁石とヨークとフレームとは、スリット内の接着剤によって互いに固着される。従って、磁石と、ヨークと、フレームとの接着組立化が行われたピックアップ装置の提供が可能となる。
また、ヨークを構成する壁面部に極端な寸法ずれが生じ、ヨークが極端に変形するということは回避され易くなる。スリットがヨークの周縁部まで延長形成されることなく、ヨークを構成する壁面部内に設けられることにより、ヨークの極端な強度低下は抑えられる。従って、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズに行われ易くなる。また、ヨークの感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な特性低下が回避されたヨークを備える組立性に優れたピックアップ装置の提供が可能となる。
また、磁石と、ヨークと、フレームとの三点接着は、確実に行われる。ヨークを構成する第一壁面部から第一壁面部に略直交する第二壁面部にかけて設けられたスリットに、接
着剤が流入されることにより、組み合わせられた磁石と、ヨークと、フレームとは、スリット内の接着剤によって互いに接着固定される。従って、磁石と、ヨークと、フレームとの接着組立化が確実に行われたピックアップ装置の提供が可能となる。
請求項2に係るピックアップ装置は、請求項1に記載のピックアップ装置において、前記ヨークは、略矩形平板状の第一壁面部と、該第一壁面部に対し略直交する略矩形平板状の第二壁面部とを備え、前記スリットは、該第一壁面部の略中央部のスリット始端部から該第一壁面部と該第二壁面部とを略直角に繋ぐ折曲げ部を経由して該第二壁面部の略中央部のスリット終端部にかけて設けられたことを特徴とする。
上記構成により、ヨークを構成する略矩形平板状の第一壁面部や、ヨークを構成する略矩形平板状の第二壁面部に極端な寸法変化が生じ、ヨークが極端に変形するということは回避される。スリットを備えるヨークに不用意に外力が加えられたときに、外力によってヨークが変形するということは、回避され易くなる。変形され難いヨークとされているので、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズに行われる。また、ヨークの感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な強度低下や、極端な感
度低下が回避されたヨークを備えるピックアップ装置が構成されると共に、組立性に優れたピックアップ装置の提供が可能となる。
請求項3に係るピックアップ装置は、請求項1又は2に記載のピックアップ装置において、前記スリットの幅は、前記接着剤を塗布可能な接着剤吐出装置の針の径に対応することを特徴とする。
上記構成により、ヨークの極端な感度低下およびヨークの極端な強度低下は抑えられる。接着剤吐出装置の針の径は、一般に細い径とされている。細い径の針に対応して、ヨークのスリットの幅が定められることにより、例えばヨークのスリットの幅が極端に広い幅とされることは回避され、ヨークのスリットの幅は、必要最小限の狭い幅に設定される。ヨークのスリットの幅が、必要最小限の狭い幅に設定されることにより、ヨークの感度が極端に低下することや、ヨークの強度が極端に低下することは回避される。幅狭のスリットを備えるヨークに不用意に外力が加えられることがあっても、ヨークのスリットの幅は、必要最小限の狭い幅に設定されているので、外力によるヨークの変形は最小限に抑えられる。変形され難いヨークとされているので、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズで確実に行われる。また、接着剤塗布作業が行われるときに、接着剤吐出装置の針がヨークのスリット内に入れられた状態で、接着剤の塗布が行われる。従って、接着剤塗布作業は、安定した状態で確実に行われる。
請求項4に係るピックアップ装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載のピックアップ装置において、前記フレームに、前記磁石と、前記ヨークとが組み付けられるときに、該ヨークに該磁石が接すると共に、前記スリットから該磁石が目視可能に位置する状態で、該ヨークに該磁石が装備され、該状態にて、該スリット内に前記接着剤が流し込まれたことを特徴とする。
上記構成により、磁石とヨークとの接着は確実に行われる。ヨークに磁石が接していれば、ヨークに対する磁石の位置決めが容易に行われる。また、スリットから磁石が目視可能に位置する状態で、ヨークに磁石が装備されていれば、ヨークに対する磁石の接着作業は確実に行われる。また、目視可能な状態で、ヨークに対する磁石の接着作業が実行可能とされるので、例えば、ヨークに対し磁石の接着が十分に行われず、ヨークに対し磁石の接着強度が不足するといった不具合の発生は、回避される。
請求項5に係るピックアップ装置は、請求項1〜4の何れか1項に記載のピックアップ装置において、前記磁石は、略板状に形成され、前記ヨークは、該磁石を収容可能な略U字状に形成され、該磁石と、該ヨークの第一壁面部とが装備される略矩形部屋状の部品組付け部が、前記フレームに設けられ、略板状の該磁石が略U字状の該ヨークの内側空間に位置すると共に、該磁石が該ヨークの該第一壁面部に当接した状態で、該磁石と、該ヨークの該第一壁面部とが、該フレームの該部品組付け部に備えられ、そのときに、該ヨークの該第一壁面部と第二壁面部とを略直角に繋ぐ折曲げ部と、該フレームの該部品組付け部の開口端部とが略合わせられ、該ヨークの前記スリット内に前記接着剤が塗布されると共に、該折曲げ部と該開口端部とに該接着剤が塗布されることで、該磁石と、該ヨークと、該フレームとが一体化されたことを特徴とする。
上記構成により、磁石と、ヨークと、フレームとの三点接着は、確実に行われる。第一壁面部に略板状の磁石が当接されて略U字状のヨークの内側空間に略板状の磁石が位置する状態で、略板状の磁石と、略U字状ヨークの第一壁面部とが、フレームの略矩形部屋状の部品組付け部に備えられる。そののちに、第一壁面部に磁石が当接された状態にてヨークのスリット内に接着剤が塗布され、且つ、フレームの部品組付け部の開口端部と、この開口端部に略合わせられたヨークの折曲げ部とに接着剤が塗布されて、磁石と、ヨークと
、フレームとの三点接着が確実に行われる。その結果、確実な接着組立化が行われたピックアップ装置の提供が可能となる。
以上の如く、請求項1に記載の発明によれば、磁石と、ヨークと、フレームとの接着は、確実に行われ易くなる。ヨークのスリットに接着剤が流入されることにより、組み合わせられた磁石とヨークとフレームとは、スリット内の接着剤によって互いに固着される。従って、磁石と、ヨークと、フレームとの接着組立化が行われたピックアップ装置を提供することができる。
また、ヨークを構成する壁面部に極端な寸法ずれが生じ、ヨークが極端に変形するということは回避され易くなる。スリットがヨークの周縁部まで延長形成されることなく、ヨークを構成する壁面部内に設けられることにより、ヨークの極端な強度低下は抑えられる。従って、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズに行われ易くなる。また、ヨークの感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な特性低下が回避されたヨークを備える組立性に優れたピックアップ装置を提供することができる。
また、磁石と、ヨークと、フレームとの三点接着は、確実に行われる。ヨークを構成する第一壁面部から第一壁面部に略直交する第二壁面部にかけて設けられたスリットに、接着剤が流入されることにより、組み合わせられた磁石と、ヨークと、フレームとは、スリット内の接着剤によって互いに接着固定される。従って、磁石と、ヨークと、フレームとの接着組立化が確実に行われたピックアップ装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ヨークを構成する略矩形平板状の第一壁面部や、ヨークを構成する略矩形平板状の第二壁面部に極端な寸法変化が生じ、ヨークが極端に変形するということは回避される。スリットを備えるヨークに不用意に外力が加えられたときに、外力によってヨークが変形するということは、回避され易くなる。変形され難いヨークとされているので、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズに行われる。また、ヨークの感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な強度低下や、極端な感度低下が回避されたヨークを備えるピックアップ装置を構成できると共に、組立性に優れたピックアップ装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、ヨークの極端な感度低下およびヨークの極端な強度低下は抑えられる。接着剤吐出装置の針の径は、一般に細い径とされている。細い径の針に対応して、ヨークのスリットの幅が定められることにより、例えばヨークのスリットの幅が極端に広い幅とされることは回避され、ヨークのスリットの幅は、必要最小限の狭い幅に設定される。ヨークのスリットの幅が、必要最小限の狭い幅に設定されることにより、ヨークの感度が極端に低下することや、ヨークの強度が極端に低下することは回避される。幅狭のスリットを備えるヨークに不用意に外力が加えられることがあっても、ヨークの
スリットの幅は、必要最小限の狭い幅に設定されているので、外力によるヨークの変形は最小限に抑えられる。変形され難いヨークとされているので、フレームに対するヨークの組付け作業は、スムーズで確実に行われる。また、接着剤塗布作業が行われるときに、接着剤吐出装置の針がヨークのスリット内に入れられた状態で、接着剤の塗布が行われる。従って、接着剤塗布作業を安定した状態で確実に行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、磁石とヨークとの接着は確実に行われる。ヨークに磁石が接していれば、ヨークに対する磁石の位置決めが容易に行われる。また、スリットから磁石が目視可能に位置する状態で、ヨークに磁石が装備されていれば、ヨークに対する磁石の接着作業は確実に行われる。また、目視可能な状態で、ヨークに対する磁石の接着作業が実行可能とされるので、例えば、ヨークに対し磁石の接着が十分に行われず、ヨークに対し磁石の接着強度が不足するといった不具合の発生を、回避させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、磁石と、ヨークと、フレームとの三点接着は、確実に行われる。第一壁面部に略板状の磁石が当接されて略U字状のヨークの内側空間に略板状の磁石が位置する状態で、略板状の磁石と、略U字状ヨークの第一壁面部とが、フレームの略矩形部屋状の部品組付け部に備えられる。そののちに、第一壁面部に磁石が当接された状態にてヨークのスリット内に接着剤が塗布され、且つ、フレームの部品組付け部の開口端部と、この開口端部に略合わせられたヨークの折曲げ部とに接着剤が塗布されて、磁石と、ヨークと、フレームとの三点接着が確実に行われる。その結果、確実な接着組立化が行われたピックアップ装置を提供することができる。
以下に本発明に係るピックアップ装置の一実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るピックアップ装置の一実施の形態を示す斜視図、図2は、同じくピックアップ装置を示す斜視図、図3は、ヨークを示す斜視図、図4は、磁石とヨークとフレームとが接着される状態を示す説明図である。
上述した如く、光ピックアップ装置1(図1,図2)において、対物レンズ50が位置する側を光ピックアップ装置1の上側とし、これの反対側を下側とする。図1は、光ピックアップ装置1を下側から見た斜視図であり、図2は、光ピックアップ装置1を上側から見た斜視図である。なお、この明細書における「上」、「下」の定義は、光ピックアップ装置1を説明するために、便宜上、定められたものである。
この光ピックアップ装置1は、CD系列の光ディスクや、DVD系列の光ディスクなどの各種光ディスク/メディアに対応可能とされている。光ピックアップ装置1が用いられて、光ディスクにおける情報などのデータの再生または記録が行われる。また、この光ピックアップ装置1は、光ディスク装置(図示せず)に装備されて用いられる。
この光ピックアップ装置1は、各種部品が装着されるフレーム100と、フレーム100に対し中空状態に位置するレンズホルダ60と、レンズホルダ60を上下左右に駆動させるアクチュエータ5とを備える。上述した如く、アクチュエータとは、例えばエネルギーを並進運動または回転運動に変換させる駆動装置を意味する。また、光ピックアップ装置1の電気制御などを実行させる制御基板200が、フレーム100に装備されている。
レンズホルダ60に、レーザ光を絞るための対物レンズ50が取り付けられている。対物レンズ50により絞られたレーザ光は、データが記録される光ディスク(図示せず)に照射される。
アクチュエータ5は、対物レンズ50が装着されるレンズホルダ60と、電流が流されることで発生する電磁力によりレンズホルダ60を駆動させる各コイル30,31,32,33,34(図2)と、コイル30,31,32,33,34に向かい合わせられ常に磁束を発生する磁石20(図1,図2,図4)と、磁石20が取り付けられるヨーク10(図1〜図4)とを備えて構成される。上述した如く、ヨークとは、例えば磁気的な連結を構造的に支持したものを意味する。
このアクチュエータ5(図1,図2)は、レンズホルダ60の両側面に位置する一対の
磁石20,20と、一対の磁石20,20に対応した一対のヨーク10,10と、レンズホルダ60の側部に巻き付けられた一つのフォーカシングコイル30と、レンズホルダ60の略四隅に位置する四つのトラッキングコイル31,32,33,34(図2)とを備える構造とされている。フォーカスとは、焦点やピントを意味する。また、トラッキングとは、光を用いて、ディスクに設けられた微小なピット(穴、凹み)や、グルーブ(溝)、ウォブル(蛇行)などを追跡観測し、螺旋状に描かれた軌道の位置を定めることを意味する。
フォーカシングコイル30(図1,図2)に電流が流されて、対物レンズ50を備えるレンズホルダ60のフォーカス調整が行われる。また、トラッキングコイル31,32,33,34(図2)に電流が流されて、対物レンズ50を備えるレンズホルダ60のトラッキング調整が行われる。
一対の磁石20,20と、一対のヨーク10,10と、磁石20およびヨーク10に対応した各一対のトラッキングコイル31,32/33,34と、フォーカシングコイル30と、各コイル30,31,32,33,34が装備されたレンズホルダ60とを備えるアクチュエータ5が構成されていれば、対物レンズ50を備えるレンズホルダ60は、安定した状態で動作する。
レンズホルダ60は、複数のサスペンションワイヤ70に繋げられている。四本のサスペンションワイヤ70により、レンズホルダ60は、フレーム100に対して上下左右方向に移動自在な状態で支えられている。サスペンションワイヤ70は、支持部材80に繋げられている。また、支持部材80は、フレーム100に装備されている。また、サスペンションワイヤ70は、制御基板200に接続されている。
図3および図4の如く、ヨーク10は、略平面状の第一壁面部11と、略平面状の第一壁面部11に略直交する略平面状の第二壁面部12と、略平面状の第二壁面部12に略直交すると共に略平面状の第一壁面部11と略平行な第三壁面部13とを備え、内側に略直方体状の空間10sを有する形状とされている。
略平面状の第一壁面部11と、略平面状の第二壁面部12とを略直角とさせる第一折曲げ部14がヨーク10に設けられることにより、両壁面部11,12は略直交する。また、略平面状の第二壁面部12と、略平面状の第三壁面部13とを略直角とさせる第二折曲げ部15がヨーク10に設けられることにより、両壁面部12,13は略直交する。
また、図4の如く、ヨーク10の略平面状第一壁面部11に対応する略長方形状の略平面状第一面部21が、磁石20に設けられている。また、ヨーク10の略平面状第二壁面部12に対向する略長方形状の略平面状第二面部22が、磁石20に設けられている。また、ヨーク10の略平面状第三壁面部13に対向する略長方形状の略平面状第三面部23が、磁石20に設けられている。
磁石20は、略平面状の第一面部21と、略平面状の第一面部21に略直交する略平面状の第二面部22と、略平面状の第一面部21および略平面状の第二面部22に略直交する略平面状の第三面部23とを備えた略直方体状に形成されている。
図1および図2の如く、この光ピックアップ装置1は、マグネット20(図1,図2,図4)と、マグネット20が取り付けられる金属製ヨーク10(図1〜図4)と、マグネット20およびヨーク10が装備される合成樹脂製フレーム100(図1,図2,図4)とを少なくとも備えて構成されている。マグネット20をヨーク10に固着させると共にヨーク10をフレーム100に固着させる接着剤400(図4)が流入可能なスリット1
6(図1,図3,図4)が、ヨーク10に設けられている。
このようなスリット16が、ヨーク10に設けられていれば、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との接着は、確実に行われ易くなる。ヨーク10のスリット16に接着剤400が流入されることにより、組み合わせられたマグネット20とヨーク10とフレーム100とは、スリット16内の接着剤400によって互いに固着される。従って、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との接着組立化が行われた光ピックアップ装置1を、光ピックアップ装置1の組立メーカや、光ピックアップ装置1の組込み等を行うディスク装置製造メーカ等に提供することができる。
図3の如く、ヨーク10のスリット16は、ヨーク10の周縁部10aまで延長形成されることなく、ヨーク10を構成する各壁面部11,12内にのみ設けられている。
これにより、ヨーク10を構成する各壁面部11,12,13に極端な寸法ずれが生じ、ヨーク10が極端に変形するということは回避され易くなる。スリット16がヨーク10の周縁部10aまで延長形成されることなく、ヨーク10を構成する各壁面部11,12内にのみ設けられることにより、ヨーク10の極端な強度低下は抑えられる。従って、フレーム100に対するヨーク10の組付け作業は、スムーズに行われ易くなる。また、ヨーク10の感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な特性低下が回避されたヨーク10を備える組立性に優れた光ピックアップ装置1を、光ピックアップ装置1の組立メーカや、光ピックアップ装置1の組込み等を行うディスク装置製造メーカ等に提供することができる。
図3の如く、ヨーク10のスリット16は、ヨーク10を構成する第一壁面部11から第一壁面部11に対し略直交しヨーク10を構成する第二壁面部12にかけて設けられている。
このようにスリット16がヨーク10に形成されていれば、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着は、確実に行われる。ヨーク10を構成する第一壁面部11から第一壁面部11に略直交する第二壁面部12にかけて設けられたスリット16に、接着剤400が流入されることにより、組み合わせられたマグネット20と、ヨーク10と、フレーム100とは、スリット16内の接着剤400によって互いに接着固定される。従って、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との接着組立化が確実に行われた光ピックアップ装置1を、光ピックアップ装置1の組込み等を行うディスク装置製造メーカ等に提供することができる。
図3の如く、ヨーク10のスリット16は、第一壁面部11の略中央部11cのスリット始端部16aから、第一壁面部11と第二壁面部12とを略直角に繋ぐ第一折曲げ部14を経由して、第二壁面部12の略中央部12cのスリット終端部16bにかけて略長円状に設けられている。
このようにスリット16がヨーク10に形成されていれば、ヨーク10を構成する略矩形平板状の第一壁面部11や、ヨーク10を構成する略矩形平板状の第二壁面部12に極端な寸法変化が生じ、ヨーク10が極端に変形するということは回避される。スリット16を備えるヨーク10に不用意に外力が加えられたときに、外力によってヨーク10が変形するということは、回避され易くなる。変形され難いヨーク10とされているので、フレーム100に対するヨーク10の組付け作業は、スムーズに行われる。また、ヨーク10の感度が極端に低下するということも回避され易くなる。従って、極端な強度低下や、極端な感度低下が回避されたヨーク10を備える光ピックアップ装置1が構成されると共に、組立性に優れた光ピックアップ装置1を、光ピックアップ装置1の組立メーカや、光
ピックアップ装置1の組込み等を行うディスク装置製造メーカ等に提供することができる。
図3の如く、ヨーク10の第一壁面部11のスリット始端部16aからヨーク10の第一折曲げ部14までのスリット長さ16L1は、略3.8mmとされている。また、ヨーク10の第一折曲げ部14からヨーク10の第二壁面部12のスリット終端部16bまでのスリット長さ16L2は、略2.7mmとされている。
第一壁面部711(図9)が左右分割されたヨーク710は、ヨーク710の第一片部711aの先端部711pと、ヨーク710の第二片部711bの先端部711qとが、連結されずに分離されて、第一壁面部711は二つに分割されている。そのため、第一壁面部711が二つに分割されたヨーク10は、寸法ずれが生じ易いものとされていた。これに対し、図3に示すスリット形状のヨーク10は、第一壁面部11に先端分離部が設けられていないので、図9に示す従来のヨーク710に比べ、強度低下は、殆ど生じない。また、図3に示すヨーク10は、第一壁面部11の左右両側が繋げられた左右一体に形成されているので、寸法のずれは生じ難い。
ヨーク10のスリット16の幅16Wは、接着剤400(図4)を対象物に定量的に塗布可能な接着剤吐出装置(図示せず)の針(図示せず)の外径に対応した狭い幅とされている。ヨーク10のスリット16の幅16Wは、接着剤吐出装置の針が挿入可能な最小限の狭い幅に設定されている。ヨーク10に設けられたスリット16の幅16Wは、略1mmとされている。また、接着剤吐出装置として、例えばディスペンサ(図示せず)などが挙げられる。ディスペンサとは、例えば、接着剤などの流動体を精度よく定量的に供給可能な流体制御機器などを意味する。
ヨーク10のスリット16の幅16Wが狭い幅とされていれば、ヨーク10の極端な感度低下およびヨーク10の極端な強度低下は、最小限に抑えられる。ディスペンサの針の外径は、一般に細い径とされている。細い径の針に対応して、ヨーク10のスリット16の幅16Wが定められることにより、例えばヨーク10のスリット16の幅16Wが極端に広い幅とされることは回避され、ヨーク10のスリット16の幅16Wは、必要最小限の狭い幅16Wに設定される。ヨーク10のスリット16の幅16Wが、必要最小限の狭い幅16Wに設定されることにより、ヨーク10の感度が極端に低下することや、ヨーク10の強度が極端に低下することは回避される。
ヨーク10に設けられたスリット16の幅16Wは、ディスペンサの針が入ることのできる最小の大きさとされているので、ヨーク10の感度の低下は最小限に抑えられる。また、幅狭のスリット16を備えるヨーク10に不用意に外力が加えられることがあっても、ヨーク10のスリット16の幅16Wは、必要最小限の狭い幅16Wに設定されているので、外力によるヨーク10の変形は最小限に抑えられる。変形され難いヨーク10とされているので、フレーム100に対するヨーク10の組付け作業は、スムーズで確実に行われる。また、接着剤塗布作業が行われるときに、ディスペンサの針がヨーク10のスリット16内に入れられた状態で、接着剤400の塗布が行われる。従って、接着剤塗布作業は、安定した状態で確実に行われる。
ヨーク10のスリット幅16Wが約1mmに設定されることで、ヨーク10の感度低下およびヨーク10の強度低下を最小限に抑えることができる。
ヨーク10およびマグネット20に対応して、フレーム100に、略直方体状の収容空間182(図1,図4)を備えた部品組付け部180が設けられている。フレーム100に、ヨーク10およびマグネット20が装備されるときに、フレーム100に設けられた
部品組付け部180の開口部183から部品組付け部180の収容空間182に、ヨーク10およびマグネット20が挿入される。
フレーム100の部品組付け部180に、マグネット20と、ヨーク10とが組み付けられるときに、ヨーク10(図4)の第一壁面部11の内側面部11fに、マグネット20の第一面部21が接すると共に、ヨーク10のスリット16からマグネット20が目視可能に位置する状態(図1)であって、マグネット20の底面部22がスリット16に近接した状態(図1,図4)で、ヨーク10にマグネット20が装備される。また、フレーム100の部品組付け部180を構成する隔壁181に、ヨーク10の第一壁面部11が接すると共に、ヨーク10のスリット16から、フレーム100の部品組付け部180を構成する隔壁181が目視可能に位置する状態で、マグネット20を備えるヨーク10がフレーム100に装備される。この状態にて、スリット16内に接着剤400(図4)が流し込まれる。
これにより、マグネット20とヨーク10との接着は確実に行われる。ヨーク10にマグネット20が接していれば、ヨーク10に対するマグネット20の位置決めが容易に行われる。また、ヨーク10のスリット16からマグネット20が目視可能に位置する状態で、ヨーク10にマグネット20が装備されていれば、ヨーク10に対するマグネット20の接着作業は、容易で確実に行われる。また、目視可能な状態で、ヨーク10に対するマグネット20の接着作業が実行可能とされるので、例えば、ヨーク10に対しマグネット20の接着が十分に行われず、ヨーク10に対しマグネット20の接着強度が不足するといった不具合の発生は、回避される。
また、ヨーク10のスリット16から、フレーム100の部品組付け部180を構成する隔壁181が目視可能に位置する状態で、マグネット20を備えるヨーク10がフレーム100の部品組付け部180に装備されていれば、フレーム100に対するヨーク10の接着作業は、容易で確実に行われる。
スリット16が設けられたヨーク10(図3)と、左右分割型のヨーク710(図9)とを比較した場合、図9に示すヨーク710の接着作業性よりも、図3に示すヨーク10の接着作業性のほうが優れる。ヨーク10の第二壁面部12におけるスリット16の長さ16L2は、例えば約2.7mmに設定されている。ヨーク10の第二壁面部12において、スリット長さ16L2が約2.7mmに設定されていれば、接着作業が行われるときに、マグネット20(図1,図4)の底面部22が見え易くなる。このようなスリット16がヨーク10に設けられることで、マグネット20の底面部22の目視確認が可能となる。従って、ヨーク10に対するマグネット20の接着作業は、容易で確実に行われることとなる。
また、ヨーク10(図3)の第一壁面部11におけるスリット16の長さ16L1は、例えば約3.8mmに設定されている。このようなスリット16がヨーク10に設けられていれば、フレーム100に対するヨーク10およびマグネット20の接着作業が行われるときに、フレーム100(図1,図4)の部品組付け部180を構成する隔壁181の目視確認は、容易に行われることとなる。ヨーク10のスリット16を通して、マグネット20と、フレーム100とが目視可能とされているので、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着は、ヨーク10のスリット16に流し込まれる接着剤400により確実に行われる。
また、第一壁面部711(図9)が大きく切り欠かれて、第一壁面部711が左右分割されたヨーク710にあっては、カットされた部分の磁束の通り道が少なくなるので、その分の感度低下が心配されていた。しかしながら、ヨーク10(図3)の第一壁面部11
において、スリット長さ16L1が約3.8mmに設定されていれば、第一壁面部11における空間部分は少なくなる。図3に示すヨーク10において、第一壁面部11における空間部分は、長さ16L1の部分だけとなる。従って、感度の低下は最小限に抑えられる。
図4の如く、マグネット20は、略平面状の第一面部21と、略平面状の第一面部21に略直交する略平面状の第二面部22と、略平面状の第一面部21および略平面状の第二面部22に略直交する略平面状の第三面部23とを備えた略板状に形成されている。
また、図3および図4の如く、ヨーク10は、略平面状の第一壁面部11と、略平面状の第一壁面部11に略直交する略平面状の第二壁面部12と、略平面状の第二壁面部12に略直交すると共に略平面状の第一壁面部11と略平行な第三壁面部13とを備えて、マグネット20を収容可能な形状とされている。
図4の如く、ヨーク10の第二壁面部12が下側に位置する状態とされたときに、ヨーク10の第一壁面部11またはヨーク10の第三壁面部13に沿った方向からヨーク10を眺めた場合、ヨーク10は、例えば略U字状に形成されて、略直方体状の内側空間10sを備えるものとして観察される。
図3の如く、ヨーク10の第二壁面部12が上側に位置する状態とされたときに、ヨーク10の第一壁面部11またはヨーク10の第三壁面部13に沿った方向からヨーク10を眺めた場合、ヨーク10は、例えば略逆U字状に形成されて、略直方体状の内側空間10sを備えるものとして観察される。
また、図1,図2,図4の如く、マグネット20と、ヨーク10の第一壁面部11とが装備される略矩形部屋状の部品組付け部180が、フレーム100に設けられている。
フレーム100(図1,図2)に、マグネット20およびヨーク10が装備されるときに、略板状のマグネット20(図4)が略U字状のヨーク10の内側空間10s(図3,図4)に位置すると共に、マグネット20(図4)の第一面部21がヨーク10の第一壁面部11の内側面部11f(図3,図4)に当接した状態で、マグネット20と、ヨーク10の第一壁面部11とが、フレーム100の部品組付け部180に備えられる。
そのときに、図1および図4の如く、ヨーク10の第一壁面部11と第二壁面部12とを略直角に繋ぐ折曲げ部14と、フレーム100の部品組付け部180の開口端部184とが略合わせられる。
図4の如く、ヨーク10のスリット16内に接着剤400が塗布されると共に、ヨーク10の外側折曲げ部14と、フレーム100の部品組付け部180の開口端部184とに接着剤400が塗布されることで、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100とが、分離されることなく固着一体化される。
これにより、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着は、確実に行われる。また、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着が行われるときの接着工程の簡素化が図られる。
例えば、フレーム100に対し、マグネット20およびヨーク10が接着固定されるために、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100とを固着させるための接着用孔113(図2)がフレーム100の上面部110に設けられ、フレーム100の上面部110の接着用孔113内に接着剤が塗布されて、マグネット20と、ヨーク10と、フレ
ーム100との接着が行われるという接着工程は省略される。
フレーム100(図1,図2)に、マグネット20およびヨーク10が装備されるときに、まず、第一壁面部11の内側面部11f(図3,図4)に、略板状のマグネット20(図4)の第一面部21が当接されて、略U字状のヨーク10の内側空間10sに略板状のマグネット20が位置する状態で、略板状のマグネット20と、略U字状ヨーク10の第一壁面部11とが、フレーム100の略矩形部屋状の部品組付け部180に備えられる。
そののちに、第一壁面部11にマグネット20が当接された状態にて、ヨーク10のスリット16内に、接着剤400(図4)が塗布される。また、これと同時に、フレーム100の部品組付け部180の開口端部184と、この開口端部184に略合わせられたヨーク10の外側折曲げ部14とに接着剤400が塗布される。このようにして、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着が確実に行われる。
これにより、例えば、光ピックアップ装置1の設計/仕様などにより、フレーム100の上面部110の接着用孔113に接着剤が注入/塗布されるということは、省略可能となる。光ピックアップ装置1が組み立てられるときの接着剤の塗布工程を簡略化させることができる。従って、光ピックアップ装置1が組み立てられるときの製造工程が削減化される。この場合、接着剤の使用量が低減化されると共に、接着剤の塗布箇所が削減化され、接着工程の迅速化が図られる。接着剤の使用量の低減化と、接着剤の塗布箇所の削減化とにより、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着が行われるときの価格低減化が図られる。その結果、価格低減化が図られると共に確実な接着組立化が行われた光ピックアップ装置1を、光ピックアップ装置1の組込み等を行うディスク装置製造メーカ等に提供することができる。
なお、例えば、光ピックアップ装置1の設計/仕様などにより、フレーム100の上面部110の孔部113と、ヨーク10のスリット16と、ヨーク10の外側折曲げ部14とフレーム100の部品組付け部180の開口端部184とに接着剤が塗布されて、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点接着が行われたものも、使用可能とされる。
フレーム100の上面部110の孔部113から、マグネット20と、ヨーク10の第一壁面部11とが目視可能に位置する状態で、マグネット20を備えるヨーク10がフレーム100に装備されているので、フレーム100の孔部113に接着剤が流し込まれることで、マグネット20と、ヨーク10と、フレーム100との三点は、強固に接着される。
接着剤として、紫外線硬化型接着剤などの光硬化型接着剤が用いられた。
紫外線硬化型接着剤などの光硬化型接着剤が用いられて接着作業が行われることにより、マグネット20およびヨーク10は、迅速に精度よくフレーム100に装着固定される。紫外線硬化型接着剤は、塗布された接着剤に紫外線が照射されると硬化する。マグネット20およびヨーク10がフレーム100に装備されるときに、紫外線硬化型接着剤が用いられていれば、接着剤の固化は迅速に行われる。従って、接着剤が硬化する過程で、フレーム100に対し、マグネット20およびヨーク10に位置ずれが生じるということは回避される。マグネット20およびヨーク10は、紫外線硬化型接着剤により正確にフレーム100に装備される。
光硬化型接着剤の一種とされる紫外線硬化型接着剤として、例えば、米国EMI社製:
商品名「OPTOCAST」シリーズのもの等が挙げられる。具体的な紫外線硬化型接着剤としては、米国EMI社製:OPTOCAST3400,OPTOCAST3415等が挙げられる。OPTOCAST3400,OPTOCAST3415等の紫外線硬化型接着剤は、エポキシ系のものとされ、一液性の紫外線硬化型接着剤とされている。エポキシ系の紫外線硬化型接着剤は、低収縮性で高耐熱性のものとされ、耐薬品性、耐湿性に優れるものとされている。一液性の紫外線硬化型接着剤が用いられることにより、二液性の紫外線硬化型接着剤が使用されるときに行われる液と液との混合作業が不要となる。従って、接着剤の塗布工程は、迅速で効率的に行われる。
また、光硬化型接着剤の一種とされる紫外線硬化型接着剤として、例えば、米国NORLAND社製:光学UV接着剤NOA60,NOA88等が挙げられる。光学UV接着剤NOA60,NOA88等の紫外線硬化型接着剤は、アクリル系のものとされ、一液性の紫外線硬化型接着剤とされている。アクリル系の紫外線硬化型接着剤は、硬化時間が短く数秒単位で硬化可能なものとされている。「UV」とは、「ultraviolet 」を意味する。また、「ultraviolet radiation 」は、「紫外線」を意味する。紫外線硬化型接着剤は、UV硬化型接着剤などと呼ばれている。光ピックアップ装置の設計仕様などにより、例えば二液性の紫外線硬化型接着剤が用いられて接着工程が行われたものも使用可能とされる。二液性の紫外線硬化型接着剤として、例えば二液性エポキシ系の紫外線硬化型接着剤などが挙げられる。
本発明の光ピックアップ装置は、図示されたものに限定されるものではない。例えば、「HD DVD」(High Definition DVD )系の光ディスクに対応した光ピックアップ装置に、本発明のものを適用させたものも使用可能とされる。また、「Blu-ray Disc」系の光ディスクに対応した光ピックアップ装置に、本発明のものを適用させたものも使用可能とされる。本発明のものは、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能とされる。