JP4615036B2 - ショーケース - Google Patents
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Description
また、この引出し可能に構成した商品陳列棚を商品載置時に棚の後方を上方へ傾斜させて設置することにより、最も手前の商品を取り出すと、自重で傾斜に沿って前方へ移動するように構成した棚が公知である(例えば、特許文献2、特許文献3参照)。
ここで、多段式オープンショーケースを例に、そのショーケースの全体構成,および従来における引出し式商品陳列棚の構造を図3ないし図5に示す。
まず、図3において、1は断熱筐体としてなる前面開放形のケース本体、2は庫内の商品陳列室3を取り巻いてケース本体1の外箱と内箱との間に画成した冷気循環ダクト、4は冷却器(冷凍機のエバポレータ)、5は庫内ファン、6は冷凍機のコンデンシングユニットであり、商品陳列室2の庫内には上下段に並んで商品10を載置する引出し式商品陳列棚7が装備されている。
ここで、商品陳列棚7は各段ごとに庫内の左右両端に配した棚ブラケット8の間にまたがって次記のように可動棚板9が載置支持した構成になり、その詳細構造を以下に示す。
かかる構成で、常時は図4(a)に示すように可動棚板9が庫内の後方に押し込んだ位置に保持されている。一方、商品補充などに際して前方から可動棚板9を手前に引くと、図4(b)の矢印Pで表すように可動棚板9がスライドレール8aに沿って前方に水平状態で引き出される。
次に、図5は、引出し式商品陳列棚7の可動棚板9を傾斜させた状態で設置する構成を示すもので、図4(a)〜(c)に示すように、可動棚板の後部が持ち上がるように棚ブラケット81を後方に向けて高くなるように傾斜が一体に形成され、図5(a)に示すように可動棚板9を庫内の後方に押し込んだ際には可動棚板の後方が持ち上がった状態で前方に傾斜された位置で保持されている。一方、商品補充などに際して前方から可動棚板9を手前に引くと、図5(b)の矢印Pで表すように可動棚板9がスライドレール8aに沿って前方に水平状態で引き出される。
また、特許文献3に示す引出し式商品陳列棚は、前方に少許低く傾斜した状態で固定されている。
まず、特許文献3のように傾斜させるために専用のブラケットを有している構成においては、傾斜させた状態の引出し式商品陳列棚と水平状態の引出し式商品陳列棚とのそれぞれ棚位置が固定されてしまい、棚位置を変更することが困難であり、また、特許文献1の構成においても、水平状態で引出し式商品陳列棚は固定であり、棚角度を変更することはできない。
次に、特許文献2に示す構成においては、ネジ止めの位置を変えることにより、傾斜させた状態の引出し式商品陳列棚と水平にした状態の引出し式商品陳列棚とを変えることは可能であると考えられるが、ねじを締めたり、緩めたりする道具が必要で操作性に問題がある。
また、特許文献3に示す構成においては、引出し式商品陳列棚を引き出した状態でも棚は傾斜したままとなり、安全性にも問題があり、この点について、図5に示した傾斜棚は、完全に引き出した状態では水平状態になるものの、その引き出し過程において、傾斜したままであり、依然安全性に問題があることからその改善策が要望されている。
しかも、傾斜させた状態で設置された可動棚板を引き出す際には、補助ブラケットとの当接が外れた時点で水平となり、水平状態で可動棚板を引き出し可能であり、可動棚板の出し入れ操作がスムーズに行え、作業性に優れている。
まず、図1は水平状態で設置される引出し式商品陳列棚を示し、図2は傾斜した状態で設置される引出し式商品陳列棚を示す。
図1において、引出し式商品陳列棚7の棚ブラケット82の庫内奥行き方向の後端部分の内側には前面から見て下向きに開放する部分を有する略コ字形の取付片8cが一体に形成されており、該取付片82cには、蝶番12を介して、側面から見て断面楔形の補助ブラケット11が取り付けられる。
この補助ブラケット11は、前面から見て庫内奥行き方向に向かって、漸次、高くなっており、その傾斜角度は棚の大きさなどにより適宜定められるものであり、水平状態で可動棚板9を設置する場合には、補助ブラケット11は図示のように内側に倒れた状態で設置し、傾斜状態で可動棚板9を設置する場合には補助ブラケット11を直立させた状態で設置するものである。
なお、棚ブラケット82の取付片82cと補助ブラケット11とは、蝶番12を介して例えばねじ止めにより取り付けられている。
一方、図1(b)の矢印Pで表すように商品補充などに際してロックを外して前方から可動棚板9を引き出すとスライドレール8aに沿って前方へ水平状態で引き出される。
次に、図2は傾斜状態で配置される引出し式商品陳列棚の構成を示すもので、商品載置時には図2(a)〜(c)に示すように、補助ブラケット11を倒れた状態から蝶番12の作用により引き起こすことで補助ブラケット11が直立状態となり、図2(a)に示すように、可動棚板9はスライドレール8aに沿って庫内後方に押し込まれることになり、前方から補助ブラケット11に当接するまでは水平状態で移動し、可動棚板9の裏面と補助ブラケット11とが当接することにより、補助ブラケットの傾斜に沿って、可動棚板9の後方部分が持ち上がり、庫内後方に押し込んだ位置に保持され、図示しないロック機構により前方に飛び出さないようにロックされている。
なお、可動棚板の裏面側で、補助ブラケットと接する部分に樹脂を取り付け、可動棚板を滑りやすくしてもよく、また、補助ブラケット自体を樹脂で形成して可動棚板を滑りやすくしても良い。
また、本実施例においては、蝶番12を介して棚ブラケット8と補助ブラケット11とを取り付けているが、ヒンジ結合など回動可能であれば良い。
さらに、本実施例においては、補助ブラケット11は左右方向に回動自在であるが、上下方向に回動自在にしてもよく、この場合、前方の位置を支点とすればよい。
また、本実施例においては、冷蔵ショーケースを例として説明したが、例えば、棚の下面にヒータを取り付け、ホット商品を載置する棚にも適用可能であることは言うまでもない。
1a 背面パネル
7 引出し式商品陳列棚
8 棚ブラケット
81 棚ブラケット
82 棚ブラケット
8a スライドレール
8b 爪
82c 取付片
9 可動棚板
10 商品
11 補助ブラケット
12 蝶番
Claims (1)
- ケース本体の庫内に水平姿勢に係止支持した左右一対のスライドレール付き棚ブラケットと、左右の棚ブラケットの間にまたがりスライドレールに沿って前方へ引出し可能に案内支持した可動棚板とからなる商品陳列棚が設けられたショーケースにおいて、前記棚ブラケットの庫内奥行き方向の後方部分に断面楔形の補助ブラケットを前記棚ブラケット上部より突出可能に設け、前記可動棚板を前方に引き出した状態で前記補助ブラケットを前記棚ブラケット上に戴置するように位置し、前記可動棚板を庫内後方に押し込むと、突出した補助ブラケットの傾斜に沿って後方部分が持ち上がり、前記可動棚板は押し込んだ位置に傾斜保持されてロックされ、前記可動棚板を前方に引き出して前記補助ブラケットを前記棚ブラケット上部より突出しない位置に配置した状態では、前記可動棚板は前記補助ブラケットと干渉せずに庫内後方に押し込んだ位置に保持されロックされることを特徴とするショーケース。
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