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JP4617846B2 - 半導体発光装置、その製造方法、及び画像表示装置の製造方法 - Google Patents
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JP4617846B2 - 半導体発光装置、その製造方法、及び画像表示装置の製造方法 - Google Patents

半導体発光装置、その製造方法、及び画像表示装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、微細な半導体発光素子であっても、外部配線と容易に電気的接続が可能な半導体発光装置に関する。また、本発明に係る半導体発光装置の製造方法、及び本発明に係る半導体発光装置を配置した画像表示装置の製造方法に関する。
近年になって、コンピュータやテレビ受像装置などの画像表示装置において、液晶表示装置やプラズマディスプレイ装置、有機ELを用いた画像表示装置などが開発され、画像表示装置の軽量化や薄型化が著しい。これら画像表示装置として、半導体発光素子を発光素子として用いる発光ダイオードディスプレイも提案されている。
半導体発光素子を用いた画像表示装置は、青色、緑色、赤色を発光する半導体発光素子を一画素として基板上に配置し、アクティブマトリクス駆動やパッシブマトリクス駆動などの駆動方法を用いて各画素の発光を制御する。また、半導体発光素子を基板上に配置する方法としては、半導体発光素子に形成された電極を基板上の配線に直接接続するフリップチップボンディング法を用いることができるが、そのようにした場合、半導体発光素子が微細であるほど半導体発光素子と、基板に形成された配線との電気的接続が困難になる。
図7に、従来の半導体発光素子を配置した画像表示装置90の概略説明図を示す。半導体発光素子80は、n型半導体層81、活性層82、p型半導体層83が順次積層してなり、n型半導体層81の活性層82と接していない端面には図示しない負電極が形成されており、p型半導体層83の活性層82と接していない端面には正電極85が形成されている。
画像表示装置90は、基板91と、下層配線93と、透明電極92と、半導体発光素子80と、絶縁層94と、上層配線95とからなる。基板91は、透光性を有し、画像表示装置90の構成要素を保持できる程度の平坦さと剛性を有している板状の部材である。下層配線93は、基板91上に形成された金属配線層である。透明電極92は、透光性と導電性を有する材質で形成された電極層であり、下層配線93と接続されている。また、半導体発光素子80は、透明電極92の上部に配置されている。絶縁層94は、樹脂などの絶縁材料層であり、半導体発光素子80を基板91に固定している。上層配線95は、絶縁層94、および正電極層85の上部に形成された金属配線層である。
上記のように画像表示装置90を構成するには、上層配線95を正電極85に接続するために、絶縁層94の上部からビア96を形成して正電極85の上面を露出させる必要がある。このため、正電極85と上層配線95との位置あわせが必要であり、半導体発光素子80が微細になるほど、正電極85と上層配線95との接続が困難であった。
半導体発光素子を所定の配線が形成された基板に配置するための方法は従来いくつか提案されており、例えば、一導電型半導体層の電極と、逆導電型半導体層の電極とが同一面側に形成された半導体発光素子において、それぞれの電極にバンプを形成し、これら二つのバンプの上面を同一平面とする方法が提案されている。この方法によると、二つのバンプの上面を同一平面とすることにより、基板への実装を容易に行うことが可能であるとしている。
特開2002−118293号公報
上述したように、半導体発光素子に形成された電極を外部配線に直接配置する場合、半導体発光素子が微細になるほど、半導体発光素子に形成された電極と、外部配線との電気的接続が困難になる。特許文献1の方法は、一導電型半導体層の電極と、逆導電型半導体層の電極とが同一面側に形成された半導体発光素子を基板に実装する場合においては、従来よりも実装が容易となるが、半導体発光素子が微細になるほど基板への実装が困難になる問題を解決できていない。また、特許文献1の方法は、一導電型半導体層の電極と、逆導電型半導体層の電極とが同一面側に形成されていない半導体発光素子には適用できない。
したがって、本発明は、半導体発光素子を外部配線に直接接続する場合であっても、半導体発光素子と外部配線との電気的接続の信頼性を向上させることが可能な半導体発光装置を提供することを課題とする。また、本発明に係る半導体装置の製造方法、および本発明に係る半導体装置を配置した画像表示装置の製造方法を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体発光装置は、一導電型半導体層と活性層と逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体発光素子と、逆導電型半導体層上に形成され、逆導電型半導体層とオーミック接続可能な材料によって構成された電極と、半導体素子側面及び電極上を覆い、この電極に貫通するビアの設けられた絶縁層と、ビア内の電極及び絶縁層上に配設されてビアを埋め、その最表面の面積がビアの開口面積よりも大きいバンプと、を有することを特徴とする。このような構成とすることによって、半導体発光素子と配線との電気的接続の信頼性を向上させることが可能となる。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体発光装置の製造方法は、なくとも低温バッファ層と、一導電型半導体層と、活性層と、逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体成長層を形成する工程を有する。
また、半導体成長層の逆導電型半導体層上に、半導体成長層とオーミック接続可能な材料によって電極を形成する工程と、半導体成長層の上面と電極の上面とに、絶縁材料を被膜して絶縁層を形成する工程を有する。
また、絶縁層にビアを形成し、電極の上面を露出させる工程と、露出した電極の上面及び絶縁層上に、その最表面の面積がビアの開口面積よりも大きいバンプを形成する工程と、半導体成長層を素子分割する工程と、を有することを特徴とする。このような製造方法とすることで、量産性良く本発明に係る半導体発光装置を製造することが可能となる。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る画像表示装置の製造方法は、透光性且つ絶縁性を有する第1基板の下面に形成された熱硬化性樹脂からなる絶縁層の表面と、一導電型半導体層と活性層と逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体発光素子と、逆導電型半導体層上に形成され、逆導電型半導体層とオーミック接続可能な材料によって構成された電極と、逆導電型半導体層及び電極上を覆い、電極に貫通するビアの設けられた絶縁層と、ビア内の電極及び絶縁層上に配設されてビアを埋め、その最表面の面積がビアの開口面積よりも大きいバンプと、を備えた半導体発光装置の一導電型半導体層側の端面と、が同一平面になるように、絶縁層に半導体発光装置を埋め込む埋込工程を有する。
また、絶縁層の全面を硬化させる硬化工程と、絶縁層の一導電型半導体層が露出している表面に第1配線を形成する第1配線形成工程と、絶縁層の第1配線が形成された表面に透光性且つ絶縁性を有する第2基板を固着する基板固着工程と、第1基板と絶縁層を分離する分離工程を有する。
また、絶縁層の第2基板が固着されている面の反対側からバンプを突出させるパンプ突出工程と、絶縁層のバンプが突出している面に第2配線を形成する第2配線形成工程を有する。
このような製造方法とすることによって、量産性良く本発明に係る半導体発光装置を配置した画像表示装置を製造することが可能となる。
また、上記画像表示装置の製造方法において、前記埋込工程は、所定の板材の上に前記半導体発光装置を前記一導電型半導体層と前記板材とが対向するように画素ピッチに対応した間隔で設置する設置工程と、前記板材の前記半導体発光装置が配置された面を前記絶縁層に圧着することにより前記半導体発光装置を前記絶縁層に埋め込む圧着工程とを含むとすることができる。このようにすることによって、一度に複数の半導体発光装置を絶縁層に埋め込むことが可能となる。
また、上記画像表示装置の製造方法において、前記設置工程は、前記半導体発光装置が前記バンプを介して絶縁性接着剤により固着されたサファイア基板の下に前記板材を配置し、前記サファイア基板の前記半導体発光装置が固着されている面を下面として、前記サファイア基板の上面からレーザーを照射して、前記絶縁性接着剤を選択的に取り除くことにより、前記半導体発光装置を前記板材の上面に選択的に設置する工程を含むとすることができる。このようにすることによって、板材に設置された半導体発光装置同士の間隔を画素ピッチに対応させることが容易となる。
本発明に係る半導体発光装置によると、逆導電型半導体層の上面に電気接続構造体を形成することによって、基板に絶縁層を形成して半導体発光素子を固定する場合であっても、絶縁層にビアを形成して位置合わせを行う必要がなくなる。したがって、外部配線と半導体発光素子との接続の信頼性を向上させることが可能となる。例えば、100マイクロメートル以下の微細な半導体発光素子であっても、外部配線と半導体発光素子との接続の信頼性を確保することが可能となる。
また、本発明に係る半導体発光装置の製造方法によると、半導体成長層の上面に絶縁材料を被膜し、絶縁材料からなる絶縁層にビアを形成して半導体成長層の上面を露出させて、露出した半導体成長層の上面にパンプを形成することで、量産性良く本発明に係る半導体発光装置を製造することが可能となる。
また、本発明に係る半導体発光装置の製造方法によると、半導体成長層の上面と電極の上面に絶縁材料を被膜し、絶縁材料からなる絶縁層にビアを形成して電極の上面を露出させて、露出した電極の上面にバンプを形成することで、量産性良く本発明に係る半導体発光装置を製造することが可能となる。
また、本発明に係る画像表示装置の製造方法によると、絶縁層からバンプを突出させることにより、配線の配列が容易となり、量産性良く本発明に係る半導体発光装置を配置した画像表示装置を製造することが可能となる。
以下に、図を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る半導体発光装置の実施形態を示す概略説明図である。半導体発光装置10は、n型半導体層11、活性層12、p型半導体層13が順次積層してなる半導体発光素子17と、正電極15を介してp型半導体層13の上面に形成されたバンプ16と、n型半導体層11の下面に形成された負電極14からなる。
本実施形態において、n型半導体層11はn型不純物を添加したGaN系半導体層であり、p型半導体層13はp型不純物を添加したGaN系半導体層である。また、活性層12は、InGaNを含む多重量子井戸活性層である。
バンプ16は、半導体発光素子17と外部配線とを接続するための電気接続構造体である。また、p型半導体層13とオーミック接続可能な電極材料で形成することにより、正電極15を形成することなく、p型半導体層13との良好な電気的接続を構成することが可能となる。例えば、Au、Pt、Al等の金属を用いることができる。また、正電極15を形成する場合は、Cu、Ti等の導電性に優れた他の金属を用いることができる。また、バンプ16の大きさを半導体素子17の大きさと同等もしくはそれ以上にすることにより、例えば100マイクロメートル以下の微細な半導体素子17であっても、半導体素子17と外部配線との電気的接続の信頼性を確保することが可能となる。また、バンプ16の形状としては、
正電極15は、p型半導体層13とオーミック接続可能な電極材料であれば限定されない。例えば、Au、Pt、Al等の金属を用いることができる。このように、正電極15を形成することにより、p型半導体層13とバンプ16との接触抵抗を低減させることが可能となる。また、バンプ16がp型半導体層13とオーミック接続可能な電極材料で形成されている場合は、p型半導体層13とバンプ16の間に正電極15を形成しなくとも良い。
負電極14は、n型半導体層11とオーミック接続可能な電極材料であれば限定されない。例えば、Ti、Al、Au等の金属を用いることができる。また、半導体発光素子17のn型半導体層11側の端面を光取り出し面とするため、負電極14は、配線との接続の信頼性を損なわない程度に小さくすることが望ましい。
以上に説明した半導体発光装置10を用いて画像表示装置20を構成した例を以下に示す。基板21上には、下層配線23および透明電極22が形成されている。さらに、下層配線23および透明電極22の上面には絶縁層24が形成されており、透明電極22の上面には半導体発光装置10が配置されている。半導体発光装置10に形成されたバンプ16は、絶縁層24の上面から突出しており、バンプ16および絶縁層24の上面には上層配線25が形成されている。
基板21は、下層配線23、透明電極22、半導体発光装置10、絶縁層24および上層配線25を表面上に保持できる程度の平坦さと剛性を有している板状の部材である。また、基板21は、半導体発光装置10が発光した光を透過することができる透明な材質によって形成されている。例えば、プラスチック基板やガラス基板などを用いることができる。
下層配線23は、基板21上に形成された金属配線であり、例えば、スパッタリング技術やメッキ技術などの公知の配線パターン技術を用いて基板21上に形成される。また、下層配線23は、各半導体発光装置10に共通の電位を与える共通電極として機能している。
透明電極22は、光を透過すると共に導電性を有する材料で形成された電極層であり、例えばITO(インジウム−スズ酸化物)などを用いることができる。
絶縁層24は、基板21上の全面わたって下層配線23および透明電極22上に形成された樹脂などの絶縁材料層であり、半導体発光装置10を取り囲んで固定保持している。
上層配線25は、絶縁層24およびバンプ16上に形成された金属配線であり、例えばスパッタリング技術やメッキ技術などの公知の配線パターン技術を用いて絶縁層24およびバンプ16上に形成される。また、上層配線25は、各半導体発光装置10に駆動のための電位を与える駆動電極として機能している。
上記画像表示装置20のように、発光装置として本発明に係る半導体発光装置10を用いることにより、バンプ16を絶縁層24の上面から突出させることができ、上層配線25と半導体発光装置17との電気的接続が容易となる。したがって、半導体発光装置10と上層配線25との電気的接続の信頼性を向上させることが可能となる。
次に、本発明に係る半導体発光装置の製造方法について説明する。
まず最初に、図3Aに示すように、サファイア基板31上に、GaNからなる低温バッファ層32、n型不純物を添加したGaN系半導体層であるn型半導体層33、InGaNを含む多重量子井戸構造の活性層34、n型不純物を添加したGaN系半導体層であるp型半導体層35を順次成長させて半導体成長層を形成した後、p型半導体層35とオーミック接続可能な正電極36をリフトオフ法によりp型半導体層35の上面に所定の間隔で形成する。なお、サファイア基板31の代わりにスピネル基板、SiC、GaN単結晶等を用いることもできるが、量産性と結晶性を満たすにはサファイア基板を用いることが望ましい。
次に、正電極36をマスクとしてエッチングを行いn型半導体層33を一部露出させた後、露出したp型半導体層35の上面および正電極36の上面に熱硬化性樹脂を塗布して絶縁層37を形成する。なお、正電極36を形成しない場合は、所定のレジスト膜をフォトレジスト法によりp型半導体層35の上面に形成してエッチングを行い、n型半導体層33の一部を露出させる。
次に、絶縁層37の上面に所定のレジスト膜をフォトレジスト法により形成した後、図3Bに示すように、絶縁層37にビア38をエッチングにより形成して正電極36の上面を露出させる。次に、図3Cに示すように、TiもしくはCuからなるシード層39を正電極36の上面およびビア38の表面にスパッタリングにより形成した後、CuからなるCuめっき層40をビア38の内部および上部と、絶縁層37の上部とにメッキ法により形成する。
Cuめっき層40の形成後、図3Dのように、Cuめっき層40の層上でフォトレジストをパターニングし、マスク層50を形成する。マスク層50の形成後、エッチングすることで、図3Eに示すようなシード層39とCuめっき40とからなるバンプ46を形成する。
次に、サファイア基板41にバンプ46の上面をポリイミドなどの樹脂からなる絶縁性接着剤42を用いて固着した後、図3Fに示すように絶縁性基板31の半導体成長層が形成されている面の反対側からレーザーを照射して、低温バッファ層32を取り除き、絶縁性基板31とn型半導体層33を分離する。次に、n型半導体層33、活性層34、p型半導体層35が順次積層してなる半導体成長層をダイシングして半導体発光装置とする。最後に、n型半導体層33とオーミック接続可能な負電極43をn型半導体層33の下面にリフトオフ法により形成する。
このうように、Cuめっき層40の形成後にフォトレジストをパターニングし、エッチングすることでビア38よりも大きいバンプ46、すなわちビア38のp電極と接触しない開口部よりも大きいバンプ46を形成することができる。このような2段階形状のバンプ46は、半導体と接続するビアの大きさと、最表面のバンプの大きさとを別々にデザインすることができる。
ビアを小さくすると、半導体発光装置とビアとの位置合わせでずれが生じても、半導体発光装置のp電極からはみ出し難くなり、p/n接合部にCu等の金属が接触し難くなる。したがって、p/n接合部に金属が接触して発生する半導体発光装置のショートを少なくすることができる。また、バンプを大きくすると、半導体発光装置のバンプ部分をドライエッチング等で頭だしを行う際、バンプによりプラズマが直接半導体発光装置に照射されるのを防ぐことができる。したがって、半導体発光装置の特性劣化を防ぐことができる。
このような2段階形状のバンプを形成することでビアとバンプとの大きさを別々にデザインすることができるため、半導体発光装置のショートと、プラズマの直接照射による特性劣化を防止することができる。
また、バンプ46は以下のような形成方法で形成されていてもよい。図3Cのように、Cuめっき層40を形成した後、CMP法によりCuめっきの一部を取り除くことで、図4のように、ビア38内のみにバンプ46が形成される。すなわち、ビア38の形状と略同じバンプ46を形成することができる。このように、CMP法によりマスキングせずに容易にバンプ46を形成することができる。また、CMP法によるバンプ46の形成は、サイドエッチングの影響により分解能が高く、より小さな半導体発光装置を形成することができる。そして、ビア38と略同じ形状のバンプ46を半導体発光装置に備えることにより、半導体発光装置を小さくすることができる。
以下に、本発明に係る半導体発光装置を配置した画像表示装置の製造方法について説明する。
まず最初に、図5Aに示すように、ポリイミドなどの樹脂からなる絶縁性接着材によりバンプの端面がサファイア基盤60に固着している複数の半導体発光装置62aをサファイア基板60から選択的に分離して、シリコン膜63が形成された発光装置埋め込み用板64の上に画素ピッチに対応した間隔で設置する。半導体発光装置62aの分離は、絶縁性基板60の半導体発光装置62aが固着している面の反対側からレーザーを照射して、絶縁性基板60と半導体発光装置62aとを固着している絶縁性接着剤を選択的に取り除くことにより行うことができる。このようにすることによって、発光装置埋め込み用板64に設置された半導体発光装置62a同士の間隔を画素ピッチに対応させることが容易となる。
次に、絶縁層65の一部を露光して、半導体発光装置62a、および半導体発光装置62aと共に配置されて画素を構成する半導体発光装置62b、62cの埋め込み箇所同士を隔てる隔壁71を形成した後、図5Bに示すように、下面に熱硬化性樹脂による絶縁層65が形成された第1ガラス板61の下面と、発光装置埋め込み用板64の半導体発光装置62aが設置されている面とを圧着させて、半導体発光装置62aを絶縁層65に埋め込む。このように、半導体発光装置62aを画素ピッチに対応した間隔で発光装置埋め込み用板64の上に設置した後、発光装置埋め込み用板64の半導体発光装置62aが設置された面を絶縁層65に圧着することによって、一度に複数の半導体発光装置62aを絶縁層65に埋め込むことが可能となる。
次に、図5Cに示すように、上記までの工程と同様にして、一画素を構成する他の発色の半導体発光装置62b、62cを絶縁層65に埋め込む。なお、隔壁71の形成は、半導体発光装置62aを絶縁層65に埋め込む前に一度行えば再び行わなくとも良い。
次に、図5Dに示すように、半導体発光装置62a、62b、62cを絶縁層65に完全に埋め込み、半導体発光装置62a、62b、62cの絶縁層65から露出している面と、絶縁層65の表面とを同一平面とする。次に、絶縁層65の全面に露光を行い、絶縁層65の全面を硬化させる。
次に、図5Eに示すように、絶縁層65の表面に所定の下層配線66をスパッタリング等の公知の配線パターン方法により形成した後、透明電極であるITO膜67を形成する。このITO膜67の形成方法としては、例えば、ITOパッド72を所定の位置に形成してインクジェット法によりITOインクを充填する方法がある。あるいは、スパッタリング法等の乾式成膜法により全面にITOの膜を形成した後、フォトレジストによりパターニング及びエッチングを行うなどの方法によりITO膜67を形成してもよい。
次に、図5Fに示すように、ITO膜67の表面に透光性の絶縁性接着材68により第2ガラス基板69を固着した後、第1ガラス板61の絶縁層65が形成されている面の反対側からレーザーを照射して、第1ガラス板61と絶縁層65を分離する。次に、絶縁層65の配線65が形成されていない表面にエッチングを行い、半導体発光装置62a、62b、62cが有するバンプを絶縁層65の表面から突出させる。
最後に、図5Gに示すように、絶縁層65の表面に所定の上層配線70をスパッタリング等の公知の配線パターン方法により形成する。以上のようにして製造された画像表示装置の上面図を図6に示す。なお、図6は、下層配線66を示すために絶縁層65を図示していない。
以上のように画像表示装置を製造することにより、本発明に係る半導体発光装置を用いた画像表示装置を量産性良く製造することが可能となる。
以上、本発明に係る半導体発光装置、その製造方法、および本発明に係る半導体発光装置を配置した画像表示装置の製造方法の実施形態について説明した。なお本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において各構成要素を適宜変更可能である。
本発明に係る半導体発光装置の実施形態を示す概略説明図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の概略説明図である。 同半導体発光装置の製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の図3Aから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の図3Bから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の図3Cから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の図3Dから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の図3Eから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置の別のバンプの形状を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Aから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Bから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Cから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Dから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Eから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の図4Fから続く製造工程を示す断面図である。 同半導体発光装置を配置した画像表示装置の上面図である。 従来の半導体発光素子を配置した画像表示装置の概略説明図である。
符号の説明
10、62a、62b、62c...半導体発光装置
11、33、81...n型窒化物半導体層
12、34、82...活性層
13、35、83...p型窒化物半導体層
14、43...負電極
15、36、85...正電極
16、46...バンプ
17、80...半導体発光素子
20、90...画像表示装置
21、69、91...基板
22、92...透明電極
23、66、93...下層電極
24、37、65、94...絶縁層
25、70、95...上層電極
31、41、60...サファイア基板
32...低温バッファ層
38、96...ビア
39...シード層
40...Cuめっき
42、68...絶縁性接着剤
61...ガラス板
63...シリコン層
64...発光装置埋め込み用板
67...ITO膜
71...隔壁
72...ITOパッド

Claims (6)

  1. 一導電型半導体層と活性層と逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体発光素子と、
    前記逆導電型半導体層上に形成され、前記逆導電型半導体層とオーミック接続可能な材料によって構成された電極と、
    前記半導体素子側面及び前記電極上を覆い、前記電極に貫通するビアの設けられた絶縁層と、
    前記ビア内の前記電極及び前記絶縁層上に配設されて前記ビアを埋め、その最表面の面積が前記ビアの開口面積よりも大きいバンプと、
    を備えた
    半導体発光装置。
  2. なくとも低温バッファ層と、前記一導電型半導体層と、前記活性層と、前記逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体成長層を形成する工程と、
    前記半導体成長層の前記逆導電型半導体層上に、前記半導体成長層とオーミック接続可能な材料によって電極を形成する工程と、
    前記半導体成長層の上面と前記電極の上面とに、絶縁材料を被膜して絶縁層を形成する工程と、
    前記絶縁層にビアを形成し、前記電極の上面を露出させる工程と、
    露出した前記電極の上面及び前記絶縁層上に、その最表面の面積が前記ビアの開口面積よりも大きいバンプを形成する工程と、
    前記半導体成長層を素子分割する工程と
    を有する半導体発光装置の製造方法。
  3. 前記バンプは、前記電極の上面を露出させた後、導電材料のめっきによりめっき層を形成し、前記めっき層の上面にめっき層をマスクする所定の形状のマスク層をパターニングし、前記マスク層によりマスクされていない箇所をエッチングすることにより、その最表面の面積が前記ビアの開口面積よりも大きいバンプを形成する請求項2記載の半導体発光装置の製造方法。
  4. 透光性且つ絶縁性を有する第1基板の下面に形成された熱硬化性樹脂からなる絶縁層の表面と、一導電型半導体層と活性層と逆導電型半導体層とを順次積層させてなる半導体発光素子と、前記逆導電型半導体層上に形成され、前記逆導電型半導体層とオーミック接続可能な材料によって構成された電極と、前記逆導電型半導体層及び前記電極上を覆い、前記電極に貫通するビアの設けられた絶縁層と、前記ビア内の前記電極及び前記絶縁層上に配設されて前記ビアを埋め、その最表面の面積が前記ビアの開口面積よりも大きいバンプと、を備えた半導体発光装置の前記一導電型半導体層側の端面と、が同一平面になるように、前記絶縁層に前記半導体発光装置を埋め込む埋込工程と、
    前記絶縁層の全面を硬化させる硬化工程と、
    前記絶縁層の前記一導電型半導体層が露出している表面に第1配線を形成する第1配線形成工程と、
    前記絶縁層の前記第1配線が形成された表面に透光性且つ絶縁性を有する第2基板を固着する基板固着工程と、
    前記第1基板と前記絶縁層を分離する分離工程と、
    前記絶縁層の前記第2基板が固着されている面の反対側から前記バンプを突出させるパンプ突出工程と、
    前記絶縁層の前記バンプが突出している面に第2配線を形成する第2配線形成工程とを有する画像表示装置の製造方法。
  5. 前記埋込工程は、所定の板材の上に前記半導体発光装置を前記一導電型半導体層と前記板材とが対向して画素ピッチに対応した間隔で設置する設置工程と、
    前記板材の前記半導体発光装置が配置された面を前記絶縁層に圧着することにより前記半導体発光装置を前記絶縁層に埋め込む圧着工程と
    を含む請求項記載の画像表示装置の製造方法。
  6. 前記設置工程は、前記半導体発光装置が前記バンプを介して絶縁性接着剤により固着されたサファイア基板の下に前記板材を配置し、前記サファイア基板の前記半導体発光装置が固着されている面を下面として、前記サファイア基板の上面からレーザーを照射して、前記絶縁性接着剤を選択的に取り除くことにより、前記半導体発光装置を選択的に前記板材の上面に設置する工程を含む請求項記載の画像表示装置の製造方法。
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