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JP4620906B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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JP4620906B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシート上の画像情報を読取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光学系を固定させた状態で原稿等のシートを搬送させつつ、シート上の画像の読取りを行なう、いわゆるADFタイプの画像読取装置がある。図4は従来の画像読取装置の全体説明図である。図4に示すように、この画像読取装置は搬送部511と筐体部512とを有する。
【0003】
筐体部512は、光学系として、画像を読取る素子としてのCCD518、シートを照明するためのランプ513、光軸を折り曲げるための第1移動ミラー514、第2移動ミラー515、第3移動ミラー516、読取る画像をCCD518に結像させるためのレンズ517を有する。
【0004】
搬送部511は、シートを載置する原稿トレイ502、シートを給送するピックアップローラ503を有し、その搬送方向下流にはシートを給送し1枚のみを分離する分離手段として、パッド504、分離ローラ505を、またその下流にシートを搬送する搬送部として、レジローラ対506、507を有する。さらに下流には筐体部512の読取台501の上にシートを当接させながら搬送するプラテンローラ508を有し、その下流にシートを排出する排出ローラ対509、510を有する。
【0005】
尚、ピックアップローラ503は分離ローラ505の軸を揺動中心として揺動可能で、シートと接する。また各ローラは、ギア列やタイミングベルトにより駆動伝達される。ここで、ピックアップローラ503及び分離ローラ505は、駆動モータの正転時に搬送方向に駆動が伝わるように駆動モータからワンウェイクラッチを介して駆動伝達され、レジローラ対507、プラテンローラ508及び排出ローラ対509は、駆動モータの逆転時にシートの搬送方向に駆動が伝わるように駆動モータからワンウェイクラッチを介して駆動伝達される。
【0006】
画像読取装置の動作時には、シートを原稿トレイ502の上に画像面を下にしてセットし、動作を開始させると、駆動モータが正転してピックアップローラ503をシート搬送方向に搬送するように回転させ、パッド504と分離ローラ505との間の分離部へとシートを搬送する。分離部においてシートを一枚に分離した後、駆動していないレジローラ対506、507にシートを突き当て斜行を矯正し、所定のループ量を得て搬送を一旦停止する。
【0007】
ここで、駆動モータが逆転してレジローラ507、プラテンローラ508等を回転させ、シートをプラテンローラ508へ搬送する。画像読取装置は、シートを読取台501に密着させた状態で、ランプ513により露光を行い、CCD518により画像の読取りを行なう。
【0008】
プラテンローラ508をシートが通過すると、画像の読取りは終了し、シートは排出ローラ対509、510により排出トレイ519上に排出される。すると、駆動モータが再び正転して、次のシートを給送し、前述のように読取りが行なわれ、シートが原稿トレイ502上になくなるまで続けられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前述のように、画像の読取りをしていない時もプラテンローラ508が回転する構成だと、プラテンローラ508が読取台501に当接した状態で回転するため、プラテンローラ508が汚れたり、プラテンローラ508と読取台501が磨耗する等してプラテンローラ508の搬送力が低下する問題があった。また、読取台501表面に細かな摩擦傷が発生し、露光時に画像が不明瞭になったり、画像に傷となって表れる問題がある。更に、プラテンローラ508が読取台501に当接した状態でプラテンローラ508が回転し摩擦が生じると、摩擦抵抗によりプラテンローラ508を回転させるための駆動力を大きくする必要が生じ、駆動モータの大型化等のコストアップとなっている。
【0010】
また、分離部とプラテンローラ508との間にレジローラ対506、507を設けているため、原稿トレイ502から、プラテンローラ508が読取台501と当接する読取部までの搬送距離が長くなり、装置の大型化やシートの給送から読取りまでの時間が長くなるという問題がある。
【0011】
特に、従来例のように1つの駆動モータの正逆転で分離部と搬送部との駆動の切換えを行っている場合、シートを排出トレイ519に排出するまで次のシートを給送することができない。このため1枚のシートを読取る際の搬送に要する時間が更に長くなってしまう。この問題は、レジローラ対506、507を廃止すると軽減することができ、コストも安くなるが、代わりにシートの先端の斜行の矯正ができないため、分離部で斜行したシートは斜行したまま読取部で読みとってしまうという別の問題が生じる。
【0012】
そこで本発明の目的は、画像情報を読取る読取部の耐久性を向上させることである。また、給送から読取りまでの時間の短縮を安価で簡単な構成により達成することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明の代表的な構成は、光学系により露光されるシートを支持する読取台と、前記シートを前記読取台の読取部に搬送する第1搬送手段と、前記シートを前記読取部から搬送する、前記読取台に前記シートを付勢して搬送する搬送回転体及び前記読取部で画像を読取られたシートを排出する排出ローラ対を含んだ第2搬送手段と、前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転するモータを制御する制御手段と、を有する画像読取装置において、前記読取台と前記搬送回転体とでニップ部が形成され、前記制御手段は、シートの画像の読取り前に、前記第1搬送手段を駆動させてシートを前記読取部の前記ニップ部に突き当てシートの斜行を矯正させ、画像を読取る間は、前記第1搬送手段を停止させ、シートの画像の読取り終了後次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体および前記排出ローラ対の回転を開始するまでの間に、前記第1搬送手段を駆動し、斜行の矯正の終了後、次シートがあるときは、画像を読取る間のみ、シートを搬送する方向に前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転させるように前記モータを制御し、シートの画像の読取り終了後、次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体および前記排出ローラ対の回転を開始するまで、画像の読取り終了後のシートを前記排出ローラ対で挟持させたまま停止させ、前記次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体を回転させるように前記モータを制御する際に前記排出ローラ対で挟持されたまま停止していた前記シートを前記排出ローラ対の回転によって排出させ、画像の読取り終了後、次シートがないときは、画像の読み取り終了後のシートを排出するまで前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転させるように前記モータを制御することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の画像読取装置として、光学系を固定させた状態で原稿等のシートを搬送させつつ、シート上の画像の読取りを行なう、いわゆるADFタイプのスキャナを例示して図を用いて説明する。
【0015】
図1は画像読取装置の全体概略図、図2は第1実施形態の駆動伝達部である。図1に示すように、画像読取装置は、搬送部11と筐体部12とを有する。
【0016】
(画像読取装置の構成)
筐体部12は、光学系として、画像を読取る素子としてのCCD18、シートを照明するためのランプ13、光軸を折り曲げるための第1移動ミラー14、第2移動ミラー15、第3移動ミラー16、読取る画像をCCD518に結像させるためのレンズ17を有する。
【0017】
搬送部11は、給送部として、シートを載置する原稿トレイ2、シートを給送するピックアップローラ3を有する。またその搬送方向下流にはシートを給送し1枚のみを分離する分離手段として、パッド4、分離ローラ5を有する。ここで、ピックアップローラ3及び分離ローラ5を第1搬送手段7とする。さらに下流には読取部として、筐体部12のガラスやプラスチック等で構成された読取台1と、読取台1にシートを当接させながら搬送する搬送回転体としてのプラテンローラ8を有する。さらにその下流の排出部として、排出トレイ19にシートを排出する排出ローラ9a、9bを有する。ここで、プラテンローラ8及び排出ローラ9aを第2搬送手段10とする。尚、ピックアップローラ3は分離ローラ5の軸を揺動中心として揺動可能で、シートと接する。また、ピックアップローラ3と分離ローラ5との間には、シートセットセンサ6があり原稿トレイ2上にシートがあるか否かを検知する。
【0018】
図2に示すように、制御手段20aは、シートセットセンサ6からの検知信号をもとに各ローラの駆動を行なう。各ローラの駆動は、各駆動モータから各ギア列やタイミングベルトを介して行なう。第1搬送手段7を駆動する第1駆動手段としての第1駆動モータ21からの駆動力は、第1駆動モータ21と同軸に配設されたギア22を回転させ、分離ローラ5と同軸に配設された分離ローラギア23に伝達されることにより分離ローラ5を駆動する。また分離ローラギア23に伝達された駆動力は、分離ローラギア23と同軸に配設された分離ローラプーリ24に掛けられたタイミングベルト26を介して、ピックアップローラ3と同軸に配設されたピックアップローラプーリ25へ伝達されることにより、ピックアップローラ3を駆動する。
【0019】
また、第2搬送手段10を駆動する第2駆動手段としての第2駆動モータ31からの駆動力は、第2駆動モータ31と同軸に配設されたギア32を回転させ、プラテンローラ8と同軸に配設されたプラテンローラギア33に伝達されることによりプラテンローラ8を駆動する。またプラテンローラギア33に伝達された駆動力は、プラテンローラ8と同軸に配設されたプラテンローラプーリ34に掛けられたタイミングベルト36を介して、排出ローラ9aと同軸に配設された排出ローラプーリ35へ伝達されることにより排出ローラ9aを駆動する。
【0020】
(画像読取装置の動作)
シートを原稿トレイ2の上に画像面を下にしてセットすると、シートセットセンサ6が原稿トレイ2上のシートを検知する。ここで読取り動作を開始させると、制御手段20aは、第1駆動モータ21を駆動させ、ピックアップローラ3をシート搬送方向に搬送するように回転させ、パッド4と分離ローラ5との間の分離部へとシートを搬送する。分離部においてシートを一枚に分離した後、駆動していないプラテンローラ8と読取台1との間のニップ部にシートを突き当て、斜行を矯正し、所定のループ量を得て第1搬送手段7での搬送を一旦停止する。
【0021】
次に制御手段20aは、第2駆動モータ31を駆動させプラテンローラ8を回転させる。画像読取装置は、シートを読取台1に密着させた状態で、ランプ13により露光を行い、CCD518により画像の読取りを行なう。制御手段20aは、プラテンローラ8をシートが通過すると不図示のシート通過センサにより通過を検知する信号を受け、画像の読取りは終了したと判断し第2駆動モータ31を停止させるためプラテンローラ8の回転は停止し、1枚目のシートは排出ローラ9a、9bに挟まれた状態で停止する。
【0022】
制御手段20aは、再び第1駆動モータ21を駆動させ、2枚目のシートを給送し、前述と同様に駆動していないプラテンローラ8と読取台1との間の読取部にシートを突き当て、斜行を矯正し、所定のループ量を得て搬送を一旦停止させる。ここで、再び第2駆動モータ31を駆動させ、プラテンローラ8を回転させ、画像読取装置が2枚目のシートの読取りを行なうときに、排出ローラ9a、9bに挟まれた1枚目のシートを排出トレイ19上に排出させる。
【0023】
前述の動作を繰り返し、原稿トレイ2上に積載された最後のシートが読取られると、原稿トレイ2上にはシートが無くなるので、シートセットセンサ6にシートが検知されなくなる。すると制御手段20aは、その検知信号をもとに読取り終了後も第2駆動モータ31の駆動を継続し、排出ローラ9a、9bにより最後のシートを排出トレイ19上に排出する。
【0024】
第1実施形態では、以上のように構成したため、次シートがあるときにおいては、画像の読み取りをしていない時もプラテンローラ8が読取台1に当接した状態で回転し、プラテンローラ8が汚れたり、プラテンローラ8と読取台1が磨耗する等してプラテンローラ8の搬送力が低下することもない。また、読取台1の表面に細かな摩擦傷が発生し、露光時に画像が不明瞭になったり、画像に傷となって表れることもない。このように読取部の耐久性を向上させることができる。
【0025】
また、プラテンローラ8が読取台1に当接した状態でプラテンローラ8が回転し摩擦が生じることがないため、摩擦抵抗によりプラテンローラ8を回転させるための駆動力を大きくする必要が生じることがなく、駆動モータの大型化やコストアップを防ぐことができる。
【0026】
また、分離部とプラテンローラ8との間にレジローラ対506、507を設けていないため、原稿トレイ2から、プラテンローラ8が読取台1と当接する読取部間での搬送距離を短くすることができ、装置の大型化やシートの給送から読取りまでの時間を短縮することができる。また部品点数を減らすことができるため、安価で簡単な構成となる。
【0027】
また、シートを連続して給送する場合には、読取り後のシートを一旦排出ローラ9a、9bで挟持し、次のシートの読取りと同時に排出する構成としたため、従来のようにシートを排出トレイに排出するまで次のシートを給送することができないといった問題もない。
【0028】
以上のように、第1実施形態では、制御手段20aを読取部のニップ部にシートを突き当てシートの斜行を矯正させた後、画像を読取る間のみプラテンローラ8を回転させることを特徴とした。
【0029】
ここで、連続してシートを給送する場合には、プラテンローラ8を回転させ、画像の読取り終了後、次の画像の読取りを行なうまでプラテンローラ8の回転を停止させることを特徴とした。
【0030】
更に、その際の駆動機構としては、第1搬送手段7と、第1駆動モータ21と、第2搬送手段10と、第2駆動モータ31とを有する構成とし、制御手段20aにより第1駆動モータ21と第2駆動モータ31とを交互に駆動させることによりシートの搬送を行なうことを特徴とした。
【0031】
以上のように構成したため、、プラテンローラ8が画像読取装置の読取台1と当接した状態で回転することがなく、画像情報を読取る読取部の耐久性を向上させることができる。更に、読取部のニップ部にシートを突き当てることでシートの斜行を矯正するレジローラ対506、507を更に設ける必要がないため、給送から読取りまでの時間の短縮を安価で簡単な構成により達成することができる。
【0032】
(第2実施形態)
本発明の画像読取装置として、図を用いて説明する。図3は第2実施形態の駆動伝達部である。第2実施形態においては、第1実施形態と同様の構成を示すものは、同様の符号を付して説明を省略する。
【0033】
(画像読取装置の構成)
図3に示すように、制御手段20bは、シートセットセンサ6からの検知信号をもとに各ローラの駆動を行なう。各ローラの駆動は、駆動モータ41から各ギア列やタイミングベルトを介して行なう。駆動モータ41の軸の駆動方向は正転駆動及び逆転駆動が可能で、正転駆動時には第1搬送手段7を駆動させ、逆転駆動時には第2搬送手段10を駆動させる。
【0034】
駆動モータ41の駆動力は、駆動モータ41と同軸に配設されたギア22を回転させることにより、分離ローラ5と同軸に配設された分離ローラギア23と、プラテンローラ8と同軸に配設されたプラテンローラギア33と噛み合うアイドラギア38とに伝達される。
【0035】
駆動モータ41の駆動が正転駆動の場合、駆動モータ41の駆動力は、分離ローラギア23と同軸に配設されたワンウェイクラッチ27が分離ローラギア23と噛み合うことにより分離ローラ5に伝達され、分離ローラ5を駆動する。また分離ローラギア23に伝達された駆動力は、分離ローラギア23と同軸に配設された分離ローラプーリ24に掛けられたタイミングベルト26を介して、ピックアップローラ3と同軸に配設されたピックアップローラプーリ25へ伝達されることにより、ピックアップローラ3を駆動する。
【0036】
駆動モータ41の駆動が逆転駆動の場合、駆動モータ41の駆動力は、プラテンローラ8と同軸に配設されたワンウェイクラッチ37がプラテンローラギア33と噛み合うことによりプラテンローラ8に伝達され、プラテンローラ8を駆動する。またプラテンローラギア33に伝達された駆動力は、プラテンローラ8と同軸に配設されたプラテンローラプーリ34に掛けられたタイミングベルト36を介して、排出ローラ9aと同軸に配設された排出ローラプーリ35へ伝達されることにより排出ローラ9aを駆動する。
【0037】
(画像読取装置の動作)
シートを原稿トレイ2の上に画像面を下にしてセットすると、シートセットセンサ6が原稿トレイ2上のシートを検知する。ここで読取り動作を開始させると、駆動モータ41が正転駆動してピックアップローラ3をシート搬送方向に搬送するように回転させ、パッド4と分離ローラ5との間の分離部へとシートを搬送する。分離部においてシートを一枚に分離した後、駆動していないプラテンローラ8と読取台1との間の読取部のニップ部にシートを突き当て、斜行を矯正し、所定のループ量を得て搬送を一旦停止する。
【0038】
ここで、駆動モータ41が逆転駆動してプラテンローラ8を回転させる。画像読取装置は、シートを読取台1に密着させた状態で、ランプ13により露光を行い、CCD518により画像の読取りを行なう。プラテンローラ8をシートが通過すると不図示のシート通過センサにより通過を検知し、画像の読取りは終了したと制御手段20bが判断し駆動モータ41を停止させるため、1枚目のシートは排出ローラ9a、9bに挟まれた状態で停止する。
【0039】
再び駆動モータ41が正転駆動して2枚目のシートを給送し、前述と同様に駆動していないプラテンローラ8と読取台1との間の読取部のニップ部にシートを突き当て、斜行を矯正し、所定のループ量を得て搬送を一旦停止する。ここで、再び駆動モータ41を逆転駆動させ、これによりプラテンローラ8が回転し、画像読取装置が2枚目のシートの読取りを行なうときに、排出ローラ9a、9bに挟まれた1枚目のシートを排出トレイ19上に排出させる。
【0040】
前述の動作を繰り返し、原稿トレイ2上に積載された最後のシートが読取られると、原稿トレイ2上にはシートが無くなるので、シートセットセンサ6にシートが検知されなくなる。すると制御手段20bは、その検知信号をもとに読取り終了後も駆動モータ41の逆転駆動を継続し、排出ローラ9a、9bにより最後のシートを排出トレイ19上に排出する。
【0041】
以上のように、第2実施形態の駆動機構は、第1搬送手段7と、第2搬送手段10と、駆動モータ41とを有する構成とし、制御手段20bにより駆動モータ41の正転駆動及び逆転駆動を交互に行なうことによりシートの搬送を行なうことを特徴とした。
【0042】
以上の構成にしたため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、1つの駆動モータ41により第1搬送手段7及び第2搬送手段10を駆動する構成としたため、部品点数が減り、装置の小型化ができる。
【0043】
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、画像読取装置としてスキャナを例示して説明したが、これに限るものではなく、ファクシミリ装置の画像の読取部や、複写機の画像の読取部等に適用すれば、分離部から読取部の距離を短くすることができ、シートを給送してから読取りまでの時間を短縮することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御手段を読取部のニップ部にシートを突き当て前記シートの斜行を矯正させた後、画像を読取る間のみ搬送回転体を回転させることを特徴としたため、次シートがあるときにおいては、搬送回転体が画像読取装置の読取台と当接した状態で回転することがなく、画像情報を読取る読取部の耐久性を向上させることができる。また、第1搬送手段の駆動によって読取部のニップ部にシートを突き当てることでシートの斜行を矯正することとし、斜行を矯正する手段を更に設ける必要がない。更に排出ローラ対と搬送回転体とを同一のモータによって駆動することとし、画像の読取りが連続するときは、搬送回転体の回転によってシートを読取部に搬送する動作と、排出ローラ対に挟持されていたシートを排出する動作を同時に行うことができる。このため、給送から読取りまでの時間の短縮を安価で簡単な構成により達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像読取装置の全体概略図である。
【図2】第1実施形態の駆動伝達部である。
【図3】第2実施形態の駆動伝達部である。
【図4】従来の画像読取装置の全体説明図である。
【符号の説明】
1 …読取台
2 …原稿トレイ
3 …ピックアップローラ
4 …パッド
5 …分離ローラ
6 …シートセットセンサ
7 …第1搬送手段
8 …プラテンローラ
9a …排出ローラ
9b …排出ローラ
10 …第2搬送手段
11 …搬送部
12 …筐体部
13 …ランプ
14 …第1移動ミラー
15 …第2移動ミラー
16 …第3移動ミラー
17 …レンズ
18 …CCD
19 …排出トレイ
20a …制御手段
20b …制御手段
21 …第1駆動モータ
22 …ギア
23 …分離ローラギア
24 …分離ローラプーリ
25 …ピックアップローラプーリ
26 …タイミングベルト
27 …ワンウェイクラッチ
31 …第2駆動モータ
32 …ギア
33 …プラテンローラギア
34 …プラテンローラプーリ
35 …排出ローラプーリ
36 …タイミングベルト
37 …ワンウェイクラッチ
38 …アイドラギア
41 …駆動モータ

Claims (3)

  1. 光学系により露光されるシートを支持する読取台と、前記シートを前記読取台の読取部に搬送する第1搬送手段と、前記シートを前記読取部から搬送する、前記読取台に前記シートを付勢して搬送する搬送回転体及び前記読取部で画像を読取られたシートを排出する排出ローラ対を含んだ第2搬送手段と、前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転するモータを制御する制御手段と、を有する画像読取装置において、
    前記読取台と前記搬送回転体とでニップ部が形成され、
    前記制御手段は、
    シートの画像の読取り前に、前記第1搬送手段を駆動させてシートを前記読取部の前記ニップ部に突き当てシートの斜行を矯正させ、画像を読取る間は、前記第1搬送手段を停止させ、シートの画像の読取り終了後次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体および前記排出ローラ対の回転を開始するまでの間に、前記第1搬送手段を駆動し、
    斜行の矯正の終了後、次シートがあるときは、画像を読取る間のみ、シートを搬送する方向に前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転させるように前記モータを制御し、シートの画像の読取り終了後、次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体および前記排出ローラ対の回転を開始するまで、画像の読取り終了後のシートを前記排出ローラ対で挟持させたまま停止させ、前記次シートの画像の読取りを行なうために前記搬送回転体を回転させるように前記モータを制御する際に前記排出ローラ対で挟持されたまま停止していた前記シートを前記排出ローラ対の回転によって排出させ、画像の読取り終了後、次シートがないときは、画像の読み取り終了後のシートを排出するまで前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転させるように前記モータを制御することを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置において
    前記第1搬送手段を駆動する第1駆動手段と
    前記第2搬送手段を駆動する、前記モータを含んだ第2駆動手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1駆動手段と前記第2駆動手段とを交互に駆動させることによりシートの搬送を行なうことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1記載の画像読取装置において
    前記モータは、正転駆動及び逆転駆動が可能で、正転駆動時に第1搬送手段を駆動させ、逆転駆動時に前記搬送回転体及び前記排出ローラ対を回転させ、
    前記制御手段は、前記モータの正転駆動及び逆転駆動を交互に行なうことによりシートの搬送を行なうことを特徴とする画像読取装置。
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