JP4624283B2 - 中継クライアント装置、中継サーバ装置及びストリーム配信システム - Google Patents
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Description
このような場合、マルチキャストルーティングプロトコルをサポートしていないネットワーク区間の手前で、マルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換し、途中のネットワーク区間をユニキャストでストリームを配信する方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ストリーム配信システムを構成している第1の転送装置は、送信者からマルチキャストパケット(マルチキャストストリーム)を受信すると、そのマルチキャストパケットをユニキャストパケット(ユニキャストストリーム)に変換する変換手段と、上記変換手段により変換されたユニキャストパケットを他のドメインに配置されている第2の転送装置に転送する転送手段とを備えている。
また、ストリーム配信システムを構成している第2の転送装置は、第1の転送装置からユニキャストパケットを受信すると、そのユニキャストパケットを元のマルチキャストパケットに復元する復元手段と、上記復元手段により復元されたマルチキャストパケットの送信者アドレスを第2の転送装置のアドレスに書き換える書換手段と、上記書換手段により書き換えられた送信者アドレスを有するマルチキャストパケットを所定の受信者に転送する転送手段とを備えている。
第2の転送装置は、第1の転送装置からユニキャストパケットを受信すると、そのユニキャストパケットを元のマルチキャストパケットに復元し、そのマルチキャストパケットの送信者アドレスを第2の転送装置のアドレスに書き換えて、そのマルチキャストパケットを所定の受信者に転送する。
これにより、第1の転送装置と第2の転送装置の間のネットワーク区間がマルチキャストルーティングプロトコルをサポートしていない場合でも、送信者から配信されたマルチキャストパケットを受信者に転送することができる。
例えば、ストリーム受信装置がストリームの切替タイミングを管理する方式を採用する場合、次のようにして、ストリームの切替処理を実施することが考えられる。
自ドメイン内のルータは、ストリーム受信装置からIGMP離脱メッセージを受信すると、転送システムAのマルチキャストグループの中に、上記ストリーム受信装置以外の受信装置が存在しているかを確認するために、IGMP問い合わせメッセージ(IGMP−Group Specific Query)を自ドメイン内に送信する。
自ドメイン内のルータは、ストリーム受信装置からIGMP参加メッセージを受信すると、転送システムBから転送されたストリームBをストリーム受信装置に転送する処理を開始する。
しかし、この方式を採用すると、ストリームBの転送が開始されてから、ストリームAの転送停止に至るまでに数秒程度の時間を要することになる。
この場合、ストリームAとストリームBの双方が重複して、自ドメインのネットワークを流れる期間が発生してしまうため、自ドメインのネットワークの負荷が過度になって、ストリーム伝送に悪影響を及ぼすことがある。
図1はこの発明の実施の形態1によるストリーム配信システムを示す構成図であり、図において、ストリーム配信装置1AはドメインAに配置されており、例えば、カメラ等によりリアルタイム撮像された映像・音声等のデータ、あるいは、記録媒体に蓄積されている映像・音声等のデータをメディアストリームとして配信する装置である。なお、ストリーム配信装置1Aは中継サーバ装置2A及びストリーム受信装置3AとIPローカルネットワークで接続されており、中継サーバ装置2Aにはメディアストリームをマルチキャストで配信し、ストリーム受信装置3Aにはメディアストリームをマルチキャスト又はIPユニキャストで配信する。
中継サーバ装置2AはドメインAに配置されており、ストリーム配信装置1Aから配信されたマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換して、そのユニキャストストリームを中継クライアント装置4に転送する。
ストリーム受信装置3AはドメインAに配置されており、ストリーム配信装置1Aから配信されたマルチキャストストリーム又はユニキャストストリームを受信して映像・音声等を再生する。
中継サーバ装置2BはドメインBに配置されており、ストリーム配信装置1Bから配信されたマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換して、そのユニキャストストリームを中継クライアント装置4に転送する。
ストリーム受信装置3BはドメインBに配置されており、ストリーム配信装置1Bから配信されたマルチキャストストリーム又はユニキャストストリームを受信して映像・音声等を再生する。
ストリーム受信装置5はドメインCに配置されており、中継クライアント装置4から送信されたマルチキャストストリームを受信して映像・音声等を再生する。
図1では、ドメインA,B,Cにストリーム受信装置3A,3B,5が一台ずつ配置されている例を示しているが、ドメインA,B,Cにストリーム受信装置3A,3B,5が二台以上配置されていてもよい。
ストリーム変換部12はマルチキャストストリーム受信部11により受信されたマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換する処理を実施する。なお、ストリーム変換部12はストリーム変換手段を構成している。
ユニキャストストリーム送信部13はストリーム変換部12により変換されたユニキャストストリームを中継クライアント装置4に転送する処理を実施する。なお、ユニキャストストリーム送信部13はユニキャストストリーム転送手段を構成している。
要求受信部14は中継クライアント装置4から送信されるユニキャスト配信開始要求又はユニキャスト配信停止要求を受信する処理を実施する。
ユニキャストストリーム選択部22はユニキャストストリーム受信部21により受信された複数のユニキャストストリームの中から配信対象のユニキャストストリームを順次選択して、そのユニキャストストリームをストリーム変換部23に出力するユニキャストストリームの切替処理を実施する。なお、ユニキャストストリーム選択部22はユニキャストストリーム切替手段を構成している。
マルチキャストストリーム送信部24はストリーム変換部23により変換されたマルチキャストストリームをストリーム受信装置5に送信する処理を実施する。なお、マルチキャストストリーム送信部24はマルチキャストストリーム送信手段を構成している。
メッセージ受信部25はストリーム受信装置5からIGMP離脱メッセージ(IGMP−Leave)又はIGMP参加メッセージ(IGMP−Join)を受信すると、そのIGMP離脱メッセージ又はIGMP参加メッセージをユニキャストストリーム受信部21、ユニキャストストリーム選択部22及び要求送信部26に出力する。
要求送信部26はメッセージ受信部25からIGMP参加メッセージを受けると、ユニキャスト配信開始要求を中継サーバ装置2A又中継サーバ装置2Bに送信し、メッセージ受信部25からIGMP離脱メッセージを受けると、ユニキャスト配信停止要求を中継サーバ装置2A,2Bに送信する。
ストリーム配信装置1A、中継サーバ装置2A及びストリーム受信装置3Aは、ドメインA内において、同一のマルチキャストグループAに参加している。
ストリーム配信装置1Aは、マルチキャストストリームをマルチキャストグループAに配信し、中継サーバ装置2A及びストリーム受信装置3Aは、マルチキャストグループAからマルチキャストストリームを受信する。
ストリーム配信装置1Bは、マルチキャストストリームをマルチキャストグループBに配信し、中継サーバ装置2B及びストリーム受信装置3Bは、マルチキャストグループBからマルチキャストストリームを受信する。
中継クライアント装置4は、マルチキャストストリームをマルチキャストグループCに送信し、ストリーム受信装置5は、マルチキャストグループCからマルチキャストストリームを受信する。
ドメインA,Bのストリーム配信装置1A,1Bがマルチキャストストリームの配信を開始して、ドメインCのストリーム受信装置5がマルチキャストストリームを受信するまでの手順を説明する。
図5はストリームの配信開始手順及び配信停止手順を示すシーケンスである。図5では説明の簡略化のため、ドメインAとドメインCの関係のみを示しているが、ドメインBとドメインCの関係も同様である。
ドメインCの中継クライアント装置4におけるメッセージ受信部25は、ドメインC内のローカルネットワークを流れるIGMP参加メッセージを常時監視しており、そのローカルネットワークを流れるIGMP参加メッセージを検出すると、そのIGMP参加メッセージを即座にユニキャストストリーム受信部21、ユニキャストストリーム選択部22及び要求送信部26に出力する。
この際、要求送信部26は、ストリーム配信装置1Aが参加しているマルチキャストグループAのマルチキャストアドレスもユニキャスト配信開始要求と一緒にドメインAの中継サーバ装置2Aに送信する。
中継サーバ装置2Aのマルチキャストストリーム受信部11は、要求受信部14がドメインCの中継クライアント装置4から送信されたユニキャスト配信開始要求及びマルチキャストグループAのマルチキャストアドレスを受信すると、ドメインAのマルチキャストグループAに参加して、ドメインAのストリーム配信装置1Aから配信されるマルチキャストストリームの受信を開始する。
ここでは、中継クライアント装置4からユニキャスト配信開始要求を受信したとき、ドメインAのマルチキャストグループAに参加するようにしているが、ユニキャスト配信開始要求を受信する前に予めドメインAのマルチキャストグループAに参加し、そのユニキャスト配信開始要求を受信するまでの期間中、マルチキャストストリーム受信部11がストリーム配信装置1Aから配信されるマルチキャストストリームを廃棄するようにしてもよい。
ストリームの変換方法としては、例えば、IPヘッダとしてマルチキャストアドレスが指定されているIPマルチキャストパケットに対して、新たに、その先頭に宛先としてユニキャストアドレスを示すIPヘッダを付与することにより、ユニキャストパケットに変換する方法が考えられる。この際、新たに付与するIPヘッダの宛先は、中継クライアント装置4のIPアドレスである。
ここでは、先頭に宛先としてIPヘッダを付与する変換方法を示しているが、これに限るものではなく、例えば、TCPヘッダやHTTPヘッダを付与することにより、TCPプロトコルやHTTPプロトコルによるカプセル化の方法等も考えられる。
図6は各装置のネットワークインタフェースに割り当てられているIPアドレスとマルチキャストグループを示す説明図である。
図6では、ストリーム配信装置1Aのストリーム送信インタフェースが[S1]、中継サーバ装置2Aのストリーム送信インタフェースが[T1]、ストリーム配信装置1Bのストリーム送信インタフェースが[S2]、中継サーバ装置2Bのストリーム送信インタフェースが[T2]、中継クライアント装置4のストリーム受信インタフェースが[T3]、中継クライアント装置4のストリーム送信インタフェースが[TS3]、ストリーム受信装置5のストリーム受信インタフェースが[R3]に割り当てられている。
また、マルチキャストグループAのマルチキャストアドレスが[M1]、マルチキャストグループBのマルチキャストアドレスが[M2]、マルチキャストグループCのマルチキャストアドレスが[M3]に割り当てられている。
マルチキャストパケットMP1は、IPヘッダ部、UDPヘッダ部及びペイロード部から構成されているパケットであり、ストリーム配信装置1Aのストリーム送信インタフェースS1からマルチキャストグループAに送信されるマルチキャストパケットである。
マルチキャストパケットMP1のIPヘッダ部には、送信元アドレスとして[S1]が格納され、宛先アドレスとして[M1]が格納されている。
中継サーバ装置2Aのストリーム変換部12は、マルチキャストパケットMP1の全体を変換後のIPパケットのペイロード部に格納し、新たなユニキャストパケットUP1を生成する。
即ち、ストリーム変換部12は、マルチキャストパケットMP1の先頭に新たにIPヘッダ部を付与してユニキャストパケットUP1を生成する。
この際、新たに付与するIPヘッダ部には、送信元アドレスとして[T1]を格納し、宛先アドレスとして[T3]を格納する。
これにより、中継サーバ装置2Aのストリーム送信インタフェースT1から中継クライアント装置4の受信インタフェースT3に配信されるユニキャストパケットが生成されることになる。
図7と異なる点は、新たにIPヘッダを付与するだけでなく、そのIPヘッドの後ろにTCPヘッダやHTTPヘッダを付与して、新たなユニキャストパケットUP2を生成することにより、HTTPによるユニキャスト配信が可能になる。このように、IPプロトコル上で、様々な上位プロトコルによる変換を行うこともできる。
なお、TCP等のコネクション型ストリームとして送信する場合は、中継クライアント装置4のユニキャストストリーム受信部21と適宜コネクションを確立する操作を実施する。
ここまでは、ドメインAのストリーム配信装置1Aがマルチキャストストリームの配信を開始して、ドメインCの中継クライアント装置4が中継サーバ装置2Aから転送されるユニキャストストリームを受信するまでの手順について示したが、ドメインCの中継クライアント装置4は、中継サーバ装置2Aからユニキャストストリームを受信する場合と同様に、ユニキャスト配信開始要求とマルチキャストグループBのマルチキャストアドレスをドメインBの中継サーバ装置2Bに送信することにより、ドメインBの中継サーバ装置2Bから転送されるユニキャストストリーム(ドメインBのストリーム配信装置1Bから配信されるマルチキャストストリームが変換されたユニキャストストリーム)を受信するようにする。
配信対象のユニキャストストリームの選択方法としては、一定時間毎に順番に切り替えて選択する方法や、入力ストリーム毎に予め設定された時間だけ経過すると、次のストリームに切り替える方法などが考えられる。
図9は一定時間毎に配信対象のユニキャストストリームを切り替えている例を示す説明図である。
U1は中継サーバ装置2Aから転送されたユニキャストストリーム、U2は中継サーバ装置2Bから転送されたユニキャストストリームであり、図9では、ユニキャストストリームの選択状況を時系列で示している。なお、時刻T0〜T5は、時刻T0を起点として、一定時間Tの間隔で並べた時刻である。
時刻T0〜T1の間はユニキャストストリームU1を選択し、時刻T1〜T2の間はユニキャストストリームU2を選択し、以下、同様に一定時間Tおきに交互に選択するようにしている。
図9の場合と同様に、ユニキャストストリームU1とユニキャストストリームU2を交互に選択しているが、図10の例では、ユニキャストストリームU1を継続して選択している選択継続時間TU1が、ユニキャストストリームU2を継続して選択している選択継続時間TU2より長くしている(TU1>TU2)。
なお、ストリーム毎に選択継続時間を変える方法も考えられる。選択方法としては、以上の方法に限定されるものではなく、ユニキャストストリーム選択部22内で決定される任意のアルゴリズムの選択方法を用いてもよい。
ユニキャストストリーム選択部22におけるユニキャストストリームの切替処理では、常にユニキャストストリーム受信部21が複数のユニキャストストリームの受信を同時並行して実施しているため、タイムラグがほぼ存在しない状態で、ユニキャストストリームの切り替えを行うことができる。
ストリームの変換方法としては、ユニキャストパケットに付与されたIPヘッダを削除して、IPペイロードの内容を新たなIPパケット(IPヘッダ+IPペイロード)とするなどの方法が考えられる。
ストリーム変換部23は、ユニキャストストリーム選択部22により図7のユニキャストパケットUP1が選択された場合、ユニキャストパケットUP1のIPペイロード部を取り出して、新たなIPパケットMP3とすることにより、送信元アドレスが[S1]、宛先アドレスが[M1]である元のマルチキャストパケットを復元する。
ただし、マルチキャストグループCに送信する必要があるため、送信先アドレスをマルチキャストグループCのマルチキャストアドレスM3に変更する。また、送信元アドレスを[S1]ではなく、中継クライアント装置4のストリーム送信インタフェースTS3に書き換えて、ストリームの送信元を中継クライアント装置4にしてもよい。
また、ストリーム変換部23は、ユニキャストストリーム選択部22により図8のユニキャストパケットUP2が選択された場合、ユニキャストパケットUP2のIPヘッダ部、TCPヘッダ部及びHTTPヘッダ部を除去して、HTTPペイロード部のみを新たなIPパケットとすれば、所望の変換が可能である。
これにより、ストリーム受信装置5は、ドメインA,Bのストリーム配信装置1A,1Bにより配信される複数のマルチキャストストリームを順番にタイムラグなく切り替えられながら受信して、映像や音声を再生する。
ドメインCの中継クライアント装置4におけるメッセージ受信部25は、ドメインC内のローカルネットワークを流れるIGMP離脱メッセージを常時監視しており、そのローカルネットワークを流れるIGMP離脱メッセージを検出すると、そのIGMP離脱メッセージを即座にユニキャストストリーム受信部21及び要求送信部26に出力する。
この際、要求送信部26は、ストリーム配信装置1Aが参加しているマルチキャストグループAのマルチキャストアドレスと、ストリーム配信装置1Bが参加しているマルチキャストグループBのマルチキャストアドレスも、ユニキャスト配信停止要求と一緒にドメインA,Bの中継サーバ装置2A,2Bに送信する。
中継サーバ装置2Aのマルチキャストストリーム受信部11は、要求受信部14がドメインCの中継クライアント装置4から送信されたユニキャスト配信停止要求及びマルチキャストグループAのマルチキャストアドレスを受信すると、ドメインAのマルチキャストグループAから離脱して、ドメインAのストリーム配信装置1Aから配信されるマルチキャストストリームの受信を停止する。
また、ドメインBの中継サーバ装置2Bにおけるマルチキャストストリーム受信部11は、要求受信部14がドメインCの中継クライアント装置4から送信されたユニキャスト配信停止要求及びマルチキャストグループBのマルチキャストアドレスを受信すると、ドメインBのマルチキャストグループBから離脱して、ドメインBのストリーム配信装置1Bから配信されるマルチキャストストリームの受信を停止する。
この場合、中継サーバ装置2Aから他の中継サーバ装置に切り替える直前に、図5と同様のユニキャスト配信開始要求を別の中継サーバ装置に送信してユニキャストストリームの配信を開始してから、ユニキャスト配信停止要求を中継サーバ装置2Aに送信してユニキャストストリームの配信を停止するようにする。
これにより、ドメイン間での冗長なユニキャストストリームの配信が抑えられる効果が得られる。
図12はこの発明の実施の形態2によるストリーム配信システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
ストリーム配信装置1A−1,1A−2はドメインAに配置されており、図1のストリーム配信装置1Aと同様に、例えば、カメラ等によりリアルタイム撮像された映像・音声等のデータ、あるいは、記録媒体に蓄積されている映像・音声等のデータをメディアストリームとして配信する装置である。なお、ストリーム配信装置1A−1,1A−2は中継サーバ装置6とIPローカルネットワークで接続されており、中継サーバ装置2Aにはメディアストリームをマルチキャストで配信する。
中継サーバ装置6AはドメインAに配置されており、ストリーム配信装置1A−1,1A−2から配信されたマルチキャストストリームの中から配信対象のマルチキャストストリームを切り替えるストリーム切替処理を実施し、切替後のマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換し、変換後のユニキャストストリームを中継クライアント装置4に転送する。
マルチキャストストリーム選択部15はマルチキャストストリーム受信部11により受信された複数のマルチキャストストリームの中から配信対象のマルチキャストストリームを順次選択して、そのマルチキャストストリームをストリーム変換部12に出力するマルチキャストストリームの切替処理を実施する。なお、マルチキャストストリーム選択部15はマルチキャストストリーム切替手段を構成している。
なお、マルチキャストストリームの選択方法は、中継クライアント装置4のユニキャストストリーム選択部22が使用する選択方法と同じ方法が考えられる。
上記実施の形態2では、中継サーバ装置6Aがストリーム配信装置1A−1,1A−2から配信されたマルチキャストストリームの中から配信対象のマルチキャストストリームを切り替えるストリーム切替処理を実施し、切替後のマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換し、変換後のユニキャストストリームを同一のドメインAに配置されている中継クライアント装置4Aに転送するものについて示したが、図15に示すように、中継クライアント装置4Aのユニキャストストリーム受信部21が中継サーバ装置6Aから転送されたユニキャストストリームとドメインBの中継サーバ装置2Bから転送されたユニキャストストリームを受信すると、中継クライアント装置4Aのユニキャストストリーム選択部22が複数のユニキャストストリームの中から配信対象のユニキャストストリームを切り替えるようにしてもよい。
上記実施の形態1〜3では、中継クライアント装置4,4Aや中継サーバ装置6Aが、複数のストリームの中から配信対象のストリームの切替タイミングを自立的にとるものについて示したが、例えば、中継クライアント装置4や中継サーバ装置6Aが同一のドメインに配置されているストリーム受信装置5,3Aの指示の下で、配信対象のユニキャストストリームを切り替えるようにしてもよい。
具体的には、以下の通りである。
図16では、図6の場合と異なり、ドメインC内のマルチキャストグループは、ドメインA又はドメインBと同じマルチキャストグループA又はマルチキャストグループBである。即ち、中継クライアント装置4により現在選択されているストリームに対応している方のマルチキャストグループになる。
図17の変換方法は、基本的には、図11の変換方法と同様であるが、変換後のパケットの宛先アドレスが、元のマルチキャストグループA又はマルチキャストグループBである。即ち、変換後のパケットの宛先アドレスが[M1]又は[M2]である。
ドメインCの中継クライアント装置4におけるメッセージ受信部25は、ドメインC内のローカルネットワークを流れるIGMP離脱メッセージを常時監視しており、そのローカルネットワークを流れるIGMP離脱メッセージを検出すると、そのIGMP離脱メッセージを即座にユニキャストストリーム選択部22に出力する。
ドメインCの中継クライアント装置4におけるメッセージ受信部25は、ドメインC内のローカルネットワークを流れるIGMP参加メッセージを常時監視しており、そのローカルネットワークを流れるIGMP参加メッセージを検出すると、そのIGMP参加メッセージを即座にユニキャストストリーム選択部22に出力する。
中継クライアント装置4のストリーム変換部23は、ユニキャストストリーム選択部22がユニキャストストリームを受けると、上記実施の形態1と同様にして、そのユニキャストストリームをマルチキャストストリームに変換する。
これにより、ストリーム受信装置5が受信するマルチキャストストリームが、ストリーム配信装置1Aのマルチキャストストリームからストリーム配信装置1Bのマルチキャストストリームに遅滞なく切り替えられるようになる。
したがって、この実施の形態4の場合も、上記実施の形態1と同様に、自ドメインのネットワーク負荷の増大を招くことなく、ストリーム切替時のタイムラグの発生を防止することができる他、ストリーム受信装置5側で所望のマルチキャストストリームを主体的に切り替えることができる効果を奏する。
図18はこの発明の実施の形態5によるストリーム配信システムを示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
中継クライアント装置7はドメインCに配置されており、図1の中継クライアント装置4と同様の機能を有する他に、選択後のユニキャストストリーム又は変換後のマルチキャストストリームを同一のドメインCに配置されている中継サーバ装置8に送信する機能を備えている。
中継サーバ装置8はドメインCに配置されており、中継クライアント装置7からマルチキャストストリームを受信すると、そのマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換して、そのユニキャストストリームをドメインDの中継クライアント装置9に送信し、中継クライアント装置7からユニキャストストリームを受信すると、そのユニキャストストリームをドメインDの中継クライアント装置9に送信する。
ストリーム受信装置3DはドメインDに配置されており、中継クライアント装置9から転送されたマルチキャストストリームを受信して映像・音声等を再生する。
マルチキャストストリーム送信部27は図3のマルチキャストストリーム送信部24と同様に、ストリーム変換部23により変換されたマルチキャストストリームをストリーム受信装置5に送信する他、そのマルチキャストストリームを中継サーバ装置8に送信する機能を備えている。
ユニキャストストリーム送信部28はユニキャストストリーム選択部22により選択されたユニキャストストリームを中継サーバ装置8に送信する。
ただし、マルチキャストストリーム送信部27がマルチキャストストリームを中継サーバ装置8に送信しているときは、ユニキャストストリーム送信部28はユニキャストストリームを中継サーバ装置8に送信せず、ユニキャストストリーム送信部28がユニキャストストリームを中継サーバ装置8に送信しているときは、マルチキャストストリーム送信部27はマルチキャストストリームを中継サーバ装置8に送信しない。
なお、マルチキャストストリーム送信部27及びユニキャストストリーム送信部28からマルチキャストストリーム送信手段が構成されている。
ユニキャストストリーム受信部16は中継クライアント装置7から送信されたユニキャストストリームをユニキャストストリーム送信部13に出力する。
なお、ユニキャストストリーム送信部13はストリーム変換部12又はユニキャストストリーム受信部16から出力されたユニキャストストリームをストリーム受信装置3Dに送信する。
中継クライアント装置7は、ドメインAの中継サーバ装置2Aからユニキャストストリームを受信し、ドメインBの中継サーバ装置2Bからユニキャストストリームを受信すると、図1の中継クライアント装置4と同様に、何れかのユニキャストストリームを選択して、その選択したユニキャストストリームをマルチキャストストリームに変換し、そのマルチキャストストリームをストリーム受信装置5に送信するが、選択後のユニキャストストリーム又は変換後のマルチキャストストリームを中継サーバ装置8にも送信する。
中継クライアント装置7のユニキャストストリーム送信部28は、予め、ユニキャストストリームを中継サーバ装置8に送信する設定がなされている場合、ユニキャストストリーム選択部22により選択されたユニキャストストリームを中継サーバ装置8に送信する。
また、中継サーバ装置8のユニキャストストリーム送信部13は、ユニキャストストリーム受信部16が中継クライアント装置7から送信されたユニキャストストリームを受信すると、そのユニキャストストリームをストリーム受信装置3Dに送信する。
また、上記実施の形態1〜4であれば、複数のドメインのストリーム受信装置が、同じストリーム配信装置の映像・音声を共有する場合には、中継サーバ装置と中継クライアント装置のユニキャストコネクションについては総当たりの組合せ分だけ必要となり、中継サーバ装置の数と中継クライアント装置の数の積に等しくなるため、配信装置・受信装置の増大につれてドメイン間通信が爆発的に増大するが、この実施の形態5では、ドメイン間のユニキャストコネクションの数については、配信対象となっているストリーム配信装置が属するドメインの中継サーバ装置の数と、受信対象となっているストリーム受信装置が属するドメインの中継クライアント装置との和より1少ない数だけで済むため、ドメイン間のストリームの本数が削減され、ネットワークの使用帯域を削減することが可能になる。
図21はこの発明の実施の形態6によるストリーム配信システムを示す構成図であり、図において、図18と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
中継サーバ装置10はドメインCに配置されており、図18の中継サーバ装置8と同様の機能を有する他、複数のストリーム配信装置1C−1,1C−2から配信されたマルチキャストストリームの中から配信対象のマルチキャストストリームを選択して、そのマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換する機能や、変換後のユニキャストストリーム又は中継クライアント装置7から送信されたユニキャストストリームを選択する機能を備えている。
ユニキャストストリーム選択部17はストリーム変換部12により変換されたユニキャストストリーム又はユニキャストストリーム受信部16により受信されたユニキャストストリームを選択し、その選択したユニキャストストリームをユニキャストストリーム送信部13に出力する。
中継サーバ装置10のユニキャストストリーム送信部13は、ユニキャストストリーム選択部17がいずれかのユニキャストストリームを選択すると、そのユニキャストストリームをドメインDの中継クライアント装置9に送信する。
これにより、この実施の形態6の場合でも、上記実施の形態5と同様の効果を奏することができる他、配信対象のストリームの選択の幅を広げることができる効果を奏する。
この場合、ストリームの選択手段が1つのみになり、より簡素化した構成にすることができる利点がある。
23 ストリーム変換部(ストリーム変換手段)、24 マルチキャストストリーム送信部(マルチキャストストリーム送信手段)、25 メッセージ受信部、26 要求送信部、27 マルチキャストストリーム送信部(マルチキャストストリーム送信手段)、28 ユニキャストストリーム送信部(マルチキャストストリーム送信手段)。
Claims (6)
- ストリーム配信装置から配信されたマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換して、上記ユニキャストストリームを転送する複数の中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信するユニキャストストリーム受信手段と、上記ユニキャストストリーム受信手段により受信された複数のユニキャストストリームの中から配信対象のユニキャストストリームを切り替えるユニキャストストリーム切替手段と、上記ユニキャストストリーム切替手段により切り替えられたユニキャストストリームをマルチキャストストリームに変換するストリーム変換手段と、上記ストリーム変換手段により変換されたマルチキャストストリームを同一のドメインに配置されているストリーム受信装置に送信するとともに、上記マルチキャストストリーム又は上記ユニキャストストリーム切替手段により切り替えられたユニキャストストリームを同一のドメインに配置されている中継サーバ装置に送信するマルチキャストストリーム送信手段とを備えた中継クライアント装置。
- ユニキャストストリーム受信手段は、他のドメインに配置されている中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信することを特徴とする請求項1記載の中継クライアント装置。
- ユニキャストストリーム受信手段は、同一のドメインに配置されている中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信することを特徴とする請求項1記載の中継クライアント装置。
- ユニキャストストリーム受信手段は、他のドメインに配置されている中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信するとともに、同一のドメインに配置されている中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信することを特徴とする請求項1記載の中継クライアント装置。
- ユニキャストストリーム選択手段は、同一のドメインに配置されているストリーム受信装置の指示の下で、配信対象のユニキャストストリームを切り替えることを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の中継クライアント装置。
- ストリーム配信装置から配信されたマルチキャストストリームをユニキャストストリームに変換して、上記ユニキャストストリームを転送する複数の中継サーバ装置と、上記複数の中継サーバ装置からユニキャストストリームを受信するユニキャストストリーム受信手段、上記ユニキャストストリーム受信手段により受信された複数のユニキャストストリームの中から配信対象のユニキャストストリームを切り替えるユニキャストストリーム切替手段、上記ユニキャストストリーム切替手段により切り替えられたユニキャストストリームをマルチキャストストリームに変換するストリーム変換手段、及び上記ストリーム変換手段により変換されたマルチキャストストリームを同一のドメインに配置されたストリーム受信装置に送信するとともに、上記マルチキャストストリーム又は上記ユニキャストストリーム切替手段により切り替えられたユニキャストストリームを同一のドメインに配置されている中継サーバ装置に送信するマルチキャストストリーム送信手段を有する中継クライアント装置とを備えたストリーム配信システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2006050740A JP4624283B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | 中継クライアント装置、中継サーバ装置及びストリーム配信システム |
Publications (2)
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