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JP4625359B2 - 動物用火葬車 - Google Patents
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Description

本発明は、動物、特に犬や猫などの愛玩動物を火葬可能な動物用火葬車に関するものである。
図11及び図12には、特開2002−168416号に開示された動物用火葬車を示した。この火葬車100の後部荷台には、コンテナ101の内部空間に燃焼室を備えた火葬炉102が設けられている。燃焼室の入出口には、開閉可能に蓋体103が組み付けられている。
火葬物である愛玩動物を火葬するには、コンテナ101の後方ドア101aを開放し、蓋体103を開放位置まで回動させて、入出口を開放し、燃焼室の内部に火葬物を搬入する。次に、蓋体103を閉止位置に回動させて、入出口を閉止し、火葬物を燃焼する。燃焼後には、再び蓋体103を開放位置に回動させて、入出口を開放し、遺骸・残灰を取り出す。
上記火葬車100においては、蓋体の回動軸104が、蓋体103の側面部分に鉛直方向に設けられている。このため、蓋体103を開放位置まで回転させると、蓋体103は入出口の側端部分に位置することになる。火葬物を入出口から燃焼室に搬入する場合には、火葬物を適当なトレイの上面に載置して、厳かな操作が要求される。つまり、愛玩動物は、火葬依頼者の家族も同然に生活していたことが多いことから、火葬の際にも、粗末に扱われることなく、丁寧な取り扱いが要求される。
ところで、愛玩動物については、相当な大きさとなるものがある。例えば、大型犬では、約20kg程度となるものがある。このような場合に、コンテナ101の開放口から奥まったところにある燃焼室の内部に火葬物を搬入することは、大変な重労働となる。
また、上記火葬車100では、燃焼室から排出される燃焼ガスは、コンテナ101の上壁に設けられた排気口105を介して外部に排出される。排気口105には、この排気口105を開放または閉止する開閉蓋106が設けられている。開閉蓋106は、図12に示すように、コンテナ101の上壁を貫通する軸体107を回動中心として回動可能に設けられている。しかし、コンテナ101の上壁を貫通させると、そこから雨漏り等のおそれがあることに加え、加工の手間も大きくなる。また、開閉蓋106の開閉操作を行うには、コンテナ101の上面に設けられた開閉ハンドルを操作する必要がある。コンテナ101が大型になると(例えば、1トントラック以上の大きさ)、コンテナ101の側面外方から開閉蓋106の開閉操作を行うことが困難となるため、脚立等を利用して、コンテナ101の上面に登る必要があり、操作性が悪くなってしまう。
特開2002−168416号公報
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作性が良好な動物用火葬車を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明に係る動物用火葬車は、車両に設けられたコンテナの内部空間に搭載された火葬炉と、この火葬炉の内部に設けられて火葬の対象である火葬物を燃焼させる燃焼室と、この燃焼室に対して前記火葬物の搬入及び搬出を行う入出口と、この入出口を閉止する閉止位置と入出口を開放する開放位置との間で前記火葬炉に対して回動可能に組み付けられると共にその回動軸が下端部分に備えられた蓋体と、前記燃焼室から排出される燃焼ガスを前記コンテナの外部に導出する排気口とを備えたものであって、前記蓋体の外壁面または前記コンテナの底面には、前記蓋体が前記開放位置に至ったときに、前記外壁面または前記底面に当接することで、前記蓋体の内壁面を前記燃焼室の底面とほぼ面一に支持する支持凸部が設けられていることを特徴とする。
「車両」とは、コンテナを運搬可能なものを意味しており、トラック等の自動車、或いは、自走機能を持たない車両を含むが、好ましくは自動車である。この場合に、軽トラック、一般のトラックが好適に利用される。
「コンテナ」とは、一定の内部空間を区画して、その内部空間に火葬炉を搭載可能なものを意味しており、その形状は問われない。車両とコンテナとを一体の空間としたワンボックスタイプのものを用いることもできるが、好適には、車両の運転席とコンテナとが分離したものが用いられる。
「火葬炉」とは、火葬物を燃焼させる燃焼室の他に、燃焼のための燃料(ガス、液体、電気を含む)を供給する機構、燃焼のための操作用機器などの付属物が含まれる。
「回動軸」とは、火葬炉と蓋体とが、例えば蝶番のように回動可能な機構によって結合されたときの蝶番部分を意味している。本発明では、回動軸は、蓋体の下端部分に設けられているので、蓋体はその上端部分が手前から下方に回動することで、入出口が開放される。
「支持凸部」は、蓋体の外壁面またはコンテナの底面のうちの少なくともいずれか一方に設けられている。例えば、(1)蓋体の外壁面に支持凸部を設けた場合には、蓋体が開放位置に至ると、支持凸部がコンテナの底面に当接する。また、(2)コンテナの底面に支持凸部を設けた場合には、蓋体が開放位置に至ると、支持凸部が蓋体の外壁面に当接する。また、(3)支持凸部を、蓋体の外壁面及びコンテナの底面の両側に設けておき、蓋体が開放位置に至ったときに、両支持凸部が当接する構成とすることもできる。上記(1)の構成とすると、火葬炉の構成のみを変更すればよいので、車両側への機構配置の手間が少なくて済む。特に、火葬炉の製造現場と、車両に対する改造現場とが異なる場合には、良好な構成となる。上記(2)の構成とすると、蓋体の外壁面には、支持凸部がないので、火葬炉をコンテナの開放口に対して、より近い場所に設置できる。このため、火葬炉の設置の際に操作性が良くなる。更に、より大型の火葬炉をコンテナ内に配置することが可能となる。上記(3)の構成とすると、蓋体の外壁面側の支持凸部を短くすることができるので、上記(2)と同様の効果が得られる。
「ほぼ面一」とは、実質的には、蓋体の内壁面が、燃焼室内への火葬物の搬入のための載置台として機能し得ることを意味している。このため、多少の位置ずれ、或いは多少の傾き等は、許容されるべきである。
本発明によれば、火葬物を燃焼室内に搬入するには、まず閉止位置にある蓋体を、下端部分に設けられた回動軸を中心として、前面手前側に倒すように回しつつ、入出口を開放する開放位置まで回動する。蓋体が開放位置に至ると、支持凸部が蓋体を支持し、蓋体の内壁面と燃焼室の底面とがほぼ面一となる。このため、この面を火葬物を燃焼室内に搬入する際の載置台として利用することができるので、円滑な搬入操作を行える。
第1の発明において、前記蓋体には、前記燃焼室を視認可能な覗き窓が設けられていると共に、前記支持凸部は、この覗き窓の左右について、一対に設けられている構成とすることが好ましい。覗き窓があることにより、燃焼室内部の状態を確認(例えば、火力、火葬物の燃焼状態などの確認)することが可能となる。加えて、支持凸部が覗き窓の左右一対に設けられているので、蓋体が開放位置にあるときには、左右で支持されるため、載置台として利用する際の安定性がより良好となる。
また、第1の発明において、前記排気口は、前記コンテナの上壁に設けられており、この排気口には排気口を開放する開放位置と排気口を閉止する閉止位置との間で回動可能に開閉蓋が備えられていると共に、この開閉蓋を開放または閉止する開閉ハンドルは、前記コンテナの側面外方から操作可能とされている構成とすることが好ましい。
「コンテナの側面外方」とは、コンテナの上壁に登ることなく、側面側から開閉ハンドルを操作可能であることを意味している。側面とは、必ずしも左右側面に限られず、コンテナの上壁に登らずに操作可能であれば、コンテナの前面または後面の外側であってもよい。
このようにすれば、操作者は、コンテナの上壁に登らずに、開閉蓋の開放または閉止操作を行うことができるので、操作性が良好となる。このことは、特に車両として、大型トラックを用いた場合に有効な構成となる。
また、第1の発明において、前記開閉ハンドルには、前記開閉蓋が開放位置及び閉止位置に至ったときにおいて、前記開閉蓋が意図せずに反対側の位置に回動するのを規制するロック機構が設けられている構成とすることが好ましい。
このようにすれば、例えば車両の運搬中に、誤って開閉蓋が閉止位置から開放位置に移動してしまう事態を回避できる。また、閉止位置とした開閉蓋が勝手に開放してしまい、火葬炉内に雨水等が浸入してしまう事態が回避される。また万一、開閉蓋を開放したままで車両を運搬したとしても、開閉蓋が勝手にあちらこちらに回動することがない。
第2の発明に係る動物用火葬車は、車両に設けられたコンテナの内部空間に搭載された火葬炉と、この火葬炉の内部に設けられて火葬の対象である火葬物を燃焼させる燃焼室と、この燃焼室に対して前記火葬物の搬入及び搬出を行う入出口と、この入出口を開閉可能な蓋体と、前記コンテナの上壁面に設けられ前記燃焼室から排出される燃焼ガスを前記コンテナの外部に導出する排気口と、この排気口を開放する開放位置と排気口を閉止する閉止位置との間で回動可能に設けられた開閉蓋とを備えたものであって、前記開閉蓋を開放または閉止する開閉ハンドルは、前記コンテナの側面外方から操作可能とされていることを特徴とする。
第2の発明によれば、操作者は、コンテナの上壁に登らずに、開閉蓋の開放または閉止操作を行うことができるので、操作性が良好となる。
なお、第2の発明においても、前記開閉ハンドルには、前記開閉蓋が開放位置及び閉止位置に至ったときにおいて、前記開閉蓋が意図せずに反対側の位置に回動するのを規制するロック機構が設けられている構成とすることが好ましい。
また、第1の発明または第2の発明において、開閉ハンドルが開放位置及び閉止位置にあるときに、その位置を示す構成とすることが好ましい。具体的には、(1)開閉ハンドルの位置(或いは、方向)が、開放位置と閉止位置とで異なるように構成する、(2)開閉ハンドルが開放位置に至ったときには、「開放」を示す文字・記号(例えば、「開」、「OPEN」、或いは燃焼を示す記号など)を示すようにし、閉止位置に至ったときには、「閉止」を示す文字・記号(例えば、「閉」、「CLOSE」、或いは運搬を示す記号など)を示す構成とする等が例示される。
そのようにすれば、開閉ハンドルの誤動作を防止し、円滑な操作が行われる。この構成は、特に車両として大型トラックのように、直接に排気口の開放・閉止を確認し難い場合に好適に用いられる。
本発明によれば、操作性が良好な動物用火葬車を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明するが、本発明の技術的範囲は、これらの実施形態によって限定されるものではなく、発明の要旨を変更することなく様々な形態で実施することができる。また、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶものである。
図1には、本実施形態の動物用火葬車1(以下、「火葬車1」という)において、車両5に設けられたコンテナ2の内部を示したものである。実際には、コンテナ2は略直方体状に6個の壁面を備えており、その内部空間4に火葬炉3が搭載されている。火葬炉3には、液体燃料を充填した燃料タンク6が設けられており、液体燃料が図示しないパイプからバーナ7、8に運ばれる。火葬炉3の下面には、コンテナ2の底面16との間に一定の距離を保つために、台部17が設けられている。火葬炉3が燃焼中には、相当程度の高温(例えば、900℃〜1200℃)となるので、コンテナ2の底面16に直接的に火葬炉3が接触するのを避けるためである。
火葬炉3の内部には、略直方体状の燃焼室9が設けられており、ここでは火葬の対象となる愛玩動物(本発明における火葬物に該当する)が燃焼される。燃焼室9には、火葬物の搬入及び搬出を行う入出口10が設けられている。入出口10は、ほぼ長方形状とされており、火葬車1の後面側に向かって開放される。この入出口10には、入出口10を開放または閉止する蓋体11が設けられている。蓋体11の下端部分には、左右一対の軸受12(本発明における回動軸に該当する)が設けられており、この軸受12によって、蓋体11は火葬炉3に対して回動可能に組み付けられている。蓋体11は、ほぼ鉛直方向に立った状態で入出口10を閉止する閉止位置と、ほぼ水平方向となって入出口10を開放する開放位置との間を、軸受12を回動軸として回動可能に組み付けられている。
蓋体11の中央やや下方よりの位置には、燃焼室9の内部を視認可能な覗き窓13が設けられている。この覗き窓13の左右には、ほぼ対称的な位置に、一対の支持凸部14が設けられている。支持凸部14は、蓋体11の外壁面15から外方に向かって突設されている。その突設高さは、蓋体11が開放位置に至ったときに、蓋体11の外壁面15とコンテナ2の底面16との間の距離と同等とされている。また、後述のように、蓋体11が開放位置に至ったときには、燃焼室9の底面39と蓋体11の内壁面37とは、ほぼ面一となるように設定されている。
蓋体11の上端中央には、蓋体11の開放または閉止操作の際に、保持可能なレバー18が設けられている。また、蓋体11の上端よりも上方位置には、左右一対の固定具19が設けられている。固定具19には、固定用レバー20が設けられている。固定用レバー20の下端付近からは、蓋体11に当接する固定突起21が突設されている。
固定用レバー20は、上下方向に回動可能に組み付けられている。固定用レバー20が、下端に位置したときには、固定突起21が蓋体11の外壁面15に当接することで、蓋体11を閉止位置に固定する。一方、固定用レバー20が、上方に回動されたときには、固定突起21の蓋体11に対する固定は解除され、蓋体11を下方(閉止位置から開放位置に)または上方(開放位置から閉止位置に)に回動することができる。
この他に、火葬炉3の側壁には、上下一対の熱電対22が設けられており、燃焼室9の内部温度を計測し、制御ボックス23に伝達するようになっている。また、火葬炉3の上部には、燃焼室9から排出される燃焼ガスをコンテナ2の外部に導出する排気口24が設けられている。この排気口24は、コンテナ2の上壁25を貫通しており、その上端には、開閉蓋26が設けられている。開閉蓋26は、排気口24よりも一回り大きな円形状とされており、その側端には、前後一対の支持部27を介して、操作軸28の一端側が一体に連結されている。操作軸28の他端側は、コンテナ2の後端縁から僅かに飛び出るようになっており、ここには開閉ハンドル29が設けられている。開閉ハンドル29は、操作軸28から径方向外側に突設されている。
開閉ハンドル29が操作軸28から突設する方向と、開閉蓋26が操作軸28に取り付けられている方向とは、ほぼ同じ方向とされている。図6に示すように、開閉ハンドル29が操作軸28から左方向に向いているときには、開閉蓋26は排気口24を閉止する閉止位置にある。また、図7に示すように、開閉ハンドル29が操作軸28から右方向に向いているときには、開閉蓋26は排気口24を開放する開放位置にある。操作軸28は、コンテナ2の上壁25側に固定された3個のガイド30、30、31によって、回動可能に保持されている。後端側のガイド31には、図9等に示すように、左右一対のバネ止孔32、33が設けられている。各バネ止め孔32、33には、一端側をコンテナ2側に固定されたバネ部材34、35が係合可能とされている。また、開閉ハンドル29の長さ方向のほぼ中央には、バネ止め孔36が設けられており、ここには両バネ部材34、35のいずれかが係合可能とされている。
次に上記のように構成された本実施形態の火葬車1において、火葬物を火葬する際の操作方法について説明する。
火葬車1が火葬を行う場所(例えば、火葬物である愛玩動物を飼っていた家、愛玩動物用墓地など)に移動した後、コンテナ2の後壁38を開放する。ここで、後壁38は、左右中央で分割され、観音開きの形式とされている。
次に、図4に示すように、左右一対の固定用レバー20を上方に回動させて、蓋体11に対する固定を解除し、蓋体11のレバー18を持ちつつ、蓋体11を閉止位置から開放位置に(つまり、鉛直方向から水平方向に)回動させる。蓋体11が開放位置に至ると、左右一対の支持凸部14がコンテナ2の底面16に当接することにより、図5に示すように、蓋体11がほぼ水平方向で静止する。このとき、蓋体11の内壁面37は、燃焼室9の底面39とほぼ面一となる。このため、火葬物を燃焼室9に搬入する際に、内壁面37を載置面として利用することができるので、円滑な搬入操作を行うことができる。火葬物を入出口10から燃焼室9に搬入した後には、蓋体11を開放位置から閉止位置に戻し、固定用レバー20を下方に回し付けて、固定突起21を蓋体11の外壁面15に当接させることで、蓋体11を閉止位置に固定する。
また、火葬を行う前のいずれかの段階で、コンテナ2の上面に設けられた開閉蓋26を開放位置に回しておく。ここで、開閉蓋26の操作方法について説明する。火葬車1が火葬を行う場所に移動したときには、開閉蓋26は、図6及び図8に示すように、閉止位置に固定されている。このとき、このとき左側のバネ部材34が、開閉ハンドル29のバネ止め孔36に係止することで、ロック機構の役割を果たしており、開閉蓋26が意図せずに(例えば、火葬車1の移動中の振動などにより)反対側の開放位置に回動するのを規制している。開閉蓋26を開放位置とするには、まずバネ止め孔36とバネ部材34との係合、及びバネ部材35とバネ止め孔33との係合を外し、開閉ハンドル29を右方向に回すことにより、開閉蓋26を閉止位置方向に回す(図9を参照)。開閉ハンドル29が右方向を向くと、開閉蓋26がコンテナ2の上壁25に当たり、図10に示すように、開放位置に至る。ここで、バネ部材35をバネ止め孔36に係合させることで、開閉蓋26が意図せずに反対側の閉止位置に回動するのを規制する。なお、バネ部材34は、バネ止め孔32に係合しておく。なお、開閉蓋26を開放位置から閉止位置に戻すには、上述と逆の操作を行う。
火葬操作が完了したら、前述と同様の操作により、蓋体11を閉止位置から開放位置に回動し、内部の遺骨・残灰を取り出す。その後には、前述と同様の操作により、蓋体11を開放位置から閉止位置に戻し、コンテナ2の後壁38を閉止し、開閉蓋26を開放位置から閉止位置に戻すことで、全操作を完了する。
このように、本実施形態によれば、火葬物を燃焼室9に搬入するには、まず閉止位置にある蓋体11を、下端部分に設けられた回動軸である軸受12を中心として、前面手前側に倒すように回しつつ、入出口10を開放する開放位置まで回動する。蓋体11が開放位置に至ると、支持凸部14が蓋体11を支持し、蓋体11の内壁面37と燃焼室9の底面39とがほぼ面一となる。このため、この面を火葬物を燃焼室9に搬入する際の載置台として利用することができるので、円滑な搬入操作を行える。
また、蓋体11に覗き窓13があるので、燃焼室9内部の状態を確認(例えば、火力、火葬物の燃焼状態などの確認)することが可能となる。加えて、支持凸部14が覗き窓13の左右一対に設けられているので、蓋体11が開放位置にあるときには、左右で支持されるため、火葬物を搬入する際の載置台として利用するときに、安定性がより良好となる。
排気口24を開閉する開閉蓋26の操作は、コンテナ2の側面外方(後面外方)から行うことができるので、従来のようにコンテナの上壁に登る必要がなく、操作性が良好となる。特に、火葬車1として、大型トラック(例えば、1トン車以上のトラック)を用いた場合には有効な構成となる。
また、開閉蓋26には、ロック機構が設けられているので、例えば車両5の運搬中に、誤って開閉蓋26が閉止位置から開放位置に移動してしまう事態を回避できる。また、閉止位置とした開閉蓋26が勝手に開放してしまい、火葬炉3内に雨水等が浸入してしまう事態が回避される。また万一、開閉蓋26を開放したままで車両5を運搬したとしても、開閉蓋26が勝手にあちらこちらに回動することがない。
なお、ガイド31の後面側(コンテナの側面外方側)には、左側に「閉」を、右側に「開」を目立つように記載しておくことが好ましい。そのようにすれば、開閉ハンドル29の位置が、開閉蓋26の位置(閉止位置または開放位置)を示しているので、円滑な操作が行える。この構成は特に、大型トラックのように、直接に排気口24の開放・閉止を確認し難い場合には好適に用いられる。
本実施形態における動物用火葬車の概要を示す側面図である。 動物用火葬車のコンテナ内部の様子を示す一部破断後面図である。 コンテナ内部の様子を示す平面図である。 閉止位置にある蓋体を開放するときの操作方法を示す火葬炉の側面図である。 蓋体が閉止位置にあるときの様子を示す火葬炉の側面図である。 開閉蓋が閉止位置にあるときの様子を示すコンテナの平面図である。 開閉蓋が開放位置にあるときの様子を示すコンテナの平面図である。 開閉蓋が閉止位置にあるときの様子を示すコンテナの後面図である。 開閉蓋が開放位置と閉止位置との中間にある様子を示すコンテナの後面図である。 開閉蓋が開放位置にあるときの様子を示すコンテナの後面図である。 従来例における動物用火葬車の概要を示す側面図である。 従来例におけるコンテナ内部の様子を示す後面図である。
符号の説明
1…動物用火葬車
2…コンテナ
3…火葬炉
4…内部空間
5…車両
9…燃焼室
10…入出口
11…蓋体
12…軸受(回動軸)
13…覗き窓
14…支持凸部
15…外壁面
16…コンテナの底面
24…排気口
25…上壁(コンテナ)
26…開閉蓋
29…開閉ハンドル
34,35…バネ部材(ロック機構)
36…バネ止め孔(ロック機構)
37…内壁面
39…燃焼室の底面

Claims (1)

  1. 車両に設けられたコンテナの内部空間に搭載された火葬炉と、この火葬炉の内部に設けられて火葬の対象である火葬物を燃焼させる燃焼室と、この燃焼室に対して前記火葬物の搬入及び搬出を行う入出口と、この入出口を閉止する閉止位置と入出口を開放する開放位置との間で前記火葬炉に対して回動可能に組み付けられると共にその回動軸が下端部分に備えられた蓋体と、前記燃焼室から排出される燃焼ガスを前記コンテナの外部に導出する排気口とを備えた動物用火葬車であって、
    前記蓋体の外壁面または前記コンテナの底面のうちの少なくともいずれか一方には、前記蓋体が前記開放位置に至ったときに、前記外壁面または前記底面に当接することで、前記蓋体の内壁面を前記燃焼室の底面とほぼ面一に支持する支持凸部が設けられており、
    前記蓋体には、前記燃焼室を視認可能な覗き窓が設けられていると共に、前記支持凸部は、この覗き窓の左右について、一対に設けられ、
    前記排気口は、前記コンテナの上壁に設けられており、この排気口には排気口を開放する開放位置と排気口を閉止する閉止位置との間で回動可能に開閉蓋が備えられていると共に、この開閉蓋を開放または閉止する開閉ハンドルは、前記コンテナの側面外方から操作可能とされており、前記開閉ハンドルには、前記開閉蓋が開放位置及び閉止位置に至ったときにおいて、前記開閉蓋が意図せずに反対側の位置に回動するのを規制するロック機構が設けられていることを特徴とする動物用火葬車。
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