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JP4629573B2 - 無線システムの起動とそのプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、無線器を搭載した装置の起動を外部から行うことができるシステムのセキュリティに係わり、特に起動時およびシャットダウン時のセキュリティの切替の技術に関する。
近年、無線を利用したシステムが構築されるようになり、利用者にとっての利便性をさらに向上させる技術が多く提案されるようになっている。例えば、WOL(Wake up LAN)のように、遠隔地から必要に応じ、LANを経由して利用者のPCを起動させる技術がある。
ところが、WOLのような技術は、便利ではあるが、無線通信中のデータの漏洩を防止するためのセキュリティ技術が非常に重要になってくる。WOLを利用したシステムとして、店舗などのPOSシステム(point of sales system)の場合を考える。遠隔地(自宅)からインターネットなどを利用し、本部のPCにアクセスし、AP(Access Point:無線基地局)を介して、ある店舗のPOS端末(POS対応レジスタ:クライアント)を起動させ、本部から価格情報などを取得し、POS端末のデータベースを更新する。このような作業は、開店前に行われるのが通常であり、データベースの更新に長い時間を要する。そのため、WOLにより予めPOS端末の電源を入れる必要がある。また、データベースの更新を行っているときに、価格情報などの重要データが漏洩してしまうために、暗号化を行う必要がある。
特許文献1〜3によれば、無線LANを利用したシステムの、データ漏洩に対するセキュリティを向上させるための提案がされている。ダイナミックキーや認証データを用いてセキュリティを向上させる通信方式や、暗号化するか否かの切替え方式などである。
特開2004−72682号公報 特開2003−87289号公報 特開2005−73133号公報
しかしながら、通常の無線通信ではセキュリティを確保するために、暗号化を行う場合に、WOLを使用するときは、暗号キーを固定した方式を使用している。例えば、WEP(Wired Equivalent Privacy)などを利用している。ところが、WEPなどの固定キーを使用した方式は、暗号化技術として、ダイナミックキーを使用する方式よりも信頼性がないのが現状である。そこで、ダイナミックキーを使用した、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol)、AES(Advanced Encryption Standard)を利用することが考えられる。しかし、高度な暗号化方式は、動的に暗号キーが変化をするために、WOLを実現させることは簡単にできない。例えば、起動時と終了時の暗号キーが同じでなければならないため、ハードウェアの変更、専用ドライバの開発が必要になる。
次に、特許文献1〜3においては、POS端末が起動した後の、通信方式について記載されているが、WOLを利用して起動させても、セキュリティレベルを下げることなく運用状態に移行できるシステムについては記載されていない。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、無線システムに接続される端末(POS端末など)の、OS、無線ドライバ層とアプリケーション層にセキュリティ方式を切替える層などを設け、セキュリティレベルを高めつつWOLを実現する無線システムのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつである遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムにおいて、上記端末の電源のステータスを監視する監視手段と、上記端末のセキュリティ方式を上記ステータスに基づいて切替え、上記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、上記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替手段と、を具備する構成とする。
また、上記無線基地局は、VLAN機能により通信機能を切替え、上記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、上記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替える構成としてもよい。
また、上記無線基地局は、ビーコンにより上記端末を起動するとき、上記遠隔地から起動する上記端末への起動指示を受信すると、起動情報許可フラグと上記端末のアドレス情報を、ビーコンフレームとともに上記端末に送信する構成としてもよい。
また、上記端末は、予め設定されている第1の無線基地局と通信ができないとき、上記端末に記録されている上記無線基地局の切替え優先順位に従い通信を切替える構成としてもよい。
好適には、上記無線基地局は、通信方式切替え機能により通信方式を切替え、上記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、上記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替える構成としてもよい。
本発明の他の態様である遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムのプログラムであって、上記端末の電源のステータスを監視する監視機能と、上記端末のセキュリティ方式を上記ステータスに基づいて切替え、上記ステータスが電源オフのときは固定キーセキュリティ方式に切替え、上記ステータスが電源オンのときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替機能と、をコンピュータにより実現されるための無線システムのプログラムである。
上記構成にすることで、高度なセキュリティ方式を利用してもWOLを行うことができる。
本発明によれば、セキュリティ方式に関係なく柔軟に対応することが可能であり、既存のハードウェア、無線ドライバ、無線基地局などに対し、切替え制御を行うことで、簡単に対応可能である。また、新しいセキュリティ方式にも柔軟に対応可能である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(実施例1)
図1は無線機器を利用して構築したシステムの構成図である。店舗1内の無線システムは、ストアサーバ2、AP3(無線基地局)、POS端末4(クライアント:端末)などにより構成されている。例えば、VLANを構築するためにはVLAN対応のスイッチングハブなどを接続する。ストアサーバ2は、店舗内の複数のPOS端末4とAP3などを介して接続されるサーバである。AP3は複数設けられPOS端末4とのデータの遣り取りをするための無線基地局である。また、本システムは、WOLを行うために自宅PC5から遠隔操作し、インターネット6などを経由して、本部PC7にアクセスをする。そして、本部PC7は、POS端末4の起動をするためのデータを、WAN8などの回線を介して送る。そして、POS端末4が起動後、本部PC7から、その日の商品の価格情報などをPOS端末4に送り、POS端末4のメモリのデータベースの更新を行う。
図2は本発明のPOS端末のシステム構造を示した図である。アプリケーション21、セキュリティ切替え22、オペレーティングシステム23、電源制御ドライバ24、無線LANドライバ25などの層から構成されている。
アプリケーション21は、レジスタなどのアプリケーションである。本例では、店舗に設置されるPOS端末4で行っている。
セキュリティ切替え22は、WOLにより起動後に、セキュリティ方式を切替えるための制御を行う。セキュリティ切替え22は、本例のように設けることに限定されず、アプリケーション21内に設けてもよいし、電源制御ドライバ24、無線LANドライバ25内に設けてもよい。オペレーティングシステム23は、POS端末4の動作を制御するためのオペレーティングシステムである。
電源制御ドライバ24、無線LANドライバ25は、POS端末4のハードウェアを制御するためのドライバである。
電源制御ドライバ24は、図2に示す電源SW(スイッチ),WOLの部分の制御を行う。電源スイッチがオンになりPOS端末4が起動するWOL、通常の電源のオン/オフなどの制御を行う。
無線LANドライバは、例えば無線LAN802.11規格などを制御するためのドライバであり、同図無線LANデバイス27などの無線LANのハードウェアを制御する。また、WEP、TKIP、AESなどのセキュリティ方式を制御するドライバでもある。
次に同図の矢印について説明をする。(1)が示す矢印は、POS端末4の電源のステータスを電源SW,WOL26から電源制御ドライバ24、オペレーティング23経て、セキュリティ切替え22に渡される。ステータスの種類は少なくともブート中、運用中、シャットダウン中などのステータス情報がある。
(2)の矢印は、ブート中のステータスが運用中に変化したときに、固定キーセキュリティ方式からダイナミックキーセキュリティ方式に切替えを行う。また、シャットダウン中になる前に、ダイナミックキーセキュリティ方式から、固定キーセキュリティ方式に切替えを行う。ここではアプリケーション21に対して切替えたことを通知する。
そして、(3)矢印において、無線ドライバに対してセキュリティ方式(セキュリティモード)を切替えたことを通知さる。この通知により、無線LANデバイス27のハードウェアも通知内容に対応したセキュリティ方式に切替わる。
上記説明した動作を図3に示すタイムチャートで説明する。同図T1に示す期間は、POS端末4の電源がオフの状態である。このときのセキュリティ方式は、固定キーを利用したWEPである。遠隔地からWOLによりPOS端末4を起動させる命令が送られてくる。同図に示す矢印(起動)によりPOS端末4は起動中になる。ここで、送られてくる起動信号は、パケット形式でMACアドレスなどを連続して送り、予め決めた回数連続して受信することで、起動するようにしてもよい。
次に、T2の示す期間でブート中のステータスが立ち、T3の示す期間に固定キーからダイナミックキー方式にセキュリティ方式を変更する。この例ではWEPからTKIPとしているが特に限定をするものではない。
T4の期間ではTKIPのようなダイナミックキーセキュリティ方式で運用される。T5の期間では電源を切る操作が行われたことを感知し、TKIPからWEPに切替わる。その後T6のシャットダウンを示す期間で、シャットダウン中のステータスにステータス情報が切替わり、POS端末4がオフになる。このようにすることで、通常の運用時はダイナミックキー方式のセキュリティを使用し、WOL時はWEPなどの固定キー方式を使用し、高度なセキュリティを採用したWOL環境が可能となる。
図4は無線システムの動作をフローで示した図である。AP3は例えばVLAN機能(Virtual LAN)を使い、無線基地局を2種のセキュリティが混在できる環境を作る。VLAN対応無線基地局の設定にして、WOL用と運用時のVLANのIDを設定する。例えば、VLAN1をWOL専用としてWEPの設定する。VLAN2を運用専用のTKIPの設定にする。
そして、POS端末4側に、接続するAP3のVLANを切替える機能と仕組みを追加する。
ステップS41では、POS端末4の電源オン状態(通常運用)/VLAN2(TKIP)で業務を終了する(図3に示す矢印(終了))。
ステップS42は、POS端末4から受信した切替え信号により、VLAN2からVLAN1に自動で切替える。
ステップS43は、POS端末4の電源をオフ状態にする(図3のT7,T1の期間)。
ステップS44は、遠隔地(自宅など)のPCから起動パケットを送信する。
ステップS45は、AP3はVLAN1に起動パケットをブロードキャストで送信する。
ステップS46は、図3の矢印(起動)で、POS端末4を起動する(図3のT2の期間)。VLAN1からVLAN2に自動切替えをする(図3のT3の期間)。ここで起動パケットは、例えば、MACアドレスを連続してn回含んだパケットを受け取り、ネットワークコントローラがPOS端末4の電源をオンにする。
上記構成により、既存のハードウェアにて対応可となり、簡単な制御をアドオンすることで実現可能である。また、今後の新しいセキュリティ方式にも柔軟に対応することができる。
(実施例2)
図5はビーコンフレームを利用した場合の無線システムのフローを示した図である。
ビーコンフレームは無線基地局からブロードキャストで一定間隔で全てのクライアントに対して送られる暗号化されていないフレームであるため、ビーコンフレームを利用して、WOLを実現する。
実施例1では起動パケットを暗号化したが、本実施例ではビーコンフレームに起動パケットと同様の機能を果たす情報を挿入する。
ビーコンフレームは、無線通信に必要な情報を周辺無線局(本例ではPOS端末4)へ報知するためのフレームである。本例ではビーコンフレームは、無線基地局(本例ではAP3)から一定間隔で常に送信をしている。
ビーコンフレームを使用してWOLを行う場合には、通常の運用で使用する通信とWOL専用の無線LANを用意する必要がある。
ステップS51では、POS端末4の電源がオン状態である。このときは、実施例1と同じようにダイナミックキーセキュリティ方式を採用している。
ステップS52では、例えば、店舗が閉店時間になり、POS端末4の電源をオフにする。
ステップS53では、店舗の開店前に、遠隔地(自宅など)のPC5からAP3に対し、ビーコンフレームにWOLに必要な起動用の情報(後述する起動情報)を挿入する指示をする。
ステップS54では、AP3がビーコンフレームに起動情報をセットし、POS端末4に送信をする。ここで、ビーコンフレームについて説明する。図6はビーコンフレームの構造を示した図である。ビーコンフレームは、タイムスタンプ、ビーコンインターバル、キャパビリティインフォメーション、SSID(ESSID)、サポートレート、FHパラメータセット、DSパラメータセット、CFパラメータセット、IBSSパラメータセット、TIMなどから通常構成されている。本例ではさらに起動情報許可フラグ、アドレス情報を追加した構成とする。 次に、起動情報許可フラグ、アドレス情報の説明をする。ここではそれ以外の説明については省略する。
起動情報許可フラグは、PC5からAP3に対してWOLによりPOS端末4を起動させるか否かを設定するフラグである。このフラグは1ビット幅以上でよい。次に、アドレス情報は、例えばMACアドレスを設定することにより、POS端末4にMACアドレスを送信するようにする。特にMACアドレスに限定をするものではない。AP3が通信をするPOS端末4であることを識別できればよい。
ステップS55では、POS端末4が、ビーコンフレームを受信し該当アドレス情報であれば起動する。ビーコンフレームは一定間隔で送信されているので、何回か同じアドレス情報を受信したことにより、起動のトリガとしてもよい。
起動後は、S51の状態になり運用状態を続ける。
例えば、実施例1で説明したようなVLAN機能を利用してもかまわない。
(実施例3)
WOL機能を利用している場合、AP3(無線基地局)が切替わった場合に、POS端末4が起動できない。そこで、POS端末4は、電源オフ直前に接続していたAP3からの起動パケットにしか応答しない。
POS端末4が、移動した場合や無線基地局の電源が切れた場合にWOLで起動することができない。
図7は、無線システムの構成を示す図である。例えば、AP3が2台ある場合、について考える。無線基地局としてAPa、APbが配置され、事故によりAPaが通信不能になった場合、POS端末4はAPaと通信できないため、WOLによる起動も当然できない状態になる。そこで、POS端末4に登録してあるAPa以外にAPbを登録する。
図8は、POS端末4のメモリに記録されたAPアドレス登録テーブルを示す図である。AP登録テーブルには、少なくともAP識別番号とアドレス情報が登録されている。AP識別番号は、例えばa、b・・・のようなアルファベットでもよいし、1〜n(n:整数)までを示す整数でもよい。このときに登録順に優先順位をつける。
次に、アドレス情報は、MACアドレスのようにAP3のアドレスが識別できる情報であればよい。本例ではxx−xx−xx−xx−xx−xx、・・・、ww−ww−ww−ww−ww−wwなどで示している。
上記のように構成することで、APbからの起動信号にWOLを利用して起動することができる。ここで、起動条件はAPaから送信がなく、APbからは連続して送信がされている場合に起動する。
例えば、POS端末はAPaが故障したとき、APaのビーコンフレームが停止したことをトリガとし、登録テーブルを切替えことにより、APbからの切替え信号に応答する。
このとき、APaとAPbは同一チャンネルとし、チャネルが異なる場合はAPbは全てのチャンネルに対して起動信号を発信させる。
また、POS端末はAPaが故障したとき、APaのビーコンフレームが停止したことをトリガとしPOS端末は自動起動し、APbと再接続後、自動で電源オフすることにより、以降APbで起動する。このときWOLの関連付けをAPaからAPbに自動で変更する。上記ではビーコンフレームによる例を示したが通信が停止したことが検出できればよい。タイムアウトなどを検出して基地局の切替えに利用してもよい。
(実施例5)
図3に示すタイムチャートをもちいて実施例5について説明する。実施例5はセキュリティ方式の切替えと通信方式の切替えを一緒にする場合の例である。
同図T1に示す期間は、POS端末4の電源がオフの状態である。このときのセキュリティ方式は、固定キーを利用したWEPである。遠隔地からWOLによりPOS端末4を起動させる命令が送られてくる。同図に示す矢印(起動)によりPOS端末4は起動中になる。ここで、送られてくる起動信号は、パケット形式でMACアドレスなどを連続して送り、予め決めた回数連続して受信することで、起動するようにしてもよい。
次に、T2の示す期間でブート中のステータスが立ち、T3の示す期間に固定キーからダイナミックキー方式にセキュリティ方式を変更する。この例ではWEPからTKIPとしているが特に限定をするものではない。
T4の期間ではTKIPのようなダイナミックキーセキュリティ方式で運用される。T5の期間では電源切る操作が行われたことを感知し、TKIPからWEPに切替わる。その後T6のシャットダウンを示す期間で、シャットダウン中のステータスにステータス情報が切替わり、POS端末4がオフになる。このように通常の運用時はダイナミックキー方式のセキュリティを使用し、WOL時はWEPなどの固定キー方式を使用し、高度なセキュリティを採用したWOL環境が可能となる。
図9は無線システムの動作をフローで示した図である。AP3は例えば無線LANの通信方式を切替える機能を使い、無線基地局を2種のセキュリティが混在できる環境を作る。また、この無線基地局は2つ以上の通信方式に対応している。WOL用と運用時の通信方式とIDを設定する。例えば、第1通信方式をWOL専用としてWEPの設定する。第2通信方式を運用専用のTKIPの設定にする。
そして、POS端末4側に、接続するAP3の通信方式を切替える機能と仕組みを追加する。ここで通信方式は特に限定はしないが、本例では無線LAN規格IEEE802.11a、b、gなどの規格に切替えが可能な無線基地局とPOS端末について説明をする。
ステップS91では、POS端末4の電源オン状態(通常運用)/第2通信方式(無線LAN規格 802.11b)(TKIP)で業務を終了する(図3に示す矢印(終了))。
ステップS92は、POS端末4から受信した切替え信号により、第2通信方式から第1通信方式(無線LAN規格 802.11a)に自動で切替える。
ステップS93は、POS端末4の電源をオフ状態にする(図3のT7,T1の期間)。
ステップS94は、遠隔地(自宅など)のPCから起動パケットを送信する。
ステップS95は、AP3は第1通信方式に起動パケットをブロードキャストで送信する。
ステップS96は、図3の矢印(起動)で、POS端末4を起動する(図3のT2の期間)。第1通信方式から第2通信方式に自動切替えをする(図3のT3の期間)。ここで起動パケットは、例えば、MACアドレスを連続してn回含んだパケットを受け取り、ネットワークコントローラがPOS端末4の電源をオンにする。
上記構成により、実施例1に示したVLANで構成する場合に比べてスイッチングハブなどの機器を増設する必要がなくなり、既存のハードウェアで対応可能となり、簡単な制御をアドオンすることで実現可能である。また、今後の新しいセキュリティ方式にも柔軟に対応することができる。
ところで、前述した実施例1〜5に示した処理(フローチャート)を標準的なコンピュータのCPUに行わせるための制御プログラムとして作成して、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録させておき、そのプログラムを記録媒体からコンピュータに読み込ませてCPUで実行させるようにしても、本発明の実施は可能である。
記録させた制御プログラムをコンピュータシステムで読み取ることの可能な記録媒体の例を図10に示す。このような記録媒体としては、例えば、コンピュータシステム100に内蔵若しくは外付けの付属装置として備えられるROMやハードディスク装置などの記憶装置101、コンピュータシステム100に備えられる媒体駆動装置102へ挿入することによって記録された制御プログラムを読み出すことのできるフレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどといった携帯可能記録媒体103等が利用できる。
また、記録媒体は通信回線104を介してコンピュータシステム100と接続される、プログラムサーバ105として機能するコンピュータシステムが備えている記憶装置106であってもよい。この場合には、制御プログラムを表現するデータ信号で搬送波を変調して得られる伝送信号を、プログラムサーバ105から伝送媒体である通信回線104を通じてコンピュータシステム100へ伝送するようにし、コンピュータシステム100では受信した伝送信号を復調して制御プログラムを再生することでこの制御プログラムをコンピュータシステム100のCPUで実行できるようになる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(付記1)
遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムにおいて、
前記端末の電源のステータスを監視する監視手段と、
前記端末のセキュリティ方式を前記ステータスに基づいて切替え、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替手段と、
を具備することを特徴とする無線システム。
(付記2)
前記無線基地局は、VLAN機能により通信機能を切替え、前記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替えることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記3)
前記無線基地局は、ビーコンにより前記端末を起動するとき、前記遠隔地から起動する前記端末への起動指示を受信すると、起動情報許可フラグと前記端末のアドレス情報を、ビーコンフレームとともに前記端末に送信することを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記4)
前記端末は、予め設定されている第1の無線基地局と通信ができないとき、前記端末に記録されている前記無線基地局の切替え優先順位に従い通信を切替えることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記5)
前記無線基地局は、通信方式切替え機能により通信方式を切替え、前記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替えることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記6)
前記固定キーは、WEPであることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記7)
前記ダイナミックキーは、TKIPであることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記8)
前記ダイナミックキーは、AESであることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記9)
前記アドレス情報は、MACアドレスであることを特徴とする付記1に記載の無線システム。
(付記10)
遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムのプログラムであって、
前記端末の電源のステータスを監視する監視機能と、
前記端末のセキュリティ方式を前記ステータスに基づいて切替え、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替機能と、
をコンピュータにより実現されるための無線システムのプログラム。
(付記11)
前記無線基地局は、VLAN機能により通信機能を切替え、前記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替えることを特徴とする付記10に記載の無線システムのプログラム。
(付記12)
前記無線基地局は、ビーコンにより前記端末を起動するとき、前記遠隔地から起動する前記端末への起動指示を受信すると、起動情報許可フラグと前記端末のアドレス情報を、ビーコンフレームとともに前記端末に送信することを特徴とする付記10に記載の無線システムのプログラム。
(付記13)
前記端末は、予め設定されている第1の無線基地局と通信ができないとき、前記端末に記録されている前記無線基地局の切替え優先順位に従い通信を切替えることを特徴とする付記10に記載の無線システムのプログラム。
(付記14)
前記無線基地局は、通信方式切替え機能により通信方式を切替え、前記ステータスがオフに移行するときは固定キーセキュリティ方式用の通信に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式用の通信に切替えることを特徴とする付記10に記載の無線システムのプログラム。
(付記15)
遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムのプログラムをコンピュータに、
前記端末の電源のステータスを監視する監視機能と、
前記端末のセキュリティ方式を前記ステータスに基づいて切替え、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替機能と、
を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
本発明のシステム構成を示す図である。 POS端末のシステム構造を示す図である。 セキュリティ方式の切替えを示すタイムチャートである。 VLAN機能によるシステムの動作を示すフローチャートである。 ビーコンを使用したときのシステムの動作を示すフローチャートである。 実施例2に示すビーコンのフレーム構成を示す図である。 実施例3の構成を示す図である。 APのアドレス登録テーブルを示す図である。 通信方式切替えによるシステムの動作を示すフローチャートである。 無線システムのプログラムの記録について示す図である。
符号の説明
1 店舗
2 ストアサーバ
3 AP(アクセスポイント:無線基地局)
4 POS端末(クライアント)
5 自宅PC
6 インターネット
7 本部PC
8 WAN
21 アプリケーション
22 セキュリティ切替え
23 オペレーティングシステム
24 電源制御ドライバ
25 電源SW,WOL
26 無線LANドライバ
27 無線LANデバイス
100 コンピュータシステム
101 記憶装置
102 媒体駆動装置
103 携帯可能記録媒体
104 通信回線
105 プログラムサーバ
106 記憶装置

Claims (6)

  1. 遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムにおいて、
    前記端末の電源のステータスを監視する監視手段と、
    前記端末のセキュリティ方式を前記ステータスに基づいて切替え、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替手段と、
    を具備することを特徴とする無線システム。
  2. 前記無線基地局は、第1のVLANと第2のVLANを有し、前記ステータスが電源オフに移行するとき固定キーセキュリティ方式が設定された前記第1のVLANに切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式が設定された前記第2のVLANに切替えることを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
  3. 前記無線基地局は、ビーコンにより前記端末を起動するとき、前記遠隔地から起動する前記端末への起動指示を受信すると、起動情報許可フラグと前記端末のアドレス情報を、ビーコンフレームとともに前記端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
  4. 前記端末は、予め設定されている第1の無線基地局と通信ができないとき、前記端末に記録されている前記無線基地局切替える優先順位に従い、他の無線基地局に切替えることを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
  5. 前記無線基地局は、第1の無線LANと第2の無線LANを有し、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式が設定された第1の無線LANに切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式が設定された第2の無線LANに切替えることを特徴とする請求項1に記載の無線システム。
  6. 遠隔地から無線基地局を介して端末を起動する無線システムのプログラムであって、
    前記端末の電源のステータスを監視する監視機能と、
    前記端末のセキュリティ方式を前記ステータスに基づいて切替え、前記ステータスが電源オフに移行するときは固定キーセキュリティ方式に切替え、前記ステータスが電源オンに移行するときはダイナミックキーセキュリティ方式に切替えるセキュリティ切替機能と、
    をコンピュータにより実現されるための無線システムのプログラム。
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