JP4631074B2 - 遊技制御基板の収納ボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機、特にパチンコ遊技機の背面側に取り付けられる遊技制御基板の収納ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、パチンコ遊技機の背面側には、遊技機の遊技を制御するための遊技制御基板を収納する収納ボックスが設けられており、その中に遊技制御基板を保持するボックス基体に対して一方方向にスライドさせながら蓋体を被せる構造の収納ボックスが公知である(第一公知技術/特開平11−179026号公報)。
【0003】
前記第一公知技術によると、まず前記ボックス基体に対してスライドさせて蓋体の一端部をボックス基体に係止させる操作を行なうのであるが、このとき、蓋体の他端部においてボックス基体に予めセットしておいた錠止めピンを蓋体で下方に押圧しながら蓋体をスライドさせる。そして蓋体を所定の位置まで移動させない限り、蓋体には錠止めピンを下方に押圧する機能が発揮されないようになっているので、蓋体を所定位置に移動させたとき、それまで下方に圧縮されていた弾性部材が反発して錠止めピンを押し上げ、その結果、前記蓋をスライドさせることを不能にする構造(ロック構造)を有している。
【0004】
前記第一公知技術においても前記ロック構造は、前記蓋体の一部分を破壊しない限り、前記収納ボックスを開くことができないので、前記遊技制御基板に組み込んである正規のROMを不正に改造されたROMと交換できないだけでなく、前記ロック機構をそれ以前の従来技術のように複数組複数列設ける必要がなく、それまでの半分のロック機構を1列に設けるだけでよいという優れた効果を発揮している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第一公知技術においてはなお次の点において改良の余地があることが判明した。すなわち、前記ロック機構を組成する部品は錠止めピンと弾性部材の2つの部品からなっているので、それだけ部品管理に余分な労力を要するだけでなく、ロック機構を形成するとき蓋体により錠止めピンを押圧して弾性部品を圧縮した状態で蓋体を所定距離だけスライドさせた後、前記弾性部材の弾発力を発現させているので、ロック機構の形成動作には作業員の感触に頼ることになり、作業員はボックス基体と蓋体とを確実に一体化したという安心感が得られず、その結果、収納ボックスの信頼性を高めることができない。
【0006】
そこで、前記公知技術と同様にボックス基体に対して蓋体をスライドさせながら被せる公知技術(第二公知技術/特開平10−290867号公報)において採用されている接合手段を、前記第一公知技術のロック構造に代えて採用することにより、収納ボックスの技術上の信頼性を高めることも考えられる。
【0007】
しかしながら、第二公知技術においては、前記接合手段を構成するボックス基体の接合部(下部接合部)と蓋体の接合部(上部接合部)において、後者から前者に向かってワンウェイネジが螺入されており、遊技制御基板に組み付けられている、いわゆるROMを検査するために、前記下部接合部をラジオペンチやニッパー等の切断治具を使用してボックス基体から切断・分離すると、前記接合手段に対向して蓋体の一端部側に設けたボックス基体に対する蓋体の係止手段の構造によっては、ボックス基体から切断・分離された前記下部接合部の被切断片がワンウェイネジにくっついたまま残るので、ボックス基体から蓋体を開放できないという問題がある。
【0008】
従って、第一公知技術と第二公知技術を考慮して収納ボックスを製作し、その収納ボックスの蓋体をボックス基体からスライドさせて収納ボックス内のROMを検査しようとしても、収納ボックスを開封できない事態が起こる。従って、本発明の課題は、前記収納ボックスにおけるボックス基体と蓋体とを接合する機構の部品点数を少なくすること、ボックス基体と蓋体とを確実に一体化する際の技術上の信頼性をより高めること、及びROMの検査時にはボックス基体から蓋体を確実に開封できるようにすること等にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の課題を解決するために次の手段を採用する。すなわち、裏機構盤(50)と、コネクタが配置され、遊技を制御するための遊技制御基板(54)と、前記遊技制御基板(54)を収納する収納ボックス(55)と、を備えた遊技機において、前記収納ボックス(55)は、前記裏機構盤(50)に取り付けられ、前記遊技制御基板(54)を保持するボックス基体(66)と、前記ボックス基体(66)に対して一方方向(X1)に向かって摺接させながら被せられる蓋体(67)と、前記ボックス基体(66)の一端部(A1)寄りにおいて、前記遊技制御基板(54)のコネクタ(83)が外部に露出する領域を覆うパターンカバー(84)と、前記一方方向(X1)における前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との一端部(A1、A2)に設けられ、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)とを係合させる係合手段(76)と、前記一方方向(X1)と逆方向(X2)における前記ボックス基体(66)の他端部(B1)に支持される複数個の基体接合部(77)、前記蓋体(67)の他端部(B2)に支持される複数個の蓋体接合部(95)、並びに前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とを接合する非可逆的接合手段(81)を具備し、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)とを一体化させる接合手段(56)と、を備え、前記蓋体(67)は、側壁部(86a、86b、86c、86d、86e)を有し、前記側壁部(86a、86b、86c、86d)により凹状の箱体を形成し、前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)の前記一端部(A2)寄りの部位に接続されるコ字形の側壁部(86e)が、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)から外方に形成され、前記コ字形の側壁部(86e)と、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)とにより、前記パターンカバー(84)で占められる部位を切り欠いた開放部(85)を形成し、前記係合手段(76)として、前記コ字形の側壁部(86e)の前記一端部(A2)側には、外方に延びる舌片状の被係止部(89、90)が突設され、前記ボックス基体(66)の前記一端部(A1)側には、門形の係止部(75)が設けられ、前記ボックス基体(66)の前記一方方向(X1)に平行な周壁部(71b、71d)には、複数個の突片(73)が設けられ、前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)には、フック状の離間阻止片(88b、88d)が設けられ、前記ボックス基体(66)には、前記一方方向(X1)に平行な周壁部(71b、71d)の外方に、当該周壁部(71b、71d)と平行に所定間隔をおいてガイド壁部(72b、72d)が形成され、前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)には、L字形断面をなすレール部(87b、87d)が形成され、前記ボックス基体(66)と、前記蓋体(67)とを上下に重ねて前記一方方向(X1)に摺接する際、前記レール部(87b、87d)が前記ガイド壁部(72b、72d)の内側に位置して案内されて、前記突片(73)と前記離間阻止片(88b、88d)とが係合されると共に、前記舌片状の被係止部(89、90)と前記門形の係止部(75)とが係止され、前記蓋体(67)が前記ボックス基体(66)に被せられた後、前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とが上下方向において重なった状態で、前記非可逆的接合手段(81)により、前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とを接合し、前記ボックス基体(66)には、前記一端部(A1)側の周壁部(71a)を除く3つの周壁部(71b、71c、71d)の内方寄りに、当該3つの周壁部(71b、71c、71d)と平行に内壁部(92b、92c、92d)が設けられ、
前記蓋体(67)には、前記他端部(B2)側の側壁部(86c)の内方寄りに垂下させた壁状ストッパー(93)が設けられ、前記蓋体(67)を前記一方方向(X1)に相対移動させるとき、前記壁状ストッパー(93)が、前記ボックス基体(66)の前記内壁部(92c)に衝突して、それ以上の移動が制限されることで、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)の外方が、前記コネクタ(83)に衝突しないように、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との相対移動範囲が制限され、前記蓋体(67)を前記一方方向と逆方向(X2)に相対移動させるとき、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)の内方が、前記ボックス基体(66)の前記内壁部(92b、92d)の端面(b、c)に衝突して、それ以上の移動が制限されることで、前記コ字形の側壁部(86e)の一端部(A2)側の内方が、前記コネクタ(83)に衝突しないように、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との相対移動範囲が制限される、という手段を採用する。なお、前記において「相対的」なる語は、固定されたボックス基体に対して蓋体をスライドさせることができ、逆に固定した蓋体に対してボックス基体をスライドさせることができるという意味において使用される。勿論両者同時にスライドさせることをもできるので、この態様も当然包含される。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら本発明に係る一実施例について詳述すると、この実施例は従来から弾球遊技に一般に使用されている遊技機にも適用されるが好ましくは、図1に示す弾球遊技機に適用される。すなわち、この実施態様に係る遊技機1は、その遊技機の本体枠である額縁状木製外枠2と、該外枠2の下部前面に打ち付けられた前面板3と、該前面板3又は前記外枠2に取り付けられた一対の軸支手段4a、4bと、それらの軸支手段に軸支され外枠2又は前面板3の前面側に片開き可能に取り付けられたほぼ額縁状の内枠5等の主構成要素を骨格とする構造を有している。
【0011】
そして前記内枠5の前面側において上部寄りには、逆U字形の開口部6を中央部に有する前面枠7が上下一対の軸支手段8(図1において下部軸支手段は描かれていない)を介して片開き可能に蝶着されており、軸支手段8が存在しない側において前記内枠5に装着されている施錠装置9にキー(図示なし)を差し込んで回動させることにより、前記前面枠7は開閉可能になっている。なお、前記前面枠7の上部中央には長楕円形の枠飾りランプ用レンズ10が設けられている。
【0012】
他方、前記内枠5の背面側において同内枠5の中央部には開口部(図示なし)が形成されており、その開口部に前面が臨むように遊技盤11が取り付けられている。そしてこの遊技盤11と前記前面枠7の背面側に取り付けられたガラス枠(図示なし)のガラスGとの間であって、前記遊技盤11面上に植設された円弧状のガイドレール12の内方側に遊技機1の遊技領域Aが形成されている。
【0013】
前記前面枠7の直下位置において内枠5には、前面枠7と同様片開き可能に板状の上皿部材13が取り付けられており、その上皿部材13には後述する流下樋の排出口14と、内枠5に取り付けられたスピーカ(図示なし)の音を遊技者に伝播する伝播孔15が形成されているとともに、平面形状が半楕円形をなし周縁が立ち上がって前記排出口14からの遊技球を受け容れる上皿16が遊技機1の前方に向かって突出形成されている。また、上皿16の堤状周縁部17には遊技球を抜き取る球抜きボタン18、返却ボタン19、貸球ボタン20等の操作ボタンが設けられている。なお、上皿部材13の上辺部は前面枠7の閉成時にその下辺部に押圧されるようになっているので、前記上皿部材13は前面枠7を開成しない限り開成できない。
【0014】
さらに前記上皿部材13と前面板3との間において内枠5の下部には、前記上皿部材13とほぼ同じ形状の下皿部材21が開閉不能に固着されている。そしてその下皿部材21のほぼ中央部には、前記排出口14を開口部として裏機構盤において立ち上がる流下樋(後述)に遊技球が充満したとき、後続する遊技球をオーバーフローさせて排出する排出口22が設けられている。また、前記排出口22の前方には遊技球を受け容れる下皿23と灰皿24とが併設されており、下皿23の下側に景品球を排出する球抜きレバー25が取り付けられている。下皿部材21の右側には、ほぼ球形をなす発射ハンドル26とその周囲で回動可能な発射レバー27及び発射停止スイッチ28がそれぞれ設けられている。なお、本発明に係る遊技機1の左側には正面が幅狭長方形をなす公知のカードユニット29が併設されている。
【0015】
次に前記遊技盤11の構造について説明すると、この実施例に係る遊技盤11は、図2に示すように、ほぼ正方形をなし表面に装飾が施された木製ベース板30と、そのベース板30の上に前記ガイドレール12を構成する帯状鋼製外レール31と、そのレール31の内方に所定の距離をおいて放射方向から見ると部分的に重なって見える内レール32と、以下に述べる種々の装置、部品等の要素とから構成されており、前記内枠5の中央部に透設された開口部(図示なし)に嵌入することにより内枠5に係止される。なお、前記外レール31の外側においてベース板30の右上部及び下部の各コーナー部には装飾するレール飾り33a,33b、33cが設けられており、外レール31を補強するとともに遊技盤11を装飾している。
【0016】
前記遊技盤11において中央上部には振分組立体34が取り付けられており、後述する発射装置により発射された遊技球35は、内外レール31,32間を通って内レール32の先端部よりそこに設けられたファール球止め33を押しのけて遊技領域Aに打ち込まれるとともに、一部の遊技球35は前記振分組立体34に衝突し残りの遊技球35は振分組立体34の左右側に落下するようになっている。
【0017】
さらに前記遊技盤11上において前記振分組立体34の直下には、比較的大きな最大横幅を有する液晶表示装置である可変表示装置36が設けられており、その直下に設けられている始動口37に遊技球35が入ったとき、前記可変表示装置36の中央部に所定間隔をおいて3個併設されている特別図柄表示部38a、38b、38cが所定時間可変表示して停止するようになっている。
【0018】
同様に前記可変表示装置36の斜め上方の外側には一対のランプ風車39a、39bが、そして斜め下方の外側には一対の風車40a、40bがそれぞれ配設されていて遊技者が落下してゆく遊技球35の経路の予測を不能にしている。風車40a、40bの下方において始動口37寄りには、一対の図柄作動ゲート41a、41bが配設され、それらを遊技球35が通過すると、前記可変表示装置36の上部中央に設けられている普通図柄表示装置42の図柄、例えば「−、1、3、5、7」等の図柄が特定時間だけ可変表示される。
【0019】
前記図柄作動ゲート41a、41bの下方において外方には一対の上部入賞口43a、43bが取り付けられており、遊技球35が入賞したとき、それが検知手段(図示なし)により検知されて後述する遊技制御基板の制御司令により、特定の数の遊技球が景品として排出口14から上皿16に排出される。
【0020】
前記始動口37の下方には可動入賞装置44が設けられており、前記特別図柄表示部38a、38b、38cの特別図柄が特定の組合わせになって停止して「当たり」になり、可動入賞装置44のシャッター45が所定時間開いて遊技球35が同装置44内に入るようになっている。また可動入賞装置44内において前記シャッター45の裏側には特定の領域が設けられており、その領域に遊技球35が通過したときは、前記シャッター45が閉止した後に再度所定時間シャッター45を開放する特典が発生するようになっている。前記可動入賞装置44の両側には一対の下部入賞口46a、46bが設けられており、それらは前記上部入賞口43a、43bと同様の機能をしている。
【0021】
前記遊技盤11において種々の部品間には多数本の障害釘47が植設されており、それらの障害釘47の間を縫って降下してゆく遊技球35が、前記ゲートや入賞口等に入賞しなかったとき、アウト球として遊技盤11の中央下部に設けられているアウト球排出口48から遊技機1の後方に排出されるようになっている。なお、前記遊技領域Aにおいて遊技盤10の中央部両側には一対のサイドランプ49a、49bが設けられている。
【0022】
次に、本発明に係る遊技機1の裏面には、図3に示すように、前記内枠5に対してその背面側からほぼ正方形をなす板状の遊技盤(図3においては1点鎖線と実線で示されている)11が係止され、さらにその遊技盤11の背面側に対して、下部コーナー部が面取りされたほぼ縦長直方形状をなし、中央部にほぼ横長直方形の開口部(図示なし)を有する裏機構盤50(図3においては鎖線と実線で示されている)が宛がわれ、その裏機構盤50のほぼ3つのコーナー部付近に設けられた止着部材51a、51b、51を回動させて裏機構盤50を内枠5側に押圧することにより、内枠5、遊技盤5及び裏機構盤50の三者が強固に一体化されている。また、前記開口部の後方において裏機構盤50には、透明な合成樹脂製蓋なし箱形のカバー部材52が取り付けられており、遊技盤11に取り付けた可変表示装置36及びそれを制御するために可変表示装置36の後方に重ねて取り付けられた可変表示制御基板53とが保護されている。
【0023】
前記カバー部材52の下方において裏機構盤50には、遊技を制御する遊技制御基板54を封入した透明な合成樹脂製収納ボックス55が取り付けられており、その側壁から突出形成されている接合手段56の作用により遊技制御基板54を外部から容易に取り出すことができないようになっている。そしてこの遊技制御基板54、前記可変表示制御基板53及びその他遊技機1の電子機器に対する電源のターミナル基板57が前記裏機構盤50の右上コーナー部に設けられている。
【0024】
次に遊技球35の流通経路について述べると、前記裏機構盤50の前面側、すなわち遊技盤11に接する側には主として前記遊技領域Aにおける遊技の際、遊技球35を集めて入賞球感知機構に案内する集合樋(図示なし)が設けられている。他方、裏機構盤50の背面側においてその上部左側コーナー部には機外から供給される遊技球35を貯留する貯留タンク58、その貯留タンク58から遊技球35を順次配列しながら降下させるタンクレール59、そのタンクレール59を通過した遊技球35に変位抵抗を与えて降下させるカーブ樋60、そのカーブ樋60から遊技の内容に応じて遊技球35を景品球として計数しながら払出す払出装置61等の上部払出経路部材が裏機構盤50の右側板状部62上に順次連結形成されている。
【0025】
上部払出経路から流下した遊技球35は、前記払出装置61に連接されている流下路63を降下して上皿部材13に開口している排出口14から上皿16に排出される。このとき、前記したように前記流下路63にもし遊技球35が充満した場合は、その流下路63の途中に分岐して若干後方に突出形成されている溢流路64に遊技球35が溢流して流下し、下皿部材21の排出口22から下皿23内に排出される。
【0026】
また、前記裏機構盤50の下方において前記内枠5の左側コーナー部には発射装置65が取り付けられており、その装置65の発射ハンドル26に手をかけて発射レバー27を回動させることにより、遊技球35を前記発射領域Aに発射できるようになっている。詳述しなかったが、本発明に係る遊技機1は、前記以外に遊技に必要な要素を従来技術と同様に具備している。
【0027】
以上、本発明に係る遊技機の主な構成要素について説明したが、本発明に係る遊技機1にあっては、前記収納ボックス55が特定の形状・構造を有しているので、以下これについて詳述すると、図4に示すように、本発明に係る収納ボックス55は、遊技を制御するために遊技機1に取り付けられる遊技制御基板54を保持するボックス基体66と、そのボックス基体66に対して矢印Xで示す一方方向(すなわち3次元空間における例えばX軸方向/以下X方向という)のうち、X1の向きに摺接させながら被せられる蓋体67の、少なくとも二つの構成要素とからなっており、その他前記ボックス基体66と蓋体67を封止する封止材や検査履歴書等の他の構成要素を具備している。
【0028】
そして、前記X方向におけるボックス基体66の一端部A1と蓋体67の一端部A2に両者を係合させる係合手段76が設けられているとともに、同じくボックス基体66の他端部B1と蓋体67の他端部B2に、既に図3においても説明したように、両者を接合させる接合手段56が設けられている。
【0029】
前記ボックス基体66は、図5及び図6に示すように、透明な合成樹脂製箱形をなし、その底面部68の表面には格子状をなすリブ部69と筋交え状のリブ部70が突出形成されている。また、ボックス基体66の四つの周面側には比較的立上がり高さの低い周壁部71a、71b、71c、71dが張り巡らされており、それら周壁部のうちX方向に延びる平行な周壁部71b、71dの外方にはそれらの周壁部と所定間隔をおいて平行にガイド壁部72b、72dが形成されている。
【0030】
平行な前記周壁部71b、71d及び前記他端部B1の周壁部71cには、所定間隔をおいて複数個の突片73が外方に延出形成されており、ボックス基体66に蓋体67が被せられたとき、蓋体67に設けられた離間阻止片や嵌合孔(いずれも後述する)と係合して、ボックス基体66と蓋体67とを収納ボックス55の厚み方向に互いに離間させないような機能を果たしている。同様に前記一端部A1の周壁部71aと他端部B1の周壁部71cのそれぞれにおいて前記突片73の取付け位置より僅か低い位置にも、所定間隔をおいて対をなす突片74が外方に延出形成されており、それらは遊技機1の背面側にある裏機構盤50の係合部(図示なし)と係合して本発明に係る収納ボックス55を裏機構盤50に係止する機能を果たしている。
【0031】
さらに前記一端部A1の周壁部71aには門形の係止部75が5個取り付けられており(図4を参照)、後述する蓋体67の被係止片と係合して、本発明に係る係合手段76の一態様を構成している。他方、前記他端部B1の周壁部71cの中央部には、前記接合手段56の一構成要素である円筒状の基体接合部77が所定間隔をおいて複数個、前記周壁部71cから外方に延びる支持部78により支持されているとともに、相隣接する基体接合部77同士が連接部79により連接されている。なお、複数個の前記基体接合部77のうち最も外方に位置する1個の基体接合部はボックス基体66から延びる1個の支持部78に支持されているのに対して、同じく外方にある残りの1個の基体接合部は2個の支持体78により支持され、後述するように遊技制御基板54のROMを最後に検査するとき切り落とされずに残っていた最後の基体接合部77は、必ず2個の支持体78により支持されるようになっている。
【0032】
なお、前記基体接合部77の内部にはほぼ釣り鐘状の中空部80が形成されており、ボックス基体66の裏側から蓋体67に向かって、すなわち、図6においてボックス基体66の下から上に向かって、ワンウェイネジ、頭部易破断性ネジ又はリベット等で代表される非可逆的接合手段81が、全ての基体接合部77の中空部80に対して仮止めがなされている。仮止めは、前記中空部80に非可逆的接合手段81の先端部を僅か圧入し又は螺入して基体接合部77に把持させ、本発明に係る収納ボックス55を遊技機1に取り付けたまま又は単独で搬送乃至は移動をさせても非可逆的接合手段81が前記中空部80から外れ落ちない程度に行われる。
【0033】
このような構造のボックス基体66内に遊技制御基板54を保持させるには、底面部68に4個突出成形された短管状の固定部82の上に遊技制御基板54を載せてネジ止めする。そして、ボックス基体66の一端部A1寄りにおいて遊技制御基板54の複数個のコネクタ83が外部に露出する領域を透明なパターンカバー84で覆って遊技制御基板54を保護する。
【0034】
他方、前記ボックス基体66に被せられる蓋体67は、図7、図8、図9及び図10に示すように、全体が下に向かって凹状をなす箱体をなしているが、前記した一端部A2側においてボックス基体66のパターンカバー84で占められる部位は切り欠かれ、上に向かって開放された開放部85になっており、遊技制御基板54のコネクタ83を遊技機1の他の電子機器(図示なし)と接続し易いようになっている。
【0035】
そしてX方向に平行に走る側壁部86b、86dには逆L字形断面をなすレール部87b、87dが設けられており、前記ボックス基体66に蓋体67を摺接させながら被せるとき、前記レール部87b、87dが前記蓋体66のガイド壁部72b、72dの内側に位置して蓋体67がボックス基体66から外れることなく、案内されるようになっている。
【0036】
また、本発明に係る収納ボックス55にあっては、ボックス基体66に被せられた蓋体67が相互に厚さ方向に分離しないようにする必要がある。そこで、前記レール部87b、87dに対してフック状の離間阻止片88b、88dを設けそれらをボックス基体66の周壁部71b、71dに所定間隔をおいて設けた突片73と互いに係止させることができるようになっている。
【0037】
さらに前記ボックス基体66の一端部A1寄りには複数個のコネクタ83が設けられているので、これらのコネクタ83に対して前記一端部A2側の側壁部86aが衝突しないように、ボックス基体66と蓋体67との相対移動範囲を制限する必要がある。そこで、ボックス基体66において、一端部A1側の周壁部71aを除く3つの周壁部71b、71c、71dの内方寄りには、それらと所定間隔をおいて平行にコ字形断面を有する内壁部92b、92c、92dを設け(図5参照)、蓋体67を矢印X1の向きに相対移動させるとき、前記内壁部のうち他端側B1側の内壁部92cに対して、蓋体67の側壁部86の内方寄りに垂下させた壁状ストッパー93が衝突して、それ以上の移動が制限されるようになっている。逆に蓋体67を矢印X2の向きに相対移動させるとき、蓋体67の側壁部86aがボックス基体66の内壁部92b、92bの端面b、cに衝突して、それ以上の移動が制限されるようになっている。
【0038】
前記側壁部86b、86dの一端部A2寄りの部位と前記開放部85をコ字形に囲む側壁部86eには、比較的外方に長く延びる3枚の舌片状の第一被係止部89とそれらを挟んだ位置で短く外方に延びる2枚の第二被係止部90が突出形成されており、ボックス基体66に蓋体67を摺接・移動させながら被せるとき第一被係止部89と第二被係止部90がボックス基体66の門形の係止部75に係止され、ボックス基体66と蓋体67の一端部A1、A2が互いに係合し合う係合手段76が組成される。
【0039】
他方、前記蓋体67の他端部B2側における側壁部86cの中央部には、蓋付き短筒状の蓋体接合部95が所定間隔をおいて、かつボックス基体66の基体接合部77と上下方向の中心が一致するよう、複数個前記側壁部86cから延びる支持部96により支持されて、前記基体接合部77と共働して本発明に係る接合手段56を構成している。そしてさらに相隣接する蓋体接合部95間には垂直壁状の連接部97により相互に補強されているとともに、水平壁状の被覆部98により被覆されており、誤って前記支持部96や連接部97をニッパーやラジオペンチ等の切断治具により切断することができないようになっている。また、前記側壁部86cの下部において接合手段56の外方には、U字形の側面形状をなす複数個の被係止部91が所定間隔をおいて設けられており、これらの被係止部91にボックス基体66の突片73を係止することにより、ボックス基体66と蓋体67との上下方向の離間が防止されている。
【0040】
このような構造を有するボックス基体66に遊技制御基板54を保持させてから、そのボックス基体66と蓋体67とを両者を、まず図11に示すように上下に重ねてから摺接させて、図12及び図13に示すように前者に対して後者を被せる。すると、基体接合部77と蓋体接合部95とが上下方向において重なるから、複数個組の接合部77,95のうち、1組の接合部77,95を一体化する。すなわち、基体接合部77に仮止めしておいた非可逆的接合手段81の1本を治具により蓋体接合部95に螺入してボックス基体66と基体67とを一体化する。このとき治具により作業員が直接非可逆的接合手段81を締め付けるので、前記第一公知技術と異なり、作業者が締め付けの程度を確実に実感しながら収納ボックス55の完成度を高めることができ、ひいては収納ボックスの技術上の信頼性を高めることができる。
【0041】
このように収納ボックス55の二つの構成要素を締め付けて一旦一体化した後に、締め付け作業手順の逆の手順で非可逆的接合手段81を緩めて収納ボックス55の開封を試みても開封できない。なぜならば、ワンウェイネジのような非可逆的接合手段81は非可逆的な手順で緩めることができない形状・構造になっているからである(本発明においては非可逆的接合手段とは、このような意味おいて使用する)。従って、この収納ボックス55を従来技術と同様に遊技機1の裏機構盤50に取り付けると、そのボックス55を外部から容易に開封することができない。よって、遊技制御基板54のROMを不正に改造することができなくなる。
【0042】
次に、所定期間経過後、遊技制御基板54のROMが不正に改造されていないかを検査する場合、ボックス基体66において基体接合部77を支持している支持部78と連接部79とを切断治具により切断する。すると、基体接合部77、蓋体接合部95及び非可逆的接合手段81の3つの部材は容易に分離できないから、非可逆的接合手段81は蓋体67の蓋体接合部95に把持されたまま残り、図14に示すように、非可逆的的接合手段81に切断された基体接合部97の被切断片99がぶら下がることになる。なお、相隣接する蓋体接合部95間は被覆部98により塞がれているので、蓋体接合部95を支持する支持部95は誤って切断治具により切断される事態は起こらない。
【0043】
そのため、仮に蓋体67を矢印X1の向きに移動させようとしても、前記被切断片99が邪魔になって蓋体67を前記の向きに移動できないのに対して、この実施態様にあっては、蓋体67を矢印X2の向きに移動させ得る構造、言い換えれば前記非可逆的接合手段81を収納ボックス55の裏面側から表側又は蓋体67に向かって組り付ける構造になっているので、図15に示すように、蓋体67を移動させる際に前記被切断片99は何ら蓋体67の移動に障害ならない。従っても収納ボックス55を開封してその中に収納された遊技制御基板54のROMの検査が可能になる。
【0044】
次にこのようにしてROMの検査が終了したら、図11及び図12に示すように、再び、遊技制御基板54を保持したボックス基体66に蓋体67を被せて、前記検査に使用した基体接合部と蓋体接合部以外の基体接合部77と蓋体接合部95とを前記非可逆的接合手段81により接合して、ボックス基体66と蓋体67とを一体化する。すると、外部から容易に収納ボックス55を開封できなくなる。以下、前記同様に接合手段56の数に対応した収納ボックス55の開封と閉封が可能になる。
【0045】
本発明は、その根本的技術思想を踏襲して発明の効果を著しく損なわない限度において、前記態様の一部分を、例えば次のように変更して、実施することができる。
(1) 前記態様においては、収納ボックス55の開封時にボックス基体66に取り付けられている基体接合部77を切り離すようにしたが、係合手段76の構造を変更することにより、蓋体接合部95を蓋体67から切り離す構造にすることもできる。すなわち、ボックス基体66に対して蓋体67を摺接させながら一方向Xの矢印X2の向きに移動して被せても係合機能を発揮する構造の係合手段76を採用した場合、蓋体接合部95を蓋体67から切り離して得られた被切断片99を基体接合部77及び非可逆的接合手段81とともに移動させても、前記被切断片99が収納ボックス55の開封の障害にならない。この態様の一例として、前記門型の係止片75に相当する係止部を蓋体67の一端部A2側に設け、その係止部に係止される被係止部をボックス基体66の一端部A1側に設けて、蓋体67をX方向の矢印X2に向かって相対的に移動させながら、ボックス基体66に被せるようにする。
【0046】
ROMの検査の際、基体接合部77をボックス基体66から、又は蓋体接接合部95を蓋体67から切り離すことのない態様にあっては、それらを支持部78又は96に支持させることなく、直接切断しない側の構成要素と一体化することもできる。
(2) ボックス基体66と蓋体67とがそれらの厚み方向に離間しないようにする手段として突片73と離間阻止片88b、88dを大きくし、それらの設置個所を少なくすることができる。
(3) 基体接合部77と蓋体接合部95の相対時する対向面同士は、必ずしも当接させる必要がなく、破断治具が挿入できない範囲において対向面同士を離しておくことできる。本発明において接合手段56における接合なる意味はボックス基体66と蓋体67とを接合させ得る手段であるという意味において使用する。なお、前記対向面間に破断治具、例えば金鋸を挿入させない構造として、図16に示すように、基体接合部77の上端面に段差部100を形成するとともに、蓋体接合部95において前記段差部100と対向する部位の下部にスカート部101を形成し、前記ボックス基体66に蓋体67をスライドさせながら被せるとき、蓋体67の変位に伴って蓋体接合部95が基体接合部77上に移動して、図17に示すように、両者が相対峙した面間に前記X方向に直交する向きに切断治具を挿入しようとして、前記段差部100が邪魔になって、真っ直ぐな切断治具の挿入が不可能になる。また、前記X方向から前記面間に切断治具を挿入しようとしても、前記スカート部101が邪魔になって切断治具を挿入できないようにすることもできる。
(4) 前記非可逆的接合手段81としてのリベットは、金属又は合成樹脂のいずれからできていてもよい。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明は収納ボックスにおけるボックス基体と蓋体とを接合する機構の部品点数を少なくし、ボックス基体と蓋体とを一体化する際の技術的信頼度を向上させるとともに、ROMの検査時にはボックス基体から蓋体を確実に開放することができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る遊技機の正面図である。
【図2】遊技機に組付けられる遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の実施例に係る背面図である。
【図4】本発明に係る収納ボックスの部分破断斜視図である。
【図5】収納ボックスの構成要素であるボックス基体の部分破断平面図である。
【図6】ボックス基体の部分破断正面図である。
【図7】収納ボックスの構成要素である蓋体の部分破断平面図である。
【図8】蓋体の部分破断正面図である。
【図9】同じく部分破断背面図である。
【図10】同じく部分破断右側面図である。
【図11】ボックス基体に蓋体を被せる前の部分破断右側面図である。
【図12】蓋体を摺接させながら移動してボックス基体に被せた後の部分破断右側面図である。
【図13】本発明に係る収納ボックスの部分破断正面図である。
【図14】基体接合部をボックス基体から切り離した状態を示す部分破断要部拡大図である。
【図15】ボックス基体から蓋体を引き離した状態を示す部分破断要部拡大図である。
【図16】本発明に係る接合手段の要部を分解して示す部分斜視図である。
【図17】接合手段の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1 遊技機
54 遊技制御基板
55 収納ボックス
56 接合手段
66 ボックス基体
67 蓋体
76 係合手段
77 基体接合部
81 非可逆的接合手段
95 蓋体接合部
A1 一端部
A2 一端部
B1 他端部
B2 他端部
X 矢印
X1 矢印の向き
X2 矢印の向き
Claims (1)
- 裏機構盤(50)と、コネクタが配置され、遊技を制御するための遊技制御基板(54)と、前記遊技制御基板(54)を収納する収納ボックス(55)と、を備えた遊技機において、
前記収納ボックス(55)は、
前記裏機構盤(50)に取り付けられ、前記遊技制御基板(54)を保持するボックス基体(66)と、
前記ボックス基体(66)に対して一方方向(X1)に向かって摺接させながら被せられる蓋体(67)と、
前記ボックス基体(66)の一端部(A1)寄りにおいて、前記遊技制御基板(54)のコネクタ(83)が外部に露出する領域を覆うパターンカバー(84)と、
前記一方方向(X1)における前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との一端部(A1、A2)に設けられ、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)とを係合させる係合手段(76)と、
前記一方方向(X1)と逆方向(X2)における前記ボックス基体(66)の他端部(B1)に支持される複数個の基体接合部(77)、前記蓋体(67)の他端部(B2)に支持される複数個の蓋体接合部(95)、並びに前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とを接合する非可逆的接合手段(81)を具備し、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)とを一体化させる接合手段(56)と、を備え、
前記蓋体(67)は、側壁部(86a、86b、86c、86d、86e)を有し、前記側壁部(86a、86b、86c、86d)により凹状の箱体を形成し、
前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)の前記一端部(A2)寄りの部位に接続されるコ字形の側壁部(86e)が、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)から外方に形成され、
前記コ字形の側壁部(86e)と、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)とにより、前記パターンカバー(84)で占められる部位を切り欠いた開放部(85)を形成し、
前記係合手段(76)として、前記コ字形の側壁部(86e)の前記一端部(A2)側には、外方に延びる舌片状の被係止部(89、90)が突設され、前記ボックス基体(66)の前記一端部(A1)側には、門形の係止部(75)が設けられ、
前記ボックス基体(66)の前記一方方向(X1)に平行な周壁部(71b、71d)には、複数個の突片(73)が設けられ、前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)には、フック状の離間阻止片(88b、88d)が設けられ、
前記ボックス基体(66)には、前記一方方向(X1)に平行な周壁部(71b、71d)の外方に、当該周壁部(71b、71d)と平行に所定間隔をおいてガイド壁部(72b、72d)が形成され、
前記蓋体(67)の前記一方方向(X1)に平行な側壁部(86b、86d)には、L字形断面をなすレール部(87b、87d)が形成され、
前記ボックス基体(66)と、前記蓋体(67)とを上下に重ねて前記一方方向(X1)に摺接する際、前記レール部(87b、87d)が前記ガイド壁部(72b、72d)の内側に位置して案内されて、前記突片(73)と前記離間阻止片(88b、88d)とが係合されると共に、前記舌片状の被係止部(89、90)と前記門形の係止部(75)とが係止され、
前記蓋体(67)が前記ボックス基体(66)に被せられた後、前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とが上下方向において重なった状態で、前記非可逆的接合手段(81)により、前記基体接合部(77)と前記蓋体接合部(95)とを接合し、
前記ボックス基体(66)には、前記一端部(A1)側の周壁部(71a)を除く3つの周壁部(71b、71c、71d)の内方寄りに、当該3つの周壁部(71b、71c、71d)と平行に内壁部(92b、92c、92d)が設けられ、
前記蓋体(67)には、前記他端部(B2)側の側壁部(86c)の内方寄りに垂下させた壁状ストッパー(93)が設けられ、
前記蓋体(67)を前記一方方向(X1)に相対移動させるとき、前記壁状ストッパー(93)が、前記ボックス基体(66)の前記内壁部(92c)に衝突して、それ以上の移動が制限されることで、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)の外方が、前記コネクタ(83)に衝突しないように、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との相対移動範囲が制限され、
前記蓋体(67)を前記一方方向と逆方向(X2)に相対移動させるとき、前記一端部(A2)側の側壁部(86a)の内方が、前記ボックス基体(66)の前記内壁部(92b、92d)の端面(b、c)に衝突して、それ以上の移動が制限されることで、前記コ字形の側壁部(86e)の一端部(A2)側の内方が、前記コネクタ(83)に衝突しないように、前記ボックス基体(66)と前記蓋体(67)との相対移動範囲が制限されることを特徴とする遊技機。
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