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JP4631603B2 - PoCサービスにおける音声データ再生システム、再生方法、サーバ装置、及び、プログラム - Google Patents
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PoCサービスにおける音声データ再生システム、再生方法、サーバ装置、及び、プログラム Download PDF

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本発明は、PoCサービスにおける音声データ再生システム、再生方法、サーバ装置、端末装置、及び、プログラムに関し、特に、PoCサービスを利用した電話システムにおいて、ユーザが話した音声データを通信ネットワーク上のサーバに保存し、ユーザからの要求に応じて保存している音声データを再生することを可能とする、PoCサービスにおける音声データ再生システム、再生方法、サーバ装置、端末装置、及び、プログラムに関する。
PoC(Push−to−talk over Cellular)は、1対1の接続だけでなく、1対N接続のグループ間通信をも可能とするコミュニケーション手段である。PoCサービスにおいては、携帯端末をトランシーバのように利用することができ、会話を開始するためには、通話先の電話番号をダイヤルすることなく、通話ボタンを押すだけで通話可能となり、また、複数のユーザと同時に通話を行うことができる。
近年、PoC機能を実装した携帯端末が、徐々に普及し始めてきている(例えば、特許文献1参照。)。
上述した特許文献1「現存の通信システムにおいてグループ通信サービスに参加するための方法および装置」には、グループ通信システムのメンバーが使用する通信デバイスの例として、無線電話、プッシュツートーク能力を有する有線電話、プッシュツートーク機能を備えた衛星電話、無線ビデオカメラ、などが挙げられている。そして、特許文献1は、有線あるいは無線通信デバイスのグループに、インターネットプロトコルを用いて、互いに音声データを送信し、受信することを可能とする方法、などを開示している。
特表2003−526275号公報(第14−95頁、図1−16)
上述したように、PoCサービスでは、1対1の接続だけではなく、1対Nの接続を行うことにより、携帯端末装置等を利用して、同時に複数のユーザと通話する(トークセッション(talk session)と称する)ことができる機能を提供している。
しかしながら、PoCは、リアルタイムなコミュニケーションを行うためのサービスであるため、グループ間通信を行おうとする場合に、携帯端末装置の電源未投入のユーザや、通信圏外のユーザなど、その時点で通信に参加できないユーザは、そのトークセッションに参加できない。
また、発信者が、PoCサービスを利用して、複数のユーザと通話しようとして、トークセッションの確立を行おうとしても、全ての着信者がそのトークセッションに参加することが可能だとは限らない。例えば、会議中であったり、電車に乗車中であったり、或いは、自動車を運転中などの場合には、着信者は電話に出ることができない状態であり、このような状況においては、そのトークセッションに参加できない。
さらに、一旦トークセッションに参加したユーザも、ユーザが自らそのトークセッションから離脱したり、携帯電話などの携帯端末装置の電波状況が悪くなることによって、トークセッションから離脱せざるを得ない場合も起こりうることである。
上述した状況が起こり得るものであるため、従来のPoCサービスにおいては、発信者が全ての着信者に対して、重要事項を連絡しようと考えていても、トークセッションに参加しないユーザに対しては、その内容を即時には連絡することができない。このような場合には、再度、PoCサービスを利用して、参加できなかったユーザに再接続を行うか、或いは、メールや電話など他の手段を用いて、連絡しなければならない、という問題がある。
また、トークセッションに参加した後でも、着信者は、発信者が話した内容を聞き逃してしまう場合も考えられる。1対1の接続時であれば、発信者が話した内容を聞き逃した場合には、すぐに聞き直して確認すれば良いが、複数のユーザが参加している状況では、聞きなおすことができない場合も考えられる。このように、着信者が話を聞き逃してすぐには確認できない場合、後で何らかの手段を用いて、発信者の話した内容を確認しなければならない、という問題もある。
従来のPoCサービスにおいては、また、通話内容を記録する手段が存在しない。このため、トークセッションに参加できなかったユーザ、或いは、トークセッションの一部に参加できなかったユーザが、通話内容を取得して確認したり、トークセッションに参加したユーザが、後に通話内容を確認したりすることができない、という問題がある。
本発明は、上述した事情を改善するために成されたものであり、従って、本発明の目的は、PoCサービスを利用した電話システムにおいて、ユーザが話した音声データを通信ネットワーク上のサーバに保存し、ユーザからの要求に応じて保存している音声データを再生することを可能とする、PoCサービスにおける音声データ再生システム、再生方法、サーバ装置、端末装置、及び、プログラム、を提供することにある。
本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムは、端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置を備えたPoCサービスにおける音声データ再生システムであって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する生成手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記サーバ装置は、さらに、生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置および前記記録手段に対して送信する送信手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置が生成した前記セッションIDを受信した前記端末装置は、前記セッションIDを自端末装置内に記憶する記憶手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を前記記録手段から読み出して再生する再生手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記再生手段は、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、ことを特徴とする。
さらに、前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記記録手段に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第3の再確立要求メッセージを送信し、前記第3の再確立要求メッセージの送信後、前記記録手段から送信される前記セッションIDに対応する通話内容を受信した際に、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して該通話内容を送信する、ことを特徴とする。
本発明のPoCサービスにおける音声データ再生方法は、端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置を備えたPoCサービスにおける音声データ再生方法であって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する、ことを特徴とする。
さらに、前記サーバ装置は、さらに、生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置に対して送信する、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置が生成した前記セッションIDを受信した前記端末装置は、前記セッションIDを自端末装置内に記憶する、ことを特徴とする。
さらに、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を再生する処理を行う、ことを特徴とする。
また、前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、ことを特徴とする。
さらに、前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、ことを特徴とする。
本発明のサーバ装置は、端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置であって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する生成手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記サーバ装置は、さらに、生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置および前記記録手段に対して送信する送信手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記サーバ装置は、さらに、前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を前記記録手段から読み出して再生する再生手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記再生手段は、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、ことを特徴とする。
また、前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、ことを特徴とする。
本発明の端末装置は、サーバ装置からPoCサービスの提供を受ける端末装置であって、前記端末装置は、通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを前記サーバ装置に対して送信する送信手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記端末装置は、さらに、前記確立要求メッセージに対する応答メッセージを受信した際に、前記応答メッセージに記載の通話セッションを識別可能なセッションIDを自端末装置の記憶装置に記憶させる記憶手段を備える、ことを特徴とする。
さらに、前記端末装置は、さらに、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを送信する再送信手段を備える、ことを特徴とする。
また、前記端末装置は、さらに、前記再確立要求メッセージに対する応答として前記サーバ装置から返送される通話内容を再生する再生手段を備える、ことを特徴とする。
本発明のプログラムは、端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置のコンピュータに、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記プログラムは、さらに、前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する処理を実行させる、ことを特徴とする。
さらに、前記プログラムは、さらに、生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置に対して送信する処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記プログラムは、さらに、前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を再生する処理を実行させる、ことを特徴とする。
さらに、前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記再確立要求メッセージの送信元の端末装置および/または前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する処理を実行させる、ことを特徴とする。
さらに、サーバ装置からPoCサービスの提供を受ける端末装置のコンピュータに、通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを前記サーバ装置に対して送信する処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記プログラムは、さらに、前記確立要求メッセージに対する応答メッセージを受信した際に、前記応答メッセージに記載の通話セッションを識別可能なセッションIDを自端末装置の記憶装置に記憶させる処理を実行させる、ことを特徴とする。
さらに、前記プログラムは、さらに、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを送信する処理を実行させる、ことを特徴とする。
また、前記プログラムは、さらに、前記再確立要求メッセージに対する応答として前記サーバ装置から返送される通話内容を再生する処理を実行させる、ことを特徴とする。
本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムは、端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置を備え、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録手段を備えている。
従って、当該通話セッションが終了した後であっても、当該セッションIDを使用することにより、記録手段に保存された当該通話セッションでの通話内容を再生することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムの一実施形態を示すブロック図である。
図1に示す本実施の形態は、PoC(Push−to−talk over Cellular)サービスを行うPoCサーバ20、PoC用サーバ群30と、PoCサービスにおいて送受される音声データを保存/再生するデータ管理サーバ40とが、ネットワーク10を介して相互に接続されて構成されている。
また、ネットワーク10には、PoC機能を実装した複数の携帯端末装置1(1−1〜1−n)が接続される構成となっている。
PoCサービスは、PoCサーバ20とPoC用サーバ群30との連携によって実現されるようになっており、携帯端末装置1相互間での通話(トークセッションと称するものとする)を行わせる。そして、携帯端末装置1間で送受される音声データは、データ管理サーバ40に保存され、後に、携帯端末装置1のユーザから要求があった場合には、該音声データが携帯端末装置1に送信され、再生されるようになっている。
携帯端末装置1は、PoC機能を実装した携帯電話、PHS(Personal Handyphone System:パーソナルハンディホンシステム)端末、PDA(Personal Digital Assistance:携帯情報端末)などにより構成される。或いは、PoC機能を実装するPoC専用の携帯端末であってもよい。
ネットワーク10は、移動体通信網を含むインターネットなどの通信ネットワークである。ここで、移動体通信網は、PDC(Personal Digital Cellular:ピーディーシー)方式、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000:シーディーエムエーニセン)方式、或いは、W−CDMA(Wideband CDMA:ダブリューシーディーエムエー)方式の何れであってもよい。
次に、図2を参照して、図1に示したPoCサーバ20、PoC用サーバ群30について説明する。
図2は、PoCサーバとPoC用サーバ群の一例を示す詳細ブロック図である。
図2におけるPoCサーバ20は、図示しないCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)を備える情報処理装置であり、図示しない記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムによって動作するよう構成されている。
そして、PoCサーバ20は、セッション制御部21と、発言権制御部22と、音声制御部23とを備えている。
セッション制御部21は、PoCサービスにおけるトークセッションの確立及び切断の処理を制御する。
発言権制御部22は、PoCサービスにおいて、発言するための権利であるところの発言権の付与及び開放の処理を制御する。
音声制御部23は、発言権を保持している携帯端末装置1のユーザから受信した音声データを、トークセッションに参加中の他のユーザの携帯端末装置1に対して送信する制御を行う。
図2のPoC用サーバ群30は、PoCサービスをサポートするために必要となる以下の機能を備えるサーバ群である。
先ず、PoC通信で使用するIP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)セッションを確立するSIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)サーバの機能を備える。また、携帯端末などのユーザのステータス(暇、会議中、など)の情報管理を行うプレゼンス(Presence)サーバの機能を備える。さらに、PoCサービスのユーザのグループ間通信をサポートするため、グループのメンバーの管理運営を行うGLMS(Group and List Management Server:グループ及びリスト管理サーバ)の機能を備える。
PoC用サーバ群30の主たる機能は上記の通りであるが、本実施形態においてそのサーバ構成は任意の形態でよいため、図2においては、機能構成だけを示している。
次に、図3を参照して、図1に示したデータ管理サーバ40について説明する。
図3は、データ管理サーバの一例を示す詳細ブロック図である。
図3におけるデータ管理サーバ40は、図示しないCPUを備える情報処理装置であり、図示しない記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムによって動作するよう構成されている。
そして、データ管理サーバ40は、音声データ制御部41と、音声データ保存DB(Data Base:データベース)42を備えている。また、セッション管理部45と、発言権管理部46とを備えている。
音声データ制御部41は、PoCサーバ20から送信された音声データを、音声データ保存DB42に保存する。また、PoCサーバ20から音声データの再生要求が送信された場合に、音声データ保存DB42に保存しておいた音声データを、PoCサーバ20に送信する。
音声データ保存DB42は、携帯端末装置1相互間で行われるトークセッションで送受される音声データを保存するデータベースである。
音声データ保存DB42は、図3に示すように、セッションID4211の欄と、シーケンス番号4212の欄と、音声データ4213の欄とから構成されている。
セッションID4211は、トークセッションを一意に識別するためのID(identification:アイディー)であり、PoCサーバ20がトークセッションを確立する際に、該トークセッションを識別するためのユニークなIDとして生成するものである。
シーケンス番号4212は、当該セッションID中の音声データの順序を示す番号である。
音声データ4213は、PoCサーバ20から送信された音声データそのものである。
一例として、音声データ保存DB42の4221のレコードには、セッションIDが「セッション1234」で、そのシーケンス番号が「1」の音声データ「○△・・・□」が記憶保存されている。また、4222のレコードには、上記レコードと同一のセッションID「セッション1234」を有し、シーケンス番号が「2」の音声データ「○×○・・・」が記憶保存されている。
セッション管理部45は、PoCサーバ20からの要求により、自データ管理サーバ40のトークセッションへの参加のための確立処理と切断処理を行う。具体的には、PoCサーバ20からトークセッションへの参加を要求するメッセージを受信すると、自データ管理サーバ40が該トークセッションに参加する旨、の応答メッセージを生成し、PoCサーバ20に返送する。そして、トークセッションが確立中か否かの状態管理も行う。
発言権管理部46は、自データ管理サーバ40が発言権を獲得しようとする場合に、発言権の付与の要求をPoCサーバ20に対して行う。
なお、上述したPoCサーバ20とデータ管理サーバ40は、同一情報処理装置内に上述の両サーバ機能を実装したサーバ装置として構成されるものであっても良い。
次に、図4を参照して、図1に示した携帯端末装置1について説明する。
図4は、携帯端末装置の一例を示す詳細ブロック図である。
図4において、携帯端末装置1は、無線電波を送受信するアンテナ101と、アンテナ101を介して移動体通信網との通信を行う通信部102を備えている。また、携帯端末装置1の全体の制御を行う制御部103と、制御部103に接続されて必要なデータを書込み/読出し可能な記憶部104を備えている。さらに、制御部103から出力されるデータを表示する表示部105と、マイクロフォン107及びスピーカ108を駆動する通話部106と、ボタン操作によって制御部103へのデータ入力を行う操作部109を備えている。
制御部103は、図示しないCPUを備え、記憶部104に記憶されているコンピュータプログラムによって動作するよう構成されている。
そして、制御部103は、PoCサービスによる通話を行うためのPoC機能部110を備えている。PoC機能部110は、音声データ制御部111と、セッション管理部115と、発言権管理部116とから構成されている。
音声データ制御部111は、PoCサーバ20から送信された音声データを、通信部102を介して受信すると、通話部106を介してスピーカ108に出力し、音声データを再生させる。また、マイクロフォン107から通話部106を介して入力された音声データを、通信部102を介してPoCサーバ20に送信する。
セッション管理部115は、PoCサーバ20からの要求により、自携帯端末装置1のトークセッションへの参加のための確立処理と切断処理を行う。具体的には、PoCサーバ20から通信部102を介して、トークセッションへの参加を要求するメッセージを受信すると、自携帯端末装置1が該トークセッションに参加/不参加する旨、の応答メッセージを生成し、PoCサーバ20に返送する。また、操作部109のボタン操作により、トークセッションの確立を行いたい旨のデータ入力が行われると、トークセッションの確立を要求するメッセージを生成し、通信部102を介してPoCサーバ20に送信する。そして、トークセッションが確立中か否かの状態管理も行う。
発言権管理部116は、操作部109の発言ボタン(図示せず)押下により、発言権を獲得したい旨のデータ入力が行われると、発言権の付与を要求するメッセージを生成し、通信部102を介してPoCサーバ20に送信する。
次に、図5〜図8に示すシーケンスチャートを参照して、本実施形態の動作について説明する。
図5は、PoCサービスにおけるトークセッションの確立処理、図6は、発言権の獲得処理、図7は、音声データの送信/受信処理を示すシーケンスチャートであり、図5〜図7の処理を行うことによって、トークセッションで送受された音声データが、データ管理サーバ40に保存される。
図8は、データ管理サーバ40に保存されている音声データの再生処理を示すシーケンスチャートであり、トークセッションの確立処理、発言権の獲得処理、音声データの送信/受信処理がすべて含まれている。
まず、図5を参照して、トークセッションの確立処理の手順に関して説明する。
図5において、ユーザA、ユーザB、ユーザCは、各々、携帯端末装置1−1、1−2、1−3を利用しているユーザであるものとする。
そして、ユーザAが発信者であり、ユーザB、ユーザCに対してPoCサービスにおけるトークセッションの確立を要求するものとする。この要求に対し、ユーザBが不参加応答、ユーザCが参加応答を返すものとする。
発信者であるユーザAが携帯端末装置1−1を使用して、接続先のユーザBとユーザCを選択し、トークセッションの確立を行いたい旨の操作を開始すると(図5のステップS11)、携帯端末装置1−1からPoCサーバ20へ、トークセッションの確立を要求するセッション確立要求(新規確立)のメッセージが送信される(ステップS12)。メッセージフォーマットを図9(a)に例示する。図9(a)において、メッセージ種別301には「セッション確立要求(新規確立)」が記載され、接続先情報302には、ユーザAが選択した接続先「ユーザB、ユーザC」が記載されている。
なお、セッション確立要求のメッセージは、図8で後述するように、音声データの再生処理を行う場合にも使用されるものである。そこで、その場合のメッセージと区別するために、図5におけるセッション確立要求のメッセージを、セッション確立要求(新規確立)、と記載することとする。
PoCサーバ20は、ステップS12のセッション確立要求(新規確立)、を受信すると、該トークセッションを一意に識別するためのセッションIDを生成する(ステップS12−1)。
そして、PoCサーバ20は、データ管理サーバ40と、(図9(a)の接続先情報302に記載されている)ユーザBの携帯端末装置1−2、ユーザCの携帯端末装置1−3に対し、それぞれ、生成したセッションIDを含めたセッション確立要求(新規確立)のメッセージを送信する(ステップS13、ステップS14、ステップS15)。メッセージフォーマットを図9(b)に例示する。図9(b)において、メッセージ種別301には、「セッション確立要求(新規確立)、セッションID」が記載されており、生成したセッションIDを含むメッセージとなっている。
データ管理サーバ40は、ステップS13のセッションIDを含めたセッション確立要求(新規確立)を受信すると、該セッションIDを自データ管理サーバ40が備える記憶装置内に記憶し保存する(ステップS13−1)。そして、自データ管理サーバ40の状態を、該セッションIDが付されたトークセッションに参加中(トークセッションが確立中)、の状態とし、セッション確立応答のメッセージをPoCサーバ20に対し返送する(ステップS16)。メッセージフォーマットを図9(c)に例示する。
ユーザBの携帯端末装置1−2は、ステップS14のセッションIDを含めたセッション確立要求(新規確立)を受信すると、該セッションIDを自携帯端末装置1−2内の記憶部104に、着信履歴情報として記憶し保存する(ステップS14−1)。ここで、ユーザBは該トークセッションには参加しないとの前提であるため、自携帯端末装置1−2の状態を、該セッションIDが付されたトークセッションに参加していない(トークセッションが非確立中)、の状態とする。そして、該トークセッションに不参加の旨のセッション確立応答(拒否)のメッセージを、PoCサーバ20に対し返送する(ステップS17)。メッセージフォーマットを図9(d)に例示する。
ユーザCの携帯端末装置1−3は、ステップS15のセッションIDを含めたセッション確立要求(新規確立)を受信すると、該セッションIDを自携帯端末装置1−3内の記憶部104に、着信履歴情報として記憶し保存する(ステップS15−1)。ここで、ユーザCは該トークセッションに参加するとの前提であるため、自携帯端末装置1−3の状態を、該セッションIDが付されたトークセッションに参加中(トークセッションが確立中)、の状態とする。そして、該トークセッションに参加する旨のセッション確立応答(参加)のメッセージを、PoCサーバ20に対し返送する(ステップS18)。メッセージフォーマットを図9(e)に例示する。
PoCサーバ20は、着信者のユーザCから正常レスポンスであるところのセッション確立応答(参加)(ステップS18)を受信した時に、発信者であるユーザAの携帯端末装置1−1に対し、セッション確立応答のメッセージを送信する(ステップS19)。メッセージフォーマットを図9(f)に例示する。
ユーザAの携帯端末装置1−1は、ステップS19のセッション確立応答を受信すると、自携帯端末装置1−1内の記憶部104に、該トークセッションのセッションIDを、リダイアル情報として記憶し保存する(ステップS19−1)。この時点で、ユーザAとユーザC間でトークセッションが確立された状態となり、同時に、データ管理サーバ40との間でも該トークセッションが確立された状態となっている。
次に、図6を参照して、発言権の獲得処理の手順に関して説明する。
図6において、ユーザXは、発言権を獲得して音声データを送信する発信ユーザであるものとし、発言権取得状態にあると称することとする。また、ユーザYは、発言権を獲得した他のユーザから、音声データを受信する着信ユーザであるものとし、発言権被取得状態にあると称することとする。
図5で説明したユーザAとユーザC間では、トークセッションが確立されている。そして、ユーザA、ユーザCの何れのユーザも、発言権を獲得すれば発信ユーザとして話をすることが可能となる。従って、ユーザAおよびユーザCの何れも、ユーザXまたはユーザYとなることが可能である。以下の説明においては、便宜上、ユーザXは携帯端末装置1−1を使用しているものとし、ユーザYは携帯端末装置1−3を使用しているものとする。
ユーザXが、携帯端末装置1−1を使用して、発言権を獲得するための操作を開始すると(図6のステップS21)、携帯端末装置1−1からPoCサーバ20に、発言権の付与を要求する発言権獲得要求のメッセージが送信される(ステップS22)。
PoCサーバ20は、ユーザXに発言権を許可する場合、ユーザXの携帯端末装置1−1に対し、発言権獲得応答のメッセージを返送する(ステップS23)。同時に、データ管理サーバ40およびユーザYの携帯端末装置1−3に対し、ユーザXが発言権を獲得した旨を連絡する発言権獲得報告のメッセージを送信する(ステップS24、ステップS25)。
ステップS23の発言権獲得応答を受信したユーザXの携帯端末装置1−1は、発言権取得状態へ遷移し(ステップS23−1)、音声データを送信できる状態に遷移する。
データ管理サーバ40は、ステップS24の発言権獲得報告を受信すると、発言権被取得状態へ遷移し(ステップS24−1)、発言権を獲得したユーザXからの音声データを受信し、該音声データを音声データ保存DB42に保存できる状態へ遷移する。
ユーザYの携帯端末装置1−3は、ステップS25の発言権獲得報告を受信すると、発言権被取得状態へ遷移し(ステップS25−1)、発言権を獲得したユーザXからの音声データを受信し、再生できる状態へ遷移する。
次に、図7を参照して、音声データの送信/受信処理の手順に関して説明する。
図7において、ユーザX(携帯端末装置1−1)は発言権取得状態にあり、データ管理サーバ40及びユーザY(携帯端末装置1−3)は発言権被取得状態にあるものとする。
この状態は、図6にて説明したとおりの状態である。
発言権を獲得して、発言権取得状態へ遷移したユーザXが、携帯端末装置1−1を使用して、会話を始め音声データを入力すると(ステップS31)、携帯端末装置1−1からの音声データがPoCサーバ20に送信される(ステップS32)。
PoCサーバ20は、発言権を獲得したユーザXの携帯端末装置1−1からの音声データ(ステップS32)を受信した場合、データ管理サーバ40およびユーザYの携帯端末装置1−3に対し、それぞれ、該音声データを送信する(ステップS33、ステップS34)。
データ管理サーバ40は、ステップS33の音声データを受信すると、自データ管理サーバ40の音声データ保存DB42に、該音声データを記憶し保存する(ステップS33−1)。該音声データの保存にあたっては、現時点でのトークセッションのセッションIDを付して保存する。該セッションIDは、図5のステップS13−1にて保存しておいたものである。
ユーザYの携帯端末装置1−3は、ステップS34の音声データを受信すると、該音声データを自携帯端末装置1−3の通話部106に出力することにより、スピーカ108で再生させる(ステップS34−1)。
次に、図8を参照して、データ管理サーバ40に保存されている音声データの再生処理の手順に関して説明する。
図8においては、図5で説明したユーザBが、データ管理サーバ40に保存されている音声データの再生を行う手順を示すものとする。
ユーザBは、図5で説明したように、トークセッションに不参加であったため、図7で説明したような、発言権を獲得したユーザXからの音声データは送信されて来ない。従って、当該トークセッションで成された会話の内容を聞いていないユーザである。しかしながら、当該トークセッションのセッションIDは、自携帯端末装置1−2内に記憶し保存している。
図8において、音声データの再生を希望するユーザBが、携帯端末装置1−2を使用して、音声データの再生を行うためのトークセッション、の確立を行いたい旨の操作を開始すると(図8のステップS41)、携帯端末装置1−2からPoCサーバ20へ、トークセッションの確立を要求するセッション確立要求(再生)のメッセージが送信される(ステップS42)。メッセージフォーマットを図9(g)に例示する。図9(g)において、メッセージ種別301には「セッション確立要求(再生)、セッションID」が記載され、接続先情報302には、接続先ユーザ数は「0」件であることを示す「NULL」(空白)コードが記載されている。
なお、ここでのセッション確立要求のメッセージは、図5で説明したセッション確立要求(新規確立)と区別するため、セッション確立要求(再生)と記載することとする。また、ここでのセッション確立要求(再生)には、セッションIDが付されている。該セッションIDは、図5のステップS14−1で、ユーザBの携帯端末装置1−2内に記憶し保存しておいたものである。
PoCサーバ20は、ステップS42のセッション確立要求(再生)を受信すると、該セッション確立要求(再生)のメッセージ内の接続先情報302が「NULL」コードであるため、他のユーザ(ユーザA、ユーザCなど)に対しては、何の動作も行わない。しかし、データ管理サーバ40に対しては、セッション確立要求(再生)のメッセージを送信する(ステップS43)。メッセージフォーマットを図9(h)に例示する。
データ管理サーバ40は、ステップS43のセッション確立要求(再生)を受信すると、該セッション確立要求(再生)に付加されているセッションIDに対応した音声データを、音声データ保存DB42に保存しているかを調査する。該セッションIDに対応する音声データが音声データ保存DB42に保存されている場合には、PoCサーバ20に対する正常レスポンスとして、セッション確立応答のメッセージを返送する(ステップS44)。
PoCサーバ20は、セッション確立要求元のユーザBの携帯端末装置1−2に、セッション確立応答のメッセージを送信する(ステップS45)。この時点で、携帯端末装置1−2とデータ管理サーバ40との間で、音声データの再生のためのトークセッションが確立される。
ステップS44でセッション確立応答のメッセージを返送したデータ管理サーバ40は、次に、発言権を獲得するために、PoCサーバ20に対して発言権獲得要求のメッセージを送信する(ステップS46)。データ管理サーバ40では、音声データの再生のためのトークセッションが確立した場合には、自動的に発言権を獲得して、音声データを送信できるように動作する。
PoCサーバ20は、ステップS46の発言権獲得要求を受信すると、データ管理サーバ40に対し、発言権獲得応答のメッセージを返送する(ステップS47)。また、ユーザBの携帯端末装置1−2に対し、発言権獲得報告のメッセージを送信する(ステップS48)。
データ管理サーバ40は、ステップS47の発言権獲得応答を受信すると、自データ管理サーバ40の音声データ保存DB42内に保存していた音声データの再生を開始する。すなわち、音声データ保存DB42から当該セッションIDに対応する音声データを順次読み出し、読み出した音声データをPoCサーバ20に送信する(ステップS49)。
PoCサーバ20は、ステップS49で受信した音声データを、ユーザBの携帯端末装置1−2に送信する(ステップS50)。
ユーザBの携帯端末装置1−2は、ステップS50の音声データを受信すると、該音声データを自携帯端末装置1−2の通話部106に出力することにより、スピーカ108で再生させる(ステップS50−1)。以上の動作を行うことにより、ユーザBは、データ管理サーバ40に保存されていた音声データを確認することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態においては、トークセッションの開始時には、該トークセッションを識別可能なユニークなセッションIDを生成するようになっている。そして、該トークセッションでの会話内容を、該セッションIDを付した音声データとしてデータ管理サーバに保存するようにしている。
従って、該トークセッションの終了後であっても、該セッションIDを使用することにより、データ管理サーバに保存された音声データを再生することが可能となる。
一例として、トークセッションの確立要求に対して参加を拒否した場合、或いは、該トークセッションへの参加後に離脱した場合であっても、該トークセッションの確立時に生成されたセッションIDを指定して、ユーザが自ら音声データ再生のためのトークセッションを確立することができる。その結果、該トークセッションでの会話の内容を再生することが出来、会話内容を確認することが可能となる。
従って、ユーザがPoCサービスに参加できない状態であっても、後にユーザの都合の良い時間に、PoCサービスでのトークセッション中の会話内容を確認することが可能となる。
次に、図10を参照して、本実施形態の第2の動作例について説明する。
本実施形態の第2の動作例では、トークセッションに参加したユーザが、トークセッションに参加しなかったユーザや、トークセッションから途中で離脱したユーザなどに対し、以前のトークセッション中での会話内容を聞かせるための処理の手順に関して説明する。
図10は、データ管理サーバ40に保存されている音声データの再生処理を示す第2のシーケンスチャートである。
図10においては、図5でトークセッションに参加したユーザAが、トークセッションに不参加のユーザBに対し、そのトークセッションでの会話内容を確認させる際の処理手順について説明するものとする。
ユーザAは、図5で説明したように、トークセッションに参加しており、該トークセッションのセッションIDを、自携帯端末装置1−1の記憶部104に、リダイアル情報として記憶し保存している(図5のステップS19−1)。
図10において、音声データの再生を希望するユーザAが、携帯端末装置1−1を使用して、音声データの再生を行うためのトークセッション、の確立を行いたい旨の操作を開始する(図10のステップS51)。このとき、ユーザAは、以前のトークセッションに不参加のユーザBを指定し、かつ、以前のトークセッションにおけるセッションIDを利用する。すると、携帯端末装置1−1からPoCサーバ20へ、トークセッションの確立を要求するセッション確立要求(再生)のメッセージが送信される(ステップS52)。メッセージフォーマットを図11(a)に例示する。図11(a)において、メッセージ種別301には「セッション確立要求(再生)、セッションID」が記載され、接続先情報302には、以前のトークセッションに不参加の「ユーザB」が記載されている。
PoCサーバ20は、ステップS52のセッション確立要求(再生)を受信すると、まず、ユーザBの携帯端末装置1−2に対し、セッション確立要求(再生)のメッセージを送信する(ステップS53)。メッセージフォーマットを図11(b)に例示する。
ユーザBの携帯端末装置1−2は、ステップS53のセッション確立要求(再生)を受信すると、該セッション確立要求(再生)のメッセージに記載のセッションIDを、自携帯端末装置1−2の記憶部104に記憶し保存する(ステップS53−1)。そして、そのトークセッションに参加可能である場合、参加することを示すセッション確立応答(参加)のメッセージを、PoCサーバ20に対して返送する(ステップS54)。
PoCサーバ20は、ステップS54のセッション確立応答(参加)を受信すると、ユーザAの携帯端末装置1−1に対し、セッション確立応答を送信する(ステップS55)。
次に、PoCサーバ20は、データ管理サーバ40に対し、セッション確立要求(再生)のメッセージを送信する(ステップS56)。
データ管理サーバ40は、ステップS56のセッション確立要求(再生)を受信すると、すぐ、セッション確立応答のメッセージをPoCサーバ20に対し返送する(ステップS57)。
なお、上述したように、PoCサーバ20は、まず、着信ユーザであるところのユーザBとのトークセッションを確立した後に、データ管理サーバ40とのトークセッション確立を行うようにしている。これは、PoCサービスにおいては、着信ユーザが如何なるタイミングでセッション確立応答のメッセージを返送するかは、着信ユーザの操作に依存するものであるため、分からないとの前提にたっている。着信ユーザとのトークセッション確立前に、データ管理サーバ40とのトークセッションが確立してしまった場合、データ管理サーバ40から音声データが送信されてしまい、着信ユーザは、この音声データを受信できない。このような事態を防ぐために、先に、着信ユーザとのトークセッション確立を行った後、データ管理サーバ40とのトークセッション確立を行うようにしたものである。
データ管理サーバ40は、ステップS57のセッション確立応答のメッセージを返送した後、発言権を獲得するため、発言権獲得要求のメッセージをPoCサーバ20に対し送信する(ステップS58)。
PoCサーバ20は、ステップS58の発言権獲得要求を受信すると、データ管理サーバ40に発言権を付与する場合、データ管理サーバ40に対し発言権獲得応答のメッセージを送信する(ステップS59)。
そして、PoCサーバ20は、ユーザAの携帯端末装置1−1とユーザBの携帯端末装置1−2のそれぞれに対し、発言権獲得報告のメッセージを送信する(ステップS60、ステップS61)。
ステップS59の発言権獲得応答を受信したデータ管理サーバ40は、自データ管理サーバ40の音声データ保存DB42に保存してある当該セッションIDが付された音声データを、PoCサーバ20に対し送信する(ステップS62)。
PoCサーバ20は、ステップS62の音声データを受信すると、ユーザAの携帯端末装置1−1とユーザBの携帯端末装置1−2のそれぞれに対し、該音声データを送信する(ステップS63、ステップS64)。
ユーザAの携帯端末装置1−1は、ステップS63の音声データを受信すると、該音声データを自携帯端末装置1−1の通話部106に出力することにより、スピーカ108で再生させる(ステップS63−1)。
ユーザBの携帯端末装置1−2は、ステップS64の音声データを受信すると、該音声データを自携帯端末装置1−2の通話部106に出力することにより、スピーカ108で再生させる(ステップS64−1)。
以上説明したように、本実施形態の第2の動作例によれば、トークセッションに参加したユーザは、他の任意のユーザに対して、データ管理サーバに保存されている音声データを、任意の時点で再生して聞かせることが可能となる。
一例として、何らかの理由により、トークセッションに参加できなかったユーザや、トークセッションの途中で離脱したユーザに対しても、該トークセッションでの会話内容を確認させることが可能となる。また、当初トークセッションのメンバに入っていなかったユーザに対しても、該ユーザを接続先として指定してセッション確立要求(再生)を実行することで、該ユーザにも該トークセッションでの会話内容を聞かせることが可能となる。
次に、図12を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。
図12は、本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
図12は、図1に示した実施形態に比し、PoC機能を実装した複数の固定電話2(2−1〜2−m)を追加して点でのみ異なるものである。従って、図12において図1に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字または符号を付し、その説明を省略するものとする。
図12に示す第2の実施形態は、PoCサービスを行うPoCサーバ20、PoC用サーバ群30と、PoCサービスにおいて送受される音声データを保存/再生するデータ管理サーバ40とが、ネットワーク10を介して相互に接続されて構成されている。
また、ネットワーク10には、PoC機能を実装した複数の携帯端末装置1(1−1〜1−n)と、PoC機能を実装した複数の固定電話2(2−1〜2−m)が接続される構成となっている。
PoCサービスは、PoCサーバ20とPoC用サーバ群30との連携によって実現されるようになっており、携帯端末装置1及び/又は固定電話2相互間での通話を行わせる。そして、携帯端末装置1及び/又は固定電話2間で送受される音声データは、データ管理サーバ40に保存され、後に、携帯端末装置1或いは固定電話2のユーザから要求があった場合には、該音声データが携帯端末装置1及び/又は固定電話2に送信され、再生されるようになっている。
固定電話2は、家庭やオフィスなどで使用される固定電話にPoC機能を実装したものである。
ネットワーク10は、移動体通信網及び固定電話網を含むインターネットなどの通信ネットワークである。
次に、固定電話2について説明する。
第2の実施形態で示す固定電話2は、図4に示した携帯端末装置1を以下のように構成しなおすだけでよい。すなわち、図4のアンテナ101と通信部102に代えて、固定電話網との通信を行う通信部を備えるように変更する。
なお、第2の実施形態においては、固定電話2以外の装置構成およびPoCサービスにおける音声データ再生システムの動作シーケンスは、第1の実施形態で記載したと同様である。
従って、第2の実施形態について、これ以上の説明を省略するものとする。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、PoC機能を実装する固定電話を使用するユーザであっても、第1の実施形態におけると同様の効果を享受することが可能となる。
以上説明したように、本発明においては、トークセッションの開始時には、該トークセッションを識別可能なユニークなセッションIDを生成するようになっている。そして、該トークセッションでの会話内容を、該セッションIDを付した音声データとしてデータ管理サーバに保存するようにしている。
従って、該トークセッションの終了後であっても、該セッションIDを使用することにより、データ管理サーバに保存された音声データを再生することが可能となる。
また、トークセッションを識別するセッションIDは、トークセッションへの参加/不参加にかかわらず、ユーザが使用する携帯端末装置或いは固定電話内に保存するようにしている。
従って、トークセッションへの参加/不参加/中途離脱にかかわらず、該セッションIDを使用することにより、データ管理サーバに保存された音声データの再生動作を起動することが可能となる。その結果、トークセッションの終了後であっても、任意の時点で該トークセッションでの会話の内容を再生することが出来、会話内容を確認することが可能となる。
本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムの一実施形態を示すブロック図である。 PoCサーバとPoC用サーバ群の一例を示す詳細ブロック図である。 データ管理サーバの一例を示す詳細ブロック図である。 携帯端末装置の一例を示す詳細ブロック図である。 PoCサービスにおけるトークセッションの確立処理を示すシーケンスチャートである。 発言権の獲得処理を示すシーケンスチャートである。 音声データの送信/受信処理を示すシーケンスチャートである。 音声データの再生処理を示すシーケンスチャートである。 メッセージフォーマットを例示する図である。 音声データの再生処理を示す第2のシーケンスチャートである。 メッセージフォーマットを例示する第2の図である。 本発明のPoCサービスにおける音声データ再生システムの第2の実施形態を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯端末装置
101 アンテナ
102 通信部
103 制御部
104 記憶部
105 表示部
106 通話部
107 マイクロフォン
108 スピーカ
109 操作部
2 固定電話
10 ネットワーク
20 PoCサーバ
21 セッション制御部
22 発言権制御部
23 音声制御部
30 PoC用サーバ群
40 データ管理サーバ
41 音声データ制御部
42 音声データ保存DB
45 セッション管理部
46 発言権管理部

Claims (8)

  1. 端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置を備えたPoCサービスにおける音声データ再生システムであって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録手段と、
    前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する生成手段と、
    生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置および前記記録手段に対して送信する送信手段と、
    前記サーバ装置が生成した前記セッションIDを受信した前記端末装置は、前記セッションIDを自端末装置内に記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を前記記録手段から読み出して再生する再生手段と、を有し、
    前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、
    ことを特徴とするPoCサービスにおける音声データ再生システム。
  2. 前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記記録手段に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第3の再確立要求メッセージを送信し、前記第3の再確立要求メッセージの送信後、前記記録手段から送信される前記セッションIDに対応する通話内容を受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して該通話内容を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のPoCサービスにおける音声データ再生システム。
  3. 端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置を備えたPoCサービスにおける音声データ再生方法であって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録工程と、
    前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する生成工程と、
    生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置および前記記録工程に対して送信する送信工程と、
    前記サーバ装置が生成した前記セッションIDを受信した前記端末装置は、前記セッションIDを自端末装置内に記憶する記憶工程と、
    前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を前記記録手段から読み出して再生する再生工程と、を有し、
    前記再生工程は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、
    ことを特徴とするPoCサービスにおける音声データ再生方法。
  4. 前記再生工程は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記記録手段に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第3の再確立要求メッセージを送信し、前記第3の再確立要求メッセージの送信後、前記記録手段から送信される前記セッションIDに対応する通話内容を受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して該通話内容を送信する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のPoCサービスにおける音声データ再生方法。
  5. 端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置であって、前記サーバ装置は、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する記録手段と、
    前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する生成手段と、
    生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置および前記記録手段に対して送信する送信手段と、
    前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を前記記録手段から読み出して再生する再生手段と、
    前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  6. 前記再生手段は、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記記録手段に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第3の再確立要求メッセージを送信し、前記第3の再確立要求メッセージの送信後、前記記録手段から送信される前記セッションIDに対応する通話内容を受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して該通話内容を送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 端末装置間でのPoCサービスを提供するサーバ装置のコンピュータに、通話セッションを識別可能なセッションIDを付して通話内容を記録する処理と、
    前記端末装置から通話セッションの確立を要求する確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDを生成する処理
    生成した前記セッションIDを、前記確立要求メッセージの送信元の端末装置および前記確立要求メッセージに記載の端末装置に対して送信する処理
    前記端末装置から前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する再確立要求メッセージを受信した際に、前記セッションIDに対応する通話内容を再生する処理を実行させ、
    前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する処理を実行させる、
    る、ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記通話内容を再生する処理においては、前記再確立要求メッセージに記載の端末装置に対し、前記セッションIDを付した通話セッションの再確立を要求する第2の再確立要求メッセージを送信し、前記第2の再確立要求メッセージに対する応答として、前記セッションIDを付した通話セッションに参加する旨のセッション確立応答メッセージを受信した際に、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置との通話セッションが確立したことを確認し、前記確認の後、前記セッション確立応答メッセージの送信元の端末装置に対して前記セッションIDに対応する通話内容を送信する処理を実行させる、ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
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