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JP4636150B2 - 課金管理システム、画像処理装置、課金制御方法および記憶媒体 - Google Patents
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JP4636150B2 - 課金管理システム、画像処理装置、課金制御方法および記憶媒体 - Google Patents

課金管理システム、画像処理装置、課金制御方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置で実行されるジョブに対して課金する技術に関する。
従来より、MFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)等の画像処理装置が実行する画像処理ジョブに対する課金計算および課金管理において、課金テーブル(課金計算を行う際の様々な課金対象項目とそれに対応する課金量を示すパラメータ値がテーブルを構成しているファイル)を課金管理サーバから画像処理装置へとダウンロードし、それに基づいて画像処理装置側でジョブの実行前あるいはジョブの実行と平行して課金計算を行うものが提案されている。このようにすることで、プリント枚数などが予算を超える前にジョブの実行を事前に禁止することができ、予算以上のジョブの実行を防いでいる。
また、画像処理装置において印刷枚数やトナー使用量等の消耗品使用量の情報を取得し、取得した情報をジョブ実行後にEメールで課金管理サーバへと送信して、当該情報に基づいて課金を行う方法が特許文献1において開示されている。
特開2002−67451号公報
MFP等の画像処理装置の高性能化、高機能化に伴い、画像処理ジョブ実行の際にユーザーが設定できる項目も、より詳細且つ多岐にわたるようになっている。それに従い、画像処理ジョブの課金計算に使用される画像処理ジョブに関する情報の種類、量共に増加しているのに加え、課金テーブルのファイルサイズも大きくなっている。その結果、従来のようにジョブの実行と平行して課金計算を行わせるとCPUの負荷が増大し、処理時間も長くなるという問題がある。この問題を解消するために、高性能のCPUを画像処理装置に搭載するとなると、コストアップにつながるという問題が生じることとなる。
一方、CPUの負荷の増大を抑えつつ、画像処理ジョブに関する詳細な情報に基づいて正確な課金計算を行うために、ジョブの実行と平行してではなく、特許文献1のようにジョブ実行後に課金計算を行うとすることも出来るが、この方法では、課金量の事前の上限管理を行うことが出来ず、ユーザーが支払うことの出来る金額を大きく超えて画像形成ジョブを実行してしまう可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、コストアップを抑制しつつ、課金量が残金の範囲内であるかどうかの判断を迅速に行い、且つ最終的に詳細で厳密な課金を行うことが可能な課金管理方法、課金管理装置、画像処理装置ならびに課金管理システムを提供することを目的とする。
上記、課題を解決するため、本発明に係る課金管理システムは、画像処理ジョブを実行する画像処理装置と、当該画像処理装置で実行される画像処理ジョブに対し第1の課金テーブルに基づき課金を行う課金管理サーバとがネットワークを介して接続された課金管理システムであって、前記画像処理装置は、残金情報を課金管理サーバから取得する残金情報取得手段と、画像処理ジョブを実行するジョブ実行手段と、前記画像処理ジョブの実行前もしくは実行中に、前記第1の課金テーブルよりも簡易な第2の課金テーブルに基づき当該ジョブの実行に要する仮料金を算出する仮料金算出手段と、前記残金と仮料金を比較して、当該ジョブを当該残金内で実行できないと判断した場合に、ジョブ実行手段に対し、当該画像処理ジョブの実行を禁止する禁止手段と、少なくとも一部の画像処理ジョブが実行された場合に、当該実行された分の画像処理ジョブの実行内容に関する情報を課金管理サーバに送信する送信手段と、を備え、前記課金管理サーバは、前記画像処理装置から画像処理ジョブの実行内容に関する情報を受信する受信手段と、当該受信した画像処理ジョブの実行内容に関する情報に基づき、前記第1の課金テーブルを参照して本料金を算出する本料金算出手段と、前記本料金算出手段により算出された本料金に基づき、残金情報を更新する更新手段と、前記更新手段により更新された残金情報を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明により、コストを抑制しつつ、仮料金が残金の範囲内であるかどうかの判断を迅速に行い、且つ詳細な本料金を算出し、正確な課金を行うことが出来るという効果が得られる。何故なら、仮料金の算出に用いる第1の課金テーブルは、本料金の算出に用いる第2の課金テーブルよりも詳細度が低くて情報量も少ないため、仮料金算出に際してのCPUにかかる負荷が比較的小さく、その結果、高速のCPUや大容量の記憶媒体を設置するコストを抑えることが出来ると同時に仮料金の算出を迅速に行えるからである。更に、第1の課金テーブルよりも詳細な第2の課金テーブルを基に本料金を算出して残金情報を更新するため、詳細な課金も行うことが出来るからである。
ここで、前記本料金算出手段は、画像処理装置における仮料金に関する情報を取得する仮料金取得手段と、前記受信した画像処理ジョブの実行内容に関する情報に、前記第1と第2の課金テーブルによる課金額の相違をもたらす情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、課金額に相違をもたらす情報がある場合に、当該情報に基づき前記仮料金を修正して本料金を取得し、相違がない場合には仮料金を本料金とみなすとしてもよい。
これにより、全ての画像処理ジョブについて本料金を計算する場合と比較して、サーバーに発生する負荷を軽減することが出来る。
また、前記本料金算出手段は、画像処理ジョブが終了する毎に本料金を算出すると共に、前記更新手段は、その都度残金情報の更新を行うとしてもよい。
これにより、常に最新の残金情報に基づいて、残金内で画像処理ジョブが実行できるかどうか判断することが出来る。
更に、前記本料金算出手段は、所定の時刻になると本料金を算出し、前記更新手段は、前記所定の時刻までの間は、前記仮料金を用いて残金情報を仮に更新し、当該所定の時刻になると前記算出された本料金に基づき仮の残金情報を修正して更新するとしてもよい。
これにより、ジョブの終了毎に毎回本料金を算出する場合と比較して、課金管理サーバへに生じる負担を軽減することができる。
また、ここで、前記画像処理装置は、前記画像処理ジョブについて発生した仮料金と当該画像処理ジョブの実行内容に関する情報に同一のジョブ識別情報を付与する識別情報付与手段と、ジョブの実行が終了する毎に前記仮料金とそのジョブ識別情報を課金管理サーバに通知する通知手段を備え、前記課金管理サーバにおける本料金算出手段は、所定の時刻になると前記ジョブ識別情報により特定される画像処理ジョブの実行内容に関する情報を画像処理装置から取得し、本料金を算出するとしてもよい。
これにより、画像処理装置を使用するユーザーの多い時間帯等に、画像処理ジョブを実行しつつ画像処理ジョブの実行内容に関する情報を課金管理サーバに送信する画像処理装置への負荷を軽減すると共に、ネットワークの通信負荷も軽減できる。
ここで、前記画像処理装置は、少なくとも、コピージョブ、プリントジョブ、FAX送信ジョブのうち1つの画像処理ジョブの実行が可能な画像処理装置であって、前記第1と第2の課金テーブルによる課金額の相違をもたらす情報として、トナー使用量、シートサイズ、FAX通信時間のうち、少なくとも1つの情報が含まれるとしてもよい。
また、前記画像処理装置は、画像処理サービスを提供する外部サービス提供装置とネットワークを介して接続されると共に、当該外部サービス提供装置で実行されるジョブの課金条件に関する第1の情報と当該第1の情報よりも簡易な第2の情報を取得する外部サービス課金条件取得手段と、当該外部サービス提供装置を利用してジョブを実行した場合に、当該外部サービス提供装置から、その実行したジョブに関する情報を取得する外部サービスジョブ情報取得手段とを備え、前記画像処理装置における前記仮料金算出手段は、装置本体で実行されるジョブに対する前記第2の課金テーブルによる課金に加え、前記外部サービス提供装置で実行されるジョブに関する情報およびその課金条件に関する前記第2の情報を参照して、前記仮料金を算出し、前記課金管理サーバにおける前記本料金算出手段は、装置本体で実行したジョブに対する前記第1の課金テーブルによる課金に加え、前記外部サービス提供装置で実行したジョブに関する情報およびその課金条件に関する前記第1の情報を参照して、前記本料金を算出するとしてもよい。
これにより、前記画像処理装置が行わない画像処理ジョブについても、当該画像処理装置に宛てて発行することが出来、ユーザーの利便性に資することが出来る。
ここで、本発明は、上述の装置で実施される課金制御方法、または当該方法を実現するプログラムを記憶した記憶媒体の形態としても、同様の効果が得られる。
以下、本発明に係る実施の形態を、図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
(1−1.全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る課金管理システム(以下、単に「システム」という。)の概略構成を示す図である。
同図に示すように、このシステムは、ユーザーのオフィス等に配される画像処理装置100、課金管理サーバ200、およびクライアント装置300がLAN(Local Area Network)1を介して接続された構成となっている。
画像処理装置100は、プリンタ機能、コピー機能、FAX機能およびスキャン機能を有する複合機である。
クライアント装置300は、パーソナルコンピュータから成り、インストールされたアプリケーションソフトウェアにより作成された文書や画像などをシート上にプリントする処理(以下、「プリントジョブ」という。)を、画像処理装置100宛てに発行して実行させる。
(1−2.画像処理装置100の構成)
図2は、画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。当該画像処理装置100は、同図に示すように、操作パネル101、スキャナ部102、プリンタ部103、通信インターフェース(I/F)部104、モデム105等を備え、それらはそれぞれ制御部110に接続されている。
操作パネル101は、ユーザーにジョブ入力手段を提供するほか、ジョブの進行状態やエラーメッセージ等を表示する。
スキャナ部102は、原稿上の画像を走査し、原稿面からの反射光を画像信号に変換して、前記原稿から画像データを読み取る。
プリンタ部103は、例えば、公知の電子写真方式の画像形成装置からなり、通信I/F部104を介して外部のPC等のクライアント装置より受付けたプリントジョブを実行し、スキャナ部102で読み取られた画像データや、後述するモデム105を介して受信したFAXデータをシート上に画像形成する。
通信I/F部104は、LANに接続するためのインターフェースであり、LANカードやLANボードからなる。
モデム105は、NCU(Network Control Unit)106を介して公衆電話網などと接続され、所望の相手先との間でFAXデータの送受信を行う。
制御部110は、主な構成要素として、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、固定記憶装置(HDD:Hard Disk Drive)114、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )115、ジョブログ情報記憶部116、課金テーブル格納部117、課金管理部118等を備える。
ROM112には、画像処理装置100で実行される動作を制御するための各種のプログラムが格納されており、CPU111は、ROM112から必要なプログラムを読み出し、スキャナ部102やプリンタ部103等の動作をタイミングを取りながら統一的に制御して、各種のジョブを円滑に実行させる。
RAM113は、CPU111がデータの演算或いは加工等を行う際に使用するワークエリアとしての役割を果たすメインメモリである。
HDD114は、データをファイル形式で記憶する。また、RAM113の処理容量を超えるデータがある場合は、スワップ領域として使用される。
EEPROM115は、課金管理サーバ200よりダウンロードした課金テーブルやユーザー残金情報等を一時的に記憶する。
ジョブログ情報記憶部116は、画像処理装置100が実行した画像処理ジョブに係る詳細情報である「ジョブログ情報」を記憶する。
課金テーブル格納部117は、課金テーブルを格納する。
課金管理部118は、画像処理装置100が実行する画像処理ジョブに対して課金量を算出し、ユーザーのログイン情報およびユーザーIDと関連付けて記憶する。
なお、前記ジョブログ情報記憶部116および課金テーブル格納部117は、独立した装置として構成されていなくてもよく、その機能をEEPROM115もしくはHDD114に行わせるとしてもよい。
(1−3.課金管理サーバ200の構成)
図3は、課金管理サーバ200の概略構成を示す制御ブロック図である。同図に示すように、当該課金管理サーバ200は、ユーザーインターフェース部(UI部)201、通信I/F部204等を備え、それらはそれぞれ制御部210に接続されている。
UI部201は、表示装置202および入力装置203から成り、これらは、例えば管理者が課金情報を閲覧する場合や、課金パラメータの追加、削除や修正を加える場合に、当該課金情報を表示し、あるいはデータ入力手段を提供する。
通信I/F部204は、LAN1等のネットワークを介して、画像処理装置100との間で、ジョブログ情報やユーザーID等の送受信を行う。
制御部210は、主な構成要素として、CPU211、ROM212、RAM213、HDD214、EEPROM215、認証処理部216、ジョブログ情報特定部217、課金管理部218等を備える。
ROM212には、課金計算や課金管理等に必要なアプリケーションプログラムが格納され、CPU211は、必要な時に当該プログラムを読み出して起動させる。RAM213は、CPU211のワークエリアとして用いられる。
EEPROM215は、画像処理装置100から送信された画像処理ジョブに関する情報や課金情報およびそれらに基づいて算出したした残金情報を一時的に保存する。
認証処理部216は、ユーザーIDとパスワードおよび残金が関連付けられた図7に示すようなユーザー課金管理テーブルや、ユーザーの認証処理に必要なアプリケーションプログラムが格納され、ユーザーがログインする際に当該プログラムを読み出して起動させ、ユーザーIDとパスワードを参照し、一致するかどうかを確認してユーザーの認証処理を行う。また、当該ユーザー課金管理情報に、ユーザーのジョブ実行履歴や課金履歴、ログイン履歴等の情報を加えてもよい。
ジョブログ情報特定部217は、画像処理装置より送信されたジョブログ情報より目的のジョブID(個々のジョブログ情報を識別するために付された数字や記号等の識別情報)に関連付けられたジョブログ情報を特定、抽出する。
課金管理部218は、各ユーザーが実行したジョブに対する課金計算を行い、それぞれのユーザーの残金、課金履歴等の課金情報を格納し、管理する。
なお、認証処理部216、ジョブログ情報特定部217、課金管理部218はそれぞれ独立した装置でなくてもよく、ROM212、RAM213、HDD214およびEEPROM215のうちひとつもしくは複数のデバイスとCPU211との組合せにより構成されるユニットが、上記の機能を実行するとしても良い。
(1−4.課金管理処理の概略)
図4は、本実施の形態に係る課金管理処理の流れを示す概略図である。なおここで、「簡略課金テーブル」とは、ジョブ実行前に課金量が残金の範囲内であるかどうかを算出するための限定的な課金項目のみを搭載した簡略な課金テーブルであり、簡略課金テーブルと「クリック情報」(ユーザーが入力設定したジョブの設定情報およびそれを基に簡略課金テーブルを用いて算出した1枚毎の簡略課金量に、画像処理装置100が取得した処理枚数情報を加えた情報)に従って算出された課金量を「簡略課金量」という。これに対して、詳細な項目に亘って課金情報を搭載した課金テーブルを「詳細課金テーブル」と呼び、詳細課金テーブルとジョブログ情報とにより算出される課金量を「詳細課金量」と呼ぶ。
(1)まず、ユーザーがユーザーIDとパスワードを入力してログインした際に、画像処理装置100は、当該ユーザーの残金情報と図8に示すような当該ユーザー用の簡略課金テーブルを、課金管理サーバ200からダウンロードする。
(2)画像処理装置100は、取得した簡略課金テーブルとクリック情報に基づいて、簡略課金量の算出を行う。
(3)簡略課金量が残金以内であれば、画像処理装置100はジョブを実行する。
(4)画像処理装置100は、実行したジョブに関する情報を保存する。
(5)ジョブの実行が終了すると、画像処理装置100は、ユーザーID、クリック情報、簡略課金量、ジョブログ情報を課金管理サーバ200に通知する。
(6)課金管理サーバ200は、受信した簡略課金量に基づいて課金管理情報を更新し、一時的に保存する。更に、取得したクリック情報とジョブログ情報のパラメータ値を比較し、簡略課金量がジョブの実態に即した妥当なものであるかどうかを判定する。
(7)簡略課金量が妥当なものであると判定されれば、課金管理サーバ200は、簡略課金量に従って更新された課金管理情報を保存する。妥当でないと判定されれば、ジョブログ情報を基に詳細課金量を算出し、算出した詳細課金量と簡略課金量との差額を返却/追徴し、差額に従って課金管理情報を修正し保存する。
(1−5.画像処理装置におけるジョブ処理)
図5に実施の形態1の、画像処理装置100におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
まず、画像処理装置100の操作パネル101(図2参照)、もしくはクライアント装置300の入力装置202(図3参照)より入力されたユーザーのログイン情報(ユーザーID、パスワード)を受け付け、当該情報をログイン認証要求と共に課金管理サーバ200に送信する(ステップS1、ステップS2)。すると課金管理サーバ200側でログイン認証処理が行われ、認証に成功したかどうか画像処理装置100に通知される。認証成功であれば、課金管理サーバ200より送信される認証成功通知を受信し(ステップS3:YES)、ログインしたユーザーの残金情報と当該ユーザー用の簡略課金テーブルを取得したい旨を課金管理サーバ200に通知し、残金情報と簡略課金テーブルを課金管理サーバ200よりダウンロードする(ステップS4、ステップS5)。
次に、ダウンロードした簡略課金テーブルとクリック情報より簡略課金量を算出し(ステップS6)、簡略課金量が残金の範囲内であるかの判定が行われる(ステップS7)。簡略課金量が残金の範囲内であれば、ジョブが実行され(ステップS7:YES、ステップS8)、実行したジョブの詳細情報を保存する(ステップS9)。ここで保存されるジョブの詳細情報には、画質、シート種類、シートサイズ、両面/片面、カラーモード、トナー使用量およびFAX通信時間等の情報が含まれる。なお、例えば1枚分のトナー使用量は、プリント時の1ラインのドット数をドットカウンターによりカウントし、それを1枚分積算させ、1ドット当たりのトナー使用量を乗算することにより求めることができる。
その後、ジョブが全て終了したかどうかの判定が行われる。全て終了であれば、ジョブログ情報を作成する(ステップS10:YES、ステップS11)。ジョブがすべて終了していなければ、残りのジョブを実行する(ステップS10:NO、ステップS8)。全てのジョブが終了するまで、ステップS8からステップS10を繰り返す。ここでジョブが全て終了していないと判定される場合としては、例えば、同一の原稿を複数の宛先にFAX送信する際に、未送信の宛先がある場合等である。
最後に、ユーザーID、クリック情報、およびジョブログ情報を課金管理サーバに送信して、ジョブ処理を終了する(ステップS12)。
ステップS3において、ログイン認証に失敗した場合には(認証成功通知を受信しなかった場合には)(ステップS3:NO)、そのまま終了する。なお、ユーザーのログイン認証失敗情報をジョブログ情報として作成し、ユーザーIDと共に課金管理サーバ200に送信して、ユーザー管理情報として利用するとしてもよい。
ステップS7において、簡略課金量が残金を超過した場合、ジョブの実行が禁止され(ステップS13)、そのまま終了する。なお、ジョブ実行禁止情報をジョブログ情報として作成し、ユーザーIDと共に課金管理サーバ200に送信して、課金管理サーバ200においてユーザー管理情報として利用するとしてもよい。
(1−6.課金管理サーバにおけるジョブ処理)
図6に課金管理サーバ200におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
まず、ユーザーログイン情報と共にユーザーログイン認証要求を画像処理装置100より受信し、ユーザーIDとパスワードを参照して一致するかどうかを確認してログイン認証を行う(ステップS101)。
認証成功であれば、認証成功通知を画像処理装置100に送信する(ステップS102:YES、ステップS103)。
次に、ログインしたユーザーの残金情報および当該ユーザー用の簡略課金テーブル取得要求を画像処理装置100より受信すると、要求された残金情報と簡略課金テーブルを画像処理装置100に送信する(ステップS104、ステップS105)。
ジョブ実行後、画像処理装置100より、ユーザーID、クリック情報、ジョブログ情報、簡略課金量を受信し、受信した簡略課金量を基に課金管理情報を更新し、一時的にEEPROM215(図3参照)に保存する(ステップS106、ステップS107)。次に、クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値を比較し、簡略課金量がジョブの実態に即した妥当なものであるかどうかの判定が行われる(ステップS108、ステップS109)。
クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値に相違が無く、簡略課金量が妥当なものであると判定された場合、ステップS107においてEEPROM215に一時的に保存された課金管理情報をHDD214(図3参照)に保存して終了する(ステップS109:YES、ステップS112)。
ステップS109において、クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値に食い違いがあり、簡略課金量が妥当でないと判定された場合、課金管理サーバ200のROM212(図3参照)に予め格納されている詳細課金テーブルを読み出し、取得したジョブログ情報を基に詳細課金量を算出して、簡略課金量との差額を返却もしくは追徴し、ステップS107において一時的に保存された課金管理情報を修正した後、修正後の課金管理情報をHDD214(図3参照)に保存して終了する(ステップS109:NO、ステップS110、ステップS111、ステップS112)。このようにクリック情報とジョブログ情報のパラメータ値を比較して、相違がある場合にのみ詳細課金量を算出する構成にすることで、全てのジョブについて課金管理サーバ200が詳細課金量を算出する場合と比較して、当該課金管理サーバ200に生じる負荷を軽減する効果がある。なお、詳細課金テーブルは、HDD214(図3参照)に格納されているとしてもよく、ステップS107において、課金管理情報を一時的に保存するメディアはHDD214(図3参照)としてもよい。
ステップS102において、ユーザーログイン認証に失敗した場合、認証に失敗した旨を課金管理サーバ200から画像処理装置100に通知し(ステップS113)、終了する。ここで、通知内容を基に画像処理装置100がジョブログ情報を作成してユーザーIDと共に課金管理サーバ200へと送信し、当該ジョブログ情報を課金管理サーバ200において、ユーザー管理情報として利用するとしてもよい。
図7に、ユーザー課金管理テーブルの一例を示す。同図に示すように、ユーザーID、パスワード、残金の情報がテーブルを構成している。認証処理部216(図3参照)は、当該テーブルのユーザーIDとパスワードを参照し、一致するかどうか判定して認証処理を行う。また、課金管理部218(図3参照)は、ユーザーIDを基に当該テーブルを参照して、ユーザーの残金情報を取得する。
図8に、簡略課金テーブルの一例を、図9に詳細課金テーブルの一例を示す。これらの図から伺えるように、簡略課金テーブルは詳細課金テーブルの課金パラメータのうち、使用頻度が高いと考えられる一部のパラメータのみを搭載したものとなっている。なお、簡略課金テーブルでは、コピー/プリントの場合、シート種類は普通紙、印刷は片面、画質は普通が標準設定となっており、簡略課金量は、普通紙、片面、普通画質として全て計算される。FAX送信の場合は、シートサイズはA4以下、画質は普通、カラーモードは白黒が標準設定となっており、簡略課金量は、シートサイズA4以下、普通画質、白黒として全て計算される。なお、図9の詳細課金テーブルにおいて、コピー/プリント機能を使用した場合、普通紙や片面、画質=普通の単価が0円となっているのは、これらは標準設定として予め簡略課金テーブル(図8参照)の単価に含まれているためである。また、簡略課金テーブルにおいて、画質=低の単価が−5円となっているのは、標準設定で普通画質として課金しているので、低画質モードでプリントした場合には、1枚につき5円返却されることを意味する。FAX送信機能を使用した場合に、シートサイズがA4よりも大きな場合に一枚につき10円を追加で課金するのは、送信先のFAX機械のアウトプットがA4よりも大きなサイズに対応していない可能性があり、読み込んだ原稿の画像データをA4サイズに収まるように縮小等の処理が必要となると考えられるためである。
ここで、コピー/プリント機能使用時にトナー使用量に応じて課金する場合や、FAX送信時に通信時間に応じて課金する場合、画質による課金の追徴や返却は行わないとしてもよい。というのも、低画質モードの場合は、プリント時のトナー使用量が少なくなり、或いは、FAX送信時のデータサイズが小さいためFAX送信時間が比較的短時間となり、結果的に課金量が少なく、また高画質モードの場合は、その逆になるので、画質モードのパラメータを使用する必要が無いと思われるためである。また、ここで例示した簡略課金テーブルには掲載されていないが、標準的な1枚毎のトナー使用量を想定して、簡略課金テーブルに設定しておくとしてもよい。
なお、図8、図9に示された簡略課金テーブルおよび詳細課金テーブルは一例であり、上記のような条件に限られないことは言うまでも無い。
図10にクリック情報の一例を、図11にジョブログ情報の一例を示す。クリック情報ではシート種類が普通紙となっているが、ジョブログ情報ではOHPシートとなっており、簡略課金量算出時には普通紙として計算されているが、実際にはOHPシートが使用されていることがジョブログ情報より伺える。そのため、図6のステップS108において、クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値を比較する際に食い違いが検出され、ステップS109において、簡略課金量は妥当でないと判定されることとなり、普通紙として算出された簡略課金量ではなく、OHPシート使用となっているジョブログ情報および詳細課金テーブルに基づいて計算された詳細課金量に基づいて正確な課金が行われ、課金管理情報が更新される。
なお、普通紙であるかOHPシートであるかは、画像処理装置のシート搬送経路において、給紙カートリッジと排紙口の間の何れかの箇所に、シートの透過性を測定するセンサーを設置する等の方法で容易に判定することが出来る。
図12に、ジョブ終了後に画像処理装置100から課金管理サーバ200へと送信される通知情報の一例を示す。通知情報の構成要素(ユーザーID、クリック情報、簡略課金量、ジョブログ情報)が1つのテーブルを成している。なお、当該通知情報は同図に示す様態に限られるものではなく、上記の構成要素がそれぞれ個別に課金管理サーバ200に送信されるとしてもよい。なお、その場合は、それぞれの構成要素が同一のジョブに関するものであることを課金管理サーバ200が容易に認識できるように、例えば、個々のジョブに付される識別のための情報であるジョブIDを、全ての構成要素に付して課金管理サーバ200へと送信する等の方策を講じるとしてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態2は、オフィスなどで画像処理装置や社内の通信ネットワークを利用するユーザーの多い勤務時間中等に、ファイルサイズの大きなジョブログ情報をジョブの実行毎に送信することにより、ネットワークに通信負荷がかかる事態を回避することを目的とした形態である。本実施の形態における全体構成や画像処理装置100の構成および課金管理サーバ200の構成は実施の形態1と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
(2−1.課金管理処理の概略)
図13は、実施の形態2に係る課金管理処理の流れを示す概略図である。(1)から(3)までは、図4と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
(4)画像処理装置100は、実行したジョブに関する情報を保存し、実行したジョブを特定するためのインデックスとして機能する情報である、当該ジョブ情報に関連付けられたジョブログIDを作成する。ジョブログID作成のタイミングは、ジョブの種類に応じたタイミングで作成してもよい。例えば、プリントジョブの場合は、一連のジョブが終了する毎に、FAX送信ジョブの場合は一連のジョブであっても1通信単位毎にジョブログIDを生成するとしてもよい。
(5)画像処理装置100は、ユーザーID、ジョブログID、クリック情報、簡略課金量を課金管理サーバ200に送信する。
(6)課金管理サーバ200は、受信した簡略課金量を基に課金管理情報の仮更新を行う。
(7)課金管理サーバ200は、予め設定された時刻、例えば深夜等に、画像処理装置100に対してジョブログ情報取得要求を送信する。
(8)画像処理装置100は、要求されたジョブログ情報を、課金管理サーバ200に送信する。
(9)課金管理サーバ200は、取得したジョブログ情報と(5)で取得したクリック情報のパラメータ値を比較し、簡略課金量の妥当性を判定する。
(10)簡略課金量が妥当なものである場合は、仮更新された課金管理情報をそのまま保存して終了する。簡略課金量が妥当でないと判定された場合は、ジョブログ情報より詳細課金量を算出して差額を追徴もしくは返却し、(6)で仮更新した課金管理情報を修正し、保存して終了する。
(2−2.画像処理装置におけるジョブ処理)
図14に、実施の形態2の画像処理装置100におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
ステップS201からS211は、図5のステップS1からS11と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
画像処理装置100において、全ジョブ終了後にジョブログ情報およびジョブログIDが作成されると(ステップS210:YES、ステップS211)、次に、画像処理装置100はユーザーID、ジョブログID、クリック情報、簡略課金量を課金管理サーバ200に送信する(ステップS212)。
その後、画像処理装置100は、予め設定された時刻、例えばオフィスのネットワーク利用者が少ない深夜等に、ジョブログ情報を課金管理サーバ200に送信する(ステップS213)。
ステップS213のジョブログ情報送信処理のサブルーチンを図15に示す。まず、予め設定された時刻に課金管理サーバ200より送信されるジョブログ情報ファイル作成要求を、画像処理装置100は受信し、要求されたジョブログ情報ファイルを作成する(ステップS2131、ステップS2132)。ジョブログ情報ファイルの作成が完了すると、画像処理装置100はジョブログ情報ファイル作成完了通知を課金管理サーバ200に送信する(ステップS2133)。それに呼応して課金管理サーバ200より送信されたジョブログ情報ファイル取得要求を受信し、要求されたジョブログ情報ファイルを課金管理サーバ200に送信して(ステップS2134、ステップS2135)、図14のメインルーチンにリターンし、終了する。
なお、ステップS2131において、課金管理サーバ200より送信されてくるジョブログ情報ファイル作成要求には、画像処理装置100が作成するジョブログ情報ファイルについて、ファイル形式の指定(例えばXMLやXLS等)や、どのジョブからどのジョブまでのジョブログ情報を送信するかといった指示も含まれている。
(2−3.課金管理サーバにおけるジョブ処理)
図16に、課金管理サーバにおけるジョブ処理のフローチャートを示す。
ステップS301からS305は、図6のステップS101からS105と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
画像処理装置100においてジョブが実行されると、当該画像処理装置100より、実行されたジョブについてのジョブログID、ユーザーID、クリック情報、簡略課金量を受信する(ステップS306)。受信した簡略課金量を基に課金管理情報を更新し、一時的にEEPROM215(図3参照)に保存する(ステップS307)。なお、ここで一時的に保存するメディアとして、EEPROM215の代わりにHDD214(図3参照)を使用するとしてもよい。
その後、課金管理サーバ200は、予め設定された時刻、例えばオフィスのネットワーク利用者が少ない深夜等に、ジョブログ情報を課金管理サーバ200より取得して課金管理情報の最終的な更新を行う(ステップS308)。
ステップS308の課金管理情報更新処理のサブルーチンを図17に示す。まず、課金管理サーバ200は、予め設定された時刻に、画像処理装置100に対してジョブログ情報ファイルを作成するように要求する(ステップS3080)。要求されたジョブログ情報ファイルの作成が完了すると、画像処理装置100より送信される作成完了通知を受信し、次に作成されたジョブログ情報ファイルの取得を画像処理装置100に対して要求する(ステップS3081、ステップS3082)。
課金管理サーバ200は、ジョブログ情報ファイル取得要求に応じて画像処理装置100から送られてきたジョブログ情報ファイルを受信すると、図16のステップS306において既に取得してあるジョブログIDを基に、受信したジョブログ情報ファイルから、目的のジョブログ情報を特定する(ステップS3083、ステップS3084)。
次に、図16のステップS306において既に取得してあるクリック情報と、ステップS3084において特定されたジョブログ情報の課金パラメータ値を比較する(ステップS3085)。双方の課金パラメータ値が一致している場合は、簡略課金量がジョブの実態に即した妥当なものであるとして、図16のステップS307において一時的に保存された課金管理情報をそのまま最終的な課金管理情報としてHDD214(図3参照)に保存し(ステップS3086:YES、ステップS3089)、図16のメインルーチンにリターンする。
クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値に相違がある場合は、簡略課金量が妥当なものではないとして、ROM212(図3参照)に予め格納されている詳細課金テーブルおよびジョブログ情報より、詳細課金量を算出し、簡略課金量と詳細課金量の差額を返却もしくは追徴し、図16のステップS307において一時的に保存された課金管理情報を修正して、HDD214に保存し(ステップS3086:NO、ステップS3087、ステップS3088、ステップS3089)、図16のメインルーチンにリターンする。
図18に、本実施の形態におけるジョブ終了後の画像処理装置100から課金管理サーバ200への通知情報の一例を示す。通知情報の構成要素(ユーザーID、ジョブログID、クリック情報、簡略課金量)が1つのテーブルを成している。なお、当該通知情報は同図に示す様態に限られるものではなく、上記の構成要素がそれぞれ別々に課金管理サーバ200に送信されるとしてもよい。なお、その場合は、それぞれの構成要素にジョブIDを付して、同一のジョブに関するものであることを課金管理サーバ200が容易に認識できるようにしてもよい。
<実施の形態3>
実施の形態3は、例えば、画像変換ジョブ等の画像処理装置100が行わない画像処理ジョブを、システムの外部に存在するサーバ等の装置により提供されるサービス(以下、「外部サービス」という。)を利用して行う場合、および外部サービスと連携した画像処理ジョブを画像処理装置が実行する場合における実施の形態である。以下、本実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施の形態においては、システムに複数の画像処理装置が接続されている場合等に、外部サービス提供サーバにより実行されたジョブがどの画像処理装置のジョブと連携しているのかという点において、混乱や誤りが生じる可能性を極力排除するために、課金管理サーバ200と外部サービス提供サーバ400は直接接続されることは無く、課金処理を含めた全ての通信は画像処理装置を通じて行われる構成となっている。
(3−1.全体構成)
図19は、本発明の実施の形態3に係るシステムの概略構成を示す図である。
同図に示すように、本実施の形態におけるシステムは、実施の形態1および2のシステムに、ネットワークを介して外部サービス提供サーバ400が接続された構成となっている。
画像処理装置100、課金管理サーバ200、およびクライアント装置300については、実施の形態1および2と同様であるため、ここでは詳しい説明は省略する。
外部サービス提供サーバ400は、画像処理装置100を通じて、もしくは画像処理装置100と連携して、当該画像処理装置100が行わないジョブを実行するサービスを提供する。具体的には、例えば、画像処理装置100がスキャンした画像データを、表計算ソフトウェア(例えば、マイクロソフトエクセル等)で使用できるファイル形式や、文書編集ソフトウェア(例えば、マイクロソフトワード等)で使用できるファイル形式に変換するサービス等である。
(3−2.サービス提供サーバ400の構成)
図20は、サービス提供サーバ400の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、当該外部サービス提供サーバ400は、ユーザーインターフェース部(UI部)401、通信I/F部404等を備え、それらはそれぞれ制御部410に接続されている。
UI部401は、表示装置402および入力装置403から成り、これらは、例えばジョブ実行の際にエラーが生じた場合や、管理者がメンテナンスを行う場合等に、当該エラーメッセージやメンテナンス情報を表示し、あるいはメンテナンスやエラー原因解決のための入力手段を管理者に提供する。
通信I/F部404は、LANやWAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワークを介して、画像処理装置100との間で、ジョブの発注・受注を行い、ジョブデータ、課金テーブル、ジョブログ情報、課金量等の送受信を行う。
制御部410は、主な構成要素として、CPU411、ROM412、RAM413、HDD414、EEPROM415、画像加工・処理部416等を備える。
ROM412には、外部サービス提供サーバ400が提供するサービスについての簡略課金テーブルおよび詳細課金テーブルが格納されており、更に、画像加工や画像処理等に必要なアプリケーションプログラムが格納され、CPU411は、必要な時に当該プログラムを読み出して起動させる。RAM413は、CPU411のワークエリアとして用いられる。
EEPROM415は、画像処理装置100から送信されたジョブ情報等を一時的に保存する。
画像加工・処理部416は、画像処理装置100から要求された画像加工・処理ジョブを実行する。なお、当該画像加工・処理部416は独立した装置でなくてもよく、ROM412、RAM413、HDD414およびEEPROM415のうちひとつもしくは複数のデバイスとCPU411との組合せにより構成されるユニットが、画像加工・処理部416の機能を実行するとしても良い。
(3−3.外部サービス利用時の課金管理処理の概要)
図21は、実施の形態3に係る課金管理処理の流れを示す概略図である。
(1)まず、ユーザーがログインした際に、画像処理装置100は、当該ユーザーの残金情報と当該ユーザー用の簡略課金テーブル(画像処理装置100用)を、課金管理サーバ200からダウンロードする。
(2)次に、画像処理装置100は、ユーザーからのジョブを受け付けた後、所望の外部サービス提供サーバ400から外部サービス用の簡略課金テーブルおよび詳細課金テーブルをダウンロードし、当該詳細課金テーブルを課金管理サーバ200に渡す。
(3)画像処理装置100は、取得した簡略課金テーブル(画像処理装置100用と外部サービス提供サーバ400用)とユーザーが選択したジョブ設定、処理枚数に基づいて、簡略課金量の算出を行う。
(4)簡略課金量が残金以内であれば、画像処理装置100はジョブを実行し、更に外部サービス提供サーバ400に対してジョブ実行の指令を送信する。なお、ジョブの内容によっては、画像処理装置100はジョブを実行せずに、外部サービス提供サーバ400へのジョブ実行指令を送信するのみである場合もある。
(5)外部サービス提供サーバ400は、画像処理装置100より要求されたジョブを実行する。(以下、外部サービス提供サーバ400において実行されたジョブを「サービスジョブ」という。)
(6)サービスジョブの実行が終了すると、外部サービス提供サーバ400は、実行したサービスジョブについての詳細な情報(以下、「サービスログ情報」という。)を保存する。
(7)外部サービス提供サーバ400は、サービスログ情報を画像処理装置100に送信する。
(8)画像処理装置100は、受信したサービスログ情報と、ユーザーID,クリック情報、簡略課金量およびジョブログ情報(画像処理装置100で実行されたジョブがある場合)を関連付けて保存する。
(9)画像処理装置100は、サービスログ情報、ユーザーID,クリック情報、簡略課金量およびジョブログ情報(画像処理装置100で実行されたジョブがある場合)を課金管理サーバ200に送信する。
(10)課金管理サーバ200は、受信した簡略課金量に基づいて課金管理情報を更新し、一時的に保存する。更に、取得したクリック情報とサービスログ情報およびジョブログ情報(画像処理装置100で実行されたジョブがある場合)のパラメータ値を比較し、簡略課金量がジョブの実態に即した妥当なものであるかどうかを判定する。
(11)簡略課金量が妥当なものであると判定された場合は、課金管理サーバ200は、簡略課金量に従って更新された課金管理情報を保存する。妥当でないと判定された場合は、ジョブログ情報を基に詳細課金量を算出し、算出した詳細課金量と簡略課金量との差額を返却/追徴し、課金管理情報を修正して保存する。
(12)課金管理サーバ200は、(11)の結果に従って外部サービス利用料を決定し、画像処理装置100を介して外部サービス提供サーバ400にサービス利用料を支払う。
(3−4.画像処理装置におけるジョブ処理)
図22に、実施の形態3の画像処理装置100におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
ステップS401からS403までは、図5のステップS1からS3までと同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
ステップS403において、課金管理サーバ200でユーザーログイン認証に成功した場合、画像処理装置100は、当該ユーザーの残金情報と当該ユーザー用の簡略課金テーブルの取得要求を課金管理サーバ200に送信する(ステップS403:YES、ステップS404)次に、画像処理装置100はユーザーからのジョブを受け付けた後に、所望の外部サービスの簡略課金テーブルおよび詳細課金テーブルの取得要求を外部サービス提供サーバ400に送信する(ステップS405)。
前期ステップS404の要求に応じて課金管理サーバ200から送信された残金情報および簡略課金テーブルを受信する(ステップS406)。
前記ステップS405の要求に応じて外部サービス提供サーバ400から送信された簡略課金テーブルおよび詳細課金テーブルを受信し、詳細課金テーブルを課金管理サーバ200に送信する(ステップS407)。
課金管理サーバ200および外部サービス提供サーバ400から受信した簡略課金テーブルに基づいて簡略課金量を算出し、残金の範囲内であるかどうかを判定する(ステップS408、ステップS409)。
簡略課金量が残金の範囲内である場合、画像処理装置100はスキャンジョブ等のジョブを実行して、得られた画像ファイルと共にサービス実行要求を外部サービス提供サーバ400に送信する(ステップS409:YES、ステップS410)。なお、例えば、画像処理装置100に記憶保存されている画像ファイルを用いる場合など、外部サービスのみを利用して画像処理装置100側で特にジョブを実行しない場合には、そのまま必要なファイルと共にサービス実行要求を外部サービス提供サーバ400に送信する。
次に、画像処理装置100側で実行したジョブの情報を保存し(ステップS411)、外部サービス提供サーバ400に対してサービスログ情報の取得を要求する(ステップS412)。なお、画像処理装置100側でジョブを実行しない場合には、ステップS411は省略される。
画像処理装置100は、サービス提供サーバ400より送られてきたサービスログ情報を受信すると(ステップS413)、当該サービスログ情報にユーザーID、クリック情報、簡略課金量およびジョブログ情報(画像処理装置100がジョブを実行した場合)を関連付けて保存し(ステップS414)、これらの情報を課金管理サーバ200に送信する(ステップS415)。
課金管理サーバ200が算出したサービス利用料を当該課金管理サーバ200より受信し、当該サービス利用料を外部サービス提供サーバ400に支払い、終了する(ステップS416、ステップS417)。
ステップS403において、ユーザーログイン認証に失敗した場合(認証成功通知を受信しなかった場合(ステップS403:NO)は、そのまま終了する。
ステップS409において、簡略課金量が残金を超過した場合は、直ちにジョブを禁止して(ステップS409:NO、ステップS418)、終了する。
(3−5.外部サービス提供サーバにおけるジョブ処理)
図23に、実施の形態3の外部サービス提供サーバ400におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
まず、簡略課金テーブルと詳細課金テーブルの取得要求を画像処理装置100より受信し、要求された2種類の課金テーブルを画像処理装置100に送信する(ステップS501、ステップS502)。
次に、サービス実行要求を画像処理装置100より受信し、サービスを実行した後、実行したジョブに関する情報を保存する(ステップS503、ステップS504、ステップS505)。
画像処理装置100よりサービスログ情報取得要求を受信すると、サービスログ情報を作成し、画像処理装置100に送信する(ステップS506、ステップS507)。
最後にサービス利用料を画像処理装置100より受け取り(ステップS508)、終了する。
(3−6.課金管理サーバにおけるジョブ処理)
図24に、実施の形態3の課金管理サーバ200におけるジョブ処理のフローチャートを示す。
ステップS601からステップS605は、図6のステップS101からステップS105と同様なため、ここでは詳しい説明は省略する。
ステップS605において、画像処理装置100より要求された残金情報および簡略課金テーブルを送信した後、画像処理装置100より外部サービス提供サーバの詳細課金テーブルを受信し、EEPROM215(図3参照)に保存する(ステップS606)。なお、ここで外部サービス提供サーバの詳細課金テーブルを保存するメディアとして、HDD214(図3参照)を使用するとしてもよく、また、ステップS606が、ステップS604あるいはS605の直前のステップであっても構わない。
画像処理装置100および外部サービス提供サーバ400においてジョブが実行された後、ユーザーID、サービスログ情報、クリック情報、ジョブログ情報、簡略課金量を画像処理装置100より受信し(ステップS607)、受信した簡略課金量を基に課金管理情報を更新し、一時的にEEPROM215(図3参照)に保存する(ステップS608)。なお、ここでも、一時的に保存するメディアとして、EEPROM215の代わりにHDD214(図3参照)を使用するとしてもよい。
次に、クリック情報とジョブログ情報およびサービスログ情報のパラメータ値を比較し、簡略課金量がジョブの実態に即した妥当なものであるかどうかを判定する(ステップS609)。簡略課金量が妥当である場合、ステップS608において一時的に保存された課金管理情報を最終的なものとしてHDD214(図3参照)に保存し、サービス利用料を画像処理装置100を介して外部サービス提供サーバ400に支払い、終了する(ステップS610:YES、ステップS613、ステップS614)。簡略課金量が妥当なものでないと判定された場合、ROM212(図3参照)に予め格納されている詳細課金テーブルとステップS606で受信した外部サービス提供サーバの詳細課金テーブルおよびジョブログ情報とサービスログ情報を基に詳細課金量を算出し、簡略課金量との差額を返却もしくは追徴して、ステップS608において一時的に保存された課金管理情報を修正し、HDD214(図3参照)に保存する(ステップS610:NO、ステップS611、ステップS612、ステップS613)。そして最後に、サービス利用料を画像処理装置100を通じて外部サービス提供サーバ400に支払い(ステップS614)、終了する。
ステップS602において、ユーザーログイン認証に失敗した場合、認証失敗通知を画像処理装置100に送信し(ステップS602:NO、ステップS615)、終了する。
ステップS610において、簡略課金量が妥当であると判定された場合、ステップS608において一時的に保存された課金管理情報を最終的なものとしてHDD214(図3参照)に保存し、サービス利用料を画像処理装置100を通じて外部サービス提供サーバ400に支払い(ステップS610:YES、ステップS613、ステップS614)、終了する。
図25に、外部サービス提供サーバ400の簡略課金テーブルの一例を、図26に当該外部サービス提供サーバ400の詳細課金テーブルの一例を示す。これらの図から伺えるように、簡略課金テーブルは詳細課金テーブルの課金パラメータのうち、使用頻度が高いと考えられる一部のパラメータのみを搭載したものとなっている。簡略課金テーブルでは、エクセル変換サービスとワード変換サービスの双方において、カラーモードは白黒が標準設定となっており、簡略課金量は全て白黒で行うとして計算される。
図27に、実施の形態3におけるクリック情報の一例を示す。画像処理装置100が実行したスキャンジョブの情報と、外部サービス提供サーバ400が実行したエクセル変換サービスの情報、それにそれぞれの一枚ごとの課金量が搭載されている。
図28に、実施の形態3における外部サービス提供サーバ400から画像処理装置100へ通知されるサービスログ情報の一例を示す。同図において、「サービス提供サーバ」の項目には外部サービス提供サーバ400のサービスをインターネット上に表示するウェブサイトのURLが記載されているが、これに限られず、IDや数字、記号、IPアドレス等、外部サービス提供サーバ400を特定すること出来る情報であれば、何れも同様の役割を果たす。
図29に、本実施の形態における、ジョブ終了後の画像処理装置100から課金管理サーバ200への通知情報の一例を示す。通知情報の構成要素(ユーザーID、ジョブログ情報、サービスログ情報)が1つのテーブルを成している。なお、当該通知情報は同図に示す様態に限られるものではなく、上記の構成要素がそれぞれ別々に課金管理サーバ200に送信されるとしてもよい。なお、その場合は、それぞれの構成要素にジョブIDを付して、同一のジョブに関するものであることを課金管理サーバ200が容易に認識できるようにしてもよい。
<変形例>
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することが出来る。
(1) 上記実施の形態1から3においては、画像処理装置100において算出された簡略課金量を基に課金管理サーバ200において仮の課金を行い、仮の課金管理情報を更新して一時的に保存し、ジョブ終了後に詳細課金量に基づいて課金管理情報を必要に応じて修正し、最終的で正確な課金管理情報として保存するとしているが、これに限られない。例えば、簡略課金量を画像処理装置100におけるジョブの実行を禁止するかどうかの判定にのみ用い、課金管理サーバ200において仮の課金および仮の課金情報更新を行わずに、ジョブ終了後に詳細課金量に従って最終的で正確な課金のみを行い、課金管理情報の修正は行わないとしてもよい。
特に、コピー/プリント機能使用時にトナー使用量に応じて課金する場合や、FAX送信において通信時間に応じて課金する場合、これらの正確な情報はジョブの終了後でなければわからないため、このような詳細課金量のみに基づいて課金管理サーバ200における課金管理情報の更新を行う方法は有効である。
更に、仮の課金情報の更新を行わないため、クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値比較の必要が無く、その結果、ジョブ終了後に画像処理装置100から課金管理サーバ200へと送信される通知情報からクリック情報を除外することができ、送信データの軽量化とネットワーク負荷の更なる低減を図ることが出来る。
(2) 上記実施の形態1から3においては、ジョブ開始前に簡略課金量を求めて残金の範囲内であるかの判定を行い、ジョブの実行を許可するか禁止するかを決定しているが、これに限られず、以下のようにしてもよい。即ち、画像処理装置100において画像処理ジョブを1枚実行する毎に当該1枚分の簡略課金量を算出して積算していき、積算された簡略課金量が残金の上限に達したらジョブを停止し、それまでに実行した分のジョブログ情報を課金管理サーバ200に送信するとしてもよい。そのようにすることで、一連のジョブであってもシートサイズやカラーモードの異なるジョブが混在している場合等に、より精度の高い残金管理およびジョブの実行制御を行うことが出来る。
(3) 実施の形態3において、外部サービス提供サーバから受信する課金テーブルには、簡略課金テーブルと詳細課金テーブルの2種類があるが、これに限られず、外部サービス提供サーバから受信する課金テーブルは1種類としてもよい。即ち、簡略、詳細の区別無く、1つの課金テーブルのみが用意されるとしてもよい。その場合、パラメータ値の比較が行われるのは、画像処理装置100が実行したジョブについてのみ、即ち、クリック情報とジョブログ情報のパラメータ値の比較のみが行われる。
(4) 上記実施の形態1から3においては、画像処理装置100と課金管理サーバ200が独立した別々の装置として提示されているが、画像処理装置100に課金管理サーバ200の機能も備える構成としてもよい。その場合、画像処理装置100単体で、実施の形態1から3に示された画像処理システムの役割を果たすことが出来る。図30に、本変形例における画像処理装置100の制御ブロック図を示す。操作パネル501、スキャナ部502、プリンタ部503、通信I/F部504、モデム505、NCU506、CPU511、ROM512、RAM513、HDD514、ジョブログ情報記憶部516、課金テーブル格納部517、課金管理部518については、それぞれ図2に示された、操作パネル101、スキャナ部102、プリンタ部103、通信I/F部104、モデム105、NCU106、CPU111、ROM112、RAM113、HDD114、ジョブログ情報記憶部116、課金テーブル格納部117、課金管理部118と同様であり、認証処理部519は、図3に示された認証処理部216と同様なため、ここでは詳しい説明は省略する。EEPROM515は、ユーザーログイン情報やジョブログ情報、ユーザー残金情報等を一時的に保存する。
(5)上記実施の形態における課金制御処理に関するプログラムは、例えば磁気テープ、フレキシブルディスク等の磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、MO、PDなどの光記録媒体、Smart Media(登録商標)、COMPACTFLASH(登録商標)などのフラッシュメモリ系記録媒体等、コンピュータで読み取り可能な各種記録媒体に記録することが可能であり、当該記録媒体の形態で生産、譲渡等がなされる場合もあるし、プログラムの形態で、インターネットを含む有線、無線の各種ネットワーク、放送、電気通信回線、衛星通信等を介して伝送、供給される場合もある。
また、本発明を実現するためのプログラムは、上記に説明した処理をコンピュータに実行させるための全てのモジュールを含んでいる必要は無く、例えば通信プログラムやオペレーティングシステム(OS)に含まれるプログラムなど、別途情報処理装置にインストールすることができる各種汎用的なプログラムを利用して、本発明の各処理をコンピュータに実行させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態および上記変形例の内容を夫々組み合わせるとしてもよい。
本発明の課金管理装置は、画像処理に係るサービスにおいて、課金の上限額に応じた即時的なジョブ実行制御と、詳細正確な課金を両立して行う技術として有用である。
実施の形態1および2における画像処理システム概要構成図 画像処理装置100の概略制御ブロック図 課金管理サーバ200の概略制御ブロック図 実施の形態1における課金管理処理の流れを示す概略図 実施の形態1における画像処理装置100のジョブ処理フローチャート 実施の形態1における課金管理サーバ200のジョブ処理フローチャート ユーザー課金管理テーブル例 簡略課金テーブル例 詳細課金テーブル例 クリック情報例 ジョブログ情報例 実施の形態1におけるジョブ終了後の画像処理装置100から課金管理サーバ200への通知情報例 実施の形態2における課金管理処理の流れを示す概略図 実施の形態2における画像処理装置100のジョブ処理フローチャート 図14のフローチャートにおけるジョブログ情報送信処理のサブルーチンを示すフローチャート 実施の形態2における課金管理サーバ200のジョブ処理フローチャート 図16のフローチャートの課金管理情報更新処理のサブルーチンを示すフローチャート 実施の形態2におけるジョブ終了後の画像処理装置100から課金管理サーバ200への通知情報例 実施の形態3における画像処理システム概要構成図 サービス提供サーバ400の概略制御ブロック図 実施の形態3における課金管理処理の流れを示す概略図 実施の形態3における画像処理装置100のジョブ処理フローチャート 実施の形態3におけるサービス提供サーバ400のジョブ処理フローチャート 実施の形態3における課金管理サーバ200のジョブ処理フローチャート 外部サービスの簡略課金テーブル例 外部サービスの詳細課金テーブル例 実施の形態3におけるクリック情報例 サービスログ情報例 実施の形態3におけるジョブ終了後の画像処理装置100から課金管理サーバ200への通知情報例 変形例(4)における画像処理装置100の概略制御ブロック図
符号の説明
1 LAN
100 画像処理装置
101、501 操作パネル
102、502 スキャナ部
103、503 プリンタ部
104、204、404、504 通信I/F部
105、505 モデム
106、506 NCU
110 画像処理装置100の制御部
111、211、411、511 CPU
112、212、412、512 ROM
113、213、413、513 RAM
114、214、414、514 HDD
115、215、415、515 EEPROM
116、516 ジョブログ情報記憶部
117、517 課金テーブル格納部
118、218、518 課金管理部
200 課金管理サーバ
201、401 UI部
202、402 表示装置
203、403 入力装置
210 課金管理サーバ200の制御部
216、519 認証処理部
217 ジョブログ情報特定部
300 クライアント装置
400 外部サービス提供サーバ
410 外部サービス提供サーバ400の制御部
416 画像加工・処理部

Claims (10)

  1. 画像処理ジョブを実行する画像処理装置と、当該画像処理装置で実行される画像処理ジョブに対し第1の課金テーブルに基づき課金を行う課金管理サーバとがネットワークを介して接続された課金管理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    残金情報を課金管理サーバから取得する残金情報取得手段と、
    画像処理ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記画像処理ジョブの実行前もしくは実行中に、前記第1の課金テーブルよりも簡易な第2の課金テーブルに基づき当該ジョブの実行に要する仮料金を算出する仮料金算出手段と、
    前記残金と仮料金を比較して、当該ジョブを当該残金内で実行できないと判断した場合に、ジョブ実行手段に対し、当該画像処理ジョブの実行を禁止する禁止手段と、
    少なくとも一部の画像処理ジョブが実行された場合に、当該実行された分の画像処理ジョブの実行内容に関する情報を課金管理サーバに送信する送信手段と、
    を備え、
    前記課金管理サーバは、
    前記画像処理装置から画像処理ジョブの実行内容に関する情報を受信する受信手段と、
    当該受信した画像処理ジョブの実行内容に関する情報に基づき、前記第1の課金テーブルを参照して本料金を算出する本料金算出手段と、
    前記本料金算出手段により算出された本料金に基づき、残金情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新された残金情報を記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする課金管理システム。
  2. 前記本料金算出手段は、
    画像処理装置における仮料金に関する情報を取得する仮料金取得手段と、
    前記受信した画像処理ジョブの実行内容に関する情報に、前記第1と第2の課金テーブルによる課金額の相違をもたらす情報が含まれるか否かを判定する判定手段と、
    課金額に相違をもたらす情報がある場合に、当該情報に基づき前記仮料金を修正して本料金を取得し、相違がない場合には仮料金を本料金とみなす
    ことを特徴とする請求項1に記載の課金管理システム。
  3. 前記本料金算出手段は、画像処理ジョブが終了する毎に本料金を算出すると共に、
    前記更新手段は、その都度残金情報の更新を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の課金管理システム。
  4. 前記本料金算出手段は、所定の時刻になると本料金を算出し、
    前記更新手段は、
    前記所定の時刻までの間は、前記仮料金を用いて残金情報を仮に更新し、当該所定の時刻になると前記算出された本料金に基づき仮の残金情報を修正して更新することを特徴とする請求項2に記載の課金管理システム。
  5. 前記画像処理装置は、
    前記画像処理ジョブについて発生した仮料金と当該画像処理ジョブの実行内容に関する情報に同一のジョブ識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    ジョブの実行が終了する毎に前記仮料金とそのジョブ識別情報を課金管理サーバに通知する通知手段を備え、
    前記課金管理サーバにおける本料金算出手段は、
    所定の時刻になると前記ジョブ識別情報により特定される画像処理ジョブの実行内容に関する情報を画像処理装置から取得し、本料金を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の課金管理システム。
  6. 前記画像処理装置は、
    少なくとも、コピージョブ、プリントジョブ、FAX送信ジョブのうち1つの画像処理ジョブの実行が可能な画像処理装置であって、
    前記第1と第2の課金テーブルによる課金額の相違をもたらす情報として、トナー使用量、シートサイズ、FAX通信時間のうち、少なくとも1つの情報が含まれることを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の課金管理システム。
  7. 前記画像処理装置は、画像処理サービスを提供する外部サービス提供装置とネットワークを介して接続されると共に、
    当該外部サービス提供装置で実行されるジョブの課金条件に関する第1の情報と当該第1の情報よりも簡易な第2の情報を取得する外部サービス課金条件取得手段と、
    当該外部サービス提供装置を利用してジョブを実行した場合に、当該外部サービス提供装置から、その実行したジョブに関する情報を取得する外部サービスジョブ情報取得手段とを備え、
    前記画像処理装置における前記仮料金算出手段は、装置本体で実行されるジョブに対する前記第2の課金テーブルによる課金に加え、前記外部サービス提供装置で実行されるジョブに関する情報およびその課金条件に関する前記第2の情報を参照して、前記仮料金を算出し、
    前記課金管理サーバにおける前記本料金算出手段は、装置本体で実行したジョブに対する前記第1の課金テーブルによる課金に加え、前記外部サービス提供装置で実行したジョブに関する情報およびその課金条件に関する前記第1の情報を参照して、前記本料金を算出する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の課金管理システム。
  8. 画像処理ジョブを実行する画像処理装置と、当該画像処理装置で実行される画像処理ジョブに対し第1の課金テーブルを参照して課金を行う課金管理サーバとがネットワークを介して接続された課金管理システムにおける画像処理装置であって、
    残金情報を課金管理サーバから取得する残金情報取得手段と、
    画像処理ジョブを実行するジョブ実行手段と、
    前記画像処理ジョブの実行前もしくは実行中に、前記第1の課金テーブルよりも簡易な第2の課金テーブルに基づき仮料金を算出する仮料金算出手段と、
    前記残金と仮料金を比較して、当該ジョブを当該残金内で実行できないと判断した場合には、ジョブ実行手段に対し、当該画像処理ジョブの実行を禁止する禁止手段と、
    少なくとも一部の画像処理ジョブが実行された場合に、当該実行された分の画像処理ジョブの実行内容に関する情報を前記課金管理サーバに送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  9. 画像処理ジョブを実行する画像処理装置と、当該画像処理装置で実行される画像処理ジョブに対し第1の課金テーブルを参照して課金を行う課金管理サーバとがネットワークを介して接続された課金管理システムにおける画像処理装置で実行される課金制御方法であって、
    残金情報を課金管理サーバから取得する取得ステップと、
    画像処理ジョブの実行前もしくは実行中に、前記第1の課金テーブルよりも簡易な第2の課金テーブルに基づき仮料金を算出する仮料金算出ステップと、
    前記残金と仮料金を比較して、当該ジョブを当該残金内で実行できないと判断した場合には、当該画像処理ジョブの実行を禁止する禁止ステップと、
    少なくとも一部の画像処理ジョブが実行された場合に、当該実行された分の画像処理ジョブの実行内容に関する情報を前記課金管理サーバに送信する送信ステップと、
    を含むことを特徴とする課金制御方法。
  10. 画像処理ジョブを実行する画像処理装置と、当該画像処理装置で実行される画像処理ジョブに対し第1の課金テーブルを参照して課金を行う課金管理サーバとがネットワークを介して接続された課金管理システムにおける画像処理装置で実行される課金管理プログラムを記録する記憶媒体であって、
    前記課金管理プログラムは、
    残金情報を課金管理サーバから取得する取得処理と、
    画像処理ジョブの実行前もしくは実行中に、前記第1の課金テーブルよりも簡易な第2の課金テーブルに基づき仮料金を算出する仮料金算出処理と、
    当該ジョブを当該残金内で実行できないと判断した場合に、当該画像処理ジョブの実行を禁止する禁止処理と、
    少なくとも一部の画像処理ジョブが実行された場合に、当該実行された分の画像処理ジョブの実行内容に関する情報を前記課金管理サーバに送信する送信処理と、
    を画像処理装置のコンピュータに実行させることを特徴とする記憶媒体。
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