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JP4636674B2 - 一枚製着衣 - Google Patents
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JP4636674B2 - 一枚製着衣 - Google Patents

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Description

【発明の属する技術分野】
本発明は、布材等からなる一枚材に開口部を形成し、ファッション性を発揮しながら、おしゃれ感覚があり、しかも、単一種の一枚状物でありながら前記開口部の位置・形状・数を変化させるだけで複数種に変化して簡易着用できるようにした極めて新規、且つ、斬新な一枚製着衣に関するものである。
【従来の技術】
従来、例えば一枚の布地をそのまま生かして着衣、服として用いているものとしてポンチョがある。
このポンチョは位置間の布地の略中央に首が通る程度のネック孔(開口部)形成されており、この服を頭からすっぽり被り、ネック孔から首を出すようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のポンチョにあっては、一枚の布の略中央に単にネック孔が形成されているだけなので、このポンチョを着用した場合、首の後方に襟部分がなく、ファッション性という観点から見るとおしゃれ感覚が全くないという問題点があった。
本発明は、我が国において古来から存在する風呂敷、すなわち全てのものを無理なく自然にあたたかく覆い包むという特性を有する風呂敷のイメージから本発明者の創意工夫により開発されたものである。
このような開発着眼からなる本発明は、布材等からなる一枚材に開口部を形成してこれを着用した場合において首の後方に襟部分を有し、斬新なファッション性を発揮しながら、おしゃれ感覚があり、しかも、単一種の一枚状物でありながら前記開口部の位置・形状・数を変化させるだけで、通常の服、ジャケット、ベスト或いはブラウスとして着用でき、更にはストール、スカーフ、ショール、フードとしても着用でき、これを複数種に変化して簡易着用できるようにした極めて斬新な一枚製着衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の一枚製着衣は、長方形状、円形状、三角形状、楕円形状又は台形状の内のいずれかの形状から選ばれ、かつ、織物、編物或いは不織布の布材、樹脂材、ビニール材、皮革材、紙材又は金属材の内の1材、又は当該各材の内から選ばれた2以上材から形成されてなる一枚材を中央部分で折り曲げて、その左右端部を袋縫い手段をもって接合し着衣全体を袋状に形成したとともに、開口した上下端の部分を縫い手段をもって当該開口に沿った各端部がほつれないように処理し、前記中央部分で折り曲げた一枚材の前身ごろ部分には首を通すための開口部を形成し、後身ごろ部分には腕を通すための2又は2以上複数の開口部を形成し、前記首、腕を通すための各開口部より上の部分が着用した際に襟部となるように形成してなり、衣服として着用できる他、ジャケット、ベスト、ブラウス、ストール、スカーフ、ショール或いはフードとして簡易に着用できるようにしたことを特徴とするものである。
請求項1記載の一枚製着衣によれば、布材等からなり中央部分で折り曲げられた一枚材の前身ごろ部分には首を通すための開口部、後身ごろ部分には腕を通すための2又は2以上複数の開口部を形成してなり、これを着用した場合において首の後方に襟部分を有し、斬新なファッション性を発揮しながら、おしゃれ感覚があり、しかも、単一種の一枚状物でありながら前記開口部の位置・形状・数を変化させるだけで、通常の服、ジャケット、ベスト或いはブラウスとして着用でき、更にはストール、スカーフ、ショール或いはフードとしても着用でき、これを複数種に変化して簡易着用できる着衣を実現することができる。
【発明の実施の形態】
本発明に係る一枚製着衣の実施の形態を実施例に基づいて図面を参照にして説明する。
図1乃至図3は第1実施例の着衣を示すもので、図1乃至図3において、符号1は全体が長方形状をした布材等からなる一枚材であり、この布材等からなる一枚材1は中央線2で折り曲げられており、この布材等からなる一枚材1の一方の半分、すなわち前身ごろ1aには、この中央線側の近傍に首を通すための例えば円形状をしたネック孔(開口部)3が形成されて、この周縁部には見返し3aが施されている。
また、前記布材等からなる一枚材1の他方の半分、すなわち後身ごろ1bには2個の例えば楕円形状をした各アームホール(開口部)4、5が形成されている。
前記2個のアームホール(開口部)4、5は、後身ごろ1bにおけるこの中央線側の近傍に、ハの字状に線対称に一対となっており、同様に見返し4a、5aが施されている。
このように構成した着衣におけるネック孔(開口部)3、アームホール(開口部)4、5より上の部分は、これを着用した場合、ちょうど襟部分1cとなっている。また、この後身ごろ1bと前身ごろ1aとの下端には裾縫いが施されている。
この着衣を作るには、図3に示すように、前記ネック孔(開口部)3、アームホール(開口部)4及び5が形成された一枚の細長い布材等からなる一枚材1を、中央線2から半分に折り曲げる。
次に、図4に示すように、着衣の脇1dを縫うとともに、ネック孔(開口部)3、アームホール(開口部)4、5に見返しを施す。すなわち、この着衣の脇(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の縫い手段をもって接合されている。なお、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。次に、この着衣を裏返すと、着衣が完成する。
この着衣を着るには、図5及び図6に示すように、ネック孔(開口部)3を前方にしてこの着衣を頭からすっぽり被り、首をネック孔(開口部)3に通して頭を外に出す。これと同時に、この着衣の後ろ側に位置している一対のアームホール(開口部)4、5から腕を通して、これから外へ出す。
このように、後ろ側のアームホール(開口部)4、5から腕を出すと、ネック孔(開口部)3、アームホール(開口部)4、5より上の部分が襟部分1cとなって、おしゃれのワンポイントとなっている。この着衣を着用した場合、襟部分1cが表出、形成するということは、この着衣がシンプルな袋状となっていることと相まってファッション性を高めている。
なお、この着衣はコート向けに作っても良いし、ベストやタンクトップ向けに作っても良い。
図1乃至図6に示す実施例においては、ネック孔(開口部)3を設けて構成しているがこのネック孔(開口部)は必ず必要なものではなく、これを削除して一対のアームホール(開口部)を設けてこの着衣を構成しても良い。
次に、この着衣の第2実施例を図7及び図8に示す。
図7及び図8に示す着衣は、一枚材を中央線11から折り曲げて、前記実施例と同様に、この着衣の脇12(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の手段をもって接合されている。この着衣の前方の前身ごろ13aにはネック孔(開口部)14が形成され、後方の後身ごろ13bには一対のアームホール(開口部)15、16が形成されている。なお、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。
この着衣を着るには、前記第1実施例の着衣と同じように、ネック孔(開口部)14から頭を出し、アームホール(開口部)15、16から腕を出す。
次に、第3実施例の着衣を図9に示す。
この着衣の前身ごろ21aにおいて、ネック孔(開口部)22から裾にかけて裁断されて二つに分割され、この二つの部分はファスナー等(図示せず)によって開閉できる様になっている。この着衣の脇(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の縫い手段をもって接合されている。そして、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。
着衣の後身ごろ21bには、前記各実施例で示したような一対のアームホール(図示せず)が形成されており、このアームホール(開口部)には略円筒状の袖筒23が縫いつけられている。この着衣を着用する場合、腕は袖筒23の両端から出せるようになっている。
なお、図9に示す着衣から前記袖筒23を削除し、図中の符号24のようにスリット又は前記のようにファスナー等によって開閉できる様になっている部分を設けた場合の変形例を示すものである
次に、第4実施例の着衣を図10及び図11に示す。
この着衣におけるネック孔(開口部)31、アームホール(開口部)32、33より上の部分34を大きくとり、この部分34に紐35が取り付けられており、この着衣の着用時に紐35の両端を適当に縛って着用可能としたものである。この着衣の脇(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の縫い手段をもって接合されている。なお、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。
また、この着衣におけるネック孔(開口部)31、アームホール(開口部)32、33より上の部分34を頭に変形形態のフード的なものとして着用可能であり、この場合、その着用時には、前記紐35の両端を適当に縛ることによって、変形形態のフード的な部分34を頭に被った状態に保持することができる。
次に他の実施例を図12乃至図17に示す。
図12及び図13に示す実施例は、ネック孔(開口部)41とアームホール(開口部)42、43を前身ごろ44aと後身ごろ44bに互い違いに形成したものである。この着衣の脇(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の縫い手段をもって接合されている。なお、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。
図14及び図15に示す実施例は、布材等からなる一枚材45の横幅を広くしたものであり、図16及び図17に示す実施例は、布材等からなる一枚材46を三角錐のような形状としてファッション性を一層高めたものである。図14及び図17に示す着衣の脇(左右端部)はこの着衣全体を袋状に形成するために袋縫い等の縫い手段をもって接合されている。なお、袋状に形成した着衣の開口下端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって開口している下端部がほつれないように処理している。
なお、図14及び図15の符号70はネック孔(開口部)、符号71、72は各アームホール(開口部)である。図16及び図17の符号47はネック孔(開口部)、符号48、49は各アームホール(開口部)である。
次に、図18に示す実施例は、全体が略正方形状の布材等からなる一枚材51に、長方形をした2つのアームホール(開口部)52、53を形成して構成したものである。図19に示すように、このアームホール(開口部)52、53に腕を通して、これを衣服として着用することができる。図18、図19に示す着衣の周囲端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって周囲端部がほつれないように処理している。
次に、図20に示すものは、前記実施例よりも大きい布材等からなる一枚材61に、2個以上のアームホール(開口部)62、63、64を形成した(この実施例にあっては3個のアームホールを形成)例を示すものである。この場合、アームホール(開口部)62、63、64の中から適時、自在に2個を選んで腕を通すようになっている。図20に示す着衣の周囲端は例えば三つ折り仕末80等の縫い手段をもって周囲端部がほつれないように処理している。この着衣において、65はポケットであり、67はタックである。
以上説明した各実施例における各着衣は、前記各実施例におけるような着用の他、ジャケット、ベスト或いはブラウスとして着用でき、更にはそれぞれストール、スカーフ、ショール、マフラーとしても着用できる。
また、以上説明した各実施例における各着衣を形成する布材等からなる一枚材の材質、素材としては、織物、編物、不織布などの布材の他、樹脂材、ビニール材、皮革材、紙材又は金属材の内の1又は2以上から選ばれるものを用いることができる。そして、これらの各材質、素材に、色彩、柄、模様を施すことは自在である。上記各材の内の1つを選んで使用する場合は、文字通り当該選ばれた単一材を使用して一枚材を構成し、また、上記各材の内の2以上を選んで使用する場合は、当該選ばれた2以上複数の各材をもって一枚材を構成する。
更にまた、以上説明した各実施例における各着衣を形成する布材等からなる一枚材の形状としては、長方形状、円形状、三角形状、楕円形状又は台形状等にすることができる。
このように本発明は、布材等からなる一枚材に開口部を形成してなり、これを着用した場合において首の後方に襟部分を有し、斬新なファッション性を発揮しながら、おしゃれ感覚があり、しかも、単一種の一枚状物でありながら前記開口部の位置・形状・数を変化させるだけで、通常の服、ジャケット、ベスト或いはブラウスとして着用でき、更にはストール、スカーフ、ショール、フードとしても着用でき、これを複数種に変化して簡易着用できるものである。
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の一枚製着衣によれば、布材等からなり中央部分で折り曲げられた一枚材の前身ごろ部分には首を通すための開口部、後身ごろ部分には腕を通すための2又は2以上複数の開口部を形成してなり、これを着用した場合において首の後方に襟部分を有し、斬新なファッション性を発揮しながら、おしゃれ感覚があり、しかも、単一種の一枚状物でありながら前記開口部の位置・形状・数を変化させるだけで、通常の服、ジャケット、ベスト或いはブラウスとして着用でき、更にはストール、スカーフ、ショール或いはフードとしても着用でき、これを複数種に変化して簡易着用できる着衣を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図2】図1の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図3】図1の実施の形態に係る一枚製着衣の拡開した平面図を示すものである。
【図4】図1の実施の形態に係る一枚製着衣を裏返す前の正面図を示すものである。
【図5】図1の実施の形態に係る一枚製着衣を着用した状態の正面図を示すものである。
【図6】図1の実施の形態に係る一枚製着衣を着用した状態の背面図を示すものである。
【図7】本発明の第2実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図8】図7の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図9】本発明の第3実施例に係る一枚製着衣の正面図及び背面図を示すものである。
【図10】本発明の第4実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図11】図10の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図12】本発明の他の実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図13】図12の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図14】本発明の他の実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図15】図14の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図16】本発明の他の実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【図17】図16の実施の形態に係る一枚製着衣の背面図を示すものである。
【図18】本発明の実施例に係る一枚製着衣を2つのアームホール(開口部)を形成して構成した正面図を示すものである。
【図19】図18の実施例に係る着衣を衣服として着用した状態の正面図を示すものである。
【図20】本発明の更に他の実施例に係る一枚製着衣の正面図を示すものである。
【符号の簡単な説明】
1 布材等からなる一枚材
1a 前身ごろ
1b 後身ごろ
1c 襟部分
2 中央線
3 ネック孔(開口部)
3a 見返し
4 アームホール(開口部)
4a 見返し
5 アームホール(開口部)
5a 見返し
11 中央線
12 脇
13a 前身ごろ
13b 後身ごろ
14 ネック孔(開口部)
15 アームホール(開口部)
16 アームホール(開口部)
21a 前身ごろ
22 ネック孔(開口部)
23 袖筒
24 スリット又は前記のようにファスナー等によって開閉できる部分
31 ネック孔(開口部)
32 アームホール(開口部)
33 アームホール(開口部)
34 アームホール(開口部)より上の部分
35 紐
41 ネック孔(開口部)
42 アームホール(開口部)
43 アームホール(開口部)
44a 前身ごろ
44b 後身ごろ
45 布材等からなる一枚材
46 布材等からなる一枚材
47 ネック孔(開口部)
48 アームホール(開口部)
49 アームホール(開口部)
51 布材等からなる一枚材
52 アームホール(開口部)
53 アームホール(開口部)
61 布材等からなる一枚材
62 アームホール(開口部)
63 アームホール(開口部)
64 アームホール(開口部)
65 ポケット
67 タック
70 ネック孔(開口部)
71 アームホール(開口部)
72 アームホール(開口部)
80 端部がほつれないように処理するための一手段例としての三つ折り仕末

Claims (1)

  1. 長方形状、円形状、三角形状、楕円形状又は台形状の内のいずれかの形状から選ばれ、かつ、織物、編物或いは不織布の布材、樹脂材、ビニール材、皮革材、紙材又は金属材の内の1材、又は当該各材の内から選ばれた2以上材から形成されてなる一枚材1を中央部分で折り曲げて、その左右端部を袋縫い手段をもって接合し着衣全体を袋状に形成したとともに、開口した上下端の部分を縫い手段をもって当該開口に沿った各端部がほつれないように処理し、前記中央部分で折り曲げた一枚材1の前身ごろ1a部分には首を通すための開口部3を形成し、後身ごろ1b部分には腕を通すための2又は2以上複数の開口部を形成し、前記首、腕を通すための各開口部より上の部分が着用した際に襟部となるように形成してなり、衣服として着用できる他、ジャケット、ベスト、ブラウス、ストール、スカーフ、ショール或いはフードとして簡易に着用できるようにしたことを特徴とする一枚製着衣。
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