JP4637796B2 - 巻取り式スクリーン装置及び該装置におけるスクリーンの交換方法 - Google Patents
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Description
而して、ユーザー自身でスクリーンを交換することは可能であるが、その場合に、既設のスクリーンを巻取り軸から取外すことができたとしても、その巻取り軸に新しいスクリーンを貼り付けるには、該スクリーンが皺にならないように真っ直ぐの状態で巻取り軸に取付ける必要があり、また巻取用のスプリングの付勢力も調整する必要があり、それらの作業には熟練を要するため、このような方法でユーザー自身がスクリーンのみを交換するのは極めて困難であった。
すなわち、既設のスクリーン装置からスクリーンのみを取外すに際しては、該スクリーンの先端及び基端をそれぞれ固定した可動框及び巻取り軸から該スクリーンを取外す必要があるが、上記スクリーン装置は、例えば高所や狭所にある建物開口部など、様々な設置条件下にある場所に取付けられるものであり、そのような場所に設置された既設のスクリーン装置から、前述したようなスクリーンのみを取外す作業を該スクリーン装置の周囲の限定された条件下のスペースで行うのは、一般のユーザーにとって困難な場合が多いばかりでなく危険を伴う場合も考えられ、やはりその作業には少なからず熟練を要し、必ずしも容易に交換できる方法とはいえないものであった。
如上に鑑みて、スクリーン装置が設置された場所の設置条件に影響されることなく、ユーザーが容易に且つ安全に、しかも安価にスクリーンのみを交換することができるような巻取り式スクリーン装置及び該装置におけるスクリーンの交換方法が要望されている。
この開放カバー4Aは、上記スリット縁4aの反対側縁4bを、上記巻取りボックス4の前縁に回動による開閉が可能で、且つ該巻取りボックス4から取外し可能に係止させているが、他の手段によって巻取りボックス4から取外し可能に固定することもでき、また、該開放カバー4Aを巻取りボックス4から取外すことなく、該巻取りボックス4を開放した状態で保持させるように構成することもできる。
一方、上記インナーレール20は、その長手方向に沿う平行な一対の側壁20a,20aの両縁部に、上記枠本体18における係合壁18b,18bに係合する係合鍔部20b,20bと、上記可動框16の両端部に設けた後述する係合鉤16b,16bと相互に係合する係合突条20c,20cとがそれぞれ形成されている。また、該係合突条20c,20cを設けた側の側壁端には、その長手方向の中央に沿ってスリット20dが形成されており、該スリット20dにおいて、上記スクリーン12の開閉方向に沿う上下端部に付設した係止部材26を係止させることにより、該スクリーン12の開閉方向に沿う上端部をガイドするようにしている。
上記係止部材26及び係合部材28としては、例えば、一側端に単純な突条部を有する合成樹脂の帯条部材ばかりでなく、スライドファスナーの相互に接合される半体の一方、あるいはそれに相当するような部材をそのまま利用することができる。
そして、該可動框16は、それを上記スクリーン12等とともに巻取りボックス4から取出すことができるように構成し、すなわち、巻取軸14等を巻取ボックス4から取外した状態で、上記横枠8,10におけるインナーレール20,24を室内側の第2位置に移動させると、可動框16を該インナーレール20,24に沿って上記巻取りボックス4内に導入することができ、且つ該巻取りボックス4内を通して外部に取出すことができる。そのため、該可動框16は、この取出しを可能にする程度の寸法(厚さやスクリーン12の開閉方向の幅等)を有するものとして形成されている(図5及び図6参照)。
ここで、上記スプリング15によるスクリーン12の巻取りのための付勢力を一時的に不作用にする固定手段は、上記ビス44に限るものではなく、簡易に巻取り軸14を固定することができる他の手段を採用することができる。
以上のような極めて容易な手順により、既設のスクリーン12をスクリーン装置から取外すことができる。
上記の手順に次いで、交換用の新しいスクリーン12の先端に固定した可動框16を、上記横枠8,10のインナーレール20,24が枠本体18,22における室内側の第2位置にある状態において、上記巻取りボックス4内を通して上記横枠8,10内に導き、該可動框16の係合鉤16b,16bをインナーレール20,24の係合突条20c,20cに係合させることにより、該可動框16の両端部をインナーレール20,24に摺動自在に支持させるとともに、上記スクリーン12の開閉方向に沿う上下端部に付設した係止部材26を上記インナーレール20,24のスリット20d,24dに係合させることにより、該インナーレール20,24にスクリーン12の開閉方向に沿う上下端部をガイドさせ、それから上記巻取り軸14を巻取り軸支持部材34,36を介して巻取りボックス4の上下端のブラケット30,32に回転自在に支持させ、その状態で上記可動框16を側枠6に保持させて、上記スクリーン12が全面的に緊張せしめられた状態において、上記巻取り軸14における上記固定軸38に止着したビス44を弛めることにより、該巻取り軸14のスプリング15の一時的な不作用を解除する。
以上のような極めて容易な手順により、上記スクリーン12の交換作業が完了する。
4 巻取りボックス
4A 開放カバー
6 側枠
8,10 横枠
12 スクリーン
14 巻取り軸
15 コイルスプリング
16 可動框
18,22 枠本体
20,24 インナーレール
34,36 巻取り軸支持部材
44 ビス
Claims (2)
- スクリーンの先端をスクリーン枠に沿って摺動自在の可動框に着脱自在に固定するとともに、該スクリーンの基端を巻取りボックス内においてスプリングの付勢力で回転する巻取り軸に着脱自在に固定して、該スクリーンの開閉方向に沿う上下端部を上記スクリーン枠にガイドさせながら、該スクリーンを上記スプリングの付勢力で巻取り軸に巻取るようにした横引きの巻取り式スクリーン装置において、
上記スクリーン枠が枠本体と一対のインナーレールとを備えるものとし、該インナーレールに上記スクリーンの開閉方向に沿う上下端部をガイドさせるとともに、上記可動框の両端部を摺動自在に支持させ、
上記インナーレールを、上記枠本体内において、スクリーンの開閉操作に供する室外側の第1位置と、スクリーンの着脱を行う室内側の第2位置とに変位自在に構成し、
上記巻取りボックスに巻取り軸及びその支持部材を取出し可能な大きさに開放する開放カバーを設け、上記巻取りボックス内に取外し可能に設けた巻取り軸支持部材を巻取り軸とともに取出し可能に形成し、
上記可動框を、巻取りボックス内からの巻取り軸及び巻取り軸支時部材の取外しに際して、上記インナーレールが第2位置にある状態で該インナーレールに沿って該可動框をスクリーン枠から該スクリーンとともに巻取りボックス内に導入可能とし、且つ該ボックス内を通して外部に取出し可能とし、
上記巻取り軸に、巻取用のスプリングの付勢力を一時的に不作用にする固定手段を付設した、
ことを特徴とする巻取り式スクリーン装置。 - 請求項1に記載の巻取り式スクリーン装置におけるスクリーンの交換方法であって、
上記巻取りボックスの開放カバーを開放して、巻取り軸のスプリングの付勢力を上記固定手段により一時的に不作用とし、
上記巻取り軸支持部材を巻取り軸とともに該巻取りボックスから取出し、
次いで、上記インナーレールを、上記枠本体内における第1位置から第2位置に変化させた状態において、該インナーレールに沿って上記可動框を上記スクリーン枠からスクリーンとともに上記巻取りボックス内に導入して、該可動框を巻取りボックスを通して外部に取出し、
続いて、交換しようとする既設スクリーンの先端を上記可動框から取外すとともに、該スクリーンの基端を巻取り軸から取外し、
しかる後に、新たな交換用スクリーンの先端を可動框に固定するとともに、該スクリーンの基端を巻取り軸に固定する、
ことを特徴とする巻取り式スクリーン装置におけるスクリーンの交換方法。
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