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JP4640228B2 - 通信端末におけるニックネーム登録方法及びその装置 - Google Patents
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JP4640228B2 - 通信端末におけるニックネーム登録方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話などの通信端末において、送信するデータに含まれる情報を元に、端末内のメモリダイヤルを登録する技術に関する。
携帯電話などの通信端末は、端末の操作を簡略化するために、通信相手の情報を格納するメモリダイヤルをもっている。メモリダイヤルには、通信相手の分類(カテゴリ)情報、登録番号、電話番号、メールアドレス、名前などを登録できるようになっている。端末の利用者は、発信時やメール送信時に、このメモリダイヤルを検索して通信相手を特定し、電話番号やメールアドレスを入力することなく、発呼、送信することができる。逆に、通信相手からの着信、メール受信を受けると、通信端末は受信情報に含まれる相手の電話番号やメールアドレスを用いてメモリダイヤルを検索し、登録した情報が見つかったときはその通信相手の登録名を表示部に表示することができる。
このとき、通信相手に対して親しみを込めるため、登録名にニックネームを使用する場合がある。通信端末に対してニックネームを利用する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。また、端末にニックネームを登録する方法については、予め登録されたキーワード群から選択するか、キーボード等で入力することが特許文献2に開示されている。
特開2000−92183号公報 特開2003−298617号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載された技術において、通信端末が発信時や着信時などに利用する通信相手の登録名は、一度登録すると、利用者の人間関係の変化によって相手の呼び名が変わっても、それに自動的に対応することはできなかった。そのため、通信相手の呼び名が変わったときは、利用者がその都度、メモリダイヤルの登録名変更の操作を行い、一字ずつ入力しなければならなかった。また、登録名変更の操作を簡略化するため、一律で“さん”、“ちゃん”など親しみを込めた接尾語をつける方法もあるが、本来の呼び名と一致させることは難しく、さらに、元の登録名が「○△さん」などと登録されていると、「○△さんさん」といったように、通常では使用しない名前を生成してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、人間関係の変化や時間の経過によって変化する相手のニックネームを適切に取得してメモリダイヤルを更新する方法と、その方法を実現する通信端末を提供することにある。
上記問題を解決するため本発明に係る通信端末は、通信相手へデータの送信を行う通信部と、通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、前記メモリダイヤルからニックネームを作成するニックネーム管理部と、前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出する固有名詞管理部と、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択し、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを含む。
本発明に係る通信端末は、通信相手へデータの送信を行う通信部と、通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、前記メモリダイヤルにデータの送信先となる通信相手が存在するとき、前記メモリダイヤルの名前情報からニックネームを作成するニックネーム管理部と、前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出しその出現回数をカウントする固有名詞管理部と、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、一致するものがあるときに、抽出した固有名詞の出現回数を元に計算した値が最も大きいニックネームを相手ニックネームとして選択し、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを含んでもよい。
本発明に係る通信端末は、送信するデータが、電子メールであってもよい。
本発明に係る通信端末は、通信相手と通話を行う通話部と、前記通話の音声をテキスト化する音声通話管理部と、通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、前記メモリダイヤルからニックネームを作成するニックネーム管理部と、前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出する固有名詞管理部と、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択し、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを含む。
本発明に係る通信端末は、通信相手と通話を行う通話部と、前記通話の音声をテキスト化する音声通話管理部と、通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、前記メモリダイヤルに通話先となる通信相手が存在するとき、前記メモリダイヤルの名前情報からニックネームを作成するニックネーム管理部と、前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出しその出現回数をカウントする固有名詞管理部と、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、一致するものがあるときに、抽出した固有名詞の出現回数を元に計算した値が最も大きいニックネームを相手ニックネームとして選択し、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを含んでもよい。
本発明に係る通信端末は、前記固有名詞管理部が、過去一定回数若しくは一定期間中に送信したデータを対象として固有名詞を抽出しその出現回数をカウントしてもよい。
本発明に係る通信端末は、前記通信相手の情報が前記メモリダイヤルに存在し、さらに通信相手が属するカテゴリやグループがニックネームの登録を許可するものであるとき、前記ニックネーム管理部はニックネームを作成してもよい。
本発明に係る通信端末は、前記選択したニックネームをメモリダイヤルに登録する際、端末の利用者に登録することを確認してもよい。
本発明に係る通信端末は、前記ニックネーム管理部が、登録名からニックネームを作成する代わりに複数のニックネーム候補を記載したニックネーム辞書を使用してもよい。
本発明に係るニックネーム登録方法は、通信相手へデータの送信を行う通信部を有する通信端末において、通信相手の情報を格納し、格納した情報からニックネームを作成し、前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出し、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択してメモリに登録する。
本発明に係るニックネーム登録方法は、通信相手と通話を行う通話部を有する通信端末において、通信相手の情報を格納し、格納した情報からニックネームを作成し、前記通話部の音声をテキスト化し、前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出し、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択してメモリに登録する。
この発明によれば、人間関係の変化や時間の経過によって変化する相手のニックネームを適切に取得することができる。また、メモリダイヤルのニックネームを変更する操作の手間を減らすことができる。その理由は、通信端末の固有名詞管理部が、利用者の送信するデータに含まれる固有名詞を抽出し、ニックネーム管理部がメモリダイヤルの情報を元にニックネームを生成し、制御部が抽出した固有名詞と生成したニックネームとを比較して、その中の一つを通信相手の新たなニックネームとして選択し、この新たなニックネームをメモリダイヤルに登録するためである。
次に本発明の実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における通信端末の構成を示すブロック図である。通信端末100は、携帯電話やPDA等であり、端末の利用者は、通信端末100の表示部12の表示内容を確認し、操作部13を操作して、他の通信端末と音声通話、メールや画像、音声などのデータ通信を行う。
制御部1は、以下に示す各部を制御し、処理の実行を指示する。また、制御部1は、各部の処理結果や、取得したデータ若しくは抽出したデータにより、次に行う処理を決定する。通信部2は、通信端末100の外部にある端末や基地局と、有線又は無線のネットワーク21を介して通信を行い、音声通話やメール、画像、音声などのデータの送受信を行う。
メール管理部3は、メールの作成を行う。また、受信したメール、送信したメール、これから送信するメールなどの情報をメール格納部7に格納する。また、メール管理部3は、メール格納部7に格納した情報を取得する。固有名詞管理部4は、メール管理部3が取得したメールから、メール本文中に書かれた固有名詞を抽出し、抽出した固有名詞を固有名詞データ格納部8に格納する。さらに、この抽出した固有名詞がメール本文中に何回出現するかをカウントし、固有名詞データ格納部8に格納する。また、固有名詞ごとに、ニックネームを決定する際の基準に用いるポイントを計算し、固有名詞データ格納部8に格納する。そして、最もポイントの高い候補をニックネームとして取得する。ニックネーム管理部5は、メモリダイヤル管理部6が取得したメモリダイヤルの登録名、ヨミなどの名前情報を元に、その名前に対する複数のニックネームの候補(以降、ニックネームデータとする)を作成し、ニックネーム格納部9に格納する。また、ニックネーム格納部9に格納したニックネームデータを取得する。メモリダイヤル管理部6は、メモリダイヤル10に格納した通信相手の情報の検索、情報の取得を行う。通信相手の情報は、電話番号、メールアドレス、登録名、ヨミなどである。また、メモリダイヤル10への情報の追加、更新、削除を行う。
メール格納部7は、受信したメール、送信したメール、これから送信する作成途中のメールを格納する。それぞれのメールは、送信元若しくは送信先のメールアドレス、件名、メール本文、送信若しくは受信した時刻などの情報を含む。固有名詞データ格納部8は、固有名詞管理部4が抽出した固有名詞と、固有名詞の出現回数、ニックネームの決定に用いるポイントを格納する。ニックネームデータ格納部9は、ニックネーム管理部5が作成したニックネームデータを格納する。メモリダイヤル10は、通信相手の分類(カテゴリ)情報、登録番号、電話番号、メールアドレス、登録名、ヨミ等を通信相手ごとに格納する。ネットワーク11は、通信端末100の外部にある、有線または無線のネットワークを表す。
表示部12は、メモリダイヤル10の情報や、通信端末100の各種設定などを表示する。また、利用者が操作部12を用いて操作する内容を、表示することができる。表示部12は通信端末100に複数存在してもよい。操作部13は、利用者が通信端末100を操作するときに使用し、ボタンや、タッチパネルなどである。
次に、図2のフローチャートを参照し、本発明の実施の形態の全体の動作について、詳細に説明する。まず、制御部1は、通信相手端末に対しメールの送信が完了すると、メール管理部3を制御し、メール格納部7に格納しているメールから、送信したメールの宛先メールアドレスを取得する(ステップS01)。次に、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、取得したメールアドレスがメモリダイヤル10に登録されているかどうか検索する(ステップS02)。登録されていないときは、処理を終了する。登録されているときは、メモリダイヤル管理部6は、その通信相手の登録名、ヨミなどの名前情報を取得する(ステップS03)。次に、その名前情報を利用し、制御部1はニックネーム管理部5を制御し、ニックネームデータ(複数のニックネームのデータ)を作成して、ニックネームデータ格納部9へ格納する(ステップS04)。次に、制御部1はメール管理部3と固有名詞管理部4を制御し、送信したメールのメール本文中に書かれた固有名詞を抽出し、抽出した固有名詞を固有名詞データ格納部8へ格納する。さらに、その固有名詞がメールの本文中に何回出現するかカウントして、出現回数を固有名詞データ格納部8へ格納する(ステップS05)。尚、固有名詞を特定する方法は先行文献に多くの手法(例えば特開2002−183133号公報)が存在するため、ここでは説明を省略する。
制御部1は固有名詞管理部4とニックネーム管理部5を制御し、ステップS05で抽出した固有名詞が、ステップS04で作成したニックネームデータ格納部8に含まれるか比較する(ステップS06)。含まれる場合は、決まった値(例えば10点)をその固有名詞の出現回数と掛け合わせ、合計のポイントとして固有名詞データ格納部8へ格納する(ステップS07)。なお、含まれない場合は、ポイントの計算は行わない。すべての抽出した固有名詞について、ステップS06〜S07を繰り返す。固有名詞管理部4は、固有名詞データ格納部8の各固有名詞のポイントを比較して、一番ポイントが高い固有名詞をニックネームとして取得する(ステップS09)。最もポイントの高い固有名詞が複数だった場合は、メール本文中に先に出現した固有名詞をニックネームとする。どの固有名詞にもポイントが加算されない、又はどの固有名詞も一定のポイントに達していないなどの理由で、ニックネームを取得できないときは、処理を終了する(ステップS10)。ニックネームが取得できたときは、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、メモリダイヤル10の該当するニックネームを更新する(ステップS11)。
次に図2を併用し図3以降の図面を用いて、具体的な実施例を説明する。例えば、端末の利用者がhanako@aaa.bbb.cccへ図3のようなメールを送信したものとする。また、通信端末100は、あらかじめ図4のようなデータをメモリダイヤル10に登録しているものとする。
まず、制御部1は、メールの送信が完了すると、メール管理部3を制御し、メール格納部7に格納しているメールから、送信したメールの宛先メールアドレスであるhanako@aaa.bbb.cccを取得する(ステップS01)。次に、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、取得したメールアドレスhanako@aaa.bbb.cccが、メモリダイヤル10に登録されているかどうかを検索する(ステップS02)。ここでは、登録番号001に、該当するメールアドレスが登録されている。メモリダイヤル管理部6は、登録番号001の通信相手の登録名、ヨミなどの名前情報、すなわち「山田 花子」と「ヤマダ ハナコ」を取得する(ステップS03)。次に、この名前情報を利用し、制御部1はニックネーム管理部5を制御し、ニックネームデータを作成して、ニックネームデータ格納部9へ格納する(ステップS04)。
ニックネームデータは、登録名、ヨミの名前情報を元に作成する。例えば、名字、名前を呼び捨て、または“さん”、“ちゃん”、“くん”のような人を呼ぶときの接尾語をつける、名字、名前の一部、またはそれに人を呼ぶときの接尾語をつける、名字、名前の一部を使用して、”−“、”ぁ“などののばす音や“っ“を加える、またはそれに人を呼ぶときの接尾語をつけて作成する。他に、ヨミをひらがなに変換したものや、接尾語をカタカナ、漢字に変換したものがある。ここでは、登録名、ヨミについて、名字「山田」「ヤマダ」、名前「花子」「ハナコ」を呼び捨て、または“さん”、“ちゃん”、“くん”のような人を呼ぶときの接尾語をつける、名字「山田」「ヤマダ」、名前「花子」「ハナコ」の一部である、「山」「ヤマ」「花」「ハナ」、またはそれに人を呼ぶときの接尾語をつける、名字、名前の一部である、「ヤ」「ハ」を使用して、”−“、”ぁ“などののばす音や“っ“を加える、またはそれに人を呼ぶときの接尾語をつける。ここでは、図5に示すニックネームデータを作成したものとする。
次に、制御部1はメール管理部3と固有名詞管理部4を制御し、送信したメールのメール本文中に書かれた固有名詞を抽出し、抽出した固有名詞を固有名詞データ格納部8に格納する。さらに、その固有名詞がメールの本文中に何回出現したか、出現回数をカウントして、固有名詞データ格納部8へ格納する(ステップS05)。ここでは、「はなちゃん」「太郎くん」「○×焼肉屋」「田町」の4つの固有名詞を抽出し、それぞれの出現回数は順に、2回、1回、1回、1回であり、図6のような結果を固有名詞データ格納部8へ格納する。
制御部1は固有名詞管理部4とニックネーム管理部5を制御し、ステップS05で抽出した固有名詞である「はなちゃん」「太郎くん」「○×焼肉屋」「田町」が、ステップS04で作成した図5に示すニックネームデータに含まれるか比較する(ステップS06)。「はなちゃん」は、ニックネームデータに含まれるので、固有名詞管理部5は、あらかじめ決めておいた値(10点)と出現回数である2回を掛け合わせて、20点をポイントの欄に格納する。次に、ニックネーム管理部4は、「太郎くん」をステップS04で作成したニックネームデータと比較する。ニックネームデータには一致するものがないので、ポイントは更新しない。「○×焼肉屋」「田町」についても、同様に比較を行う。結果、固有名詞管理部4は、図7のような結果を固有名詞データ格納部8へ格納する。
固有名詞管理部4は、固有名詞データ格納部8の各固有名詞のポイントを比較して、一番ポイントが高い「はなちゃん」をニックネームとして取得する(ステップS09)。そして、メモリダイヤル10の宛先メールアドレスhanako@aaa.bbb.cccに一致する、登録番号001のニックネームの欄を「はなちゃん」に更新する。以上で、一連のニックネーム登録を終了する。
次に、端末の利用者がyamamoto@aaa.bbb.cccへメールを送信したものとする。制御部1は、メールの送信が完了すると、メール管理部3を制御し、メール格納部7に格納しているメールから、送信したメールの宛先メールアドレスであるyamamoto@aaa.bbb.cccを取得する(ステップS01)。次に、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、この取得したメールアドレスyamamoto@aaa.bbb.cccがメモリダイヤル10に登録した各通信相手のメールアドレスと一致するかどうかを検索する(ステップS02)。ここでは、メモリダイヤル10にこのデータが登録されていないため、処理を終了する。
実施例1では、メール本文中からニックネームを取得したが、電話、テレビ電話などの音声通話ができる通信端末に適用して、通話内容を音声認識によりテキスト化し、そこから固有名詞を抽出することで、同様のニックネーム登録処理を行うこともできる。図8は、本発明による第2の実施例における通信端末の構成を示すブロック図である。図1と同名の部分は説明を省略する。
音声通話管理部21は、利用者の音声入力を受け付ける。また、入力した音声を音声認識によりテキストに変換し、変換したテキストを音声テキスト格納部22に格納する。さらに、音声通話管理部21は、通話相手の電話番号を取得する。音声テキスト格納部22は、音声通話管理部21で作成した音声テキストを格納する。
次に、図8および図9のフローチャートを参照し、第2の実施例の動作について、詳細に説明する。まず、制御部1は、音声通話を開始すると、音声通話管理部21を制御し、接続先の電話番号を取得する(ステップS20)。次に、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、取得した電話番号がメモリダイヤル10に登録されているかどうか検索する(ステップS21)。登録されていないときは、処理を終了する。登録されているときは、メモリダイヤル管理部6はその電話番号に一致する通話相手の登録名、ヨミなどの名前情報を取得する(ステップS22)。次に、その名前情報から制御部1はニックネームデータ格納部5を制御し、ニックネームデータを作成して、ニックネームデータ格納部9へ格納する(ステップS23)。次に、制御部1は音声通話管理部21を制御し、入力された音声をテキストに変換し、音声テキスト格納部22へ格納する。通話が終了すると、音声テキスト格納部22へ保存されているテキスト化した音声から固有名詞の抽出と、出現回数のカウントを行う(ステップS25)。以降、図2と同様の処理を行い、ニックネームを取得する。
具体的な実施例を説明する。例えば、「090xxxxxxxx」と電話接続したとする。また、あらかじめ図4のデータをメモリダイヤル10に登録しているものとする。
制御部1は、音声通話を開始するとき、音声通話管理部21を制御し、接続先の電話番号「090xxxxxxxx」を取得する(ステップS20)。次に、制御部1はメモリダイヤル管理部6を制御し、この電話番号「090xxxxxxxx」がメモリダイヤル10に登録されているかどうか検索する(ステップS21)。ここでは、登録番号001に、該当する通話相手が登録されている。メモリダイヤル管理部6は、登録番号001の通話相手の登録名、ヨミなどの名前情報、すなわち「山田 花子」と「ヤマダ ハナコ」を取得する(ステップS22)。次に、その名前情報を利用し、制御部1はニックネームデータ管理部5を制御し、ニックネームデータを作成して、ニックネームデータ格納部9へ格納する(ステップS23)。ここでは、図5のようなニックネームデータを作成したものとする。
相手との通話が始まると、制御部1は音声通話管理部21を制御し、利用者の音声をテキストに変換し、音声テキスト格納部22へ格納する。ここでは、利用者から、次のような音声が音声通話管理部21へ入力されたものとする。「はなちゃん、こんにちは。今度の土曜日に、太郎くんたちとご飯を食べに行くけど、はなちゃんも行く?お店は○×焼肉屋という焼肉屋さんです。場所は田町のビルから5分ぐらいのところです。」
通話が終了すると、制御部1は固有名詞管理部4と音声通話管理部21を制御し、音声テキスト格納部22に格納している音声テキストから固有名詞を抽出し、出現回数のカウントを行う(ステップS25)。図6は固有名詞の抽出と、出現回数のカウントを終えた固有名詞データ格納部8を示す。ステップS26以降のフローは実施例1と同様であり、その結果、ニックネームとして「はなちゃん」を取得する。
実施例2により、音声通話の際にも適切なニックネームを取得することが可能となる。
実施例1および実施例2では、固有名詞抽出部4で抽出した固有名詞がニックネームデータに含まれているときの値を10点としてポイントの計算を行ったが、ニックネームによってそれぞれ出現回数と掛け合わせる値を変更してもよい。例えば、より親しみ度が高いと考えるニックネームに高い点をつけ、「○○さん」--10点、「○○ちゃん」--20点、「○○(呼び捨て)」--50点などと、それぞれのニックネームデータについて点数付けを行う。そして、この点数をニックネームデータ格納部9に格納する。そして、出現回数と掛け合わせるとき、各ニックネームにつけた点数を利用する。
実施例3により、より親しみのあるニックネームを通信相手につけることができる。
実施例1や実施例2では、一回分の送信メールや通話を対象として、固有名詞を抽出しているが、過去5回分、又は最近1週間など、一定回数又は一定期間に送信したメールや通話を対象として固有名詞を抽出し、ニックネームを取得してもよい。
実施例4により、多くのデータから固有名詞及び出現回数を取得するため、より適切なニックネームを取得することができる。
実施例1や実施例2では、全ての相手に対してニックネーム登録処理(ステップS01〜ステップS11)を行っているが、メモリダイヤル10に登録している通信相手のカテゴリやグループなどの情報によって、ニックネーム登録処理を行うか、行わないかを判断してもよい。例えば、カテゴリやグループとして、“友達”、“会社”、“病院”、“お店”など用意しておき、カテゴリ別にメモリダイヤル10に通信相手の情報を登録する。メモリダイヤル10から取得した通信相手のカテゴリが“友達”であれば、制御部1はそれ以降の処理(ステップS03以降)を行い、それ以外であればその後のニックネーム登録処理を終了する。どのカテゴリやグループをニックネーム登録処理の対象とするかは、予め決めたものを利用してもよいし、利用者が設定してもよい。
実施例5により、ニックネームをつけたい通信相手に対してのみ、ニックネームの登録処理を行うことができ、また、ニックネームが不要の相手に対しては、端末の処理を減らすことができる。
実施例1や実施例2では、メモリダイヤル10から取得した名前情報からニックネームデータベースを作成後、メール本文中の固有名詞の抽出と出現回数のカウントを行っているが、処理の順序を変更し、ニックネームデータベースを作成する前に、メール本文中の固有名詞の抽出を行ってもよい。
実施例6により、固有名詞が抽出できなかったときはその後の処理を省略することができるため、端末の処理を減らすことができる。
実施例1や実施例2では、ニックネームを取得できた場合、自動的にメモリダイヤルの更新を行うが、取得したニックネームが、現在登録されているニックネームと異なるときに、端末の利用者に確認を行ってもよい。利用者が確認に同意した場合は、メモリダイヤルを更新する。
実施例7により、取得したニックネームが利用者の意に反するときは、メモリダイヤルの更新を中止することができる。
実施例1や実施例2では、メモリダイヤルの登録名、ヨミなどの名前情報を用いて、“さん”、“ちゃん”などの接尾語をつけてニックネームデータを作成していたが、ニックネームデータを記載したニックネーム辞書を用意し、これをニックネームデータ格納部に格納して利用してもよい。
実施例8により、登録名、ヨミの名前情報を元にニックネームを作成する処理を省略できる。また、ニックネーム辞書に予め様々なニックネームデータを用意できるため、ニックネームの選択の幅が広がると共に、時代の変化に伴うニックネームの流行にも対応することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、ニックネームを更新する動作を示すフロー図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、送信するメールを例示した図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、メモリダイヤルを例示した図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、ニックネームデータを例示する図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、固有名詞データ格納部に格納する抽出固有名詞データを例示する図である。 本発明の実施の形態に係る通信端末において、ポイント計算後の抽出固有名詞データを例示する図である。 本発明の実施例2に係る通信端末を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る通信端末において、音声から固有名詞を抽出してニックネームを更新するフロー図である。
符号の説明
1 制御部
2 通信部
3 メール管理部
4 固有名詞管理部
5 ニックネーム管理部
6 メモリダイヤル管理部
7 メール格納部
8 固有名詞データ格納部
9 ニックネームデータ格納部
10 メモリダイヤル
11 ネットワーク
12 表示部
13 操作部
21 音声通話管理部
22 音声テキスト格納部
100 通信端末

Claims (13)

  1. 通信相手へデータの送信を行う通信部と、
    通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、
    前記メモリダイヤルからニックネームを作成するニックネーム管理部と、
    前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出する固有名詞管理部と、
    前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択し、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けて、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを備えた通信端末。
  2. 通信相手へデータの送信を行う通信部と、
    通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、
    前記メモリダイヤルにデータの送信先となる通信相手が存在するとき、前記メモリダイヤルの名前情報からニックネームを作成するニックネーム管理部と、
    前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出しその出現回数をカウントする固有名詞管理部と、
    前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、一致するものがあるときに、抽出した固有名詞の出現回数を元に計算した値が最も大きいニックネームを相手ニックネームとして選択し、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けて、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを備えた通信端末。
  3. 前記送信するデータは、電子メールであることを特徴とする請求項1または2に記載の通信端末。
  4. 通信相手と通話を行う通話部と、
    前記通話の音声をテキスト化する音声通話管理部と、
    通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、
    前記メモリダイヤルからニックネームを作成するニックネーム管理部と、
    前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出する固有名詞管理部と、
    前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択し、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けて、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを備えた通信端末。
  5. 通信相手と通話を行う通話部と、
    前記通話の音声をテキスト化する音声通話管理部と、
    通信相手の情報を格納するメモリダイヤルと、
    前記メモリダイヤルに通話先となる通信相手が存在するとき、前記メモリダイヤルの名前情報からニックネームを作成するニックネーム管理部と、
    前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出しその出現回数をカウントする固有名詞管理部と、
    前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、一致するものがあるときに、抽出した固有名詞の出現回数を元に計算した値が最も大きいニックネームを相手ニックネームとして選択し、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けて、前記メモリダイヤルに登録する制御部とを備えた通信端末。
  6. 前記固有名詞管理部は、過去一定回数若しくは一定期間中に送信したデータを対象として固有名詞を抽出しその出現回数をカウントすることを特徴とする請求項2乃至3、または請求項5のいずれか1項に記載の通信端末。
  7. 前記通信相手の情報が前記メモリダイヤルに存在し、さらに通信相手が属するカテゴリやグループがニックネームの登録を許可するものであるとき、前記ニックネーム管理部はニックネームを作成することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信端末。
  8. 前記選択したニックネームをメモリダイヤルに登録する際、端末の利用者に登録することを確認することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信端末。
  9. 前記ニックネーム管理部は、登録名からニックネームを作成する代わりに複数のニックネーム候補を記載したニックネーム辞書を使用することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の通信端末。
  10. 前記制御部によって選択された前記相手ニックネームが、前記データの送信先である通信相手の登録済みニックネームと異なる場合、前記登録済みニックネームを、前記相手ニックネームに更新することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信端末。
  11. 通信相手へデータの送信を行う通信部を有する通信端末におけるニックネーム登録方法において、通信相手の情報を格納し、格納した情報からニックネームを作成し、前記通信部から送信するデータに含まれる固有名詞を抽出し、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択して、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けてメモリに登録することを特徴とするニックネーム登録方法。
  12. 通信相手と通話を行う通話部を有する通信端末におけるニックネーム登録方法において、通信相手の情報を格納し、格納した情報からニックネームを作成し、前記通話部の音声をテキスト化し、前記テキスト化した音声に含まれる固有名詞を抽出し、前記抽出した固有名詞と前記作成したニックネームを比較し、その中の一つを相手ニックネームとして選択して、該相手ニックネームを、前記データの送信先である通信相手の前記情報に対応付けてメモリに登録することを特徴とするニックネーム登録方法。
  13. 選択された前記相手ニックネームが、前記データの送信先である通信相手の登録済みニックネームと異なる場合、前記登録済みニックネームを、前記相手ニックネームに更新することを特徴とする請求項11または12に記載のニックネーム登録方法。
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