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JP4645968B2 - 座席 - Google Patents
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JP4645968B2 - 座席 - Google Patents

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Description

本発明は、腰載面(シート)や背凭面(バックレスト)等の身体を支える身体戴承面を向かい合って縁取る枠材間にシート地を張設して成る椅子、座椅子、自動車の座席、列車の座席、航空機の座席、劇場の座席、ソファー、ベンチ等(以下、これらを“座席”と称する。)に関するものである。
シート地を枠材間に張設する方法として、長さ方向に連続した凹凸溝を有する2本の桿材の当該凹凸溝と凹凸溝を噛み合わせて1本の枠材を構成することとし、その噛み合う凹凸溝と凹凸溝の間にシート地の端縁を挟み込んで枠材に固定する方法(例えば、特許文献1参照)、長さ方向に続くフランジを枠材の端縁に設ける一方、シート地の端縁にはフックを取り付け、そのフックを枠材のフランジに引っ掛ける方法(例えば、特許文献2と特許文献3参照)、シート地の端縁に沿って帯状縁取地を取り付けると共に、シート地の端縁と帯状縁取地の端縁に噛み合う一対のファスナーを取り付け、帯状縁取地を折り返して枠材を包み込み、その包み込む帯状縁取地のファスナーとシート地の端縁のファスナーを閉じ合わせる方法等(例えば、特許文献4参照)が知られている。
特開2001−8774号公報(図3) 特開2003−9996号公報(図2) 特開平10−327972号公報(図2) 特開2003−10009号公報(図2、図4)
従来公知の方法は、概してシート地を引っ張って伸ばし、その伸びたシート地の端縁を枠材に引っ掛けると言うものであり、伸ばし易いシート地には適用し得ても、伸ばし難いシート地に適用し難い。しかし、伸ばし易いシート地は、そこに身体を載せると窪んで身体が沈み込み、姿勢が不安定になって疲れ易く、長時間身体をあずけて使用されることの多い自動車や列車の座席には不向きである。
尤も、上記特許文献3には、2本のアングル(L形鋼)を向かい合わせにして“門”字形断面形状を成すように枠材を組み立てることとし、その向かい合う2本のアングルの垂直面と垂直面の間にパイプを介在させ、そのパイプを一方のアングルの垂直面に溶接固定すると共に、他方のアングルの垂直面にパイプをネジ止め固定することとし、そのネジ止め固定されるアングルの水平面(フランジ)の端縁にシート地の端縁を引っ掛けて仮止めし、そのネジを締めてシート地を引っ張ることとしている。しかし、その方法では、ネジを締める時、アングル全体がパイプの軸芯を中心に回転移動してシート地を引っ張ることになるので、シート地全体の抗張力に起因する回転モーメントがネジとアングルに作用する。このため、回転モーメントが作用しても曲がらない太く強いネジと断面二次係数の大きいアングルが使用することになるが、そのようなネジやアングルを使用すると、シート地との接合箇所をコンパクトに仕上げることが難しくなる。
本発明は、強く伸び難いシート地、特に、伸び率15%の伸長後の弾性回復率が90%以上であり、単糸繊度が300dtex以上の桿状弾性糸条を用いて構成され、その桿状弾性糸条の軸芯が連続する方向において伸び率10%に伸長時の引張応力が150N/5cm以上となる強く伸び難い弾性布帛を十分に緊張させて座席フレームの枠材間に張設し、そのシート地と枠材との接合箇所を美しくコンパクトに仕上げることを目的とする。
本発明に係る座席は、(a) 身体を支える身体戴承面を構成するシート地12が、向かい合って座席を縁取る一対の枠材11a・11bの間に張設されており、(b) その各枠材11に、それら一対の枠材が向かい合う方向に向けて貫通したネジ差込孔13が、その枠材11の連続する長さ方向に所要の間隔をもって複数個穿設されており、(c)
その枠材のネジ差込孔13と同じ間隔をもって複数個のネジ孔14の穿設された桿状支材15が、そのシート地の端縁28に取り付けられており、(d) その枠材のネジ差込孔13に差し込んだネジ16の先端が、桿状支材のネジ孔14に螺着しており、(e) そのネジ16によって、シート地の端縁28が、桿状支材15と共に枠材11に向けて引き寄せられて枠材11に固定され、向かい合う一対の枠材11aと11bの間で緊張されてシート地12に抗張力がネジ16の軸芯方向に作用しており、(f) その抗張力に起因する回転モーメントがネジ16に作用することなく、そのシート地12が、その向かい合う一対の枠材11a・11bの間で緊張されていることを第1の特徴とする。
本発明に係る座席の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、(g) シート地の端縁28が続く方向に長く続く帯状縁取地17の片側の端縁18が、桿状支材15の取り付けられているシート地の端縁28に取り付けられており、(h) その帯状縁取地17が、その端縁18の続く方向に沿って折り返されて枠材11を包み込んでおり、(i) その折り返された帯状縁取地17の他の片側の端縁19が、そのシート地12に取り付けられた片側の端縁18に対して裏側となるシート地12の裏面において、枠材11に直接またはシート地12を介して間接に係止されている点にある。
本発明に係る座席の第3の特徴は、上記第2の特徴に加えて、(j) 枠材11と桿状支材15とシート地の端縁28が、シート地の端縁28を押し込むことの出来る押込溝20が形成されていてコ字形断面形状を成すパディング材21の当該押込溝20に嵌まり込み、そのパディング材21によってコ字状に包み込まれており、(k) シート地12が、その押込溝20から互いに向かい合う一対の枠材11a・11bの中の一方の枠材(11)から他方の枠材(11)に向けて突き出ており、(l) 帯状縁取地17が、枠材11と共にパディング材21をコ字状に包み込んでいる点にある。
本発明に係る座席の第4の特徴は、上記第3の特徴に加えて、(m) パディング材21が、枠材11に固着されており、(n) 軸芯が、一対の枠材11a・11bの向かい合う方向に真っ直ぐに連続し、枠材11のネジ差込孔13を通る貫通孔27が、パディング材21に穿設されている点にある。
本発明に係る座席の第5の特徴は、上記第1、第2、第3および第4の何れかの特徴に加えて、(o) シート地の端縁28が折り返されて二重になっており、(p) その折り返された折返代22とシート地本体23が縫合されており、(q) シート地の折り返された端縁28に沿って続くトンネル24が、その折返代22によって形成されており、(r) 桿状支材15が、そのトンネル24に差し込まれて、シート地の端縁28に取り付けられている点にある。
本発明に係る座席の第6の特徴は、上記第1、第2、第3、第4および第5の何れかの特徴に加えて、(s) 帯状縁取地17の片側の端縁18が取り付けられている片面に対して裏側となる他の片面におけるシート地の端縁(28)または枠材11と、シート地に取り付けられずにフリーになっている帯状縁取地17の残りの他の片側の端縁19に、それぞれ雌雄係合する係止部材25・26が取り付けられており、(t) 折り返されてコ字状に枠材を包み込む帯状縁取地17のフリーになっている端縁19が、枠材11に直接またはシート地12を介して間接に、それらの係止部材25・26を介して連結されている点にある。
本発明において、ネジ16を回すと、シート地の端縁28は、ネジに摘まれるようにして桿状支材15と共に枠材11へと引き寄せられるので、桿状支材のネジ孔14に螺着した全てのネジ16を順次回すと、シート地12が枠材11aと11bの間で緊張される。そのネジ16の先端は、枠材11のネジ差込孔13から突き出て一対の枠材11a・11bが向かい合う方向に向けられているので、緊張されたシート地に生じる抗張力は、そのネジ16の長さ方向(軸芯方向)に作用し、その抗張力に起因する回転モーメントはネジ16に作用しない。従って、そのネジ16には、細く曲がり易いものであっても使用することが出来る。シート地の端縁28は、ネジ16で摘んで引き寄せるようにして枠材11へと引き寄せられ、その際、桿状支材15は、ただ、ネジ16が外れないようにシート地の端縁28を補強するだけものである。このため桿状支材15はシート地と同じ程度に可撓で細いものであってもよく、それには格別大きい断面二次係数や硬く強い剛性は要求されない。そして、桿状支材15は、引き寄せられて枠材11に密着し、枠材11と一体化される。従って、本発明によると、桿状支材15に細手の平板を使用し、ネジ16に細手のものを使用して、シート地12と枠材11との接合箇所をコンパクトに仕上げることが出来、周縁が格別分厚くなることもなく、全体の美観の整った座席が得られる。
そのように桿状支材15には細手の可撓な平板を使用することが出来、それをネジ16で引き寄せて枠材11に密着させれば、枠材11の形状に応じて変形するので、それを予め枠材11と同じ形状に成形しておく必要はなく、座席を構成する部材のコストダウンが図られる。又、桿状支材15には細手の可撓な平板を使用することが出来るので、シート地の端縁28を枠材11に接合するには、向かい合う枠材11aと11bの間の寸法(距離)と、その間に張設されるシート地12の寸法(幅)との寸法差に応じた数本の仮止めネジを用意し、それを枠材のネジ差込孔13から突き出して桿状支材の一部のネジ孔14に仮螺着し、それらを順次交互に繰り返して回すことによって、徐々に桿状支材(シート地の端縁28)の一部を枠材11に引き寄せ、次いで、桿状支材の残りのネジ孔14に所定のネジ16を螺着して桿状支材15の全体を枠材11に密着固定し、その後、先に使用した仮止めネジを所定のネジ16に取り替えて座席を組み立てることが出来、その組み立てに格別な装置を要せず、伸ばし難いシート地12でも十分に緊張して張設することが出来る。又、シート地の端縁28を枠材11に接合するために長いネジを必要とせず、枠材11aと11bの間の距離とシート地の寸法との寸法差よりも短く、桿状支材15の厚み程度の短いネジ16によってシート地12を十分に緊張させて張設することが出来、枠材11や桿状支材15から突き出たネジ先によってシート地の端縁28が突き出されたり、その突き出たネジ先に触れて怪我をするような不具合は回避される。そして、枠材11aと11bの間の距離とシート地12の幅との寸法差を部分的に変えることによって、緊張度合いを部分的に変えてシート地12を張設することが可能且つ容易になる。
シート地12と枠材11との接合箇所は、帯状縁取地17に包み込まれて装飾される。その枠材11に直接又は間接に係止される端縁19がシート地12から突き出た自由端であるから、体重が作用して生じるシート地12の伸縮変化に応じて帯状縁取地17が伸縮したり、その端縁19が枠材11から外れて帯状縁取地17にダブツキが生じることはなく、座席の周囲が帯状縁取地17に縁取られて綺麗に仕上がる。特に、枠材11をパディング材21で包み込むときは、帯状縁取地17がパディング材21に押し上げられて脹らみ、帯状縁取地17に皺や弛みが生じることがなく、枠材11が角張っていても肌身が枠材11に触れて怪我をするようなことはなく、肌触りのよい座席が得られる。
そのパディング材21をシート地の端縁28を押し込むことの出来る押込溝20の形成されたコ字形断面形状に構成するときは、その押込溝20の中に納められるように帯状縁取地17のフリー端縁19を係止する係止部材25をシート地の端縁28または枠材11に取り付けておけば、雌雄係合する一対の係止部材25・26が押込溝20においてパディング材21に挟まれて外れ難くなるから、係合力が格別強い係止部材を必要とせず、帯状縁取地17のフリー端縁19に取り付けられた係止部材26を押込溝20に押し込むだけでシート地の端縁28または枠材11に取り付けられている係止部材25に確り係合させ、帯状縁取地17によってパディング材21を手軽に被覆することが出来る。本発明において、パディング材の“コ字形断面形状”とは、パディング材の一部に窪んだ押込溝20が形成され、その押込溝20を間に挟む押込溝20の両側がコ字形に向かい合って突き出ている断面形状を意味する。
パディング材21は、枠材11にシート地を張設してから枠材11や桿状支材15を包み込むように取り付けることも出来るが、予め枠材11に固着して一体化させ、それにネジ差込孔13に続く貫通孔27を穿設しておけば、パディング材21によって枠材11へのシート地の張設作業が妨げられず、パディング材21と枠材11の間に位置ズレが起きず、座席が綺麗に仕上がる。
桿状支材15を差し込んでシート地の端縁28に取り付けるためのトンネル24は、シート地の折返代22に構成されて変形自在なのでシート地の端縁28の輪郭に合った形状の桿状支材15を用意する必要はなく、又、桿状支材15には細手の可撓な平板を使用することが出来るので、端縁28の形状(輪郭)を桿状支材15や枠材11の形状に合わせてシート地12を調製する必要はなく、それらの輪郭・形状の差異に応じて緊張度合を部分的に変えてシート地を枠材間に張設することが出来る。
このように本発明によると、強く伸び難いシート地でも格別な装置を使用することなく座席フレームの枠材間に張設し、シート地と枠材との接合箇所をコンパクトにし、感触がよく美しい座席を簡便で効率的且つ経済的に得ることが出来る。
シート地12には、伸び率15%の伸長後の弾性回復率が90%以上であり、単糸繊度が300dtex以上の桿状弾性糸条を用いて織成または編成され、その桿状弾性糸条の軸芯が連続する方向において伸び率10%に伸長時の引張応力が150N/5cm以上となる強く伸び難い弾性布帛を使用するとよい。その弾性布帛の主材となる弾性糸条には、ポリエーテル系エステル弾性糸条、好ましくはポリエーテル系エステルを芯成分ポリマーとし、それよりも低融点の熱融着性ポリマーを鞘成分ポリマーとする熱融着性芯鞘複合ポリエーテル系エステル弾性糸条(例えば、東洋紡績株式会社製品名;ダイヤフローラ)を使用するとよい。
図1は、左右向かい合う枠材11aと11bの間でシート地12を緊張させた座席を図示するが、シート地12を上下あるいは前後即ち座席の縦方向に向かい合う枠材と枠材の間で緊張させることも出来、又、弾性糸条の軸芯が左右または前後の何れか一方向に連続するように織成あるいは編成されたシート地を、その弾性糸条の軸芯が連続しない方向を含む四方即ち左右と前後の両方向に緊張させて座席に張設することも出来る。又、図1に図示する桿状支材15は枠材11の全長にわたって連続しているが、短い複数本の桿状支材を断続的に枠材11に取り付けることも出来る。
桿状支材15には、金属製の細幅板や丸棒等の桿材を使用することが望ましいが、それはプラスチック製のものであってもよく、その断面形状は、中空、コ字形、I形、H形を成すものであってもよい。桿状支材15のネジ孔14は、ナットを桿状支材15に取り付けて形成されたものであってもよい。図1と図2に図示する枠材11は平板な厚板状のものであるが、その断面形状は限定されず、図2に図示する膨らんだパディング材21を象った丸味を帯びた断面形状にすることも出来、ハニカム構造を成すように内部に多数の空洞の形成された中空断面形状にすることも出来、その中空断面形状を成す枠材(11)は、アルミニウムやプラスチックによって押出成形し、或いは、弯曲断面形状を成す数種類の部材を組み立て形成することが出来る。パディング材21には、繊維間を接着した厚手の繊維ウエブ(不織布、樹脂含浸綿)やプラスチック発泡体等の多孔質資材が使用される。枠材(11)が膨らんで丸味を帯びた中空断面形状を成すものでは、パディング材(21)は、その枠材(11)が外面を軽く被覆する程度に薄いものであってもよい。又、桿状支材15に取り付けられたボルトを枠材11の外側より、ナットにて締めつける方法でもよい。
図2に図示するように、パディング材21を枠材11を包み込む形のコ字形断面形状にすると、その窪んだ押込溝20の中にシート地の端縁28をネジ16によって引き込むことが出来、その押込溝20の中に帯状縁取地のフリー端縁19や係止部材25・26を納めて外部に露出しないようにすることが出来、座席が綺麗に仕上がる。そのように膨らんでコ字形断面形状を成すパディング材21は、枠材(11)をコ字形に囲むように複数個の角張った多孔質資材を組み合わせて形成することが出来、その角張った多孔質資材は、それを包み込む帯状縁取地17に締め付けられて丸みを帯びたものとなる。
係止部材25・26には、面ファスナーやスライドファスナー、ホック、フック等が使用される。面ファスナーやスライドファスナー、或いは、図2に図示するようにプラスチックで成形されて端縁がJないしU字形断面形状を成す帯状フック(25・26)は、シート地の端縁28や帯状縁取地のフリー端縁19に縫合して取り付けられる。帯状縁取地17には、織物、編物、不織布、人工皮革、合成皮革、天然皮革等が使用される。シート地12に取り付けられる帯状縁取地17の端縁18は、トンネル24を構成する折返代22や係止部材25と共にシート地本体23に縫合すればよい。帯状縁取地のフリー端縁19に取り付ける係止部材26は、図2に図示するように、それをパディング材21に触れる帯状縁取地の内側に当てて取り付け、それが押込溝20の隙間から露出しないようにする。
シート地と帯状縁取地には、染料や顔料による着色、紫外線吸収剤による耐光性向上処理、その他、耐熱向上処理、制電処理、防炎、消臭、抗菌、防汚、防黴、防錆処理を施しておいてもよい。これらの処理は、シート地12や帯状縁取地17に直接施してもよく、又、それらを構成する繊維や樹脂に施し、或いは又、その処理に適用される機能性物質を一部の重合成分として繊維や樹脂の原料(高分子物質)を組成することも出来る。
本発明に係る座席の透視図である。 本発明に係る座席の一部切截要部斜視図である。
符号の説明
11:枠材
12:シート地
13:ネジ差込孔
14:ネジ孔
15:桿状支材
16:ネジ
17:帯状縁取地
18・19:帯状縁取地の端縁
20:押込溝
21:パディング材
22:折返代
23:シート地本体
24:トンネル
25・26:係止部材
27:貫通孔
28:端縁

Claims (6)

  1. (a) 身体を支える身体戴承面を構成するシート地(12)が、向かい合って座席を縁取る一対の枠材(11a・11b)の間に張設されており、(b) その各枠材(11)に、それら一対の枠材(11a・11b)が向かい合う方向に向けて貫通したネジ差込孔(13)が、その枠材(11)の連続する長さ方向に所要の間隔をもって複数個穿設されており、(c) その枠材(11)のネジ差込孔(13)と同じ間隔をもって複数個のネジ孔(14)の穿設された桿状支材(15)が、そのシート地の端縁(28)に取り付けられており、(d) その枠材のネジ差込孔(13)に差し込んだネジ(16)の先端が、桿状支材のネジ孔(14)に螺着しており、(e) そのネジ(16)によって、シート地の端縁(28)が、桿状支材(15)と共に枠材(11)に向けて引き寄せられて枠材(11)に固定され、向かい合う一対の枠材(11a)と(11b)の間で緊張されてシート地(12)に抗張力がネジ(16)の軸芯方向に作用しており、(f) その抗張力に起因する回転モーメントがネジ(16)に作用することなく、そのシート地(12)が、その向かい合う一対の枠材(11a・11b)の間で緊張されていることを特徴とする座席。
  2. (g) シート地の端縁(28)が続く方向に長く続く帯状縁取地(17)の片側の端縁(18)が、桿状支材(15)の取り付けられているシート地の端縁(28)に取り付けられており、(h) その帯状縁取地(17)が、その端縁(18)の続く方向に沿って折り返されて枠材(11)を包み込んでおり、(i) その折り返された帯状縁取地(17)の他の片側の端縁(19)が、そのシート地(12)に取り付けられた片側の端縁(18)に対して裏側となるシート地(12)の裏面において、枠材(11)に直接またはシート地(12)を介して間接に係止されていることを特徴とする前掲請求項1に記載の座席。
  3. (j) 枠材(11)と桿状支材(15)とシート地の端縁(28)が、シート地の端縁(28)を押し込むことの出来る押込溝(20)が形成されていてコ字形断面形状を成すパディング材(21)の当該押込溝(20)に嵌まり込み、そのパディング材(21)によってコ字状に包み込まれており、(k) シート地(12)が、その押込溝(20)から互いに向かい合う一対の枠材(11a・11b)の中の一方の枠材(11)から他方の枠材(11)に向けて突き出ており、(l) 帯状縁取地(17)が、枠材(11)と共にパディング材(21)をコ字状に包み込んでいることを特徴とする前掲請求項2に記載の座席。
  4. (m) パディング材(21)が、枠材(11)に固着されており、(n) 軸芯が、一対の枠材(11a・11b)の向かい合う方向に真っ直ぐに連続し、枠材(11)のネジ差込孔(13)を通る貫通孔(27)が、パディング材(21)に穿設されていることを特徴とする前掲請求項3に記載の座席。
  5. (o) シート地の端縁(28)が折り返されて二重になっており、(p) その折り返された折返代(22)とシート地本体(23)が縫合されており、(q) シート地の折り返された端縁(28)に沿って続くトンネル(24)が、その折返代(22)によって形成されており、(r) 桿状支材(15)が、そのトンネル(24)に差し込まれて、シート地の端縁(28)に取り付けられていることを特徴とする前掲請求項1〜4のいずれかの1項に記載の座席。
  6. (s) 帯状縁取地(17)の片側の端縁(18)が取り付けられている片面に対して裏側となる他の片面におけるシート地の端縁(28)または枠材(11)と、シート地に取り付けられずにフリーになっている帯状縁取地(17)の残りの他の片側の端縁(19)に、それぞれ雌雄係合する係止部材(25・26)が取り付けられており、(t) 折り返されてコ字状に枠材を包み込む帯状縁取地(17)のフリーになっている端縁(19)が、枠材(11)に直接またはシート地(12)を介して間接に、それらの係止部材(25・26)を介して連結されていることを特徴とする前掲請求項1〜5のいずれかの1項に記載の座席。
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