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JP4648231B2 - 引掛シーリングアダプタ並びに照明器具 - Google Patents
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JP4648231B2 - 引掛シーリングアダプタ並びに照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、天井に配設された引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタ並びに照明器具に関するものである。
従来より、天井に配設された引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている従来の引掛シーリングアダプタは、図15及び図16に示すように絶縁材料(合成樹脂)により下面が開口した有底円筒状に形成された器体100と、器体100の開口面を塞ぐカバー130と、器体100の外底面に設けられた凹所111内にねじ止めされて引掛シーリングボディ(図示せず)と着脱可能に嵌合する一対の引掛刃103,103と、これら一対の引掛刃103,103と導通するとともにカバー130の中央に設けられた開口133を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグ(図示せず)が抜き差し自在に接続されるコネクタ部109と、器体100周面に設けられた溝114より進退自在に突出し器体100周面から突出している状態で照明器具に設けられている被係止部(図示せず)と係脱自在に係止する一対の係止部材107,107と、各係止部材107を器体100外へ進出させる向きに弾性付勢する一対のコイルばね123,123と、コイルばね123,123の弾性力に抗して各係止部材107,107を器体100内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備えている。ここで、移動手段は係止部材107と一体に形成されてカバー130の操作孔132,132を通して突出する操作片108,108からなり、これら一対の操作片108,108を同時に外側に押し広げるように操作することで溝114,114から突出している係止部材107,107を器体100内に退避させて照明器具を取り外すことができる。
コネクタ部109は、引掛刃103,103と一体に形成されて器体100底面から器体100内に挿入されている一対のコンタクト(図示せず)と、コンタクトを囲むように器体100の底面から立設された筒状の嵌合体109aと、筒状であって嵌合体109aの側方に設けられプラグが具備するロック爪が挿入されたときに当該ロック爪を係止してプラグを抜け止めする抜け止め部109bとを具備している。ここで、プラグとコネクタ部109とは、係止部材107,107が被係止部に確実に係止して照明器具が固定された状態でないと接続できないようにするために、器体100内に退避している状態でコネクタ部109が具備する抜け止め部109bの挿入孔を塞ぐ規制片110が係止部材107に設けられている。すなわち、係止部材107,107が器体100から進出して照明器具の被係止部に確実に係止されている状態でなければ、プラグのロック爪が抜け止め部109bに挿入できないためにプラグがコネクタ部109と接続できないようになっている。
特許第3563900号公報
ところが上記従来例においては、プラグをコネクタ部109に接続してから照明器具を取り付けるという誤った手順で施工された場合、照明器具の取付時に係止部材107,107が器体100内に退避する際、規制片110によってプラグのロック爪が変形してしまい、ロック爪が機能しなくなってプラグが正常に接続できなくなる虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、誤った手順で照明器具が取り付けられるのを確実に防ぐことができる引掛シーリングアダプタ並びに照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、絶縁材料により一面が開口した有底筒状に形成された器体と、器体の開口面を塞ぐカバーと、器体の外底面より突出して引掛シーリングボディと着脱可能に嵌合する一対の引掛刃と、これら一対の引掛刃と導通するとともにカバーに設けられた開口を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグが抜き差し自在に接続されるコネクタ部と、器体周面に設けられた窓孔より進退自在に突出し器体周面から突出している状態で照明器具に設けられている被係止部と係脱自在に係止する複数の係止部材と、各係止部材を器体外へ進出させる向きに弾性付勢する付勢手段と、付勢手段の弾性力に抗して各係止部材を器体内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備え、天井に配設されている引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタであって、複数の係止部材は、互いにコネクタ部を挟む形で移動方向に沿って対向するとともにコネクタ部との対向面に突部が設けられてなり、コネクタ部は、一対の引掛刃と各々導通し且つ器体底面より開口面側へ立ち上がる一対のコンタクトを具備し、プラグは、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、コネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するプラグ本体の側面に突設された複数のストッパ部とを具備し、これら複数のストッパ部は、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制してなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、コネクタ部が具備する一対のコンタクトは、係止部材の移動方向と交差する方向に並び、プラグは、コネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向し且つ一対のコンタクト受けが並ぶ方向に並行するプラグ本体の側面に各々ストッパ部が突設されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、上記目的を達成するために、絶縁材料により一面が開口した有底筒状に形成された器体と、器体の開口面を塞ぐカバーと、器体の外底面より突出して引掛シーリングボディと着脱可能に嵌合する一対の引掛刃と、これら一対の引掛刃と導通するとともにカバーに設けられた開口を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグが抜き差し自在に接続されるコネクタ部と、器体周面に設けられた窓孔より進退自在に突出し器体周面から突出している状態で照明器具に設けられている被係止部と係脱自在に係止する複数の係止部材と、各係止部材を器体外へ進出させる向きに弾性付勢する付勢手段と、付勢手段の弾性力に抗して各係止部材を器体内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備え、天井に配設されている引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタであって、複数の係止部材は、移動方向に沿って対向するとともに互いの対向面に突部が設けられてなり、コネクタ部は、一対の引掛刃と各々導通し且つ器体底面より開口面側へ立ち上がる一対のコンタクトを具備して係止部材の突部に対向しない位置に設けられ、プラグは、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、プラグ本体の側面に突設されコネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するストッパ部とを具備し、該ストッパ部は、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制してなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、プラグは、プラグ本体におけるストッパ部が突設されていない側面にロック爪が設けられてなり、コネクタ部は、一対のコンタクトを囲むように器体底面より立設されてプラグ本体と嵌合する嵌合体と、嵌合体における係止部材と対向しない複数の側面に設けられてプラグのロック爪が択一的に係合する複数の被係合部とを具備することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかの発明において、係止部材は、器体周面の窓孔を通り抜け可能な寸法に形成され、移動手段は、合成樹脂成形品からなる複数の移動部材からなり、該移動部材は、カバーと対向する係止部材の前面に突設された係合突部に対して係止部材の移動方向で係合する被係合片と、カバーを通して外部に突出する操作部と、被係合片と操作部を連結する連結片とが一体に形成されるとともに、コネクタ部を挟んで被係合片と操作部とが一直線上に並ぶようにコネクタ部の側方に連結片が配置されてなり、係止部材には移動部材の移動を案内する手段が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、付勢手段は、両端部が各々係止部材のばね係止部に係止されるとともに、器体底面からカバー側へ立設されたボス部に円筒形の中央部が外挿されるねじりばねからなり、ボス部は、器体内においてコネクタ部から離れた位置にあって器体とカバーを結合するためのねじが螺合することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、ねじりばねの両端部は、係止部材の移動方向に直交する器体とカバーの結合方向においてばね係止部によって位置規制され、ねじりばねの中央部は、器体の底面側にのみ位置規制されるとともに当該規制位置の器体底面からの高さがばね係止部の規制位置の高さに略等しいことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項4の発明において、移動部材の被係合片は、円筒形の器体内壁における窓孔周辺に当接する部位が当該窓孔周辺の形状と略同形状に形成されてなることを特徴とする。
請求項9の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜8の何れかに記載の引掛シーリングアダプタと、引掛シーリングアダプタの係止部材が係脱自在に係止する被係止部が設けられた器具本体と、プラグを介して給電される安定器とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、プラグが、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、コネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するプラグ本体の側面に突設された複数のストッパ部とを具備し、これら複数のストッパ部が、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制しているので、係止部材を照明器具の被係止部に係止する前にプラグをコネクタ部に接続するという誤った手順で照明器具が取り付けられるのを確実に防ぐことができる。
また、請求項3の発明によれば、プラグが、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、プラグ本体の側面に突設されコネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するストッパ部とを具備し、該ストッパ部が、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制しているので、係止部材を照明器具の被係止部に係止する前にプラグをコネクタ部に接続するという誤った手順で照明器具が取り付けられるのを確実に防ぐことができ、しかも、請求項1の発明に比較して係止部材の移動距離が伸ばせるから、窓孔から突出して照明器具の被係止部と係止する寸法が大きくなって照明器具を確実に保持することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜9を参照して本発明の実施形態1を詳細に説明する。
本実施形態の引掛シーリングアダプタは、図1及び図2に示すように、絶縁性を有する合成樹脂材料により一面が開口した有底円筒状に形成された器体1と、器体1の開口面(図2における下面)を塞ぐカバー2と、器体1の外底面より突出して引掛シーリングボディ(図示せず)と着脱可能に嵌合する一対の引掛刃3,3と、これら一対の引掛刃3,3と導通するとともにカバー2の中央に設けられた開口部20を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグ8が抜き差し自在に接続されるコネクタ部4と、器体1周面に設けられた窓孔12,12より進退自在に突出し器体1周面から突出している状態で照明器具(実際は器具本体に取り付けられるホルダ210)に設けられている被係止部211と係脱自在に係止する一対の係止部材5,5と、各係止部材5を器体1外へ進出させる向きに弾性付勢する付勢手段と、付勢手段の弾性力に抗して各係止部材5,5を器体1内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備えている。
器体1は、円板状の底板10と、底板10の周縁より立ち上がる円筒形の周壁11とが一体に形成された合成樹脂成形品からなる。周壁11において底板10の中心を挟んで対向する部位には平面視略矩形の一対の窓孔12,12が開口し、当該部位のみ底板10からの高さが高くなっている。また、周壁11において底板10の周方向に沿った窓孔12,12の両側面からは、互いに平行となるように内側に突出して係止部材5,5をガイドするガイド片13,13が各々設けられている(図4参照)。
また、底板10の中央には角筒状の嵌合体40が立設されており、この嵌合体40の内側に一対のコンタクト41,41が収納されてコネクタ部4を構成している。コンタクト41,41は幅細の矩形板状であって、それぞれ矩形板状の固定片42,42を介して引掛刃3,3と一体に形成されている(以下、引掛刃3と固定片42とコンタクト41が一体に形成された部材を端子板と呼ぶ。)。固定片42,42にはねじ挿通孔42aが貫設され、タッピングねじからなる固定ねじ43,43によって固定片42,42が器体1の底板10に固定される。底板10には嵌合体40を挟んで点対称の位置に一対の孔10a,10aが設けられており、これらの孔10a,10aを通して引掛刃3,3が底板10の外側に突出する(図1参照)。そして、コンタクト41,41は、嵌合体40の側面に設けられている一対の縦溝40a,40aを通して嵌合体40の中に導入され、嵌合体40の内部で底板10と略垂直に立ち上がっている(図3参照)。
また、底板10の周端部には、窓孔12,12の対向方向(図4における左右方向)と直交する方向(図4における上下方向)において嵌合体40を挟んで対向するように一対のボス部14,14が立設されている。ボス部14は、略円柱形状であって軸方向中央には縦穴14aが穿孔されている。つまり、カバー2に設けられているねじ挿通孔21,21にタッピングねじからなる取付ねじ14b,14bを挿通しボス部14,14の縦穴14a,14aに螺合することでカバー2と器体1が結合されるのである。
係止部材5は、窓孔12を通り抜け可能な寸法に形成された本体部50と、本体部50における嵌合体40との対向面より突出する突部51とが一体に形成された合成樹脂成形品からなる。本体部50は、窓孔12と対向する面(先端面)が周壁11の曲率半径と略等しい曲率半径を有する円弧状に形成されるとともに、カバー2側の部位(図2における下側半分の部位)が径方向に突出してなる係止爪50aを備えている。また本体部50は、底板10側の面(図1における上面)における周方向中央に、径方向に沿った幅細の溝50bが形成されている(図1参照)。一方、器体1の底板10には溝50bに嵌合するガイドリブ15,15が嵌合体40を挟んで対称な位置に突設されており、ガイドリブ15が溝50bに嵌合した状態で係止部材5が溝50bの長手方向に沿って移動自在に器体1内に収納される。ここで、ガイドリブ15は底板10の中心に向かって底板10から離れる向きに傾斜した略三角形状に形成されているので、周壁11の外側から係止部材5を窓孔12に挿入すると、突部51が斜面に沿ってガイドリブ15を乗り越えて溝50bにガイドリブ15が嵌合することになる。ここで、後述するように移動部材7の被係合片70が周壁11の内周面に当接することにより、窓孔12から器体1外へ進出する向きにおける係止部材5の移動が規制されるとともに(図3参照)、突部51が嵌合体40の縦溝40a側の側面に当接することにより、窓孔12から器体1内に退避する向きにおける係止部材5の移動が規制される。その結果、係止部材5は、係止爪50aが周壁11より外側に突出する位置と周壁11より外側に突出しない位置との間で移動可能となっている。
付勢手段は、図4(a)に示すように両端部が各々係止部材5,5のばね係止部53,53に係止されるとともに、器体1の一方のボス部14に円筒形の中央部60が外挿されるねじりばね6からなる。更に詳しく説明すると、係止部材5には、本体部50と突部51との間に凹部52が形成されるとともに凹部52の本体部50側の側面から突起状のばね係止部53が突設されている。すなわち、ねじりばね6のばね片61,61の先端部が凹部52の底面との間でばね係止部53に係止され、外側に開こうとするばね片61,61の弾性力によって係止部材5,5が窓孔12,12から進出する向きに弾性付勢されることになる。ここで、図4及び図5に示すように前記一方のボス部14の根元に底板10から立ち上がる一対の規制リブ16,16が突設されており、これら一対の規制リブ16,16によって中央部60が器体1の底板10側、つまり、ボス部14への外挿向き(図5における上向き)にのみ位置規制される。また、中央部60の規制位置の器体1底面(底板10)からの高さは、ばね係止部53,53の規制位置の高さに略等しくしてある(図5参照)。
而して、係止部材5,5が退避向きに移動するときにねじりばね6のばね片61,61が撓むことで中央部60がボス部14の軸方向に移動しようとするが、底板10側には規制リブ16,16で位置規制されているためにボス部14の先端向き(図5における下向き)に僅かに移動し、縮径した中央部60がボス部14の外側周面に当接してバランスを取る形で位置決めされる。このとき、ばね片61,61も中央部60とともに底板10から離れる向きに移動するため、係止部材5,5と底板10との間に作用する摩擦力が減少して係止部材5,5をスムースに移動させることができる。尚、ねじりばね6の中央部60が外挿されるボス部14には取付ねじ14bが螺合されるので、中央部60が縮径したときにボス部14が変形する虞がないものである。
次に、ねじりばね6の弾性力に抗して係止部材5,5を退避向きに移動させる移動手段たる移動部材7,7について説明する。
移動部材7は合成樹脂成形品からなり、カバー2と対向する係止部材5の前面(図2における下面)に突設された係合突部54に対して係止部材5の移動方向(図1における左右方向)で係合する被係合片70と、カバー2を通して外部に突出する操作部71と、被係合片70と操作部71を連結する連結片72とが一体となって平面視略C字状に形成されている。被係合片70は、操作部71と対向する内側面に平面視略半円形の係合凹所73が設けられている。操作部71は、矩形平板状であって連結片72に対してカバー2側(図1における下向き)に立ち上がるように突出している。また、図1に示すように操作部71には、係止部材5の突部51前面(図2における下面)に突設されている突条部51aと嵌合する嵌合溝71aが設けられている。
一方、係止部材5の本体部50においては、カバー2側の面(図1における下面)に被係合片70の外形と略同形状の嵌合凹所50cが形成されるとともに、被係合片70の係合凹所73と係合する係合突部54が嵌合凹所50cの底面端部に突設されている。
而して、移動部材7は、図4(b)に示すように一方の係止部材5における本体部50の係合凹所50cに被係合片70を嵌めることで係合凹所73を本体部50の係合突部54に係合させるとともに、他方の係止部材5における突部51の突条部51aに操作部71の嵌合溝71aを嵌合させるようにして器体1内に収納される。ここで、2つの移動部材7,7は互いに同一形状、同一寸法であるが、各々の連結片72,72が、嵌合体40と2つのボス部14,14との間の空間に振り分けて配置されることで互いに干渉することはない。操作部71,71は、開口部20の両側に開口部20と連通するようにカバー2に貫設されている一対の操作孔22,22を通して器体1の外に露出している(図7参照)。したがって、操作部71,71を手で外側に押し操作すれば、移動部材7,7が器体1の底板10に沿って平行移動し、被係合片70,70に係合している係止部材5,5をねじりばね6の弾性力に抗して退避向きに移動させることができる。
プラグ8は、照明器具の安定器(図示せず)と接続されている2心の給電線200の先端に取り付けられており、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体80と、プラグ本体80内に収納されてコネクタ部4のコンタクト41,41とそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受け81,81と、コネクタ部4と接続されている状態で各係止部材5,5の突部51,51と対向するプラグ本体80の側面に突設された一対のストッパ部82,82とを具備している(図1及び図7参照)。プラグ本体80は、嵌合体40内に挿入可能な寸法であり且つ扁平な矩形箱状に形成され、隔壁80bによって内部が二分されている。そして、二分された一対の収納室80a,80a内に金属板を筒状に曲げ加工してなるコンタクト受け81,81がそれぞれ収納される。コンタクト受け81,81は、一端側に給電線200の導体200a,200aが各々接合され、他端側にコンタクト41,41が挿抜自在に差し込まれて導通する(図1参照)。ストッパ部82,82は、嵌合体40の縦溝40a,40aよりも幅細の矩形板状であって、コネクタ部4に接続された状態で係止部材5,5の突部51,51と対向するプラグ本体80の両側面に突設されている。また、プラグ本体80においてストッパ部82,82が突設されていない側面にはロック部83が設けられている。このロック部83は、図6及び図7に示すように各々一端側でプラグ本体80に連結されている一対の支持片83a,83aと、これら一対の支持片83a,83aの他端側に揺動自在に支持された棒状のロック片83bと、ロック片83bの先端からプラグ本体80側へ突出するロック爪83cとがプラグ本体80に一体に形成されてなる。一方、コネクタ部4の嵌合体40においては、係止部材5,5と対向しない側面に各々プラグ8のロック爪83cが択一的に係合する被係合部40b,40bが突設されている。また、カバー2においては、プラグ8のロック部83を逃げるための逃げ孔23,23が開口部20に連通する形で開口部20を挟む位置に貫設されている。尚、ロック爪83c並びに被係合部40b,40bには、先端から後端側に向かって徐々に突出量が増えるような傾斜面が形成されている。
而して、プラグ本体80を嵌合体40内に正規の位置まで挿入すれば、コネクタ部4のコンタクト41,41がプラグ8のコンタクト受け81,81に各々接触導通してコネクタ部4とプラグ8が接続され、しかも、プラグ本体80を嵌合体40内に挿入する過程において、ロック爪83cが被係合部40bに当接するとともに互いの傾斜面に案内されてロック片83bが撓み、やがてロック爪83cが被係合部40bを乗り越えてロック爪83cと被係合部40bが係合してロックされ、コネクタ部4に対してプラグ8が抜け止めされる(図6参照)。そして、ロック片83bの後端部を指で押してロック片83bを揺動すれば、ロック爪83cと被係合部40bとの係合が外れてロック解除されるから、プラグ本体80を嵌合体40から引き抜くことができる。ここで、コネクタ部4に接続されたプラグ8のストッパ部82,82が係止部材5,5の突起部51,51とそれぞれ僅かな隙間を空けて対向しており、コネクタ部4にプラグ8を接続した状態においては、突起部51,51がストッパ部82,82に干渉することで係止部材5,5の退避向きへの移動が規制される。尚、本実施形態ではプラグ本体80が回転対称な形状に形成されるとともにコネクタ部4の嵌合体40の両側面に被係合部40b,40bが設けられているため、コネクタ部4に対するプラグ8の接続向きが限定されないことで使い勝手が向上するという利点がある。また、図9に示すようにプラグ本体80の先端に、中央から外側に向かって反挿入向き(図9における下向き)に傾斜する傾斜面80cを形成すれば、嵌合体40に対してプラグ本体80が挿入しやすくなるという利点がある。
ところで、本実施形態の引掛シーリングアダプタは、従来例と同様に引掛シーリングボディに対するロック機構を備えている。このロック機構は、底板10を貫通する挿通孔(図示せず)から進退自在に突出するロック爪90aを先端に有する可動体90と、ロック爪90aが突出する向きに可動体90を弾性付勢するコイルばね91と、コイルばね91の弾性力に抗してロック爪90aが挿通孔内に退避する向きに可動体90を移動させるロック解除釦92とで構成される。ロック解除釦92の操作部92aが器体1の周壁11に設けられた切り欠き溝11aを通して露出しており、操作部92aを周壁11内へ押し込むように操作することで可動体90が移動し、ロック爪90aが挿通孔内に退避して引掛シーリングボディとのロック状態が解除される。尚、かかるロック機構については、従来周知であるから詳細な説明は省略する。
上述のように構成される本実施形態の引掛シーリングアダプタは、次のような手順で組み立てられる。
最初に固定ねじ43,43によって一対の端子板を器体1の底板10にねじ止めした後、周壁11の窓孔12,12を通して係止部材5,5を器体1内に挿入して本体部50,50の溝50bに各々底板10のガイドリブ15,15を嵌合させる。続いて、中央部60をボス部14に外挿した後にばね片61,61の先端部を係止部材5,5のばね係止部53,53に係止してねじりばね6を器体1内に収納する。さらに、一方の係止部材5における本体部50の係合凹所50cに被係合片70を嵌めることで係合凹所73を本体部50の係合突部54に係合させるとともに、他方の係止部材5における突部51の突条部51aに操作部71の嵌合溝71aを嵌合させるようにして、移動部材7,7を器体1内に収納する。そして、可動体90とコイルばね91とロック解除釦92からなるロック機構を器体1内に収納した後、カバー2のねじ挿通孔21,21に挿通した取付ねじ14b,14bを器体1のボス部14,14の縦穴14a,14aに螺合することでカバー2を器体1に結合すれば、本実施形態の引掛シーリングアダプタが完成する。
上述のように本実施形態では、一方向から全ての部品を器体1に組み付けることができるので、引掛刃を器体の外底面にねじ止めしていた従来例に比較して組立性が向上するという利点がある。しかも、一対の係止部材5,5並びに移動部材7,7が各々同一部品でよいから、部品の品種削減によるコストダウンと組立性向上が図れる。
本実施形態の引掛シーリングアダプタを備えた照明器具は、図1に示すように器具本体(図示せず)にホルダ210が取り付けられている。このホルダ210は、平面視長円形状の合成樹脂成形品からなり、中央に開口する円形の取付孔211に引掛シーリングアダプタが取り付けられる。ホルダ210の上面における取付孔211の周縁には円環状のリブ212が突設されている。リブ212の内径は器体1の外形よりも僅かに大きい寸法であって、リブ212の先端部には、図1における下方に向かって内側へ傾斜する傾斜面212aが形成されている。また、ホルダ210の下面における取付孔211の周縁には、係止部材5,5の係止爪50a,50aが係止する円環状の被係止部213が設けられている。
而して、引掛シーリングアダプタを天井の引掛シーリングボディに取り付けた後、ホルダ210の取付孔211に引掛シーリングアダプタの器体1を挿入するように器具本体を押し上げれば、リブ212先端部の傾斜面に係止爪50a,50aが当接して係止部材5,5が退避向きに移動し、やがてリブ212を乗り越えた係止爪50a,50aが被係止部213に係止して引掛シーリングアダプタに器具本体が固定される。その後、引掛シーリングアダプタのコネクタ部4にプラグ8を接続すれば、引掛シーリングアダプタに対する照明器具の機械的及び電気的な取付が完了する。このとき、コネクタ部4に接続されたプラグ8のプラグ本体80及びストッパ部82,82と、一対の係止部材5,5とが一直線上に並ぶことになり、ストッパ部82,82に規制されることで係止部材5,5が退避向きに移動できなくなっている(図1参照)。また、器具本体を水平に押し上げなかったために片側の係止部材5の係止爪50aのみがホルダ210の被係止部213に係止された不完全な取付状態においては、図8(a)に示すように被係止部213に係止されていない方の係止部材5の突部51にストッパ部82が干渉してプラグ8をコネクタ部4に接続できないから、安定器に給電されずに点灯しないことで照明器具が正しく取り付けられていないことを使用者が容易に認識できる。さらに、上述のような不完全な取付状態でコネクタ部4に無理矢理プラグ8を接続した場合であっても、図8(b)に示すようにホルダ210(器具本体)が大きく傾いて水平にできないため、照明器具が正しく取り付けられていないことを使用者が容易に認識できる。
ここで、コネクタ部4にプラグ8を接続した状態で係止部材5,5を無理に退避向きに移動させようとした場合、従来例ではプラグのロック片で移動を規制していたためにロック片が塑性変形してしまう虞があったが、本実施形態ではプラグ本体80と一対のストッパ部82,82とで係止部材5,5の移動を規制するので、プラグ8が塑性変形して使用不能となる虞が実質的になくなり、引掛シーリングアダプタに誤った手順で照明器具が取り付けられるのを確実に防ぐことができる。
また、2つの移動部材7,7は、コネクタ部4を挟んで被係合片70と操作部71とが一直線上に並ぶようにコネクタ部4の側方に連結片72が配置されてなり、しかも、操作部71,71の嵌合溝71aに係止部材5,5の突部51,51に設けられている突条部51aが嵌合されているため、操作部71,71が操作されたときにスムースに移動することが可能である。
ところで、移動部材7の被係合片70が周壁11の内周面に当接することによって窓孔12から器体1外へ進出する向きにおける係止部材5,5の移動が規制されているが、本実施形態においては、周壁11の内周面に当接する被係合片70の先端部分の形状を、周壁11と略同形状、すなわち、周壁11の内周面と曲率半径が略等しい円弧形状としている。つまり、円筒形の成形品は楕円形に変形してしまう場合があり、仮に、器体1が楕円形に変形したとしても、被係合片70による規制位置がずれにくく、係止部材5の係止爪50aとホルダ210の被係止部213との係止が安定するという利点がある。
(実施形態2)
本実施形態の引掛シーリングアダプタの基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
実施形態1においては、コネクタ部4の一対のコンタクト41,41が係止部材5,5の移動方向と平行に並べられるとともに、器体1の底板10中央に立設されている嵌合体40の長手方向と係止部材5,5の移動方向とが一致しており、また一対のストッパ部82,82がプラグ本体80の長手方向に沿った両側面より突設されている。これに対して本実施形態では、図10及び図11に示すようにコネクタ部4の一対のコンタクト41,41が係止部材5,5の移動方向と交差(直交)する方向に並べられるとともに、器体1の底板10中央に立設されている嵌合体40の長手方向と係止部材5,5の移動方向も交差(直交)しており、さらに一対のストッパ部82,82がプラグ本体80の短手方向に沿った両側面より突設されている点に特徴がある。
すなわち、コネクタ部4にプラグ8を接続しない状態では突部51,51が嵌合体40の側面に当接する位置で係止部材5,5の移動が規制されるが(図11(c)参照)、係止部材5,5の移動方向に沿った嵌合体40の幅寸法が実施形態1に比較して短くなっているために係止部材5,5の移動量を増やすことができる。そして、係止部材5,5の移動量が増えれば、器体1の周壁11より窓孔12を通して外側に突出する係止爪50aの突出量も増えるから、照明器具(ホルダ210)の被係止部213と係止爪50aとの係り代を増やして照明器具の取付強度を向上することができる。一方、コネクタ部4にプラグ8を接続した状態では、プラグ8のプラグ本体80及びストッパ部82,82と、一対の係止部材5,5とが一直線上に並び、ストッパ部82,82に規制されることで係止部材5,5が退避向きに移動できなくなっている(図10並びに図11(a)参照)。
なお、本実施形態ではプラグ本体80の長手方向に沿った両側面に各々ロック部83,83が設けられ、嵌合体40の短手方向に沿った両側面に突設されている被係合部40b,40bと各別に係合することでプラグ8がコネクタ部4にロックされるようになっているが、必ずしもロック部83を2つ設ける必要はなく、何れか片側のみでも構わない。
(実施形態3)
本実施形態の引掛シーリングアダプタの基本構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
実施形態1においては、コネクタ部4に接続されたプラグ8のプラグ本体80及びストッパ部82,82と一対の係止部材5,5とが一直線上に並ぶように器体1の底板10中央にコネクタ部4を配設し、コネクタ部4にプラグ8を接続しない状態で係止部材5,5の各突部51,51を嵌合体40の側面に当接させることで係止部材5,5の移動を規制している。これに対して本実施形態では、図12〜図14に示すようにコネクタ部4に接続されたプラグ8のプラグ本体80と一対の係止部材5,5とが一直線上に並ばないように器体1の底板10中央からずれた位置にコネクタ部4が配設されるとともに、プラグ8のプラグ本体80におけるロック部83と反対側の側面にストッパ部82が突設されている点に特徴がある。
ストッパ部82は、合成樹脂成形品からなるプラグ本体80の側面から突出する形で一体成形されており、ロック部83に比べて強度(耐荷重)が大幅に高くなっている。また、コネクタ部4の嵌合体40は、プラグ8のストッパ部82を挿通する挿通溝40cが器体1中央側の側面に設けられている。
而して、コネクタ部4にプラグ8を接続しない状態では、図13(c)及び図14(c)に示すように突部51,51が嵌合体40に当接することなく突部51,51同士が当接する直前まで係止部材5,5の移動可能となっているため、実施形態1に比較して係止部材5,5の移動量を増やすことができる。そして、係止部材5,5の移動量が増えれば、器体1の周壁11より窓孔12を通して外側に突出する係止爪50aの突出量も増えるから、照明器具(ホルダ210)の被係止部213と係止爪50aとの係り代を増やして照明器具の取付強度を向上することができる。一方、コネクタ部4にプラグ8を接続した状態では、プラグ8のプラグ本体80に設けられているストッパ部82と、一対の係止部材5,5とが一直線上に並び、ストッパ部82に規制されることで係止部材5,5が退避向きに移動できなくなっている(図12並びに図14(a)参照)。また、本実施形態ではプラグ本体80の側面に設けられているロック部83を、嵌合体40の外側側面に突設されている被係合部40bに係合することでプラグ8がコネクタ部4にロックされるようになっている。
なお、実施形態1〜3の引掛シーリングアダプタは、ホルダ210を備えた照明器具(天井に配設されている引掛シーリングボディに取り付けるタイプの照明器具)と組み合わせることが可能である。
本発明の実施形態1を示し、照明器具(ホルダ)に引掛シーリングアダプタを取り付けた状態の断面図である。 同上における引掛シーリングアダプタの分解斜視図である。 同上における引掛シーリングアダプタの一部省略した断面図である。 同上における引掛シーリングアダプタを示し、(a)はカバーと移動部材を取り除いた状態の斜視図、(b)はカバーを取り除いた状態の斜視図である。 同上における引掛シーリングアダプタの断面図である。 (a)(b)は同上における引掛シーリングアダプタにプラグを接続した状態の断面図である。 同上における引掛シーリングアダプタにプラグを接続した状態の斜視図である。 (a)(b)は同上における引掛シーリングアダプタが照明器具(ホルダ)に不完全に取り付けられた状態の断面図である。 同上におけるプラグの平面図である。 本発明の実施形態2を示し、引掛シーリングアダプタにプラグを接続した状態の一部省略した斜視図である。 同上における一部省略した引掛シーリングアダプタを示し、(a)はプラグを接続した状態の正面図、(b)はプラグを接続した状態の断面図、(c)は移動部材が移動した状態の正面図である。 本発明の実施形態3を示し、引掛シーリングアダプタにプラグを接続した状態の一部省略した斜視図である。 同上における一部省略した引掛シーリングアダプタを示し、(a)は移動部材が移動した状態の斜視図、(b)は移動部材が移動していない状態の斜視図である。 同上における一部省略した引掛シーリングアダプタを示し、(a)はプラグを接続した状態の正面図、(b)はプラグを接続した状態の断面図、(c)は移動部材が移動した状態の正面図である。 従来の引掛シーリングアダプタを示す分解斜視図である。 同上を示し、(a)は上方から見た斜視図、(b)は下方から見た斜視図である。
符号の説明
1 器体
2 カバー
3 引掛刃
4 コネクタ部
5 係止部材
6 ねじりばね
7 移動部材
8 プラグ
51 突部
80 プラグ本体
82 ストッパ部
210 照明器具(ホルダ)

Claims (9)

  1. 絶縁材料により一面が開口した有底筒状に形成された器体と、器体の開口面を塞ぐカバーと、器体の外底面より突出して引掛シーリングボディと着脱可能に嵌合する一対の引掛刃と、これら一対の引掛刃と導通するとともにカバーに設けられた開口を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグが抜き差し自在に接続されるコネクタ部と、器体周面に設けられた窓孔より進退自在に突出し器体周面から突出している状態で照明器具に設けられている被係止部と係脱自在に係止する複数の係止部材と、各係止部材を器体外へ進出させる向きに弾性付勢する付勢手段と、付勢手段の弾性力に抗して各係止部材を器体内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備え、天井に配設されている引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタであって、
    複数の係止部材は、互いにコネクタ部を挟む形で移動方向に沿って対向するとともにコネクタ部との対向面に突部が設けられてなり、
    コネクタ部は、一対の引掛刃と各々導通し且つ器体底面より開口面側へ立ち上がる一対のコンタクトを具備し、
    プラグは、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、コネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するプラグ本体の側面に突設された複数のストッパ部とを具備し、
    これら複数のストッパ部は、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制してなることを特徴とする引掛シーリングアダプタ。
  2. コネクタ部が具備する一対のコンタクトは、係止部材の移動方向と交差する方向に並び、
    プラグは、コネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向し且つ一対のコンタクト受けが並ぶ方向に並行するプラグ本体の側面に各々ストッパ部が突設されたことを特徴とする請求項1記載の引掛シーリングアダプタ。
  3. 絶縁材料により一面が開口した有底筒状に形成された器体と、器体の開口面を塞ぐカバーと、器体の外底面より突出して引掛シーリングボディと着脱可能に嵌合する一対の引掛刃と、これら一対の引掛刃と導通するとともにカバーに設けられた開口を通して外部に露出し照明器具の安定器に給電するためのプラグが抜き差し自在に接続されるコネクタ部と、器体周面に設けられた窓孔より進退自在に突出し器体周面から突出している状態で照明器具に設けられている被係止部と係脱自在に係止する複数の係止部材と、各係止部材を器体外へ進出させる向きに弾性付勢する付勢手段と、付勢手段の弾性力に抗して各係止部材を器体内に退避させる向きに移動させる移動手段とを備え、天井に配設されている引掛シーリングボディに照明器具を電気的且つ機械的に取り付けるための引掛シーリングアダプタであって、
    複数の係止部材は、移動方向に沿って対向するとともに互いの対向面に突部が設けられてなり、
    コネクタ部は、一対の引掛刃と各々導通し且つ器体底面より開口面側へ立ち上がる一対のコンタクトを具備して係止部材の突部に対向しない位置に設けられ、
    プラグは、絶縁性を有する合成樹脂成形品からなるプラグ本体と、プラグ本体内に収納されてコネクタ部のコンタクトとそれぞれ接触導通する一対のコンタクト受けと、プラグ本体の側面に突設されコネクタ部と接続されている状態で各係止部材の突部と対向するストッパ部とを具備し、
    該ストッパ部は、係止部材の移動方向に沿った直線上に位置するとともにプラグがコネクタ部と正常に接続されている状態のときにのみ突部と干渉して係止部材の退避向きへの移動を規制してなることを特徴とする引掛シーリングアダプタ。
  4. プラグは、プラグ本体におけるストッパ部が突設されていない側面にロック爪が設けられてなり、
    コネクタ部は、一対のコンタクトを囲むように器体底面より立設されてプラグ本体と嵌合する嵌合体と、嵌合体における係止部材と対向しない複数の側面に設けられてプラグのロック爪が択一的に係合する複数の被係合部とを具備することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の引掛シーリングアダプタ。
  5. 係止部材は、器体周面の窓孔を通り抜け可能な寸法に形成され、
    移動手段は、合成樹脂成形品からなる複数の移動部材からなり、該移動部材は、カバーと対向する係止部材の前面に突設された係合突部に対して係止部材の移動方向で係合する被係合片と、カバーを通して外部に突出する操作部と、被係合片と操作部を連結する連結片とが一体に形成されるとともに、コネクタ部を挟んで被係合片と操作部とが一直線上に並ぶようにコネクタ部の側方に連結片が配置されてなり、係止部材には移動部材の移動を案内する手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の引掛シーリングアダプタ。
  6. 付勢手段は、両端部が各々係止部材のばね係止部に係止されるとともに、器体底面からカバー側へ立設されたボス部に円筒形の中央部が外挿されるねじりばねからなり、
    ボス部は、器体内においてコネクタ部から離れた位置にあって器体とカバーを結合するためのねじが螺合することを特徴とする請求項5記載の引掛シーリングアダプタ。
  7. ねじりばねの両端部は、係止部材の移動方向に直交する器体とカバーの結合方向においてばね係止部によって位置規制され、ねじりばねの中央部は、器体の底面側にのみ位置規制されるとともに当該規制位置の器体底面からの高さがばね係止部の規制位置の高さに略等しいことを特徴とする請求項6記載の引掛シーリングアダプタ。
  8. 移動部材の被係合片は、円筒形の器体内壁における窓孔周辺に当接する部位が当該窓孔周辺の形状と略同形状に形成されてなることを特徴とする請求項4記載の引掛シーリングアダプタ。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の引掛シーリングアダプタと、引掛シーリングアダプタの係止部材が係脱自在に係止する被係止部が設けられた器具本体と、プラグを介して給電される安定器とを備えたことを特徴とする照明器具。
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